JP2002090841A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002090841A
JP2002090841A JP2000276536A JP2000276536A JP2002090841A JP 2002090841 A JP2002090841 A JP 2002090841A JP 2000276536 A JP2000276536 A JP 2000276536A JP 2000276536 A JP2000276536 A JP 2000276536A JP 2002090841 A JP2002090841 A JP 2002090841A
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JP
Japan
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cover
button
camera
strobe light
light emitting
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Application number
JP2000276536A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Nagata
和章 永田
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/949,922 priority patent/US6584285B2/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0503Built-in units
    • G03B2215/0507Pop-up mechanisms

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ストロボの手前に外装体の一部を構成する窓部
材を配置するとともに、当該窓部材のストロボの手前の
部分を透明にすることにより、ストロボのポップアップ
量を小さくできるカメラを提供する。 【解決手段】カメラ10の外装体を構成するアクリルカ
バー64はストロボ14の手前に位置するストロボ窓部
64Aが透明に形成されている。これにより、ストロボ
14をカメラボディ10Aの上面から完全に突出させな
くても、ケラレを生じさせることなくストロボ光を発光
できるので、ストロボ14のポップアップ量を必要最小
限に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特に
ポップアップ式のストロボ発光部を備えたカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ストロボ発光部がポップアップ式のカメ
ラでは、ストロボ発光部は撮影時にのみカメラボディか
ら突出し、携帯時にはカメラボディ内に収容される。
【0003】ところで、このようにストロボ発光部がポ
ップアップ式のカメラでは、発光したストロボ光がカメ
ラボディによって遮られないようにするために、ストロ
ボ発光部をカメラボディから十分に突出させる必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストロ
ボ発光部のポップアップ量が大きくなると、リード線の
フォーミング負荷が増大して断線の原因になるという欠
点がある。また、ストロボ発光部をポップアップさせる
に際して大きな駆動力を要するという欠点もある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、ストロボ発光部のポップアップ量を小さくでき
るカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、カメラボディの上面部からストロボ発光部
が出没可能に設けられたカメラにおいて、前記カメラボ
ディの前面部には外装体の一部を構成するとともに、所
定の窓部が透明に形成された窓部材が取り付けられ、該
窓部材は前記ストロボ発光部の手前の部分が透明に形成
され、ストロボ光の一部を透過させることを特徴とする
カメラを提供する。
【0007】本発明によれば、ストロボ発光部の手前の
