JP2002091076A - トナー及び画像形成方法 - Google Patents

トナー及び画像形成方法

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JP2002091076A
JP2002091076A JP2000281115A JP2000281115A JP2002091076A JP 2002091076 A JP2002091076 A JP 2002091076A JP 2000281115 A JP2000281115 A JP 2000281115A JP 2000281115 A JP2000281115 A JP 2000281115A JP 2002091076 A JP2002091076 A JP 2002091076A
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toner
heating
image
rotary
image forming
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JP2000281115A
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Inventor
Yasuko Shibayama
寧子 柴山
Tadashi Michigami
正 道上
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置の省エネルギー化、ウォームアップ
タイムの短縮を実現し、且つ十分な低温定着性を有する
トナーを提供することにある。 【解決手段】 (1)磁界発生手段と、(2)電磁誘導
により加熱する発熱層及び離型層を少なくとも含有する
回転加熱部材と、(3)該回転加熱部材とニップを形成
している回転加圧部材とを少なくとも有する加熱加圧手
段を使用し、該回転加圧部材を記録材を介して該回転加
熱部材を押圧しながら該記録材上のトナー画像を加熱定
着して記録材に定着画像を形成する画像形成方法に適用
されるトナーであり、該トナーは、少なくとも結着樹脂
及び着色剤を含有した組成物で形成されたトナーであ
り、該トナー組成物の結着樹脂が、THF不溶分が10
質量%未満であり、酸価が1mgKOH/g乃至100
mgKOH/gであるポリエステル樹脂であり、該トナ
ーの120℃における溶融粘度が1×103乃至5×1
5Pa・sであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、静電印刷法又はトナージェット方式記録法を利
用した記録方法に用いられるトナー及び該トナーを用い
た画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法としては米国特許第2,29
7,691号明細書、特公昭42−23910号公報及
び特公昭43−24748号公報に記載されている如く
多数の方法が知られている。一般には光導電性物質を利
用し、種々の手段により感光体上に静電荷像を形成し、
次いで該静電荷像をトナーを用いて現像し、必要に応じ
て紙の如き転写材にトナー画像を転写した後、加熱,圧
力,加熱加圧或いは溶剤蒸気により転写材に定着し、ト
ナー画像を得るものである。
【0003】上述の最終工程であるトナー画像を転写材
としてのシートに定着する工程に関して種々の方法や装
置が開発されている。現在最も一般的な方法は熱ローラ
または耐熱フィルムを介した固定発熱ヒータによる圧着
加熱方式である。
【0004】加熱ローラまたは耐熱フィルムによる圧着
加熱方式は、トナーに対し離型性を有する熱ローラまた
は耐熱フィルムの表面と被定着シートのトナー画像面を
加圧下で接触しながら被定着シートを通過せしめること
によりトナー画像の定着を行なうものである。この方法
は、熱ローラまたは耐熱フィルムの表面と被定着シート
上のトナー画像とが加圧下で接触するため、トナー画像
を被定着シート上に融着する際の熱効率が極めて良好で
あり、迅速に定着を行うことができる。
【0005】このような構成では、定着ローラは中空状
に形成され、この定着ローラの中心軸上には、発熱体が
保持手段により保持されている。
【0006】該発熱体は、例えば、ハロゲンランプなど
の管状発熱ヒーターより構成され、所定の電圧が印加さ
れることにより発熱するものである。このハロゲンラン
プは定着ローラの中心軸に位置しているため、ハロゲン
ランプから発せられた熱は定着ローラ内壁に均一に輻射
され、定着ローラの外壁の温度分布は円周方向において
均一となる。定着ローラの外壁は、その温度が定着に適
した温度になるまで加熱される。
【0007】この状態で定着ローラと加圧ローラは圧接
しながら互いに逆方向へ回転し、トナーが付着したシー
トを挟持する。定着ローラと加圧ローラの圧接部(以
下、ニップ部という)において、シート上のトナーは定
着ローラの熱により溶解し、両ローラから作用する圧力
によりシートに定着される。
【0008】しかし、ハロゲンランプ等から構成される
発熱体を備えた上記定着装置においては、ハロゲンラン
プからの輻射熱を利用して定着ローラを加熱するため、
電源を投入した後、定着ローラの温度が定着に適した所
定温度に達するまでの時間(以下、ウォームアップタイ
ムという)に、比較的長時間を要していた。
【0009】一方で、ウォームアップタイムの短縮を図
って多量の電力を定着ローラに印加したのでは、定着ロ
ーラにおける消費電力が増大し、積極的に進められてい
る省エネルギー化に逆行する形になってしまう。
【0010】このため、複写機などの商品の価値を高め
る為には、定着装置の省エネルギー化(低消費電力化)
と、ユーザーの操作性向上(クイックプリント)との両
立を図ることが一層注目され、重視されてきている。
【0011】かかる要請に応える装置として、特開昭5
9−33787号公報に示されるように、加熱源として
高周波誘導を利用した誘導加熱方式の定着装置が提案さ
れている。この誘導加熱定着装置は、金属導体からなる
中空の定着ローラの内部にコイルが同心状に配置されて
おり、このコイルに高周波電流を流して生じた高周波磁
界により定着ローラに誘導渦電流を発生させ、定着ロー
ラ自体の表皮抵抗によって定着ローラそのものをジュー
ル発熱させるようになっている。この誘導加熱方式の定
着装置によれば、電気−熱変換効率がきわめて向上する
ため、ウォームアップタイムの短縮化が可能となる。
【0012】また、コイルに磁性体からなるコア(磁界
遮断部材)を組み合わすことで、高周波磁界の発生を効
率的に行えることができる。特に断面形状がT型のコア
を用いた場合、高周波磁界の効果的な集中や、発熱部位
以外への磁界の遮蔽効果により、定着装置として必要な
熱量を低電力で発生させることができる。しかしなが
ら、上記のような従来技術の場合には下記のような問題
が生じていた。
【0013】上述した誘導加熱方式の定着装置にあって
