JP2002096540A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002096540A
JP2002096540A JP2000285941A JP2000285941A JP2002096540A JP 2002096540 A JP2002096540 A JP 2002096540A JP 2000285941 A JP2000285941 A JP 2000285941A JP 2000285941 A JP2000285941 A JP 2000285941A JP 2002096540 A JP2002096540 A JP 2002096540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム側のラックとキャリッジのリボン輪
列との連結を、組立性を損なうことなくラックを適正位
置に保持して良好に確保できること。 【解決手段】 キャリッジ19の走行方向に延在し、キ
ャリッジがプラテン20に接離する方向に移動可能にリ
アフレーム15等に設けられたラック75と、キャリッ
ジに配列されるとともにラックに連結され、キャリッジ
のリボン巻取軸42を駆動するリボン輪列76とを有
し、キャリッジの走行に伴い、ラック及びリボン輪列を
介してリボン巻取軸を駆動させ、リボンカートリッジの
リボンを巻き取る記録装置であって、キャリッジのリボ
ンカートリッジホルダ40には、撓み変形可能な可撓部
に、ラックを押圧可能なスライダ86を係止可能とする
係止爪95が設けられ、キャリッジには、係止爪に当接
して、この係止爪がスライダからの力によって移動する
ことを規制するストッパ96が設けられたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジの走行
方向に沿ってフレームに配設されたラックを備える記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドットインパクト式の記録装置に
は、図12に示すように、記録ヘッド201を備えたキ
ャリッジ202がキャリッジガイド軸203に摺動自在
に設けられ、このキャリッジガイド軸203がラック2
04とともにフレームに配設され、上記キャリッジ20
2がキャリッジ駆動モータ205を搭載し、このキャリ
ッジ駆動モータ205のピニオン206がラック204
に噛み合い、キャリッジ駆動モータ205の駆動により
キャリッジ202が、プラテン207の軸方向に走行す
るよう構成されたものがある。
【0003】上記ラック204は樹脂にて成形され、例
えばフレームにばね等を用いて弾性支持されて、キャリ
ッジガイド軸203及びプラテン207に接離する方向
(図12の上下方向)に移動可能に構成されている。こ
のため、キャリッジ202には、ピニオン206との間
でラック204を挟み、このラック204をピニオン2
06に対し適正位置に保持するために、ラック押えロー
ラ208が設置されている。これにより、ラック204
とピニオン206との適切な噛み合いが担保される。
【0004】なお、図中の符号209はリボンカートリ
ッジである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ラック
204がピニオン206とラック押えローラ208とに
より挟持されているので、このラック204とピニオン
206との噛み合いを良好に確保することができる。
【0006】しかし、ラック204の交換時またはキャ
リッジ202の取り付け取り外し時には、キャリッジ駆
動モータ205またはラック押えローラ208をキャリ
ッジ202から取り外さなければならない。しかも、ラ
ック204及びキャリッジ駆動モータ205がキャリッ
ジ202の裏面側に設けられていることから、上記取り
外し作業が煩雑となってしまう。このため、記録装置の
組立性が低下してしまう。
【0007】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、フレームに配設されたラックとキャ
リッジに配列されたリボン輪列との連結を、組立性を損
なうことなくラックを適正位置に保持することにより良
好に確保できる記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プラテンの軸方向に沿って走行可能で、且つ上記プ
ラテンに接離する方向に移動可能に設けられ、更にリボ
ンカートリッジを装着可能なキャリッジと、このキャリ
ッジの走行方向に延在し、このキャリッジが上記プラテ
ンに接離する方向に移動可能にフレームに設けられたラ
ックと、上記キャリッジに配列されるとともに、上記ラ
ックに連結され、上記キャリッジに設置されたリボン巻
取軸を駆動するリボン輪列とを有し、上記キャリッジの
走行に伴い、上記ラック及び上記リボン輪列を介して上
記リボン巻取軸を駆動させ、上記リボンカートリッジの
リボンを巻き取る記録装置であって、上記キャリッジ側
には、撓み変形可能な可撓部に、上記ラックを押圧可能
な押圧部材を係止可能とする係止部材が設けられ、更
に、上記キャリッジには、上記係止部材に当接して、こ
の係止部材が上記押圧部材からの力によって移動するこ
とを規制するストッパ部材が設けられたことを特徴とす
るものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記可撓部は、キャリッジに配設され
