JP2002096102A - ラルゼン型鋼矢板の圧延方法 - Google Patents

ラルゼン型鋼矢板の圧延方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 U型鋼矢板、特にラルゼン型鋼矢板をユニバ
ーサル圧延機により製造する経済的な圧延法を提供す
る。 【解決手段】 矩形断面または粗形断面を素材としてラ
ルゼン型鋼矢板を圧延するに際し、該素材から中間断面
を造形する粗工程において、ユニバーサル圧延機を一基
または複数基配置し、該ユニバーサル圧延機の水平ロー
ル対と竪ロール対とにより、ウェブ相当部には水平ロー
ル対で、フランジ相当部および継手相当部には竪ロール
で直接圧下を加えることにより、フランジ相当部から継
手相当部にかけて単調に伸長した形状の中間断面を造形
し、仕上工程において該中間断面の圧下および継手の曲
げ成形をおこなうことにより最終製品断面を造形するこ
とを特徴とするラルゼン型鋼矢板の圧延方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、U型鋼矢板の圧延
方法に関し、とくにラルゼン型鋼矢板の経済的な圧延法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラルゼン型鋼矢板は、たとえば図10の
ような圧延工程によって造形される。すなわち、矩形断
面M0を素材にして、これを加熱炉1により圧延可能な
所定の温度にまで加熱し、二重式ブレークダウン圧延機
8(以下、ブレークダウン圧延機)により粗形断面M1
を造形する。さらに、該粗形断面M1を素材にして二重
式第一中間圧延機9(以下、第一中間圧延機)および二
重式第二中間圧延機10(以下、第二中間圧延機)によ
り、中間断面mを形成したあと、二重式仕上圧延機11
(以下、仕上圧延機)により最終製品断面fを造形す
る。この間の被圧延材の造形履歴を図11に示す。図1
1における記号M0,M1,mおよびfは図10に示し
た同じ記号の断面に、また番号8〜11は図10で示し
た同じ番号の各圧延機に対応している。
【0003】必要な孔型数は矩形断面M0の断面寸法な
どに依存するが、通常矩形断面M0から粗形断面M1に
至るまで2〜3孔型、粗形断面M1から中間断面mに至
るまで通常4〜5孔型、中間断面mから最終製品断面f
に至るまで1孔型を必要とする。もちろん、矩形断面M
0の代わりに粗形断面M1を素材にすれば必要な孔型数
はこれよりも減少する。このように必要な孔型数が多い
ため、ロールには胴長内に多数の孔型を配置し、被圧延
材を頻繁に孔型間で移動させる必要がある。
【0004】なお、本発明にいう「中間断面」とは、ウ
ェブ相当部m1、フランジ相当部m2、継手底相当部m
3および継手相当部m4の板厚が最終製品断面fのそれ
らにほぼ等しい断面形状をいう。すなわち、断面にごく
軽い圧下を加え、継手底相当部m3と継手相当部m4を
曲げ成形すれば最終製品断面fになるような断面を中間
断面と定義する。また、本発明にいう「粗形断面」と
は、矩形断面M0の輪郭がすべて消失したU型断面をい
い、中間断面mの1パス前断面までのかなり広い範囲の
断面をさす。
【0005】上記のように、ラルゼン型鋼矢板の圧延に
多数の孔型を必要とするのは、各パスにおける断面内の
延伸分布を均一にし、上下反りを抑制するためである。
逆に同一孔型で圧延パスを継続すると通材性の悪化、す
なわち断面内の延伸不均一による上下反りが発生してし
まう。この理由を以下詳細に説明する。図12に示すよ
うに、ラルゼン型鋼矢板の孔型は基本的には上下ロール
対7−1,7−2により構成される。断面形状は左右対
称のため、図12では左側半分のみ示している。ただ
し、継手底相当部m3および継手相当部m4の全断面積
に占める割合は小さいので、両者の反りに対する影響は
ウェブ相当部m1およびフランジ相当部m2のそれに比
べて小さく、説明を簡単にするためウェブ相当部m1と
フランジ相当部m2のみを示している。また、実際には
ウェブ相当部m1およびフランジ相当部m2の板厚はそ
れらの幅方向に一定ではないが、これについても説明の
簡単化のため代表板厚(たとえば幅方向中央位置での板