は、定着装置起動時に定着ローラ表面の温度が定着に適
当な温度になるまでに要する時間が短くできるという特
長を生かすためには、定着ローラの熱容量はできるだけ
小さい方がよい。そのために薄肉の定着ローラを用いる
と、定着部材の剛性上定着ニップ部での加圧力を高く設
定することが難しくなり、定着温度を低く設定すること
が難しくなる。またこの場合、定着ローラの回転軸方向
で熱の伝達がしにくくなり、例えば小サイズの紙を連続
して通紙すると、通紙部と非通紙部との定着ローラ温度
の差が大きくなりやすい。この時定着ローラの通紙部で
温調すると、非通紙部が定着に適する温度を大きく越え
てしまい、定着装置の各部材の熱劣化が進行したり、非
通紙部で定着ローラ表面へのトナーのオフセットが発生
しやすくなる。このため、このような定着方式に適用さ
れるトナーには、他の定着方式に比べ要求される性能が
より高度になってきており、定着性や耐オフセット性の
さらなる性能の向上が要求される。
【0014】従来、トナー用樹脂としてはポリエステル
樹脂、及びスチレン系樹脂などのビニル系共重合体が主
に使用されている。ポリエステル樹脂は、ビニル系共重
合体と比較して、元来低温定着性に優れた性能を有して
いるが、その反面高温でのオフセット現象を発生しやす
いという問題点も合わせもっている。この問題点を補う
ためにポリエステル樹脂の分子量を上げて粘弾性特性を
改良する試みが行われてきたが、上記のような定着装置
においては、十分な性質を持っているとは言えなかっ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決したトナー及び画像形成方法を提供するこ
とにある。
【0016】本発明の目的は、定着装置の省エネルギー
化、ウォームアップタイムの短縮を実現し、且つ十分な
低温定着性を有するトナー及び画像形成方法を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)磁界発
生手段と、(2)電磁誘導により加熱する発熱層及び離
型層を少なくとも含有する回転加熱部材と、(3)該回
転加熱部材とニップを形成している回転加圧部材とを少
なくとも有する加熱加圧手段を使用し、該回転加圧部材
を記録材を介して該回転加熱部材を押圧しながら該記録
材上のトナー画像を加熱定着して記録材に定着画像を形
成する画像形成方法に適用されるトナーであり、該トナ
ーは、少なくとも結着樹脂及び着色剤を含有した組成物
で形成されたトナーであり、該トナー組成物の結着樹脂
が、THF不溶分が10質量%未満であり、酸価が1m
gKOH/g乃至100mgKOH/gであるポリエス
テル樹脂であり、該トナーの120℃における溶融粘度
が1×103乃至5×105Pa・sであることを特徴と
するトナーに関する。
【0018】また、本発明は、加熱加圧手段により記録
材上のトナー画像を加熱定着して記録材上に定着画像を
形成する画像形成方法であり、トナー画像を形成してい
るトナーは、少なくとも結着樹脂及び着色剤を含有した
組成物で形成されたトナーであり、該トナー組成物の結
着樹脂が、THF不溶分が10質量%未満であり、酸価
が1mgKOH/g乃至100mgKOH/gであるポ
リエステル樹脂であり、該トナーの120℃における溶
融粘度が1×103乃至5×105Pa・sであり、該加
熱手段は、(1)磁界発生手段と、(2)電磁誘導によ
り加熱する発熱層及び離型層を少なくとも含有する回転
加熱部材と、(3)該回転加熱部材とニップを形成して
いる回転加圧部材とを少なくとも有する加熱加圧手段を
使用し、該回転加圧部材を記録材を介して該回転加熱部
材を押圧しながら該記録材上のトナー画像を加熱定着し
て記録材に定着画像を形成する画像形成方法に関する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のトナーは、(1)磁界発
生手段と、(2)電磁誘導により加熱する発熱層及び離
型層を少なくとも含有する回転加熱部材と、(3)該回
転加熱部材とニップを形成している回転加圧部材とを少
なくとも有する加熱加圧手段を使用し、該回転加圧部材
を記録材を介して該回転加熱部材を押圧しながら該記録
材上のトナー画像を加熱定着して記録材に定着画像を形
成する画像形成方法に適用される。特に、該回転加熱部
材の発熱層の厚さが0.01〜20mmであり、該回転
加熱部材と回転加圧部材により形成されるニップ幅が1
〜20mmであり、且つ、該回転加熱部材を記録材を介
して線圧103〜105N/mで該回転加圧部材を押圧し
ながら定着スピード10〜500mm/秒の条件でトナ
ー画像を加熱加圧定着する画像形成方法に好適に適用さ
れる。
【0020】このような構成の定着装置では、電気−熱
変換効率がきわめて向上する為、ウォームアップタイム
の短縮化が可能となり、また、コイルに磁性体からなる
コアを組み合わすことで、高周波磁界の発生を効率的に
行うことができ、定着装置として必要な熱量を低電力で
発生させることができるので、好ましい。
【0021】また、本発明の定着装置では、定着ローラ
の熱容量を下げる為に、定着ローラの芯金や発熱層が薄
い方が好ましい。そのため、定着ローラと加圧ローラと
にかかる圧力も比較的小さく設定されている。このよう
な定着装置に用いられるトナーとしては、軽圧でも容易
に融解して定着するものが好ましい。よって、用いられ
る樹脂は、シャープメルトなポリエステル樹脂であるこ
とが好ましい。
【0022】また、該トナーの120℃における溶融粘
度は1×103乃至5×105Pa・sが好ましい。溶融
粘度が5×105Pa・sを超える場合は、定着ローラ
通過時に十分溶融せず、低温定着性が悪化してしまう。
1×103Pa・s未満である場合は、高温オフセット
が発生してしてしまう。
【0023】本発明の結着樹脂は、THF不溶分が10
質量%未満であることが好ましい。これは、10質量%
を超える場合には、トナーの粘度が高くなり、先に述べ
たように低温定着性が悪化してしまうからである。
【0024】また、本発明の結着樹脂は、酸価が1mg
KOH/g乃至100mgKOH/gであることが好ま
しい。結着樹脂の酸価が100mgKOH/gを超える
場合には、トナーの水分吸着量が多くなり、定着過程に
おける高温下で、加水分解が起こってしまう。よって、
トナーの粘度が低下し、ホットオフセットが発生しやす
くなる。
【0025】上記のような本発明に使用するポリエステ
ル樹脂のモノマーとしては、以下のものが挙げられる。
【0026】アルコール成分としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、2−エチル1,3−ヘキ
サンジオール、水素化ビスフェノールA、下記(A)式
で表わされるビスフェノール誘導体、及び(B)式で示
されるジオール類が挙げられる。
【0027】
【化1】
【0028】
【化2】
【0029】酸成分としては、フタル酸、テレフタル
