JP2002087166A - 自動車のラゲージフロア装置 - Google Patents
自動車のラゲージフロア装置Info
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- JP2002087166A JP2002087166A JP2000283688A JP2000283688A JP2002087166A JP 2002087166 A JP2002087166 A JP 2002087166A JP 2000283688 A JP2000283688 A JP 2000283688A JP 2000283688 A JP2000283688 A JP 2000283688A JP 2002087166 A JP2002087166 A JP 2002087166A
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- luggage floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラゲージルームへの荷物の出し入れが容易な
自動車のラゲージフロア装置を提供する。 【解決手段】 ラゲージルーム２の床面に開口された開
口部２ｃを塞ぐように設けられたラゲージフロア４と、
ラゲージフロア４を上下方向へ開閉自在、及び前後方向
へスライド自在に支承するフロア支持手段５とより構成
したもので、ラゲージルーム２内に荷物を積み込んだ
り、ラゲージルーム２内に積み込まれた荷物を下ろす場
合、ラゲージルーム２内よりラゲージフロア４を後方へ
引き出すことにより、荷物の積み下ろしが腰をかがめず
に行えるため、重い荷物でも容易にラゲージルーム２へ
出し入れできるようになる。
自動車のラゲージフロア装置を提供する。 【解決手段】 ラゲージルーム２の床面に開口された開
口部２ｃを塞ぐように設けられたラゲージフロア４と、
ラゲージフロア４を上下方向へ開閉自在、及び前後方向
へスライド自在に支承するフロア支持手段５とより構成
したもので、ラゲージルーム２内に荷物を積み込んだ
り、ラゲージルーム２内に積み込まれた荷物を下ろす場
合、ラゲージルーム２内よりラゲージフロア４を後方へ
引き出すことにより、荷物の積み下ろしが腰をかがめず
に行えるため、重い荷物でも容易にラゲージルーム２へ
出し入れできるようになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はラゲージルームへの
荷物の出し入れが容易な自動車のラゲージフロア装置に
関する。
荷物の出し入れが容易な自動車のラゲージフロア装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来自動車の車体後部に設けられたラゲ
ージルームａには、図７に示すように上下方向に開閉自
在なラゲージフロアｂを設けたものがある。
ージルームａには、図７に示すように上下方向に開閉自
在なラゲージフロアｂを設けたものがある。
【０００３】前記ラゲージフロアｂは、平時は図７の実
線で示すように閉鎖状態にあって、ラゲージフロアｂ上
に荷物が積み込めるようになっていると共に、ラゲージ
フロアｂの下方に収容されたスペアタイヤなどの荷物を
取り出す場合は、図７の仮想線で示すように、ラゲージ
フロアｂを上方へ開放している。
線で示すように閉鎖状態にあって、ラゲージフロアｂ上
に荷物が積み込めるようになっていると共に、ラゲージ
フロアｂの下方に収容されたスペアタイヤなどの荷物を
取り出す場合は、図７の仮想線で示すように、ラゲージ
フロアｂを上方へ開放している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の自動
車のラゲージフロア装置では、ラゲージルームａ内に荷
物を出し入れする場合、体を折り曲げて上半身をラゲー
