JP4016733B2 - 狭フランジ幅h形鋼の圧延方法 - Google Patents

狭フランジ幅h形鋼の圧延方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フランジ幅がウェブ高さの1/4〜1/10の範囲にある狭フランジ幅H形鋼の圧延方法に関し、特に、圧延の高能率化に関する。
【0002】
【従来の技術】
H形鋼などのフランジを有する形鋼は、一般にブレークダウン圧延機、ユニバーサル圧延機、エッジャ圧延機を有する圧延ラインで製造される。加熱炉から出た素材鋼片はまず2重式の圧延機であるブレークダウン圧延機BDによって、目的とする製品寸法に適する形状に圧延される。続いて、粗ユニバーサル圧延機Uとエッジャ圧延機Eからなる粗ユニバーサル圧延機群において厚みを減じられるとともにフランジ端部の成形が行われる。さらに、仕上ユニバーサル圧延機Fによってフランジが直角に成形され、H形の製品となる。
【0003】
素材となる鋼片はビームブランクと呼ばれるH形の断面形状を有する鋼片や、長方形断面のスラブ等が用いられるのが一般的である。このうち、スラブを素材として略H形の粗形鋼片を得る方法は、例えば特公平7−61482号公報に開示されている技術が公知である。この技術は、例えば図6に示されるように、複数の孔型によりスラブの短辺を圧下して圧下部近傍の厚さを増加させることにより、断面形状をH形に近づけた後に、素材鋼片を90°転回させて略H形状の1対の孔型で圧延し、所望の断面形状を有する粗形鋼片を得るものである。
【0004】
さらに、従来のH形鋼はフランジ幅がウェブ高さの1/3以上という寸法比率が一般的であり、特にウェブ高さが500mm以上の大断面H形鋼では、ウェブ高さの1/4以下のフランジ幅を有するH形鋼は製品化された例がない。したがって、このような狭フランジ幅H形鋼に適した圧延方法は、従来は検討されたことがなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、フランジ幅がウェブ高さの1/4の狭フランジ幅H形鋼を圧延するため、従来のスラブを素材とするH形鋼の粗形鋼片の圧延法である特公平7−61482号公報の技術を適用することを検討した。その結果、以下に記すような問題点があることが明らかになった。
【0006】
まず、従来の技術では、スラブの短辺を複数の孔型を用いて圧延するため、圧延パスの回数が多く圧延能率が悪いという問題があることが分かった。さらに、スラブの短辺を圧下して断面形状をH形に近づけても、その後に90°転回して略H形の孔型で圧延することにより、鋼片のフランジに当たる部分の断面積が減少することが明らかになった。フランジ部の断面積の減少量は従来のH形鋼よりも大きいため、スラブ短辺を圧下する際にはこの減少分を勘案してフランジ部を形成する必要があり、結果としてさらに多くのパス回数が必要となるため、圧延能率がますます悪化することが懸念された。
【0007】
以上のように、従来のH形鋼のブレークダウン圧延法を狭フランジ幅H形鋼にそのまま通用することは問題が多く、新たな圧延法の開発が必要であることが明らかとなった。
【0008】
但し、フランジ幅がウェブ高さの1/10より小さいH形鋼は、粗及びユニバーサル圧延で被圧延材がロールに対して左右にずれた状態で圧延する可能性が高く、被圧延材のねじれ、などの形状不良やフランジ部を水平ロール間で圧延してロール損傷が発生するおそれがあるため、現実的には量産が不可能である。このようなことから、上記の新たな圧延法を必要とする狭フランジ幅H形鋼は、フランジ幅がウェブ高さに対して1/4〜1/10の寸法のものを対象としている。
【0009】
したがって、本発明は、フランジ幅がウェブ高さの1/4〜1/10の狭フランジ幅H形鋼を高能率に圧延することを可能にした狭フランジ幅H形鋼の圧延方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、狭フランジ幅H形鋼の粗形鋼片を高能率に圧延する方法を開発するため、数値計算や実機の数分の一の大きさのモデル圧延機を用いた多数の圧延実験、さらには実機による圧延試験を行い種々の検討を重ねた結果、以下のような特徴を有する本発明の圧延方法を発明するに至った。