部分が透明に形成されているため、当該部分を介して発
光させたストロボ光を透過させることができる。したが
って、ストロボ発光部をカメラボディの上面から完全に
突出させなくても、ケラレを発生させることなく、スト
ロボ光を照射できるので、ストロボ発光部のポップアッ
プ量を必要最小限に抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0009】図1、図2は、それぞれ本発明が適用され
たカメラの外観構成を示す正面斜視図である。同図に示
すカメラ10はAPSカメラであり、そのカメラボディ
10Aの前面にはレンズ鏡胴12、ストロボ発光部1
4、グリップ16、ファインダー窓18、AE受光窓2
0、AF窓受光窓21、AF投光窓22、リモコン受光
窓23及びセルフタイマーランプ24が設けられてい
る。
【0010】レンズ鏡胴12は、カメラボディ10Aの
前面ほぼ中央部に設けられており、ズーム機能を備えて
いる。このレンズ鏡胴12は沈胴式であり、カメラ10
の電源が入れられると繰り出され、電源が切られると沈
胴する。そして、レンズ鏡胴12が沈胴すると、カメラ
ボディ10Aの前面は平坦な面となり、その沈胴したレ
ンズ鏡胴12の前面にはレンズバリア26が閉められ
る。
【0011】ストロボ発光部14はカメラボディ10A
の前面右上隅に設けられている。このストロボ発光部1
4はポップアップ式のストロボ発光部であり、カメラボ
ディ10Aの上面部から出没自在に設けられている。す
なわち、図6(a)、(b)に示すように、このストロ
ボ発光部14は、カメラ本体56にピン100を介して
回動自在に支持されたストロボカバー102を備えてお
り、このストロボカバー102の内側に発光管104と
反射傘106とが設けられている。そして、同図(a)
に示すように、携帯時はカメラボディ10A内に収納さ
れており、撮影時になると、同図(b)に示すようにス
トロボカバー102が図示しないモータに駆動されて回
動し、カメラボディ10Aの上面部から突出する。
【0012】グリップ16はカメラボディ10Aの前面
左縁に所定の幅をもって形成されている。このグリップ
16は、前方側に円弧状の膨らみをもって形成されてお
り、その前面上端部近傍には、商標が記された円形状の
電鋳銘板30が取り付けられている。また、このグリッ
プ16の上面にはシャッターボタン32が設けられてお
り、底面には図示しないカートリッジ蓋が設けられてい
る。
【0013】ファインダー窓18はレンズ鏡胴12の上
部に配設されている。このファインダー窓18の上方に
AE受光窓20とリモコン受光窓23が設けられてい
る。また、このAE受光窓20とリモコン受光窓23を
挟んでAF受光窓21とAF投光窓22が設けられてお
り、ファインダー窓18の右隣にセルフタイマーランプ
24が設けられている。
【0014】図3は、本発明が適用されたカメラの外観
構成を示す背面斜視図である。同図に示すように、カメ
ラボディ10Aの背面には、ファインダ接眼窓34、ズ
ームレバー36、プリントタイプ切替ツマミ38、液晶
パネル40、デートボタン42、MRCボタン44、モ
ードボタン46、セルフタイマボタン48、電源ボタン
50及び電池蓋52が設けられている。
【0015】ズームレバー36はカメラボディ10Aの
背面右上隅に設けられており、このズームレバー36を
操作することによりズーミングがなされる。
【0016】プリントタイプ切替ツマミ38は、ズーム
レバー36の左脇に配設されており、このプリントタイ
プ切替ツマミ38を操作することにより、プリントタイ
プが標準タイプ(C)、ハイビジョンタイプ(H)、パ
ノラマタイプ(P)に切り替えられる。
【0017】液晶パネル40は矩形状に形成されてお
り、カメラボディ10Aの背面ほぼ中央部に設けられて
いる。この液晶パネル40にはフイルム撮影枚数、撮影
モード、カートリッジマーク、セルフタイマモード、電
池容量、デート表示、フィルム種類表示、フィルム感度
表示等が表示される。
【0018】デートボタン42は、液晶パネル40の右
隣に配置されており、このデートボタン42を操作する
ことにより、日付書き込みの選択が行われる。MRCボ
タン44も同様に液晶パネル40の右隣に配置されてお
り、このMRCボタン44を操作することにより、フィ
