JP2002093142A - 操作装置及び再生装置 - Google Patents

操作装置及び再生装置

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JP2002093142A
JP2002093142A JP2000274196A JP2000274196A JP2002093142A JP 2002093142 A JP2002093142 A JP 2002093142A JP 2000274196 A JP2000274196 A JP 2000274196A JP 2000274196 A JP2000274196 A JP 2000274196A JP 2002093142 A JP2002093142 A JP 2002093142A
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紀明 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一の操作部で複数の操作を行うことができ
る。 【解決手段】 ケース本体21と、ケース本体21に対
してケース本体21に近接した第1の位置とケース本体
21に離間した第2の位置とに亘って直線移動し、それ
ぞれの位置で2方向に回動可能な回動操作体22とを備
え、回動操作体22は、第1の位置にあるときに回動操
作されることによって、記録媒体に記録されたデータを
選択し、第2の位置にあるときに回動操作されることに
よって、再生されるデータの音量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの切換操作
と音量調節操作とを1つの操作部で行うことができる操
作装置及びこの操作装置を用いる再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽音信号等の情報信号が記録され
た光ディスクを回転可能に収納したディスクカートリッ
ジの再生装置の中には、記録媒体となるディスクカート
リッジと略同じ大きさにまで小型化がされた携帯型のも
のがある。この携帯型の再生装置は、ディスクカートリ
ッジが装着され、光ディスクの再生を行うための再生部
や操作部が設けられた装置本体を有する。この装置本体
には、イヤホンが接続コードを介して接続されている。
携帯型の再生装置は、通常、装置本体を鞄の中に収納し
て、鞄の中からイヤホンを引き出して、イヤホンを耳介
に装着して使用される。したがって、再生装置は、装置
本体が鞄の中に収納されていることから、操作が不便と
なってしまう。
【0003】そこで、携帯型の再生装置には、イヤホン
の接続コードの途中に遠隔操作装置を設けたものがあ
る。この遠隔操作装置は、再生装置の基本的操作を行う
ことができるように、押し釦型の再生開始釦、再生停止
釦、順方向トランクジャンプ釦、逆方向トラックジャン
プ釦、音量を大きくする音量プラス釦、音量を小さくす
る音量マイナス釦等が設けられている。
【0004】このような遠隔操作装置が設けられた再生
装置は、装置本体に設けられた操作部で操作するまでも
なく、遠隔操作装置で操作を行うことができることか
ら、利便性の向上が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遠隔操作装
置は、イヤホンの接続コードの途中に設けられるもので
あるから、余りに大きく重くなりすぎると、イヤホンの
装着感を悪くしてしまう。一方で、再生装置は、多機能
化が図られていることから、遠隔操作装置に設ける操作
釦の数も多くなる傾向にある。そして、遠隔操作装置
は、余りに操作釦が多くなりすぎると、利用者の使い勝
手が悪くなってしまう。
【0006】また、遠隔操作装置に設けられた各操作釦
は、押し釦型であることから、様々な物に当たったとき
に不意に押されてしまい、利用者の意に反して再生装置
の機能が実行してしまうことがある。例えば、再生開始
釦が利用者の意に反して押されてしまうと、利用者の気
付かぬ間に再生が行われ、電力を消耗してしまう。ま
た、再生中にトラックジャンプ釦や再生停止釦が押され
てしまうと、利用者が現在聞いている曲が突然変わった
り、停止してしまい、利用者に不快感を与えてしまう。
【0007】そこで、本発明は、一の操作部で複数の操
作を行うことができるようにすることで、小型化を図る
と共に操作性の向上を図ることができる操作装置及びこ
の操作装置を用いる記録媒体の再生装置を提供すること
を目的とする。
【0008】また、本発明は、物等が当たることで不意
に操作部が操作されてしまうことを防止することができ
る遠隔操作装置及びこの遠隔操作装置を用いる再生装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る操作装置
は、上述した課題を解決すべく、記録媒体の再生を行う
再生装置の操作装置であり、ケース本体と、ケース本体
に対して第1の位置と第2の位置に移動し、それぞれの
位置で2方向に操作可能な第1の操作部とを備える。そ
して、第1の操作部は、第1の位置にあるときに操作さ
れることによって、記録媒体に記録されたデータを選択
し、第2の位置にあるときに操作されることによって、
再生されるデータの音量を調節する。
【0010】また、本発明に係る再生装置は、上述した
課題を解決すべく、記録媒体の再生を行う再生部と、再
生部の動作の切換操作を行う切換操作部と、切換操作部
での操作に応じて再生部を制御する制御部とを備える。
そして、切換操作部は、ケース本体と、ケース本体に対
して第1の位置と第2の位置に移動し、それぞれの位置
で2方向に操作可能な操作部とを有し、制御部は、操作
部が第1の位置にあるときに操作されることによって、
記録媒体に記録されたデータを選択し、操作部が第2の
位置にあるときに操作されることによって、再生される
データの音量を調節する。
【0011】更に、本発明に係る操作装置は、上述した
課題を解決すべく、記録媒体の再生を行う再生装置の操
作装置であり、ケース本体と、ケース本体に対して第1
の位置と第2の位置に移動し、それぞれの位置で2方向
に操作可能な操作部とを備える。そして、操作部は、第
1の位置にあるとき、再生装置を第1の動作モードと
し、第2の位置にあるとき、再生装置を第1の動作モー
ドとする。例えば、第1の動作モードと第2の動作モー
ドの切換は、操作部の移動を検出するモード切換スイッ
チ素子をケース本体に設けるようにすればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された遠隔操
作装置及びこの遠隔操作装置を用いる再生装置につい
て、図面を参照して説明する。
【0013】この再生装置1は、図1に示すように、光
ディスク2aをカートリッジ本体2bに回転可能に収納
したディスクカートリッジ2を記録媒体に用いるもので
あり、ディスクカートリッジ2の大きさとほぼ同じ大き
さにまで小型化された携帯型の装置である。
【0014】この再生装置1は、図1に示すように、デ
ィスクカートリッジ2と略同じ大きさの装置本体3と、
この装置本体3に接続コード4を介して接続される遠隔
操作装置5と、この遠隔操作装置5に接続されるイヤホ
ン6とから構成されている。装置本体3には、内部にデ
ィスクカートリッジ2が装着される装着部3aが設けら
れ、この装着部3aを開閉する蓋体7が設けられてい
る。装着部3aには、スピンドルモータの駆動軸にディ
スクテーブルが取り付けられてなり、ディスクカートリ
ッジ2の光ディスク2aをディスクテーブルに装着され