【0011】
(1)フランジ幅がウェブ高さの1/4〜1/10の範囲にある狭フランジ幅H形鋼の圧延方法であって、長方形断面を有する素材鋼片を、ブレークダウン圧延機において略H形状の1つの孔型により圧延して粗形鋼片とした後、ユニバーサル圧延機によりウェブとフランジを、エッジャ圧延機によりフランジ幅を圧下して目標とする寸法の製品を得る狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
【0012】
(2)略H形状の1つの孔型により圧延して粗形鋼片とするに際し、素材鋼片を転回することなく圧延する狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
【0013】
(3)長方形断面を有する素材鋼片の短辺を1対の孔型で圧延して素材鋼片の幅を調整した後、略H形状の1つの孔型で圧延して粗形鋼片とする狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
【0014】
(4)フランジ脚長の増加が飽和する前に略H形状の1つの孔型での圧延を終了する狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
【0015】
(5)フランジ脚長が製品よりも小さい状態で略H形状の1つの孔型での圧延を終了し、粗ユニバーサル圧延の最初のパスから連続した数パスで、フランジ圧下率をウェブ圧下率よりも大きくして圧延することによりフランジ幅を製品脚長まで増加させる狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
【0016】
(6)フランジ圧下率をウェブ圧下率よりも5%以上大きくして圧延する狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図2は本発明の実施形態1の圧延方法に供される形鋼圧延設備の一例を示す全体構成図である。この形鋼圧延設備においては、加熱炉から出た素材鋼片はまず2重式の圧延機であるブレークダウン圧延機BDによって、目的とする製品寸法に適する形状に圧延され、続いて、粗ユニバーサル圧延機Uとエッジャ圧延機Eからなる粗ユニバーサル圧延機群において厚みを減じられるとともにフランジ端部の成形が行われる。さらに、仕上ユニバーサル圧延機Fによってフランジが直角に成形されてH形の製品となる。
【0018】
本実施形態1においては、素材に長方形断面のスラブを用い、略H形状の1対の孔型を有するロールを備えたブレークダウン圧延機BDにより、狭フランジ幅H形鋼に適した形状の粗形鋼片を圧延する。
【0019】
図1(a)(b)は図2のブレークダウン圧延機BD及び粗ユニバーサル圧延機Uによる圧延状態を示した説明図である。孔型幅とほぼ等しい幅の素材鋼片10は、図1(a)に示される略H形状の1つの孔型20により圧延が行われる。このとき、素材鋼片は図1(a)に示されるように孔型のウェブ部11のみが圧下され、フランジ部12は圧下されずにロール間を通過することとなる。フランジ部12はウェブ部の延伸により引き伸ばされ、厚みが減少するものの、ウェブ部11よりは大きな厚みとなるため、素材鋼片の断面形状はH形に近づくこととなる。
【0020】
以上のように、スラブ幅の調整以外にはスラブの短辺の圧下を行わず、略H形状の1つの孔型20でのみ圧延することにより、パス数は大幅に少なくなる。従来技術ではスラブ短辺を圧下する複数の孔型を用い、それぞれで2パス以上の圧延を行うのが一般的であったが、そのような圧延パスを無くすことによって本実施形態1においては、パス数は従来法の半分以下にすることが可能となり、圧延能率が大幅に向上した。
【0021】
図3は上記のブレークダウン圧延機BDでのフランジ脚長HEの変化を示す特性図である。上記のように1つの略H形状の孔型20で多パス圧延を行うと、図3に示されるように、ウェブ面とフランジ先端の距離であるフランジ脚長HEは圧延パスが多くなるにしたがって増加するものの、その増加量は徐々に小さくなっていき、或るパス数以上では飽和して増加量がゼロとなることが分かった。このことから、ブレークダウン圧延機BDの圧延に際しては、増加量が飽和するパス数よりも少ないパス数で圧延するのが好ましい。
