JP2002091590A - 基準電圧発生回路及び電源装置 - Google Patents

基準電圧発生回路及び電源装置

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JP2002091590A JP2000279070A JP2000279070A JP2002091590A JP 2002091590 A JP2002091590 A JP 2002091590A JP 2000279070 A JP2000279070 A JP 2000279070A JP 2000279070 A JP2000279070 A JP 2000279070A JP 2002091590 A JP2002091590 A JP 2002091590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスばらつきや温度変化に対して依存性
が小さく、比較的低い基準電圧を発生できる基準電圧発
生回路を提供する。 【解決手段】 デプレッション型MOSトランジスタQ
1とエンハンスメント型MOSトランジスタQ2が直列
に接続されてなる基準電圧発生段1が設けられており、
MOSトランジスタQ1,Q2の接続点の電位をVinと
して出力段3に出力している。出力段3において、エン
ハンスメント型MOSトランジスタQ3,Q4が電源V
DD・GND間に直列に接続され、MOSトランジスタQ
3のゲートが基準電圧発生段1の出力に接続され、MO
SトランジスタQ4のゲートとドレインが接続され、M
OSトランジスタ3,Q4間の接続点の電位が基準電圧
出力となっている。MOSトランジスタQ3,Q4はチ
ャネルプロファイル及びサイズが同じで、ベータが等し
いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単独で又は他の半導
体装置に組み込まれるMOS型又はCMOS型の基準電
圧発生回路と、その基準電圧発生回路を利用した装置の
一例としての電源装置に関するものである。特にこの電
源装置は携帯電話など小型機器の電源装置として利用す
るのに適するものである。
【0002】
【従来の技術】ゲートとソースを接続したデプレッショ
ン型MOSトランジスタを定電流源とする基準電圧発生
回路が知られている(特公平4−65546号公報参
照)。そこでは、図11に示されるように、デプレッシ
ョン型MOSトランジスタQ1のゲートとソースを接続
してその定電流性を利用する。そして、ゲートとドレイ
ンが接続されたエンハンスメント型MOSトランジスタ
Q2をその定電流で動作するように直列に接続して、M
OSトランジスタQ2に発生する電圧を基準電圧として
取り出すものである。ここでは、いずれのMOSトラン
ジスタQ1,Q2もNチャネル型である。基準電圧Vre
fとしては、MOSトランジスタQ1のしきい値電圧Vt
_dとMOSトランジスタQ2のしきい値電圧Vt_eの差
分が出力される。
【0003】その従来技術の文献では、MOSトランジ
スタQ1とMOSトランジスタQ2との間でしきい値電
圧を異ならせる方法として、基板の不純物濃度又はチャ
ネルの不純物濃度を変化させる方法が実施例として挙げ
られている。その方法は、いずれもイオン注入時の注入
量を変えることである。
【0004】図12にMOSトランジスタQ1,Q2の
Vgs対(Ids)1/2波形(ただしドレイン電圧は飽和条
件)を示す。ただし、MOSトランジスタQ1,Q2の
コンダクタンスファクタ(K)は同一とする。Vgsはゲ
ートとソース間の電圧、Idsはドレイン電流である。M
OSトランジスタQ1はVgsが0Vで固定されているた
め、図12のQ1の波形からIconstなる定電流を流
す。したがって、Ids=IconstとなるMOSトランジ
スタQ2のVgsがVrefとなる。ゆえに、 Vref = Vt_e − Vt_d となり、Vrefが2つのMOSトランジスタQ1,Q2
のしきい値電圧Vt_e,Vt_dの差分で表わされることが
わかる。
【0005】この回路構成のVrefの利点として次の点
を挙げることができる。 (1)2つのMOSトランジスタQ1,Q2の温度特性