厚)をとって、該板厚で幅方向に均一とする。
【0006】まず、図12に示した記号は以下の通りで
ある。 x−x:ロール軸に平行な直線、 o−o:ロール孔型の対称軸、 θw :ウェブ相当部m1板厚中心線と直線x−xのなす
角、 θf :フランジ相当部m2板厚中心線と直線x−xのな
す角、 Δs:鉛直方向のロール隙の前パス〜当該バス差、 tw :当該パスにおける孔型ウェブ相当部m1の板厚方
向ロール隙、 tf :当該パスにおける孔型フランジ相当部m2の板厚
方向ロール隙、 さらに図12には記載していないが、記号を以下に定義
する。
【0007】tw0:入側断面ウェブ相当部m1の板厚、 tf0:入側断面フランジ相当部m2の板厚、 λw :当該パスにおけるウェブ相当部m1の板厚延伸、 λf :当該パスにおけるフランジ相当部m2の板厚延
伸。 ラルゼン型鋼矢板のような上下非対称断面の圧延では、
上下方向に発生する反りを抑制することが重要なポイン
トである。反りはフランジ相当部m2とウェブ相当部m
1の板厚延伸比λf /λw と密接な関係がある。すなわ
ち、断面内でλ w >λf であれば、ウェブ相当部m1の
伸びがフランジ相当部m2のそれよりも大きく、その結
果フランジ相当部m2を内側にした反りが発生し、逆に
λw <λ f であればウェブ相当部m1を内側にした反り
が発生する。したがって、比λf/λw をできるだけ1
に近づけ、フランジ相当部m2とウェブ相当部m1の板
厚延伸をほぼ一致させることが重要である。該板厚延伸
比λf /λw を与える式は、第一パスについては式
(1)、第二パス以降については式(2)である。
【0008】 λf /λw =(tf0/ tf ) /(tw0/ tw ) (1) λf /λw ={(tf +Δscosθf ) / tf }/{(tw +Δscosθw ) / tw } =(1+Δscosθf / tf ) / (1 +Δscosθw / tw ) (2) 第一パスにおける入側断面の板厚tf0,tw0と出側断面
の板厚tf ,tw はそれぞれ別の孔型で造形される板厚
であるから、それぞれ独立である。すなわち、λf /λ
w =1となるように、第一パスの狙い厚みtf ,tw
は独立に入側板厚tf0およびtw0を直前の孔型で設定で
きるので反りを抑制できる。
【0009】つぎに第二パス目以降であるが、パスに関
係なく常にλf /λw =1となるためには式(2)か
ら、 cosθw /tw = cosθf /tf (3) でなければならない。しかし、一般には式(3)を満足
するような圧延法をとることは孔型圧延では不可能であ
り、Δsが大きくなる(パスが進む)につれて反りは増
加していく。その許容限界から、通常1パスで当該孔型
での圧延を終了し、後続の孔型に引き継ぐことを避けら
れず、その結果圧延を継続するためには多数の孔型を必
要とする。このように、上下非対称形鋼の同一孔型によ
る多パス高累積延伸圧延(以下、同一孔型多パス圧延)
は反りのため困難であり、反りを発生させないために
は、多数の孔型を配置せざるを得ず、ロールコストの増
大や被圧延材の孔型間の移動による能率低下を招いてい
た。
【0010】この問題を解決するための方法の一つにユ
ニバーサル圧延法が考えられる。図13のように水平ロ
ール対6−1,6−2でウェブ相当部m1を、竪ロール
6−3,6−4(左右対称のため右側の竪ロール6−4
は表示を省略、以下同様)でフランジ相当部m2を直接
圧下するようなユニバーサル圧延法である。この場合、
ウェブ圧下量Δtw (式(2)右辺でΔs cosθw に相
当)とフランジ圧下量Δtf (式(2)右辺でΔs cos
θf に相当)を互いに独立に設定できるため、λf /λ
w を常に1に維持しての圧延が可能である。
【0011】しかし、実際には鋼矢板には継手相当部m
4があるために、竪ロール6−3,6−4でフランジ相
当部m2を直接圧下することはできず、従来のユニバー
サル圧延法は以下に述べるように継手相当部m4のみを
竪ロール6−3,6−4で直接圧下する方式であった。
この方式のユニバーサル圧延法は、特公昭47−477
84、特開昭58−13401、特開昭60−4410
