JP2002091545A - 車両用電子制御系の故障診断装置 - Google Patents

車両用電子制御系の故障診断装置

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JP2002091545A
JP2002091545A JP2000283856A JP2000283856A JP2002091545A JP 2002091545 A JP2002091545 A JP 2002091545A JP 2000283856 A JP2000283856 A JP 2000283856A JP 2000283856 A JP2000283856 A JP 2000283856A JP 2002091545 A JP2002091545 A JP 2002091545A
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Toshiyuki Abe
俊之 阿部
Yusuke Hara
祐輔 原
Akira Yasuda
明 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用電子制御系の故障診断装置に関し、多
重通信を利用してよりデータを共有するものにおいて、
故障原因の究明を容易に行なうことができるようにす
る。 【解決手段】 車両に搭載された電子制御機器類31
と、該電子制御機器類31を電子制御するための制御部
材を含んだ複数の電子制御関連部材11,12,13,
21,22と、該制御部材と上記の複数の電子制御関連
部材11,12,13,21,22とを通信要素として
接続された多重通信ライン10とをそなえ、記録部2d
に記録された該電子制御機器類の状態と該電子制御機器
類の状態に対する電子制御関連部材11,12,13,
21,22の適正値データと、多重通信ライン10から
受信された通信信号情報に基づいて、検出部4で検出さ
れた電子制御関連部材11,12,13,21,22の
各状態とを、表示部3に表示するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載される車両用電子制御系であって、多重通信ライン
を通じて受信する複数の電子制御関連部材の状態に基づ
いて電子制御機器類の作動を制御するように構成された
車両用電子制御系において、故障を診断する故障診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両において、車両の
基本性能の向上や高機能化に伴って、車両に搭載される
電子制御機器類が増加してきており、この結果、これら
の電子制御機器類に接続されるハーネスが大幅に増加
し、ハーネスの肥大化や重量増加を招き、ハーネス及び
ハーネス周りの組み付け性の悪化を招いていた。
【0003】この対策として、各電子制御機器類をバス
通信ライン(多重通信ライン)で接続して多重通信を行
なうようにする技術が開発されており、上記の不具合を
解決できるほかに、各電子制御機器類の間で多量の情報
を共有することが可能になるため、より緻密な制御も可
能になるという効果も得られる。例えば図9はこのよう
な複数の電子制御機器類をバス通信ラインで接続してな
る車両用電子制御系を示す模式図である。図9に示すよ
うに、電子制御機器類としてのECU(電子コントロー
ルユニット,制御器)101〜104が複数そなえら
れ、これらのECU101〜104がいずれもバス通信
ライン110に接続されており、各ECU101〜10
4の相互間は、バス通信ライン110を通じた多重通信
によって情報を授受できるようになっている。
【0004】これらのECU101〜104は、車体の
フロントまわりのランプ類,ワイパ類等を制御するフロ
ントECUや、サンルーフの作動を制御するサンルーフ
ECU等である。したがって、これらのECU101〜
104には、制御対象の機構や制御にかかるセンサ類や
スイッチ類が接続されている。ここでは、第1ECU1
01,第2ECU102には、それぞれスイッチ10
5,106が接続され、第3ECU103,第4ECU
104には、それぞれモータ107,108が接続され
ているものとする。
【0005】このような車両用電子制御系では、各EC
U(通信要素)101〜104を故障診断する場合、何
れか一つの特定の通信要素(ここでは、第2ECU)1
02に診断テスター120を接続して、ECU102を
ゲートウェイとして、ECU102、及びこのECU1
02にバス通信ライン110を介して接続されたECU
101,103,104から送られる故障診断情報を診
断テスター120に取り込むようにする。
【0006】つまり、車両用電子制御系の通信要素であ
るECU101〜104に関する電子制御機器類に何ら
かの不具合が生じたら、診断テスター120をECU1