ジルームａ内に入れた状態で荷物の出し入れをしなけれ
ばならないため、特に重い荷物の出し入れは容易ではな
かった。
車のラゲージフロア装置では、ラゲージルームａ内に荷
物を出し入れする場合、体を折り曲げて上半身をラゲー
ジルームａ内に入れた状態で荷物の出し入れをしなけれ
ばならないため、特に重い荷物の出し入れは容易ではな
かった。
【０００５】本発明は従来のかかる点を解決するために
なされたもので、ラゲージルームへの荷物の出し入れが
容易な自動車のラゲージフロア装置を提供することを目
的とするものである。
なされたもので、ラゲージルームへの荷物の出し入れが
容易な自動車のラゲージフロア装置を提供することを目
的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の自動車のラゲージフロア装置は、車体後部に設
けられたラゲージルームの床面に設けられた自動車のラ
ゲージフロア装置であって、ラゲージルームの床面に開
口された開口部を塞ぐように設けられたラゲージフロア
と、ラゲージフロアを上下方向へ開閉自在、及び前後方
向へスライド自在に支承するフロア支持手段とより構成
したものである。
本発明の自動車のラゲージフロア装置は、車体後部に設
けられたラゲージルームの床面に設けられた自動車のラ
ゲージフロア装置であって、ラゲージルームの床面に開
口された開口部を塞ぐように設けられたラゲージフロア
と、ラゲージフロアを上下方向へ開閉自在、及び前後方
向へスライド自在に支承するフロア支持手段とより構成
したものである。
【０００７】前記構成により、ラゲージルーム内に荷物
を積み込んだり、ラゲージルーム内に積み込まれた荷物
を下ろす場合、ラゲージルーム内よりラゲージフロアを
後方へ引き出すことにより、荷物の積み下ろしが腰をか
がめずに行えるため、重い荷物でも容易にラゲージルー
ムへ出し入れできるようになる。
を積み込んだり、ラゲージルーム内に積み込まれた荷物
を下ろす場合、ラゲージルーム内よりラゲージフロアを
後方へ引き出すことにより、荷物の積み下ろしが腰をか
がめずに行えるため、重い荷物でも容易にラゲージルー
ムへ出し入れできるようになる。
【０００８】前記目的を達成するため本発明の自動車の
ラゲージフロア装置は、フロア支持手段を、車体の前後
方向に設けられたガイドレールと、ラゲージフロアの前
端側に設けられ、かつガイドレールに移動自在に支承さ
れた可動ローラと、ガイドレールの後端側に設けられ、
かつラゲージフロアを下方より支承する固定ローラとよ
り構成したものである。
ラゲージフロア装置は、フロア支持手段を、車体の前後
方向に設けられたガイドレールと、ラゲージフロアの前
端側に設けられ、かつガイドレールに移動自在に支承さ
れた可動ローラと、ガイドレールの後端側に設けられ、
かつラゲージフロアを下方より支承する固定ローラとよ
り構成したものである。
【０００９】前記構成により、ラゲージフロアに重い荷
物を積載した状態でも、ラゲージフロアの出し入れが容
易に行えると共に、可動ローラを中心にラゲージフロア
を上方へ開放することにより、ラゲージフロアの下方に
収納されたスペアタイヤなどの出し入れが容易に行える
ようになる。
物を積載した状態でも、ラゲージフロアの出し入れが容
易に行えると共に、可動ローラを中心にラゲージフロア
を上方へ開放することにより、ラゲージフロアの下方に
収納されたスペアタイヤなどの出し入れが容易に行える
ようになる。
【００１０】前記目的を達成するため本発明の自動車の
ラゲージフロア装置は、ガイドレールに、可動ローラの
移動範囲を規制するローラストッパを設けたものであ
る。
ラゲージフロア装置は、ガイドレールに、可動ローラの
移動範囲を規制するローラストッパを設けたものであ
る。
【００１１】前記構成により、ラゲージフロアのスライ
ド範囲がローラストッパにより規制されるため、ラゲー