がほぼ同一であることにより、Vrefの温度依存性が小
さい。 (2)バンドギャップリファレンス回路などに比べてM
OSトランジスタが最低2つで構成できるため、比較的
容易にかつ、小面積で構築できる。バンドギャップリフ
ァレンス回路とは、PN接合のVbe(ベース・エミッ
タ間の電圧)とサーマルボルテージVt(=kT/q)
(kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは単位電荷)
の温度特性の極性の違いを利用して温度係数の極めて小
さい基準電圧Vrefを取りだすようにしたものである。
【0006】また、MOSトランジスタQ1のゲートの
結線方法を変えることにより、低電圧の基準電圧を発生
させることができる利点もある(特開平8−33512
2号公報参照)。その回路図を図13に示す。図11と
異なる点は、MOSトランジスタQ1のゲートが接地さ
れている点にある。
【0007】ここで、MOSトランジスタQ1のしきい
値電圧をVt_d、ドレイン電流をIds_d、ゲートとソー
ス間の電圧をVgs_dとし、MOSトランジスタQ2のし
きい値電圧をVt_e、ドレイン電流をIds_e、ゲートと
ソース間の電圧をVgs_eとし、MOSトランジスタQ
1,Q2のコンダクタンスファクタがともにKで同じで
あるとすると、MOSトランジスタQ1のドレイン電流
Ids_dとMOSトランジスタQ2のドレイン電流Ids_e
は、以下のように示される。 Ids_d = K(Vgs_d−Vt_d)2 Ids_e = K(Vgs_e−Vt_e)2 となる。
【0008】Ids_d =Ids_e、Vgs_d = −Vgs_eか
ら求める一定なゲートとソース間の電圧Vgs_eは次のよ
うになる。 K(−Vgs_e−Vt_d)2=K(Vgs_e−Vt_e)2 Vgs_e =(Vt_e−Vt_d)/2 すなわち、Vrefは Vref =(Vt_e−Vt_d)/2 となり、低い基準電圧を設定するのに適している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の回路構成で、より高精度のVrefを実現するためには
以下のような課題がある。 (1)2つのMOSトランジスタQ1,Q2は別々のイ
オン注入工程によってしきい値電圧Vt_d,Vt_eをそれ
ぞれ決定しているため、ばらつきは独立で、その差分は
ばらつきが大きくなり、結果としてVrefのばらつきが
大きくなる。図14にMOSトランジスタQ2のしきい
値電圧Vt_eが高くなった場合の例を示す。破線が変化
前の状態である。
【0010】(2)MOSトランジスタQ1とMOSト
ランジスタQ2では、チャネルに注入される不純物の導
電型が異なるため、しきい値電圧やモビリティーの温度
特性が厳密には異なり、Vrefの温度特性向上に限界が
ある。図15に高温時のMOSトランジスタQ2のしき
い値電圧Vt_e及びモビリティーが変化した場合の例を
示す。破線が変化前の状態であり、Q2のVt_e及び傾
斜が変化している。
【0011】(3)特開平8−335122号公報に記
載の基準電圧発生回路では、デプレッション型MOSト
ランジスタのしきい値Vt_dに制約があるため、製造ば
らつきや温度変化に対する製造マージンを大きくとらな
ければならない。例えば図13に示した基準電圧発生回
路の場合、|Vt_d| > Vref > Vt_eなる制約があ
るため、デプレッション型MOSトランジスタのしきい
値電圧Vt_dを図11に示す基準電圧発生回路と比べて
かなり低く設定する必要がある。
【0012】本発明はこのような問題点に鑑み、プロセ
スばらつきや、温度変化に対して依存性が小さく、比較
的低い基準電圧を発生できる基準電圧発生回路を提供す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準電圧発生
段と、チャネルの不純物プロファイルが同一である2つ
以上のエンハンスメント型MOSトランジスタが電源・
GND間に直列に接続され、エンハンスメント型MOS
トランジスタのゲートが基準電圧発生段の出力に接続さ
れ、それ以外のエンハンスメント型MOSトランジスタ
