JP2002098086A - モータポンプ組立体 - Google Patents
モータポンプ組立体Info
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Abstract
モータポンプ組立体を提供する。 【解決手段】 ポンプPと、ポンプPを駆動するモータ
Mと、モータMに所定の電力を供給する電力供給手段と
を備えたモータポンプ組立体において、ポンプPとモー
タMと電力供給手段Fとを一体化したユニットとし、電
力供給手段は、入力電圧に拘らず、規定された電圧及び
周波数の電力を出力する電力変換器からなる。
Description
体に係り、特に各国で異なる周辺事情に都合良く対応で
きるモータポンプ組立体に関するものである。
汎用モータポンプは、都度、三相200V用のモータを
取付けたり、三相400V用のモータを取付けたりする
ことで、電源電圧に対応している。このため、汎用モー
タポンプ完成品の種類は、各国で異なる電源周波数(5
0Hz又は60Hz)に加えて、電源電圧の分だけ増え
てしまい、生産面だけでなく物流や在庫の観点でも弊害
となっていた。特に、モータ軸に直接ポンプの羽根車を
取付ける、所謂、直動型のモータポンプでは、容易にモ
ータを交換できないため、各国に対応するための手間が
多くかかった。
したモータポンプが知られている。例えば、板金製のポ
ンプケーシングの外面にインバータが取付けられてお
り、ポンプの取付液によってインバータを冷却している
モータポンプが知られている。また、板金製のポンプケ
ーシングの外面にアルミ合金製のブラケットが取付けら
れており、このブラケットに周波数変換器組立体が固定
されているモータポンプが知られている。そして、これ
らのポンプは電源から電力が供給されると、周波数変換
器組立体(インバータ)が自動的に所望の周波数および
電圧の電力をモータに供給する。
ても、電圧さえ共通ならば同一の性能を発揮することが
できるため、例えば、日本のように二種類の電源周波数
(商用50Hzと60Hz)が存在する国では、機種の
削減を図ることができ、生産、物流および在庫の面で有
利である。しかしながら、200Vと400Vのような
大きな電源電圧の違いに対しては、各電圧毎に、例えば
200V用インバータと200V用モータ、あるいは、
400V用インバータと400V用モータを組合せて対
応する必要があった。したがって、この種のポンプでも
電源電圧の異なる各国での使用に供するには、別々の製
品を用意する必要があった。また従来は、三相電源と単
相電源の違いによってもモータポンプを別々に用意する
必要があり、その結果、生産、在庫および物流の効率を
阻害していた。
接続用フランジは、各国によって規格(JIS規格、D
IN規格等)が異なっている。そのため、各国毎に異な
った配線接続用フランジを用意しなければならず、これ
がポンプを共通化して対応する上での制約になってい
た。
に鑑み、各国で異なる周辺事情に都合よく対応できるモ
ータポンプ組立体を提供することを技術的課題とする。
め、本発明の1態様は、ポンプと、ポンプを駆動するモ
ータと、モータに所定の電力を供給する電力供給手段と
を備えたモータポンプ組立体において、前記ポンプとモ
ータと電力供給手段とを一体化したユニットとし、前記
電力供給手段は、入力電圧に拘らず、規定された電圧及
び周波数の電力を出力する電力変換器からなることを特
徴とするものである。このように構成することで、電源
電圧と電源周波数が異なっても同一のモータポンプを使
用することが可能となる。例えば、三相誘導モータを実
効値電圧200V(周波数80Hz)にて設計し、イン
バータに代表される電力変換器は入力実効値電圧200
V〜480V(周波数は50Hz又は60Hz)程度の
範囲内で、入力実効値電圧に拘らず、実効値電圧200
V(周波数80Hz)を出力する。
交流電力を出力するように周波数変換器を構成しておけ
ば、モータポンプ完成品の種類を更に減らすことができ
る。なお、本発明において周波数変換器とモータの組合
せは、前述のような交流誘導モータを対象としたもので
