JP2002096791A - 電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動補助自転車を分解して車載可能にするこ
と。 【解決手段】 4輪自動車の後部に出し入れ自在なトレ
イ58を設け、このトレイ58に電動補助自転車を分解
して収納する。分解に際しては、車体フレームを前フレ
ーム22と後フレーム23とに分離し、電動補助ユニッ
トおよびバッテリボックスからなるアシストシステムを
後フレーム22側に集中配置する。ハンドルが前輪WF
側面に沿うように折り畳み可能にし、かつ、ペダル13
が後フレーム23側面に沿うように折り畳み可能であ
る。トレイ58に横倒しに収納された場合、2分割され
たフレームが一部分で互いにラップし、そのラップ部分
では、前フレーム22および後フレーム23がトレイ5
8の出し入れ方向にずれるようレイアウトされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動補助自転車に
関し、特に、前後の部分フレームに分離可能に構成され
た車体フレームを有する電動補助自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】ペダルに加えられた踏力を後輪に伝達す
るための人力駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動
系に補助動力を付加させることができるモータ駆動系と
を備えた電動補助自転車が知られている。この電動補助
自転車では車体フレームの構造に種々の工夫が提案され
ている。例えば、特開平11−105758号公報に
は、折り畳み自在に構成され、折り畳みによって露出し
た車体フレームの開口部分からバッテリを車体フレーム
の空洞内に出し入れできるようにした電動補助自転車が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、電動補助自転車
の用途が拡大され、電動補助自転車を自家用車両等でリ
ゾートやショッピングセンタ等に運搬し、その運搬先で
使用する形態がある。このような場合、電動補助自転車
を折り畳んだりして運搬しやすい状態にできることが望
ましい。また、運搬先では、折り畳まれた電動補助自転
車を原型に戻す作業を容易に行えることも要望される。
【0004】したがって、折り畳みや分離、および原型
への復旧の容易さが求められるだけでなく、分離された
各部分が小型および軽量であって、自家用車両という限
定されたスペースを有効に使用して収納できることも要
求される。
【0005】上記の公報に記載された電動補助自転車で
は、車体フレームが折り畳み自在であり、折り畳んだ状
態で自家用車の荷台に乗せることが可能ではあるが、荷
台のスペースが小さくなってしまう上に、自転車の全重
量での積み下ろしは重労働となってしまう。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、車体の分離と原型への復旧を容易に行うことがで
き、かつ、車両による運搬の容易性に配慮した電動補助
自転車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電動補助自転車は、4輪自動車に対して略
水平方向に出し入れ自在に設けられたトレイに収納でき
るよう分解可能に構成された点に第1の特徴がある。ま
た、本発明は、車体フレームが前フレーム側および後フ
レーム側に2分割可能であり、電動補助ユニットおよび
バッテリボックスからなるアシストシステムが後フレー
ム側に集中配置された点に第2の特徴がある。
【0008】また、本発明は、ハンドルが前輪側面に沿
うように折り畳み可能であり、かつ、ペダルが後フレー
ム側面に沿うように折り畳み可能に構成された点に第3
の特徴がある。さらに、本発明は、前記トレイに横倒し
に収納されたときに、2分割された前フレームおよび後
フレームが一部分で互いにラップし、そのラップ部分で
は、前フレームおよび後フレームがトレイの出し入れ方
向にずれていて、かつ、サドルとシートポストは後フレ
ームから分離してレイアウトできるよう分解可能に構成
された点に第4の特徴がある。
【0009】第1の特徴によれば、電動補助自転車を分
解して自動車のトレイに搭載できるので、荷台スペース
を確保しながら、自転車の搭載が可能となる上、分解さ
れた自転車の積み下ろしが楽である。第2の特徴によれ
ばアシストシステムから後輪への動力伝達機構を使用時
の状態に維持したまま分解が可能である。
【0010】また、第3の特徴によれば、電動補助自転
車の幅方向のサイズを小さくできるので、トレイ上に横
置きしたときに高さを低くできる。さらに第4の特徴に
よれば、前フレームおよび後フレームがトレイの出し入
れ方向にずらしてレイアウトされ互いにその一部でラッ
プできるように分解される。したがって、トレイの幅方