1、特開昭63−199002の各公報などにより周知
である。たとえば、特公昭47−47784公報の特許
請求の範囲には「ユニバーサル圧延機の水平ロールと竪
ロールとによりウェブとフランジ対応部には水平ロール
で、爪の掌対応部には竪ロールで直接圧下を加える」こ
とが主張されている。また、上記の他の公報に開示され
ている技術も基本的には特公昭47−47784公報の
技術をペースとするものである。
【0012】図14(a)に示すラルゼン型鋼矢板のユ
ニバーサル圧延法については、上記の特開昭58−13
401、特開昭60−44101、特開昭63−199
002の各公報に具体的に開示されており、図15
(a)のような孔型圧延法に代わって、図16(a)の
ようなユニバーサル圧延法が示されている。すなわち、
ウェブ相当部m1、フランジ相当部m2および継手底相
当部m3を水平ロール対6−1,6−2で、継手相当部
m4を竪ロール6−3,6−4で直接圧下するやり方で
ある。
【0013】また、図14(b)に示すラカワナ型鋼矢
板のユニバーサル圧延法についても、特公昭47−47
784および特開昭60−44101の各公報に具体的
に示されており、図15(b)のような孔型圧延法に代
わり、図16(b)のようなユニバーサル圧延法が開示
されている。この場合も同様に、ウェブ相当部m1とフ
ランジ相当部m2を水平ロール対6−1,6−2で、継
手相当部m4を竪ロール6−3,6−4で直接圧下す
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のユニバーサル圧
延法においては、竪ロール6−3,6−4で直接圧下で
きる領域が継手相当部m4に限定され、断面の大部分を
占めるウェブ相当部m1およびフランジ相当部m2は水
平ロール対6−1,6−2で構成される孔型によって板
厚圧下される。このため、同一孔型多パス圧延時に反り
が発生するという孔型圧延法の問題は、従来のユニバー
サル圧延法では解決されない。
【0015】ただし、ラカワナ型鋼矢板は継手相当部m
4の断面積が大きいので継手相当部m4を他の部位と独
立に圧下することによる反り抑制効果は比較的大きく、
粗工程の一部で実用化されている。しかし、ラルゼン型
鋼矢板については、継手相当部m4の断面積が小さいの
で、継手相当部m4を独立に圧下しても反り抑制効果は
きわめて小さい。また、無理やり断面積の小さい継手相
当部m4を独立に圧下して反り制御をおこなおうとする
と、継手の形状が崩れる。したがって、図16(a)の
ようなユニバーサル圧延法は図15(a)のような孔型
圧延法と比べてほとんど有利な点を見いだすことができ
ず、実用化に至っていなかった。
【0016】本発明は上記のような問題点を解決するも
のであって、製造に必要な孔型数を減らすことによって
ロールコストを削減するとともに、頻繁な孔型間の移動
を避け、生産性の高いラルゼン型鋼矢板の圧延方法を提
供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】ラルゼン型鋼矢板の圧延
における上記の課題を解決するための発明のポイント
は、粗工程にユニバーサル圧延法を導入し、その場合被
圧延材の断面形状を、フランジ相当部m2から継手相当
部m4にかけて単調に伸長した形状とすることであり、
これにより竪ロール6−3,6−4によるフランジ相当
部m2の直接圧下が可能になる。ただし、伸長させた継
手相当部m4を最後に曲げ成形して最終製品断面fとす
る必要があり、この場合伸長させた分仕上圧延における
継手の曲げ成形量が大きくなるため2段階で曲げ成形を
おこなう。さらに、ユニバーサル圧延で噛み出しが発生
する場合には、この噛み出し部分を近接して配置した二
重圧延機のロール対に刻設した孔型により整形する。
【0018】すなわち、本発明の要旨は、以下に示す圧
延方法にある。 (1)矩形断面または粗形断面を素材としてラルゼン型
鋼矢板を圧延するに際し、該素材から中間断面を造形す
る粗工程において、ユニバーサル圧延機を一基または複
数基配置し、該ユニバーサル圧延機の水平ロール対と竪
ロール対とにより、ウェブ相当部には水平ロール対で、
フランジ相当部および継手相当部には竪ロールで直接圧