02に接続して、ゲートウェイとしてのECU102を
通じて各通信要素(ECU)101〜104からの自己
診断情報を診断テスター120に取り込んで、これらの
自己診断情報に基づいて何れの通信要素(ECU)に故
障が生じているかを診断するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、車両用電子制御系では、各電子制御機器類の間で多
量の情報を共有することが可能になるため、より緻密な
制御も可能になり、例えば、複数のスイッチやセンサの
データを複数のECUがバス通信ラインに送出し、これ
を受信したあるECUがこれらのデータを総合的に判断
して、対応する電子制御機器の状態(例えばモータの負
荷状態等)を制御することができる。図9に示すものに
おいて説明すれば、ECU103が、ECU101,1
02を通じて受信したスイッチ105,106の状態に
応じてモータ107を制御するように構成することがで
きる。
【0008】ところが、このように、多重通信によって
得られる多量の情報に基づいて制御を行なうと、より緻
密な制御を行なえる半面、故障が生じた場合、故障原因
と故障現象との組み合わせが複雑になるため、非常に多
数の現象についてトラブルシューティングを準備する必
要がある。したがって、整備解説書のページ数の増大
や、この整備解説書を作成するためのコストの増大を招
くだけでなく、こうした複合的な不具合に対する対応自
体が困難になってしまう。
【0009】また、故障現象と故障原因との関係が複雑
でしかも多数あるため、作業者が故障現象と故障原因と
の関係を覚えきれず、故障診断にかかる作業効率の大幅
な低下を招く。例えば図9を例に説明すれば、モータ1
07の作動が不良の場合、その原因は、モータ107自
身の故障のほかに、ECU103の故障やECU101
系(スイッチ105を含む)の故障やECU102系
(スイッチ106を含む)の故障やそのほか通信系の故
障がありうる。実際には、このような故障現象と故障原
因との関係は極めて多数あり、しかも、もっと複雑な関
係のものも多く、作業者にとって、故障診断に大きな作
業負担がかかることになる。
【0010】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、多重通信を利用してよりデータを共有するものに
おいて、故障原因の究明を容易に行なうことができるよ
うにした、車両用電子制御系の故障診断装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両用電子制御系の故障診断装置は、車両に
搭載された電子制御機器類と、該電子制御機器類を電子
制御するための制御器を含んだ複数の電子制御関連部材
と、該制御器と上記の複数の電子制御関連部材とを通信
要素として接続された多重通信ラインとをそなえた車両
用電子制御系の故障を診断する装置であって、記録部と
検出部と表示部とをそなえて構成され、記録部では、該
電子制御機器類の状態と該電子制御機器類の状態に対す
る上記複数の電子制御関連部材の適正値データとを対応
して記録し、検出部では、該多重通信ラインから受信し
た通信信号情報に基づいて、上記複数の電子制御関連部
材の各状態を検出し、表示部では、該記録部に記録され
た適正値データ及び/又は該検出部で検出された検出デ
ータを表示する。したがって、ある電子制御機器類に不
具合があれば、該電子制御機器類を電子制御するための
制御器、及び、該電子制御機器類を電子制御するための
その他の電子制御関連部材に関して、表示部に表示され
た適正値データや検出データを参照して、容易に故障を
診断することができる。
【0012】また、該表示部で、上記複数の電子制御関
連部材の検出データが該記録部に記録された適正値デー
タと異なるものを他と識別できるように特定表示するこ
とにより、より容易に故障を診断することができる(請
求項2)。また、該通信信号情報を該多重通信ラインか
ら受信することにより、多重通信ライン系の故障か電子
制御関連部材の故障かの判断が容易になる(請求項
3)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図5は本発明の一実施
形態としての車両用電子制御系の故障診断装置及び故障
診断方法について示すもので、図1はその故障診断装置
の模式的ブロック図である。
【0014】本故障診断装置及び故障診断方法は、自動
車等の車両に搭載される複数の電子制御機器類と、各電
子制御機器類をバス通信ライン(多重通信ライン)で接
続してなる多重通信系とからなる車両用電子制御系に適
用される。図1は本故障診断装置を車両用電子制御系に
適用した状態を示す模式的ブロック図である。本故障診
断装置にかかる多重通信系は、図1に示すように、バス
通信ライン10と、バス通信ライン10に接続された複