向寸法を小さくでき、例えば自動車の前後方向にトレイ
を出し入れするように設定してあって自動車の幅方向の
寸法が大きくとれない場合でも電動補助自転車を容易に
トレイに収納することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る電動補助自転車の側面図である。電動補助自転車の車
体フレーム2は、車体前方に位置するヘッドパイプ21
と、ヘッドパイプ21から略水平後方に延びたパイプ状
の前フレーム22と、前フレーム22の後端に連結され
た後フレーム23とを備える。後フレーム23は左右一
対のアルミニュームのダイキャスト製品からなる分割フ
レームである。この分割フレームは車体前方寄りに結合
部231を有する二叉状の構造体をなし、結合部231
には、そこから斜め後上方に延びてシートポスト3を保
持するためのボス232が形成される。
【0012】ボス232には締め代が設けられており、
クランパ233で締めつけることにより、シートポスト
3はボス232で確実に保持される。クランパ233の
構造はさらに後述する。このクランパ233を緩めるこ
とにより、シートポスト3はボス233に対して上下方
向に摺動可能となり、シートポスト3の上端に装着され
るシート4の高さを調節することができる。また、シー
トポスト3をボス233から引き抜いて完全に分離する
ことができる。さらに、シート4とシートポスト3との
結合にもシートポスト3とボス232との結合構造が採
用されており、シート4とシートポスト3とが容易に結
合・分離できる。
【0013】ヘッドパイプ21にはフロントフォーク5
が回動自在に保持される。フロントフォーク5の上部に
形成された軸の上端にはジョイント6を介してハンドル
ポスト7が結合され、ハンドルポスト7の上部には操向
ハンドル8が結合される。ジョイント6はノブ61の操
作によって緩めることができ、この操作により、ジョイ
ント6を中心にハンドルポスト7を折り畳むことができ
る。この折り畳みの態様は後述する。フロントフォーク
5の下端には前輪WFが回転自在に軸支される。操向ハ
ンドル8のブレーキレバー81から下方に延びるワイヤ
82の先端は前輪WFに設けられたフロントブレーキ9
に結合される。
【0014】後フレーム23は、前フレーム22に対し
てヒンジ24およびヒンジ24の反対側つまり車体左側
に設けられるロック装置で連結される。このロック装置
のロックを解除することにより、ヒンジ24を枢軸にし
て車体を折り畳むことができるし、さらにヒンジ24の
結合を解除することにより、前フレーム22および後フ
レーム23を互いに分離することもできる。ロック装置
およびヒンジ24の詳細は後述する。
【0015】後フレーム23の側面視外観は、車体前方
寄りの部分が幅広で、後方に向かって幅が狭まった形状
である。左右一対の後フレーム23の後端間には、駆動
輪としての後輪WRが軸支される。後フレーム23には
リヤブレーキ10が設けられ、操向ハンドル8からワイ
ヤ83が延長されてリヤブレーキ10に結合される。
【0016】後フレーム23の幅広部分つまり前方寄り
の下部には、前記シートポスト3の延長線上よりも後方
に配置された電動補助ユニット(アシストユニット)1
が懸架される。電動補助ユニット1は、後フレーム23
の左右分割部分の締結用のボルト25とボルト27とに
よって後フレーム23の組み付け時に共締めにより固定
される。電動補助ユニット1はその最下部に配された踏
力補助用の電動モータMと、モータMの上前方に配され
たクランク軸11とを有する。クランク軸11の左右端
にはそれぞれクランク12が固定され、クランク12の
先端にはペダル13が設けられる。ペダル13は車体の
左右方向に水平に延びた状態で使用されるが、ペダル1
3とクランク12との連結部にヒンジを採用し、不使用
時にはクランク12に沿うよう折り畳み可能に構成する
ことができる。
【0017】ペダル13から入力される踏力、および踏
力に応じてこの踏力を軽減させるようモータMによって
発生される補助力は電動補助ユニット1内の歯車を含む
伝達装置を介して合力され、その出力はスプロケットカ
バー14で覆われている図示しない駆動スプロケットの
回転として取り出される。駆動スプロケットの回転を後
輪WRに伝達するチェーン15が設けられる。なお、前
輪WFおよび後輪WRの径はともに16インチである。
【0018】後フレーム23の前記幅広部分および前記
結合部231、ならびに左右一対の後フレーム23を後
部で互いに結合するボルト25(またはボルトを支持す
るボス)で囲繞された空間には、前記電動モータMおよ
びその他の電装部の電源となるバッテリを収容するバッ
テリボックス16が装着される。なお、左右に分割され
た後フレーム23を互いに結合するためには、前記ボル
ト25,27の他、前フレーム22との連結部近傍に配
置されるボルト26が使用される。