下を加えることにより、フランジ相当部から継手相当部
にかけて単調に伸長した形状の中間断面を造形し、仕上
工程において該中間断面の圧下および継手の曲げ成形を
おこなうことにより最終製品断面を造形することを特徴
とするラルゼン型鋼矢板の圧延方法。 (2)矩形断面または粗形断面を素材としてラルゼン型
鋼矢板を圧延するに際し、該素材から中間断面を造形す
る粗工程において、該粗工程の前半に二重式圧延機を一
基または複数基、また該粗工程の後半にユニバーサル圧
延機を一基または複数基配置し、前記二重式圧延機のロ
ール対に刻設した孔型により粗形断面を造形し、続いて
該粗形断面を前記ユニバーサル圧延機の水平ロール対と
竪ロール対とにより、ウェブ相当部には水平ロール対
で、フランジ相当部および継手相当部には竪ロールで直
接圧下を加えることにより、フランジ相当部から継手相
当部にかけて単調に伸長した形状の中間断面を造形し、
仕上工程において該中間断面の圧下および継手の曲げ成
形をおこなうことにより最終製品断面を造形することを
特徴とするラルゼン型鋼矢板の圧延方法。 (3)ユニバーサル圧延機の一部またはすべてに近接し
て二重式圧延機を一基または複数基配置し、該二重式圧
延機のロール対に刻設した孔型により、前記ユニバーサ
ル圧延機の水平ロール対および竪ロール対で圧下できな
い被圧延材の部位を整形しつつ、前記ユニバーサル圧延
機との間でタンデム圧延をおこなうことを特徴とする上
記(1)または上記(2)記載のラルゼン型鋼矢板の圧
延方法。 (4)ユニバーサル圧延機の一部またはすべてに近接し
て二重式圧延機を一基または複数基配置し、該二重式圧
延機のロール対のうち、被圧延材のU断面外側に接する
ロールについて、胴幅および孔型深さを変更できるよう
に装置構成しておき、該二重式圧延機の入側における被
圧延材の断面寸法に対応して、前記ロールの胴幅および
孔型深さを調整することにより、前記被圧延材のフラン
ジ相当部とウェブ相当部の境界域およびフランジ相当部
の先端域を整形しつつ、前記ユニバーサル圧延機との間
でタンデム圧延をおこなうことを特徴とする上記(3)
記載のラルゼン型鋼矢板の圧延方法。 (5)仕上工程においてユニバーサル圧延機を一基また
は複数基配置し、中間断面の圧下および継手の曲げ成形
を、前記ユニバーサル圧延機の竪ロールにより、少なく
とも2段階でおこなうことを特徴とする上記(1)〜
(4)のいずれか1項に記載のラルゼン型鋼矢板の圧延
方法。 (6)仕上工程において二重式圧延機を一基または複数
基配置し、中間断面の圧下および継手の曲げ成形を、前
記二重式圧延機のロール対に刻設した孔型により、少な
くとも2段階でおこなうことを特徴とする上記(1)〜
(4)のいずれか1項に記載のラルゼン型鋼矢板の圧延
方法。 (7)仕上工程において二重式圧延機およびユニバーサ
ル圧延機を一基または複数基配置し、中間断面の圧下お
よび継手の曲げ成形を、前記二重式圧延機のロール対に
刻設した孔型および前記ユニバーサル圧延機の竪ロール
により、少なくとも2段階でおこなうことを特徴とする
上記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のラルゼン型
鋼矢板の圧延方法。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に基づくラルゼン型鋼矢板
の圧延工程の例を図1(a)〜(d)に示す。図1
(a)は請求項1に、図1(b)は請求項2に、また図
1(c)は請求項3または請求項4に対応する圧延工程
の一例である。ここに2,5Iおよび5IIは二重式圧延
機、3,3I,3IIはユニバーサル圧延機、4は仕上工
程に属する圧延機群を示す。ユニバーサル圧延機3,3
I,3IIではリバース圧延による同一孔型多パス圧延を
おこなう。5Iおよび5IIの二重式圧延機は、後述のよ
うに、直前のユニバーサル圧延機で生じた噛み出しを押
さえて整形する役割を果たすが、噛み出しが生じなけれ
ば必要ではない。この整形圧延をおこなう場合には、ユ
ニバーサル圧延機3I(または3II)と二重式圧延機5
I(または5II)の間でタンデムリバース圧延をおこな
うことになる。