ジフロアを引き出した際、可動ローラがガイドレールよ
り外れてラゲージフロアが脱落するなどの虞がない。
ド範囲がローラストッパにより規制されるため、ラゲー
ジフロアを引き出した際、可動ローラがガイドレールよ
り外れてラゲージフロアが脱落するなどの虞がない。
【００１２】前記目的を達成するため本発明の自動車の
ラゲージフロア装置は、フロア支持手段にラゲージフロ
アを格納位置及び引き出し位置にロックするロック手段
を設けたものである。
ラゲージフロア装置は、フロア支持手段にラゲージフロ
アを格納位置及び引き出し位置にロックするロック手段
を設けたものである。
【００１３】前記構成により、ラゲージフロアを引き出
し位置にロックした状態で荷物の積み下ろしができるた
め、荷物の積み下ろしが安定した状態で行える共に、ラ
ゲージフロアを格納位置にロックすることにより、走行
中ラゲージルーム内の荷物が勝手に移動することがな
い。
し位置にロックした状態で荷物の積み下ろしができるた
め、荷物の積み下ろしが安定した状態で行える共に、ラ
ゲージフロアを格納位置にロックすることにより、走行
中ラゲージルーム内の荷物が勝手に移動することがな
い。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図１ないし
図６に示す図面を参照して詳述する。
図６に示す図面を参照して詳述する。
【００１５】図１は自動車の車体１後部に設けられたラ
ゲージルーム２を示すもので、このラゲージルーム２の
床面２ａより下方にスペアタイヤ（図示せず）などの収
容室２ｂが形成されており、収容室２ｂの上面開口部２
ｃに、ラゲージフロア装置３が設置されている。
ゲージルーム２を示すもので、このラゲージルーム２の
床面２ａより下方にスペアタイヤ（図示せず）などの収
容室２ｂが形成されており、収容室２ｂの上面開口部２
ｃに、ラゲージフロア装置３が設置されている。
【００１６】ラゲージフロア装置３は、ラゲージルーム
２の床面２ａとほぼ同一平面となるように設けられたラ
ゲージフロア４と、このラゲージフロア４を水平方向に
スライド自在及び上下方向に開閉自在に支持するフロア
支持手段５より構成されている。
２の床面２ａとほぼ同一平面となるように設けられたラ
ゲージフロア４と、このラゲージフロア４を水平方向に
スライド自在及び上下方向に開閉自在に支持するフロア
支持手段５より構成されている。
【００１７】フロア支持手段５は図２及び図３に示すよ
うに車幅方向に離間する一対のガイドレール６を有して
いる。
うに車幅方向に離間する一対のガイドレール６を有して
いる。
【００１８】これらガイドレール６は、開放面を外側に
向けたチャンネル材により形成されていて、前後端間が
横杆６ａにより連結されており、収容室２ｂの開口部２
ｃに水平に固定されている。
向けたチャンネル材により形成されていて、前後端間が
横杆６ａにより連結されており、収容室２ｂの開口部２
ｃに水平に固定されている。
【００１９】各ガイドレール６の凹溝６ｂ内には、ラゲ
ージフロア４の前端側両側部にブラケット４ａを介して
回転自在に支承された可動ローラ７が前後方向に転動自
在に支承されており、ガイドレール６の後端側には、ラ
ゲージフロア４の下面を下方より支承する固定ローラ８
が回転自在に支承されている。
ージフロア４の前端側両側部にブラケット４ａを介して
回転自在に支承された可動ローラ７が前後方向に転動自
在に支承されており、ガイドレール６の後端側には、ラ
ゲージフロア４の下面を下方より支承する固定ローラ８
が回転自在に支承されている。
【００２０】ラゲージフロア４は床面２ａに開口された
開口部２ｃのほぼ全体を覆える大きさの板体より形成さ
れていて、前端側の両側に設けられた可動ローラ７は、
ガイドレール６の凹溝６ａ内に前後に離間して突設され
た一対のローラストッパ６ｃ，６ｄ間で前後方向に転動
自在となっており、これによってラゲージフロア４は、