ルムの途中交換の選択が行われる。
【0019】モードボタン46、セルフタイマボタン4
8、電源ボタン50は、液晶パネル40の下部に並列し
て配置されている。このうちモードボタン46を操作す
ることにより撮影モードの選択が行われ、セルフタイマ
ボタン48を操作することにより、セルフタイマ機能が
選択される。また、電源ボタン50を操作することによ
り、カメラ10の電源がON/OFFされる。
【0020】電池蓋52はストロボ発光部14の後方に
配置されている。この電池蓋52は、リアカバー60に
ピン108を介して回動自在に支持されている。電池蓋
52の内側には、図6(a)、(b)に示すように、半
円弧状の仕切壁110によって電池室112が形成され
ており、この電池室112に電池114が装填される。
【0021】ここで、この電池蓋52の先端縁52aと
ストロボカバー102の後端縁102aとの間には、図
6(a)、(b)に示すように、所定の隙間116が形
成されており、電池蓋52を開けるときは、この隙間1
16に爪を引っ掛けて電池蓋52を開ける。
【0022】このように、電池蓋52をストロボ発光部
14の後方に配置し、ストロボ発光部14の回動中心と
の間に形成される隙間116を利用して、電池蓋52を
開閉させることにより、電池蓋52に開閉用の突起等を
別途設ける必要がなくなり、カメラの外観をより優れた
ものにすることができる。
【0023】なお、図6に示すように、電池蓋52に
は、その背面部に傾斜面を設けることが好ましい。そし
て、その傾斜面の傾斜角度は、ポップアップしたストロ
ボ発光部14のストロボカバー102の傾斜角度に合わ
せるようにすることが好ましい。これにより、ストロボ
発光部14がポップアップした際にカメラ全体として優
れた外観形状を呈することができる。
【0024】図4は、本発明が適用されたカメラの分解
斜視図である。同図に示すように、カメラ本体56を覆
う外装体は、主としてリアカバー60、フロントカバー
62、アクリルカバー(窓部材)64、金属カバー66
及びグリップカバー68で構成されている。
【0025】リアカバー60はプラスチックで成形され
ている。このリアカバー60の背面には、ズームレバー
用開口70、プリントタイプ切替ツマミ用開口72、液
晶パネル用開口74、デートボタン用開口76、MRC
ボタン用開口78、モードボタン用開口80、セルフタ
イマボタン用開口82、電源ボタン用開口84が形成さ
れている。カメラボディ10Aの背面に配置される各種
ボタン類は、それぞれ対応する開口に嵌め込まれて取り
付けられる。すなわち、ズームレバー36はズームレバ
ー用開口70に、プリントタイプ切替ツマミ38はプリ
ントタイプ切替ツマミ用開口72に、液晶パネル40は
液晶パネル用開口74に、デートボタン42はデートボ
タン用開口76に、MRCボタン44はMRCボタン用
開口78に、モードボタン46はモードボタン用開口8
0に、セルフタイマボタン48はセルフタイマボタン用
開口82に、電源ボタン50は電源ボタン用開口84に
嵌め込まれて取り付けられる。
【0026】ここで、デートボタン42とMRCボタン
44は、共にゴムによって成形されており、1つのベー
ス部材86上に所定の間隔をもって一体に成形されてい
る。このため、デートボタン42とMRCボタン44と
をリアカバー60に取り付ける場合は、この一体となっ
たデートボタン42とMRCボタン44とをリアカバー
60の内側からそれぞれデートボタン用開口76とMR
Cボタン用開口78とに嵌め込むことにより行われる。
このように取り付けられたデートボタン42とMRCボ
タン44との一体物は、デートボタン42とMRCボタ
ン44のみがデートボタン用開口76とMRCボタン用
開口78から突出し、リアカバー60の外表面上に露出
する。
【0027】また、モードボタン46、セルフタイマボ
タン48、電源ボタン50も同様にゴムによって成形さ
れており、1つのベース部材88上に所定の間隔をもっ
て一体に成形されている。このため、モードボタン46
とセルフタイマボタン48と電源ボタン50をリアカバ
ー60に取り付ける場合は、この一体となったモードボ
タン46とセルフタイマボタン48と電源ボタン50と
をリアカバー60の内側からそれぞれモードボタン用開
口80、セルフタイマボタン用開口82、電源ボタン用