【0019】図2は後フレーム23の車体左前方から見
た斜視図であり、図3は同平面図である。両図におい
て、後フレーム23は左部分23Lと右部分23Rとか
らなり前記ボルト25,27が挿通可能な、ボス25B
L,25BR,27BL,27BRが設けられる。ボル
ト26用のボスも形成されるが、図2,図3では図示さ
れていない。ボス25BL,25BR間、ならびにボス
27BL,27BR間には前記電動補助ユニット1の上
端に形成されるハンガー部(後述する)が挟まれるよう
にして取り付けられる。
【0020】後フレーム23の上面にはバッテリボック
ス16を取り付けるための座234、235、236、
ならびにリヤブレーキ10を取り付けるための座237
L,237Rが形成される。また、後フレーム23上面
の、前記シートポスト用のボス232の前部には、電動
補助ユニット1等にバッテリから電流を供給するための
電源スイッチを取付ける取付座238が形成される。
【0021】さらに、後フレーム23の前端つまり前フ
レーム22との合わせ面にはヒンジ24の一方の部分で
あるボス241、およびロック装置のピン(図示せず)
を回動自在に支持するボス28が形成される。ボス24
1には枢軸ピン242が差し込まれ、その先端にワッシ
ャ243と止め輪244が装着される。ヒンジの一部を
構成する前フレーム22側のフック(後述する)がこの
ピン242に係合する。
【0022】図4は、後フレーム23とバッテリボック
ス16および電動補助ユニット1との取付位置関係を示
す要部側面図である。図4において、電動補助ユニット
1のケース本体70の周囲には、電動補助ユニット1を
後フレーム23に連結するためのハンガー70a,70
bが形成され,このハンガー70a,70bをそれぞれ
ボルト25,27で後フレーム23に締結することによ
り、電動補助ユニット1は後フレーム23に懸架され
る。電動補助ユニット1のケース本体70は軽量化のた
め樹脂成型品によって製作されるのが望ましい。
【0023】クランク軸11には図示しないワンウェイ
クラッチを介して踏力入力ギヤ30が結合されており、
この踏力入力ギヤ30は合成ギヤ31の小ギヤ31aに
噛み合う。一方、モータMのピニオン29には補助動力
ギヤ(アシストギヤ)32の大ギヤ32aが噛み合うよ
うに設けられ、この大ギヤ32aと一体に回転する小ギ
ヤ32bは前記合成ギヤ31の大ギヤ31bに噛み合
う。また、合成ギヤ31の大ギヤ31bは駆動スプロケ
ット33の軸に固定された出力ギヤ34に噛み合う。ア
シストギヤ32は軽量化のため樹脂成型品によって製作
されるのが望ましいし、静粛性等の観点からヘリカルギ
ヤとするのがよい。
【0024】このように、モータMの回転はピニオン2
9とアシストギヤ32とを介して合成ギヤ31に伝達さ
れ、クランク軸11から入力される踏力は踏力入力ギヤ
を介して合成ギヤ31に伝達される。そして、踏力と補
助動力とは合成ギヤ31で合力されて駆動スプロケット
33に伝達される。ケース70内の前部に配置されるコ
ントローラ37は、図示しない踏力検出手段から入力さ
れる踏力値に基づいて、モータMの回転を制御する。
【0025】なお、本体ケース70の後方下部には、ア
ルミニュームの成型品からなるメインスタンド35を回
動自在に支持する枢軸36が取り付けられる。また、本
体ケース70の下端に設けられた突起70cは前フレー
ム22と後フレーム23とを分離させたときに、後フレ
ーム23を含む自転車の後部分を自立させるための足部
であり、地面に置いたときは、この突起70cと後輪W
Rとで、地面に自立できる。
【0026】後フレーム23の前端に設けられたボス2
8,28にはロックレバー38を有するロックピン39
が挿通される。このロックピン39を中心として回動可
能にボルト391が設けられ、ボルト391にはナット
392が螺着される。ボルト391は前フレーム22か
ら張出すように形成された係合部40の溝(詳細な形状
は図13〜図16参照)に通され、ナット392の一面
がこの係合部40に当接して締付け面を形成する。
【0027】ロックピン39の中央部分つまりボルト3
91が装着される部分はボス28の孔に対して偏心して
おり、ロックレバー38を回動させることによって前記
ナット392の締付け面と係合部40との当接強さを強
めたり弱めたりすることができる。ナット392の締付
け面と係合部40との当接強さの最大値はナット392
の回動量により決定できる。
【0028】図示のように、ロックレバー38が後フレ
ーム23に沿う位置に回動させた状態では、ナット39
2と係合部40とは強く接触して、前フレーム22と後
フレーム23とが強く結合される。一方、ロックレバー
38を後フレーム23から離れる方向つまり車体に直交
する方向に向かって回動させると、ナット392は前記
ロックピン39の偏心形状によりその偏心量に応じた距
離だけ係合部40から離れる方向(車体前方)に偏倚し