【0022】
図4はブレークダウン圧延機BDにより圧延された素材鋼片を、粗ユニバーサル圧延機Uにより圧延したときのフランジ脚長HEの変化を示す特性図である。フランジ脚長HEの増加が飽和する前、或いはほぼ飽和するまで略H形状孔型で圧延しても、ブレークダウン圧延機BDによる圧延が終了したときの粗形鋼片のフランジ脚長HEが製品のフランジ脚長HEpよりも小さい場合があるが、このような場合には、続く粗ユニバーサル圧延機Uでフランジ脚長を増大させ、製品のフランジ脚長以上の寸法とする。粗ユニバーサル圧延機Uによる圧延では、フランジ脚長HEを効果的に増加させるため、フランジ圧下率がウェブ圧下率よりも大きい条件で圧延を行うことにより、図4に示されるように、大きなフランジ脚長の増加を生じさせることができる(6パス以降)。
【0023】
ここで、粗ユニバーサル圧延機Uによる圧延において、フランジの圧下率をウェブの圧下率よりも5%以上大きくすれば、少ないパス数で目標とするフランジ脚長とすることができるため、フランジとウェブの圧下率の関係は、
フランジ圧下率≧ウェブ圧下率 望ましくは
フランジ圧下率≧ウェブ圧下率+5%
とする。従って、粗ユニバーサル圧延機Uにおいては、図1(b)に示されるように、相対的にウェブ部11を軽圧下し、フランジ部12を強圧下することになる。
【0024】
また、本実施形態1では、フランジ脚長を増加させるための圧延を粗ユニバーサル圧延機Uの圧延の最初のパスから数パスで行うこととした。これは、被圧延材の板厚が薄くなる前にフランジ脚長を増加させておくことにより、被圧延材が粗ユニバーサル圧延機Uのロールの間を安定して通過するようになるためである。フランジ脚長を増加させるパスを粗ユニバーサル圧延機Uの圧延の初期以外とすると、フランジ脚長が小さくかつフランジ厚が薄い圧延材が圧延機のロール間を通過する際に、フランジが倒れて水平ロールの間で圧延される等の事故が発生しやすくなるため好ましくない。
【0025】
実施形態2.
ところで、素材となるスラブの幅は孔型の幅にほぼ等しいことが理想的であるが、実際には素材スラブの幅は100mmおきに鋳造されるなどの制約がある場合が多く、孔型に適したスラブ幅ではなく孔型の幅よりも広幅のスラブが用いられる場合がある。本実施形態2はそのような場合に対応するものである。
【0026】
図5は本実施形態2の圧延方法の説明図である。ブレークダウン圧延機BDの1対の孔型、好ましくは凹型の孔型15を用いてスラブ10の短辺を圧下し、スラブ10の幅が孔型幅にほぼ等しくなるようスラブ幅の調整を行う。この後の処理は上述の実施形態1と同じである。
【0027】
【実施例】
実施例1.
本発明の第1の実施例として、図1に示す形鋼の熱間圧延設備を用いて狭フランジ幅H形鋼の圧延を行った。ここで、目標とする製品の寸法はウェブ高さ800mm、フランジ幅100mm、ウェブ厚は10mm、フランジ厚は18mmであった。素材スラブの寸法は、幅1000mm、厚さ250mmとした。このスラブを孔型幅1020mm、ウェブ部幅764mmの略H形状の孔型20で7パス圧延し、ウェブ厚100mmとしたところ、フランジ幅170mm、フランジ厚118mmの略H形状の粗形鋼片を圧延することができた。この粗形鋼片を引き続き粗ユニバーサル圧延機Uとエッジャ圧延機Eにより合計12パス圧延し、最後に仕上ユニバーサル圧延機Fで1パスの圧延を行うことにより、目標とする寸法の狭フランジ幅H形鋼が圧延できた。
【0028】
実施例2.
また、本発明の第2の実施例として、図1に示す形鋼の熱間圧延設備を用い、幅1050mm、厚さ250mmの素材スラブを用いて、実施例1と同じ寸法の製品を圧延した。まず、図5に示す凹形の1対の孔型15でスラブ短辺を圧下し、スラブ幅を1000mmとした。以下、実施例1と同様の圧延を行うことにより、目標とする寸法の製品が圧延できた。このときのブレークダウン圧延のパス数は、凹型の孔型15が2パス、略H形状の孔型20が7パスで、合計9パスであった。
【0029】
実施例3.