てリボンカートリッジを装着可能とするリボンカートリ
ッジホルダに形成され、上記係止部材は、この可撓部か
ら一体に延設された係止爪であることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記押圧部材は、フレームに
当接して、キャリッジのキャリッジガイド軸回りの回動
を規制し、当該キャリッジの走行時に上記フレームに摺
接するスライダであることを特徴とするものである。
【0011】請求項1、2または3に記載の発明には、
次の作用がある。
【0012】キャリッジ側には、撓み変形可能な可撓部
に、ラックを押圧可能な押圧部材を係止可能とする係止
部材が設けられたことから、可撓部を撓み変形させるこ
とによって係止部材を押圧部材に対し相対移動させ、こ
れにより、係止部材による押圧部材の係止を解除でき
る。この結果、押圧部材が取り付け取り外し可能となっ
て、ラックの取り付け取り外しが可能となり、記録装置
の組立性を向上させることができる。
【0013】また、キャリッジには、係止部材に当接し
て、この係止部材が押圧部材からの力によって移動する
ことを規制するストッパ部材が設けられたことから、キ
ャリッジの走行によりリボン輪列からラックに力が作用
し、この力が押圧部材を介して係止部材に作用しても、
この係止部材の移動をストッパ部材により規制できるの
で、係止部材による押圧部材の係止状態を良好に維持で
きる。この結果、押圧部材の浮き上がりを防止でき、こ
の押圧部材によりラックをリボン輪列に対して適正位置
に保持できるので、これらのラックとリボン輪列との連
結を好適に確保できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視
図である。図3は、図1のプリンタにおけるプリンタ本
体を示す斜視図である。
【0016】図1及び図2に示す記録装置としてのプリ
ンタ10は、多数の記録ワイヤを、インクリボン(共に
図示せず)を介してシートに打ち付けてドットを記録す
ることにより、文字を含む画像を印刷するドットインパ
クトプリンタである。
【0017】このプリンタ10は、記録装置本体として
のプリンタ本体11と、このプリンタ本体11の後方側
に配置されたプッシュトラクタユニット12(図2)
と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆う外装
体としてのアッパケース13A及びロアケース13B
と、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシー
トの供給を案内するシート供給ガイド43と、プリンタ
本体11の後方側で、プッシュトラクタユニット12の
上方位置に設置され、カットシートをプリンタ本体11
の記録機構部へ1枚づつ供給するカットシートフィーダ
44(図1)と、を有して構成される。
【0018】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートと、複数枚が連接された連続シートとが
ある。カットシートとしては、例えば単票紙、複写紙又
はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙
がある。
【0019】上記プリンタ本体11は、図3及び図6に
示すように、本体フレームとしてのベースフレーム1
4、リアフレーム15、左サイドフレーム16及び右サ
イドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド1
8及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としてのプ
ラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、第
2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ロ
ーラ24と、を有して構成される。
【0020】ベースフレーム14及びリアフレーム15
の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレ
ーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイ
ド軸26が架け渡されて回動自在に枢支される。更に、
左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間にプラ
テン20が架け渡されて回転自在に配設されるととも
に、シート案内25が固定して配設される。
【0021】プラテン20を含む上記シート搬送機構部
は、図3及び図6に示すように、プラテン20に対し、
第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプリンタ
本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送
ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置
されて構成される。第1搬送ローラ21と第2搬送ロー
ラ22が当接状態で上下に配置されて対をなし、フロン
ト側シート搬送ローラ27を構成する。また、第3搬送
ローラ23と第4搬送ローラ24とが当接状態で上下に
配置されて対をなし、リア側シート搬送ローラ37を構
成する。
【0022】このうち、第1搬送ローラ21及び第4搬