数の通信要素11〜13とをそなえており、各通信要素
11〜13の相互間では、バス通信ライン10を通じた
多重通信によって情報を授受できるようになっている。
このバス通信ライン10を通じた多重通信のデータフレ
ームは、例えば図4に示すように、SOM(開始部),
アドレス,データ,CRC(チェック部),EOM(終
了部)から構成され、データ信号,SOM,EOMは図
示するように構成される。
【0015】バス通信ライン10に直接接続される通信
要素としては、図1に示すように、車両の電子制御関連
部材としての制御器であるECU(電子コントロールユ
ニット)のほか、スイッチ類やセンサ類等の電子制御関
連部材やモータ等の電子制御機器類(これも電子制御関
連部材の一種とする)もある。なお、ここでは、第1E
CU11,第2ECU12にはそれぞれスイッチ21,
22が接続され、第3ECU13には電子制御機器類
(電子制御関連部材)であるモータ31が接続されてい
る。
【0016】本故障診断装置(診断テスター)1は、バ
ス通信ライン10に直接接続されてこのような車両用電
子制御系の状態、例えば、通信要素である電子制御関連
部材の状態やバス通信ライン10等の信号伝達系の状態
を診断するために使用される。本故障診断装置(診断テ
スター)1は、バス通信ライン10に直接接続されてこ
のような車両用電子制御系の状態、例えば、通信要素で
ある電子制御関連部材の状態やバス通信ライン10等の
信号伝達系の状態を診断するために使用される。
【0017】診断テスター1は、テスター本体2と、こ
のテスター本体2をバス通信ライン10に接続するため
の車両接続用ハーネス(入力部)3とをそなえており、
テスター本体2には、通信信号情報を解析する機能(信
号解析部)4がそなえられている。そして、この信号解
析部4には、通信信号情報から各通信要素による通信の
有無に基づいて多重通信系のうち故障のおそれがある多
重通信領域を特定する第1の故障部特定手段と、この第
1の故障部特定手段4Aにより多重通信系の何れの領域
にも故障のおそれがないとされた場合に、通信信号情報
から得られる通信信号のデータ内容が適正であるか否か
に基づいて通信要素のうち故障のおそれがある通信要素
を特定する第2の故障部特定手段とが、設けられてい
る。
【0018】コラムスイッチまわりに備えられる車両用
電子制御系を例に、より具体的に示すと、図2に示すよ
うに、バス通信ライン10に直接接続される通信要素で
あるECUには、フロントECU11A,コラムECU
12A,サンルーフECU13A,パワーウインドウモ
ジュールECU13B,ETACS−ECU14Aがそ
なえられ、その他の通信要素としてはセンターディスプ
レイ15Aがそなえられている。
【0019】なお、フロントECU11Aは、車両の前
部の電子制御機器類を制御するもので、制御対象の電子
制御機器類として、ヘッドランプ,テールランプ,フォ
グランプ等のランプ類や、フロントワイパ等が接続され
ている。コラムECU12Aには、ヘッドランプスイッ
チ,テールランプスイッチ,ウインドウシールドワイパ
ースイッチ(インターミット,ロースピード,ハイスピ
ード),ウォッシャースイッチ,ターンシグナルスイッ
チ等のスイッチ類が接続されている。サンルーフECU
13Aには、サンルーフスイッチが接続されている。パ
ワーウインドウモジュールECU13Bには、パワーウ
インドウスイッチやパワーウインドウロックスイッチが
接続されるとともに、電子制御機器類である各パワーウ
インドモータが制御対象として接続されている。ETA
CSは、各種のタイマ機能及びアラーム機能を作り出す
システムであって、ETACS−ECU14Aには、イ
グニッションスイッチ,ハザードスイッチ,ドアスイッ
チ等のスイッチ類や、車速センサ等のセンサ類が接続さ
れるとともに、ルームランプ,パワーウインドウリレー
等の電子制御機器類が制御対象として接続されている。
【0020】さらに、図示しないが、ECU以外の通信
要素として、モータ等の作動装置やスイッチ類,センサ
類がバス通信ライン10に直接接続される場合もある。
上記のような制御対象の電子制御機器類は、それが接続
されたECUによって制御されるが、この場合、制御を
行なうECUでは、直接接続されたセンサ類やスイッチ
類からの情報のほか、バス通信ライン10を通じて直接
又は他のECUを介して送られたセンサ類やスイッチ類
からの情報をも含めて、これらの各情報に基づいて制御
対象の電子制御機器類を制御する場合もある。
【0021】一方、図2,図3に示すように、診断テス
ター1のテスター本体2には、操作キー等をそなえた操
作部2aと、診断内容や診断対象等をディスプレイ表示
する表示部2bとをそなえ、信号解析部4として機能す
る演算処理装置を含んだモニターカートリッジ5と、故
障診断にかかるデータを記録されたROMパック(記録