て、ナット392と係合部40との当接強さが弱まる。
当接強さを弱めたところでロックピン39を軸にしてボ
ルト391を回動させると、ナット392と係合部40
との係合を解除でき、前フレーム22と後フレーム23
とをヒンジ24を中心に折り畳むことができる。
【0029】後フレーム23の前部つまりシートポスト
を保持するためのボス232の前側に設けられた前記取
付座238(図2)には、鍵Kで操作される電源スイッ
チ50が装着される。
【0030】図9はバッテリの構造を示す要部破断斜視
図である。同図において、バッテリ41は、収縮フィル
ムのパッケージ410で包まれたバッテリ本体(例え
ば、ニッケル水素電池セルを20本俵積みしたもの)4
11と、バッテリ本体411を収納する2分割された樹
脂成型品のケース412とからなる。ケース412には
複数のLEDを点灯してその点灯数でバッテリ残量を表
示するインジケータ42と、充電のためのコネクタ43
と、ヒューズ44とが設けられる。また、持ち運びやバ
ッテリボックス16への脱着のための取手46がケース
412に回動自在に取り付けられる。ケース412の底
部にはバッテリ本体411と接続される端子47,47
が設けられる。
【0031】図10はバッテリボックス16の外観を示
す斜視図、図11は側面断面図、図12は図11のA−
A矢視図である。これらの図において、バッテリボック
ス16は前記座234,235,236によって支持さ
れ、長手方向が車体前後方向と一致するよう配置されて
後フレーム23の左部分23Lと右部分23Rとの間に
収容される。バッテリボックス16はバッテリ41を上
方から着脱可能なように上部が開放されたボックス本体
161と、この開放上部を覆う蓋162とからなる。蓋
162は車体の側方向に旋回開放できるよう、ヒンジ1
63を用いてボックス本体161に回動自在に取り付け
られる。図16の二点鎖線は蓋162を開いた状態を示
す。長手方向が車体前後方向と一致するようボックス本
体161を配置することにより、長手方向を略垂直にし
て配置するのと比べて開放上部の間口が広くなるので、
バッテリ41の着脱操作が容易になる。
【0032】蓋162にはインジケータ42を見通せる
ように窓48が設けられるほか、鍵装置54が設けられ
る。この鍵装置54は鍵(電源スイッチを操作する鍵と
共用できるのがよい)を回して出し入れできる爪541
を有していて、この爪541がボックス本体161上端
に係合して施錠される。
【0033】ボックス本体161にはバッテリ41が収
納され、ボックス本体161の底部には端子ボックス1
64が形成される。端子ボックス164にはバッテリ4
1側の端子47,47と結合される端子49,49が収
容される。端子49,49は図示しないケーブルで前記
コントローラ37に接続される。ボックス本体161の
上部には、蓋162の縁に形成された切欠から側方に突
出するようにU型部材46が設けられている。このU型
部材46はロックレバー38を前記後フレーム23に沿
う位置で保持するための受け具として使用される。
【0034】ボックス本体161の、車体後方寄りには
バッテリ41をバッテリボックス16内に保持するため
のロックアーム51が設けられる。ロックアーム51は
車体前後方向に傾動できるようピン52を使用してボッ
クス本体161に枢支される。ロックアーム51を設置
した部分ではボックス本体161は二重になっていて、
この二重壁の中にロックアーム51が収容される。ロッ
クアーム51はピン52から上方に延び、その先端は二
重壁部分の内側壁からボックス本体161の内側に臨
む。ロックアーム51はバッテリ41側に突出した先端
がバッテリ41のケース412の凹部RSに嵌まるよう
位置および形状が設定される。
【0035】蓋162の、車体後方寄りの縁には垂下片
53が装着または一体に形成される。この垂下片53
は、蓋162を閉じた状態でロックアーム51の背(車
体後方寄りの面)と前記二重壁の外側壁との間に差し込
まれ、前記背に押圧力を作用させるよう、また蓋162
を開いた状態ではロックアーム51が前記外側壁方向に
傾動できるスペースを空けるよう位置および形状が設定
される。
【0036】次に、前フレーム22と後フレーム23と
を連結する前記ヒンジ24を詳細に説明する。図13は
ヒンジ24を含む前フレーム22の後端部の平面断面
図、図14は同正面図(車体後方から見た図)である。
なお、この後端部は前フレーム22を構成するパイプ状
部品に溶接で一体化される後端部品(以下、「エンドブ
ロック」という)で構成できる。両図において、エンド
ブロック45には、フック451が形成され、このフッ
ク451は後フレーム23に設けられる前記ボス24
1,241間に嵌まって、前記枢軸ピン242と係合で
きるよう、寸法と位置とが設定される。
【0037】U字状に形成されたフック451の開口部
分(切欠部)を塞ぐようにロックプレート452が設け