酸、イソフタル酸、無水フタル酸の如きベンゼンジカル
ボン酸類又はその無水物;こはく酸、アジピン酸、セバ
シン酸、アゼライン酸の如きアルキルジカルボン酸類又
はその無水物;またさらに炭素数6〜18のアルキル基
又はアルケニル基で置換されたこはく酸もしくはその無
水物;フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン
酸の如き不飽和ジカルボン酸又はその無水物等が挙げら
れる。
【0030】また本発明のポリエステル樹脂は、三価以
上の多価カルボン酸またはその無水物及び/または三価
以上の多価アルコールを含むポリエステル樹脂である。
三価以上の多価カルボン酸またはその無水物としては、
例えば、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,
2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,4−
ナフタレントリカルボン酸、ピロメリット酸及びこれら
の酸無水物または低級アルキルエステルなどが挙げら
れ、三価以上の多価アルコールとしては、例えば、1,
2,3−プロパントリオール、トリメチロールプロパ
ン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトールなどが
挙げられるが、好ましくは1,2,4−ベンゼントリカ
ルボン酸及びその無水物である。
【0031】上記のような結着樹脂を単品で使用しても
良いが、軟化点の異なる2種以上の結着樹脂を混合して
使用しても良い。このような系では、トナーの溶融粘度
の設計が比較的容易に行えるので好ましい。
【0032】また、本発明のトナーには、必要に応じて
離型剤として1種もしくは2種以上のワックスを含有し
ても良く、該ワックスの示差走査型熱量計(DSC)で
測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定される融点
は、60乃至130℃であることが好ましい。融点が6
0℃未満の場合は、トナーの粘度が低下し、高温オフセ
ットが発生しやすくなり、融点が130℃を超える場合
は、低温定着性が悪化してしまう。また、該ワックスは
結着樹脂100質量部に対して1乃至20質量部添加す
ることが好ましい。1質量部未満の場合は、望まれる離
型効果が十分に得られず、20質量部を超える場合は、
感光体へのフィルミングや、キャリアやスリーブのよう
なトナー担持体の表面汚染などが起こり、トナー画像が
劣化し、実用上の問題になってしまう。
【0033】このようなワックスとしては、例えば、低
分子ポリエチレン、低分子ポリプロピレン、マイクロク
リスタリンワックス及びパラフィンワックスの如き脂肪
族炭化水素系ワックス;酸化ポリエチレンワックスの如
き脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物;それら脂肪族炭
化水素系ワックスのブロック共重合物;カルナバワック
ス、サゾールワックス及びモンタン酸エステルワックス
の如き脂肪酸エステルを主成分とするワックス類;脱酸
カルナバワックスの如き脂肪酸エステル類を一部または
全部を脱酸化したものが挙げられる。さらに、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、モンタン酸、あるいは更に長鎖の
アルキル基を有する長鎖アルキルカルボン酸類の如き飽
和直鎖脂肪酸類;プランジン酸、エレオステアリン酸、
バリナリン酸の如き不飽和脂肪酸類;ステアリンアルコ
ール、アラルキルアルコール、ベヘニルアルコール、カ
ルナウビルアルコール、セリルアルコール、メリシルア
ルコール、あるいは更に長鎖のアルキル基を有する長鎖
アルキルアルコール類の如き飽和アルコール類;ソルビ
トールの如き多価アルコール類;ステアリン酸カルシウ
ム、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸マグネシウムの如き脂肪酸金属塩(一般に金属石
けんといわれているもの);脂肪族炭化水素系ワックス
にスチレンやアクリル酸などのビニル系モノマーを用い
てグラフト化させたワックス類;ベヘニン酸モノグリセ
リドの如き脂肪酸と多価アルコールの部分エステル化
物;植物性油脂の水素添加によって得られるヒドロキシ
ル基を有するメチルエステル化合物が挙げられる。
【0034】該ワックスは、トナー製造中の溶融混練時
において添加しても良く、また樹脂製造時に添加しても
良い。
【0035】本発明のトナーは、磁性トナーであっても
非磁性トナーであっても良い。磁性トナーである場合に
は、以下に挙げられる磁性材料を用いるのが、帯電性、
流動性、コピー濃度の均一性などの理由により好まし
い。
【0036】着色剤としても用いる磁性材料としては、
マグネタイト、マグヘマイト、フェライトなどの酸化
鉄、及び他の金属酸化物を含む磁性酸化鉄;Fe,C
o,Niのような金属、あるいは、これらの金属とA
l,Co,Pb,Mg,Ni,Sn,Zn,Sb,B
e,Bf,Cd,Ca,Mn,Se,Ti,W,Vのよ
うな金属との合金、及びこれらの混合物等が挙げられ
る。従来、四三酸化鉄(Fe34)、三二酸化鉄(γ−
Fe23)、酸化鉄亜鉛(ZnFe24)、酸化鉄イッ
トリウム(Y3Fe512)、酸化鉄カドミウム(Cd3
Fe24)、酸化鉄ガドリニウム(Gd3Fe512)、
酸化鉄鋼(CuFe24)、酸化鉄鉛(PbFe
1219)、酸化鉄ニッケル(NiFe24)、酸化鉄ネ
オジム(NdFe23)、酸化鉄バリウム(BaFe12
19)、酸化鉄マグネシウム(MgFe24)、酸化鉄
マンガン(MnFe24)、酸化鉄ランタン(LaFe
3)、鉄粉(Fe)、コバルト粉(Co)、ニッケル
粉(Ni)等が知られている。上述した磁性材料を単独
で或いは2種以上の組合せで選択使用する。特に好適な
磁性材料は四三酸化鉄又はγ三二酸化鉄の微粉末であ
る。
【0037】これらの強磁性体は平均粒径が0.05〜
2μmで、795.8kA/m印加での磁気特性が抗磁
力1.6〜12.0kA/m、飽和磁化50〜200A
2/kg(好ましくは50〜100Am2/kg)、残
留磁化2〜20Am2/kgのものが好ましい。
【0038】該磁性材料は、結着樹脂100質量部に対
して、10乃至200質量部添加するのが好ましい。
【0039】本発明のトナーを非磁性トナーとして用い
る場合には、着色剤として任意の適当な顔料または染料
を用いることができる。
【0040】染料としては、C.I.ダイレクトレッド
1,C.I.ダイレクトレッド4,C.I.アシッドレ
ッド1,C.I.べーシックレッド1,C.I.モーダ
ントレッド30,C.I.ダイレクトブルー1,C.
I.ダイレクトブルー2,C.I.アシッドブルー9,
C.I.アシッドブルー15,C.I.べーシックブル
ー3,C.I.べーシックブルー5,C.I.モーダン
トブルー7,C.I.ダイレクトグリーン6,C.I.
