JP2002087273A - 手押し車用制動装置 - Google Patents

手押し車用制動装置

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JP2002087273A
JP2002087273A JP2000274460A JP2000274460A JP2002087273A JP 2002087273 A JP2002087273 A JP 2002087273A JP 2000274460 A JP2000274460 A JP 2000274460A JP 2000274460 A JP2000274460 A JP 2000274460A JP 2002087273 A JP2002087273 A JP 2002087273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部の構造が非常に精巧に構成されている
ため装置全体の価格が幾分高価くなる。また、精巧な構
造のために操作には多少の慣れを必要とした。制動する
ためにブレーキ作用を行うときにも、制動とは反対にロ
ック状態の車を走行状態にするときにも、同様に操作レ
バー9を引くことが必要であり、使用者によっては、ブ
レーキ操作に混乱を起こすことも考えられる。 【解決手段】 操作部24が、ハンドル42と、ハンド
ル42へ固着されているグリップエンドハウジング44
と、枢動部材48であって該ハウジング44内に収容さ
れておりワイヤー28の端部を操作可能に支承している
ワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあ
るハンドブレーキレバー保持部48Bと有している概ね
L字形状を有しておりハウジング44に対して枢動可能
に保持されている枢動部材48と、ハンドブレーキレバ
ー保持部48Bへ保持されているハンドブレーキレバー
52と、該ハンドブレーキレバー52を押棒40へ掛け
止めしているフック部材54又はレバー操作部材72
と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、シルバ
ーカー又は老人車と呼称されている主に足腰に不安を感
じる年配者が買い物又は散歩等において使用するのに便
利な手押し車に関する。しかしながら、本発明の手押し
車は、シルバーカーに限定されること無く、ベビーカ
ー、ショッピングカー、歩行リハビリ用車両その他の手
押し車も含むものである。本発明は、より詳細には、当
該手押し車を制動するための装置を作動する手押し車制
動装置の作動手段に関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、先に、図8に示すような
手押し車1に搭載可能な新規な制動装置2について開示
した(特願2000−57382号)。この制動装置2
は、手押し車1へ装着されている操作部3と、手押し車
の車輪(通常、後部車輪)へ近接して装着されている作
動部4と、操作部3と作動部4とを連結する操作ワイヤ
ー5と、より構成されている。操作部3は、固定部材6
と、固定部材6に関して枢動可能となっている枢動部材
7と、枢動部材7に関して枢動可能となっているロック
部材8と、ロック部材8を枢動部材7へ対して弾接する
コイルバネ(図示なし)と、を有している。固定部材6
は手押し車1へ固定されており、枢動部材7は操作レバ
ー9の一端部を保持すると共に操作ワイヤー5の一端を
保持しており、ロック部材8が固定部材6へ対する枢動
部材7の位置を制御している。作動部4は、図9に示す
ように、コイルバネ10と、軸16周りに回動可能な制
動部材11と、を有している。制動部材11は、前方に
有って車輪(後輪)の外表面へ接触してブレーキ作用を
行うブレーキ片12と、後方に有って該ブレーキ片12
車輪の中心部から放射状に伸びている複数の係止部13
の間に入り込み車両を停止状態にロックするストッパー
片14と、を有しており、コイルバネ10の一端部が手
押し車1へ他端部が制動部材11の前端部へ保持されて
いる。
【0003】この制動装置2においては、操作部3は手
押し車1を構成している押棒15へ対して装着されてい
る。ブレーキ作動時には、自転車のブレーキ動作と同様
に操作レバー9を上方へ引き上げると、図9において、
ワイヤー5が上方へ引かれコイルバネ10の弾性力に抗
して制動部材11を、破線で示すような走行位置である
非作動位置から軸16周りに反時計方向に回転し、制動
部材11の前方部分に設けてあるブレーキ片12が車輪
の外表面へ接触しブレーキ作用を行うブレーキ作動状態
となり、こうして手押し車1を制動する。操作レバー9
を離すと、ブレーキ片12はバネ10によって非作動位
