JP2002097898A - アーチトンネルおよびアーチトンネルの施工方法および底版ブロック - Google Patents

アーチトンネルおよびアーチトンネルの施工方法および底版ブロック

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JP2002097898A JP2000292916A JP2000292916A JP2002097898A JP 2002097898 A JP2002097898 A JP 2002097898A JP 2000292916 A JP2000292916 A JP 2000292916A JP 2000292916 A JP2000292916 A JP 2000292916A JP 2002097898 A JP2002097898 A JP 2002097898A
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Munetaka Ozeki
宗孝 大関
Hirohide Hashimoto
博英 橋本
Takashi Kunito
崇 國藤
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーチトンネルを短期に効率良く施工するた
めのアーチトンネル用底版の開発が求められていた。 【解決手段】 湾曲版状の底版ブロック14を対向配置
し現場打ちコンクリート15で一体化して、下に凸の逆
アーチ状の底版11を構築し、この底版11の湾曲の周
方向両端の両上端部14b上に、湾曲版12をアーチ状
に据え付けてアーチ部13を構築してなるアーチトンネ
ル10、その施工方法、このアーチトンネル10の底版
11を構成する底版ブロック14を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開削工法等によっ
て構築されるアーチトンネルおよびアーチトンネルの施
工方法および底版ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】開削工法等により構築されるアーチトン
ネルとしては、例えば図4に示すように、現場打ちコン
クリートにより構築された基礎1上に左右1対の湾曲版
2を起立状態に設置し、両湾曲版2の上端同士を接合し
てアーチ状に据え付け、この据え付け後の湾曲版2の隣
にトンネル長手方向(軸方向)に連続するようにして同
様に湾曲版2をアーチ状に据え付けるとともに、トンネ
ル長手方向(軸方向)に隣り合う湾曲版2同士間を連結
することで、アーチ部3を構築したものが知られてい
る。基礎1と湾曲版2との間は、継手金物(図示略)に
より強固に接合、固定される。また、両湾曲版2の上端
同士も継手金物により接合、固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなアーチトンネルでは、現場打ちコンクリートから
なる基礎1では、コンクリートの硬化までアーチ部3を
施工できないから、工期の短縮が困難であるといった問
題点があった。これに鑑みて、基礎1に代えて、例え
ば、アーチ部の底部にプレキャストコンクリート製の底
版を用い、この底版上にアーチ部3を組み立てて筒状壁
体のアーチトンネルを構築することが検討される。しか
しながら、この場合、底版としては、アーチ部3の荷重
等を負担するために充分な強度を確保する必要があり、
大型化、重量の増大、コストの上昇、重量の増大による
搬送性や施工性の低下といった問題を生じる懸念があ
る。このため、大型化、重量の増大、コストの上昇を抑
えることができる底版の開発が求められていた。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、軽量化、低コスト化、軽量化による搬送性や施工
性の向上を実現できるアーチトンネルおよびアーチトン
ネルの施工方法および底版ブロックを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のアーチト
ンネルは、下に凸の逆アーチ状に形成された底版の湾曲
の周方向両端に位置する両上端部上に湾曲版が起立状態
に据え付けられ、前記湾曲版の上端部同士を接合するこ
とで上に凸に湾曲されたアーチ部が前記底版上に構築さ
れてなるアーチトンネルであって、前記底版は、湾曲版
状の底版ブロック同士を該底版の湾曲の周方向両側に対
向配置して現場打ちコンクリートによって一体化したも
のであることを特徴とする。請求項2記載の発明は、請
求項1記載のアーチトンネルにおいて、前記底版ブロッ
クには、地盤上に設置された該底版ブロックを所望の姿
勢に支持する脚部が突設されていることを特徴とする。
請求項3記載のアーチトンネルの施工方法は、湾曲版状
の底版ブロックをその湾曲の周方向に連続するようにし
て配置し現場打ちコンクリートによって一体化すること
で下に凸の逆アーチ状の底版を構築した後、この底版の
湾曲の周方向両端に位置する上端部上に起立状態に据え
付けた湾曲版の上端部同士を接合して上に凸に湾曲され
たアーチ部を前記底版上に構築することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のアーチトンネル