のゲートとドレインが接続され、エンハンスメント型M
OSトランジスタ間の接続点の電位が基準電圧出力とな
る出力段とを備えたものである。
【0014】出力段に設けられたエンハンスメント型M
OSトランジスタの個数をn個とすると、出力段では、
ゲートが基準電圧発生段の出力に接続されたエンハンス
メント型MOSトランジスタのゲートに入力される電圧
Vinに対して1/nの基準電圧Vrefを出力する。出力
段に設けられた2つ以上のエンハンスメント型MOSト
ランジスタは、チャネルの不純物プロファイルが同一で
あることによりプロセスばらつきや温度変化などの外的
不安定要因に対して同様の特性変化を示すので、外的不
安定要因の影響によるVinに対するVrefの変動が小さ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】出力段のエンハンスメント型MO
Sトランジスタのベータ(β)は等しいことが好まし
い。その結果、エンハンスメント型MOSトランジスタ
は外的不安定要因に対して同じ特性変化を示すようにな
り、外的不安定要因の影響によるVinに対するVrefの
変動をさらに小さくすることができる。ここで、ベータ
はチャネル幅W、チャネル長L、ゲート酸化膜の誘電率
μ、及びゲート容量Coxの関数であり、同時に形成され
るMOSトランジスタではサイズ(W/L)を等しくす
ることにより、ベータを等しくすることができる。
【0016】出力段のエンハンスメント型MOSトラン
ジスタがコモンセントロイド(共通重心)形状のペアト
ランジスタであることが好ましい。その結果、エンハン
スメント型MOSトランジスタは外的不安定要因に対し
てさらに等しい特性変化を示すようになるので、外的不
安定要因の影響によるVinに対するVrefの変動をさら
に小さくすることができる。
【0017】上記エンハンスメント型トランジスタのチ
ャネル長をL、チャネル幅をW、ゲート膜厚をToxとす
るとき、値Tox/(LW)1/2が1.5×10-3以下であ
ることが好ましい。一般に、ペアトランジスタのペア性
の指標として、しきい値電圧のペア性(ミスマッチ)の
σ(標準偏差)が使われる。ここでのσはTox/(L
W)1/2に比例し、係数は1が用いられる。上記ペアト
ランジスタについて、Tox/(LW) 1/2を1.5×10
-3以下にすることにより、1σ=1.5mV程度の高精
度なしきい値電圧特性をもつようになる。このことは、
製品規格としての3σをとれば±5mVが見込めるた
め、3σが±10mV以上となっている従来品に比べて
より高精度なVrefを得ることができる。
【0018】本発明の電源装置は、供給する電源電圧を
基準電圧と比較することによって電源電圧を検出する検
出回路を備えたものであって、その基準電圧を発生する
回路として本発明の基準電圧発生回路を備えたものであ
る。
【0019】
【実施例】図1に本発明の基準電圧発生回路の実施例1
を示す。Q1はデプレッション型MOSトランジスタ、
Q2はエンハンスメント型MOSトランジスタ、Q3,
Q4はMOSトランジスタQ2よりも低いしきい値電圧
をもつエンハンスメント型MOSトランジスタを示す。
エンハンスメント型MOSトランジスタQ3,Q4はチ
ャネルプロファイル及びサイズが同じで、ベータが等し
いものである。ここでは、いずれのMOSトランジスタ
Q1,Q2,Q3,Q4もNチャネル型である。デプレ
ッション型MOSトランジスタQ1及びエンハンスメン
ト型MOSトランジスタQ2で構成される基準電圧発生
段1の回路構成は図1に示す従来型の基準電圧発生回路
と同じであり、この出力をVinとしてMOSトランジス
タQ3,Q4で構成される出力段3に入力している。
【0020】出力段3において、MOSトランジスタQ
3のドレインは電源VDDに接続され、MOSトランジス
タQ3のソースとエンハンスメント型MOSトランジス
タQ4のドレインが接続され、エンハンスメント型MO
SトランジスタQ4のソースがGNDに接続されて、M
OSトランジスタQ3,Q4が直列に接続され、その接
続点が出力端子になっている。MOSトランジスタQ3
のゲートは基準電圧発生段1の出力に接続されている。
