JP3775192B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャリッジの走行方向に沿ってフレームに配設されたラックを備える記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドットインパクト式の記録装置には、図12に示すように、記録ヘッド201を備えたキャリッジ202がキャリッジガイド軸203に摺動自在に設けられ、このキャリッジガイド軸203がラック204とともにフレームに配設され、上記キャリッジ202がキャリッジ駆動モータ205を搭載し、このキャリッジ駆動モータ205のピニオン206がラック204に噛み合い、キャリッジ駆動モータ205の駆動によりキャリッジ202が、プラテン207の軸方向に走行するよう構成されたものがある。
【0003】
上記ラック204は樹脂にて成形され、例えばフレームにばね等を用いて弾性支持されて、キャリッジガイド軸203及びプラテン207に接離する方向(図12の上下方向)に移動可能に構成されている。このため、キャリッジ202には、ピニオン206との間でラック204を挟み、このラック204をピニオン206に対し適正位置に保持するために、ラック押えローラ208が設置されている。これにより、ラック204とピニオン206との適切な噛み合いが担保される。
【0004】
なお、図中の符号209はリボンカートリッジである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、ラック204がピニオン206とラック押えローラ208とにより挟持されているので、このラック204とピニオン206との噛み合いを良好に確保することができる。
【0006】
しかし、ラック204の交換時またはキャリッジ202の取り付け取り外し時には、キャリッジ駆動モータ205またはラック押えローラ208をキャリッジ202から取り外さなければならない。しかも、ラック204及びキャリッジ駆動モータ205がキャリッジ202の裏面側に設けられていることから、上記取り外し作業が煩雑となってしまう。このため、記録装置の組立性が低下してしまう。
【0007】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、フレームに配設されたラックとキャリッジに配列されたリボン輪列との連結を、組立性を損なうことなくラックを適正位置に保持することにより良好に確保できる記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、プラテンの軸方向に沿って走行可能で、且つ上記プラテンに接離する方向に移動可能に設けられ、更にリボンカートリッジを装着可能なキャリッジと、このキャリッジの走行方向に延在し、このキャリッジが上記プラテンに接離する方向に移動可能にフレームに設けられたラックと、上記キャリッジに配列されるとともに、上記ラックに連結され、上記キャリッジに設置されたリボン巻取軸を駆動するリボン輪列とを有し、上記キャリッジの走行に伴い、上記ラック及び上記リボン輪列を介して上記リボン巻取軸を駆動させ、上記リボンカートリッジのリボンを巻き取る記録装置であって、前記リボン輪列とは反対側から前記ラックを押圧し、前記リボン輪列に対する前記ラックの位置を保持する押圧部材と、前記押圧部材が前記ラックから離隔しないよう前記押圧部材を係止する係止爪と、前記係止爪を支持するとともに、所定の外力が加わった場合に前記係止爪が前記押圧部材から離脱する向きに撓む可撓部と、前記係止爪が前記押圧部材から離脱する向きとは直交する方向への前記可撓部の撓みを抑えるストッパとを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記可撓部は、キャリッジに配設されてリボンカートリッジを装着可能とするリボンカートリッジホルダに形成され、上記係止爪は、この可撓部から一体に延設されたものであることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記押圧部材は、フレームに当接して、キャリッジのキャリッジガイド軸回りの回動を規制し、当該キャリッジの走行時に上記フレームに摺接するスライダであることを特徴とするものである。
【0011】
請求項1、2または3に記載の発明には、次の作用がある。
【0012】
キャリッジ側においては、撓み変形可能な可撓部に、ラックを押圧する押圧部材を係止する係止爪が設けられたことから、可撓部を撓み変形させることによって係止爪を押圧部材に対し相対移動させ、これにより、係止爪による押圧部材の係止を解除できる。この結果、押圧部材が取り付け取り外し可能となって、ラックの取り付け取り外しが可能となり、記録装置の組立性を向上させることができる。
【0013】
また、キャリッジには、係止爪に当接して、この係止爪が押圧部材からの力によって移動することを規制するストッパ部材が設けられたことから、キャリッジの走行によりリボン輪列からラックに力が作用し、この力が押圧部材を介して係止爪に作用しても、この係止爪の移動をストッパ部材により規制できるので、係止爪による押圧部材の係止状態を良好に維持できる。この結果、押圧部材の浮き上がりを防止でき、この押圧部材によりラックをリボン輪列に対して適正位置に保持できるので、これらのラックとリボン輪列との連結を好適に確保できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。図3は、図1のプリンタにおけるプリンタ本体を示す斜視図である。