置まで戻される。一方、使用者が座部へ腰をおろすため
手押し車1を移動不能なロック状態とする場合には、操
作部3のロック部材8を固定部材6から手前に外す。こ
れにより制動部材11がバネ10の力により軸16の周
りを時計方向に回転し、制動部材11の後方部分に設け
てあるストッパー片14が車輪の係止部13間に入り込
み手押し車1は移動不能なロック状態となる。ロック状
態を解除するためには、操作レバー9を単に持ち上げれ
ばよい。
【0004】なお、この制動装置においては、通常の場
合ブレーキ動作及びロック動作が手押し車1の左右側車
輪において独立して作動するため、片効き状態になるこ
とがあるが、これをなくすための力分岐手段(例えば、
同一出願人の出願にかかる特願平10(1998)―2
89057参照)を装着すればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この制動装置2におい
ては、操作部3の構造が非常に精巧に構成されており、
そのため装置が幾分高価であった。また、精巧な構造の
ために操作には多少の慣れを必要とした。その上、手押
し車を制動するためにブレーキ作用を行うときにも、更
には制動とは反対にロック状態の車を走行状態にすると
きにも、同様に操作レバー9を引くことが必要である。
このため使用者によっては、ブレーキ操作に混乱を起こ
すことも考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】操作者が操作する操作部
24と、手押し車の車輪34へ直接作動する作動部26
と、操作部24と作動部26とを連結している操作ワイ
ヤー28と、により構成されている手押し車の制動装置
であって、操作部24が、ハンドル42であって下方部
分42Aと上方部分42Bとを有しているハンドル42
と、ハンドル42の上方部分に固着されているグリップ
エンドハウジング44と、枢動部材48であって該ハウ
ジング44内に収容されておりワイヤー28の端部を操
作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハウジン
グ44の下方外部にあるハンドブレーキレバー保持部4
8Bと有している概ねL字形状を有しておりハウジング
44に対して枢動可能に保持されている枢動部材48
と、ハンドブレーキレバー保持部48Bへ保持されてい
るハンドブレーキレバー52と、該ハンドブレーキレバ
ー52を押棒40へ掛け止めしているフック部材54
と、を有している。
【0007】また、別の操作部24は、押棒70と、押
棒70に固着されているグリップエンドハウジング44
と、枢動部材48であって該ハウジング44内に収容さ
れておりワイヤー28の端部を操作可能に支承している
ワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあ
るハンドブレーキレバー保持部48Bと有している概ね
L字形状を有しておりハウジング44に対して枢動可能
に保持されている枢動部材48と、ハンドブレーキレバ
ー保持部48Bへ保持されているハンドブレーキレバー
52と、該ハンドブレーキレバー52を非作動状態及び
ロック状態に変換するためのレバー操作部材72、を有
している。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本件発明にかかる制動装置
作動手段を装着した手押し車20の全体図を示してい
る。ここで制動装置22は、操作者が操作するための操
作部24と、車輪へ直接作動する作動部26と、操作部
24と作動部26とを連結している操作ワイヤー28
と、により構成されている。手押し車20の構造は、図
示のものに制限されるものではないが、シルバーカーの
場合には、概括的には、下端に前輪30を有している一
対の前脚32と、下端に後輪34を有している一対の後
脚36と、使用者がいつでもどこでも腰を卸すことが出
来るように前脚32及び又は後脚36へ枢支されている
座部38と、U字形状の押棒40と、を有しており、望
ましくは、全体を折り畳むことが出来るようなそれ自体
公知の構造を有している。また、作動部26の構成及び
作動は実質的に図8及び図9に示す作動部4の構成及び
作動と同一であるので、必要に応じて図8又は図9を参
照しながら述べる。
【0009】本件発明を構成している操作部24は押棒
40の上端部へ左右に一対設けてあるが、左右の操作部
は互いに同一の構造を有しているので、以下において
は、その一方についてのみ述べる。
【0010】操作部24は、ハンドル42であって押棒
40の側部に沿って上方へ向かって伸びている下方部分
42Aと手押し車20の後方へ向かって伸びている上方