開口84に嵌め込むことにより行われる。このように取
り付けられたモードボタン46とセルフタイマボタン4
8と電源ボタン50の一体物は、モードボタン46、セ
ルフタイマボタン48、電源ボタン50のみが、それぞ
れモードボタン用開口80、セルフタイマボタン用開口
82、電源ボタン用開口84から突出し、リアカバー6
0の外表面上に露出する。
【0028】また、ズームレバー36は、その外周縁に
フランジ部36Bが形成されており、このズームレバー
36をリアカバー60の内側からズームレバー用開口7
0に取り付けると、ズームレバー36のみズームレバー
用開口70から突出し、リアカバー60の外表面に露出
する。
【0029】ところで、上記のように各種操作ボタン等
が取り付けられるリアカバー60は、カメラ本体56に
取り付けられると、そのままその外表面がカメラ10の
外観を構成する。このため、リアカバー60は、その外
表面にゴム塗装がされて艶消し処理が施されている。
【0030】一方、このように外表面に艶消し処理が施
されたリアカバー60に対して、その外表面に配設され
る各種操作ボタン類は、それぞれその表面に滑面処理が
施されている。すなわち、ズームレバー36、モードボ
タン46、セルフタイマボタン48及び電源ボタン50
は、その外表面に滑面処理が施されている。
【0031】ここで、上述したようにモードボタン4
6、セルフタイマボタン48、電源ボタン50は1つの
ベース部材88上に一体成形されているが、この一体物
はリアカバー60の外表面に現れる部分のみ、すなわち
ボタン部のみが滑面処理されている。また、同様にズー
ムレバー36もリアカバー60の外表面に現れる部分の
み、すなわちボタン部のみが滑面処理されている。
【0032】なお、このモードボタン46、セルフタイ
マボタン48、電源ボタン50の一体物は、所定の金型
にゴムを流し込んで成形されるが、この際、金型のボタ
ン部に該当する部分のみを磨くことにより、成形される
一体物のボタン部のみに滑面処理を施すことができる。
【0033】フロントカバー62はリアカバー60と同
様にプラスチックで成形されている。このフロントカバ
ー62は、その上面(上カバー)62A及び下面(下カ
バー)62Bのみがカメラ10の外観を構成し、その前
面及び両側面には、アクリルカバー64、金属カバー6
6及びグリップカバー68が取り付けられて覆われる。
そして、その外観面を構成する上面62A及び下面62
Bには、リアカバー60と同様にゴム塗装が施されて艶
消し処理が施されている。
【0034】また、このフロントカバー62の上面62
Aの右隅には、ストロボ用開口90が形成されており、
このストロボ用開口90にカメラ本体56に備えられた
ストロボ発光部14のストロボカバー102が嵌め込ま
れる。なお、このストロボカバー102は、プラスチッ
クで成形されており、その上面はフロントカバー62と
同様にゴム塗装により艶消し処理が施されている。
【0035】金属カバー66は、アルミプレートを加工
してL字状に形成されており、その表面にはアルマイト
処理が施されている。この金属カバー66は、フロント
カバー62の前面と右側面を覆うようにして取り付けら
れる。
【0036】ここで、この金属カバー66が取り付けら
れるフロントカバー62は、その上面62A及び下面6
2Bが金属カバー66の板厚分若しくは板厚分+0.2
mm程度突出するように形成されている。金属カバー6
6は、この突出して形成されたフロントカバー62の上
面62Aと下面62Bの間に嵌め込むようにして取り付
けられる。
【0037】なお、フロントカバー62若しくは金属カ
バー66の形状誤差や取付誤差により、金属カバー66
の上端面と下端面とがフロントカバー62からはみ出し
てしまうと、カメラの外観を著しく損なうおそれがある
ため、フロントカバー62の上面62Aと下面62B
は、金属カバー66の板厚分よりも若干突出するように
形成することが好ましい。
【0038】また、この金属カバー66は、両面テープ
あるいは接着剤によってフロントカバー62に固定され
る。
【0039】グリップカバー68も同様にアルミプレー
トを加工して形成されており、その表面にはアルマイト
処理が施されている。このグリップカバー68は、図5
に示すように、側面部68Aとグリップ部68Bとから