【0016】
図1及び図2に示す記録装置としてのプリンタ10は、多数の記録ワイヤを、インクリボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。
【0017】
このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリンタ本体11の後方側に配置されたプッシュトラクタユニット12(図2)と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆う外装体としてのアッパケース13A及びロアケース13Bと、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートの供給を案内するシート供給ガイド43と、プリンタ本体11の後方側で、プッシュトラクタユニット12の上方位置に設置され、カットシートをプリンタ本体11の記録機構部へ1枚づつ供給するカットシートフィーダ44(図1)と、を有して構成される。
【0018】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば単票紙、複写紙又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙がある。
【0019】
上記プリンタ本体11は、図3及び図6に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム14、リアフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としてのプラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24と、を有して構成される。
【0020】
ベースフレーム14及びリアフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイド軸26が架け渡されて回動自在に枢支される。更に、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間にプラテン20が架け渡されて回転自在に配設されるとともに、シート案内25が固定して配設される。
【0021】
プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、図3及び図6に示すように、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ22が当接状態で上下に配置されて対をなし、フロント側シート搬送ローラ27を構成する。また、第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24とが当接状態で上下に配置されて対をなし、リア側シート搬送ローラ37を構成する。
【0022】
このうち、第1搬送ローラ21及び第4搬送ローラ24が後述の如く駆動ローラであり、第2搬送ローラ22及び第3搬送ローラ23が従動ローラである。また、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ22及び第4搬送ローラ24はシート案内25の上方に配置される。プラテン20、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の上部は、シート案内25の上方に突出した状態となっている。
【0023】
プラテン20、第1搬送ローラ21及び第4搬送ローラ24は、図3に示す駆動輪列部34により正または逆方向に回転駆動される。この駆動輪列部34は左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば左サイドフレーム16に設置される。
【0024】
この駆動輪列部34は、正転又は逆転可能なシート搬送モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が、複数の減速ギア48、49及び50を介してプラテン20へ伝達され、更に、減速ギア50から減速ギア51及び52を介して第1搬送ローラ21へ伝達され、更に、減速ギア49から減速ギア53及び54を経て第4搬送ローラ24へ伝達される。
【0025】
これにより、プラテン20及び第1搬送ローラ21が同一方向に、第4搬送ローラ24が反対方向に回転して、カットシートまたは連続シートを、プリンタ本体11の前方から後方へ矢印A(図6)方向へ搬送可能とし、または、プリンタ本体11の後方から前方へ矢印B(図6)方向へ搬送可能とする。従って、カットシート及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0026】
図4及び図6に示す上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)と、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。
【0027】
一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された穴(不図示)に係合可能とされる。このトラクタベルト31も前述の駆動輪列部34(図3)により駆動される。
【0028】