もよく、直流モータ(DCブラシレスモータ)を対象と
したものでよい。
び/又は吐出口の配管接続用フランジを脱着型とし、モ
ータポンプ組立体の本体を共通とし、各種のフランジ規
格に合わせた配管接続用フランジを、都度、取付および
交換できるようにしている。電源の電圧および周波数に
関連する制約(電気的制約)とフランジ規格に関連する
制約(機械的制約)を取り払った結果、各国の事情に都
合よく応えられる、いわゆる世界対応型(又は世界標準
型)のモータポンプ組立体とすることができる。
び/又は吐出口に一体に設けた配管接続用フランジのボ
ルト締結用穴を長穴形状とし、異なるフランジ規格(J
IS規格、DIN規格等)の複数の種類に対応可能とし
ている。この方法も、脱着型フランジと同様の効果を有
し、世界対応型(世界標準型)のモータポンプ組立体と
することができる。
を駆動するモータと、モータに所定の電力を供給する電
力供給手段とを備えたモータポンプ組立体において、前
記ポンプとモータと電力供給手段とを一体化したユニッ
トとし、前記電力供給手段は、電源の種類に応じて選択
され、規定された電圧及び周波数の電力を出力する電力
変換器からなることを特徴とするものである。
て、三相誘導モータを使用したモータポンプ組立体の事
例で説明する。図1は本発明のモータポンプ組立体の基
本構成を示す概略断面図である。図1に示すように、本
発明のモータポンプ組立体は、ポンプケーシングC内に
羽根車Iを収容して構成されるポンプPと、ポンプケー
シングC内に配置されポンプPの羽根車Iを回転駆動す
るモータMと、モータMに所定の電力を供給するための
周波数変換器(インバータ)Fとから構成されている。
周波数変換器FはモータMおよび商用電源CPに接続さ
れており、周波数変換器Fは電力変換器を構成してい
る。
の外周部とポンプケーシングCとの間に環状流路Rを形
成した全周流型モータポンプである。前記ポンプケーシ
ングCは、吸込側に吸込側配管と接続するための配管接
続用フランジSFを有し、吐出側に吐出側配管と接続す
るための配管接続用フランジDFを有している。配管接
続用フランジSF,DFは、吸込ノズルおよび吐出ノズ
ルにねじ込みによりそれぞれ固定されている。図1に示
すように、ポンプPとモータMと周波数変換器Fとは一
体化されて一体構造のユニットを形成している。
路図である。周波数変換器Fは、交流を直流に変換する
整流回路71、及び整流された電圧を平滑化する平滑コ
ンデンサ72からなるコンバータ部と、直流から交流に
変換するインバータ部73とから構成されている。
源部74と、コンバータ部の直流電圧を検出する電圧検
出部75が接続されている。更に、補助電源部74と電
圧検出部75は、制御部76に接続されており、制御部
76からPWM信号によりインバータ部73をドライブ
する。三相のインバータ部73の出力側にはモータMが
接続されている。本発明では、直流部の機能に関して
は、入力側電力が単相交流であっても三相交流であって
も無関係であり、又、入力側電力の相結線とは無関係で
ある。従って、入力交流電力の種類や結線順序に出力側
三相電力の相順は影響されず、モータの逆転を防止でき
る。
米国の460Vクラスの電圧が世界で最も高いので、整
流回路は460Vに耐え得るものを使用する。そして、
この直流部の電圧を電圧検出部によって検出して把握
し、最終的に実効値電圧200V(又は100V)の電
力をモータに供給するように、制御部のシステムを制御
する。即ち、電源電圧が460Vであっても、200V
又はそれ以外の電圧であっても、周波数変換器Fからの
出力は200Vとなるように制御を行う。但し、モータ
Mを定格周波数以下で減速運転する際は、出力周波数と
同時に出力(実効値)電圧も低下させる。
始するインバータ付モータポンプ等は、電源投入からポ
ンプが最高回転速度に至るまでの時間(ソフトスタート
時間)を3秒以上確保して、インバータ(周波数変換
器)が始動時過電流にならないように配慮している。従
って、前記の電圧認識制御は、ソフトスタートに遡るこ
