JP2002091722A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002091722A
JP2002091722A JP2000286185A JP2000286185A JP2002091722A JP 2002091722 A JP2002091722 A JP 2002091722A JP 2000286185 A JP2000286185 A JP 2000286185A JP 2000286185 A JP2000286185 A JP 2000286185A JP 2002091722 A JP2002091722 A JP 2002091722A
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run
band
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JP2000286185A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishihara
博史 石原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランバッファの使用量を最小限におさえる画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 データをバンド単位にバンドメモリに描
画する画像形成装置であって、画像形成装置は、処理を
行うバンドに含まれるベクトル図形の内、ランバッファ
にランが格納されていないベクトル図形をラインスキャ
ン変換して生成したランをランバッファに格納する手段
と、任意のバンドのランをバンドメモリに描画した後、
描画を行っていないバンドで使用しないランを消去する
手段と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データをバンド単
位で処理する画像形成装置に関し、特に、ランバッファ
の使用量が少ない画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ページを記述するプリンタ言語の
データを外部から受信し、バンド単位で処理する画像形
成装置では、各バンド毎にスキャンライン変換してラン
を生成し、描画していた。このランは、あるY座標にお
ける始点X座標と終点X座標とで示される水平線分の集
合であり、ベクトル図形は、このランの集合で表され
る。
【0003】この従来の画像形成装置における描画方法
を、図1を用いて説明する。図1は、ベクトル図形A、
B、Cとを有するデータであり、この画像形成装置は、
このデータをバンド#1〜4の4つのバンドでラインス
キャン変換するものとする。
【0004】上記従来技術では、バンド毎に存在するベ
クトル図形のラインスキャン変換を行い、これをランバ
ッファに格納していた。すなわち、バンド#1には、ベ
クトル図形Aが存在するため、画像形成装置は、ベクト
ル図形Aのラインスキャン変換を行い、生成したランを
ランバッファに格納する。バンド#2には、ベクトル図
形Aとベクトル図形Bとが存在するため、画像形成装置
は、ベクトル図形Aとベクトル図形Bのラインスキャン
変換を行い、生成したランをランバッファに格納する。
【0005】このような処理をバンド#3、4について
も行うことで、画像形成装置は、図1に示すデータをラ
インスキャン変換した場合、全バンドの処理終了後に
は、合計9個のラン集合がランバッファに格納されるこ
とになる。
【0006】もちろん、これは、図1に示すデータの場
合であり、ベクトル図形がより複雑になると、ランバッ
ファに格納されるラン集合の数は、飛躍的に多いものと
なる。このような場合、ランバッファの容量によって
は、すべてのランを処理が終了するまで格納しておくこ
とができない。
【0007】そこで、この従来技術では、ランバッファ
にランを格納できなくなると、それまでに格納したラン
をランバッファから消去していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、すべてのランを消去していたため、再
利用可能なランであっても破棄されてしまい、ラインス
キャン処理が非効率なものになるという問題点が指摘さ
れていた。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、以後の処理で使用しないランをランバッファか
ら消去することで、ランバッファの使用メモリ量を最小
限におさえることが可能な画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0010】また、本発明は、ランをランバッファに蓄
積する際、バンド毎に分割して蓄積し、スキャンライン
変換したバンドに属し、以降のバンドに属しないランを
破棄することで、ランバッファの使用メモリ量を最小限
におさえることが可能な画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像形成装置の発明は、データを
バンド単位にバンドメモリに描画する画像形成装置であ