られる。ロックプレート452はエンドブロック45に
対してピン453で枢軸支持される。さらに、エンドブ
ロック45には、スプリングピン454によって枢軸支
持された操作レバー455が設けられる。操作レバー4
55は指を押し当てる操作部455aと、フック455
bとを有する。操作レバー455は引張りバネ456に
よってロックプレート452と連結され、フック455
bはロックプレート452に形成された切欠窓452a
からロックプレート452の表側つまり後フレーム23
側に臨み、この切欠窓452aの枠に係合している。こ
のフック455bがロックプレート452に係合してい
ることにより、引張りバネ456が作用しているにもか
かわらずロックプレート452の、矢印R方向への回動
が規制されている。操作レバー455は前記枢軸支持部
分近傍でエンドブロック45に当接する接触部455c
を有していて、操作レバー455の図示位置から矢印R
R方向への回動が禁止されている。
【0038】この構成により、フック451の開口部分
がロックプレート452の先端部分で塞がれているの
で、フック451に係合している枢軸ピン242は、フ
ック451から脱出することができない。したがって、
前記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除し
たとしても車体フレーム(前フレームと後フレームとか
らなる)は枢軸ピン242を中心に折り畳み可能になる
だけである。
【0039】この車体フレームを、折り畳んだ後さらに
前フレーム22と後フレーム23とに分離するために
は、操作レバー455の操作部455aをエンドブロッ
ク45の奥(矢印RF方向)へ押し込む。そうすると、
操作レバー455はピン454を中心に回動し、ロック
プレート452はピン453を中心に回動してフック4
51の開口部分は開放される。したがって、枢軸ピン2
42はフック451から脱出できるようになり、車体フ
レームは前フレーム22および後フレーム23の連結部
分で完全に分離できる。
【0040】操作レバー455とロックプレート452
とを回動させた結果、操作レバー455のフック455
bとロックプレート452との係合が解除され、操作レ
バー455の押圧を停止したあとも、前記開口部分の開
放状態は維持される。そのために、操作レバー455の
押圧操作と車体フレームの分離作業とを段階的に、それ
ぞれ両手を使って容易に実施できる。
【0041】分離された車体フレームを再び一体に組み
立てる場合は、枢軸ピン242をフック451に引っ掛
けた後、ロックプレート452をフック451側に押し
込んで、操作レバー455のフック456bとロックプ
レート452とを係合させる。この操作によってフック
451の開口部分は塞がれる。続いて、前フレーム22
と後フレーム23との接合面を対向させ、図4に示した
ロック装置のナット392を係合部40に引っ掛け、ロ
ックレバー38を後フレーム23に沿う方向に回動させ
てロックする。
【0042】次に、前記ヒンジ24の変形例を説明す
る。図15はヒンジ24の変型例に係る前フレーム22
の後端部の平面断面図、図16は同正面図であり、図1
3,図14と同符号は同一または同等部分を示す。図に
おいて、後フレーム23側に固定される枢軸ピン242
はフック451に係合していて、この枢軸ピン242が
脱出できないよう、フック451の開口部分(切欠部)
を塞ぐ位置にロックプレート457が設けられる。ロッ
クプレート457は指を引掛けられるよう形成された操
作部457aと前記切欠部を塞ぐロック部457bとを
有し、ピン453を使用してエンドブロック45に枢軸
支持される。ロックプレート457には、前記操作部4
57aをエンドブロック45に近付ける方向に、換言す
れば前記ロック部457bをエンドブロック45から離
す方向に力が作用するようにバネ(ネジリコイルバネ)
458が係合している。但し、ロック部457bの後端
つまり操作部457a側の端部452cがエンドブロッ
ク45の端面に当接するため、ロックプレート457
は、ロック部457bが前記切欠部に対向する位置以上
には、エンドブロック45から遠ざかる方向に回動され
ない。
【0043】一方、ロック部457bがエンドブロック
45に近付く方向(矢印RA)に回動できるよう、エン
ドブロック45には逃げ部(凹部)459が形成されて
いる。この逃げ部459はロック部457bがエンドブ
ロック45側に逃げてフック451の切欠部が開放され
るように深さが設定される。
【0044】この構成により、ロックプレート457が
バネ458で付勢されフック451の開口部分がロック
部457bで塞がれているので、枢軸ピン242はフッ
ク451から脱出することができない。したがって、前
記ロックレバー38で操作されるロック装置を解除した
だけでは車体フレームは枢軸ピン242を中心に折り畳
み可能になるだけである。