た状態で回転するディスク回転駆動機構や光ディスク2
aの内外周に光ビームを照射し、光ディスク2aに記録
された楽音信号等の情報信号の読み出しを行う光ピック
アップ等が設けられている。
【0015】ディスクカートリッジ2は、蓋体7が装着
部3aを開放した状態で、光ディスク2aの一部をカー
トリッジ本体2bより外方に臨ませる開口部を閉塞する
シャッタ部材2cの移動方向と平行な方向から装置本体
3内に挿入される。そして、蓋体7が閉塞されると、光
ディスク2aが装着部3aのディスクテーブルに装着さ
れ、光ディスク2aが回転可能な状態になる。そして、
光ディスク2aがディスク回転駆動機構により回転され
るとともに光ピックアップが光ディスク2aの内外周に
亘って移動操作されることにより、光ディスク2aに記
録された情報信号が読み出される。
【0016】この再生装置1は、図2に示すように、楽
音信号等の情報信号が記録された光ディスク2aに対
し、光ビームを照射し反射された戻りの光ビームを検出
することで、光ディスク2aに対して情報信号の読み出
しを行う光ピックアップ11と、光ピックアップ11よ
り出力された出力信号を増幅するRFアンプ12と、R
Fアンプ12からのRF信号をアナログ信号に変換し再
生信号を生成する再生回路13と、この再生信号を増幅
するアンプ14と、アンプ14で増幅された再生信号を
出力するイヤホン、ヘッドホン、スピーカ等の出力器1
5とを備える。また、光ディスク再生装置1は、RFア
ンプ12の出力に基づきサーボ制御を行うサーボ回路1
6と、サーボ回路16からのサーボ信号に基づいて光ピ
ックアップ11を駆動制御するドライブ回路17と、再
生回路13やサーボ回路16を制御する制御回路18と
を備える。
【0017】光ピックアップ11は、装置本体3の装着
部3aに設けられており、光ビームを出射する半導体レ
ーザと、この半導体レーザより出射された光ビームを集
束する対物レンズと、光ディスク2aで反射された戻り
の光ビームを検出する光検出器等を備える。半導体レー
ザより出射された光ビームは、対物レンズにより集束さ
れ、光ディスク2aの信号記録面に照射される。そし
て、光ディスク2aの信号記録面で反射された戻りの光
ビームは、光検出器により電気信号に変換され、光検出
器は、この電気信号をRFアンプ12に供給する。ま
た、対物レンズは、2軸アクチュエータ等の対物レンズ
駆動機構に保持され、対物レンズの光軸と平行なフォー
カシング方向及び対物レンズの光軸に直交するトラッキ
ング方向に駆動変位される。
【0018】RFアンプ12は、光ピックアップを構成
する光検出器からの出力信号に基づいて、RF信号、フ
ォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を
生成する。例えばフォーカシングエラー信号は、非点収
差法により生成され、トラッキングエラー信号は、3ビ
ーム法やプッシュプル法により生成される。そして、R
Fアンプ12は、RF信号を再生回路13に供給し、フ
ォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を
サーボ回路16に供給する。
【0019】再生回路13は、RFアンプ12から出力
されたRF信号を2値化する2値化回路13aと、2値
化回路13aで2値化されたデータを復調する復調回路
13bと、復調されたデータの符号誤りを検出訂正する
誤り検出訂正回路13cと、誤り訂正されたデータを伸
長する伸長回路13dと、伸長されたディジタル信号を
アナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換回路
(A/D変換回路)13eとを有する。再生回路13
は、RFアンプ12からのRF信号を2値化、復調した
後、誤り訂正を行い、誤り訂正がなされたデータを伸長
し、アナログ信号に変換することにより再生信号を生成
する。そして、この再生信号は、アンプ14で増幅され
た後、出力器15より出力される。
【0020】RFアンプ12からフォーカシングエラー
信号及びトラッキングエラー信号が供給されるサーボ回
路16は、光ディスク2aを再生する際のサーボ信号を
生成する。具体的に、サーボ回路16は、フォーカシン
グエラー信号に基づき、このフォーカシングエラー信号
が0となるように、フォーカシングサーボ信号を生成
し、また、トラッキングエラー信号に基づき、このトラ
ッキングエラー信号が0となるように、トラッキングサ
ーボ信号を生成する。そして、サーボ回路16は、フォ
ーカシングサーボ信号及びトラッキングサーボ信号をド
ライブ回路17に供給する。
【0021】ドライブ回路17は、サーボ回路16で生
成されたフォーカシングサーボ信号及びトラッキングサ
ーボ信号に基づいて、光ピックアップ11を構成する対
物レンズを駆動する2軸アクチュエータを駆動制御す
る。ドライブ回路17は、フォーカシングサーボ信号に
基づき2軸アクチュエータを駆動し、対物レンズを対物
レンズの光軸と平行なフォーカシング方向に駆動変位さ
せる。また、ドライブ回路17は、トラッキングサーボ
信号に基づき2軸アクチュエータを駆動し、対物レンズ
の光軸に直交するトラッキング方向に対物レンズを駆動
変位させる。
【0022】制御回路18は、装置本体3に設けられた
操作部からの操作信号や装置本体3に接続コード4を介
して接続された遠隔操作装置5からの操作信号に基づい
て上述したサーボ回路16や再生回路13等の制御を行
う。
【0023】以上のような再生装置1の遠隔制御を行う
遠隔操作装置5は、図3に示すように、利用者によって
操作される操作部5aと装置本体3の動作状態等を表示
する状態表示部5bとを有する。
【0024】ここで、操作部5aについて詳細に説明す
ると、図4に示すように、操作部5aは、プッシュ型の
スイッチSW1〜スイッチSW10を有する。具体的
に、スイッチSW1は、装置本体3に再生動作を開始さ
せるとともに再生中に逆方向にトラックジャンプさせる
ためのものであり、スイッチSW2は、再生中のデータ
の音質を切り換えるためのものであり、スイッチSW3
は、再生動作を開始させるとともに再生中に順方向にト
ラックジャンプさせるためのものであり、スイッチSW
4は、再生動作を一時停止させるためのものであり、ス
イッチSW5は、再生動作を停止させるためのものであ
り、スイッチSW6は、再生中の音量を小さくするため
のものであり、スイッチSW7は、再生中の音量を大き
くするためのものであり、スイッチSW8は、入力決定
をするためのものであり、スイッチSW9は、トラック
番号順に再生する通常の再生モード、ランダムに再生す
る再生モード等を切り換えるものであり、スイッチSW
10は、表示部5bの表示形態を切り換えるためのもの
である。
【0025】また、入力端子VinとスイッチSW1と
の間には、抵抗R0とコンデンサCが並列に接続され、
スイッチSW1とスイッチSW2の間には、抵抗R1が
接続され、スイッチSW2とスイッチSW3の間には、
抵抗R2が接続され、スイッチSW3とスイッチSW4
との間には、抵抗R3が接続され、スイッチSW4とス
イッチSW5との間には、抵抗R4が接続され、スイッ
チSW5とスイッチSW6との間には、抵抗R5が接続
され、スイッチSW6とスイッチSW7との間には、抵
抗R6が接続され、スイッチSW7とスイッチSW8と
の間には、抵抗R7が接続され、スイッチSW8とスイ
ッチSW9との間には、抵抗R8が接続され、スイッチ
SW9とスイッチSW10との間には、抵抗R9が接続
されている。
【0026】更に、出力端子Voutには、操作部5a