前端側は可動ローラ７に支承され、また下面が固定ロー
ラ８により下方より支承されて、前後方向にスライド自
在となっている。
開口部２ｃのほぼ全体を覆える大きさの板体より形成さ
れていて、前端側の両側に設けられた可動ローラ７は、
ガイドレール６の凹溝６ａ内に前後に離間して突設され
た一対のローラストッパ６ｃ，６ｄ間で前後方向に転動
自在となっており、これによってラゲージフロア４は、
前端側は可動ローラ７に支承され、また下面が固定ロー
ラ８により下方より支承されて、前後方向にスライド自
在となっている。
【００２１】一方ガイドレール６とラゲージフロア４の
間には、ラゲージフロア４を図３に示す格納位置にロッ
クするロック手段１０と、ラゲージフロア４を図６に示
す引き出し位置にロックするロック手段１１が前後に離
間して設けられている。
間には、ラゲージフロア４を図３に示す格納位置にロッ
クするロック手段１０と、ラゲージフロア４を図６に示
す引き出し位置にロックするロック手段１１が前後に離
間して設けられている。
【００２２】これらロック手段１０，１１は図４及び図
５に示すように、何れも上面が開放するほぼコ字形の支
持部材１０ａ，１１ａを有していて、これら支持部材１
０ａ，１１ａの開放端が固着具１２によりラゲージフロ
ア４の下面に固着されている。
５に示すように、何れも上面が開放するほぼコ字形の支
持部材１０ａ，１１ａを有していて、これら支持部材１
０ａ，１１ａの開放端が固着具１２によりラゲージフロ
ア４の下面に固着されている。
【００２３】これら支持部材１０ａ，１１ａには、ロッ
ク解除レバー１０ｆ，１１ｆの下端が螺着されている。
ク解除レバー１０ｆ，１１ｆの下端が螺着されている。
【００２４】ロック解除レバー１０ｆ，１１ｆの上端側
は、ラゲージフロア４の上面に形成された凹部４ｂ内に
下方より突設されていて、先端部には、ラゲージフロア
４の上面より上方へ突出しないようノブ１０ｇ，１１ｇ
が突設されている。
は、ラゲージフロア４の上面に形成された凹部４ｂ内に
下方より突設されていて、先端部には、ラゲージフロア
４の上面より上方へ突出しないようノブ１０ｇ，１１ｇ
が突設されている。
【００２５】なお図４中１５は、開口部２ｃの前縁と、
ラゲージフロア４の前端縁の間に生じる隙間１６を防ぐ
補助板で、ラゲージフロア４を上方へ開放した際、補助
板１５の後端も上方へ回動できるよう、前端がヒンジ１
７により開口部２ｃの前縁に螺着されている。
ラゲージフロア４の前端縁の間に生じる隙間１６を防ぐ
補助板で、ラゲージフロア４を上方へ開放した際、補助
板１５の後端も上方へ回動できるよう、前端がヒンジ１
７により開口部２ｃの前縁に螺着されている。
【００２６】また図１及び図２中４ｃはラゲージフロア
４を前後方向へスライドさせたり、上下方向へ開閉する
際把持する取手である。
４を前後方向へスライドさせたり、上下方向へ開閉する
際把持する取手である。
【００２７】次に前記構成されたラゲージフロア装置の
作用を説明する。
作用を説明する。
【００２８】ラゲージルーム２内に荷物を積み込む場合
は、ラゲージフロア４を格納位置にロックしているロッ
ク手段１０のロック解除レバー１０ｆを図５の矢印方向
に移動して、ロックピン１０ｂをピン受け１０ｄのピン
孔１０ｅより抜き出し、この状態でラゲージフロア４の
取手４ｃを把持して、ラゲージフロア４を図６の仮想線
で示す引き出し位置に引き出し、可動ローラ７が後方の
ローラストッパ６ｄにより停止されたところで、ロック
ピン１１ｂをピン受け１１ｄのピン孔１１ｅの挿入して
ラゲージフロア４を固定する。
は、ラゲージフロア４を格納位置にロックしているロッ
ク手段１０のロック解除レバー１０ｆを図５の矢印方向
に移動して、ロックピン１０ｂをピン受け１０ｄのピン
孔１０ｅより抜き出し、この状態でラゲージフロア４の
取手４ｃを把持して、ラゲージフロア４を図６の仮想線