の施工方法において、前記底版を構成する前記底版ブロ
ック間に確保した隙間に配筋した鉄筋を現場打ちコンク
リートによって埋設することで前記底版ブロック同士を
一体化して前記底版を構築することを特徴とする。請求
項5記載の発明は、請求項3または4記載のアーチトン
ネルの施工方法において、前記底版ブロックに突設され
た脚部と前記底版ブロックが設置される地盤上面との間
に、楔状のレベル出しライナーを打ち込んで前記底版ブ
ロックの設置位置をレベル出しすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載のアーチトンネル
に用いられる底版ブロックであって、前記底版の湾曲の
周方向端部を構成する湾曲版状に形成され、地盤上に設
置した下端部同士を現場打ちコンクリートによって一体
化することで前記底版を構成し、前記下端部から前記ア
ーチ部を構成する湾曲版が据え付けられる上端部側に離
間した位置から突設された脚部と前記下端部とを地盤上
に設置することで、前記上端部が前記下端部に対して上
方に突出された姿勢が確保されるようになっていること
を特徴とする。
【0006】本発明では、アーチトンネルの底部に、下
に凸の逆アーチ状の底版を構築し、この底版の湾曲の周
方向両端の両上端部上に据え付けた湾曲版により、上に
凸に湾曲されたアーチ部を構築する。下に凸の逆アーチ
状の底版は、アーチ部の荷重に対して該湾曲版部の湾曲
の周方向の軸力が導入されやすく、アーチ部の荷重を湾
曲の周方向への圧縮力として効果的に支持することがで
きる。例えば、プレキャストコンクリート製の底版は、
曲げ荷重等に比べて、圧縮荷重に対する変形耐力に優れ
るため、アーチ部の荷重を軸力によって負担する構成で
あれば、アーチ部の荷重を効果的に支持することができ
る。これにより、この底版であれば、小型化、低コスト
化、軽量化を実現できる。また、アーチ部に作用する変
形力に対する変形耐力も充分に確保できる。さらに、前
記底版を、複数の底版ブロックを一体化して形成される
構成とすることで、一層の搬送性、施工性の向上を実現
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図面
を参照して説明する。図1は、本実施の形態のアーチト
ンネル10を示す正面図、図2は前記アーチトンネル1
0の底版11を構成する底版ブロック14を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0008】図1、図2(a)、(b)において、アー
チトンネル10は、下に凸の逆アーチ状に形成された底
版11をトンネル軸方向に複数接合し、この底版11上
に起立状態に据え付けた湾曲版12の上端部12a同士
を接合して、上に凸に湾曲されたアーチ部13を構築し
た構成になっている。
【0009】前記底版11は、湾曲の周方向両端に対向
配置した湾曲版状のプレキャストコンクリート製の底版
ブロック14同士を現場打ちコンクリート15によって
一体化して構成されている。図2(a)、(b)に示す
ように、前記底版ブロック14は、湾曲の周方向一端で
ある下端部14aと、該底版ブロック14の湾曲の周方
向で前記下端部14aに対向する端部である上端部14
b近傍から下方に突出された脚部14cとを地盤T上に
設置することで、前記上端部14bが前記下端部14a
に対して上方に突出された姿勢で地盤T上に配置され
る。前記脚部14cは、前記上端部14bにおける底版
ブロック14の湾曲の接線方向に沿って突出されてお
り、前記底版ブロック14は、前記脚部14cの延在方
向が上下となるようにして設置される。これにより、ア
ーチ部13から作用する荷重等が、脚部14cによって
効率良く支持される。
【0010】前記底版ブロック14は、円周の4分の1
程度の大きさであり、下端部14a同士を現場打ちコン
クリート15によって連結、一体化することで、丁度、
下に凸に湾曲する逆アーチ状の底版11を構成する。両
側の底版ブロック14の上端部14bは、底版11の湾
曲の両端の上端部を構成する(以下、底版11の上端部
14bと称する場合がある)。この上端部14bの向き
(上端部14bの接線の方向)は、地盤Tに対してほぼ
垂直とされる。アーチ部13からの荷重は、上端部14
bにほぼ垂直下方に作用するが、脚部14cが軸力(圧
縮応力)によって底版ブロック14を支持することで、
底版ブロック14は所定の姿勢が安定に保たれる。
【0011】前記脚部14cは、H形鋼等の鋼材のほ
か、例えば、底版ブロック14とプレキャストコンクリ
ートにより一体成形されたもの等、アーチ部13から作
用する荷重等を支持し得る充分な強度を有するものであ
れば良く、各種構成が採用可能である。また、H形鋼等
の脚部14cでは、現場にて底版ブロック14に取り付
けられるものであっても良い。
【0012】なお、底版ブロック14を設置する地盤T
は、例えば、地盤T上に打設された捨てコンクリートや
コンクリート製基礎等、該底版ブロック14の下端部1
4aや脚部14cの下端部が設置(載置)される部分に
設けられた各種構成をも含んで、「地盤」と称するもの