の操作を無効化するためのスイッチSW11が設けられ
ている。このスイッチSW11は、スライド型のスイッ
チであり、中央の出力端子Voutに接続された第1の
端子T1を共通端子とし、端子T1の両側に設けられた
第2の端子T2と第3の端子T3に選択的に接続され
る。第2の端子T2は、上述したスイッチSW1〜スイ
ッチSW10に接続された端子であり、第3の端子T3
は、上述したスイッチSW1〜スイッチSW10に接続
されていない。したがって、スイッチSW11は、第1
及び第2の端子T1、T2に接続されているときのみ、
操作信号を出力端子Voutより出力可能な状態にす
る。
【0027】制御回路18は、スイッチSW11が第1
の端子T1と第2の端子T2を接続しているときに、ス
イッチSW1〜スイッチSW10の何れかが押され、導
通したとき、抵抗が異なることによって出力電圧が異な
り、この出力電圧を検出することで、遠隔操作装置5か
らの操作信号を識別し、操作信号に応じて再生回路13
等を制御する。
【0028】また、表示部5bは、再生装置1の動作状
態を表示する動作表示部であり、液晶表示パネルにより
形成されている。この表示部5bは、接続コード4を介
して制御回路18によって制御され、制御回路18は、
操作部5aからの操作信号に基づいて表示部5bの表示
制御を行う。この表示部5bは、例えば光ディスク2a
のTOC<table of contents>領域に記録された文字情
報や、再生装置1の電源となる電池の残量表示や、再生
中のデータの記録トラック番号や、現在の時刻や、音量
のレベルや、光ディスク2aの残り曲数や残り時間等を
表示する。
【0029】次に、この遠隔操作装置5の構成を説明す
ると、図5乃至図7に示すように、本体部を構成するケ
ース本体21と、このケース本体21の一端側に設けら
れる第1の操作部を構成する回動操作体22とを有す
る。この遠隔操作装置5は、全体が略円柱状に形成され
ることによって、物に引っかかりにくくし、外周面に設
けられた操作釦等が不意に押されてしまって再生装置1
が誤動作してしまうことを防止している。
【0030】ケース本体21には、液晶表示パネルより
なる状態表示部23が設けられ、また、図6に示すよう
に、長手方向に沿って一列に、再生動作を一時停止する
ための一時停止釦24と、再生中のデータの音質を切り
換えるための音質切換釦25と、入力決定をするための
入力決定釦26と、トラック番号順に再生する通常の再
生モード、ランダムに再生する再生モード等を切り換え
る再生モード切換釦27と、状態表示部23の表示形態
を切り換える表示切換釦28とが設けられている。
【0031】また、回動操作体22は、図5及び図7に
示すように、ケース本体21の長手方向に沿った図5及
び図7中矢印A方向及び反矢印A方向に直線移動可能に
設けられている。そして、回動操作体22は、図5に示
すように、ケース本体21側の第1の位置にあるとき、
図5中矢印B方向及び反矢印B方向に回動可能に設けら
れている。具体的に、再生装置1が動作していないとき
に、何れか一方に回動されると、再生装置1は、再生動
作を開始し、また、再生動作中にあっては、図5中矢印
B方向に回動されることで、順方向にトラックジャンプ
し、図5中反矢印B方向に回動されることで、逆方向に
トラックジャンプする。
【0032】また、回動操作体22は、図7に示すよう
に、ケース本体21より引き出された第2の位置にある
ときも、図7中矢印B方向及び反矢印B方向に回動す
る。具体的に、再生装置1は、図7中矢印B方向に回動
されたとき、音量を大きくし、図7中反矢印B方向に回
動されたとき、音量を小さくする。
【0033】更に、回動操作体22には、図6及び図7
に示すように、再生装置1の再生動作を停止する第2の
操作部を構成する停止釦29が設けられている。遠隔操
作装置5は、回動操作体22に停止釦29を設け、トラ
ックジャンプ操作や音量調節操作を行う操作位置と再生
停止操作を行う操作位置を近接させることで、使い勝手
を良くしている。
【0034】略円柱状のケース本体21は、図8に示す
ように、断面略円弧状の上ケース33と下ケース34と
から構成されており、これら上下ケース33,34は、
様々な物に当たることが多いことから機械的な強度を有
するABS樹脂等により形成されている。上ケース33
には、図5、図7及び図8に示すように、ケース本体2
1内に配設される液晶表示パネルに表示された文字等を
透視して見ることができるように、略矩形の透視窓35
が設けられている。この透視窓35も、表面に傷が付き
液晶表示パネルの文字が見にくくなることを防止するた
めに、剛性を有するABS樹脂で形成されている。ま
た、上ケース33の一端部には、図8に示すように、下
ケース34の一端部に設けられた筒状部に係合される略
円弧状の係合凹部36が形成されている。更に、下ケー
ス34の他端部には、再生装置1と接続するための接続
コード4を外部に導出するための第1のコード導出用切
欠部37が形成されている。更に、上ケース33の開口
端の長手方向には、下ケース34と結合する際、下ケー
ス34との結合位置の位置決めを行うための位置決め突
起38aと下ケース34を係止するための係止突起38
bが複数形成されている。
【0035】下ケース34には、図8に示すように、内
面側に、液晶表示パネル39を支持するための複数の支
持部41と、液晶表示パネル39を支持するとともに位
置決めを行う支持ピン42が設けられている。
【0036】ここで、液晶表示パネル39は、図8及び
図9に示すように、略同じ大きさの剛性を有するプリン
ト配線基板43に取り付けられている。プリント配線基
板43には、液晶表示パネル39の取付面と対向する面
に、図4に示すプッシュ型のスイッチが設けられてお
り、具体的には、再生動作を一時停止させるためのスイ
ッチSW4と再生中のデータの音質を切り換えるための
スイッチSW2と入力決定をするためのスイッチSW8
と再生モードの切換を行うためのスイッチSW9と表示
部5bの表示形態を切り換えるためのスイッチSW10
が設けられている。また、プリント配線基板43には、
スイッチSW1〜スイッチSW10を無効化するための
スライド型のスイッチSW11が設けられている。更
に、プリント配線基板43には、短辺方向の側縁部に、
再生動作を停止させるためのスイッチSW5が設けられ
ている。
【0037】更に、プリント配線基板43には、下ケー
ス34に設けられた支持ピン42が係合される位置決め
孔46が形成されている。そして、このプリント配線基
板43には、接続コード4が接続されている。
【0038】そして、液晶表示パネル39が取り付けら
れたプリント配線基板43は、図8に示すように、液晶
表示パネル39を上ケース33側にし、側縁部を支持部
41に支持させ、支持ピン42を位置決め孔46に係合
させることによって、位置決めされた状態で下ケース3
4に取り付けられる。
【0039】また、図6及び図8に示すように、下ケー
ス34には、イヤホンジャックを取り付けるためのジャ
ック取付部47が一体的に形成されている。このジャッ
ク取付部47は、下ケース34の他端側から回動操作体
22が取り付けられる一端側に向かって突出して設けら
れている。このジャック取付部47には、図8に示すよ
うに、ジャック支持部材48を介してジャック部材49
がイヤホン6との接続孔49aをジャック取付部47の
下ケース34の一端側の端面より外部に臨ませるように
して取り付けられる。
【0040】このジャック取付部47には、図6に示す
ように、遠隔操作装置5を利用者の服や鞄等に係止させ
るためのクリップ部材51が設けられている。クリップ