べーシックグリーン4,C.I.べーシックグリーン6
等がある。顔料としては、黄鉛、カドミウムイエロー、
ミネラルファストイエロー、ネーブルイエロー、ナフト
ールイエローS、ハンザイエローG、パーマネントイエ
ローNCG、タートラジンレーキ、赤口黄鉛、モリブデ
ンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロン
オレンジ、ベンジジンオレンジG、カドミウムレッド、
パーマネントレッド4R、ウオッチングレッドカルシウ
ム塩、エオシンレーキ、ブリリアントカーミン3B、マ
ンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレッ
トレーキ、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレー
キ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、
ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC、
クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、
マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリー
ンG等がある。
【0041】本発明のトナーをフルカラー画像形成用ト
ナーとして使用する場合には、次の様な着色剤が挙げら
れる。マゼンタ用着色顔料としては、C.I.ピグメン
トレッド1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
11,12,13,14,15,16,17,18,1
9,21,22,23,30,31,32,37,3
8,39,40,41,48,49,50,51,5
2,53,54,55,57,58,60,63,6
4,68,81,83,87,88,89,90,11
2,114,122,123,163,202,20
6,207,209,C.I.ピグメントバイオレット
19,C.I.バットレッド1,2,10,13,1
5,23,29,35等が挙げられる。
【0042】上記マゼンタ顔料を単独で使用しても構わ
ないが、染料と顔料を併用してその鮮明度を向上させた
方がフルカラー画像の画質の点からより好ましい。マゼ
ンタ用染料としては、C.I.ソルベントレッド1,
3,8,23,24,25,27,30,49,81,
82,83,84,100,109,121、C.I.
ディスパースレッド9、C.I.ソルベントバイオレッ
ト8,13,14,21,27、C.I.ディスパース
バイオレット1などの油溶染料、C.I.べーシックレ
ッド1,2,9,12,13,14,15,17,1
8,22,23,24,27,29,32,34,3
5,36,37,38,39,40、C.I.べーシッ
クバイオレット1,3,7,10,14,15,21,
25,26,27,28などの塩基性染料が挙げられ
る。
【0043】シアン用着色顔料としては、C.I.ピグ
メントブルー2,3,15,16,17、C.I.バッ
トブルー6、C.I.アシッドブルー45又は下記構造
を有するフタロシアニン骨格にフタルイミドメチル基を
1〜5個置換した銅フタロシアニン顔料などである。
【0044】
【化3】
【0045】イエロー用着色顔料としては、C.I.ピ
グメントイエロー1,2,3,4,5,6,7,10,
11,12,13,14,15,16,17,23,3
5,73,83,C.I.バットイエロー1,3,20
などが挙げられる。
【0046】着色剤は樹脂成分100質量部に対して、
0.1〜60質量部が好ましく、より好ましくは0.5
〜50質量部である。
【0047】本発明のトナーには、その帯電量を更に安
定化させる為に、必要に応じて荷電制御剤を用いること
ができる。負帯電性のものとしては、例えば、有機金属
錯体、キレート化合物が有効で、その例としては、モノ
アゾ金属錯体;アセチルアセトン金属錯体;芳香族ハイ
ドロキシカルボン酸または芳香族ダイカルボン酸の金属
錯体及びその金属塩、無水物、エステル類やビスフエノ
ールの如きフェノール誘導体類が挙げられる。
【0048】正帯電性に制御するものとしては、ニグロ
シン及び脂肪酸金属塩等による変性物;トリブチルベン
ジルアンモニウム−1−ヒドロキシ−4−ナフトスルホ
ン酸塩、テトラブチルアンモニウムテトラフルオロボレ
ートの如き四級アンモニウム塩、及びこれらの類似体で
あるホスホニウム塩等のオニウム塩、及びこれらのレー
キ顔料;トリフェニルメタン染料及びこれらのレーキ顔
料(レーキ化剤としては、リンタングステン酸、リンモ
リブテン酸、リンタングステンモリブテン酸、タンニン
酸、ラウリン酸、没食子酸、フェリシアン酸、フェロシ
アン化合物など);高級脂肪酸の金属塩;ジブチルスズ
オキサイド、ジオクチルスズオキサイド、ジシクロヘキ
シルスズオキサイドの如きシオルガノスズオキサイド;
ジブチルスズボレート、ジオクチルスズボレート、ジシ
クロヘキシルスズボレートの如きオルガノスズボレート
が挙げられる。これらを単独あるいは2種以上の組み合
わせて用いることができる。
【0049】これらの中でも本発明においては、モノア
ゾ金属錯体が好ましく、特に下記一般式(1)に表され
る化合物であることが好ましい。中心金属Mとしては、
Feが特に好ましい。
【0050】
【化4】
【0051】該モノアゾ系金属錯体の含有量は、結着樹
脂100質量部に対して、0.5乃至10質量部程度が
好ましい。含有量が少ない場合は、望まれる効果が得ら
れず、多い場合は、トナーの流動性が悪化してしまう。
【0052】本発明のトナーに流動性向上剤を添加して
も良い。流動性向上剤は、トナー粒子に外添することに
より、流動性が添加前後を比較すると増加し得るもので
ある。例えば、フッ化ビニリデン微粉末、ポリテトラフ
ルオロエチレン微粉末の如きフッ素系樹脂粉末;湿式製
法シリカ、乾式製法シリカの如き微粉末シリカ、微粉末
酸化チタン、微粉末アルミナ、それらをシランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤、シリコーンオイルによ
り表面処理を施した処理シリカ等がある。
【0053】好ましい流動性向上剤としては、ケイ素ハ
ロゲン化合物の蒸気相酸化により生成された微粉体であ
り、いわゆる乾式法シリカ又はヒュームドシリカと称さ
れるものである。例えば、四塩化ケイ素ガスの酸水素焔
中における熱分解酸化反応を利用するもので、基礎とな
る反応式は次の様なものである。
【0054】 SiCl4+2H2+O2→SiO2+4HCl
【0055】この製造工程において、塩化アルミニウム
又は塩化チタン等の他の金属ハロゲン化合物をケイ素ハ
ロゲン化合物と共に用いることによってシリカと他の金
属酸化物の複合微粉体を得ることも可能であり、シリカ
としてはそれらも包含する。その粒径は、平均の一次粒
径として、0.001〜2μmの範囲内であることが好
ましく、特に好ましくは、0.002〜0.2μmの範
囲内のシリカ微粉体を使用するのが良い。
【0056】ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により
生成された市販のシリカ微粉体としては、例えば以下の
様な商品名で市販されているものがある。