構成されており、フロントカバー62の左側面部分と前
面グリップ部分を覆うようにして取り付けられる。
【0040】側面部68Aは矩形の板状に形成されてお
り、この側面部68Aによってフロントカバー62の左
側面が覆われる。
【0041】一方、グリップ部68Bは円弧状に形成さ
れており、その上部及び下部にはそれぞれ三日月状の補
強部68C1 、68C2 が形成されている。この補強部
68C1 、68C2 は、それぞれ絞り加工によりグリッ
プ部68Bの上部及び下部に一体成形されている。そし
て、上側の補強部68C1 には位置決め穴68D1 が形
成され、下側の補強部68Cにはネジ穴68D2 が形成
されている。
【0042】ここで、このグリップカバー68が取り付
けられるフロントカバー62には、その上面62Aに円
弧状の張出部62aが形成されており、この張出部62
aの下面には図示しない位置決めピンが突出して形成さ
れている。グリップカバー68をフロントカバー62に
取り付ける際は、上側の補強部68C1 に形成された位
置決め穴68D1 をこの位置決めピンに嵌入させる。こ
れにより、グリップカバー68を正規の位置に正しく取
り付けることができる。
【0043】フロントカバー62の下面62Bにも同様
に円弧状の張出部62bが形成されており、この張出部
62bにはネジ穴94が形成されている。前記のごとく
グリップカバー68がフロントカバー62に取り付けら
れると、下側の補強部68C 2 に形成されたネジ穴68
2 は、この張出部62bに形成されたネジ穴94と同
軸上に位置する。このネジ穴68D2 、94にはフロン
トカバー62の下面側からビス96が螺合され、これに
より、グリップカバー68がフロントカバー62に固定
される。
【0044】また、グリップカバー68のグリップ部6
8Bには、円形状の電鋳銘板取付穴68Eが形成されて
おり、この電鋳銘板取付穴68Eに電鋳銘板取付板98
を介して電鋳銘板30が取り付けられる。
【0045】ここで、この電鋳銘板30を取り付けるた
めの電鋳銘板取付板98は、図5に示すように、その表
面がグリップ部68Bの形状に沿って円弧状に形成され
ており、その上部近傍には円盤状の銘板取付部98Aが
形成されている。
【0046】電鋳銘板30も同様にグリップ部68Bの
形状に沿って全体が円弧状に湾曲して形成されている。
この電鋳銘板30は、円盤状の銘板部30Aとフランジ
部30Bとで構成されており、銘板部30Aを電鋳銘板
取付板98の銘板取付部98Aに嵌め合わせることによ
り、電鋳銘板取付板98に取り付けられる。すなわち、
この電鋳銘板30の銘板部30Aは、フランジ部30B
から突出して形成されており、その裏面部は表面部の凸
形状に沿って空洞になっている。したがって、この裏面
の空洞部を電鋳銘板取付板98の銘板取付部98Aに嵌
め合わせることにより、電鋳銘板30が電鋳銘板取付板
98に取り付けられる。
【0047】また、この電鋳銘板30のフランジ部30
Bには、その上下位置に位置決め用切欠き30b、30
bが形成されており、この位置決め用切欠き30b、3
0bは、電鋳銘板取付板98の表面に形成された位置決
め突起98B、98Bに嵌め合わされる。これにより、
電鋳銘板30は電鋳銘板取付板98の正規の位置に取り
付けられる。
【0048】ここで、前記電鋳銘板取付板98の銘板取
付部98Aには、一対の貫通穴98C、98Cが形成さ
れている。電鋳銘板30が取り付けられた電鋳銘板取付
板98は、裏面側からこの貫通穴98C、98Cに接着
剤を流し込むことにより、電鋳銘板取付板98の表面に
固定される。
【0049】そして、上記のようにして電鋳銘板取付板
98に取り付けられた電鋳銘板30は、図4に示すよう
に、その銘板部30Aをグリップ部68Bに形成された
電鋳銘板取付穴68Eに嵌め込むことにより、グリップ
部68Bに取り付けられる。この際、電鋳銘板取付板9
8は、その表面四隅に形成された脚部98D、98D、
…に接着剤を塗布して、グリップ部68Bの内面に固定
する。
【0050】これにより、グリップカバー68に電鋳銘
板30が取り付けられる。そして、このように取り付け
られた電鋳銘板30は、表面に商標が記された銘板部3
0Aのみがグリップカバー68の表面に現れる。
【0051】アクリルカバー64は、ファインダー窓1
8等が配置されたフロントカバー62の前面上部を覆う