部)2dとを取り付けて使用するようになっている。モ
ニターカートリッジ5、即ち、信号解析部4は、バス通
信ライン10に接続された各通信要素(電子制御関連部
材)の状態を検出する検出部としても機能する。また、
モニターカートリッジ5及びROMパック2dは、診断
対象(車種や診断部位)や診断内容等に応じたものが選
ばれて取り付けられる。もちろん、テスター本体2に装
着される演算処理手段やデータ記録手段の形態は、これ
らに限るものではない。また、テスター本体2には、適
宜プリンター等も接続される。
【0022】また、この実施形態では、テスター本体2
に、診断データの記録機能を有するICカード2cが装
着されているが、このICカード2cに信号解析部4と
して機能する演算処理装置を含ませても良い。車両接続
用ハーネス3の先端には、補助ハーネス3aが接続され
ており、この補助ハーネス3aの両端には、コラムスイ
ッチコネクターに接続される第1コネクター3bとコラ
ムスイッチハーネス側コネクターに接続される第2コネ
クター3cとが装備されており、コラムスイッチコネク
ターとコラムスイッチハーネス側コネクターとを外して
補助ハーネス3aを介装できるようになっている。
【0023】また、車両接続用ハーネス3の基端には、
モニターカートリッジ5のコネクターに結合される第3
コネクター3dが装備されている。モニターカートリッ
ジ5はコネクター5aをテスター本体2側のコネクター
に結合することによりテスター本体2に装着される。そ
して、この実施形態では、車両接続用ハーネス3の先端
に、補助ハーネス3aと並列にプローブハーネス6が接
続できるようになっており、プローブハーネス6の先端
には、プローブ6aが装備されており、例えばドア間の
バス通信ライン11の所要箇所にプローブ6aを刺し込
んで、ドア間のバス通信ライン11を診断することもで
きるようになっている。
【0024】この実施形態の診断テスター1は、従来例
(図9参照)のように、ゲートウェイとしてのECUを
通じて各通信要素(ECU)からの自己診断情報を受信
する装置に、上記の構成(モニターカートリッジ5,R
OMパック2d,車両接続用ハーネス3)を追加したも
のであって、テストハーネス7のコネクター7aをゲー
トウェイECUのダイヤグノシスコネクターに接続し、
テストハーネス7のコネクター7bをテスター本体2の
コネクターに接続して、従来例のように自己診断情報を
受信することもできる。
【0025】診断テスター1の各種機能のうち特徴的な
多重通信系のモニター機能を説明すると、診断テスター
1をバス通信ライン10に接続して、操作部2aを操作
して、表示部2bに表示されたメニュー画面から多重通
信系モニターを選択すると、さらに図5(a)に示すよ
うなメニュー画面が表示される。このメニューには、E
CUチェック,サービスデータ,機能別診断,フライト
レコーダ機能が用意されており、ここで、ECUチェッ
クを選択すると、図5(b)に示すように、各ECU
(通信要素)が一覧表示されるとともに、各ECU(通
信要素)の通信状態が表示される。
【0026】図5(b)に示すECUチェック例では、
コラムECU12A,ETACS−ECU14A,フロ
ントECU11Aは○印により現在通信が正常に行なわ
れていることを示しており、センターディスプレイ15
Aは×印により現在通信に異常があることを示してい
る。この場合の通信状態の判定は、各データフレームの
アドレス(図4参照)をチェックすることで行なうこと
ができ、信号解析部4の機能要素(第1の故障部特定手
段)4Aによって行なわれ、多重通信系のうち故障のお
それがある領域が特定される。
【0027】また、多重通信系モニターのメニュー中の
サービスデータの機能は、バス通信ライン10上の通信
データを各ECU(通信要素)毎に制御量[オン/オ
フ,時間(秒)等]で一覧表示又はグラフ表示するよう
になっている。このため、図6(a)に示すように、多
重通信系モニターのメニューからサービスデータを選択
すると、図6(b)に示すように、診断対象のECU
(通信要素)を選択するメニュー画面が表示される。こ
こで、ある1つのECU(通信要素)を選択すると、選
択したECU名及びそのECUから発信されているスイ
ッチ類等のサービスデータがリアルタイムで表示され
る。例えば、コラムECU12Aを選択すると、バス通
信ライン10上のコラムECU12Aに関する通信デー
タ及びコラムECU12Aから発信されているスイッチ
類等の制御量[オン/オフ,時間(秒)等]が図6
(c)に示すように一覧表示される。
【0028】また、多重通信系モニターのメニュー中の
機能別診断の機能は、上記のサービスデータ(検出デー
タ)を各機能(電子制御機器類),項目毎に一覧表示又
はグラフ表示するようになっている。つまり、車両に搭
載されたある機能(電子制御機器類)に何らかの不具合