つまり、駆動輪列部34のモータピニオン36からの駆動力は、図4に示すように、第4搬送ローラ24のローラ軸に設けられた伝動ギア55から、中間ギア56及び57を経て、プッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動軸29に固定されたトラクタ駆動ギア(不図示)へ伝達され、これによりプッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31が駆動可能とされる。
【0029】
このプッシュトラクタユニット12は、プラテン20、フロント側シート搬送ローラ27(第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22)並びにリア側シート搬送ローラ37(第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)と共に連続紙等の連続シートを、主にプリンタ本体11の後方から前方へ矢印B(図6)方向に搬送し、または、プリンタ本体11の前方から後方へ矢印A方向に搬送可能とする。
【0030】
図1に示す前記シート供給ガイド43は、プリンタ本体11の前方側において、アッパケース13Aに着脱自在に設置される。このシート供給ガイド43は、単票紙又は複写紙等のカットシートを、プリンタ本体11の前方から後方へ手差しで1枚ずつ供給する際に、このカットシートを案内する。このシート供給ガイド43により案内されたカットシートは、プラテン20、フロント側シート搬送ローラ27及びリア側シート搬送ローラ37等のシート搬送機構部により搬送される。
【0031】
同じく図1に示す前記カットシートフィーダ44は、プリンタ本体11の後方側に設置されて、単票紙又は複写紙等のカットシートを、プリンタ本体11の後方から前方へ1枚ずつ自動供給するものである。
【0032】
つまり、このカットシートフィーダ44は、図示しないが、供給ローラの回転動作によって、複数枚のカットシートを積層状態で保持するホッパから、最上位のカットシートをピックアップして供給し、この際、最上位のカットシートと共に重送されるカットシートを、分離機構にて分離するものである。供給ローラの一又は複数回転により、1枚のカットシートがプリンタ本体11へ供給される。
【0033】
このカットシートフィーダ44の供給ローラも、前述の駆動輪列部34(図3)により駆動される。即ち、駆動輪列部34のモータピニオン36からの駆動力は、図4に示すように、第4搬送ローラ24のローラ軸に設けられた伝動ギア55から、中間ギア56及び57を経てカットシートフィーダ44の供給ローラ駆動ギア(不図示)へ伝達され、これにより、カットシートフィーダ44の供給ローラが駆動される。
【0034】
上記中間ギア57を、カットシートフィーダ44の供給ローラ駆動ギアと前述のプッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動ギアとに選択的に噛み合わせ可能とし、且つリア側シート搬送ローラ37の接触圧を変更可能とする機構がレリース機構58である。このレリース機構58は、プリンタ10に供給されるシートの種類(カットシート、連続シート)に応じてプリンタ10のシート使用モードを切り換えるものであり、レリース軸59、レリースレバー60及びレリース駆動モータ61を有して構成される。
【0035】
レリース軸59の端部にはピニオン62が形成され、このピニオン62がレリースレバー60のベース部60Aにおけるラック63に噛み合わされている。また、レリースレバー60のベース部60Aには図示しないラックが形成され、このラックがレリース駆動モータ61のモータピニオン(不図示)に噛み合わされて、レリース駆動モータ61の駆動によりレリースレバー60が、プリンタ10の前後方向に移動可能とされる。
【0036】
一方、レリース軸59には、このレリース軸59の回動によって、リア側シート搬送ローラ37の第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24方向へ移動させ、または第4搬送ローラ24から離反させるカム(不図示)が形成されている。また、レリースレバー60のベース部60Aには、レリースレバー60の移動によって中間ギア57を、プッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動ギアとカットシートフィーダ44の供給ローラ駆動ギア(カットシートフィーダ44がプリンタ本体11に装着されている場合に限る。)とに択一に噛み合わせ可能とするカム64が形成されている。
【0037】
レリースレバー60が移動されて連続シート位置に設定され、プリンタ10が連続シート使用モードに切り換えられることにより、カム64の作用で、中間ギア57がプッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動ギアに噛み合い、プッシュトラクタユニット12が動作状態となると共に、レリース軸59が回動して、このレリース軸59のカムの作用で、リア側シート搬送ローラ37の第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24から離反する方向に移動させ、第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24との接触圧を減少させる。
【0038】