と数ミリ秒程度の時間で完了すれば、ポンプとしての実
用上の問題(始動遅れ)はない。直流に変換された電力
は、インバータ部73で三相交流に再度変換される。こ
のインバータ部73には最大で電源電圧460V相当の
直流電圧が加わるため、相当の高電圧に耐え得る部品を
使用する。
供給と連動して自動的に出力を開始するように構成した
周波数変換器において、電源電圧を瞬時に検出および認
識して、いかなる電源電圧であっても、略同一の実効値
電圧の電力を出力することである。この周波数変換器
を、図1に示すように、モータポンプと一体にして構造
ユニット化することで、世界各国共通で使用できるモー
タポンプに代表される流体機械を供給できる。
を供給する場合は、周波数変換器の三相電源接続用の3
箇所の端子tのうち2箇所を使用する。この場合も三相
電源の場合と同様に、交流を直流に変換した後、三相交
流に再変換されてモータに電力を供給する。また図2に
示す構成の周波数変換器は、単相交流と同様に、燃料電
池や太陽電池などの直流電源についても対応可能であ
る。
圧波形を示すグラフであり、図3(a)は電源電圧が2
00Vで出力電圧が200Vの場合を示し、図3(b)
は電源電圧が400Vで出力電圧が200Vの場合を示
す。電源電圧が200Vで出力電圧が200Vの場合の
出力電圧波形と、電源電圧が400Vで出力電圧が20
0Vの場合の出力電圧波形は、図3に示すように波高値
(図3(a)では波高値200V×√2、図3(b)で
は波高値400V×√2)が異なり、矩形波の幅を調整
することで実効値を200Vに合わせている。従って、
モータの絶縁耐力を十分に確保するため、電源電圧40
0V時の出力電圧波高値を基準に、モータの電気設計が
行われている。なお、周波数変換器(インバータ)とモ
ータをつなぐ電気結線(動力ケーブル)が長いと、高い
値のサージ電圧が発生してモータの絶縁を破壊する等の
不都合があるが、本発明では、図2に示すように、周波
数変換器(インバータ)FとモータMが一体に構成され
ているため、サージ電圧の発生が極めて低くモータの絶
縁破壊を抑えることができる。
ンジSF,DFは、図1に示すように、ノズル外周部へ
ねじ込んで固定する脱着型となっている。モータポンプ
組立体の本体を共通とし、各国のフランジ規格(JIS
規格、DIN規格等)に合わせた配管接続用フランジ
を、都度、現地で取付および交換できるようにすること
で世界対応型(又は世界標準型)のモータポンプ組立体
を実現している。フランジ規格の世界対応化には、配管
接続用フランジのボルト締結用穴を長穴形状とすること
も効果的方法である。
的構成を図4乃至図8を参照して説明する。図4は、本
発明に係るモータポンプ組立体の1例である全周流型イ
ンラインポンプを示す断面図である。図5は図4のV−
V線断面図である。
ポンプケーシング1と、このポンプケーシング1内に収
容されたキャンドモータ6と、このキャンドモータ6の
主軸7に固定された羽根車8,9とから構成されてい
る。ポンプケーシング1はポンプケーシング外筒2と、
このポンプケーシング外筒2の両端にフランジ51,5
2によってそれぞれ接続された吸込ケーシング3と、吐
出ケーシング4とからなっている。ポンプケーシング外
筒2、吸込ケーシング3および吐出ケーシング4はステ
ンレススチール等からなる板金によって形成されてい
る。吸込ケーシング3および吐出ケーシング4のノズル
部には、配管接続用フランジSF,DFが着脱可能に螺
合されている。このように、ポンプの吸込口及び/又は
吐出口の配管接続用のフランジを脱着型とし、モータポ
ンプ組立体の本体を共通とし、各種のフランジ規格に合
わせた配管接続用フランジを取付できるようにしてい
る。
周波数変換器46を収容した上・下ケース47,48が
固定されている。また、上・下ケース47,48間には
ガスケット49が介装されている。前記下ケース48に
は、図5に示されるように複数の穴48aが形成され、
この穴48aと外筒2の外面を対応させ、この穴部を溶
接して下ケース48と外筒2とを固定している。
を有した第1内ケーシング10に収容され、第2段目羽
