JP4573414B2 - 手押し車用制動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般には、シルバーカー又は老人車と呼称されている主に足腰に不安を感じる年配者が買い物又は散歩等において使用するのに便利な手押し車に関する。しかしながら、本発明の手押し車は、シルバーカーに限定されること無く、ベビーカー、ショッピングカー、歩行リハビリ用車両その他の手押し車も含むものである。本発明は、より詳細には、当該手押し車を制動するための装置を作動する手押し車制動装置の作動手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
本件出願人は、先に、図8に示すような手押し車1に搭載可能な新規な制動装置2について開示した(特願2000−57382号)。この制動装置2は、手押し車1へ装着されている操作部3と、手押し車の車輪(通常、後部車輪)へ近接して装着されている作動部4と、操作部3と作動部4とを連結する操作ワイヤー5と、より構成されている。操作部3は、固定部材6と、固定部材6に関して枢動可能となっている枢動部材7と、枢動部材7に関して枢動可能となっているロック部材8と、ロック部材8を枢動部材7へ対して弾接するコイルバネ(図示なし)と、を有している。固定部材6は手押し車1へ固定されており、枢動部材7は操作レバー9の一端部を保持すると共に操作ワイヤー5の一端を保持しており、ロック部材8が固定部材6へ対する枢動部材7の位置を制御している。作動部4は、図9に示すように、コイルバネ10と、軸16周りに回動可能な制動部材11と、を有している。制動部材11は、前方に有って車輪(後輪)の外表面へ接触してブレーキ作用を行うブレーキ片12と、後方に有って該ブレーキ片12車輪の中心部から放射状に伸びている複数の係止部13の間に入り込み車両を停止状態にロックするストッパー片14と、を有しており、コイルバネ10の一端部が手押し車1へ他端部が制動部材11の前端部へ保持されている。
【0003】
この制動装置2においては、操作部3は手押し車1を構成している押棒15へ対して装着されている。ブレーキ作動時には、自転車のブレーキ動作と同様に操作レバー9を上方へ引き上げると、図9において、ワイヤー5が上方へ引かれコイルバネ10の弾性力に抗して制動部材11を、破線で示すような走行位置である非作動位置から軸16周りに反時計方向に回転し、制動部材11の前方部分に設けてあるブレーキ片12が車輪の外表面へ接触しブレーキ作用を行うブレーキ作動状態となり、こうして手押し車1を制動する。操作レバー9を離すと、ブレーキ片12はバネ10によって非作動位置まで戻される。一方、使用者が座部へ腰をおろすため手押し車1を移動不能なロック状態とする場合には、操作部3のロック部材8を固定部材6から手前に外す。これにより制動部材11がバネ10の力により軸16の周りを時計方向に回転し、制動部材11の後方部分に設けてあるストッパー片14が車輪の係止部13間に入り込み手押し車1は移動不能なロック状態となる。ロック状態を解除するためには、操作レバー9を単に持ち上げればよい。
【0004】
なお、この制動装置においては、通常の場合ブレーキ動作及びロック動作が手押し車1の左右側車輪において独立して作動するため、片効き状態になることがあるが、これをなくすための力分岐手段(例えば、同一出願人の出願にかかる特願平10(1998)―289057参照)を装着すればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この制動装置2においては、操作部3の構造が非常に精巧に構成されており、そのため装置が幾分高価であった。また、精巧な構造のために操作には多少の慣れを必要とした。その上、手押し車を制動するためにブレーキ作用を行うときにも、更には制動とは反対にロック状態の車を走行状態にするときにも、同様に操作レバー9を引くことが必要である。このため使用者によっては、ブレーキ操作に混乱を起こすことも考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
操作者が操作する操作部24と、手押し車の車輪34へ直接作動する作動部26と、操作部24と作動部26とを連結している操作ワイヤー28と、により構成されている手押し車の制動装置であって、操作部24が、ハンドル42であって下方部分42Aと上方部分42Bとを有しているハンドル42と、ハンドル42の上方部分に固着されているグリップエンドハウジング44と、枢動部材48であって該ハウジング44内に収容されておりワイヤー28の端部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあるハンドブレーキレバー保持部48Bと有している概ねL字形状を有しておりハウジング44に対して枢動可能に保持されている枢動部材48と、ハンドブレーキレバー保持部48Bへ保持されているハンドブレーキレバー52と、該ハンドブレーキレバー52を押棒40へ掛け止めしているフック部材54と、を有している。
【0007】