また、レリースレバー60が移動されてカットシート位置に設置され、プリンタ10がカットシート使用モードに切り換えられることにより、カム64の作用で、プリンタ本体11にカットシートフィーダ44が装着されている場合に限り、中間ギア57がカットシートフィーダ44の供給ローラ駆動ギアに噛み合い、カットシートフィーダ44が動作状態となると共に、レリース軸59が回動して、このレリース軸59のカムの作用で、リア側シート搬送ローラ37の第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24へ押圧し、第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24との接触圧を増大させる。
【0039】
さて、図3に示す前記キャリッジ19は、キャリッジガイド軸26に摺動自在に挿通されると共に、リアフレーム15の上端部に摺接され、更に記録ヘッド18を搭載する。キャリッジガイド軸26がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20、キャリッジガイド軸26の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。
【0040】
このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト39(図6)に結合される。従って、キャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により、タイミングベルト39を介し、キャリッジガイド軸26に案内されて、主走査方向における図3の左向き又は右向きに走査される。ここで、キャリッジ駆動モータ38は、シート搬送モータ35、レリース駆動モータ61及び後述のシート厚検出用モータ66とともに例えばステッピングモータにて構成される。
【0041】
また、キャリッジ19には、図5にも示すように、リボンカートリッジホルダ40が設けられ、このリボンカートリッジホルダ40に、インクリボンを収納したリボンカートリッジ40Aが装着される。更にキャリッジ19には、リボンカートリッジ40Aのインクリボンを、プラテン20に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)から保護するリボンマスクホルダ41が設置されている。リボンカートリッジ40A内のインクリボンは、リボンカートリッジホルダ40に設置されたリボン巻取軸42により巻き取られて、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を移動可能に設けられる。
【0042】
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシート又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0043】
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が図3の主走査方向左向き又は右向きに走行される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートの場合には、シート搬送機構部(プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0044】
ところで、このプリンタ10には、図5に示すように、供給されたシートのシート厚を検出し、このシート厚に応じてキャリッジガイド軸26を回動させて記録ヘッド18とプラテン20との間のプラテンギャップを調整する自動シート厚調整機構65(即ち自動紙厚調整機構)が装備されている。
【0045】
この自動シート厚調整機構65は、シート厚検出用モータ66、ロータリーエンコーダ67、出力ギア68、減速ギア69、70及び71を有して構成され、この減速ギア71が、キャリッジガイド軸26の両端部の偏心軸部72の一方に固定されている。偏心軸部72がキャリッジガイド軸26に対し偏心する偏心量Lは、例えば1mm程度である。
【0046】
出力ギア68は、シート厚検出用モータ66の出力軸に固定され、図6にも示すように、この出力ギア68に減速ギア69が噛み合う。減速ギア70は、減速ギア69と回転一体に形成されて減速ギア71に噛み合う。これにより、シート厚検出用モータ66の駆動力が出力ギア68、減速ギア69、70及び71を経て偏心軸部72へ伝達され、キャリッジガイド軸26が回動される。すると、このキャリッジガイド軸26が偏心軸部72との偏心量Lに対応する量(例えばL=1mmの場合には、2mm)だけ鉛直方向に上下動し、キャリッジ19を介して記録ヘッド18がプラテン20に対し接離する。
【0047】
ロータリーエンコーダ67は、シート厚検出用モータ66の出力軸に回転一体に設けられたスリット板73と、このスリット板73に対向して配置された、例えば発光ダイオード及びフォトダイオード等からなる投受光器74と、を有してなる。投受光器74の発光ダイオードから出射されてスリット板73のスリットを通過した光が、投受光器74のフォトダイオードに受光されてパルス波に変換され、このパルス波をカウントすることにより、シート厚検出用モータ66の回転角が検出される。
【0048】
このように構成された自動シート厚調整機構65によるシート厚の検出とプラテンギャップの調整は、次のようにしてなされる。
【0049】