根車9は案内装置11aを有した第2内ケーシング11
に収容されている。また第1内ケーシング10と吸込ケ
ーシング3との間には弾性シール12が介装されてい
る。第1,第2内ケーシング10,11の内端にはライ
ナーリング45が設けられている。
と、この固定子13の外周部に設けられたモータフレー
ム外胴14と、モータフレーム外胴14の両開放端に溶
接固定されるモータフレーム側板15,16と、固定子
13の内周部に嵌着され上記モータフレーム側板15,
16に溶接固定されるキャン17とを備えている。また
固定子13内に回転可能に収容されている回転子18は
主軸7に焼き嵌め固定されている。モータフレーム外胴
14にはリード線ハウジング20が溶接によって固定さ
れており、このリード線ハウジング20を介してモータ
フレーム外胴14内のコイルからリード線を外部に引出
し、下ケース48のリード線取出穴48bを介して上・
下ケース47,48内のインバータ46に接続してい
る。また、上・下ケース47,48内で周波数変換器4
6のリード線を電源ケーブル53と接続するようになっ
ている。
この穴2aに前記リード線ハウジング20が挿入され、
外筒2とリード線ハウジング20とは密封溶接されてい
る。また上ケース47の穴にはケーブル53を保持する
ためのケーブルコネクタ41が挿入され、更にケーブル
コネクタ41と上ケース47とは溶接により固定されて
いる。
て説明する。軸受ブラケット21には、ラジアル軸受2
2と、固定側スラスト軸受23が設けられている。ラジ
アル軸受22の端面は、固定側スラスト摺動部材として
の機能も付与されている。ラジアル軸受22と固定側ス
ラスト軸受23を挟んで両側には、回転側スラスト摺動
部材である回転側スラスト軸受24とスラストカラー2
5が設けられている。回転側スラスト軸受24は、スラ
ストディスク26に固定され、このスラストディスク2
6は砂よけ27を介して主軸7の端部に設けられたネジ
およびナット28によって固定されている。
側板16に設けられたインローに弾性材からなるOリン
グ29を介して挿入されている。また軸受ブラケット2
1は弾性材からなるガスケット30を介してモータフレ
ーム側板16に当接している。なお、図中31はラジア
ル軸受22と摺動部を形成するスリーブである。
説明する。軸受ブラケット32には、ラジアル軸受33
が設けられている。図中34はラジアル軸受32と摺動
部を形成するスリーブであり、スリーブ34は座金35
に当接し、この座金35は羽根車9、スリーブ42及び
羽根車8を介して主軸7の端部に設けられたネジおよび
ナット36によって固定されている。軸受ブラケット3
2は、モータフレーム側板15に設けられたインローに
弾性材からなるOリング37を介して挿入されている。
そして、軸受ブラケット32はモータフレーム側板15
に当接している。
グ1との固定方法を説明する。キャンドモータ6のモー
タフレーム外胴14に溶接されたリード線ハウジング2
0を外筒2の穴2aに挿入し、外筒2とリード線ハウジ
ング20を溶接する。また、モータフレーム外胴14に
はステー43が溶接されており、このステー43と外筒
2とを溶接により固定する。なお符号40は環状流路で
ある。
である全周流型インラインポンプを示す縦断面図であ
る。図7は図6のVII−VII線断面図、図8は図6のVIII
矢視図である。本実施形態に係る全周流型モータポンプ
は、内部にモータ固定子を収容する第1の筒状部101
と、第1の筒状部101の外側に設けられ第1の筒状部
101との間に取扱流体が流れる空間150を形成する
第2の筒状部102と、第2の筒状部102の外周部に
設けられた周波数変換器取付用の平面座103とを、非
オーステナイト系のステンレス鋳鋼材にて一体に成形し
たモータフレーム104を備えている。このモータフレ
ーム104は、例えば、ロストワックス鋳造法により成
形されている。
子107が焼き嵌めされ、第1の筒状部101の軸方向
開放端には、同じく非オーステナイト系のステンレス鋳
鋼材から形成されるモータフレーム側板105が密封溶