部材51は、ジャック取付部47の基端側に回動可能に
取り付けられ、図示しない付勢部材によって、下ケース
34側に付勢されている。
【0041】更に、下ケース34には、図6、図8及び
図10に示すように、プリント配線基板43に設けられ
たプッシュ型のスイッチSW4とスイッチSW2とスイ
ッチSW8とスイッチSW9とスイッチSW10を押圧
するための押圧操作部材54a〜54eを外部に臨ませ
るための開口部52a,52b,52c,52d,52
eが設けられている。これら開口部52a〜52eの近
傍には、押圧操作部材54a〜54eを回動支持する支
持溝53が形成されている。
【0042】これら開口部52a〜52eには、一体的
に形成された押圧操作部材54a,54b,54c,5
4eが配設される。各押圧支持部材54a〜54eは、
利用者によって押圧操作される操作部55と、上記支持
溝53に係合される支軸56を有する回動支持部56
と、スイッチSW4とスイッチSW2とスイッチSW8
とスイッチSW9とスイッチSW10を押圧する押圧片
57とを有し、これら押圧操作部材54a〜54eは、
連結片58によって連結されている。そして、押圧片5
7は、下ケース34に配設されたプリント配線基板43
のスイッチSW4とスイッチSW2とスイッチSW8と
スイッチSW9とスイッチSW10を押圧することがで
きるように、操作部55に対して略直交して設けられて
いる。
【0043】これら押圧操作部材54a〜54eは、支
軸56aを支持溝53に係合させて、操作部55を開口
部52a〜52eより外部に臨ませるようにして取り付
けられる。そして、押圧操作部材54a〜54eは、支
持溝53に係合された支軸56aを回動支点として、図
10中矢印C方向に回動操作される。これによって、押
圧片57は、下ケース34に配設されたプリント配線基
板43のスイッチSW4とスイッチSW2とスイッチS
W8とスイッチSW9とスイッチSW10を押圧する。
【0044】なお、開口部52a〜52eの外面側に
は、各スイッチSW4とスイッチSW2とスイッチSW
8とスイッチSW9とスイッチSW10の機能を示す機
能表示部59a,59b,59c,59eが設けられて
いる。具体的に、図6に示すように、機能表示部59a
には、一時停止の表示がなされ、機能表示部59bに
は、サウンドの表示がなされ、機能表示部59cには、
入力の表示がなされ、機能表示部59dには、再生モー
ドの表示がなされ、機能表示部59eには、ディスプレ
イの表示がなされている。
【0045】また、下ケース34には、図8及び図11
に示すように、スイッチSW1〜スイッチSW10の操
作を無効化するスイッチSW11をスライド操作するた
めのスライド操作部材61が設けられている。このスラ
イド操作部材61は、利用者によってスライド操作され
る操作部62と、スライドをガイドするスライドガイド
部63と、プリント配線基板43に設けられた操作子6
4aに係合される係合凹部64とを有する。そして、こ
のスライド操作部材61は、下ケース34に設けられた
スライドガイド孔65より操作部62を外部に臨ませ、
スライドガイド部63をスライドガイド孔65に係合さ
せ、係合凹部64をスイッチSW11の操作子64aに
係合させて取り付けられる。このようなスライド操作部
材61は、一方にスライド操作されたとき、図4に示す
ように、第1及び第2の端子T1,T2に接続され、ス
イッチSW1〜スイッチSW10の機能を有効化し、他
方にスライドされ操作されたとき、第1及び第3の端子
T1,T3に接続され、スイッチSW1〜スイッチSW
10の機能を無効化する。
【0046】また、更に、下ケース34の他端部には、
図8に示すように、第1のコード導出用切欠部37とと
もに接続コード4を外部に導出するための第2のコード
導出用切欠部66が形成されている。第1の第1のコー
ド導出用切欠部37と第2のコード導出用切欠部66と
は、上ケース33と下ケース34とが結合されたとき、
接続コード4を導出しながら保持するコード保持部を構
成する。また、下ケース34の開口端の長手方向には、
上ケース33と結合する際、上ケース33側の位置決め
突起38aと係合し、位置決めを行う位置決め突部67
aと、上ケース33側の係止突起38bが係合する係止
孔67bが複数形成されている。上ケース33と下ケー
ス34とは、上ケース38aの位置決め突起38aと下
ケース34側の位置決め突部67aとを係合させ、上ケ
ース33側の係止突起38bを下ケース34側の係止孔
67bに係止させることで結合される。
【0047】ところで、下ケース34の一端部には、図
8に示すように、第1の操作部を構成する回動操作体2
2を取り付けるための筒状部71が設けられている。こ
の筒状部71は、図12及び図13に示すように、回動
操作体22が取り付けられたときに、利用者の使用感を
良くするため、ケース本体21の外周面と回動操作体2
2の外周面とが略面一となるようにするため、境界部に
段差部72を設け、ケース本体21より縮径して形成さ
れている。この筒状部71は、回動操作体22の回動を
ガイドする略半円弧状の第1の回動ガイド片73と第2
の回動ガイド片74とから構成され、相対向する位置
に、回動規制凹部75,76が形成されている。
【0048】第1の回動ガイド片73と第2の回動ガイ
ド片74には、略中央部に第2の操作部を構成する押し
釦を支持する支持部材を係止するための係止孔77,7
8が形成されている。更に、筒状部71の基端側であっ
て、第1の回動ガイド片73と第2の回動ガイド片74
とを連結する連結部79,80の内面側には、回動操作
体22を基準位置に回動付勢する付勢部材が係止される
係止溝81,82が形成されている。
【0049】また、第1の回動ガイド片73の基端部、
すなわち、回動操作体22がケース本体21より引き出
されたとき外部に臨む位置には、回動操作体22をケー
ス本体21より引き出された第2の位置で回動操作する
際の機能を示す機能表示部83が形成されている。具体
的に、機能表示部83には、回動操作体22の第2の位
置での回動操作は音量調節であることから、音量を大き
くする方に+表示がなされ、音量を小さくする方に−表
示がなされている。
【0050】以上のような筒状部71の外側に取り付け
られる回動操作体22は、図12に示すように、外径が
ケース本体21の外径と略同じとなし、内径が筒状部7
1の外径と略同じとなす略リング状に形成されている。
すなわち、回動操作体22は、外周面が筒状部71に取
り付けられた際にケース本体21の外周面と略面一をな
し、利用者の手触りが良くなるように形成されている。
【0051】回動操作体22の表面には、回動操作体2
2がケース本体21側の第1の位置で回動操作する際の
機能を示す機能表示部84が形成されている。機能表示
部84は、回動操作体22の第2の位置での回動操作が
トラックジャンプであることから、ジャンプ方向を示す
矢印で構成されている。また、この機能表示部84の近
傍には、回動操作体22を第2の位置に引き出したと
き、音量調節を行うことができることを利用者に示唆す
るための表示部85も設けられている。
【0052】このリング状の回動操作体22には、厚さ
方向の中程に、略矩形状の仕切壁86が設けられ、この
仕切壁86は、回動操作体22の内周面に回動規制片8
7,88を介して設けられている。回動操作体22は、
筒状部71に挿入されたとき、回動規制片87,88が
筒状部71側の回動規制凹部75,76に係合される。
これによって、筒状部71に挿入された回動操作体22
は、回動規制片87,88が回動規制凹部75,76の