ようにして取り付けられている。このアクリルカバー6
4は透明なアクリル板によって長方形の板状に形成され
ており、グリップカーバー68との境目の部分からスト
ロボ発光部14の手前位置に至って取り付けられてい
る。そして、その裏面には可視光カット印刷が施されて
いる。この可視光カット印刷は、ファインダー窓18の
設置部、AE受光窓20の設置部、セルフタイマーラン
プ24の設置部及びストロボ発光部14の設置部以外の
部分に施されており、ファインダー窓18の設置部、A
E受光窓20の設置部、セルフタイマーランプ24の設
置部及びストロボ発光部14の設置部は無色透明になっ
ている。
【0052】ここで、このストロボ発光部14の設置部
に形成された無色透明の部分(以下、「ストロボ窓部」
という)64Aは、フロントカバー62の上面62Aに
形成されたストロボ用開口90に対応して形成されてい
る。すなわち、アクリルカバー64は、そのストロボ用
開口90の前面を遮蔽するように取り付けられており、
そのストロボ用開口90の前面を遮蔽するようにストロ
ボ窓部64Aが無色透明に形成されている。
【0053】このようにストロボ用開口90の前面を遮
蔽するようにアクリルカバー64を取り付けると、図6
(b)及び図7(b)に示すように、アクリルカバー6
4の一部がストロボ発光部14の手前位置に配置される
こととなるが、上記のように、このストロボ発光部14
の手前位置に配置されたストロボ窓部64Aは無色透明
に形成されているため、ストロボ光を発光しても、その
ストロボ光がアクリルカバー68に遮られることはな
い。
【0054】なお、可視光カット印刷は、上記のように
ファインダー窓18の設置部、AE受光窓20の設置
部、セルフタイマーランプ24の設置部及びストロボ発
光部14の設置部以外の部分に施しているが、これはA
F受光窓21、AF投光窓22及びリモコン受光窓23
には赤外光以外の余分な光をカットする必要があるから
である。
【0055】以上のようにフロントカバー62にはアク
リルカバー64、金属カバー66、グリップカバー68
が取り付けられ、この一体物がカメラ本体56の前面に
取り付けられる。そして、カメラ本体56に取り付けら
れたフロントカバー62は、カメラ本体56の背面に取
り付けられたリアカバー60と一体となってカメラ10
の外装体を構成する。
【0056】前記のごとく構成された本実施の形態のカ
メラ10の作用は次のとおりである。
【0057】携帯時において、ストロボ発光部14は、
図1、図6(a)及び図7(a)に示すように、カメラ
ボディ10A内に収納されており、カメラボディ10A
の上面は平坦な面となる。
【0058】一方、カメラ10の電源が入れられると、
ストロボ発光部14は、図2、図6(b)及び図7
(b)に示すように、ピン100を中心に回動して、カ
メラボディ10Aの上面部から突出する。このとき、ス
トロボ発光部14は、その発光面がカメラボディ10A
の上面に対して垂直になるようにカメラボディ10Aの
上面部から突出する。
【0059】ここで、図6(b)及び図7(b)に示す
ように、ストロボ発光部14はカメラボディ10Aの上
面部から完全に突出するのではなく、一部がカメラボデ
ィ10Aに埋もれた状態で突出する。そして、このよう
にカメラボディ10Aに埋もれた部分の手前側はアクリ
ルカバー64で覆われる。
【0060】しかしながら、このストロボ発光部14の
手前側に配置されたアクリルカバー64のストロボ窓部
64Aは透明に形成されているため、ストロボ発光部1
4が発光した場合であっても、そのストロボ光を遮蔽す
ることがない。
【0061】このように本実施の形態のカメラ10によ
れば、ストロボ発光部14の手前に配置されるアクリル
カバー64を透明に形成することにより、ストロボ発光
部14をカメラボディ10Aの上面から完全に突出させ
なくても、ケラレを発生させることなくストロボ光を照
射することができる。
【0062】したがって、本実施の形態によれば、スト
ロボ発光部14のポップアップ量を必要最小限に抑える
ことができる。これにより、ストロボ発光部14のポッ
プアップに際して、小さな駆動力でストロボ発光部14
をポップアップさせることができる。
【0063】また、ストロボ発光部14には電源供給用
のリード線が配線されるが、本実施の形態のようにスト