接されている。モータ固定子107の内周部には、オー
ステナイト系のステンレス薄板(SUS316)製の固
定子キャン106が嵌着され、固定子キャン106はモ
ータフレーム104及びモータフレーム側板105と密
封溶接されている。ここで、固定子キャン106にオー
ステナイト系のステンレスを使用する理由は、極薄肉成
形が容易である点、及び、固定子キャン106が非磁性
材である方がモータ特性に有利である点に配慮したため
である。
の第2の筒状部102の外周部には、平坦な上面を有す
る平面座103が設けられ、この平面座103に、図2
に示す構成の周波数変換器108を収容した下ケース1
09及び上ケース110が取付けられている。周波数変
換器108の出力は、図6に示すように、平面座103
に設けたリード線穴103aからリード線111を介し
てモータ固定子107に供給される。なお、リード線穴
103aの周囲にはOリング112を設け、上下ケース
109,110からなるケースの内部及びモータフレー
ム104の内部と、外部との気密を確保している。
転子113が回転可能に収容されている。モータ回転子
113は主軸114に焼き嵌め固定され、回転子キャン
115と回転子側板116,116及び主軸114を密
封溶接することにより、モータ回転子113を取扱流体
による腐食から保護している。なお、回転子キャン11
5と回転子側板116,116の材料として、オーステ
ナイト系のステンレスを使用する。これは、固定子キャ
ン106と同様、極薄肉成形が容易である点、及び非磁
性材の方がモータ特性に有利である点に配慮しているか
らである。
ト系のステンレスであり、好ましくは、クロム(Cr)
を15〜17%、モリブデン(Mo)を0.5〜2%、
ニッケル(Ni)を4〜6%含み、炭素(C)を0.0
5%以下に抑えたマルテンサイト系のステンレス材料を
用いる。マルテンサイト系のステンレス材料は、オース
テナイト系のステンレス鋼に比べ強度的に優れ、耐食性
は同等である。また、炭素(C)を極少量としているた
め、キャンなどとの溶接性も良好である。また、クロム
(Cr)を20〜30%、モリブデン(Mo)を0.5
〜4%含んだフェライト系のステンレス材料を用いても
よい。更に、主軸114だけでなく、モータフレーム1
04等に上記マルテンサイト系のステンレス材料あるい
はフェライト系のステンレス材料を用いることもでき
る。
ム104に設置された軸受(後述する)によって支承さ
れ、主軸114の一端には羽根車118が固定されてい
る。羽根車118は非オーステナイト系のステンレス鋳
鋼による鋳造成形品又は薄肉オーステナイト系のステン
レス鋼によるプレス成形・溶接品などが適宜選択される
が、図6では両者を上下半分ずつ記載した。
反スラスト荷重側の軸受周辺部について説明する。軸受
ブラケット120には、ラジアル軸受121と固定側ス
ラスト軸受122が設けられている。ラジアル軸受12
1の端面は、まれに発生する逆方向スラスト荷重を支え
る固定側スラスト軸受としての機能も付与されている。
ラジアル軸受121と固定側スラスト軸受122を挟ん
で両側には、正方向のスラスト荷重を支える回転側正方
向スラスト軸受123と、逆方向のスラスト荷重を支え
る回転側逆方向スラスト軸受124が設けられている。
二つのスラスト軸受123,124は各々スラストディ
スク125,126に焼き嵌め固定されており、二つの
スラストディスク125,126は、ラジアル軸受と摺
動部を構成するスリーブ127を間に挟んで、主軸11
4の端部に設けられたダブルナット128によって固定
されている。
ム側板105に設けられたいんろう105aに弾性材か
らなるOリング129を介して挿入されている。また、
軸受ブラケット120は弾性材からなるガスケット13
0を介してモータフレーム側板105に当接している。
なお、スラスト軸受122,123,124、ラジアル
軸受121及びスリーブ127の材料は、セラミック材
料の一種であるシリコンカーバイド(SiC)であり、
軸受ブラケット120及びスラストディスク125,1
26の材料はステンレス鋼(オーステナイト系のステン