まず、プラテン20の直上にシートが存在しない状態でシート厚検出用モータ66を回転して、記録ヘッド18がプラテン20に接近する方向にキャリッジガイド軸26を回動させる。記録ヘッド18がプラテン20に接近するとシート厚検出用モータ66に負荷が作用し、このシート厚検出用モータ66のロータとステータとの安定位置がずれて、ロータリーエンコーダ67の投受光器74(フォトダイオード)から出力されるパルス波形の周期が長くなる。即ち、このパルス波形の周期Tiが理論値Troよりも長くなるため、(Ti−Tro)>0となる。この(Ti−Tro)を累積させてスレッシュホールド値Tthに到達した時点で、シート厚検出用モータ66の回転を停止し、その時までにシート厚検出用モータ66(ステップモータ)を駆動したパルス数をカウントして、基準位置(例えばプラテンギャップが最大となるプラテンギャップベース位置)からプラテン20(プラテン面)までの距離を測定する。
【0050】
次に、記録ヘッド18を上昇させて上記基準位置に位置付け、更に、プラテン20の直上にシートを位置付ける。この状態で、シート厚検出用モータ66を回転して、記録ヘッド18がプラテン20上のシートに接触する方向にキャリッジガイド軸26を回動させる。記録ヘッド18がプラテン20上のシートに接触するとシート厚検出用モータ66に負荷が作用するので、前述と同様にして、ロータリーエンコーダ67の投受光器74(フォトダイオード)から出力されるパルス波形の周期(Ti)とその理論値(Tro)との差(Ti−Tro)を累積して、この(Ti−Tro)の累積値がスレッシュホールド値Tthに到達した時点でシート厚検出用モータ66の回転を停止する。そして、その時までにシート厚検出用モータ66(ステップモータ)を駆動したパルス数をカウントすることにより、基準位置からプラテン20上のシート(シート面)までの距離を測定する。
【0051】
その後、上述のようにして測定されたシート面とプラテン面との差を演算してシート厚とする。そして、シート厚検出用モータ66を駆動しキャリッジガイド軸26を回動させて、記録ヘッド18とプラテン20との間のプラテンギャップを上述のようにして算出したシート厚に応じて調整する。
【0052】
さて、図5に示すように、キャリッジ19のリボンカートリッジホルダ40に設置されたリボン駆動軸42は、リアフレーム15等に配設されたラック75と、キャリッジ19に配置されたリボン輪列76(図8)とにより駆動される。
【0053】
ラック75は、後述するが、図3に示すキャリッジ19の走行方向に沿ってリアフレーム15及びサイドフレーム16に取り付けられる。
【0054】
また、図8に示すリボン輪列76は、ラック75のラック歯77に噛み合うリボン輪列駆動ギア78と、リボン駆動軸42に回転一体に設けられたリボン巻取ギア79とを含む、互いに噛み合う多数のギア列である。
【0055】
キャリッジ19が図3の左右方向に走行するに伴い、図8に示すリボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78がラック75のラック歯77から動力を得て回転し、このリボン輪列76におけるリボン巻取ギア79を含む多数のギアが駆動されて、リボン駆動軸42が回転駆動される。このリボン駆動軸42の回転駆動により、キャリッジ19のリボンカートリッジホルダ40に装着されたリボンカートリッジ40Aのリボンが巻き取られる。
【0056】
前記ラック75は、図11に示すように、ラック本体80と補強部81とが樹脂材料にて一体成形されたものであり、これらラック本体80と補強部81との間に長尺開口82が形成されている。
【0057】
ラック本体80は、下縁部に上記ラック歯77が形成される。また、このラック本体80の一端部87に、スプリング83(図7)を係止可能な係止部84が設けられ、他端部88にスリット85が形成される。上記係止部84は、ラック本体80の一端部87において、補強部81に対応した位置に位置付けられる。また、上記スリット85は、ラック歯77側に開口を有し、図3に示すように、左サイドフレーム16の上端部を、キャリッジ19がプラテン20に接離する方向(図3の上下方向)に摺動自在に挿入する。
【0058】
ラック75は、ラック本体80のスリット85に左サイドフレーム16の上端部が挿入されるとともに、図7に示すように、リアフレーム15に係止されたスプリング83がラック本体80の係止部84に係止されて、このスプリング83の引張力がラック75の長手方向(キャリッジ19の走行方向)に作用した状態で、リアフレーム15及び左サイドフレーム16に弾性支持される。
【0059】
また、ラック75の上記長尺開口82は、キャリッジ19の走行方向に延在するとともに、ラック75の取付状態で、リアフレーム15に当接するキャリッジ19のスライダ86を挿通可能とする。このスライダ86は、キャリッジ19の上端部に後述の如く着脱自在に設けられ、リアフレーム15に当接して、キャリッジ19がキャリッジガイド軸26を中心に回動することを規制し、キャリッジ19の走行時にリアフレーム15に摺接する。
【0060】
上述の如く、図3に示すラック75は、ラック本体80が樹脂にて構成されて撓み変形可能とされ、しかも、スプリング83にて弾性支持され、更に、ラック本体80のスリット85に左サイドフレーム16の上端部が、キャリッジ19がプラテン20に接離する方向に摺動自在に挿入されたことから、キャリッジ19がプラテン20に接離する方向(図3の上下方向)に移動可能に構成される。
【0061】
従って、図8に示すように、プラテンギャップ調整のためにキャリッジ19がプラテン20に接離する方向に大きく移動した場合にも、小さく移動した場合にも、ラック75は、そのラック歯77がリボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に噛み合った状態でキャリッジ19の移動に追随する。特に、前述の如く、自動シート厚調整機構65によって記録ヘッド18は、プラテン20から最も離れた基準位置までキャリッジ19を介して上昇されるが、この場合にも、ラック75は、リボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に噛み合った状態でキャリッジ19の上昇に追随する。