部分42Bとを有しているハンドル42と、ハンドル4
2の上方部分の後端部に接着剤、ねじその他の固着手段
(図示無し)によって固着されているグリップエンドハ
ウジング44と、枢動部材48(図3)であって該ハウ
ジング44内に収容されており上部にワイヤー28の端
部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハ
ウジング44の下方外部にあり後述のハンドブレーキレ
バー52の端部を保持しているハンドブレーキレバー保
持部48Bとより成る概ねL字形状を有している枢動部
材48と、該枢動部材48のハンドブレーキ保持部48
Bへ端部がねじ等の固定具50によって固定されており
左右のハンドル42の上方部分42B及び押棒40の横
行部41に沿って伸び、左右の操作部24を互いに連結
している概ねU字形状をなすハンドブレーキレバー52
(図2)と、該ハンドブレーキレバー52を押棒40の
横行部41へ掛け止めしているフック部材54と、によ
り形成されている。
【0011】ここで、枢動部材48のワイヤー操作部4
8Aとブレーキ保持部48Bとのほぼ中間部には、孔が
形成されており、この孔はハウジング44の下方位置へ
形成した孔と整合しており、これらの孔にピン46が挿
通され、これによりワイヤー操作部48Aがハウジング
44内にて枢動可能となっている。
【0012】中空パイプから構成されているハンドル4
2の下方部分42Aの下端部には例えば合成樹脂素材に
よって成形されたパイプエンド56が装着され、使用者
がハンドル端部によって怪我をしないように保護してい
る。このパイプエンド56は、かしめピン等の止め具5
8によってハンドル42と押棒40とに一緒に固着され
ている。更に、該ハンドル42の下方部分42Aの下端
の僅かに上方の位置は帯金状のコネクター又はピン等の
接続手段60によって押棒40へ接続されている。これ
により、ハンドル42は確実に押棒40へ連結されてい
る。
【0013】ワイヤー操作部48Aへ一端部が保持され
ているワイヤー28は、ハウジング44を通り中空ハン
ドル42の内部を通り、パイプエンド56を介して伸
び、次いで図8又は図9に示すように作動部4を構成し
ている制動部材11へ対して取り付けてある。
【0014】ワイヤー28はハンドブレーキレバー52
が非作動時には作動部4(図9)のばね10によって下
方へ引かれている。このため、枢動部材48のワイヤー
操作部48Aが軸46の回りに反時計方向へ引かれてい
るが、該枢動部材48のレバー保持部48Bから伸びて
いるハンドブレーキレバー52が、図3に示すように、
押棒40の横行部41に係止されているフック部材54
によって保持され、実線で示す位置(図3参照)へ支持
され、こうして反時計方向への回転が阻止されている。
また、これに伴ない作動部4の制動部材11は、図9に
破線で示す非作動位置へ保持される。手押し車20の走
行時には、制動部材11は図9に示す破線位置を、ブレ
ーキレバー52及び枢動部材48は図3に実線にて示す
位置を保持している。
【0015】走行中に、ブレーキ作動を必要とする場合
には、図3にて実線で示す位置に有るハンドブレーキレ
バー52を軸46の周りに時計方向に回転し、52aで
示す位置まで上方へ引き上げる。この結果、枢動部材4
8もピン46の周りを時計方向に48aで示す位置まで
回転し、ワイヤー28をハンドル42内にて図3におい
て右方へ引き寄せる。このため、ワイヤー28が引き上
げられ、図9に示す制動部材11が破線で示す位置から
軸16の周りを反時計方向へ回転して、制動部材11の
ブレーキ片12が車輪34の外表面へ接触し、制動作用
が行われる。
【0016】その後、ブレーキレバー52を解放すれ
ば、該レバーはバネ10の作用によって図3に示す実線
位置(初期位置)へ戻る。一方、制動部材11も図9に
示す破線位置(初期位置)へ戻る。
【0017】もし手押し車20を、例えば使用者が座部
へ腰をおろすために、移動不能なロック状態にするため
には、図1においてフック部材54を矢印62方向へ手
で回転する。その結果、ハンドブレーキレバー52がば
ね10の弾性力によって下方へ引かれ、図3において、
符号52bで示す位置まで移動する。同時に枢動部材4
8のワイヤー操作部48Aが48bで示す位置まで移動
する。このため、図9において制動部材11が実線位置
まで移動して、ストッパー片14が車輪の係止部13間
へ嵌合し、車輪が移動不能となる。この状態が車輌のロ
ック状態である。かかる状態に操作した後、操作者は手
押し車20の座部38へ安全に腰をおろすことが出来る
のである。
【0018】休息後、手押し車20を再度移動する場合
にはロック状態を解除する必要がある。このためには、