が生じたら、その機能(電子制御機器類)と不具合の内
容(即ち、項目)を特定することができる。そして、こ
の不具合の原因は、その不具合の生じている機能(電子
制御機器類)自体,その機能を制御するECU,その機
能の制御に関連した他のECU,その機能の制御に関連
したスイッチ類やセンサ類といった各要素のいずれかに
あると思われるが、発生した不具合と、この不具合に関
連した各要素(電子制御関連部材)との関係は複雑であ
り、しかも発生しうる不具合の事象は多数ある。このた
め、非常に多数の現象についてトラブルシューティング
を準備する必要があって、作業者がこれを覚えておいた
りあるいはマニュアルに沿って把握したりするのは極め
て困難であり、整備解説書のページ数の増大を招くこと
にもなり、これがさらに様々な負担増を招く。
【0029】そこで、本装置では、ある事象[機能(電
子制御機器類)と作動内容(項目)で特定できる]と、
この事象に関連した各要素(電子制御関連部材)との関
係をデータベース化してROMパック(記録部)2dに
記録してあり、機能(電子制御機器類)と作動内容(項
目)とを特定すれば、検出部5,表示部2bを介して、
これに関連する各要素(電子制御関連部材)とこの要素
のサービスデータをデータベース(記録部2d)から取
り出して一覧表示するようにしている。
【0030】なお、データベースに記録されたデータ内
容の一例を以下の表1に示す。この例は、機能名がウイ
ンドウシールドワイパー、項目名がインターミット,ロ
ースピード,ハイスピードの場合のこれらにそれぞれ関
連するすべてのアイテム(電子制御関連部材)のサービ
スデータ名(検出データ名)とその正常判定値(適正値
データ)とを示している。
【0031】
【表1】
【0032】このため、図7(a)に示すように、多重
通信系モニターのメニューから機能別診断を選択する
と、図7(b)に示すように、モニター(診断)すべき
機能(電子制御機器類)を選択するメニュー画面が表示
される。ここで、ある1つの機能(電子制御機器類)を
選択すると、図7(c)に示すように、選択した機能
(電子制御機器類)名及びその機能に関する項目が表示
される。
【0033】ここで、さらにある項目を選択すると、図
7(d)に示すように、選択した機能(電子制御機器
類)名,選択した項目名及びその項目が作動するのに必
要なサービスデータが、発信されるECU毎に表示され
る。このとき、通信信号情報から得られる通信信号のデ
ータ内容に基づいて各サービスデータがリアルタイムに
表示されるが、各サービスデータに異常があれば、図7
(e)に示すように、機能名(電子制御機器類名),項
目名と共にそのサービスデータの表示を他と識別できる
ように反転表示する。図7(e)の例では、テールラン
プスイッチに異常があることを示している。
【0034】このサービスデータの異常は、ROMパッ
ク2d等のデータベースに記録された正常値データに対
して検出されたサービスデータが合致しているか否かで
判定することができる。つまり、データベースには、各
機能(電子制御機器類)と各項目との組み合わせに応じ
て、各機能,項目に関連する各ECUから発信されてい
るスイッチ類等の状態の適正量[オン/オフ,時間
(秒)等]が記録されており、処理装置では、データベ
ースに記録された正常値データ(適正値データ)と検出
されたサービスデータ(検出データ)とを比較して、こ
れらが合致していなければ異常であるとして反転表示を
行なうことができる。
【0035】反転表示は、異常箇所を識別表示するため
の一例であり、異常箇所が他と識別できる表示であれば
良く、点滅表示,色分け表示でもよく、特定のマークを
付加するようにしてもよい。なお、フライトレコーダ機
能[図5(a)参照]は、ECUチェック,サービスデ
ータ,機能別診断の通信データをテスター本体2に内蔵
又は接続されたメモリーに記録する機能である。
【0036】本発明の一実施形態としての車両用電子制
御系の故障診断装置は、上述のように構成されているの
で、例えば図8に示すように、故障診断を行なうことが
できる。つまり、車両に搭載されたある機能(電子制御
機器類)に何らかの不具合が生じたら、図8(a)に示
すように、診断テスター1をバス通信ライン10に接続
して通信情報を受信できるようにする(ステップa1,
受信ステップ)、通信状態をチェックする(ステップa
2,受信ステップ)。この通信状態のチェックでは、操
作部2aを操作し表示部2bに表示されたメニュー画面
から多重通信系モニターを選択しさらに下位のメニュー
画面[図5(a)]からECUチェックを選択する。こ
れにより、診断テスター1では、各データフレームのア
ドレス(図4参照)をチェックして、各ECU(通信要
素)の通信状態を表示し、現在通信に異常があるものは
他と識別できるように(例えば×印で)表示する[図5