【0020】さらに、図1(d)の1),2)および
3)はそれぞれ請求項5、請求項6および請求項7に対
応しており、仕上工程に属する圧延機群4の一例であ
る。4−2(または4−2I,4−2II)は二重式圧延
機、4−3(または4−3I,4−3II)はユニバーサ
ル圧延機である。これにより中間断面mの継手相当部m
4および継手底相当部m3に曲げ加工を施すことによ
り、最終製品断面fを造形する。
【0021】図1(a),(b)に示した圧延工程にお
ける被圧延材の変形過程をそれぞれ図2(a),(b)
に示す。二重式圧延機2およびユニバーサル圧延機3
(または、3I,3II)のロール外形と被圧延材の断面
を示す。ユニバーサル圧延機3(または、3I,3II)
の水平ロール対は3−1,3−2(または、3I−1,
3I−2,3II−1,3II−2)、また竪ロール対は3
−3,3−4(または、3I−3,3I−4,3II−
3,3II−4)、である。また、二重式圧延機2の上下
ロール対を2−1,2−2で示す。
【0022】図16(a)に示すようなラルゼン型鋼矢
板の従来のユニバーサル圧延においては、被圧延材は継
手相当部m4を折り曲げた状態のまま圧延されるため、
竪ロール対6−3,6−4で直接圧下できるのは継手相
当部m4だけである。これに対して本発明は、ユニバー
サル圧延で継手相当部m4を折り曲げず、換言すれば被
圧延材の断面形状がフランジ相当部m2から継手相当部
m4の先端部にかけて単調に伸長させた粗形断面を使用
して、この状態のままユニバーサル圧延することを特徴
とする。ここで「単調に伸長」とは、図16(a)のよ
うにフランジ相当部m2から継手相当部m4にかけて急
激に折り曲げることなく、図2(a)または(b)のよ
うな形状にすることを意味している。こうすることによ
り、竪ロールで直接圧下できる領域を、従来の継手相当
部m4のみから、フランジ相当部m2から継手相当部m
4にかけての部分(m2+m3+m4)に拡大すること
ができ、この結果断面内延伸制御能力を飛躍的に高める
ことができる。
【0023】このようにして得られる中間断面mはフラ
ンジ相当部m2から継手相当部m4にかけて単調に伸長
した形状であるため、この直後の仕上工程4で継手を曲
げ成形する必要がある。そのための工程が図1(d)で
あり、その造形過程を図3に示す。従来は図16(a)
で示すように中間断面mの継手相当部m4が折り曲げら
れているので、仕上工程は1段階の曲げ成形により最終
製品断面fを造形できるが、新圧延法では図3に示すよ
うに少なくとも2段階の曲げ成形が必要である。図3
(a)は2台のユニバーサル圧延機4−3Iおよび4−
3IIで、(b)は2台の二重圧延機4−2Iおよび4−
2IIで、(c)は二重圧延機4−2およびユニバーサル
圧延機4−3で、2段階曲げ成形をおこなっている様子
を示している。なお、曲げ成形は2段階以上であればよ
く、これらは本発明技術の範疇に属する。また、図3
(c)では二重圧延機→ユニバーサル圧延機の順で最終
製品断面fを造形する例を示したが、逆にユニバーサル
→二重圧延機の順でもよく、これも本発明技術の範疇で
ある。
【0024】最終圧延機をユニバーサル圧延機とした図
3(a)および(c)においては、最終圧延機4−3II
および4−3による継手相当部の曲げ成形技術は既に特
許第1402907号公報により開示された技術を例示
している。ほかの技術として、図4に示すように、最終
のユニバーサル圧延機4−3II(または、4−3)の竪
ロール4−3II−3,4−3II−4(または、4−3−
3,4−3−4)に最終製品断面fの継手部外形の一部
を包絡する形状に刻設し、該孔型により継手部を整形す
る方法も可能である。
【0025】なお、上記説明では、仕上工程4に属する
二重圧延機4−2,4−2I,4−2II、ユニバーサル
圧延機4−3,4−3Iおよび4−3IIはいずれも両持
ち式ロールで示した。しかし、図5(a)に例示するよ
うに二重圧延機は片持ち式ロール方式、また(b)に例
示するようにユニバーサル圧延機は胴幅可変水平ロール
方式でもよく、この場合についても本発明の範疇内であ
る。
【0026】基本的には上記のようなプロセスで同一孔