【0057】 AEROSIL(日本アエロジル社) 130 200 300 380 TT600 MOX170 MOX80 COK84 Ca−O−SiL(CABOT Co.社) M−5 MS−7 MS−75 HS−5 EH−5 Wacker HDK N 20 V15 (WACKER−CHEMIE GMBH社) N20E T30 T40 D−C Fine Silica(ダウコーニングCo.社) Fransol(Fransil社)
【0058】さらには、該ケイ素ハロゲン化合物の気相
酸化により生成されたシリカ微粉体に疎水化処理した処
理シリカ微粉体がより好ましい。該処理シリカ微粉体に
おいて、メタノール滴定試験によって測定された疎水化
度が30〜80の範囲の値を示すようにシリカ微粉体を
処理したものが特に好ましい。
【0059】疎水化方法としては、シリカ微粉体と反応
あるいは物理吸着する有機ケイ素化合物等で化学的に処
理することによって付与される。好ましい方法として
は、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成され
たシリカ微粉体を有機ケイ素化合物で処理する。
【0060】有機ケイ素化合物としては、ヘキサメチル
ジシラザン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラ
ン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシ
ラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチ
ルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、
α−クロルエチルトリクロルシラン、ρ−クロルエチル
トリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラ
ン、トリオルガノシリルメルカプタン、トリメチルシリ
ルメルカプタン、トリオルガノシリルアクリレート、ビ
ニルジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシ
シラン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニル
テトラメチルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラ
メチルジシロキサンおよび1分子当り2から12個のシ
ロキサン単位を有し末端に位置する単位にそれぞれ1個
宛のSiに結合した水酸基を含有するジメチルポリシロ
キサン等が挙げられる。これらは1種あるいは2種以上
の混合物で用いられる。
【0061】該無機微粉体は、シリコーンオイル処理さ
れても良く、また、上記疎水化処理と併せて処理されて
も良い。
【0062】窒素原子を有するアミノプロピルトリメト
キシシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、ジメ
チルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジエチルアミ
ノプロピルトリメトキシシラン、ジプロピルアミノプロ
ピルトリメトキシシラン、ジブチルアミノプロピルトリ
メトキシシラン、モノブチルアミノプロピルトリメトキ
シシラン、ジオクチルアミノプロピルジメトキシシラ
ン、ジブチルアミノプロピルジメトキシシラン、ジブチ
ルアミノプロピルモノメトキシシラン、ジメチルアミノ
フェニルトリエトキシシラン、トリメトキシシリル−γ
−プロピルフェニルアミン、トリメトキシシリル−γ−
プロピルベンジルアミンの如きシランカップリング剤も
単独あるいは併用して使用される。好ましいシランカッ
プリング剤としては、ヘキサメチルジシラザン(HMD
S)が挙げられる。
【0063】本発明で用いる好ましいシリコーンオイル
としては、25℃における粘度が0.5〜10000セ
ンチストークス、好ましくは1〜1000センチストー
クス、さらに好ましくは10〜200センチストークス
のものが用いられ、例えばジメチルシリコーンオイル、
メチルフェルシリコーンオイル、α−メチルスチレン変
性シリコーンオイル、クロルフェニルシリコーンオイ
ル、フッ素変性シリコーンオイルが特に好ましい。シリ
コーンオイル処理の方法としては、例えばシランカップ
リング剤で処理されたシリカ微粉体とシリコーンオイル
とをヘンシェルミキサーの如き混合機を用いて直接混合
する方法;べースとなるシリカ微粉体にシリコーンオイ
ルを噴霧する方法;あるいは適当な溶剤にシリコーンオ
イルを溶解あるいは分散せしめた後、シリカ微粉体を加
え混合し溶剤を除去する方法;を用いることが可能であ
る。シリコーンオイル処理シリカは、シリコーンオイル
の処理後にシリカを不活性ガス中で200℃以上(より
好ましくは250℃以上)に加熱し表面のコートを安定
化させることがより好ましい。
【0064】本発明においては、シリカをあらかじめ、
カップリング剤で処理した後にシリコーンオイルで処理
する方法、または、シリカをカップリング剤とシリコー
ンオイルで同時に処理する方法によって処理されたもの
が好ましい。
【0065】流動性向上剤は、BET法で測定した窒素
吸着による比表面積が30m2/g以上、好ましくは5
0m2/g以上のものが良好な結果を与える。トナー粒
子100質量部に対して流動性向上剤0.01〜8質量
部、好ましくは0.1〜4質量部使用するのが良い。
【0066】また、本発明のトナーには必要に応じて流
動性向上剤以外の外部添加剤を添加しても良い。
【0067】例えば、帯電補助剤、導電性付与剤、流動
性付与剤、ケーキング防止剤、離型剤、滑剤、研磨剤な
どの働きをする樹脂微粒子や無機微粒子などである。こ
のようなものとしては、例えば、テフロン(登録商
標)、ステアリン酸亜鉛、ポリフッ化ビニリデンの如き
滑剤、中でもポリフッ化ビニリデンが好ましい。あるい
は、酸化セリウム、炭化ケイ素、チタン酸ストロンチウ
ム等の研磨剤、中でもチタン酸ストロンチウムが好まし
い。あるいは、酸化チタン、酸化アルミニウムなどの流
動性付与剤、中でも特に疎水性のものが好ましい。ある
いはケーキング防止剤や、カーボンブラック、酸化亜
鉛、酸化アンチモン、酸化スズなどの導電性付与剤、ま
た、逆極性の微粒子を現像性向上剤として少量用いるこ
ともできる。
【0068】トナーと混合される樹脂微粒子または無機
微粉体または疎水性無機微粉体などは、トナー100質
量部に対して、0.1乃至5質量部使用するのが好まし
い。
【0069】本発明のトナーはキャリアと混合して二成
分現像剤として用いることができる。キャリアの電流値
はキャリア表面の凹凸度合い、被覆する樹脂の量を調整
して20〜200μAにするのが良い。
【0070】キャリア表面を被覆する樹脂としては、ス
チレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体、アクリル酸エステル共重合
体、メタクリル酸エステル共重合体、シリコーン樹脂、
フッ素含有樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー樹脂、
ポリフェニレンサルファイド樹脂など或いは、これらの
混合物を用いることができる。
【0071】キャリアコアの磁性材料としては、フェラ
イト、鉄過剰型フェライト、マグネタイト、γ−酸化鉄
等の酸化物や、鉄、コバルト、ニッケルのような金属或
いはこれらの合金を用いることができる。また、これら
の磁性材料に含まれる元素としては、鉄、コバルト、ニ
ッケル、アルミニウム、銅、鉛、マグネシウム、スズ、
亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウ
ム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タングス
テン、バナジウム等が挙げられる。
【0072】本発明のトナーを作製するには、まず結着
樹脂、着色剤及び/または磁性体、離型剤、荷電制御剤
またはその他の添加物を、ヘンシェルミキサー、ボール
ミルの如き混合機により、充分混合する。その混合物を
ニーダー、エクストルーダーの如き熱混練機を用いて溶
融・混練して樹脂類を互いに相溶せしめ、溶融混練物を
冷却固化後に固化物を粉砕し、粉砕物を分級して本発明
のトナー得ることができる。さらに、流動性向上剤及び
/または他の外添剤とトナーをヘンシェルミキサーの如
き混合機により充分混合し、トナー粒子表面に流動性向
上剤及び/または他の外添剤を有するトナーを得ること
ができる。
【0073】以下にトナー製造用装置として一般的に使
用されるものを示すが、これらに限定されるものではな
い。
【0074】 (1)トナー製造用粉砕装置例 装置名称 製造メーカー ・カウンタージェットミル ホソカワミクロン ・ミクロンジェット ホソカワミクロン ・IDS型ミル 日本ニューマチック工業 ・PJMジェット粉砕機 日本ニューマチック工業 ・クロスジェットミル 栗本鉄工所 ・ウルマックス 日曹エンジニアリング ・SKジェット・オー・ミル セイシン企業 ・クリプトロン 川崎重工業 ・ターボミル ターボ工業 ・イノマイザ ホソカワミクロン (2)トナー製造用混合装置例 装置名称 製造メーカー ・ヘンシェルミキサ 三井鉱山 ・スーパーミキサー カワタ ・リボコーン 大川原製作所 ・ナウタミキサー ホソカワミクロン ・スパイラルピンミキサ 太平洋機工 ・レーディゲミキサー マツボー ・タービュライザー ホソカワミクロン ・サイクロミックス ホソカワミクロン (3)トナー製造用分級装置例 装置名称 製造メーカー ・クラッシール セイシン企業 ・マイクロンクラッシファイアー セイシン企業 ・スペディッククラッシファイアー セイシン企業 ・ターボクラッシファイアー 日清エンジニアリング ・ミクロンセパレータ ホソカワミクロン ・ターボプレックス(ATP) ホソカワミクロン ・TSPセパレータ ホソカワミクロン ・エルボージェット 日鉄鉱業 ・ディスパージョンセパレータ 日本ニューマチック工業 ・YMマイクロカット 安川商事 (4)トナー製造用混練装置例 装置名称 製造メーカー ・KRCニーダー 栗本鉄工所 ・ブス・コ・ニーダー Buss ・TEM形押出機 東芝機械 ・TEX2軸混練機 日本製鋼所 ・PCM混練機 池貝鉄工所 ・3本ロールミル 井上製作所 ・ミキシングロールミル 井上製作所 ・ニーダー 井上製作所 ・ニーデックス 三井鉱山 ・MS式加圧型ニーダー 森山製作所 ・ニダールーダー 森山製作所 ・バンバリーミキサー 神戸製鋼所 (5)トナー製造用篩装置例 装置名称 製造メーカー ・ウルトラソニック 晃栄産業 ・レゾナシーブ 徳寿工作所 ・バイブラソニックシステム ダルトン ・ソニクリーン 新東工業 ・ジャイロシフター 徳寿工作所 ・円形振動篩 メーカー多数 ・ターボスクリーナー ターボ工業 ・ミクロシフター 槙野産業
【0075】また、本発明のトナーは、画像濃度や解像
度の点で重量平均粒径が3乃至9.5μmであることが
好ましい。
【0076】次に、本発明の画像形成方法に用いられる
好適な定着装置について説明する。ただし、この実施の
形態に記載されている材質、形状、その立体配置など
は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではない。
【0077】図1は本発明の実施の形態である画像形成
装置の一例の概略構成図である。
【0078】定着ローラ1は、例えば、鉄製の芯金シリ
ンダ111(発熱層)に、表面の離型性を高めるため
に、離型層12としてPTFEやPFAの層を設けるこ
とで構成される。
【0079】加圧ローラ2は、中空芯金14と、その外
周面に形成される表面離型性耐熱ゴム層である弾性層1
5とからなる。
【0080】この加圧ローラ2の両端には軸受け部が形
成され、図示しない定着ユニットフレームに回転自在に
取り付けられている。
【0081】定着ローラ1と加圧ローラ2は回転自在に
支持されていて、定着ローラ1のみを駆動する構成にな
っている。
【0082】加圧ローラ2は定着ローラ1の表面に圧接
していて、圧接部(ニップ部)での摩擦力で従動回転す
るように配置してある。その時の加圧力及びニップ幅
は、使用条件などを考慮して任意に設定し、構成されて
いる。
【0083】温度センサー6は定着ローラ1の表面に当
接するように配置され、温度センサー6の検出信号を元
に励磁手段としての励磁コイル3への電力供給を増減さ
せることで、定着ローラ1の表面温度が所定の一定温度
になるように自動制御される。
【0084】搬送ガイド7は、未定着のトナー画像8を
担持しながら搬送される転写材16を定着ローラ1と加
圧ローラ2との圧接部(ニップ部)へ案内する位置に配
置される。分離爪10は、定着ローラ1の表面に当接又
は近接して配置されて、転写材16が定着ローラ1へ巻
き付いてしまうのを防止する。
【0085】励磁コイル3は、断面T型形状の磁性体コ
ア4(以下、コアと称す)の中央突起部に導線を巻き、
定着ローラ内周面に沿わせるような構造になるように、
PPS、PEEK、フェノール樹脂などの耐熱性樹脂か
らなるホルダー5の外部に配設されている。
【0086】この励磁コイルには交流電流が印加され、
それにより誘導された磁界は、高透磁率を有した磁界遮
断手段としてのコア4に導かれて発熱手段としての定着
ローラ1の内面に磁束と渦電流を発生させ、さらに定着
ローラ1の固有抵抗により、ジュール熱が発生する。
【0087】この発熱を増加させるためには、励磁コイ
ル3の巻き数を増やしたり、コア4をフェライト、パー
マロイといった高透磁率で残留磁束密度の低いものを用
いたり、交流電流の周波数を高くすると良い。
【0088】なお、コア4は、定着ローラ1の回転軸方
向に伸びる断面T形状に構成されており、励磁コイル3
により励磁して発生した磁界を遮断して、加熱部に向け
て磁界を集中させるようになっている。
【0089】以上のような構成で定着ローラ1の表面温
度を定着に最適な所定の温度で温調させる。
【0090】以上の説明では加熱部材として定着ローラ
を用いた場合を示したが、定着ローラの代わりに薄膜金
属フィルムからなる構成を採用することももちろん可能
である。
【0091】本発明のトナー及び原材料の物性の測定方
法を以下に示す。後述の実施例もこの方法に基づいてい
る。
【0092】(1)テトラヒドロフラン(THF)不溶
分の測定 サンプル0.5〜1.0gを秤量し(W1g)、円筒濾
紙(例えば東洋濾紙社製No.86R)を入れてソック
スレー抽出器にかけ、溶媒としてTHF200mlを用
いて10時間抽出し、溶媒によって抽出された可溶成分
溶液をエバポレートした後、100℃で数時間真空乾燥
し、THF可溶成分量を秤量する(W2g)。トナー中
の燃焼残灰分の重さを求める(W3g)。燃焼残灰分は
以下の手順で求める。あらかじめ精秤した30mlの磁
性るつぼに約2.0gの試料を入れ精秤し、試料の質量
(Wa)gを精秤する。るつぼを電気炉に入れ約900
℃で3時間加熱し、電気炉中で放冷し、常温下でデシケ
ーター中に1時間以上放冷させた後、るつぼ質量を精秤
する。ここから燃焼残灰分(Wb)gを求める。