【0062】
一方、前述のスライダ86は、ラック75が上述のように移動可能に構成されたことから、このラック75をリボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に対し適正位置に保持するために、このラック75を押圧可能な押圧部材として機能する。
【0063】
このスライダ86は、図10(A)及び(B)に示すように、一体成形された基部89A及び突設部89Bを有してなり、側面視L字形状に形成される。この基部89Aの内側面の一部90と突設部89Bの内側面の一部91とが、ラック75のラック本体80(図8)を押圧可能とする。突設部89Bがラック75の長尺開口82に挿通され、その先端面92がリアフレーム15に当接する。また、突設部89Bの両側面に突起93が形成されている。
【0064】
前記リボンカートリッジホルダ40は、図5に示すように、スライダ86に対応する図5における上部に、一対の可撓部94が形成される。これらの可撓部94は、リボンカートリッジホルダ40の長手方向、つまり、キャリッジ19の走行方向に対向して形成され、リアフレーム15へ進退する方向(図9の矢印M方向)に撓み変形可能に設けられる。そして、これらの可撓部94に、係止部材としての係止爪95が一体成形される。これらの係止爪95は、図8にも示すようにスライダ86側へ延設されて、このスライダ86の突起93を係止可能とする。
【0065】
係止爪95がスライダ86の突起93を係止することによって、スライダ86は、ラック75のラック本体80を押圧し、その反力をラック75から受けたときにも、通常、この反力による浮き上がりが防止される。これにより、ラック75は、リボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に対し適正位置に保持されて、このリボン輪列駆動ギア78との噛み合いが良好に確保される。
【0066】
また、一対の可撓部94を、図9の矢印M方向でスライダ86側へ撓み変形させることによって、上記係止爪95はともにスライダ86から離反し、スライダ86の突起93との係止が解除され、この状態で、スライダ86が取り外し取り付け可能とされる。
【0067】
一方、キャリッジ19のスライダ86に対応する端部、つまり図8における上端部には、係止爪95に当接可能なストッパ部材としてのストッパ96が一体成形される。このストッパ96は、図7に示すように、キャリッジ19の走行方向に沿って延設されたものである。
【0068】
このストッパ96が存在しない場合には、キャリッジ19の例えば高速走行時に、リボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78からラック75のラック本体80へ図7の上向きの力が作用した時、この力は、スライダ86に対しても同方向に作用し、このスライダ86の突起93を経て係止爪95にも同様に作用する。係止爪95に上記上向きの力が作用すると、可撓部94が撓み変形可能に構成されて剛性が低いことから、この可撓部94は軸心97回りに捻れ、この結果、係止爪95も軸心97を中心に図7における上方へ回動してしまう。このため、スライダ86の突起93と係止爪95との係止状態が解除されて、スライダ86が浮き上がり、このスライダ86によりラック75を適正位置に保持できない場合がある。
【0069】
しかしながら、キャリッジ19に、係止爪95に当接可能なストッパ96が形成されているので、このストッパ96が、上述の係止爪95の軸心97回りの回動を規制又は阻止する。この結果、この係止爪95とスライダ86の突起93との係止状態が維持されて、スライダ86の浮き上がりが防止され、このスライダ86により、リボン輪列駆動ギア78に対するラック75の適正位置が確保される。
【0070】
また、図8に示すように、係止爪95の上縁とストッパ96の下縁には、スライダ86へ向かって下方に傾斜するテーパ98、99がそれぞれ形成されている。これらのテーパ98、99は、リボンカートリッジホルダ40のキャリッジ19への取り付け時に、このリボンカートリッジホルダ40の図8における下辺100をキャリッジ19に接触させ、リボンカートリッジホルダ40を図8の矢印N方向に回動させてキャリッジ19に取り付ける際に、リボンカートリッジホルダ40における係止爪95の回動軌跡がキャリッジ19のストッパ96に干渉しないようにするために設けられている。
【0071】
上述のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0072】
▲1▼キャリッジ19に配設されたリボンカートリッジホルダ40には撓み変形可能な可撓部94が設けられ、この可撓部94に、ラック75を押圧可能なスライダ86を係止可能とする係止爪95が設けられたことから、可撓部94を撓み変形させることによって係止爪95をスライダ86に対し相対移動させ、これにより、係止爪95によるスライダ86の係止状態を解除できる。この結果、スライダ86が取り付け取り外し可能となって、ラック75の取り付け取り外しが可能となるので、プリンタ10の組立性を向上させることができる。
【0073】