型多パス圧延が可能である。しかしながら、実際には図
2(a)または(b)のようにユニバーサル圧延での圧
下を累積すると、図6に示すようにフランジ相当部m2
とウェブ相当部m1の境界域12、およびフランジ相当
部m2の先端域13において噛み出しがしばしば発生す
ることがあり、この噛み出しを抑えるためにはこれらの
部位を整形する必要がある。このことを考慮した圧延工
程が図1(c)であり、ユニバーサル圧延機3I,3II
に近接してそれぞれ二重圧延機5I,5IIを配置し、ユ
ニバーサル圧延機3I〜二重圧延機5I間およびユニバ
ーサル圧延機3II〜二重圧延機5II間でタンデム圧延を
おこなう。
【0027】まず、粗工程の前半における、ユニバーサ
ル圧延機3I〜二重圧延機5I間のタンデム圧延の状況
を図7(a)に示す。図に示したように、ユニバーサル
圧延機3Iの水平ロール対3I−1,3I−2および竪
ロール対3I−3,3I−4により、被圧延材M2は圧
下され、その際に12,13の部位に発生する噛み出し
を二重圧延機5Iのロール対5I−1,5I−2により
整形する。これが請求項3に対応した圧延法である。
【0028】粗工程の前半では上記のような圧延法で許
容できるが、仕上工程に近い粗工程の後半では最終製品
の造り込みのため、二重圧延機の設定を厳密にした請求
項4記載の圧延法を採用する必要がある。図6に示すよ
うに、ユニバーサル圧延機3(または3II)によるリバ
ース圧延で板厚が次第に薄くなるにつれて継手相当部m
4の先端とウェブ相当部m1−フランジ相当部m2境界
の鉛直方向距離Lv 、および左右のウェブ相当部m1−
フランジ相当部m2境界間の距離Lh が変化する。この
ように、被圧延材の断面の変化に対応して、部位12と
13を整形するための二重式圧延機としては、図8に示
すような孔型深さDと胴幅Wが可変である構造を持つ装
置が適切である。この装置の孔型深さDと胴幅Wのオン
ライン変更に対して公知の技術を適用することができ
る。
【0029】孔型深さDのオンライン変更についてはた
とえば特許第1762800号記載の技術を適用するこ
とにより実現できる。該特許第1762800号記載の
技術を適用した孔型深さDのオンライン変更技術は、図
8に示すようにU断面被圧延材の外部に接する側のロー
ル、今の場合上ロール5II−1に適用する。主軸5II−
1−5には該主軸5II−1−5とともに回動する部位1
2の整形ロール5II−1−4が、該整形ロール5II−1
−4の外側には内側偏心スリーブ5II−1−3が、該内
側偏心スリーブ5II−1−3の外側には外側偏心スリー
ブ5II−1−2が、さらに外側偏心スリーブ5II−1−
2には部位13の整形ロール5II−1−1が嵌着されて
いる。孔型深さDの変更は、図に示すように内側偏心ス
リーブ5II−1−3と外側偏心スリーブ5II−1−2の
回動設定により、部位12の圧下終了点と部位13のそ
れが同一の直線Y−Y上に存在する形でおこなわれる。
一方、ロール胴幅Wのオンライン変更についても、前記
特許第1762800号に述べられており、図示してい
ないが部位12の整形ロール5II−1−4が主軸5II−
1−5上を軸方向X−Xに摺動し得るように装置構成し
ておき、液圧シリンダー方式やスクリュー方式など周知
の手段による摺動調整装置でロール胴幅Wが調整され
る。
【0030】図7(b)はこのような二重式圧延機5II
を使用して被圧延材の部位12と13を整形しつつユニ
バーサル圧延を3パスおこない中間断面mを形成する様
子を示している。以上、被圧延材の圧延姿勢は逆U姿勢
で示したが、U姿勢でもまったく同様である。
【0031】
【実施例】本発明に基づき上述の図9(a)の工程で中
間圧延にユニバーサル圧延を適用しラルゼン型鋼矢板を
製造した。図9(b)にはその圧延造形過程を示す。素
材ブルームの断面サイズは700mm×250mmであり、
製品は単重106kg/m、有効幅600mmのラルゼン型
鋼矢板である。粗形断面M2の断面形状をフランジ相当
部m2から継手相当部m4の先端部にかけて単調に伸長
させた形状とした。図9(a)に示すような圧延造形工
程において、ブレークダウン圧延機2により矩形断面M