エンハンスメント型MOSトランジスタQ4のゲートと
ドレインが接続されている。
【0021】図2にMOSトランジスタQ3,Q4のV
gs対(Ids)1/2波形を示す。ただし、ドレイン電圧は
飽和条件であり、MOSトランジスタQ3,Q4のコン
ダクタンスファクタKは同一とする。Vgsはゲートとソ
ース間の電圧、Idsはドレイン電流である。エンハンス
メント型MOSトランジスタQ3、Q4はチャネルプロ
ファイル及びサイズが同じトランジスタであり、しきい
値電圧、及びVgs対(Ids)1/2波形の傾きベータが同
じなので、VrefはVinの1/2となることがわかる。
ここで、Vt_Q3はMOSトランジスタQ3のしきい値電
圧にVrefを加えた値を示し、Vt_Q4はMOSトランジ
スタQ4のしきい値電圧を示す。
【0022】図3に温度が高くなった場合のMOSトラ
ンジスタQ3,Q4のVgs対(Ids)1/2波形を示す。
ただしドレイン電圧は飽和条件である。破線は変化前の
状態を示す。MOSトランジスタQ3,Q4ともに、し
きい値電圧が低くなり、傾きベータが小さくなるが、M
OSトランジスタQ3,Q4はチャネルプロファイル及
びサイズが同じトランジスタであるため、しきい値電圧
及び傾きベータは同じように変化する。これにより、そ
の差分は変化前の状態(破線参照)と変わらず、この場
合でもVrefはVinの1/2となることがわかる。
【0023】図4に、MOSトランジスタQ3,Q4の
しきい値電圧が高くばらついた場合のVgs対(Ids)
1/2波形を示す。ただしドレイン電圧は飽和条件であ
る。破線は、ばらつきのない状態を示す。MOSトラン
ジスタQ3,Q4は同じサイズのトランジスタであり、
互いに近くに配置されているため、しきい値電圧も同様
に変化する。この場合のIconstはしきい値電圧が高く
なるに比べ減少するが、この場合でもVrefはVinの1
/2となることがわかる。
【0024】以上のように、この実施例によれば、MO
SトランジスタQ3,Q4が同じ不純物プロファイルを
もち、サイズも同じトランジスタであることにより、温
度変化や製造ばらつきに対して変動が小さい基準電圧を
供給することができる。
【0025】図5に基準電圧発生回路の実施例2を示
す。MOSトランジスタQ1〜Q4は実施例1と同じで
あり、Q5はMOSトランジスタQ3,Q4とチャネル
プロファイル及びサイズが同じでベータが等しいエンハ
ンスメント型MOSトランジスタである。MOSトラン
ジスタQ4のソースがMOSトランジスタQ5のドレイ
ンに接続され、MOSトランジスタQ5のソースがGN
Dに接続されて、MOSトランジスタQ3,Q4,Q5
が直列に接続され、MOSトランジスタQ5のゲートと
ドレインが接続されている。MOSトランジスタQ4と
Q5の接続点が出力端子となっている。この実施例で
は、出力段3aはMOSトランジスタQ3,Q4,Q5
によって構成される。
【0026】実施例1に比べて、MOSトランジスタQ
3,Q4と同じサイズのMOSトランジスタQ5を一段
付加することにより、Vinの1/3のVrefを得ること
ができ、より低い電圧を得ることができる。実施例2で
も実施例1と同様に、MOSトランジスタQ3,Q4,
Q5のしきい値電圧及び傾きベータは温度変化や製造ば
らつきなどの外的不安定要因に対して同様に変化するの
で、外的不安定要因に対して変動が小さい基準電圧を供
給することができる。
【0027】図6に基準電圧発生回路の実施例3を示
す。MOSトランジスタQ3,Q4は実施例1と同じで
あり、出力段3の構成も実施例1と同じである。MOS
トランジスタQ3のゲートに基準電圧発生段としてのバ
ンドギャップリファレンス5の出力端子が接続されてい
る。実施例3では、Vin自体が温度に対して安定な電位
であるため、さらに安定的に、低いVrefを出力するこ
とができる。
【0028】実施例1〜3に用いられるMOSトランジ
スタQ3、Q4、Q5は、チャネルプロファイル及びサ
イズが同じトランジスタを用いるが、それでも微細な製
造ばらつきにより、しきい値電圧や傾きベータが異なる
ことがある。そこで、高いペア性を得るために、これら