(b)参照]。ここで、現在通信に異常があれば、ステ
ップa3からステップa4に進み、多重通信系のうち故
障のおそれがある領域を特定する(第1の故障部特定ス
テップ)。この場合、該当する通信系部分を点検し、交
換又は修理等すればよい。
【0037】一方、現在通信に異常がなければ、通信信
号情報から得られる通信信号のデータ内容に基づいて機
能別の故障診断を行ない(ステップa5)、故障のおそ
れがある電子制御関連部材を特定する(ステップa6,
第2の故障部特定ステップ)。ステップa5の機能別診
断は、図8(b)に示すように、不具合が生じた機能
(電子制御機器類)と不具合の内容(項目)特定する
(ステップb1)。つまり、操作部2aを操作し表示部
2bに表示されたメニュー画面[図7(a)]から機能
別診断を選択しさらに下位のメニュー画面[図7
(b)]から機能(電子制御機器類)を選択し、次のメ
ニュー画面[図7(c)]から項目を選択する。この場
合、選択した機能及び項目(即ち、故障した機能及び項
目)は故障の発生する状態に適宜セットする。診断テス
ター1では、データベースに記録された正常値データに
対して検出されたサービスデータとが合致しているか否
かを判定して、これらが合致していなければ異常である
として反転表示(異常部の特定)を行なう(ステップb
2)。この場合、該当する部分を点検し、交換又は修理
等すればよい。
【0038】このように、まず、通信信号情報から通信
要素による通信の有無に基づいて多重通信系の故障があ
るか否かを判定して、ここで、故障があれば、例えば図
1の領域A1というように故障のおそれがある多重通信
領域を特定できる。この場合、バス通信ライン10,バ
ス通信ライン10が接続されたECU11〜13の端子
類,ECU11〜13の通信信号入出力系のいずれかに
故障原因があるものと特定でき、さらに、故障の出現状
態から故障原因をさらに絞り込むことができる。例え
ば、モータ31に作動不良があって、多重通信系に故障
があることが判明すれば、バス通信ライン10,ECU
13の端子類,ECU13の通信信号入出力系のいずれ
かに故障原因があるものと特定できる。
【0039】一方、ここで、多重通信系の何れの領域に
も故障のおそれがないとされれば、通信信号情報から得
られる通信信号のデータ内容に基づいて通信要素のうち
故障のおそれがある通信要素(例えば図1の領域A2,
A3,A4のいずれか)を特定する。なお、ここで、通
信信号のデータ内容に異常がなければ、不具合を生じて
いる電子制御機器(例えばモータ)自体に故障があるも
のと特定することができる。
【0040】このようにして、通信信号情報を利用し
て、故障診断を効率よくより精度良く行なえ、故障原因
を容易に且つより明確に推定することができるようにな
る。特に、リアルタイムで通信信号情報を利用するた
め、自己診断機能のない通信要素の故障や信号伝達系の
故障を診断することができ、また、電子制御関連部材を
作動操作しながら診断することができるので、信号線の
瞬断などによる一過性の不具合の解析を行なえるように
なる。
【0041】また、ある機能(電子制御機器類)に何ら
かの不具合が生じたら、その機能(電子制御機器類)と
不具合の内容(即ち、項目)を特定することができる
が、この不具合の原因として、その不具合の生じている
機能(電子制御機器類)自体,その機能を制御するEC
U,その機能の制御に関連した他のECU,その機能の
制御に関連したスイッチ類やセンサ類といった様々な要
素が考えられるが、これらの関係はデータベース化され
て、機能(電子制御機器類)と作動内容(項目)とを特
定すれば、これに関連する各要素(電子制御関連部材)
とこの要素のサービスデータをデータベースから取り出
して一覧表示するので、作業負担が大幅に軽減され、診
断精度も大きく向上する。
【0042】また、データベースには、膨大な故障事象
等ではなく、各機能,項目に対する正常値が記録されて
おり、サービスデータをこの記録された正常値と比較し
て異常を検出するので、データベースに大きな負担をか
けることなく、また、診断ロジックを複雑にすることな
く、容易に且つ適切に故障検出を行なうことができる。
つまり、作業者は多重通信制御による複雑な故障原因と
故障現象との関係を覚える必要はなく、表示部の画面を
見ながら診断することができるようになり、また、想定
される故障事象全てのトラブルシューティングを用意す
ることなく診断(故障系統の切り分け)を行うことが可
能になる。
【0043】なお、上述の実施形態は本発明を説明する
一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、かかる
実施形態を適宜変更して実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の車両用電子制御系の故障診断装置によれば、記録
