JP2002089523A - 止め具 - Google Patents

止め具

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JP2002089523A JP2000279733A JP2000279733A JP2002089523A JP 2002089523 A JP2002089523 A JP 2002089523A JP 2000279733 A JP2000279733 A JP 2000279733A JP 2000279733 A JP2000279733 A JP 2000279733A JP 2002089523 A JP2002089523 A JP 2002089523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆ピアス孔に最適な止め具の提供。 【解決手段】 自動車部品を保持する頭部と、パネルの
取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方
向に縦スリットを介して延びる一対の弾性係止壁を有し
て、該各弾性係止壁の上端縁を頭部側に連接し、同下端
縁同士をその先端において連接すると共に、各弾性係止
壁の上部外周面にパネルの取付孔の孔縁に係止する張出
肩部を形成した止め具において、上記一対の弾性係止壁
18の取付孔係止位置における断面の重心同士を結んだ
線L方向から見て、弾性係止壁18の重心中央部に対応
する張出肩部19の係止代Δ1と弾性係止壁18の両端
部に対応する張出肩部19の係止代Δ2とを均等となす
ことにより、弾性係止壁18の張出肩部19の係止代が
その全域において平準化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
内装部品や電装部品などを所定のパネルに固定する止め
具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種止め具として、意匠公報第
855669号の類似2に示すものが存する。該従来の
止め具は、自動車の内装部品たるトリムボードを固定す
るものとして開発されたもので、図5に示す如く、トリ
ムボードを保持する頭部1と、パネルの取付孔に係着す
る脚部2とから成り、前者の頭部1は、首部3を介して
離間する対の保持フランジ4・5とシールフランジ6と
を有し、後者の脚部2は、その軸線方向に縦スリット7
を介して延びる一対の弾性係止壁8を有して、該各弾性
係止壁8の上端縁は上記頭部1のシールフランジ6側に
連接され、同下端縁同士はその先端において連接される
と共に、各弾性係止壁8の上部外周面にパネルの取付孔
の孔縁に係止する張出肩部9を形成する構成となってい
る。
【0003】そして、実際の使用に際しては、図6に示
す如く、上記頭部1の保持フランジ4・5間にトリムボ
ードTを保持して、斯かる状態のまま、止め具の脚部2
をパネルP側に予め穿設されている取付孔H内に挿入す
ると、該脚部2の各弾性係止壁8が内側に撓んで取付孔
Hを通過して、各自の張出肩部9を取付孔Hの孔縁に係
止するので、これにより、トリムボードTをパネルP側
に固定することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の止め具
の下では、最終的には、トリムボードTをパネルP側に
ワンタッチで固定できる利点を有するが、反面、弾性係
止壁8とその張出肩部9とを同心円上に位置させた関係
で、弾性係止壁8が全体として撓む方向、即ち、一対の
弾性係止壁8の取付孔係止位置における断面の重心同士
を結ぶ線L方向から見た場合には、各弾性係止壁8の中
央部に対応する張出肩部9の係止代Δ1よりも、各弾性
係止壁8の両端部に対応する張出肩部9の係止代Δ2の
方が大きくなっている。
【0005】この為、パネルPの取付孔Hが止め具の挿
入側にバリを突出しない正ピアス孔のような場合にはそ
れ程問題とはならないが、特に、現今採用されている取
付孔Hが止め具の挿入側にバリを突出する逆ピアス孔の
ような場合には、取付孔Hに対する挿入時に、上記した
係止代Δ2が大きな弾性係止壁8の両端部に対応する張
出肩部9がバリにより削り取られてしまうので、これに
起因して、取付孔Hに対する引き抜き耐力が著しく低下
して、脚部2自体の取付孔に対する確実・強固な係着状
態が保障できなくなる恐れが十分に考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来止
め具の課題を有効に解決するために開発されたもので、
請求項1記載の発明は、自動車部品を保持する頭部と、
パネルの取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、そ
の軸線方向に縦スリットを介して延びる一対の弾性係止
壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁を頭部側に連接
し、同下端縁同士をその先端において連接すると共に、
各弾性係止壁の上部外周面にパネルの取付孔の孔縁に係
止する張出肩部を形成した止め具において、上記一対の
弾性係止壁の取付孔係止位置における断面の重心同士を
結ぶ線方向から見て、弾性係止壁の重心中央部に対応す
る張出肩部の係止代と弾性係止壁の両端部に対応する張
出肩部の係止代とを均等となす構成を採用した。
【0007】請求項2記載の発明は、自動車部品を保持
する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成
り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる
一対の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁を
頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接
すると共に、各弾性係止壁の上部外周面にパネルの取付
孔の孔縁に係止する張出肩部を形成した止め具におい
て、上記弾性係止壁の半径と張出肩部の半径とを同一寸
法に設定して、張出肩部の半径中心を一対の弾性係止壁
の取付孔係止位置における断面の重心同士を結ぶ線上に
位置させる構成を採用した。
【0008】請求項3記載の発明は、自動車部品を保持
する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成
り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる
一対の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁を
頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接
すると共に、各弾性係止壁の上部外周面にパネルの取付
孔の孔縁に係止する張出肩部を形成した止め具におい
て、上記弾性係止壁の半径と張出肩部の半径とを同一寸
法に設定して、張出肩部の半径中心を一対の弾性係止壁
の取付孔係止位置における断面の重心同士を結ぶ線上か
ら一側へ偏位させる一方、弾性係止壁の頭部側に連接さ
れる一側端部に横方向の切り欠きを設ける構成を採用し
た。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3を前提と
して、弾性係止壁の頭部側に連接される他側端部にも横
方向の切り欠きを設けて、該他側端部の切り欠きの深さ
よりも一側端部の切り欠きの深さを大きくする構成を採
用した。
【0010】依って、請求項1乃至請求項2記載の発明
にあっては、弾性係止壁の張出肩部の係止代がその全域
において平準化される関係で、例え、パネルの取付孔が
逆ピアス孔のような場合であっても、当該逆ピアス孔に
対する挿入時に、バリに強当たりする部分がなくなるの
で、弾性係止壁の張出肩部が削り取られることがなくな
る。従って、小さな挿入力で、止め具の脚部を取付孔に
挿入できることは言うまでもないが、特に、従来の如
く、取付孔に対する引き抜き耐力が著しく低下すること
がなくなるので、脚部自体の取付孔に対する確実・強固
な係着状態が保障できる。
【0011】請求項3記載の発明にあっては、張出肩部
の半径中心を一対の弾性係止壁の取付孔係止位置におけ
る断面の重心同士を結ぶ線上から一側へ偏位させた関係
で、その周方向において張出肩部の係止代が不均等とな
る場合でも、係止代が大きくなる弾性係止壁の頭部側に
連接される一側端部に横方向の切り欠きを設けて撓み易
くしているので、張出肩部の全域における撓み剛性を平
準化することが可能となる。従って、取付孔が逆ピアス
孔であっても、小さな挿入力で、止め具の脚部を取付孔
に挿入できることは言うまでもないが、やはり、従来の
如く、取付孔に対する引き抜き耐力が著しく低下するこ
とがなくなるので、脚部自体の取付孔に対する確実・強
固な係着状態が保障できる。
【0012】請求項4記載の発明にあっては、これに加
えて、係止代が小さくなる弾性係止壁の他側端部にも切
り欠きを設けることは、全体として見ると、引き抜き耐
力が低下する恐れはあるが、弾性係止壁の一側端部側の
みに切り欠きを設けて、当該切り欠きを大きくしすぎる
と、弾性係止壁の一側端部が取付孔の奥側に入り込んで
外せなくなる等の問題が生じるので、切り欠きを両側に
分散して、且つ、一側端部の切り欠きの深さを他側端部
のそれよりも大きくすることによって、総合的に優れた
止め具を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する各好適な