をコモンセントロイド(共通重心)形状のペアトランジ
スタとすることが望ましい。
【0029】図7に、図1に示された実施例1のMOS
トランジスタQ3とQ4をコモンセントロイド形状に形
成した基準電圧発生回路の実施例4を示す。ゲートG
1、ドレインD1及びソースS1からなる4つのMOS
トランジスタによりQ3が構成され、ゲートG2、ドレ
インD2及びソースS2からなる4つのMOSトランジ
スタによりQ4が構成されている。このような形状にす
ることにより、よりばらつきの小さい基準電圧を得るこ
とができる。
【0030】図8に本発明の基準電圧発生回路を備えた
電源装置の実施例を示す。この電源装置は携帯電話など
の携帯機器に使用されるものであり、供給する電源電圧
DDを基準電圧Vrefと比較することによって電源電圧
DDの降下又は上昇を検出する検出回路を備えた電源装
置である。
【0031】図8に示されている回路は、その電源装置
における検出回路部分である。15はコンパレータで、
その反転入力端子にこの発明の基準電圧発生回路17が
接続され、基準電圧Vrefが印加される。電源であるバ
ッテリーからの出力電圧は電源端子VDDに印加され、そ
の電圧は分圧抵抗19aと19bによって分圧されてコ
ンパレータ15の非反転入力端子に入力される。基準電
圧発生回路17は、例えば図1、図5、図6に示された
ものであり、その電源VDDとしてはこの電源装置におけ
るバッテリーが使用される。ここで、コンパレータ1
5、基準電圧発生回路17及び分圧抵抗19a,19b
により検出回路を構成している。
【0032】この電源装置において、バッテリーの電圧
が高く、分圧抵抗19a,19bにより分圧された電圧
が基準電圧Vrefよりも高いときはコンパレータ15の
出力がHを維持し、バッテリーの電圧が降下してきて分
圧抵抗19a,19bにより分圧された電圧が基準電圧
Vref以下になってくるとコンパレータ15の出力がL
になる。コンパレータ15の出力を携帯電話等の使用機
器に表示することによりバッテリーの電圧が所定値以下
になったことを知らせることができる。この用途におい
て、Vrefとして、温度変化などに対し高い安定性が要
求されるが、本発明のVrefを用いれば要求を満たすこ
とができる。
【0033】このような検出回路を複数設け、互いに基
準電圧Vrefを異ならせたり、分圧抵抗19a,19b
の分圧比を異ならせたりして、それぞれの検出回路が検
出する電圧値を異ならせることにより、バッテリーの電
圧状態をより詳しく表示できるようになる。
【0034】図9は本発明の基準電圧発生回路を備えた
定電圧電源の一例を示す回路図である。電源21からの
電源を負荷23に安定して供給すべく、定電圧回路25
が設けられている。定電圧回路25は、電源21が接続
される入力端子(Vbat)27、基準電圧発生回路(Vr
ef)29、オペアンプ(OPAMP)31、Pチャネル
MOSトランジスタからなる出力トランジスタ(DR
V)33、分圧抵抗R1,R2及び出力端子(Vout)
35を備えている。
【0035】定電圧回路25のオペアンプ31では、出
力端子が出力トランジスタ33のゲート電極に接続さ
れ、反転入力端子に基準電圧発生回路29から基準電圧
Vrefが印加され、非反転入力端子に出力電圧Voutを抵
抗R1とR2で分圧した電圧が印加され、出力電圧Vou
tが抵抗R1とR2により分圧された電圧が基準電圧に
等しくなるように制御される。本発明による基準電圧発
生回路29により、安定した基準電圧Vrefを供給する
ことにより、安定した出力電圧を供給することができる
ようになる。本発明の基準電圧発生回路が適用される装
置や機器は、上に示した電源装置に限らず、安定した基
準電圧が必要とされるものであればすべて適用すること
ができる。
【0036】図10基準電圧発生回路の実施例5とし
て、実施例1に挙げた回路をPchを用いて構成した例
を示す。Q11はエンハンスメント型MOSトランジス
タ、Q12はデプレッション型MOSトランジスタ、Q
13,Q14はMOSトランジスタQ11よりも低いし
きい値電圧をもつエンハンスメント型MOSトランジス
タを示す。エンハンスメント型MOSトランジスタQ1