送ローラ24が後述の如く駆動ローラであり、第2搬送
ローラ22及び第3搬送ローラ23が従動ローラであ
る。また、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23
は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置さ
れ、第2搬送ローラ22及び第4搬送ローラ24はシー
ト案内25の上方に配置される。プラテン20、第1搬
送ローラ21及び第3搬送ローラ23の上部は、シート
案内25の上方に突出した状態となっている。
【0023】プラテン20、第1搬送ローラ21及び第
4搬送ローラ24は、図3に示す駆動輪列部34により
正または逆方向に回転駆動される。この駆動輪列部34
は左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一
方、例えば左サイドフレーム16に設置される。
【0024】この駆動輪列部34は、正転又は逆転可能
なシート搬送モータ35の駆動軸に回転一体に固定され
たモータピニオン36を備える。このモータピニオン3
6からの駆動力が、複数の減速ギア48、49及び50
を介してプラテン20へ伝達され、更に、減速ギア50
から減速ギア51及び52を介して第1搬送ローラ21
へ伝達され、更に、減速ギア49から減速ギア53及び
54を経て第4搬送ローラ24へ伝達される。
【0025】これにより、プラテン20及び第1搬送ロ
ーラ21が同一方向に、第4搬送ローラ24が反対方向
に回転して、カットシートまたは連続シートを、プリン
タ本体11の前方から後方へ矢印A(図6)方向へ搬送
可能とし、または、プリンタ本体11の後方から前方へ
矢印B(図6)方向へ搬送可能とする。従って、カット
シート及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走
査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0026】図4及び図6に示す上記プッシュトラクタ
ユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラ
テン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するもの
であり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのト
ラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方
向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)
と、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動
自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにト
ラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を
備えて構成される。
【0027】一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべ
き連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された
複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設さ
れた穴(不図示)に係合可能とされる。このトラクタベ
ルト31も前述の駆動輪列部34(図3)により駆動さ
れる。
【0028】つまり、駆動輪列部34のモータピニオン
36からの駆動力は、図4に示すように、第4搬送ロー
ラ24のローラ軸に設けられた伝動ギア55から、中間
ギア56及び57を経て、プッシュトラクタユニット1
2のトラクタ駆動軸29に固定されたトラクタ駆動ギア
(不図示)へ伝達され、これによりプッシュトラクタユ
ニット12のトラクタベルト31が駆動可能とされる。
【0029】このプッシュトラクタユニット12は、プ
ラテン20、フロント側シート搬送ローラ27(第1搬
送ローラ21及び第2搬送ローラ22)並びにリア側シ
ート搬送ローラ37(第3搬送ローラ23及び第4搬送
ローラ24)と共に連続紙等の連続シートを、主にプリ
ンタ本体11の後方から前方へ矢印B(図6)方向に搬
送し、または、プリンタ本体11の前方から後方へ矢印
A方向に搬送可能とする。
【0030】図1に示す前記シート供給ガイド43は、
プリンタ本体11の前方側において、アッパケース13
Aに着脱自在に設置される。このシート供給ガイド43
は、単票紙又は複写紙等のカットシートを、プリンタ本
体11の前方から後方へ手差しで1枚ずつ供給する際
に、このカットシートを案内する。このシート供給ガイ
ド43により案内されたカットシートは、プラテン2
0、フロント側シート搬送ローラ27及びリア側シート
搬送ローラ37等のシート搬送機構部により搬送され
る。
【0031】同じく図1に示す前記カットシートフィー
ダ44は、プリンタ本体11の後方側に設置されて、単
票紙又は複写紙等のカットシートを、プリンタ本体11
の後方から前方へ1枚ずつ自動供給するものである。
【0032】つまり、このカットシートフィーダ44
は、図示しないが、供給ローラの回転動作によって、複