実施の形態に基づいて詳述すれば、各実施の形態に係る
止め具は、いずれも、合成樹脂の一体成形品で、具体的
には図示しないが、従来と同様に、トリムボードを保持
する頭部と、パネルの取付孔に係着する脚部とから成
り、脚部は、その軸線方向に縦スリットを介して延びる
一対の弾性係止壁を有して、該各弾性係止壁の上端縁を
頭部側に連接し、同下端縁同士をその先端において連接
すると共に、各弾性係止壁の上部外周面にパネルの取付
孔の孔縁に係止する張出肩部を形成する構成を前提とす
る。
【0014】そして、第一実施の形態にあっては、図1
に示す如く、一対の弾性係止壁18の取付孔係止位置に
おける断面の重心同士を結ぶ線L方向から見て、弾性係
止壁18の重心中央部に対応する張出肩部19の係止代
Δ1(0.5mm)と弾性係止壁18の両端部に対応す
る張出肩部19の係止代Δ2(0.5mm)とを均等と
なしたことを特徴とするものである。このことは、結果
的には、弾性係止壁18の半径Rと張出肩部19の半径
rとを同一寸法に設定して、張出肩部19の半径中心を
一対の弾性係止壁18の取付孔係止位置における断面の
重心同士を結ぶ線L上に位置させる構成として置き変え
ることができる。
【0015】依って、第一実施の形態に係る止め具の下
では、弾性係止壁18の張出肩部19の係止代がその全
域において平準化される関係で、例え、パネルの取付孔
が逆ピアス孔のような場合であっても、当該逆ピアス孔
に対する挿入時に、バリに強当たりする部分がなくなる
ので、弾性係止壁18の張出肩部19が削り取られるこ
とがなくなる。従って、小さな挿入力で、止め具の脚部
を取付孔に挿入できることは言うまでもないが、特に、
従来の如く、取付孔に対する引き抜き耐力が著しく低下
することがなくなるので、脚部自体の取付孔に対する確
実・強固な係着状態が保障できる。このことは、正ピア
ス孔を対象とした場合と逆ピアス孔を対象とした場合の
荷重を測定した図2の結果からも明らかである。
【0016】次に、第二実施の形態に係る止め具を説明
すると、該第二実施の形態のものは、図3に示す如く、
弾性係止壁18の半径Rと張出肩部19の半径rとを同
一寸法に設定する点では、第一実施の形態と同様である
が、張出肩部19の半径r中心を一対の弾性係止壁18
の取付孔係止位置における断面の重心同士を結ぶ線L上
から一側へ偏位させる一方、弾性係止壁18の頭部側に
連接される一側端部に横方向の切り欠き20aを設けた
ことを特徴とするものである。
【0017】依って、第二実施の形態に係る止め具の下
では、張出肩部19の半径r中心を一対の弾性係止壁1
8の取付孔係止位置における断面の重心同士を結ぶ線L
上から一側へ偏位させた関係で、張出肩部19の係止代
Δ3(0.591mm)・Δ4(0.548mm)・Δ
5(0.489mm)・Δ6(0.414mm)・Δ7
(0.318mm)が順に不均等となるが、係止代Δ3
が大きくなる弾性係止壁18の頭部側に連接される一側
端部に横方向の切り欠き20aを設けて撓み易くしてい
るので、張出肩部19の全域における撓み剛性を平準化
することが可能となる。従って、取付孔が逆ピアス孔で
あっても、小さな挿入力で、止め具の脚部を取付孔に挿
入できることは言うまでもないが、やはり、従来の如
く、取付孔に対する引き抜き耐力が著しく低下すること
がないので、脚部自体の取付孔に対する確実・強固な係
着状態が保障できる。
【0018】最後に、第三実施の形態に係る止め具を説
明すると、該第三実施の形態のものは、上記した第二実
施の形態をそのまま踏襲するものであるが、これに加え
て、図4に示す如く、弾性係止壁18の頭部側に連接さ
れる他側端部にも横方向の切り欠き20bを設けて、該
他側端部の切り欠き20bの深さよりも一側端部の切り
欠き20aの深さを大きくしたことを特徴とするもので
ある。
【0019】依って、第三実施の形態に係る止め具の下
では、係止代が小さくなる弾性係止壁18の他側端部に
も切り欠き20bを設けるので、全体として見ると、引
き抜き耐力が低下する恐れはあるが、弾性係止壁18の
一側端部側のみに切り欠き20aを設けて、当該切り欠
き20aを大きくしすぎると、弾性係止壁18の一側端
部が取付孔の奥側に入り込んで外せなくなる等の問題が
生じるので、切り欠き20a・20bを両側に分散し
て、且つ、一側端部の切り欠き20aの深さを他側端部
のそれよりも大きくすることによって、総合的に優れた
止め具を提供することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1乃至請求項2の下では、弾性係止壁の
張出肩部の係止代がその全域において平準化される関係
で、例え、パネルの取付孔が逆ピアス孔のような場合で
あっても、当該逆ピアス孔に対する挿入時に、バリに強
当たりする部分がなくなるので、弾性係止壁の張出肩部