【0045】この車体フレームを、折り畳んだ後さらに
前フレーム22と後フレーム23とに分離するために
は、ロックプレート457の操作部457aに指を引掛
けてエンドブロック45から離す方向(矢印RR方向)
へ引っ張る。そうすると、ロック部457bは逃げ部4
59内に退避してフック451の開口部分は開放され
る。したがって、枢軸ピン242はフック451から脱
出できるようになり、車体フレームは前フレーム22お
よび後フレーム23の連結部分で完全に分離できる。
【0046】分離された車体フレームを再び一体に組み
立てる場合は、枢軸ピン242をロック部457bに押
し付けてロック部457bを逃げ部459内に退避させ
る。枢軸ピン242がフック451に収まったならば、
ロック部457bに対する枢軸ピン242の押圧力は解
除される。その結果、バネ453の付勢力によってロッ
ク部457bは矢印RAと反対側に回動してフック45
1の開口部分は塞がれる。
【0047】なお、上記ヒンジ24の実施形態では、枢
軸ピン242を後フレーム23側に設け、該枢軸ピン2
42が係合するフック451や、ロックプレート45
2,457および操作レバー455等からなるロック装
置を前フレーム22側に設けた。しかし、これを逆にし
て、枢軸ピン242を前フレーム22側に設け、ロック
プレート452等を後フレーム23側に設けてもよい。
【0048】次に、フロントフォーク5にハンドルポス
ト7を結合するジョイント6を詳細に説明する。図17
はジョイント6の平面断面図、図18は要部斜視図であ
る。フロントフォーク5の頂部に設けられたジョイント
ブロック62にはノブ61のシャフト63が水平に貫通
可能な孔62aと孔62aに直交する孔62bが形成さ
れる。孔62a,孔62bはシャフト63がジョイント
ブロック62内の水平面内で回動可能なように切欠溝6
2c,62dを有する。
【0049】シャフト63の先端に形成されたおねじ6
3aはハンドルポスト7の下端に形成されためねじ7a
に螺入される。ハンドルポスト7の下端にはジョイント
ブロック62の端面に嵌合するハブ7bと、ジョイント
ブロック62の端面に形成された凹部62eに係合して
ジョイントブロック62に対する方向を規定する凸部7
cとが形成される。切欠溝62cの終端部の周りにはハ
ンドルポスト7の前記ハブ7bが嵌合し、凸部7cが係
合する縦溝を有する突起部62fが形成される。また、
ジョイントブロック62の車体後方側端部には、ピン6
4で回動自在に支持されたストッパ55が設けられる。
【0050】ハンドルポスト7の折り畳み操作を説明す
る。図19は折り畳み手順を示すジョイント6の斜視図
である。同図(a)は電動補助自転車使用時のジョイン
ト6を示す。この状態ではハンドルポスト7は垂直上方
に起立し、ハンドルポスト7の下端はジョイントブロッ
ク62に嵌合している。ハンドルポスト7を折り畳むた
めには、まず、ノブ61を回動して締付けを緩める。
【0051】続いて、図19(b)に示すようにストッ
パ55をピン64を中心にして上方に開き、ノブ61を
車体前方に付勢する。ストッパ55を開くことにより、
図19(c)にノブ61側から見た図を示すように、ノ
ブ61とジョイントブロック62との間に大きいスペー
スが生じ、ノブ61は車体前方に変位可能となる。ノブ
61が車体前方に変位させることにより、ハンドルポス
ト7の凸部7cがジョイントブロック62の凹部62e
から外れる(図19(b)参照)。その結果、シャフト
63は平面視で反時計方向(車体進行方向に向かって左
方向)に回動可能になる。図19(d)はシャフト63
を90°回動させた状態を示す図である。
【0052】続いて、図19(e)のようにハンドルポ
スト7を垂直下方に倒し、凸部7cを突起部62fの縦
溝に一致させる。最後にノブ61を回してシャフト63
をハンドルポスト7に螺挿して締付ける。
【0053】図20はペダルの平面図である。車体の左
右方向に水平に延びた状態で使用されるペダル13は、
不使用時にクランク12に沿うよう折り畳みできる。ペ
ダル13はクランク12に回動自在に取り付けられる固
定側131と、固定側131に対して枢軸ピン132で
結合された可動側133とを有する。可動側133は枢
軸ピン131で支持されるU型のフレーム132aを有
し、このフレーム132aには摺動自在にストッパ13
2bが設けられる。ストッパ132bは圧縮コイルバネ
132cで付勢されて固定側131の側面に押圧されて
いる。ストッパ132bには外側からフレーム132a
を貫通して設けられる操作部134が結合される。
【0054】ペダル13の折り畳みに際しては、バネ1
32cに抗して操作部134を車体外側に変位させる。
そうすると、固定側131とストッパ132bとの当接
力が緩むので、フレーム132aは枢軸ピン131を中
心に回動でき、ペダル13をクランク12に沿って折り
畳むことができる。
【0055】図21は、シートポスト3を後フレーム2