数枚のカットシートを積層状態で保持するホッパから、
最上位のカットシートをピックアップして供給し、この
際、最上位のカットシートと共に重送されるカットシー
トを、分離機構にて分離するものである。供給ローラの
一又は複数回転により、1枚のカットシートがプリンタ
本体11へ供給される。
【0033】このカットシートフィーダ44の供給ロー
ラも、前述の駆動輪列部34(図3)により駆動され
る。即ち、駆動輪列部34のモータピニオン36からの
駆動力は、図4に示すように、第4搬送ローラ24のロ
ーラ軸に設けられた伝動ギア55から、中間ギア56及
び57を経てカットシートフィーダ44の供給ローラ駆
動ギア(不図示)へ伝達され、これにより、カットシー
トフィーダ44の供給ローラが駆動される。
【0034】上記中間ギア57を、カットシートフィー
ダ44の供給ローラ駆動ギアと前述のプッシュトラクタ
ユニット12のトラクタ駆動ギアとに選択的に噛み合わ
せ可能とし、且つリア側シート搬送ローラ37の接触圧
を変更可能とする機構がレリース機構58である。この
レリース機構58は、プリンタ10に供給されるシート
の種類(カットシート、連続シート)に応じてプリンタ
10のシート使用モードを切り換えるものであり、レリ
ース軸59、レリースレバー60及びレリース駆動モー
タ61を有して構成される。
【0035】レリース軸59の端部にはピニオン62が
形成され、このピニオン62がレリースレバー60のベ
ース部60Aにおけるラック63に噛み合わされてい
る。また、レリースレバー60のベース部60Aには図
示しないラックが形成され、このラックがレリース駆動
モータ61のモータピニオン(不図示)に噛み合わされ
て、レリース駆動モータ61の駆動によりレリースレバ
ー60が、プリンタ10の前後方向に移動可能とされ
る。
【0036】一方、レリース軸59には、このレリース
軸59の回動によって、リア側シート搬送ローラ37の
第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24方向へ移動さ
せ、または第4搬送ローラ24から離反させるカム(不
図示)が形成されている。また、レリースレバー60の
ベース部60Aには、レリースレバー60の移動によっ
て中間ギア57を、プッシュトラクタユニット12のト
ラクタ駆動ギアとカットシートフィーダ44の供給ロー
ラ駆動ギア(カットシートフィーダ44がプリンタ本体
11に装着されている場合に限る。)とに択一に噛み合
わせ可能とするカム64が形成されている。
【0037】レリースレバー60が移動されて連続シー
ト位置に設定され、プリンタ10が連続シート使用モー
ドに切り換えられることにより、カム64の作用で、中
間ギア57がプッシュトラクタユニット12のトラクタ
駆動ギアに噛み合い、プッシュトラクタユニット12が
動作状態となると共に、レリース軸59が回動して、こ
のレリース軸59のカムの作用で、リア側シート搬送ロ
ーラ37の第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24か
ら離反する方向に移動させ、第3搬送ローラ23と第4
搬送ローラ24との接触圧を減少させる。
【0038】また、レリースレバー60が移動されてカ
ットシート位置に設置され、プリンタ10がカットシー
ト使用モードに切り換えられることにより、カム64の
作用で、プリンタ本体11にカットシートフィーダ44
が装着されている場合に限り、中間ギア57がカットシ
ートフィーダ44の供給ローラ駆動ギアに噛み合い、カ
ットシートフィーダ44が動作状態となると共に、レリ
ース軸59が回動して、このレリース軸59のカムの作
用で、リア側シート搬送ローラ37の第3搬送ローラ2
3を第4搬送ローラ24へ押圧し、第3搬送ローラ23
と第4搬送ローラ24との接触圧を増大させる。
【0039】さて、図3に示す前記キャリッジ19は、
キャリッジガイド軸26に摺動自在に挿通されると共
に、リアフレーム15の上端部に摺接され、更に記録ヘ
ッド18を搭載する。キャリッジガイド軸26がプラテ
ン20と平行に配置されることから、キャリッジ19
は、これらプラテン20、キャリッジガイド軸26の軸
方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けら
れる。
【0040】このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モ
ータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミン
グベルト39(図6)に結合される。従って、キャリッ
ジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転に
より、タイミングベルト39を介し、キャリッジガイド
軸26に案内されて、主走査方向における図3の左向き
又は右向きに走査される。ここで、キャリッジ駆動モー
タ38は、シート搬送モータ35、レリース駆動モータ
61及び後述のシート厚検出用モータ66とともに例え
ばステッピングモータにて構成される。
【0041】また、キャリッジ19には、図5にも示す
ように、リボンカートリッジホルダ40が設けられ、こ
のリボンカートリッジホルダ40に、インクリボンを収
納したリボンカートリッジ40Aが装着される。更にキ
ャリッジ19には、リボンカートリッジ40Aのインク