側縁に突き当たるまで回動可能となり、回動範囲が規制
される。また、この回動操作体22は、第1及び第2の
回動ガイド片73,74にガイドされて、第1及び第2
の回動ガイド片73,74の基端側の第1の位置と先端
側の第2の位置とに亘って直線移動される。
【0053】このように回動操作体22が挿入された筒
状部71には、図12に示すように、先端側に第2の操
作部である停止釦29を構成する押し釦91と、この押
し釦91を支持する支持部材92が配設される。押し釦
91は、略円形の押圧操作部93と、押圧操作部93の
基端側に設けられたフランジ部94とから構成されてい
る。この押し釦91は、停止釦29として機能するもの
であるから、停止動作を機能表示する機能表示部95が
設けられている。また、押し釦91の裏面側略中央に
は、図9に示すプリント配線基板43の短辺方向の側縁
に設けられたプッシュ型のスイッチSW5を押圧するた
めの押圧シャフト101を取り付けるための取付孔96
が形成されている。
【0054】また、支持部材92は、押し釦91を外部
に臨ませる開口部97と、この開口部97の周縁部であ
って、押し釦91のフランジ部94が係止される係止部
98と、筒状部71に取り付けるための係止片99,1
00とを有する。押し釦91は、押圧操作部93を開口
部97より外部に臨ませ、フランジ部94を係止部98
に係止させるようにして、支持部材92に配設される。
また、取付孔96には、押圧シャフト101が取り付け
られる。そして、押し釦91が配設された支持部材92
は、回動操作体22が配設された筒状部71に配設され
た状態で、係止片99,100を係止孔77,78に係
止させることにより取り付けられる。
【0055】このように取り付けられた押し釦91は、
図17に示すように、回動操作体22が第1及び第2の
回動ガイド片73,74の基端側の第1の位置にあると
き突出し、先端側の第2の位置にあるとき、回動操作体
22の端部と略面一をなす。そして、押し釦91の取付
孔96に取り付けられた押圧シャフト101は、押し釦
91が押圧操作されたとき、プリント配線基板43の短
辺方向の側縁部に設けられたスイッチSW5を押圧す
る。また、押し釦91は、回動操作体22が第2の位置
にあるとき、回動操作体22の開口端と略面一をなし、
操作しづらくなることから、利用者が音量を調節してい
るときに、誤って停止釦29である押し釦91を押して
しまい、再生装置1の再生動作が停止してしまうことを
防止している。更に、押し釦91により構成される停止
釦29は、操作位置が回動操作体22に設けられること
で、回動操作体22の回動操作位置と近いことから、使
い勝手を良くすることができる。
【0056】また、下ケース34の筒状部71に挿入さ
れた回動操作体22は、図13及び図14に示すよう
に、取付部材103によって筒状部71に取り付けられ
る。この取付部材103は、筒状部71の基端側から挿
入されるものであり、略円筒状の基体部104を有す
る。この基体部104は、内部に、回動操作体22を基
準位置に回動付勢する付勢部材である捻りコイルバネ1
10が配設され、両端部110a,110bがそれぞれ
開口部110c,110dより外部に臨まされている。
これら捻りコイルバネ110の端部110a,110b
は、下ケース34の筒状部71の内面に設けられた係止
溝81,82にそれぞれ係止される。これによって、回
動操作体22は、基準位置に保持される。
【0057】基体部104の筒状部71への挿入側の一
端には、回動操作体22を筒状部71に取り付けるため
の一対の取付片105,106が形成されている。取付
片105,106は、先端部に係止部105a,106
aが設けられ、これら係止片105a,106aは、筒
状部71に取り付けられた回動操作体22の仕切壁86
に係止される。これによって、取付部材103は、回動
操作体22と一体的に直線移動される。また、回動操作
体22の略中央部には、押圧シャフト101が挿通され
る挿通孔107が形成されている。
【0058】基体部104の他端側には、端子部材10
9を取り付けるための端子取付部108が形成されてい
る。端子取付部108に取り付けられる端子部材109
は、図13及び図14に示すように、導電性の金属板を
打ち抜き折曲することによって、第1乃至第4の弾性接
点アーム111,112,113,114が設けられて
いる。第1及び第2の弾性接点アーム111,112
は、端子取付部108の一方の側に設けられ、装置本体
3に再生動作を開始させるとともに再生中に順方向にト
ラックジャンプさせるためのスイッチSW3と再生中の
音量を大きくするためのスイッチSW7を構成し、第3
及び第4の弾性接点アーム113,114は、端子取付
部108の他方の側に設けられ、装置本体3に再生動作
を開始させるとともに再生中に逆方向にトラックジャン
プさせるためのスイッチSW1と再生中の音量を小さく
するためのスイッチSW6を構成する。
【0059】図15(A)及び図15(B)に示すよう
に、第1乃至第4の弾性接点アーム111〜114は、
プリント配線基板43に設けられた第1乃至第6の接点
部115,116,117,118,119,120に
選択的に弾接される。第1乃至第3の接点部115〜1
17は、一方の側に一列に並んで設けられ、回動操作体
22が一方向に回動されたときに第1及び第2の弾性接
点アーム111,112が弾接される。そして、第2の
接点部116は、コモン端子であり、第1及び第2の弾
性接点アーム111,112は、第1及び第2の接点部
115,116と第2及び第3の接点部116,117
とに選択的に弾接される。
【0060】すなわち、図15(A)に示すように、回
動操作体22がケース本体21側の第1の位置で一方向
に回動されるとき、第1及び第2の弾性接点アーム11
1,112は、第1及び第2の接点部115,116に
弾接し、図4に示す再生動作を開始させるとともに再生
中に順方向にトラックジャンプさせるためのスイッチS
W3として機能する。また、図15(B)に示すよう
に、回動操作体22がケース本体21から引き出された
第2の位置で一方向に回動されるとき、第1及び第2の
弾性接点アーム111,112は、第2及び第3の接点
部116,117に弾接し、再生中の音量を大きくする
ためのスイッチSW7として機能する。
【0061】また、第4乃至第6の接点部118〜12
0は、他方の側に一列に並んで設けられており、回動操
作体22が他方向に回動されたときに第3及び第4の弾
性接点アーム113,114が弾接される。そして、第
5の接点部119は、コモン端子であり、第3及び第4
の弾性接点アーム113,114は、第4及び第5の接
点部117,118と第5及び第6の接点部119,1
20とに選択的に弾接される。
【0062】すなわち、図15(A)に示すように、回
動操作体22がケース本体21側の第1の位置で他方向
に回動されるとき、第2及び第3の弾性接点アーム11
3,114は、第4及び第5の接点部118,119に
弾接し、図4に示す装置本体3に再生動作を開始させる
とともに再生中に逆方向にトラックジャンプさせるため
のスイッチSW1として機能する。また、図15(B)
に示すように、回動操作体22がケース本体21から引
き出された第2の位置で他方向に回動されるとき、第2
及び第3の弾性接点アーム113,114は、第5及び
第6の接点部119,120に弾接し、再生中の音量を
小さくするためのスイッチSW6として機能する。
【0063】更に、図16に示すように、取付部材10
3の基体部104には、他端側に、回動操作体22を第