3,Q14はチャネルプロファイル及びサイズが同じも
のである。ここでは、いずれのMOSトランジスタQ1
1,Q12,Q13,Q14もPチャネル型である。
【0037】基準電圧発生段7では、MOSトランジス
タQ11のソースが電源VDDに接続され、MOSトラン
ジスタQ11のドレインとMOSトランジスタQ12の
ソースが接続され、MOSトランジスタQ12のドレイ
ンが接地されて、MOSトランジスタQ11とMOSト
ランジスタQ12が直列に接続され、MOSトランジス
タQ11のゲートとドレインが接続され、MOSトラン
ジスタQ12のゲートとソースが接続されている。両M
OSトランジスタQ11,Q12の接続点が次段への出
力端子となっている。基準電圧発生段7はこの出力をV
inとしてMOSトランジスタQ13,Q14で構成され
る出力段9に入力している。
【0038】出力段9において、MOSトランジスタQ
13のソースは電源VDDに接続され、MOSトランジス
タQ13のドレインとMOSトランジスタQ14のソー
スが接続され、MOSトランジスタQ14のドレインが
GNDに接続されて、MOSトランジスタQ13,Q1
4が直列に接続され、MOSトランジスタQ13のゲー
トが基準電圧発生段7の出力に接続され、MOSトラン
ジスタQ13のゲートとドレインが接続されている。両
MOSトランジスタQ13,Q14の接続点が出力端子
となっている。
【0039】実施例6において、VinとVrefの関係
は、 Vref =(VDD+Vin)/2 となる。実施例6においても、MOSトランジスタQ1
3,Q14が同じ不純物プロファイルをもち、サイズも
等しいトランジスタであることにより、温度変化や製造
ばらつきに対して変動が小さい基準電圧を出力段9の出
力端子から供給することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の定電圧発生回路では、基準電圧
発生段と、チャネルの不純物プロファイルが同一である
2つ以上のエンハンスメント型MOSトランジスタが電
源・GND間に直列に接続され、エンハンスメント型M
OSトランジスタのゲートが基準電圧発生段の出力に接
続され、それ以外のエンハンスメント型MOSトランジ
スタのゲートとドレインが接続され、エンハンスメント
型MOSトランジスタ間の接続点の電位が基準電圧出力
となる出力段とを備え、基準電圧発生段の出力Vinに対
して低い基準電圧を出力段から発生するとともに、出力
段のエンハンスメント型MOSトランジスタがプロセス
ばらつきや温度変化などの外的不安定要因に対して同様
の特性変化を示すようにしたので、外的不安定要因の影
響によるVinに対するVrefの変動を小さくすることが
できる。
【0041】さらに、出力段のエンハンスメント型MO
Sトランジスタのベータを等しくすれば、エンハンスメ
ント型MOSトランジスタは外的不安定要因に対して同
じ特性変化を示すようになり、外的不安定要因の影響に
よるVinに対するVrefの変動をさらに小さくすること
ができる。
【0042】さらに、出力段のエンハンスメント型MO
Sトランジスタをコモンセントロイド(共通重心)形状
のペアトランジスタにより構成するようにすれば、エン
ハンスメント型MOSトランジスタは外的不安定要因に
対してさらに等しい特性変化を示すようになるので、外
的不安定要因の影響によるVinに対するVrefの変動を
さらに小さくすることができる。
【0043】さらに、エンハンスメント型MOSトラン
ジスタのチャネル長をL、チャネル幅をW、ゲート膜厚
をToxとするとき、値Tox/(LW)1/2が1.5×10
-3以下であるようにすれば、ペアトランジスタについ
て、1σ=1.5mV程度の高精度なしきい値電圧特性
をもつようになり、外的不安定要因の影響によるVinに
対するVrefの変動をさらに小さくすることができる。
【0044】本発明の電源装置においては、本発明の基
準電圧発生回路を用いて電源電圧を検出するので、電源
装置の供給電圧を安定して検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基準電圧発生回路の第1の実施例を示