リボンを、プラテン20に接して搬送されるシート(カ
ットシートまたは連続シート)から保護するリボンマス
クホルダ41が設置されている。リボンカートリッジ4
0A内のインクリボンは、リボンカートリッジホルダ4
0に設置されたリボン巻取軸42により巻き取られて、
記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を移動可能に設けら
れる。
【0042】上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド1
8は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行される間
に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、
このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッ
ド18との間に搬送されるシート(カットシート又は連
続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像
を記録する。
【0043】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が図3の主走査方向左向き又は右向きに走行さ
れる間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の
記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シー
トがカットシートの場合には、シート搬送機構部(プラ
テン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、
第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、また
シートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部
及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシート
を所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り
返されることにより実施される。
【0044】ところで、このプリンタ10には、図5に
示すように、供給されたシートのシート厚を検出し、こ
のシート厚に応じてキャリッジガイド軸26を回動させ
て記録ヘッド18とプラテン20との間のプラテンギャ
ップを調整する自動シート厚調整機構65(即ち自動紙
厚調整機構)が装備されている。
【0045】この自動シート厚調整機構65は、シート
厚検出用モータ66、ロータリーエンコーダ67、出力
ギア68、減速ギア69、70及び71を有して構成さ
れ、この減速ギア71が、キャリッジガイド軸26の両
端部の偏心軸部72の一方に固定されている。偏心軸部
72がキャリッジガイド軸26に対し偏心する偏心量L
は、例えば1mm程度である。
【0046】出力ギア68は、シート厚検出用モータ6
6の出力軸に固定され、図6にも示すように、この出力
ギア68に減速ギア69が噛み合う。減速ギア70は、
減速ギア69と回転一体に形成されて減速ギア71に噛
み合う。これにより、シート厚検出用モータ66の駆動
力が出力ギア68、減速ギア69、70及び71を経て
偏心軸部72へ伝達され、キャリッジガイド軸26が回
動される。すると、このキャリッジガイド軸26が偏心
軸部72との偏心量Lに対応する量(例えばL=1mm
の場合には、2mm)だけ鉛直方向に上下動し、キャリ
ッジ19を介して記録ヘッド18がプラテン20に対し
接離する。
【0047】ロータリーエンコーダ67は、シート厚検
出用モータ66の出力軸に回転一体に設けられたスリッ
ト板73と、このスリット板73に対向して配置され
た、例えば発光ダイオード及びフォトダイオード等から
なる投受光器74と、を有してなる。投受光器74の発
光ダイオードから出射されてスリット板73のスリット
を通過した光が、投受光器74のフォトダイオードに受
光されてパルス波に変換され、このパルス波をカウント
することにより、シート厚検出用モータ66の回転角が
検出される。
【0048】このように構成された自動シート厚調整機
構65によるシート厚の検出とプラテンギャップの調整
は、次のようにしてなされる。
【0049】まず、プラテン20の直上にシートが存在
しない状態でシート厚検出用モータ66を回転して、記
録ヘッド18がプラテン20に接近する方向にキャリッ
ジガイド軸26を回動させる。記録ヘッド18がプラテ
ン20に接近するとシート厚検出用モータ66に負荷が
作用し、このシート厚検出用モータ66のロータとステ
ータとの安定位置がずれて、ロータリーエンコーダ67
の投受光器74(フォトダイオード)から出力されるパ
ルス波形の周期が長くなる。即ち、このパルス波形の周
期Tiが理論値Troよりも長くなるため、(Ti−T
ro)>0となる。この(Ti−Tro)を累積させて
スレッシュホールド値Tthに到達した時点で、シート
厚検出用モータ66の回転を停止し、その時までにシー
ト厚検出用モータ66(ステップモータ)を駆動したパ
ルス数をカウントして、基準位置(例えばプラテンギャ
ップが最大となるプラテンギャップベース位置)からプ
ラテン20(プラテン面)までの距離を測定する。