【0093】 (Wb/wa)×100=燃焼残灰分含有率(質量%)
【0094】この含有率から試料中の燃焼残灰分の重さ
が求められる。THF不溶分は下記式から求められる。
【0095】
【数1】
【0096】結着樹脂の場合、THF不溶分を下記式か
ら求めても良い。
【0097】
【数2】
【0098】ソックスレー抽出装置の一例を図2に示
す。容器21に入っているTHF22はヒーター23で
加熱され気化し、気化したTHFは管24を通って冷却
器25に導かれる。冷却器25は冷却水26で常時冷却
されている。冷却器25で冷却されて液化したTHFは
円筒ろ紙27を有する貯留部28にたまり、THFの液
面が中管29よりも高くなると、貯留部からTHFが容
器21に排出される。円筒ろ紙に入っているトナーは循
環するTHFによって抽出処理される。
【0099】(2)酸価の測定 JISK0070−1992に記載の測定方法に準拠し
て行う。 測定装置:電位差自動滴定装置 AT−400(京都電
子社製) 装置の構成:トルエン120mlとエタノール30ml
の混合溶媒を使用する。 測定温度:25℃ 試料調製:試料0.5gをトルエン120mlに添加し
て室温(約25℃)で約10時間撹拌して溶解する。更
にエタノール30mlを添加して試料溶液とする。
【0100】(3)トナーの溶融粘度の測定 測定装置:フローテスタ CFT−500(島津製作所
製) 測定条件:ダイス直径;1mmダイス長さ:1mm 荷重:10kg 昇温速度:6℃/min 試料調製:トナー約2gを直径1cmのペレット上にし
たものを使用する。
【0101】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0102】(樹脂1の製造) ・フマル酸 :28mol ・無水トリメリット酸 :15mol ・PO−BPA :32mol ・EO−BPA :32mol 上記ポリエステルモノマーを縮重合して、軟化点145
℃の樹脂1を得た。
【0103】(樹脂2の製造) ・フマル酸 :33mol ・無水トリメリット酸 :11mol ・PO−BPA :45mol ・EO−BPA :19mol 上記ポリエステルモノマーを縮重合して、軟化点95℃
の樹脂2を得た。
【0104】(樹脂3の製造) ・テレフタル酸 :17mol ・イソフタル酸 :19mol ・無水トリメリット酸 :16mol ・PO−BPA :30mol ・EO−BPA :18mol 上記ポリエステルモノマーを、表2に示すワックス1の
存在下で縮重合して、軟化点135℃の樹脂3を得た。
【0105】(樹脂4〜7の製造)樹脂1の製造方法に
おいて、表1に示したモノマーを使用して、重合度を変
更したこと以外は同様にして、表1に示すような樹脂4
〜7を得た。
【0106】(比較用樹脂1’〜4’の製造)樹脂1の
製造方法において、表1に示したモノマーを使用して、
重合度を変更したこと以外は同様にして、表1に示すよ
うな比較用樹脂1’〜4’を得た。
【0107】(結着樹脂Aの製造) ・樹脂1 :50質量部 ・樹脂2 :50質量部 上記樹脂をヘンシェルミキサーで混合し、酸価30mg
KOH/g、THF不溶分4.8%の結着樹脂Aを得
た。
【0108】(結着樹脂B〜Fの製造)結着樹脂Aの製
造方法において、表3に示した樹脂組成比で混合したこ
と以外は同様にして、表3に示すような結着樹脂B〜F
を得た。
【0109】(比較用結着樹脂A’〜C’の製造)結着
樹脂Aの製造方法において、表3に示した樹脂組成比で
混合したこと以外は同様にして、表3に示すような比較
用結着樹脂A’〜C’を得た。
【0110】[実施例1] ・結着樹脂A :100質量部 ・磁性酸化鉄 :100質量部 (平均粒径0.2μm,Hc9.5kA/m、σs=8
1Am2/kg、σr=11Am2/kg) ・ワックス2 :5質量部 ・モノアゾ系鉄錯体 :2質量部
【0111】上記混合物を、130℃に加熱された二軸
式エクストルーダーで溶融混練し、冷却した混合物をハ
ンマーミルで粗粉砕した。粗粉砕物をジェットミルで微
粉砕し、得られた微粉末を風力分級機で分級し、重量平
均粒径7μmのトナー1を得た。
【0112】この磁性トナー1:100質量部に、疎水
化処理・オイル処理したシリカ1.0質量部、チタン酸
ストロンチウム4.0質量部をヘンシェルミキサーで外
部添加して、外添トナーとした。
【0113】この外添トナーを用いて、以下のような評
価を行った。
【0114】(1)低温定着性試験 キヤノン製デジタル複写機GP215の定着器を、発熱
層の厚さ0.5mm,ニップ幅8mm,線圧18000
N/m,定着スピード180mm/secにした、図1
に示すような本発明の定着装置に改造し、定着温度を変
えて、評価トナーの定着画像を得る。得られた画像上を
4900N/m2(50g/cm2)の荷重をかけて5回
摺擦した時の、摺擦前と摺擦後の濃度を測定することに
より、濃度低下率を測定する。その濃度低下率が20%
以下になる温度を最低定着温度とする。
【0115】(2)ホットオフセット試験 評価トナーの未定着画像を用いる。上記試験と同じマシ
ンを用いて、定着温度を変更して未定着画像を通紙す
る。その時に定着ローラにトナーがオフセットするのを
目視により判定し、発生した温度をホットオフセット発
生温度とする。
【0116】実施例1について上記(1)と(2)の試
験を行った結果、表4に示すような良好な結果が得られ
た。
【0117】[実施例2〜6]実施例1において、表4
に示した原料に変更した以外は同様にしてトナー2〜6
を得た。また、実施例1と同様にして評価を行った結
果、それぞれ表4に示すような良好な結果が得られた。
【0118】[比較例1〜3]実施例1において、表4
に示した原料に変更した以外は同様にして比較用トナー
1〜3を得た。また、実施例1と同様にして評価を行っ
た結果、それぞれ表4に示すような結果が得られた。
【0119】
【表1】
【0120】
【表2】
【0121】
【表3】
【0122】
【表4】
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、前述したような構成の
画像形成方法とトナーを組み合わせることで、現像性、
低温定着性、耐高温オフセット性、耐コールドオフセッ
ト性に優れ、かつ回転加圧部材汚れや端部濃度薄の防止
に特に優れた性能を示すトナー及び画像形成方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る定着装置の概略構成
断面図である。
【図2】ソックスレー抽出装置の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 回転加熱部材(定着ローラ) 2 回転加圧部材(加圧ローラ) 3 励磁コイル(磁界発生手段) 4 コア 5 ホルダー 6 温度センサー 7 搬送ガイド 8 トナー画像 10 分離爪 11 発熱層 12 離型層 13 定着画像 14 中空芯金 15 弾性層 16 転写材(記録材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 9/08 371 G03G 9/08 331 374 344 15/05 361 15/20 101 15/00 115 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA06 AA08 CA08 CA14 CA22 CB03 CB08 CB13 EA03 EA10 2H029 CC03 2H033 AA30 BA25 BA58 BB04 BB12 BB19 BB22 BB33 BB34 BE06 CA36 CA40