0から粗形断面M2を5パスで造形し、該粗形鋼片M2
を素材にしてユニバーサル圧延機3−二重式圧延機5の
3パスにわたるタンデムリバース圧延により中間断面m
を造形した。さらに、前記中間断面mの継手底相当部m
3および継手相当部m4を曲げ成形することにより最終
製品断面fを得た。
【0032】
【発明の効果】本発明により、ラルゼン型鋼矢板の圧延
造形に同一孔型多パスのユニバーサル圧延を適用するこ
とができるようになり、その結果、孔型の移動を回避す
ることによる能率向上やロールコスト低減を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明請求項1に対応する圧延工程の
例、(b)は本発明請求項2に対応する圧延工程の例、
(c)は本発明請求項3または請求項4に対応する圧延
工程の例、(d)1)は本発明請求項5に対応する仕上
工程の例、2)は本発明請求項6に対応する仕上工程の
例、3)は本発明請求項7に対応する仕上工程の例、を
示す説明図。
【図2】(a)は本発明請求項1の圧延造形過程の例、
(b)は本発明請求項2の圧延造形過程の例、を示す説
明図。
【図3】(a)は本発明請求項5の圧延造形過程の例、
(b)は本発明請求項6の圧延造形過程の例、(c)は
本発明請求項7の圧延造形過程の例。
【図4】仕上工程におけるユニバーサル圧延の別例を示
す説明図。
【図5】(a)は二重圧延ロールに代わる片持ち式ロー
ルを用いた仕上圧延成形の例を示す説明図、(b)水平
ロールに胴幅可変ロールを用いたユニバーサル方式の仕
上圧延成形の例を示す説明図。
【図6】本発明のユニバーサル圧延法を適用した場合に
発生しやすい噛み出しの発生位置を示す説明図。
【図7】(a)は通常の孔型ロールによる噛み出し整形
方法、(b)はサイズ可変孔型による噛み出し整形方
法、を示す説明図。
【図8】噛み出しの整形に用いるサイズ可変孔型を有す
る二重式圧延機の構造を示す説明図。
【図9】(a)は本願発明の実施例の圧延工程、(b)
はその圧延造形過程、を示す説明図。
【図10】従来のラルゼン型鋼矢板の圧延工程を示す説
明図。
【図11】従来のラルゼン型鋼矢板の圧延造形過程を示
す説明図。
【図12】ラルゼン型鋼矢板の孔型圧延における孔型形
状の構成図。
【図13】ラルゼン型鋼矢板のユニバーサル圧延におけ
る孔型形状の構成図。
【図14】(a)はラルゼン型鋼矢板の断面形状、
(b)はラカワナ型鋼矢板の断面形状、を示す説明図。
【図15】(a)はラルゼン型鋼矢板の孔型圧延状況、
(b)はラカワナ型鋼矢板の孔型圧延状況、を示す状況
図。
【図16】(a)はラルゼン型鋼矢板の従来のユニバー
サル圧延状況、(b)はラカワナ型鋼矢板の従来のユニ
バーサル圧延状況、を示す状況図。
【符号の説明】
M0…矩形断面 M1,M2…粗形断面 m…中間断面 f…最終製品断面 m1…ウェブ相当部 m2…フランジ相当部 m3…継手底相当部 m4…継手相当部 1…加熱炉 2,5,5I,5II…粗工程に属する二重式圧延機 3,3I,3II…粗工程に属するユニバーサル圧延機 4…仕上工程、または仕上工程に属する圧延機群 4−2,4−2I,4−2II…仕上工程に属する二重式
圧延機 4−3,4−3I,4−3II…仕上工程に属するユニバ
ーサル圧延機 6…ユニバーサル圧延機 7…二重圧延機 8…ブレークダウン圧延機 9…第一中間圧延機 10…第二中間圧延機 11…仕上圧延機 圧延機に付した番号の添字については、 −1…上ロール −2…下ロール −3…左ロール −4…右ロール さらに、上記ロールに付した番号の添字については、 −1…被圧延材の部位13の整形ロール −2…外側偏心ロール −3…内側偏心ロール −4…被圧延材の部位12の整形ロール −5…主軸 12,13…ユニバーサル圧延時の噛み出し発生部位

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形断面または粗形断面を素材としてラ
    ルゼン型鋼矢板を圧延するに際し、該素材から中間断面
    を造形する粗工程において、ユニバーサル圧延機を一基
    または複数基配置し、該ユニバーサル圧延機の水平ロー