【0050】次に、記録ヘッド18を上昇させて上記基
準位置に位置付け、更に、プラテン20の直上にシート
を位置付ける。この状態で、シート厚検出用モータ66
を回転して、記録ヘッド18がプラテン20上のシート
に接触する方向にキャリッジガイド軸26を回動させ
る。記録ヘッド18がプラテン20上のシートに接触す
るとシート厚検出用モータ66に負荷が作用するので、
前述と同様にして、ロータリーエンコーダ67の投受光
器74(フォトダイオード)から出力されるパルス波形
の周期(Ti)とその理論値(Tro)との差(Ti−
Tro)を累積して、この(Ti−Tro)の累積値が
スレッシュホールド値Tthに到達した時点でシート厚
検出用モータ66の回転を停止する。そして、その時ま
でにシート厚検出用モータ66(ステップモータ)を駆
動したパルス数をカウントすることにより、基準位置か
らプラテン20上のシート(シート面)までの距離を測
定する。
【0051】その後、上述のようにして測定されたシー
ト面とプラテン面との差を演算してシート厚とする。そ
して、シート厚検出用モータ66を駆動しキャリッジガ
イド軸26を回動させて、記録ヘッド18とプラテン2
0との間のプラテンギャップを上述のようにして算出し
たシート厚に応じて調整する。
【0052】さて、図5に示すように、キャリッジ19
のリボンカートリッジホルダ40に設置されたリボン駆
動軸42は、リアフレーム15等に配設されたラック7
5と、キャリッジ19に配置されたリボン輪列76(図
8)とにより駆動される。
【0053】ラック75は、後述するが、図3に示すキ
ャリッジ19の走行方向に沿ってリアフレーム15及び
サイドフレーム16に取り付けられる。
【0054】また、図8に示すリボン輪列76は、ラッ
ク75のラック歯77に噛み合うリボン輪列駆動ギア7
8と、リボン駆動軸42に回転一体に設けられたリボン
巻取ギア79とを含む、互いに噛み合う多数のギア列で
ある。
【0055】キャリッジ19が図3の左右方向に走行す
るに伴い、図8に示すリボン輪列76のリボン輪列駆動
ギア78がラック75のラック歯77から動力を得て回
転し、このリボン輪列76におけるリボン巻取ギア79
を含む多数のギアが駆動されて、リボン駆動軸42が回
転駆動される。このリボン駆動軸42の回転駆動によ
り、キャリッジ19のリボンカートリッジホルダ40に
装着されたリボンカートリッジ40Aのリボンが巻き取
られる。
【0056】前記ラック75は、図11に示すように、
ラック本体80と補強部81とが樹脂材料にて一体成形
されたものであり、これらラック本体80と補強部81
との間に長尺開口82が形成されている。
【0057】ラック本体80は、下縁部に上記ラック歯
77が形成される。また、このラック本体80の一端部
87に、スプリング83(図7)を係止可能な係止部8
4が設けられ、他端部88にスリット85が形成され
る。上記係止部84は、ラック本体80の一端部87に
おいて、補強部81に対応した位置に位置付けられる。
また、上記スリット85は、ラック歯77側に開口を有
し、図3に示すように、左サイドフレーム16の上端部
を、キャリッジ19がプラテン20に接離する方向(図
3の上下方向)に摺動自在に挿入する。
【0058】ラック75は、ラック本体80のスリット
85に左サイドフレーム16の上端部が挿入されるとと
もに、図7に示すように、リアフレーム15に係止され
たスプリング83がラック本体80の係止部84に係止
されて、このスプリング83の引張力がラック75の長
手方向(キャリッジ19の走行方向)に作用した状態
で、リアフレーム15及び左サイドフレーム16に弾性
支持される。
【0059】また、ラック75の上記長尺開口82は、
キャリッジ19の走行方向に延在するとともに、ラック
75の取付状態で、リアフレーム15に当接するキャリ
ッジ19のスライダ86を挿通可能とする。このスライ
ダ86は、キャリッジ19の上端部に後述の如く着脱自
在に設けられ、リアフレーム15に当接して、キャリッ
ジ19がキャリッジガイド軸26を中心に回動すること
を規制し、キャリッジ19の走行時にリアフレーム15
に摺接する。
【0060】上述の如く、図3に示すラック75は、ラ
ック本体80が樹脂にて構成されて撓み変形可能とさ
れ、しかも、スプリング83にて弾性支持され、更に、
ラック本体80のスリット85に左サイドフレーム16
の上端部が、キャリッジ19がプラテン20に接離する
方向に摺動自在に挿入されたことから、キャリッジ19
がプラテン20に接離する方向(図3の上下方向)に移
動可能に構成される。
【0061】従って、図8に示すように、プラテンギャ
ップ調整のためにキャリッジ19がプラテン20に接離
する方向に大きく移動した場合にも、小さく移動した場
合にも、ラック75は、そのラック歯77がリボン輪列
76のリボン輪列駆動ギア78に噛み合った状態でキャ
リッジ19の移動に追随する。特に、前述の如く、自動
シート厚調整機構65によって記録ヘッド18は、プラ
テン20から最も離れた基準位置までキャリッジ19を
介して上昇されるが、この場合にも、ラック75は、リ
ボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に噛み合った状
態でキャリッジ19の上昇に追随する。
【0062】一方、前述のスライダ86は、ラック75
が上述のように移動可能に構成されたことから、このラ