また、別の操作部24は、押棒70と、押棒70に固着されているグリップエンドハウジング44と、枢動部材48であって該ハウジング44内に収容されておりワイヤー28の端部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあるハンドブレーキレバー保持部48Bと有している概ねL字形状を有しておりハウジング44に対して枢動可能に保持されている枢動部材48と、ハンドブレーキレバー保持部48Bへ保持されているハンドブレーキレバー52と、該ハンドブレーキレバー52を非作動状態及びロック状態に変換するためのレバー操作部材72、を有している。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本件発明にかかる制動装置作動手段を装着した手押し車20の全体図を示している。ここで制動装置22は、操作者が操作するための操作部24と、車輪へ直接作動する作動部26と、操作部24と作動部26とを連結している操作ワイヤー28と、により構成されている。手押し車20の構造は、図示のものに制限されるものではないが、シルバーカーの場合には、概括的には、下端に前輪30を有している一対の前脚32と、下端に後輪34を有している一対の後脚36と、使用者がいつでもどこでも腰を卸すことが出来るように前脚32及び又は後脚36へ枢支されている座部38と、U字形状の押棒40と、を有しており、望ましくは、全体を折り畳むことが出来るようなそれ自体公知の構造を有している。また、作動部26の構成及び作動は実質的に図8及び図9に示す作動部4の構成及び作動と同一であるので、必要に応じて図8又は図9を参照しながら述べる。
【0009】
本件発明を構成している操作部24は押棒40の上端部へ左右に一対設けてあるが、左右の操作部は互いに同一の構造を有しているので、以下においては、その一方についてのみ述べる。
【0010】
操作部24は、ハンドル42であって押棒40の側部に沿って上方へ向かって伸びている下方部分42Aと手押し車20の後方へ向かって伸びている上方部分42Bとを有しているハンドル42と、ハンドル42の上方部分の後端部に接着剤、ねじその他の固着手段(図示無し)によって固着されているグリップエンドハウジング44と、枢動部材48(図3)であって該ハウジング44内に収容されており上部にワイヤー28の端部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあり後述のハンドブレーキレバー52の端部を保持しているハンドブレーキレバー保持部48Bとより成る概ねL字形状を有している枢動部材48と、該枢動部材48のハンドブレーキ保持部48Bへ端部がねじ等の固定具50によって固定されており左右のハンドル42の上方部分42B及び押棒40の横行部41に沿って伸び、左右の操作部24を互いに連結している概ねU字形状をなすハンドブレーキレバー52(図2)と、該ハンドブレーキレバー52を押棒40の横行部41へ掛け止めしているフック部材54と、により形成されている。
【0011】
ここで、枢動部材48のワイヤー操作部48Aとブレーキ保持部48Bとのほぼ中間部には、孔が形成されており、この孔はハウジング44の下方位置へ形成した孔と整合しており、これらの孔にピン46が挿通され、これによりワイヤー操作部48Aがハウジング44内にて枢動可能となっている。
【0012】
中空パイプから構成されているハンドル42の下方部分42Aの下端部には例えば合成樹脂素材によって成形されたパイプエンド56が装着され、使用者がハンドル端部によって怪我をしないように保護している。このパイプエンド56は、かしめピン等の止め具58によってハンドル42と押棒40とに一緒に固着されている。更に、該ハンドル42の下方部分42Aの下端の僅かに上方の位置は帯金状のコネクター又はピン等の接続手段60によって押棒40へ接続されている。これにより、ハンドル42は確実に押棒40へ連結されている。
【0013】
ワイヤー操作部48Aへ一端部が保持されているワイヤー28は、ハウジング44を通り中空ハンドル42の内部を通り、パイプエンド56を介して伸び、次いで図8又は図9に示すように作動部4を構成している制動部材11へ対して取り付けてある。
【0014】
ワイヤー28はハンドブレーキレバー52が非作動時には作動部4(図9)のばね10によって下方へ引かれている。このため、枢動部材48のワイヤー操作部48Aが軸46の回りに反時計方向へ引かれているが、該枢動部材48のレバー保持部48Bから伸びているハンドブレーキレバー52が、図3に示すように、押棒40の横行部41に係止されているフック部材54によって保持され、実線で示す位置(図3参照)へ支持され、こうして反時計方向への回転が阻止されている。また、これに伴ない作動部4の制動部材11は、図9に破線で示す非作動位置へ保持される。手押し車20の走行時には、制動部材11は図9に示す破線位置を、ブレーキレバー52及び枢動部材48は図3に実線にて示す位置を保持している。
【0015】