1の位置と第2の位置に亘って直線移動操作する際に、
利用者にクリック感を与えるためのクリック感付与板1
23が設けられている。このクリック感付与板123
は、回動操作体22の直線移動方向と略直交する図16
中矢印D方向に変位可能に設けられている。このクリッ
ク感付与板123は、略円弧状の第1の係合凹部124
と第2の係合凹部125とが連続して設けられ、これら
係合凹部124,125の境界部に突出部126が形成
されている。
【0064】一方、プリント配線基板43の短辺方向の
一端部には、フレーム127が設けられ、このフレーム
127の略中央部には、クリック感付与板123の第1
及び第2の係合凹部124,125に係脱する係合部材
となる球状体128が取り付けられている。クリック感
付与板123は、取付部材103が回動操作体22が直
線移動するとき、プリント配線基板43側の球状体12
8が突出部126を乗り上げることで弾性変位し、第1
の係合凹部124と第2の係合凹部125の何れかに球
状体128が係合し弾性復帰することで、クリック感を
発生する。また、回動操作体22は、球状体128が第
1の係合凹部124と第2の係合凹部125の何れかに
係合されることによって、第1の位置と第2の位置の何
れかに保持される。具体的に、球状体128は、筒状部
71側の第1の係合凹部124に係合することによっ
て、回動操作体22を第1の位置に保持し、第2の係合
凹部125に係合することによって、回動操作体22を
第2の位置に保持する。
【0065】なお、図14に示すように、クリック感付
与板123の変位量の小さい基端部には、取付部材10
3に取り付けられた回動操作体22が下ケース34の筒
状部71より抜け落ちることを防止するストッパ129
が設けられている。このストッパ129は、下ケース4
3の筒状部71の基端部に係止されることで、回動操作
体22の第2の位置への移動を規制するとともに、取付
部材103に取り付けられた回動操作体22が筒状部7
1より抜け落ちることを防止する。
【0066】以上のように構成された遠隔操作装置5で
は、先ず、下ケース34に、図8及び図10に示すよう
に、押圧支持部材54a〜54eを、支軸56aを支持
溝53に係合させ、操作部55を開口部52a〜52e
より外部に臨ませるようにして取り付け、次いで、液晶
表示パネル39が取り付けられたプリント配線基板43
を液晶表示パネル39を上ケース33側にして配設す
る。次いで、下ケース34の筒状部71には、図8及び
図12に示すように、回動規制片87,88が筒状部7
1側の回動規制凹部75,76に係合するように回動操
作体22が挿入される。そして、フランジ部94を係止
部98に係止させるようにして押し釦91が配設された
支持部材92は、係止片99,100を筒状部71の係
止孔77,78に係止させることにより筒状部71に取
り付けられる。押し釦91の取付孔96に取り付けられ
た押圧シャフト101は、図17に示すように、プリン
ト配線基板43のスイッチSW5に臨まされる。
【0067】一方、下ケース34側からは、取付部材1
03が挿通孔107に押圧シャフト101を挿通させて
筒状部71に取り付けられる。これにより、取付部材1
03の取付片105,106は、筒状部71に取り付け
られた回動操作体22の仕切壁86に係止され、回動操
作体22と一体的に直線移動可能な状態になる。また、
図16に示すように、下ケース34に配設された球状体
128は、基体部104のクリック感付与板123の第
1の係合凹部124又は第2の係合凹部125の何れか
に係合される。
【0068】また、図13に示すように、基体部104
に配設された捻りコイルバネ110の両端部110a,
110bは、筒状部71の内面に設けられた係止溝8
1,82にそれぞれ係止され、取付部材103に一体的
に取り付けられた回動操作体22は、基準位置に保持さ
れる。すなわち、図14に示すように、第1及び第2の
弾性接点アーム111,112が、第1、第2及び第3
の接点部115,116,117上に位置し、第3及び
第4の弾性接点アーム113,114が、第4、第5及
び第6の弾性接点アーム113,114上に位置し、こ
れらの弾性接点アーム111〜114が何れの接点部1
15〜120にも接触していない状態となる。
【0069】この後、下ケース34は、位置決め突部6
7aが上ケース33側の位置決め突起38aと係合し、
係止孔67bに上ケース33側の係止突起38bが係合
し、更に止めねじ等により結合される。このように回動
操作体22がケース本体21に取り付けられると、図1
7に示すように、回動操作体22は、筒状部71を構成
する第1及び第2の回動ガイド片73,74に沿って、
ケース本体21側の第1の位置とケース本体21から離
間した第2の位置に直線移動する。回動操作体22は、
第2の位置にあるとき、押し釦91と略面一をなすこと
から、押し釦91の操作がし辛くなり、利用者が音量を
調節しているときに、誤って停止釦29である押し釦9
1を押してしまい、再生装置1の再生動作が停止してし
まうことを防止している。
【0070】また、回動操作体22が第1の位置や第2
の位置にあるとき、回動操作体22は、筒状部71の周
回り方向に、捻りコイルバネ110の付勢力に抗して回
動される。これによって、回動操作体22と一体的に回
動する取付部材103に設けられた第1及び第2の弾性
接点アーム111,112は、プリント配線基板43の
第1及び第2の接点部115,116と第2及び第3の
接点部116,117に択一的に弾接され、また、第3
及び第4の弾性接点アーム113,114は、第4及び
第5の接点部118,119と第5及び第6の接点部1
19,120に択一的に弾接される。このように、遠隔
操作装置5では、第1の位置と第2の位置に移動可能な
回動操作体22を用いることで、従来のように、不意に
スイッチが押されてしまい、機器が利用者の意に反して
動作することを防止することができる。
【0071】次に、再生装置1に接続されている遠隔操
作装置5の操作方法について説明する。先ず、図1及び
図2に示すように、再生装置1の装着部3aに装着され
たディスクカートリッジ2の光ディスク2aの再生を行
うときの遠隔操作装置5の操作を説明する。光ディスク
2aの再生を行うときには、図5に示すように、ケース
本体21側の第1の位置にある回動操作体22を、取付
部材103の捻りコイルバネ110の付勢力に抗して図
5中矢印B又は反矢印B方向に回動操作する。すると、
回動操作体22と一体的に回動する取付部材103に設
けられた第1及び第2の弾性接点アーム111,112
は、プリント配線基板43の第1及び第2の接点部11
5,116若しくは第4若しくは第5の接点部118,
119に弾接される。これによって、図4に示すスイッ
チSW1若しくはスイッチSW3はオンとなり、再生動
作の開始を示す信号は、接続コード4を介して制御回路
18に出力される。制御回路18は、この信号に基づい
て、ディスク回転駆動機構のスピンドルモータと光ピッ
クアップ11を駆動する。
【0072】すると、光ピックアップ11は、図2に示
すように、半導体レーザより光ビームを出射し、光ディ
スク2aの信号記録面に光ビームを照射し、光ディスク
2aの信号記録面で反射した戻りの光ビームを光検出器
で検出することで、情報信号の読み出しを行う。そし
て、光ピックアップ11の光検出器は、照射された光ビ
ームを電気信号に変換し、この電気信号をRFアンプ1
2に供給する。すると、RFアンプ12は、光検出器か
らの出力信号に基づいて、RF信号、フォーカスエラー