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)磁界発生手段と、(2)電磁誘導
    により加熱する発熱層及び離型層を少なくとも含有する
    回転加熱部材と、(3)該回転加熱部材とニップを形成
    している回転加圧部材とを少なくとも有する加熱加圧手
    段を使用し、該回転加圧部材を記録材を介して該回転加
    熱部材を押圧しながら該記録材上のトナー画像を加熱定
    着して記録材に定着画像を形成する画像形成方法に適用
    されるトナーであり、 該トナーは、少なくとも結着樹脂及び着色剤を含有した
    組成物で形成されたトナーであり、 該トナー組成物の結着樹脂が、THF不溶分が10質量
    %未満であり、酸価が1mgKOH/g乃至100mg
    KOH/gであるポリエステル樹脂であり、 該トナーの120℃における溶融粘度が1×103乃至
    5×105Pa・sであることを特徴とするトナー。
  2. 【請求項2】 該結着樹脂が、三価以上の多価カルボン
    酸またはその無水物及び/または三価以上の多価アルコ
    ールを含むポリエステル樹脂であることを特徴とする請
    求項1に記載のトナー。
  3. 【請求項3】 該結着樹脂は、軟化点の異なる2種以上
    の結着樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のトナー。
  4. 【請求項4】 該トナーが、示差走査型熱量計(DS
    C)で測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定される
    融点が60乃至130℃であるワックスを含有すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のトナ
    ー。
  5. 【請求項5】 該トナーが、更にモノアゾ系金属錯体を
    含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載のトナー。
  6. 【請求項6】 該トナーが、該着色剤として磁性粉を含
    有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載のトナー。
  7. 【請求項7】 該トナーは、疎水化処理された無機微粉
    体が外添されていることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載のトナー。
  8. 【請求項8】 該トナーは、シリコーンオイルで処理さ
    れた無機微粉体が外添されていることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載のトナー。
  9. 【請求項9】 該回転加熱部材の発熱層の厚さが0.0
    1〜20mmであり、該回転加熱部材と回転加圧部材に
    より形成されるニップ幅が1〜20mmであり、且つ、
    該回転加熱部材を記録材を介して線圧103〜105N/
    mで該回転加圧部材を押圧しながら定着スピード10〜
    500mm/秒の条件でトナー画像を加熱加圧定着する
    画像形成方法に用いられることを特徴とする請求項1乃
    至8のいずれかに記載のトナー。
  10. 【請求項10】 加熱加圧手段により記録材上のトナー
    画像を加熱定着して記録材上に定着画像を形成する画像
    形成方法であり、 トナー画像を形成しているトナーは、少なくとも結着樹
    脂及び着色剤を含有した組成物で形成されたトナーであ
    り、 該トナー組成物の結着樹脂が、THF不溶分が10質量
    %未満であり、酸価が1mgKOH/g乃至100mg
    KOH/gであるポリエステル樹脂であり、 該トナーの120℃における溶融粘度が1×103乃至
    5×105Pa・sであり、 該加熱手段は、(1)磁界発生手段と、(2)電磁誘導
    により加熱する発熱層及び離型層を少なくとも含有する
    回転加熱部材と、(3)該回転加熱部材とニップを形成
    している回転加圧部材とを少なくとも有する加熱加圧手
    段を使用し、該回転加圧部材を記録材を介して該回転加
    熱部材を押圧しながら該記録材上のトナー画像を加熱定
    着して記録材に定着画像を形成する画像形成方法。
  11. 【請求項11】 該結着樹脂が、三価以上の多価カルボ
    ン酸またはその無水物及び/または三価以上の多価アル
    コールを含むポリエステル樹脂であることを特徴とする
    請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 該結着樹脂は、軟化点の異なる2種以
    上の結着樹脂からなることを特徴とする請求項10又は
    11に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 該トナーが、示差走査型熱量計(DS
    C)で測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定される
    融点が60乃至130℃であるワックスを含有すること
    を特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の画
    像形成方法。
  14. 【請求項14】 該トナーが、該着色剤として磁性粉を
    含有することを特徴とする請求項10乃至13のいずれ
    かに記載の画像形成方法。
  15. 【請求項15】 該トナーは、疎水化処理された無機微
    粉体が外添されていることを特徴とする請求項10乃至
    14のいずれかに記載の画像形成方法。
  16. 【請求項16】 該トナーは、シリコーンオイルで処理
    された無機微粉体が外添されていることを特徴とする請
    求項10乃至14のいずれかに記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 該回転加熱部材の発熱層の厚さが0.
    01〜20mmであり、該回転加熱部材と回転加圧部材
    により形成されるニップ幅が1〜20mmであり、且
    つ、該回転加熱部材を記録材を介して線圧103〜105
    N/mで該回転加圧部材を押圧しながら定着スピード1
    0〜500mm/秒の条件でトナー画像を加熱加圧定着
    することを特徴とする請求項10乃至16のいずれかに
    記載の画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7299003B2 (en) 2004-01-29 2007-11-20 Ricoh Company, Limited Fixing unit and image forming apparatus providing a quick start-up and reduction in energy consumption
JP2010055019A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Sanyo Chem Ind Ltd トナー組成物

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