次に本発明の第3の実施例として、図1に示す形鋼の熱間圧延設備を用い、幅1100mm、厚さ250mmの素材スラブを用いて、ウェブ高さ800mm、フランジ幅200mm、ウェブ厚12mm、フランジ厚18mmの狭フランジ幅H形鋼を圧延した。まず、略H形状の孔型20で7パスの圧延を行い、ウェブ厚を100mmとしたところ、フランジ幅178mm、フランジ厚156mmの略H形状の粗形鋼片となった。7パス目の圧延では、フランジ脚長の増加量が約1mmと小さく、次のパスを行った場合にはフランジ脚長の増加量が飽和することが予想された。そこで、この時点で略H形状の孔型20での圧延を終了させ、粗ユニバーサル圧延機Uに搬送した。粗ユニバーサル圧延を行うに当たり、最初の5パスでフランジ圧下率がウェブ圧下率よりも約5%高い圧下率で圧延を行ったところ、フランジ幅は250mmまで増大した。その後は、粗ユニバーサル圧延でフランジとウェブの圧下率がほぼ等しい条件で粗ユニバーサル圧延機Uとエッジャ圧延機Eによる圧延を10パス行い、最後に仕上げユニバーサル圧延機Fで1パス圧延してH形鋼としたところ、目標とする寸法の狭フランジ幅H形鋼を圧延することができた。
【0030】
比較例1.
一方、比較例として図6に示すようにスラブ短辺を圧延する孔型を3つ用い、更に略H形状の孔型で圧延する方法で、同じ寸法の製品を圧延することとした。素材スラブの寸法は幅1200mm、厚さ250mmとした。スラブ短辺の圧延に要したパス数は、孔型K−1が2パス、孔型K−2が4パス、孔型K−3が4パス、略H形状の孔型K−4が9パスで、合計19パスであった。ブレークダウン圧延後の粗形鋼片を実施例1と同様にユニバーサル圧延し、粗ユニバーサル圧延12パス、仕上げユニバーサル圧延1パス、ブレークダウン圧延とあわせて合計32パスで所望の寸法の製品を得た。ただし、ブレークダウン圧延の圧延パス数は本発明の方法の2倍以上であり、ブレークダウン圧延のパス数が多いために圧延能率が大幅に低下した。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、フランジ幅がウェブ高さの1/4〜1/10の狭フランジ幅H形鋼を高能率に圧延することが可能となり、製造コストの削減に大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の圧延方法に供される形鋼圧延設備の一例を示す全体構成図である。
【図2】図1のブレークダウン圧延機BD及び粗ユニバーサル圧延機Uによる圧延状態を示した説明図である。
【図3】ブレークダウン圧延機BDでのフランジ脚長HEの変化を示す特性図である。
【図4】ブレークダウン圧延でフランジ脚長の増加が飽和する前に孔型圧延を終えて、ユニバーサル圧延を行ったときのフランジ脚長HEの変化を示す特性図である。
【図5】本発明の実施形態2の圧延方法において使用される凹形孔型を有するロール及び圧延状態を示した説明図である。
【図6】従来技術のブレークダウン圧延機の孔型を示す概略図である。
【符号の説明】
BD ブレークダウン圧延機、U 粗ユニバーサル圧延機、E エッジャ圧延機、
F 仕上ユニバーサル圧延機。
10 スラブ、11 ウェブ部、12 フランジ部、15 凹部の孔型、
20 略H型形状の孔型。

Claims (6)

  1. フランジ幅がウェブ高さの1/4〜1/10の範囲にある狭フランジ幅H形鋼の圧延方法であって、
    長方形断面を有する素材鋼片を、ブレークダウン圧延機において略H形状の1つの孔型により圧延して粗形鋼片とした後、ユニバーサル圧延機によりウェブとフランジを、エッジャ圧延機によりフランジ幅を圧下して目標とする寸法の製品を得ることを特徴とする、狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
  2. 略H形状の1つの孔型により圧延して粗形鋼片とするに際し、素材鋼片を転回することなく圧延することを特徴とする、請求項1記載の狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
  3. 長方形断面を有する素材鋼片の短辺を1対の孔型で圧延して素材鋼片の幅を調整した後、略H形状の1つの孔型で圧延して粗形鋼片とすることを特徴とする請求項1記載の狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
  4. フランジ脚長の増加が飽和する前に略H形状の1つの孔型での圧延を終了することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
  5. フランジ脚長が製品よりも小さい状態で略H形状の1つの孔型での圧延を終了し、粗ユニバーサル圧延の最初のパスから連続した数パスで、フランジ圧下率をウェブ圧下率よりも大きくして圧延することによりフランジ幅を製品脚長まで増加させることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
  6. フランジ圧下率をウェブ圧下率よりも5%以上大きくして圧延することを特徴とする請求項5記載の狭フランジ幅H形鋼の圧延方法。
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