単に、図3の52bの位置にあるハンドブレーキレバー
52を上方へ引き上げ、フック部材54を図3に示す位
置まで下ろして,当該フック部材54へハンドブレーキ
レバー52を掛け止め、図3の実線位置へ戻す。
【0019】本発明において、もし手押し車20を幅方
向に折り畳み可能なものとする場合には図2に示すよう
な幅方向にU字形状に伸びる横行部41を有する押棒4
0は使用出来ない。このような場合には、上方へ伸びる
押棒に対してハンドル42の上方部分42bを直接取付
る。更にU字形状のハンドブレーキレバー52を前記ハ
ンドル42の上方部分42Bに並置する位置にて切断
し、かつ当該ハンドル42の上方部分42Bにフック部
材54を装着すれば、上述と同様な作用効果を得ること
が出来る。
【0020】図5−図7は幅方向に折り畳み可能な手押
し車に装着され得る更に別の実施例で、フック部材を全
く使用しない場合の本件発明実施例について述べてい
る。即ち、図5は図3に類似した図面であり、押棒70
の上部を手押し車の中央軸線から側方にあたかも図2に
おいて線3−3に沿って見たと同様の図である。但し、
図5が図3と異なる点は、図5の実施例においては押棒
70に横行部及びフック部材がないことである。しかし
その他の大部分は、図3と同様であるため、図3の実施
例と同一の部材には、図3と同様の符号を付して述べ
る。
【0021】ハンドブレーキレバー52を水平位置(非
作動位置)及びロック位置52bに操作するために、図
5−図7の実施例においてはレバー操作部材72がハウ
ジング44へ装着されている。即ち、このレバー操作部
材72は、概ねU字形状の剛性部材74と、該剛性部材
74を包囲している長円形の回転体76と、より形成さ
れている。ハウジング44に設けた孔を貫通している不
等長U字形部材である剛性部材74の長い方の脚の端部
にはプッシュナットその他の抜け防止部材78が取付て
あり、剛性部材74がハウジング44から抜け出さない
ようになっている。更にこの剛性部材74は、該長い方
の脚の周りに、短い方の脚が回転可能となっている。回
転体76が剛性部材74のU字形部分を含んで取付てあ
り、該回転体76を回動することにより剛性部材74が
長い方の脚を中心に回転する。図5において、剛性部材
74の長い方の脚を白丸にて、短い方の脚を黒丸にて示
す。例えば、回転体76を略3時の位置へ調整すると、
短い方の脚(黒丸)が横方向に略3時の位置に位置し、
このためワイヤー操作部48Aがピン46の周りに時計
方向へ押し付けられ、ハンドブレーキレバー52が水平
位置をとる。この状態は走行状態であり、制動部材11
は全く機能していない位置である。もし、走行中にブレ
ーキを掛けたいときには、この位置でハンドブレーキレ
バー52を52aの位置まで引き上げればよい。一方、
手押し車20をロック状態にして座部へ腰をおろしたい
時には、回転体76を12時の位置まで立ち上げる。こ
れにより短脚は12時の位置へ移動し、レバーは52b
の位置へ、ワイヤー操作部48Aは48bで示す位置ま
で移行し、ロック位置が獲得される。ロック位置を解除
するためには、回転体76を3時の位置へ戻す。
【0022】
【発明の効果】本件発明の制動装置における操作部にお
いては、ハンドブレーキレバー52が押棒の横行部41
及び左右のハンドル42の何れの部分にも接近した位置
に配置されており、そのため、使用者は、走行時に手を
押棒又は左右のハンドルの何れの場所においた場合に
も、容易に迅速にブレーキ操作が出来る(図1−図
4)。また、操作部24の構造が簡便に成ったので、軽
量化、操作の容易性、安全性がより一層確実に達成する
ことが可能となった。
【0023】また本発明の操作手段は公知の各種の手押
し車へ自由に装備することが可能である汎用性のある操
作手段を提供することが出来る。更に本件発明の操作手
段は、上述のシルバーカーのみならず、ベビーカー、シ
ョッピングカーその他の手押し車にも便利に使用出来
る。
【0024】また、この操作手段は、フック部材54の
様な古来からの掛け止め手段を使用しているので、その
取り扱いが目視的に認識出来、よって、年配者にも容易
に使用出来るものである。
【0025】更に、別の実施例(図5−図7)において
は、操作手段が左右のハンドルにそれぞれ装着されてい
るが、ロック状態及びその解除がレバーとは別個に設け
られた回転体によって達成されるので、使用者が操作に
混乱を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明にかかる操作手段を装着した手押し車
の側面図である。
【図2】本件発明にかかる操作手段の部分拡大図であ
る。
【図3】図2の矢線3−3に沿って見た一部断面にて示
す図である。
【図4】図3の矢線4−4に沿って見た図である。