って、画像形成装置は、処理を行うバンドに含まれるベ
クトル図形の内、ランバッファにランが格納されていな
いベクトル図形をラインスキャン変換して生成したラン
をランバッファに格納する手段と、任意のバンドのラン
をバンドメモリに描画した後、描画を行っていないバン
ドで使用しないランを消去する手段と、を有することを
特徴としている。
【0012】請求項2記載の画像形成装置の発明は、デ
ータをバンド単位にバンドメモリに描画する画像形成装
置であって、画像形成装置は、処理を行うバンドに含ま
れるベクトル図形の内、ランバッファにランが格納され
ていないベクトル図形をラインスキャン変換してランを
生成し、ランをバンド毎に分割し、分割したランをそれ
ぞれバンドに対応付けてランバッファに格納する手段
と、バンド毎に分割され対応付けられてランバッファに
格納されたランの内、バンドメモリに描画された分割さ
れたランをランバッファから消去する手段と、を有する
ことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。以下、任意のバン
ドに属するラン集合の表記を『図形名−バンド名』の様
に示す。例えば、バンド#1に属するベクトル図形Aの
ランの部分はA−1となる。
【0014】本発明に係る画像形成装置は、バンド単位
で処理を行い、ラン生成分割手段と、バンド対応ラン消
去手段と、を有する。ラン生成分割手段は、処理を行う
バンドに含まれるベクトル図形の内、ランバッファにラ
ンが格納されていないベクトル図形をラインスキャン変
換してランを生成し、これをバンド毎に分割し、分割さ
れたランをそれぞれバンドに対応付けてランバッファに
格納する手段である。バンド対応ラン消去手段は、上記
ラン生成分割手段によりバンドに対応付けられ分割され
てそれぞれランバッファに格納された分割されたランの
内、バンドメモリに描画された分割されたランをランバ
ッファから消去する手段である。
【0015】図1に示すデータのバンド#1には、ベク
トル図形Aが存在する。また、バンド#1を処理する前
に、ベクトル図形Aはスキャンライン変換されていな
い。従って、ラン生成分割手段は、先ず、ベクトル図形
Aをスキャンライン変換する。また、ベクトル図形A
は、バンド#1〜4に存在する。従って、ラン生成分割
手段は、ベクトル図形Aを各バンド毎に分割し、ランバ
ッファにバンド毎に格納する。従って、ラン生成分割手
段は、バンド#1の処理で、下記表1に示すように分割
したランをランバッファに格納する。
【0016】
【表1】
【0017】バンド#1に属する全図形がバンドメモリ
に描画されると、上記バンド対応ラン消去手段は、バン
ド#1に対応付けられて格納されたランA−1を破棄す
る。従って、ランバッファは、下記表2に示すようにラ
ンA−2、A−3、A−4のみが格納される。
【0018】
【表2】
【0019】バンド#2には、ベクトル図形Aとベクト
ル図形Bとが存在する。また、バンド#2を処理する前
に、ベクトル図形Aはスキャンライン変換され、ベクト
ル図形Bはスキャンライン変換されていない。従って、
ラン生成分割手段は、先ず、ベクトル図形Bをスキャン
ライン変換する。また、ベクトル図形Bは、バンド#2
〜4に存在する。従って、ラン生成分割手段は、ベクト
ル図形Bを各バンド毎に分割し、ランバッファにバンド
毎に格納する。従って、ランバッファには、バンド#2
のスキャンライン変換終了時に、下記表3に示すような
データを格納されている。
【0020】
【表3】
【0021】バンド#2に属する全図形がバンドメモリ
に描画されると、上記バンド対応ラン消去手段は、バン
ド#2に対応付けられて格納されたランA−2、および
ランB−2を破棄する。従って、ランバッファは、下記
表4に示すように、ランA−3、A−4、B−3、B−
4のみが格納される
【0022】
【表4】
【0023】バンド#3についても上記同様に処理を行
う。従って、バンド#3のスキャンライン変換が終了し
た時点でのランバッファの状態は、下記表5に示すよう
になる。
【0024】
【表5】
【0025】また、バンド#3の処理が終了した時点で
のランバッファの状態は、下記表6に示すようになる。
【0026】
【表6】
【0027】バンド#4には、ベクトル図形A、ベクト
ル図形B、ベクトル図形Cが存在する。また、これらの
ベクトル図形は、バンド#3までの処理で、すべてスキ
ャンライン変換され、バンドに対応付けられて分割さ
れ、ランバッファに格納されている。従って、上記ラン
生成分割手段は、処理を行わない。そして、ランA−
4、B−4、C−4がバンドメモリに描画されると、上
記バンド対応ラン消去手段は、バンド#4に対応付けら
れて格納されたランA−4、B−4、C−4を破棄す
る。従って、この時点でのランバッファの状態は、下記
表7に示すように、データが格納されていない。
【0028】
【表7】
【0029】このように、例えばページを記述するプリ
ンタ言語のデータを外部から受信し、バンド単位で処理
する画像形成装置において、複数の座標点集合で表現さ
れるベクトル図形が含まれる全バンドへの描画時に、各
バンドでスキャンライン変換してランを生成するのでは