レス又は非オーステナイト系のステンレスを適宜選択す
る)である。
の軸受周辺部について説明する。軸受ブラケット131
にはラジアル軸受132が設けられており、モータフレ
ーム104のいんろう104aに弾性材からなるOリン
グ133を介して挿入されている。ラジアル軸受132
と摺動部を構成するスリーブ134は座金135及び羽
根車118を介して主軸114の端部に設けられたナッ
ト136によって固定されている。
2の軸方向両端部には、取付部品との同軸度を確保する
ためのいんろう102a,102a及びボルト締結用の
ボルト座102b,102bが設けてあり、Oリング1
38を介してステンレス鋳鋼製のノズルケーシング14
0,141が固定されている。このノズルケーシング1
40,141の材料であるステンレス鋳鋼としては、オ
ーステナイト系のステンレス又は非オーステナイト系の
ステンレスを適宜選択する。但し、非オーステナイト系
のステンレス鋳鋼の方が応力腐食割れが発生しにくいの
で、ポンプ一般用途には好適である。吸込側ノズルケー
シング140及び吐出側ノズルケーシング141は、同
一部品とし、部品共用化によって生産性向上を図ってい
る。吸込側ノズルケーシング140には羽根車118と
摺動部を構成するライナリング142が固定されてい
る。
車118から吐出された流体を案内する樹脂製の案内装
置143をモータフレーム104との間で挟持してい
る。案内装置143と吸込側ノズルケーシング140と
の間にはゴムのような弾性材からなるガスケット144
が設けられ、寸法精度のばらつきによって案内装置14
3に無用の応力が加わることを防止すると共に、案内装
置143によって圧力回復・昇圧された取扱流体が羽根
車側に逆流することも防いでいる。
示すように、円周方向の旋回流を効果的に防止し、吸込
性能等を向上させるためのリブ145が設けられてい
る。そして、ノズルケーシング140,141の外周部
には空気抜き弁146が取付けられると共に、圧力測定
用ネジ穴147や水抜き用ネジ穴148が設けられ、こ
れらネジ穴はプラグ149,149にて閉止されてい
る。また図8に示すように、配管接続用フランジ140
fには、複数のボルト締結用穴hが形成され、これらボ
ルト締結用穴hは長穴形状とし、異なるフランジ規格
(JIS規格、DIN規格等)の複数の種類に対応可能
になっている。
は、図7に示すように、モータフレーム104を軸方向
端部から見て、ノズルケーシング取付用のボルト座10
2bとボルト座102bの間の位置に配置している。こ
れは周波数変換器108とノズルケーシング取付用のボ
ルト154及びナット155が干渉しないようにするた
めであり、周波数変換器取付用の平面座103の面積を
相対的に大きくできることから、周波数変換器108の
冷却に寄与するものである。なお、モータフレーム10
4とノズルケーシング140,141とは前述のボルト
154及びナット155によって締結されている。
をつなぐ軸方向のリブ117の長さは、少なくともモー
タフレーム104の全長の半分以上の長さを確保してい
る。この結果、周波数変換器108の発生熱はモータフ
レーム104の第2の筒状部102の内面からだけでな
く、リブ表面からも効果的に放熱される。また、吸込側
ノズルケーシング140から吸込まれた取扱流体は、羽
根車118と案内装置143を通過しモータフレーム1
04の流路150に導かれるが、案内装置143から出
た取扱流体にはわずかに円周方向の流れ成分が含まれて
おり、ポンプの効率低下や騒音発生につながる可能性が
ある。ここではモータフレーム104の第1の筒状部1
01と第2の筒状部102をつなぐリブ117の全長を
延ばすことで、この問題を同時に解決している。モータ
フレーム104の流路150に導かれた取扱流体は、モ
ータ固定子107の外周部と周波数変換器108を効果
的に冷却する。また一部の取扱流体は軸受121,12
2,123,124,132及びスリーブ127,13
4の潤滑及び冷却を行い、同時にモータ固定子107の
内周部とモータ回転子113を冷却する。