【図5】本件発明の別の実施例を示す図3と同様の図で
ある。
【図6】図5の矢線6−6に沿って見た図である。
【図7】図6の矢線7−7に沿って見た図である。
【図8】先に出願した制動装置を具備している手押し車
の例を示す図1と同様の図である。
【図9】図8に示す制動装置の作動部を示す拡大図であ
る。
【符号の説明】
20:手押し車 22:制動装置 24:操作部 26:作動部 28:操作ワイヤー 40:押棒 41:横行部 42:ハンドル 44:ハウジング 52:ハンドブレー
キレバー 54:フック部材 70:押棒 72:レバー操作部材 74:剛性部材 76:回転体 78:抜け防止部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手押し車20用の制動装置22であっ
    て、操作者が操作する操作部24と、手押し車の車輪3
    4へ直接作動する作動部26と、操作部24と作動部2
    6とを連結している操作ワイヤー28と、により構成さ
    れている制動装置であって、 操作部24が、ハンドル42であって下方部分42Aと
    上方部分42Bとを有しているハンドル42と、ハンド
    ル42の上方部分に固着されているグリップエンドハウ
    ジング44と、枢動部材48であって該ハウジング44
    内に収容されておりワイヤー28の端部を操作可能に支
    承しているワイヤー操作部48Aとハウジング44の下
    方外部にあるハンドブレーキレバー保持部48Bと有し
    ている概ねL字形状を有しておりハウジング44に対し
    て枢動可能に保持されている枢動部材48と、ハンドブ
    レーキレバー保持部48Bへ保持されているハンドブレ
    ーキレバー52と、該ハンドブレーキレバー52を押棒
    40へ掛け止めしているフック部材54と、を有してい
    ることを特徴とする、手押し車用の制動装置。
  2. 【請求項2】 ハンドル42が中空パイプから構成され
    ており、かつ手押し車の押棒へ対して固定保持されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の手押し車用の制動
    装置。
  3. 【請求項3】 手押し車が走行状態に有るとき、ハンド
    ブレーキレバー52がフック部材54へ掛け止めされた
    位置に有ることを特徴とする請求項1又は2に記載の手
    押し車用の制動装置。
  4. 【請求項4】 フック部材54へ掛け止めされた位置に
    有る状態のハンドブレーキレバー52を引き上げること
    によりブレーキ作用が達成され、ハンドブレーキレバー
    52を掛け止めしているフック部材54を該ハンドブレ
    ーキレバーから解除することによりロック作用が達成さ
    れることを特徴とする請求項1〜3の何れか1に記載の
    手押し車用の制動装置。
  5. 【請求項5】 手押し車20用の制動装置22であっ
    て、操作者が操作する操作部24と、手押し車の車輪3
    4へ直接作動する作動部26と、操作部24と作動部2
    6とを連結している操作ワイヤー28と、により構成さ
    れている制動装置であって、 操作部24が、押棒70と、押棒70に固着されている
    グリップエンドハウジング44と、枢動部材48であっ
    て該ハウジング44内に収容されておりワイヤー28の
    端部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aと
    ハウジング44の下方外部にあるハンドブレーキレバー
    保持部48Bと有している概ねL字形状を有しておりハ
    ウジング44に対して枢動可能に保持されている枢動部
    材48と、ハンドブレーキレバー保持部48Bへ保持さ
    れているハンドブレーキレバー52と、該ハンドブレー
    キレバー52を非作動状態及びロック状態に変換するた
    めのレバー操作部材72、を有していることを特徴とす
    る、手押し車用の制動装置。
  6. 【請求項6】 レバー操作部材72が、不等長脚を有す
    るU字形状剛性部材74と回転体76とよりなり、回転
    体76を回転移動することにより剛性部材74の短脚が
    長脚の周りを回転し、これにより枢動部材48の位置が
    調整されることを特徴とする請求項5に記載の手押し車
    用の制動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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