信号及びトラッキングエラー信号を生成し、RF信号を
再生回路13に供給し、フォーカスエラー信号及びトラ
ッキングエラー信号をサーボ回路16に供給する。再生
回路13は、RFアンプ12からのRF信号を2値化、
復調した後、誤り訂正を行い、誤り訂正がなされたデー
タを伸長し、アナログ信号に変換することにより再生信
号を生成する。そして、アンプ14で増幅された再生信
号は、アンプ14で増幅され、イヤホン、ヘッドホン、
スピーカ等の出力器15より出力される。
【0073】このように再生装置1が再生動作を行って
いるときに、遠隔操作装置5は、回動操作体22を用い
ることにより、順方向と逆方向のトラックジャンプと、
音量調節を行うことができる。
【0074】先ず、順方向のトラックジャンプ操作する
ときには、図16に示す球状体128が第1の係合凹部
124に係合することで第1の位置に保持された回動操
作体22を取付部材103の捻りコイルバネ110の付
勢力に抗して図5中矢印B方向に回動操作する。する
と、回動操作体22と一体的に回動する取付部材103
に設けられた第1及び第2の弾性接点アーム111,1
12は、プリント配線基板43の第1及び第2の接点部
115,116に弾接される。これによって、図4に示
すスイッチSW3は、オンの状態となり、順方向のトラ
ックジャンプ、すなわち再生中のデータの次の記録トラ
ックの先頭から再生するための信号を制御回路18に出
力する。これに基づいて、制御回路18は、光ピックア
ップ11を光ディスク2aの内外周に亘って移動させ、
次のトラックの先頭の読み出し処理を開始する。
【0075】また、逆方向のトラックジャンプ操作する
ときには、第1の位置にある回動操作体22を取付部材
103の捻りコイルバネ110の付勢力に抗して図5中
反矢印B方向に回動操作する。すると、回動操作体22
と一体的に回動する取付部材103に設けられた第3及
び第4の弾性接点アーム113,114は、プリント配
線基板43の第4及び第5の接点部118,119に弾
接される。これによって、図4に示すスイッチSW1
は、オンの状態となり、逆方向のトラックジャンプ、す
なわち再生中のデータの頭出しをするための信号を制御
回路18に出力する。これに基づいて、制御回路18
は、光ピックアップ11を光ディスク2aの内外周に亘
って移動させ、再生中の記録トラックの先頭からデータ
の読出処理を開始する。
【0076】以上のように、遠隔操作装置5では、順方
向や逆方向にトラックジャンプ操作を行うとき、回動操
作体22に、トラックジャンプ方向を示す機能表示部8
4が設けられていることから、簡単に回動方向を認識す
ることができる。
【0077】更に、再生中のデータの音量を大きくする
ときには、回動操作体22が図5中矢印A方向に引き出
し操作され第2の位置に直線移動され、図7に示す状態
となる。このとき、回動操作体22には、表示部85が
設けられていることから、利用者は、回動操作体22の
引き出し方向を容易に認識することができる。また、こ
のとき、図16に示す球状体128は、突出部126を
乗り上げが第2の係合凹部125に係合し、このとき、
クリック感付与板123が弾性変位する。これによっ
て、利用者は、クリック感が付与され、回動操作体22
が第2の位置に直線移動したことを認識することができ
る。
【0078】そして、回動操作体22がケース本体21
から離間した第2の位置にあるとき、回動操作体22
は、取付部材103の捻りコイルバネ110の付勢力に
抗して図7中矢印B方向に回動される。すると、回動操
作体22と一体的に回動する取付部材103に設けられ
た第1及び第2の弾性接点アーム111,112は、プ
リント配線基板43の第2及び第3の接点部116,1
17に弾接される。これによって、図4に示すスイッチ
SW7は、オンの状態となり、音量を大きくする信号を
制御回路18に出力する。これに基づいて、制御回路1
8は、音量を1段階レベルを上げて出力器15より出力
される音量を大きくする。
【0079】また、再生中のデータの音量を小さくする
ときには、第2の位置にある回動操作体22を取付部材
103の捻りコイルバネ110の付勢力に抗して図7中
反矢印B方向に回動操作する。すると、回動操作体22
と一体的に回動する取付部材103に設けられた第3及
び第4の弾性接点アーム113,114は、プリント配
線基板43の第5及び第6の接点部119,120に弾
接される。これによって、図4に示すスイッチSW6
は、オンの状態となり、音量を小さくする信号を制御回
路18に出力する。これに基づいて、制御回路18は、
音量を1段階レベルを下げて出力器15より出力される
音量を小さくする。
【0080】以上のように、遠隔操作装置5では、音量
調整を行うとき、回動操作体22が第2の位置に移動さ
れたときに外部に臨む筒状部71に機能表示部83が設
けられていることから、簡単に回動方向を認識すること
ができる。
【0081】更に、再生装置1の再生動作を停止すると
きには、回動操作体22が第1の位置と第2の位置にあ
るかを問わず、停止釦29が押される。すると、図17
に示すように、プリント配線基板43の短辺方向の側縁
部に設けられたスイッチSW5が押圧シャフト101に
より押圧され、オンの状態となり、このスイッチSW5
は、再生動作の停止を示す信号を制御回路18に出力す
る。これに基づいて、制御回路18は、ディスク回転駆
動機構や光ピックアップ11等の動作を停止する。
【0082】ところで、音量調節は、通常利用者が音を
聞きながら行うものである。この遠隔操作装置5では、
図17に示すように、回動操作体22が音量調節を行う
第2の位置にあるとき、停止釦29が回動操作体22の
開口端と略面一となし、操作しずらい状態とすること
で、利用者が音量を調節しているときに、誤って停止釦
29である押し釦91を押してしまい、再生装置1の再
生動作が停止してしまうことを防止している。
【0083】ケース本体21を構成する下ケース34に
設けられた一時停止釦24と音質切換釦25と入力決定
釦26と再生モード切換釦27と表示切換釦28を操作
するときには、図10に示すように、所定の操作釦の開
口部52a〜52eより外部に臨まされた操作部55が
押圧されると、支持溝53に係合された支軸56aを回
動支点として、図10中矢印C方向に回動操作される。
これによって、押圧片57は、下ケース34に配設され
たプリント配線基板43のスイッチSW4,2,8,
9,10を押圧する。すると、スイッチSW4,2,
8,9,10は、各スイッチに対応した信号を制御回路
18の出力し、これに基づいて、制御回路18は、各回
路の動作を制御する。
【0084】以上のような遠隔操作装置5は、回動操作
体22を用いることによって、再生装置1の複数の機能
を実行することができることから、遠隔操作装置5の小
型化を図ることができるとともに、操作性の向上を図る
ことができる。また、遠隔操作装置5は、回動操作体2
2に停止釦29を設け、トラックジャンプ操作や音量調
節操作を行う位置と再生停止操作を行う位置を近接させ
ることで、使い勝手を良くしている。
【0085】更に、遠隔操作装置5は、全体の形状を略
円柱状とし、物等が引っかかりにくい形状とされている
ので、物等に当たって利用者の意に反してスイッチがオ
ンとなってしまうことを防止することができる。また、
再生装置1の機能の中で特に基本的な機能である記録媒
体の再生機能、トラックジャンプ機能、音量調節機能の
操作は、物等が当たってもスイッチがオンとならない回
動操作体22によって行うことから、再生装置1の誤動
作を防止することができる。更に、遠隔操作装置5で