3に固定するクランパ233の平面図、図22は正面図
である。両図において、クランプ233は後フレーム2
3の結合部231に設けられるボス232の一部として
その上部に形成される。クランプ233は円周の一部が
切り欠かれたリング233aおよびリング233aの切
欠部に設けられたボルト233b、ならびにボルト23
3bの頭にピン233cで枢軸支持されたクランパレバ
ー233dを有する。リング233aには前記ボルト2
33bに適合するナット233eが溶接される。
【0056】クランパレバー233dはピン233cに
関して偏心カムを構成しており、シートポスト3に直交
する面内でのクランパレバー233dの回動角に応じて
クランパレバー233dがリング233aを締付ける力
が変化する。二点鎖線で示す位置では締付け力は小さ
く、この位置からクランパレバー233dを矢印の方向
に回動させると締付け力が大きくなるよう偏心を設定し
ておく。そうすることによって、クランパレバー233
dの回動操作でシートポスト3の締付け固定と、締付け
の解除とを行うことができる。なお、前記クランパレバ
ー233dの回動によってシートポスト3を好適に締付
けられるよう、ボルト233bをナット233eにねじ
込む量を予め調節しておくことができる。
【0057】図5は4輪自動車(ここでは、ワゴン型車
またはRV車を想定する)の後部から出し入れ自在に設
けられるトレイを、収納された電動補助自転車とともに
示す平面図、図6は同自動車前方からの斜視図である。
両図において、前フレーム56は自動車WGN内の後部
座席57下方に固定され、自動車WGN内でのトレイ5
8の前方位置の限界を規定する。上フレーム59は前記
前フレーム56の後方で自動車内WGNに固定され、上
部に棚板(図示せず)を支持する。好ましくは樹脂材料
からなるトレイ58は、前記前フレーム56と上フレー
ム59とで囲まれたスペースに、図示しないレールで案
内されて自動車前後方向に摺動自在に配置される。上フ
レーム59には、その左側にバッテリ41の充電器60
が保持される。
【0058】図5,図6を参照して搬送のため電動補助
自転車を自動車に搭載する手順を説明する。電動自転車
を搭載しやすいようにトレイ58を自動車後方寄りに引
く出しておく。そうしておいて、まず、バッテリボック
ス16の蓋162を開いてバッテリ41を電動自転車か
ら取り外し、トレイ58の前中央に収納する。次に、ク
ランパ233を緩めてシートポスト3を後フレーム23
から引き抜き、さらにシートポスト3とシート4とを分
離する。シート4はバッテリ41の右横に、シートポス
ト3はトレイ58の右隅にそれぞれ収納する。
【0059】続いて、車体フレームを分離する。この分
離に先立ち、前記ジョイント6のノブ61を操作してハ
ンドルポスト7をジョイント6から折り畳む。そして、
ロックレバー38を操作し、前フレーム22と後フレー
ム23の連結部のロックを解除して車体フレームを枢軸
ピン242を中心に折り畳む。そうしておいて、前記操
作レバー455(図13の例)を押したり、ロックプレ
ート457(図15の例)を引いたりして枢軸ピン24
2を前フレーム22のフック451から脱出させ、車体
フレームを分離する。前フレーム22、ハンドルポスト
7、ハンドル8、フロントフォーク5、および前輪WF
は、一体的にトレイ58の左側に寄せて収納する。一
方、後フレーム23、電動補助ユニット1、および後輪
WRは、ペダル13を折り畳んだ後、一体的にトレイ5
8の右側によせて収納する。
【0060】図7は自動車WGNの後部斜視図、図8は
同要部断面図である。図7に示すように、トレイ58を
引き出した状態では、電動補助自転車はそのほとんどが
全体が棚板65で覆われた範囲から自動車後方に脱出し
ており、ユーザは棚板65で邪魔されることなく容易に
電動自動車を自動車から上げ下ろしできる。
【0061】また、自動車WGNの内側側壁にはAC1
00ボルトのコンセント66が設けられる。図8に示す
ように、棚板65の裏側に装着された充電器60にはコ
ード67を通じてコンセント66から電源を供給され、
さらに充電器60で整流された所定電圧の直流はコード
68を通じてバッテリ41に供給される。なお、コード
68とバッテリ41とはコネクタ43を通じて接続され
る。
【0062】このように、ACコンセント66を利用す
ることにより、例えば、リゾート等の目的地に向かうま
での時間を有効に使い、自動車WGNのエンジンで駆動
される発電機でバッテリ41に充電することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1〜4の発明によれば、電動補助自転車を分解して自動
車に搭載できるので、積み下ろしが楽である。したがっ
て、リゾート等へ電動補助自転車を搬送して利用するこ
とができる。また、請求項2の発明によればアシストシ