    ル対と竪ロール対とにより、ウェブ相当部には水平ロー
    ル対で、フランジ相当部および継手相当部には竪ロール
    で直接圧下を加えることにより、フランジ相当部から継
    手相当部にかけて単調に伸長した形状の中間断面を造形
    し、仕上工程において該中間断面の圧下および継手の曲
    げ成形をおこなうことにより最終製品断面を造形するこ
    とを特徴とするラルゼン型鋼矢板の圧延方法。
  2. 【請求項2】 矩形断面または粗形断面を素材としてラ
    ルゼン型鋼矢板を圧延するに際し、該素材から中間断面
    を造形する粗工程において、該粗工程の前半に二重式圧
    延機を一基または複数基、また該粗工程の後半にユニバ
    ーサル圧延機を一基または複数基配置し、前記二重式圧
    延機のロール対に刻設した孔型により粗形断面を造形
    し、続いて該粗形断面を前記ユニバーサル圧延機の水平
    ロール対と竪ロール対とにより、ウェブ相当部には水平
    ロール対で、フランジ相当部および継手相当部には竪ロ
    ールで直接圧下を加えることにより、フランジ相当部か
    ら継手相当部にかけて単調に伸長した形状の中間断面を
    造形し、仕上工程において該中間断面の圧下および継手
    の曲げ成形をおこなうことにより最終製品断面を造形す
    ることを特徴とするラルゼン型鋼矢板の圧延方法。
  3. 【請求項3】 ユニバーサル圧延機の一部またはすべて
    に近接して二重式圧延機を一基または複数基配置し、該
    二重式圧延機のロール対に刻設した孔型により、前記ユ
    ニバーサル圧延機の水平ロール対および竪ロール対で圧
    下できない被圧延材の部位を整形しつつ、前記ユニバー
    サル圧延機との間でタンデム圧延をおこなうことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のラルゼン型鋼矢板
    の圧延方法。
  4. 【請求項4】 ユニバーサル圧延機の一部またはすべて
    に近接して二重式圧延機を一基または複数基配置し、該
    二重式圧延機のロール対のうち、被圧延材のU断面外側
    に接するロールについて、胴幅および孔型深さを変更で
    きるように装置構成しておき、該二重式圧延機の入側に
    おける被圧延材の断面寸法に対応して、前記ロールの胴
    幅および孔型深さを調整することにより、前記被圧延材
    のフランジ相当部とウェブ相当部の境界域およびフラン
    ジ相当部の先端域を整形しつつ、前記ユニバーサル圧延
    機との間でタンデム圧延をおこなうことを特徴とする請
    求項3記載のラルゼン型鋼矢板の圧延方法。
  5. 【請求項5】 仕上工程においてユニバーサル圧延機を
    一基または複数基配置し、中間断面の圧下および継手の
    曲げ成形を、前記ユニバーサル圧延機の竪ロールによ
    り、少なくとも2段階でおこなうことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のラルゼン型鋼矢板の圧
    延方法。
  6. 【請求項6】 仕上工程において二重式圧延機を一基ま
    たは複数基配置し、中間断面の圧下および継手の曲げ成
    形を、前記二重式圧延機のロール対に刻設した孔型によ
    り、少なくとも2段階でおこなうことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のラルゼン型鋼矢板の圧
    延方法。
  7. 【請求項7】 仕上工程において二重式圧延機およびユ
    ニバーサル圧延機を一基または複数基配置し、中間断面
    の圧下および継手の曲げ成形を、前記二重式圧延機のロ
    ール対に刻設した孔型および前記ユニバーサル圧延機の
    竪ロールにより、少なくとも2段階でおこなうことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のラルゼン
    型鋼矢板の圧延方法。
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