部に記録された、電子制御機器類の状態と該電子制御機
器類の状態に対する複数の電子制御関連部材の適正値デ
ータとの対応関係、及び/又は、検出部で検出された上
記複数の電子制御関連部材の各状態の検出データが、表
示部に表示されるので、これらの表示を参照して、容易
に故障を診断することができ、作業負担を軽減しながら
速やかかつ適正に故障診断を行えるようになる。
【0045】また、該表示部で、上記複数の電子制御関
連部材の検出データが該記録部に記録された適正値デー
タと異なるものを他と識別できるように特定表示するこ
とにより、より容易に故障を診断することができ、作業
負担を一層軽減することができる。(請求項2)。ま
た、該通信信号情報を該多重通信ラインから受信するこ
とにより、多重通信ライン系の故障か電子制御関連部材
の故障かの判断が容易になり、例えばまず多重通信ライ
ン系の故障を判定し、ここで故障がなければ電子制御関
連部材の故障を究明するというように、より効率良く故
障診断できるようになる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置の構成を模式的に示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置の構成をより具体的に示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置の要部構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置のおける多重通信のデータフレーム構成
を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置の表示例を示す図であって、(a),
(b)の順に階層的に示す。
【図6】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置の表示例を示す図であって、(a),
(b)の順に階層的に示す。
【図7】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断装置の表示例を示す図であって、(a),
(b)の順に階層的に示す。
【図8】本発明の一実施形態にかかる車両用電子制御系
の故障診断方法を示すフローチャートであって、(a)
はそのメインルーチンを示し、(b)はそのサブルーチ
ンを示す。
【図9】従来の車両用電子制御系の故障診断装置の構成
を模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】
2b 表示部 2d 記録部 3 入力部 5 検出部としてのモニターカートリッジ 10 多重通信ライン 11,12,13 電子制御関連部材(制御器としての
ECU) 21,22 電子制御関連部材(スイッチ) 31 電子制御機器としてのモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 明 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 5H223 AA10 EE11 5K042 AA01 AA08 CA06 CA23 DA33 EA11 GA02 HA02 JA05 JA08 JA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された電子制御機器類と、該
    電子制御機器類を電子制御するための制御器を含んだ複
    数の電子制御関連部材と、該制御器と上記の複数の電子
    制御関連部材とを通信要素として接続された多重通信ラ
    インとをそなえた車両用電子制御系について故障を診断
    する故障診断装置であって、 該電子制御機器類の状態と該電子制御機器類の状態に対
    する上記複数の電子制御関連部材の適正値データとを対
    応して記録した記録部と、 通信信号情報に基づいて、上記複数の電子制御関連部材
    の各状態を検出する検出部と、 該記録部に記録された適正値データ及び/又は該検出部
    で検出された検出データを表示する表示部とをそなえて
    いることを特徴とする、車両用電子制御系の故障診断装
    置。
  2. 【請求項2】 該表示部では、上記複数の電子制御関連
    部材の検出データが該記録部に記録された適正値データ
    と異なるものを他と識別できるように特定表示すること
    を特徴とする、請求項1記載の車両用電子制御系の故障
    診断装置。
  3. 【請求項3】 該通信信号情報は、該多重通信ラインか
    ら受信することを特徴とする、請求項1又は2記載の車
    両用電子制御系の故障診断装置。
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