で示す引き出し位置に引き出し、可動ローラ７が後方の
ローラストッパ６ｄにより停止されたところで、ロック
ピン１１ｂをピン受け１１ｄのピン孔１１ｅの挿入して
ラゲージフロア４を固定する。
【００２９】そしてこの位置でラゲージフロア４上に荷
物を積み込んだら、ロック手段１１のロックピン１１ｂ
をピン受け１１ｄのピン孔１１ｅより抜き出した後、可
動ローラ７が前方のローラストッパ６ｃにより停止され
るまでラゲージフロア４をラゲージルーム２内へスライ
ドさせることにより、重い荷物でも腰をかがめることな
くラゲージルーム２内へ収容することができる。
物を積み込んだら、ロック手段１１のロックピン１１ｂ
をピン受け１１ｄのピン孔１１ｅより抜き出した後、可
動ローラ７が前方のローラストッパ６ｃにより停止され
るまでラゲージフロア４をラゲージルーム２内へスライ
ドさせることにより、重い荷物でも腰をかがめることな
くラゲージルーム２内へ収容することができる。
【００３０】またラゲージルーム２内に荷物を収容した
ら、ロック手段１０のロックピン１０ｂをピン受け１０
ｄのピン孔１０ｅの挿入して、ラゲージフロア４を固定
することにより、走行中ラゲージルーム２内の荷物が勝
手に移動することがないと共に、ラゲージルーム２内に
積み込まれた荷物を下ろす場合も、前記と同様にしてラ
ゲージフロア４を引き出すことにより、ラゲージルーム
２内の荷物を腰をかがめずに容易に下ろすことが出きる
ようになる。
ら、ロック手段１０のロックピン１０ｂをピン受け１０
ｄのピン孔１０ｅの挿入して、ラゲージフロア４を固定
することにより、走行中ラゲージルーム２内の荷物が勝
手に移動することがないと共に、ラゲージルーム２内に
積み込まれた荷物を下ろす場合も、前記と同様にしてラ
ゲージフロア４を引き出すことにより、ラゲージルーム
２内の荷物を腰をかがめずに容易に下ろすことが出きる
ようになる。
【００３１】一方ラゲージフロア４下方の収容室２ｂに
収容されたスペアタイヤや工具などを取出す場合は、図
４に示すように可動ローラ７を前方のローラストッパ６
ｃに当接させた状態で、可動ローラ７を中心にラゲージ
フロア４を上方へ開放することにより、収容室２ｂ内に
収容されたスペアタイヤや工具などを容易に取出すこと
ができるようになる。
収容されたスペアタイヤや工具などを取出す場合は、図
４に示すように可動ローラ７を前方のローラストッパ６
ｃに当接させた状態で、可動ローラ７を中心にラゲージ
フロア４を上方へ開放することにより、収容室２ｂ内に
収容されたスペアタイヤや工具などを容易に取出すこと
ができるようになる。
【００３２】なお前記実施の形態では、ラゲージフロア
４を格納位置にロックするロック手段１０と、ラゲージ
フロア４を引き出し位置にロックするロック手段１１を
別個に設けたが、図７に示す変形例のように、１個のロ
ック手段１０でラゲージフロア４を格納位置及び引き出
し位置にロックするようにしてもよい。
４を格納位置にロックするロック手段１０と、ラゲージ
フロア４を引き出し位置にロックするロック手段１１を
別個に設けたが、図７に示す変形例のように、１個のロ
ック手段１０でラゲージフロア４を格納位置及び引き出
し位置にロックするようにしてもよい。
【００３３】この場合ガイドレール６の中間部よりやや
前側と、後端部の２個所にピン受け１０ｄ、１１ｄを設
けて、これらピン受け１０ｄ、１１ｄのピン孔１０ｅ，
１１ｅに、ロック手段１０のロックピン１０ｂを選択的
に挿入することにより、ラゲージフロア４を格納位置及
び引き出し位置にロックすればよい。
前側と、後端部の２個所にピン受け１０ｄ、１１ｄを設
けて、これらピン受け１０ｄ、１１ｄのピン孔１０ｅ，
１１ｅに、ロック手段１０のロックピン１０ｂを選択的
に挿入することにより、ラゲージフロア４を格納位置及
び引き出し位置にロックすればよい。
【００３４】また前記実施の形態では、ロック手段１