走行中に、ブレーキ作動を必要とする場合には、図3にて実線で示す位置に有るハンドブレーキレバー52を軸46の周りに時計方向に回転し、52aで示す位置まで上方へ引き上げる。この結果、枢動部材48もピン46の周りを時計方向に48aで示す位置まで回転し、ワイヤー28をハンドル42内にて図3において右方へ引き寄せる。このため、ワイヤー28が引き上げられ、図9に示す制動部材11が破線で示す位置から軸16の周りを反時計方向へ回転して、制動部材11のブレーキ片12が車輪34の外表面へ接触し、制動作用が行われる。
【0016】
その後、ブレーキレバー52を解放すれば、該レバーはバネ10の作用によって図3に示す実線位置(初期位置)へ戻る。一方、制動部材11も図9に示す破線位置(初期位置)へ戻る。
【0017】
もし手押し車20を、例えば使用者が座部へ腰をおろすために、移動不能なロック状態にするためには、図1においてフック部材54を矢印62方向へ手で回転する。その結果、ハンドブレーキレバー52がばね10の弾性力によって下方へ引かれ、図3において、符号52bで示す位置まで移動する。同時に枢動部材48のワイヤー操作部48Aが48bで示す位置まで移動する。このため、図9において制動部材11が実線位置まで移動して、ストッパー片14が車輪の係止部13間へ嵌合し、車輪が移動不能となる。この状態が車輌のロック状態である。かかる状態に操作した後、操作者は手押し車20の座部38へ安全に腰をおろすことが出来るのである。
【0018】
休息後、手押し車20を再度移動する場合にはロック状態を解除する必要がある。このためには、単に、図3の52bの位置にあるハンドブレーキレバー52を上方へ引き上げ、フック部材54を図3に示す位置まで下ろして,当該フック部材54へハンドブレーキレバー52を掛け止め、図3の実線位置へ戻す。
【0019】
本発明において、もし手押し車20を幅方向に折り畳み可能なものとする場合には図2に示すような幅方向にU字形状に伸びる横行部41を有する押棒40は使用出来ない。このような場合には、上方へ伸びる押棒に対してハンドル42の上方部分42bを直接取付る。更にU字形状のハンドブレーキレバー52を前記ハンドル42の上方部分42Bに並置する位置にて切断し、かつ当該ハンドル42の上方部分42Bにフック部材54を装着すれば、上述と同様な作用効果を得ることが出来る。
【0020】
図5−図7は幅方向に折り畳み可能な手押し車に装着され得る更に別の実施例で、フック部材を全く使用しない場合の本件発明実施例について述べている。即ち、図5は図3に類似した図面であり、押棒70の上部を手押し車の中央軸線から側方にあたかも図2において線3−3に沿って見たと同様の図である。但し、図5が図3と異なる点は、図5の実施例においては押棒70に横行部及びフック部材がないことである。しかしその他の大部分は、図3と同様であるため、図3の実施例と同一の部材には、図3と同様の符号を付して述べる。
【0021】
ハンドブレーキレバー52を水平位置(非作動位置)及びロック位置52bに操作するために、図5−図7の実施例においてはレバー操作部材72がハウジング44へ装着されている。即ち、このレバー操作部材72は、概ねU字形状の剛性部材74と、該剛性部材74を包囲している長円形の回転体76と、より形成されている。ハウジング44に設けた孔を貫通している不等長U字形部材である剛性部材74の長い方の脚の端部にはプッシュナットその他の抜け防止部材78が取付てあり、剛性部材74がハウジング44から抜け出さないようになっている。更にこの剛性部材74は、該長い方の脚の周りに、短い方の脚が回転可能となっている。回転体76が剛性部材74のU字形部分を含んで取付てあり、該回転体76を回動することにより剛性部材74が長い方の脚を中心に回転する。図5において、剛性部材74の長い方の脚を白丸にて、短い方の脚を黒丸にて示す。例えば、回転体76を略3時の位置へ調整すると、短い方の脚(黒丸)が横方向に略3時の位置に位置し、このためワイヤー操作部48Aがピン46の周りに時計方向へ押し付けられ、ハンドブレーキレバー52が水平位置をとる。この状態は走行状態であり、制動部材11は全く機能していない位置である。もし、走行中にブレーキを掛けたいときには、この位置でハンドブレーキレバー52を52aの位置まで引き上げればよい。一方、手押し車20をロック状態にして座部へ腰をおろしたい時には、回転体76を12時の位置まで立ち上げる。これにより短脚は12時の位置へ移動し、レバーは52bの位置へ、ワイヤー操作部48Aは48bで示す位置まで移行し、ロック位置が獲得される。ロック位置を解除するためには、回転体76を3時の位置へ戻す。
【0022】
【発明の効果】
本件発明の制動装置における操作部においては、ハンドブレーキレバー52が押棒の横行部41及び左右のハンドル42の何れの部分にも接近した位置に配置されており、そのため、使用者は、走行時に手を押棒又は左右のハンドルの何れの場所においた場合にも、容易に迅速にブレーキ操作が出来る(図1−図4)。また、操作部24の構造が簡便に成ったので、軽量化、操作の容易性、安全性がより一層確実に達成することが可能となった。
【0023】
また本発明の操作手段は公知の各種の手押し車へ自由に装備することが可能である汎用性のある操作手段を提供することが出来る。更に本件発明の操作手段は、上述のシルバーカーのみならず、ベビーカー、ショッピングカーその他の手押し車にも便利に使用出来る。
【0024】