す回路図である。
【図2】MOSトランジスタQ3,Q4のVgs対(Id
s)1/2波形を示す図である。
【図3】温度が高くなった場合のMOSトランジスタQ
3,Q4のVgs対(Ids)1/2波形を示す図である。
【図4】MOSトランジスタQ3,Q4のしきい値電圧
が変化した場合のVgs対(Ids)1/2波形を示す図であ
る。
【図5】本発明の基準電圧発生回路の第2の実施例を示
す回路図である。
【図6】本発明の基準電圧発生回路の第3の実施例を示
す回路図である。
【図7】本発明の基準電圧発生回路の第4の実施例のM
OSトランジスタQ3とQ4を示し、コモンセントロイ
ド形状を示す概略図である。
【図8】本発明の電源装置の一実施例における検出回路
部分を示す回路図である。
【図9】本発明の基準電圧発生回路を備えた定電圧電源
の一例を示す回路図である。
【図10】本発明の基準電圧発生回路の第5の実施例を
示す回路図である。
【図11】デプレッション型MOSトランジスタを定電
流とする基準電圧発生回路の従来例を示す回路図であ
る。
【図12】ドレイン電圧が飽和条件を満たしているMO
SトランジスタQ1,Q2のVgs対(Ids)1/2波形を
示す図である。
【図13】デプレッション型MOSトランジスタを定電
流とする基準電圧発生回路の他の従来例を示す回路図で
ある。
【図14】MOSトランジスタQ2のしきい値電圧が変
化した場合のVgs対(Ids)1/2波形を示す図である。
【図15】高温時にMOSトランジスタQ2のしきい値
電圧及びモビリティーが変化した場合のVgs対(Ids)
1/2波形を示す図である。
【符号の説明】
1,7 基準電圧発生段 5 バンドギャップリファレンス 3,3a,9 出力段 Q1 デプレッション型MOSトランジスタ Q2,Q3,Q4,Q5 エンハンスメント型MOS
トランジスタ Q12 デプレッション型MOSトランジスタ Q11,Q13,Q14 エンハンスメント型MOS
トランジスタ 15 コンパレータ 17 基準電圧発生回路 19a,19b 分圧抵抗 21 電源 23 負荷 25 定電圧回路 27 入力端子 29 基準電圧発生回路 31 オペアンプ 33 出力トランジスタ 35 出力端子 R1,R2 分圧抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧発生段と、 チャネルの不純物プロファイルが同一である2つ以上の
    エンハンスメント型MOSトランジスタが電源・GND
    間に直列に接続され、前記エンハンスメント型MOSト
    ランジスタのゲートが前記基準電圧発生段の出力に接続
    され、それ以外の前記エンハンスメント型MOSトラン
    ジスタのゲートとドレインが接続され、前記エンハンス
    メント型MOSトランジスタ間の接続点の電位が基準電
    圧出力となる出力段と、を備えたことを特徴とする基準
    電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 前記エンハンスメント型MOSトランジ
    スタのベータが等しい請求項1記載の基準電圧発生回
    路。
  3. 【請求項3】 前記エンハンスメント型MOSトランジ
    スタがコモンセントロイド(共通重心)形状のペアトラ
    ンジスタである請求項2記載の基準電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記エンハンスメント型MOSトランジ
    スタのチャネル長をL、チャネル幅をW、ゲート膜厚を
    Toxとするとき、値Tox/(LW)1/2が1.5×10-3
    以下である請求項3記載の基準電圧発生回路。
  5. 【請求項5】 供給する電源電圧を基準電圧と比較する
    ことによって電源電圧を検出する検出回路を備えた電源
    装置において、 前記基準電圧を発生する回路として請求項1から4のい
    ずれかに記載の基準電圧発生回路を備えたことを特徴と
    する電源装置。
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