▲2▼キャリッジ19の上端部には、係止爪95に当接して、この係止爪95がスライダ86からの力によって移動することを規制するストッパ96が設けられたことから、キャリッジ19の特に高速走行により、リボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78からラック75に力が作用し、この力がスライダ86を介して係止爪95に作用しても、この係止爪95が軸心97回りに回動することをストッパ96により規制できるので、係止爪95によるスライダ86の係止状態を良好に維持できる。この結果、スライダ86の浮き上がりを防止でき、このスライダ86によりラック75を、リボン輪列76のリボン輪列駆動ギア78に対して適正位置に保持できるので、これらのラック75とリボン輪列駆動ギア78との噛み合いを良好に確保できる。
【0074】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0075】
例えば、上記実施の形態では、係止爪95、ストッパ96にそれぞれテーパ98、99が形成されたものを述べたが、リボンカートリッジホルダ40を水平方向に移動させてキャリッジ19に取り付ける場合等では、上記テーパ98、99を形成しなくてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る記録装置によれば、プラテンの軸方向に沿って走行可能で、且つ上記プラテンに接離する方向に移動可能に設けられ、更にリボンカートリッジを装着可能なキャリッジと、このキャリッジの走行方向に延在し、このキャリッジが上記プラテンに接離する方向に移動可能にフレームに設けられたラックと、上記キャリッジに配列されるとともに、上記ラックに連結され、上記キャリッジに設置されたリボン巻取軸を駆動するリボン輪列とを有し、上記キャリッジの走行に伴い、上記ラック及び上記リボン輪列を介して上記リボン巻取軸を駆動させ、上記リボンカートリッジのリボンを巻き取る記録装置であって、上記キャリッジ側には、撓み変形可能な可撓部に、上記ラックを押圧可能な押圧部材を係止可能とする係止部材が設けられ、更に、上記キャリッジには、上記係止部材に当接して、この係止部材が上記押圧部材からの力によって移動することを規制するストッパ部材が設けられたことから、フレームに配設されたラックとキャリッジに配列されたリボン輪列との連結を、組立性を損なうことなくラックを適正位置に保持することにより良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタで、カットシートフィーダを取り外した状態の斜視図である。
【図3】図1のプリンタにおけるプリンタ本体を示す斜視図である。
【図4】図3のプリンタ本体のシート搬送機構部を示す斜視図である。
【図5】図3のプリンタ本体を別の角度から目視した斜視図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図3の一部を拡大して示す斜視図である。
【図8】図3のキャリッジを示す側面図である。
【図9】図3のキャリッジを裏面側から目視した斜視図である。
【図10】図7のスライダを示す斜視図である。
【図11】図3のラックを示す斜視図である。
【図12】従来のドットインパクトプリンタにおけるキャリッジを示す裏面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
15 リアフレーム
16 左サイドフレーム
19 キャリッジ
20 プラテン
40 リボンカートリッジホルダ
40A リボンカートリッジ
42 リボン巻取軸
75 ラック
76 リボン輪列
86 スライダ(押圧部材)
94 可撓部
95 係止爪(係止部材)
96 ストッパ(ストッパ部材)
Claims (3)
- プラテンの軸方向に沿って走行可能で、且つ上記プラテンに接離する方向に移動可能に設けられ、更にリボンカートリッジを装着可能なキャリッジと、
このキャリッジの走行方向に延在し、このキャリッジが上記プラテンに接離する方向に移動可能にフレームに設けられたラックと、
上記キャリッジに配列されるとともに、上記ラックに連結され、上記キャリッジに設置されたリボン巻取軸を駆動するリボン輪列とを有し、
上記キャリッジの走行に伴い、上記ラック及び上記リボン輪列を介して上記リボン巻取軸を駆動させ、上記リボンカートリッジのリボンを巻き取る記録装置であって、
前記リボン輪列とは反対側から前記ラックを押圧し、前記リボン輪列に対する前記ラックの位置を保持する押圧部材と、
前記押圧部材が前記ラックから離隔しないよう前記押圧部材を係止する係止爪と、
前記係止爪を支持するとともに、所定の外力が加わった場合に前記係止爪が前記押圧部材から離脱する向きに撓む可撓部と、
前記係止爪が前記押圧部材から離脱する向きとは直交する方向への前記可撓部の撓みを抑えるストッパと、
を備えたことを特徴とする記録装置。 - 上記可撓部は、キャリッジに配設されてリボンカートリッジを装着可能とするリボンカートリッジホルダに形成され、上記係止爪は、この可撓部から一体に延設されたものであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 上記押圧部材は、フレームに当接して、キャリッジのキャリッジガイド軸回りの回動を規制し、当該キャリッジの走行時に上記フレームに摺接するスライダであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
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