また、この操作手段は、フック部材54の様な古来からの掛け止め手段を使用しているので、その取り扱いが目視的に認識出来、よって、年配者にも容易に使用出来るものである。
【0025】
更に、別の実施例(図5−図7)においては、操作手段が左右のハンドルにそれぞれ装着されているが、ロック状態及びその解除がレバーとは別個に設けられた回転体によって達成されるので、使用者が操作に混乱を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明にかかる操作手段を装着した手押し車の側面図である。
【図2】本件発明にかかる操作手段の部分拡大図である。
【図3】図2の矢線3−3に沿って見た一部断面にて示す図である。
【図4】図3の矢線4−4に沿って見た図である。
【図5】本件発明の別の実施例を示す図3と同様の図である。
【図6】図5の矢線6−6に沿って見た図である。
【図7】図6の矢線7−7に沿って見た図である。
【図8】先に出願した制動装置を具備している手押し車の例を示す図1と同様の図である。
【図9】図8に示す制動装置の作動部を示す拡大図である。
【符号の説明】
20:手押し車 22:制動装置
24:操作部 26:作動部
28:操作ワイヤー 40:押棒
41:横行部 42:ハンドル
44:ハウジング 52:ハンドブレーキレバー
54:フック部材 70:押棒
72:レバー操作部材 74:剛性部材
76:回転体 78:抜け防止部材

Claims (4)

  1. 手押し車20用の制動装置22であって、
    操作者が操作する操作部24と、
    手押し車の車輪34へ直接作動する作動部26と、
    操作部24と作動部26とを連結している操作ワイヤー28と、
    により構成されている制動装置であって、
    前記手押し車20はU字形状の押棒40を有しており、
    操作部24が、
    左右一対のハンドル42であって前記押棒40の側部に沿って上方へ向かって延びている下方部分42Aと上方部分42Bとを有している左右一対のハンドル42と、
    ハンドル42の上方部分に固着されているグリップエンドハウジング44と、
    枢動部材48であって該ハウジング44内に収容されておりワイヤー28の端部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあるハンドブレーキレバー保持部48Bとを有している概ねL字形状を有しておりハウジング44に対して枢動可能に保持されている枢動部材48と、
    ハンドブレーキレバー保持部48Bへ保持されているハンドブレーキレバー52であって、前記左右一対のハンドル42の前記上方部分42B及び前記押棒40の横行部に沿って伸び、U字形状をなすハンドブレーキレバー52と、
    該ハンドブレーキレバー52を前記押棒40の前記横行部へ掛け止めしているフック部材54と、を有し
    前記手押し車が走行状態に有るとき、前記ハンドブレーキレバー52がフック部材54へ掛け止めされた位置に有ることを特徴とする、手押し車用の制動装置。
  2. ハンドル42が中空パイプから構成されており、かつ手押し車の押棒へ対して固定保持されていることを特徴とする請求項1に記載の手押し車用の制動装置。
  3. フック部材54へ掛け止めされた位置に有る状態のハンドブレーキレバー52を引き上げることによりブレーキ作用が達成され、ハンドブレーキレバー52を掛け止めしているフック部材54を該ハンドブレーキレバーから解除することによりロック作用が達成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の手押し車用の制動装置。
  4. 手押し車20用の制動装置22であって、
    操作者が操作する操作部24と、
    手押し車の車輪34へ直接作動する作動部26と、
    操作部24と作動部26とを連結している操作ワイヤー28と、
    により構成されている制動装置であって、
    操作部24が、
    押棒70と、
    押棒70に固着されているグリップエンドハウジング44と、
    枢動部材48であって該ハウジング44内に収容されておりワイヤー28の端部を操作可能に支承しているワイヤー操作部48Aとハウジング44の下方外部にあるハンドブレーキレバー保持部48Bとを有している概ねL字形状を有しておりハウジング44に対して枢動可能に保持されている枢動部材48と、
    ハンドブレーキレバー保持部48Bへ保持されているハンドブレーキレバー52と、
    該ハンドブレーキレバー52を非作動状態及びロック状態に変換するためのレバー操作部材72、を有し
    前記レバー操作部材72が、不等長脚を有するU字形状剛性部材74と回転体76とよりなり、回転体76を回転移動することにより剛性部材74の短脚が長脚の周りを回転し、
    前記回転体76を水平の位置へ調整すると、前記手押し車が走行状態となり、前記回転体77を垂直の位置へ立ち上げると、前記手押し車がロック状態となることを特徴とする、手押し車用の制動装置。
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