ック75をリボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に
対し適正位置に保持するために、このラック75を押圧
可能な押圧部材として機能する。
【0063】このスライダ86は、図10(A)及び
(B)に示すように、一体成形された基部89A及び突
設部89Bを有してなり、側面視L字形状に形成され
る。この基部89Aの内側面の一部90と突設部89B
の内側面の一部91とが、ラック75のラック本体80
(図8)を押圧可能とする。突設部89Bがラック75
の長尺開口82に挿通され、その先端面92がリアフレ
ーム15に当接する。また、突設部89Bの両側面に突
起93が形成されている。
【0064】前記リボンカートリッジホルダ40は、図
5に示すように、スライダ86に対応する図5における
上部に、一対の可撓部94が形成される。これらの可撓
部94は、リボンカートリッジホルダ40の長手方向、
つまり、キャリッジ19の走行方向に対向して形成さ
れ、リアフレーム15へ進退する方向(図9の矢印M方
向)に撓み変形可能に設けられる。そして、これらの可
撓部94に、係止部材としての係止爪95が一体成形さ
れる。これらの係止爪95は、図8にも示すようにスラ
イダ86側へ延設されて、このスライダ86の突起93
を係止可能とする。
【0065】係止爪95がスライダ86の突起93を係
止することによって、スライダ86は、ラック75のラ
ック本体80を押圧し、その反力をラック75から受け
たときにも、通常、この反力による浮き上がりが防止さ
れる。これにより、ラック75は、リボン輪列76のリ
ボン輪列駆動ギア78に対し適正位置に保持されて、こ
のリボン輪列駆動ギア78との噛み合いが良好に確保さ
れる。
【0066】また、一対の可撓部94を、図9の矢印M
方向でスライダ86側へ撓み変形させることによって、
上記係止爪95はともにスライダ86から離反し、スラ
イダ86の突起93との係止が解除され、この状態で、
スライダ86が取り外し取り付け可能とされる。
【0067】一方、キャリッジ19のスライダ86に対
応する端部、つまり図8における上端部には、係止爪9
5に当接可能なストッパ部材としてのストッパ96が一
体成形される。このストッパ96は、図7に示すよう
に、キャリッジ19の走行方向に沿って延設されたもの
である。
【0068】このストッパ96が存在しない場合には、
キャリッジ19の例えば高速走行時に、リボン輪列76
のリボン輪列駆動ギア78からラック75のラック本体
80へ図7の上向きの力が作用した時、この力は、スラ
イダ86に対しても同方向に作用し、このスライダ86
の突起93を経て係止爪95にも同様に作用する。係止
爪95に上記上向きの力が作用すると、可撓部94が撓
み変形可能に構成されて剛性が低いことから、この可撓
部94は軸心97回りに捻れ、この結果、係止爪95も
軸心97を中心に図7における上方へ回動してしまう。
このため、スライダ86の突起93と係止爪95との係
止状態が解除されて、スライダ86が浮き上がり、この
スライダ86によりラック75を適正位置に保持できな
い場合がある。
【0069】しかしながら、キャリッジ19に、係止爪
95に当接可能なストッパ96が形成されているので、
このストッパ96が、上述の係止爪95の軸心97回り
の回動を規制又は阻止する。この結果、この係止爪95
とスライダ86の突起93との係止状態が維持されて、
スライダ86の浮き上がりが防止され、このスライダ8
6により、リボン輪列駆動ギア78に対するラック75
の適正位置が確保される。
【0070】また、図8に示すように、係止爪95の上
縁とストッパ96の下縁には、スライダ86へ向かって
下方に傾斜するテーパ98、99がそれぞれ形成されて
いる。これらのテーパ98、99は、リボンカートリッ
ジホルダ40のキャリッジ19への取り付け時に、この
リボンカートリッジホルダ40の図8における下辺10
0をキャリッジ19に接触させ、リボンカートリッジホ
ルダ40を図8の矢印N方向に回動させてキャリッジ1
9に取り付ける際に、リボンカートリッジホルダ40に
おける係止爪95の回動軌跡がキャリッジ19のストッ
パ96に干渉しないようにするために設けられている。
【0071】上述のように構成されたことから、上記実
施の形態によれば、次の効果及びを奏する。
【0072】キャリッジ19に配設されたリボンカー
トリッジホルダ40には撓み変形可能な可撓部94が設
けられ、この可撓部94に、ラック75を押圧可能なス
ライダ86を係止可能とする係止爪95が設けられたこ
とから、可撓部94を撓み変形させることによって係止
爪95をスライダ86に対し相対移動させ、これによ
り、係止爪95によるスライダ86の係止状態を解除で
きる。この結果、スライダ86が取り付け取り外し可能
となって、ラック75の取り付け取り外しが可能となる
ので、プリンタ10の組立性を向上させることができ
る。
【0073】キャリッジ19の上端部には、係止爪9
5に当接して、この係止爪95がスライダ86からの力
によって移動することを規制するストッパ96が設けら
れたことから、キャリッジ19の特に高速走行により、
リボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78からラック7
5に力が作用し、この力がスライダ86を介して係止爪
95に作用しても、この係止爪95が軸心97回りに回
動することをストッパ96により規制できるので、係止