が削り取られることがなくなる。従って、小さな挿入力
で、止め具の脚部を取付孔に挿入できることは言うまで
もないが、特に、従来の如く、取付孔に対する引き抜き
耐力が著しく低下することがなくなるので、脚部自体の
取付孔に対する確実・強固な係着状態が保障できる。
【0021】請求項3の下では、張出肩部の半径中心を
一対の弾性係止壁の取付孔係止位置における断面の重心
同士を結ぶ線上から一側へ偏位させた関係で、その周方
向において張出肩部の係止代が不均等となる場合でも、
係止代が大きくなる弾性係止壁の頭部側に連接される一
側端部に横方向の切り欠きを設けて撓み易くしているの
で、張出肩部の全域における撓み剛性を平準化すること
が可能となる。従って、取付孔が逆ピアス孔であって
も、小さな挿入力で、止め具の脚部を取付孔に挿入でき
ることは言うまでもないが、やはり、従来の如く、取付
孔に対する引き抜き耐力が著しく低下することがなくな
るので、脚部自体の取付孔に対する確実・強固な係着状
態が保障できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態に係る止め具の端面図
である。
【図2】(A)は正ピアス孔を対象とした荷重測定デー
ター、(B)は逆ピアス孔を対象とした荷重測定データ
ーである。
【図3】本発明の第二実施の形態に係る止め具の端面図
である。
【図4】本発明の第三実施の形態に係る止め具の端面図
である。
【図5】(A)は従来の止め具を示す正面図、(B)は
図5のAのA−A線端面図である。
【図6】従来の止め具を用いてトリムボードをパネルに
固定した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
18 弾性係止壁 19 張出肩部 20a 切り欠き 20b 切り欠き L 一対の弾性係止壁の取付孔係止位置における断
面の重心同士を結ぶ線 R 弾性係止壁の半径 r 張出肩部の半径

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車部品を保持する頭部と、パネルの
    取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方
    向に縦スリットを介して延びる一対の弾性係止壁を有し
    て、該各弾性係止壁の上端縁を頭部側に連接し、同下端
    縁同士をその先端において連接すると共に、各弾性係止
    壁の上部外周面にパネルの取付孔の孔縁に係止する張出
    肩部を形成した止め具において、上記一対の弾性係止壁
    の取付孔係止位置における断面の重心同士を結ぶ線方向
    から見て、弾性係止壁の重心中央部に対応する張出肩部
    の係止代と弾性係止壁の両端部に対応する張出肩部の係
    止代とを均等となしたことを特徴とする止め具。
  2. 【請求項2】 自動車部品を保持する頭部と、パネルの
    取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方
    向に縦スリットを介して延びる一対の弾性係止壁を有し
    て、該各弾性係止壁の上端縁を頭部側に連接し、同下端
    縁同士をその先端において連接すると共に、各弾性係止
    壁の上部外周面にパネルの取付孔の孔縁に係止する張出
    肩部を形成した止め具において、上記弾性係止壁の半径
    と張出肩部の半径とを同一寸法に設定して、張出肩部の
    半径中心を一対の弾性係止壁の取付孔係止位置における
    断面の重心同士を結ぶ線上に位置させたことを特徴とす
    る止め具。
  3. 【請求項3】 自動車部品を保持する頭部と、パネルの
    取付孔に係着する脚部とから成り、脚部は、その軸線方
    向に縦スリットを介して延びる一対の弾性係止壁を有し
    て、該各弾性係止壁の上端縁を頭部側に連接し、同下端
    縁同士をその先端において連接すると共に、各弾性係止
    壁の上部外周面にパネルの取付孔の孔縁に係止する張出
    肩部を形成した止め具において、上記弾性係止壁の半径
    と張出肩部の半径とを同一寸法に設定して、張出肩部の
    半径中心を一対の弾性係止壁の取付孔係止位置における
    断面の重心同士を結ぶ線上から一側へ偏位させる一方、
    弾性係止壁の頭部側に連接される一側端部に横方向の切
    り欠きを設けたことを特徴とする止め具。
  4. 【請求項4】 弾性係止壁の頭部側に連接される他側端
    部にも横方向の切り欠きを設けて、該他側端部の切り欠
    きの深さよりも一側端部の切り欠きの深さを大きくした
    ことを特徴とする請求項3記載の止め具。
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