ステムから後輪への動力伝達機構を、使用時の状態に維
持したまま分解が可能であるため、分解および組立てが
容易である。
【0064】請求項3の発明によれば、電動自転車の幅
方向のサイズを小さくできるので、トレイ上に横置きし
たときに高さを低くできる。また、請求項4の発明によ
れば、トレイの幅方向寸法を小さくでき、例えば自動車
の前後方向にトレイを出し入れするように設定してあっ
て自動車の幅方向の寸法が大きくとれない場合でも電動
自転車を容易にトレイに収納することができる。したが
って、請求項3,4の発明によれば自家用ワゴン車など
小型自動車に電動補助自転車を容易に積み込むことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電動補助自転車の
側面図である。
【図2】 後フレームを左前方から見た斜視図である。
【図3】 後フレームの平面図である。
【図4】 アシストユニット周辺の要部側面図である。
【図5】 電動補助自転車を収納したトレイの平面図で
ある。
【図6】 電動補助自転車を収納したトレイの斜視図で
ある。
【図7】 トレイを設けた4輪自動車の後部斜視図であ
る。
【図8】 トレイを設けた4輪自動車の後部断面図であ
る。
【図9】 バッテリの構造を示す断面斜視図である。
【図10】 バッテリボックスの斜視図である。
【図11】 バッテリボックスの断面側面図である。
【図12】 図11のA−A断面図である。
【図13】 前フレームに設けられるエンドブロックの
断面平面図である。
【図14】 前フレームに設けられるエンドブロックの
正面図である。
【図15】 エンドブロックの変形例に係る断面平面図
である。
【図16】 エンドブロックの変形例に係る正面図であ
る。
【図17】 ハンドルポストのジョイントの断面平面図
である。
【図18】 ハンドルポストのジョイントの要部斜視図
である。
【図19】 ハンドルポストのジョイントの斜視図であ
る。
【図20】 ペダルの要部断面平面図である。
【図21】 シートポストのクランパの平面図である。
【図22】 シートポストのクランパの正面図である。
【符号の説明】
1…電動補助ユニット、 2…車体フレーム、 3…シ
ートポスト、 8…操向ハンドル、 11…クランク
軸、 13…ペダル、 14…スプロケットカバー、
16…バッテリボックス、 22…前フレーム、 23
…後フレーム、 24…ヒンジ、 25,26,27…
ボルト、 28…ボス、 29…ピニオン、32…アシ
ストギヤ、 33…スプロケット、 38…ロックレバ
ー、 58…トレイ、 60…充電器、 65…棚板、
66…コンセント、 70…ケース本体、 242…
枢軸ピン、 451…フック、 452…ロックプレー
ト、455…操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈倉 秀典 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D012 BA02 BA12 BA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルに加えられた踏力を伝達する人力
    駆動系と、前記踏力に応じて前記人力駆動系に補助動力
    を付加させるモータ駆動系とからなる電動補助ユニット
    を車体フレームで支持し、かつ前記車体フレームの一端
    で操向ハンドルおよび前輪を支持し、他端で後輪を支持
    する構造を備えた電動補助自転車において、 4輪自動車に対して略水平方向に出し入れ自在に設けら
    れたトレイに収納できるよう分解可能に構成されたこと
    を特徴とする電動補助自転車。
  2. 【請求項2】 前記車体フレームは前フレーム側および
    後フレーム側に2分割可能であり、電動補助ユニットお
    よびバッテリボックスからなるアシストシステムが後フ
    レーム側に集中配置されたことを特徴とする請求項1記
    載の電動補助自転車。
  3. 【請求項3】 前記操向ハンドルが前輪側面に沿うよう
    に折り畳み可能であり、かつ、ペダルが後フレーム側面
    に沿うように折り畳み可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の電動補助自転車。
  4. 【請求項4】 前記トレイに横倒しに収納されたとき
    に、2分割された前フレームおよび後フレームが一部分
    で互いにラップし、そのラップ部分では、前フレームお
    よび後フレームがトレイの出し入れ方向にずれていて、
    かつ、サドルとシートポストは後フレームから分離して
    レイアウトできるよう分解可能に構成されたことを特徴
    とする請求項2または3記載の電動補助自転車。
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