爪95によるスライダ86の係止状態を良好に維持でき
る。この結果、スライダ86の浮き上がりを防止でき、
このスライダ86によりラック75を、リボン輪列76
のリボン輪列駆動ギア78に対して適正位置に保持でき
るので、これらのラック75とリボン輪列駆動ギア78
との噛み合いを良好に確保できる。
【0074】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0075】例えば、上記実施の形態では、係止爪9
5、ストッパ96にそれぞれテーパ98、99が形成さ
れたものを述べたが、リボンカートリッジホルダ40を
水平方向に移動させてキャリッジ19に取り付ける場合
等では、上記テーパ98、99を形成しなくてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る記録装置に
よれば、プラテンの軸方向に沿って走行可能で、且つ上
記プラテンに接離する方向に移動可能に設けられ、更に
リボンカートリッジを装着可能なキャリッジと、このキ
ャリッジの走行方向に延在し、このキャリッジが上記プ
ラテンに接離する方向に移動可能にフレームに設けられ
たラックと、上記キャリッジに配列されるとともに、上
記ラックに連結され、上記キャリッジに設置されたリボ
ン巻取軸を駆動するリボン輪列とを有し、上記キャリッ
ジの走行に伴い、上記ラック及び上記リボン輪列を介し
て上記リボン巻取軸を駆動させ、上記リボンカートリッ
ジのリボンを巻き取る記録装置であって、上記キャリッ
ジ側には、撓み変形可能な可撓部に、上記ラックを押圧
可能な押圧部材を係止可能とする係止部材が設けられ、
更に、上記キャリッジには、上記係止部材に当接して、
この係止部材が上記押圧部材からの力によって移動する
ことを規制するストッパ部材が設けられたことから、フ
レームに配設されたラックとキャリッジに配列されたリ
ボン輪列との連結を、組立性を損なうことなくラックを
適正位置に保持することにより良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタで、カットシートフィーダを取
り外した状態の斜視図である。
【図3】図1のプリンタにおけるプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図4】図3のプリンタ本体のシート搬送機構部を示す
斜視図である。
【図5】図3のプリンタ本体を別の角度から目視した斜
視図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図3の一部を拡大して示す斜視図である。
【図8】図3のキャリッジを示す側面図である。
【図9】図3のキャリッジを裏面側から目視した斜視図
である。
【図10】図7のスライダを示す斜視図である。
【図11】図3のラックを示す斜視図である。
【図12】従来のドットインパクトプリンタにおけるキ
ャリッジを示す裏面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 15 リアフレーム 16 左サイドフレーム 19 キャリッジ 20 プラテン 40 リボンカートリッジホルダ 40A リボンカートリッジ 42 リボン巻取軸 75 ラック 76 リボン輪列 86 スライダ(押圧部材) 94 可撓部 95 係止爪(係止部材) 96 ストッパ(ストッパ部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンの軸方向に沿って走行可能で、
    且つ上記プラテンに接離する方向に移動可能に設けら
    れ、更にリボンカートリッジを装着可能なキャリッジ
    と、 このキャリッジの走行方向に延在し、このキャリッジが
    上記プラテンに接離する方向に移動可能にフレームに設
    けられたラックと、 上記キャリッジに配列されるとともに、上記ラックに連
    結され、上記キャリッジに設置されたリボン巻取軸を駆
    動するリボン輪列とを有し、 上記キャリッジの走行に伴い、上記ラック及び上記リボ
    ン輪列を介して上記リボン巻取軸を駆動させ、上記リボ
    ンカートリッジのリボンを巻き取る記録装置であって、 上記キャリッジ側には、撓み変形可能な可撓部に、上記
    ラックを押圧可能な押圧部材を係止可能とする係止部材
    が設けられ、 更に、上記キャリッジには、上記係止部材に当接して、
    この係止部材が上記押圧部材からの力によって移動する
    ことを規制するストッパ部材が設けられたことを特徴と
    する記録装置。
  2. 【請求項2】 上記可撓部は、キャリッジに配設されて
    リボンカートリッジを装着可能とするリボンカートリッ
    ジホルダに形成され、上記係止部材は、この可撓部から
    一体に延設された係止爪であることを特徴とする請求項
    1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記押圧部材は、フレームに当接して、
    キャリッジのキャリッジガイド軸回りの回動を規制し、
    当該キャリッジの走行時に上記フレームに摺接するスラ
    イダであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    記録装置。
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