ルケーシング140,141は直接接触するように構成
されている。この結果、周波数変換器108の発生熱は
モータフレーム104の第2の筒状部102の内面から
放熱されるだけでなく、前述の接触面からノズルケーシ
ング140,141に伝わり、その内面からも取扱流体
によって効果的に放熱される。
密着して固定され、発生熱を効果的に取扱流体へ放熱す
る。下ケース109と上ケース110は合わせ面にゴム
製のガスケット156を介してボルト等の締結手段によ
って固定されている。また、下ケース109には電源か
らの電力を入力する手段として動力ケーブル157が取
付けられている。このケーブル157は各芯線からの空
気の流通を防止した気密処理ケーブルである。従って、
上下ケース109,110からなるケース内は外気と完
全に遮断されているため、例えばポンプを高温多湿の環
境条件において冷水循環用に使用した場合であっても、
ケース内に結露を生じることがなく絶縁劣化の心配がな
い。
の他の実施形態を示す概略断面図である。図9に示すよ
うに、本発明のモータポンプ組立体は、ポンプケーシン
グC内に羽根車Iを収容して構成されるポンプPと、ポ
ンプケーシングC内に配置されポンプPの羽根車Iを回
転駆動するモータMと、複数種類の周波数変換器からな
る周波数変換器群Gから選択された1つの周波数変換器
とから構成されている。周波数変換器群Gは、少なくと
も三相交流用周波数変換器F1、単相交流用周波数変換
器F2および直流用周波数変換器F3を含んでいる。図
1乃至図3に示す第1の実施の形態においては電源の種
類に拘らず、一種類の周波数変換器Fを用意したが、本
実施形態においては電源の種類に応じて異なる周波数変
換器を用意する。即ち、周波数変換器群Gは、少なくと
も三相交流用周波数変換器F1、単相交流用周波数変換
器F2および直流用周波数変換器F3を含んでいる。そ
して、電源の種類、即ち、三相交流、単相交流、直流に
応じて、1つの周波数変換器F1又はF2又はF3を選
択してモータポンプ組立体と一体化する。このように、
本実施形態は、電源の種類に応じて周波数変換器を選択
してモータポンプに一体化する点が第1の実施形態と異
なっている。電源電圧に拘らず、一定の規定された電圧
及び周波数を出力する点は、第1の実施形態と同様であ
る。
は、ポンプは、モータを内蔵する全周流型ポンプの例を
説明したが、本発明が適用されるポンプはモータを連結
又は直結する通常の遠心ポンプ又はその他の形式のポン
プでもよいことは勿論である。
電源の周波数および電圧及び相数に無関係に、且つ同一
の性能および機能で使用できるモータポンプの製造およ
び供給が可能となる。また、配管接続用のフランジを規
格に応じて都度、現場で取り替えることができるため、
世界各国で異なるポンプの周辺事情に都合良く対応でき
るモータポンプ組立体を提供することが可能である。
概略断面図である。
すグラフであり、図3(a)は電源電圧が200Vで出
力電圧が200Vの場合を示し、図3(b)は電源電圧
が400Vで出力電圧が200Vの場合を示す。
全周流型インラインポンプを示す断面図である。
流型インラインポンプを示す縦断面図である。
態を示す概略断面図である。
ング 30,130,144,156 ガスケット 31,34,42,127,134 スリーブ 35,135 座金 40 環状流路 41 ケーブルコネクタ 43 ステー 46,F 周波数変換器(インバータ) 47,48,109,110 ケース 48b リード線取出穴 48a 穴 49 ガスケット 51,52フランジ 53 電源ケーブル 71 整流回路 72 平滑コンデンサ 73 インバータ部 74 補助電源部 75 電圧検出部 76 制御部 101,102 筒状部 102a,104a いんろう 102b ボルト座 103 平面座 103a リード線穴 104 モータフレーム 106,115 固定子キャン 116 回転子側板 111 リード線 113 モータ回転子 123 回転側正方向スラスト軸受 124 回転側正方向スラスト軸受 128 ダブルナット 140,141 ノズルケーシング 140f 配管接続用フランジ 142 ライナリング 143 案内装置 145 リブ 146 空気抜き弁 147 圧力測定用ネジ穴 148 水抜き用ネジ穴 149 プラグ 150 流路 154 ボルト 157 ケーブル h ボルト締結用穴 CP 商用電源 DF,SF 配管接続用フランジ F1 三相交流用周波数変換器 F2 単相交流用周波数変換器 F3 直流用周波数変換器 G 周波数変換器群 I 羽根車 M モータ P ポンプ