なく、ベクトル図形をスキャンライン変換した結果のラ
ンをランバッファに蓄積し、一度作られて蓄積してある
ランを再利用することで、高速に画像形成することを可
能としている。また、ランを蓄積する際に、バンド毎に
分割して蓄積し、任意のバンドの処理が終了した時点で
そのバンドに属するランが蓄積されているランバッファ
のメモリ領域を開放することで、ランバッファのメモリ
量を最小限におさえることを可能としている。すなわ
ち、ランを蓄積する際にバンド毎に分割して蓄積し、任
意のバンドの処理が終了した時点でそのバンドに属する
ランのみが蓄積されているメモリ領域を開放すること
で、ランバッファの使用メモリ量を最小限におさえるこ
とが可能となる。このことは、コストダウンにもつなが
る。
【0030】より具体的には、従来技術による画像形成
装置では、蓄積されるランはバンド毎に分割されず、ま
とめて1つのランとして蓄積されていたため、すでに処
理が終了しているバンドに属するランがバッファに残っ
ていた。従って、図1の場合、全バンドの処理終了直後
には、ベクトル図形Aが4つ、ベクトル図形Bが3つ、
ベクトル図形Cが2つの計9個のラン集合がランバッフ
ァに残っている。これに対し、本発明に係る画像形成装
置では、上記説明の通り、ランバッファに同時に格納さ
れるランの数は、最大で6つである。しかも、このラン
は、前記したように分割されている。図1は、データの
一例ではあるが、すべての場合で従来技術よりも使用す
るメモリ量を少なくできることは明らかである。
【0031】なお、当然ながら、上記画像形成装置は、
カラー画像形成装置などにも応用することは可能であ
る。
【0032】なお、上記実施の形態において、ランをバ
ンド毎に分割せず、以後の処理で使用しないランをラン
バッファから消去するようにしてもよい。この場合、ラ
ンをランバッファに格納する際、あわせてこのランが属
するバンドに関する情報をランバッファ、または他の記
憶媒体に格納する。これにより、以後の処理で使用しな
いランをランバッファから消去し、以後の処理で使用す
るランをランバッファに格納したままにすることが可能
となる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ベクトル図形をスキャンライン変換した場合
に生成したランをバンド毎に分割して格納し、各バンド
の処理時に、この分割されたランを使用することで、各
バンド別々にベクトル図形をスキャンライン変換する場
合に比べ、メモリの使用量を少なくすることが可能とな
る。また、これにより、画像形成処理を高速にすること
が可能となる。
【0034】また、本発明によれば、処理が終了したバ
ンドに属する分割されたランをランバッファから消去す
るため、利用可能なランを消去することがなくなる。従
って、メモリを効率的に使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベクトル図形A、ベクトル図形B、ベクトル図
形Cを有するデータの例である。
【符号の説明】
A、B、C (ベクトル)図形

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをバンド単位にバンドメモリに描
    画する画像形成装置であって、 前記画像形成装置は、 処理を行うバンドに含まれるベクトル図形の内、ランバ
    ッファにランが格納されていないベクトル図形をライン
    スキャン変換して生成したランをランバッファに格納す
    る手段と、 任意のバンドのランをバンドメモリに描画した後、描画
    を行っていないバンドで使用しないランを消去する手段
    と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 データをバンド単位にバンドメモリに描
    画する画像形成装置であって、 前記画像形成装置は、 処理を行うバンドに含まれるベクトル図形の内、ランバ
    ッファにランが格納されていないベクトル図形をライン
    スキャン変換してランを生成し、該ランをバンド毎に分
    割し、該分割したランをそれぞれバンドに対応付けてラ
    ンバッファに格納する手段と、 前記バンド毎に分割され対応付けられてランバッファに
    格納されたランの内、バンドメモリに描画された前記ラ
    ンの内の該バンドに対応するデータをランバッファから
    消去する手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2000286185A 2000-09-20 2000-09-20 画像形成装置 Pending JP2002091722A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181944A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181944A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

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