ロボ発光部14のポップアップ量(ポップアップ角度)
を小さくできることにより、リード線のフォーミングの
負荷を軽減でき、断線等が生じるのを効果的に抑止する
ことができる。
【0064】なお、本実施の形態では、ストロボ発光部
14が回動してポップアップするタイプのカメラに本発
明を適用した例で説明したが、ストロボ発光部14がカ
メラボディ10Aの上面から垂直に移動してポップアッ
プするタイプのストロボ発光部にも有効に適用すること
ができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストロボ発光部の手前の部分が透明に形成されているた
め、当該部分を介して発光させたストロボ光を透過させ
ることができる。したがって、ストロボ発光部をカメラ
ボディの上面から完全に突出させなくても、ケラレを発
生させることなく、ストロボ光を照射できるので、スト
ロボ発光部のポップアップ量を必要最小限に抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のカメラの外観を示す正面斜視図
【図2】本実施の形態のカメラの外観を示す正面斜視図
【図3】本実施の形態のカメラの外観を示す背面斜視図
【図4】本実施の形態のカメラの分解斜視図
【図5】電鋳銘板とグリップカバーの構成を示す斜視図
【図6】カメラの側面部分断面図((a)は携帯時、
(b)は撮影時)
【図7】カメラの正面図((a)は携帯時、(b)は撮
影時)
【符号の説明】
10…カメラ、10A…カメラボディ、12…レンズ鏡
胴、14…ストロボ発光部、16…グリップ、18…フ
ァインダー窓、20…AE受光窓、21…AF窓受光
窓、22…AF投光窓、23…リモコン受光窓、24…
セルフタイマーランプ、26…レンズバリア、30…電
鋳銘板、30A…銘板部、30B…フランジ部、30b
…位置決め用切欠き、32…シャッターボタン、34…
ファインダ接眼窓、36…ズームレバー、38…プリン
トタイプ切替ツマミ、40…液晶パネル、42…デート
ボタン、44…MRCボタン、46…モードボタン、4
8…セルフタイマボタン、50…電源ボタン、52…電
池蓋、56…カメラ本体、60…リアカバー、62…フ
ロントカバー、62A…フロントカバー上面、62B…
フロントカバー下面、64…アクリルカバー、64A…
ストロボ窓部、66…金属カバー、68…グリップカバ
ー、68A…側面部、68B…グリップ部、68C1
68C2 …補強部、68D1 …位置決め穴、68D2
ネジ穴、68E…電鋳銘板取付穴、68F…接合部端
面、70…ズームレバー用開口、72…プリントタイプ
切替ツマミ用開口、74…液晶パネル用開口、76…デ
ートボタン用開口、78…MRCボタン用開口、80…
モードボタン用開口、82…セルフタイマボタン用開
口、84…電源ボタン用開口、86…ベース部材、88
…ベース部材、90…ストロボ用開口、94…ネジ穴、
96…ビス、98…電鋳銘板取付板、98A…銘板取付
部、98B…位置決め突起、98C…貫通穴、98D…
脚部、100…ピン、102…ストロボカバー、104
…発光管、106…反射傘、108…ピン、110…仕
切壁、112…電池室、114…電池、116…隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディの上面部からストロボ発光
    部が出没可能に設けられたカメラにおいて、 前記カメラボディの前面部には外装体の一部を構成する
    とともに、所定の窓部が透明に形成された窓部材が取り
    付けられ、該窓部材は前記ストロボ発光部の手前の部分
    が透明に形成され、ストロボ光の一部を透過させること
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記窓部材は、板状に形成された透明部
    材に前記窓部及び前記ストロボ発光部の手前の部分を除
    いて可視光カット印刷が施されていることを特徴とする
    請求項1に記載のカメラ。
JP2000276536A 2000-09-12 2000-09-12 カメラ Pending JP2002090841A (ja)

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