は、図17に示すように、回動操作体22が音量調節を
行う第2の位置にあるとき、停止釦29が回動操作体2
2の開口端と略面一となし、操作しずらい状態とするこ
とで、利用者が音を聞きながら音量を調節しているとき
に、誤って停止釦29を押してしまい、再生装置1の再
生動作が停止してしまうことを防止することができる。
【0086】以上、ディスクカートリッジ2の再生装置
1を例により説明したが、本発明は、光ディスク単体を
記録媒体に用いる再生装置やテープカセットを記録媒体
に用いる再生装置の遠隔操作装置に適用することもでき
る。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、操作部が第1の位置と
第2の位置のそれぞれで2方向に操作することができ、
これによって、再生装置の最も基本的な機能であるデー
タの切換操作と音量調節を行うことができることから、
ケース本体の小型化を図ることができるとともに、操作
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクの再生装置に遠隔操作装置が接続さ
れた状態を示す斜視図である。
【図2】上記再生装置のブロック図である。
【図3】遠隔操作装置の構成を説明するブロック図であ
る。
【図4】遠隔操作装置の回路図である。
【図5】遠隔操作装置を前面側から見た斜視図である。
【図6】遠隔操作装置を背面側から見た斜視図である。
【図7】遠隔操作装置の回動操作体が第2の位置にケー
ス本体から引き出された状態を示す斜視図である。
【図8】遠隔操作装置の分解斜視図である。
【図9】液晶表示パネルが取り付けられたプリント配線
基板の斜視図である。
【図10】プッシュ型の操作部の構成を説明する断面図
である。
【図11】スライド型の操作部の構成を説明する斜視図
である。
【図12】回動操作体のケース本体の筒状部への取付を
説明するための斜視図である。
【図13】回動操作体をケース本体の筒状部に取り付け
るための取付部材を説明する斜視図である。
【図14】回動操作体側に設けられる端子部材に設けら
れた第1乃至第4の弾性接点アームとプリント配線基板
に設けられた第1乃至第6の接点部との関係を説明する
斜視図である。
【図15】(A)は、回動操作体がケース本体側の第1
の位置にあるときの、第1乃至第4の弾性接点アームと
第1乃至第6の接点部との位置関係を説明する図であ
り、(B)は、回動操作体がケース本体より引き出され
た第2の位置にあるときの、第1乃至第4の弾性接点ア
ームと第1乃至第6の接点部との位置関係を説明する図
である。
【図16】クリック感付与板とプリント配線基板に設け
られた球状体との関係を説明する斜視図である。
【図17】第2の操作部である停止釦の構成を説明する
断面図である。なお、本図では、取付部材を省略する。
【符号の説明】
1 再生装置、2 ディスクカートリッジ、5 遠隔操
作装置、6 イヤホン、21 ケース本体、22 回動
操作体、33 上ケース、34 下ケース、43プリン
ト配線基板、71 筒状部、73 第1の回動ガイド
片、74 第2の回動ガイド片、75 第1の回動規制
凹部、76 第2の回動規制凹部、87,88 回動規
制片、91 押し釦、92 支持部材、101 押圧シ
ャフト、103 取付部材、110 捻りコイルバネ、
111〜114 第1乃至第4の弾性接点アーム、11
5〜120 第1乃至第6の接点部、123 クリック
感付与板、128 球状体、129 ストッパ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の再生を行う再生装置の操作装
    置において、 ケース本体と、 上記ケース本体に対して第1の位置と第2の位置に移動
    し、それぞれの位置で2方向に操作可能な第1の操作部
    とを備え、 上記第1の操作部は、上記第1の位置にあるときに操作
    されることによって、上記記録媒体に記録されたデータ
    を選択し、上記第2の位置にあるときに操作されること
    によって、再生されるデータの音量を調節することを特
    徴とする操作装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の操作部は、上記ケース本体に
    対して回動可能に設けられているとともに、上記第1の
    操作部の回動軸線に沿って、上記ケース本体側の上記第
    1の位置と上記ケース本体に対して離間した側の上記第
    2の位置とに亘って直線移動することを特徴とする請求
    項1記載の操作装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の操作部及び/又は上記ケース
    本体の上記第1の操作部の近傍位置には、上記第1の位
    置の操作を示す第1の表示部が設けられ、上記第1の操
    作部が第2の位置に移動されたとき、上記ケース本体の
    外部に臨む位置には、上記第2の位置の操作を示す第2
    の表示部が設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の操作装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の操作部には、押圧可能な第2
    の操作部が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の操作装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の操作部は、押圧操作されたと
    き、上記再生装置の再生動作を停止させることを特徴と
    する請求項4記載の操作装置。
  6. 【請求項6】 上記再生装置の遠隔操作装置であること
    を特徴とする請求項1記載の操作装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の操作部は、上記第1の位置と
    上記第2の位置とに亘って移動するとき、クリック感を
    発生させることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  8. 【請求項8】 記録媒体の再生を行う再生部と、 上記再生部の動作の切換操作を行う切換操作部と、 上記切換操作部での操作に応じて上記再生部を制御する
    制御部とを備え、 上記切換操作部は、ケース本体と、上記ケース本体に対
    して第1の位置と第2の位置に移動し、それぞれの位置
    で2方向に操作可能な操作部とを有し、 上記制御部は、上記操作部が上記第1の位置にあるとき
    に操作されることによって、上記記録媒体に記録された
    データを選択し、上記操作部が上記第2の位置にあると
    きに操作されることによって、再生されるデータの音量
    を調節することを特徴とする再生装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体の再生を行う再生装置の操作装
    置において、 ケース本体と、 上記ケース本体に対して第1の位置と第2の位置に移動
    し、それぞれの位置で2方向に操作可能な操作部とを備
    え、 上記操作部は、上記第1の位置にあるとき、上記再生装
    置を第1の動作モードとし、上記第2の位置にあると
    き、上記再生装置を第1の動作モードとすることを特徴
    とする操作装置。
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