とする。
【0013】アーチ部13を構成する湾曲版12として
は、周知のもので良く、鉄筋コンクリート製湾曲版や、
鋼殻にコンクリートを詰めたコンクリート中詰め鋼製湾
曲版等が採用可能である。この湾曲版12は、底版11
の両上端部14b上に起立状態に設置して、その下端部
12bをボルトとナットの締結等により前記底版上端部
14bに接合、固定するとともに、その上端部12a同
士をボルトとナットの締結等により接合、固定すること
で、上に凸のアーチ状のアーチ部13に組み立てられ
る。図2(b)では、アーチ部13は、トンネル軸方向
に接合された複数の底版11上に跨るように設置した湾
曲版12を組み立てたものになっているが、アーチ部1
3としてはこれに限定されず、1つの底版11に対して
1対1となるようにアーチ状に据え付けた湾曲版12
を、トンネル軸方向に連続するようにして接合して構築
したものであっても良い。
【0014】底版11は、下に凸の逆アーチ状の湾曲形
状により、湾曲の周方向への軸力が導入されやすい構造
であり、前記アーチ部13からの荷重を該底版11の湾
曲の周方向への圧縮力として負担することで、アーチ部
13の荷重に対して優れた強度を発揮する。図3に示す
ように、平版状の底版18を採用した場合(平版状の底
版上にアーチ部13を組み立てた場合)との比較では、
本発明に係る底版11の厚さ寸法t(図1参照)を、底
版18の厚さ寸法t1に比べて薄くすることができるか
ら、コンクリート等の材料使用量の減少による軽量化、
低コスト化を実現できる。図3に示す底版18では、ア
ーチ部13から作用する荷重等を、該底版18の曲げ耐
力に負担するようになっており、充分な強度を確保する
には厚さ寸法t1を充分に確保する必要がある。また、
このアーチトンネル10では、アーチ部13と底版11
とが連続するリング状の強固な壁体を構築することで、
優れた変形耐力を確保できる。
【0015】また、この底版11は、複数の底版ブロッ
ク14を現場に搬入、設置し、現場打ちコンクリート1
5で一体化して構成されるから、底版ブロック14に分
割された状態で効率良く搬送することができ、現場の所
定位置への設置等、施工も容易である。
【0016】次に、前記アーチトンネル10の施工方法
の一例を説明する。まず、湾曲版状の1対の前記底版ブ
ロック14をその湾曲の周方向に連続するようにして配
置し、現場打ちコンクリート15によって一体化するこ
とで、下に凸の逆アーチ状の底版11を構築する。底版
11は、湾曲の軸方向を連続させるようにして、施工す
る目的のアーチトンネル10の軸方向に連続的に構築さ
れる。
【0017】前記底版ブロック14は、脚部14cと地
盤T上面との間に楔状のレベル出しライナー16を打ち
込むことでレベル出しされ、所望の姿勢が確保される。
この作業は、底版11よりも軽量の底版ブロック14の
位置決めとなるから、例えば、底版11全体に相当する
形状のコンクリートブロックの位置決めに比べて、非常
に容易に行うことができる。
【0018】各底版ブロック14は、底版11の湾曲の
両端の位置に設置するが、各底版ブロック14の下端部
14a同士が隙間Dを介して向き合うようにする。そし
て、前記隙間Dに配筋した鉄筋17を現場打ちコンクリ
ート15によって埋設することで、両底版ブロック14
が一体化され、底版11が構築される。各底版ブロック
14の下端部14a端面に突設された接合用突起14d
を利用することで、下端部14a間の隙間Dへの鉄筋1
7の配筋を効率良く行うことができるとともに、前記鉄
筋17とともに前記接合用突起14dをも埋設するよう
にして現場打ちコンクリート15を打設することで、底
版ブロック14同士(下端部14a同士)の間の接合強
度を向上できる。
【0019】次に、構築された底版11の湾曲の周方向
両端に位置する上端部14b上に湾曲版12を起立状態
に据え付け、左右の湾曲版12の上端部12a同士を接
合して、上に凸に湾曲されたアーチ部13を前記底版1
1上に構築する。以下、底版11やアーチ部13を、前
記トンネル軸方向に連続するようにして構築していくこ
とで、連続する筒状の壁体であるアーチトンネル10が
構築される。
【0020】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れず、各種変更が可能であることは言うまでも無い。例
えば、底版の具体的形状等は、適宜変更可能である。底
版には、所謂PC鋼材等の抗張力体を導入して、プレス
トレスを与えるようにしても良い。これにより、底版の
強度を向上できるから、底版の厚さ寸法、底版ブロック
の厚さ寸法を一層小さくすることができ、コンクリート
等の材料使用量の減少による、一層の軽量化、低コスト
化を実現できる。底版ブロックは、一層の軽量化によ
り、搬送性、施工性を向上できる。底版に導入する抗張
力体は、例えば底版の湾曲にほぼ沿って湾曲させて底版
に貫設させることが、プレストレスによる底版の強度向
上の点で有利である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下に凸の逆アーチ状の底版には、アーチ部の荷重に対し