Claims (7)
- 【請求項1】 ポンプと、ポンプを駆動するモータと、
モータに所定の電力を供給する電力供給手段とを備えた
モータポンプ組立体において、前記ポンプとモータと電
力供給手段とを一体化したユニットとし、前記電力供給
手段は、入力電圧に拘らず、規定された電圧及び周波数
の電力を出力する電力変換器からなることを特徴とする
モータポンプ組立体。 - 【請求項2】 前記電力変換器は、交流入力電力の相数
に拘らず、規定された電圧及び周波数の電力を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のモータポンプ組立
体。 - 【請求項3】 ポンプの吸込口及び/又は吐出口の配管
接続用のフランジを脱着型とし、モータポンプ組立体の
本体を共通とし、各種のフランジ規格に合わせた配管接
続用フランジを取付できるようにしたことを特徴とする
請求項1又は2に記載のモータポンプ組立体。 - 【請求項4】 ポンプの吸込口及び/又は吐出口に一体
に設けた配管接続用フランジのボルト締結用穴を長穴形
状とし、異なるフランジ規格の複数の種類に対応可能と
したことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータポ
ンプ組立体。 - 【請求項5】 ポンプと、ポンプを駆動するモータと、
モータに所定の電力を供給する電力供給手段とを備えた
モータポンプ組立体において、前記ポンプとモータと電
力供給手段とを一体化したユニットとし、前記電力供給
手段は、交流入力電力の電圧及び/又は相数に拘らず、
規定された電圧及び周波数の電力を出力する電力変換器
からなることを特徴とするモータ組立体。 - 【請求項6】 流体機械と、流体機械を駆動するモータ
と、モータに所定の電力を供給する電力供給手段とを備
えた流体機械組立体において、前記流体機械とモータと
電力供給手段とを一体化したユニットとし、前記電力供
給手段は、交流入力電力の電圧及び/又は相数に拘ら
ず、規定された電圧及び周波数の電力を出力する電力変
換器からなることを特徴とする流体機械組立体。 - 【請求項7】 ポンプと、ポンプを駆動するモータと、
モータに所定の電力を供給する電力供給手段とを備えた
モータポンプ組立体において、前記ポンプとモータと電
力供給手段とを一体化したユニットとし、前記電力供給
手段は、電源の種類に応じて選択され、規定された電圧
及び周波数の電力を出力する電力変換器からなることを
特徴とするモータポンプ組立体。
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JP2000290665A JP2002098086A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | モータポンプ組立体 |
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JP2000290665A JP2002098086A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | モータポンプ組立体 |
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- 2000-09-25 JP JP2000290665A patent/JP2002098086A/ja active Pending
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