て該底版の湾曲の周方向の軸力が導入されやすく、アー
チ部の荷重を底版の湾曲の周方向への圧縮力として効果
的に支持することができるから、小型化、材料使用量の
減少による低コスト化、軽量化を実現できる。また、ア
ーチ部に作用する変形力に対する変形耐力も充分に確保
できる。さらに、軽量化により、搬送性、施工性を向上
できる。底版は、湾曲の周方向両端を構成する底版ブロ
ックを現場打ちコンクリートにより一体化して構築され
る構成であるから、底版ブロック単位で容易に搬送する
ことができ、施工も容易であるといった優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態のアーチトンネルを示
す正面図である。
【図2】 図1のアーチトンネルの底版を構成する底版
ブロックを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側
面図である。
【図3】 比較例のアーチトンネル用底版を適用して構
築されたアーチトンネルを示す正面図である。
【図4】 従来例のアーチトンネルを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…アーチトンネル、11…底版、12…湾曲版、1
2a…上端部、12b…下端部、13…アーチ部、14
…底版ブロック、14a…下端部、14b…上端部、1
4c…脚部、15…現場打ちコンクリート、16…レベ
ル出しライナー、17…鉄筋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國藤 崇 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 Fターム(参考) 2D055 BB02 CA08 EB01 GB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下に凸の逆アーチ状に形成された底版の
    湾曲の周方向両端に位置する両上端部上に湾曲版が起立
    状態に据え付けられ、前記湾曲版の上端部同士を接合す
    ることで上に凸に湾曲されたアーチ部が前記底版上に構
    築されてなるアーチトンネルであって、 前記底版は、湾曲版状の底版ブロック同士を該底版の湾
    曲の周方向両側に対向配置して現場打ちコンクリートに
    よって一体化したものであることを特徴とするアーチト
    ンネル。
  2. 【請求項2】 前記底版ブロックには、地盤上に設置さ
    れた該底版ブロックを所望の姿勢に支持する脚部が突設
    されていることを特徴とする請求項1記載のアーチトン
    ネル。
  3. 【請求項3】 湾曲版状の底版ブロックをその湾曲の周
    方向に連続するようにして配置し現場打ちコンクリート
    によって一体化することで下に凸の逆アーチ状の底版を
    構築した後、この底版の湾曲の周方向両端に位置する上
    端部上に起立状態に据え付けた湾曲版の上端部同士を接
    合して上に凸に湾曲されたアーチ部を前記底版上に構築
    することを特徴とするアーチトンネルの施工方法。
  4. 【請求項4】 前記底版を構成する前記底版ブロック間
    に確保した隙間に配筋した鉄筋を現場打ちコンクリート
    によって埋設することで前記底版ブロック同士を一体化
    して前記底版を構築することを特徴とする請求項3記載
    のアーチトンネルの施工方法。
  5. 【請求項5】 前記底版ブロックに突設された脚部と前
    記底版ブロックが設置される地盤上面との間に、楔状の
    レベル出しライナーを打ち込んで前記底版ブロックの設
    置位置をレベル出しすることを特徴とする請求項3また
    は4記載のアーチトンネルの施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のアーチトンネルに用いら
    れる底版ブロックであって、 前記底版の湾曲の周方向端部を構成する湾曲版状に形成
    され、地盤上に設置した下端部同士を現場打ちコンクリ
    ートによって一体化することで前記底版を構成し、前記
    下端部から前記アーチ部を構成する湾曲版が据え付けら
    れる上端部側に離間した位置から突設された脚部と前記
    下端部とを地盤上に設置することで、前記上端部が前記
    下端部に対して上方に突出された姿勢が確保されるよう
    になっていることを特徴とする底版ブロック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102758638A (zh) * 2012-07-19 2012-10-31 中铁十六局集团有限公司 一种crd仰拱施工方法
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CN110410101A (zh) * 2019-08-06 2019-11-05 中铁十二局集团有限公司 隧道变形段再次支护时重型仰拱钢架的施工方法

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