０，１１のピン受け１０ｄ、１１ｄをガイドレール６に
固着したが、図８に示すようにガイドレール６に直接ピ
ン孔１０ｅを穿設することにより、ピン受け１０ｄ、１
１ｄを省略してもよく、何れの場合も部品点数を削減で
きるため、コスト低減が図れるようになる。
０，１１のピン受け１０ｄ、１１ｄをガイドレール６に
固着したが、図８に示すようにガイドレール６に直接ピ
ン孔１０ｅを穿設することにより、ピン受け１０ｄ、１
１ｄを省略してもよく、何れの場合も部品点数を削減で
きるため、コスト低減が図れるようになる。
【００３５】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、ラゲージ
ルームの床面に開口された開口部を塞ぐように設けられ
たラゲージフロアと、前記ラゲージフロアを上下方向へ
開閉自在、及び前後方向へスライド自在に支承するフロ
ア支持手段とより構成したことから、ラゲージルーム内
に荷物を積み込んだり、ラゲージルーム内に積み込まれ
た荷物を下ろす場合、ラゲージルーム内よりラゲージフ
ロアを後方へ引き出すことにより、荷物の積み下ろしが
腰をかがめずに行えるため、重い荷物でも容易にラアゲ
ージルームへ出し入れできるようになる。
ルームの床面に開口された開口部を塞ぐように設けられ
たラゲージフロアと、前記ラゲージフロアを上下方向へ
開閉自在、及び前後方向へスライド自在に支承するフロ
ア支持手段とより構成したことから、ラゲージルーム内
に荷物を積み込んだり、ラゲージルーム内に積み込まれ
た荷物を下ろす場合、ラゲージルーム内よりラゲージフ
ロアを後方へ引き出すことにより、荷物の積み下ろしが
腰をかがめずに行えるため、重い荷物でも容易にラアゲ
ージルームへ出し入れできるようになる。
【００３６】またフロア支持手段を、車体の前後方向に
設けられたガイドレールと、ラゲージフロアの前端側に
設けられ、かつガイドレールに移動自在に支承された可
動ローラと、ガイドレールの後端側に設けられ、かつラ
ゲージフロアを下方より支承する固定ローラとより構成
したことから、ラゲージフロアに重い荷物を積載した状
態でも、ラゲージフロアの出し入れが容易に行えると共
に、可動ローラを中心にラゲージフロアを上方へ開放す
ることにより、ラゲージフロアの下方に収納されたスペ
アタイヤなどの出し入れが容易に行えるようになる。
設けられたガイドレールと、ラゲージフロアの前端側に
設けられ、かつガイドレールに移動自在に支承された可
動ローラと、ガイドレールの後端側に設けられ、かつラ
ゲージフロアを下方より支承する固定ローラとより構成
したことから、ラゲージフロアに重い荷物を積載した状
態でも、ラゲージフロアの出し入れが容易に行えると共
に、可動ローラを中心にラゲージフロアを上方へ開放す
ることにより、ラゲージフロアの下方に収納されたスペ
アタイヤなどの出し入れが容易に行えるようになる。
【００３７】さらにガイドレールに、可動ローラの移動
範囲を規制するローラストッパを設ければ、ラゲージフ
ロアのスライド範囲がローラストッパにより規制される
ため、ラゲージフロアを引き出した際、可動ローラアが
ガイドレールより外れてラゲージフロアが脱落するなど
の虞がないと共に、フロア支持手段にラゲージフロアを
格納位置及び引き出し位置にロックするロック手段を設
ければ、ラゲージフロアを引き出し位置にロックした状
態で荷物の積み下ろしができるため、荷物の積み下ろし
が安定した状態で行える上、ラゲージフロアを格納位置
にロックすることにより、走行中ラゲージルーム内の荷
物が勝手に移動することがない。
範囲を規制するローラストッパを設ければ、ラゲージフ
ロアのスライド範囲がローラストッパにより規制される
ため、ラゲージフロアを引き出した際、可動ローラアが
ガイドレールより外れてラゲージフロアが脱落するなど
の虞がないと共に、フロア支持手段にラゲージフロアを
格納位置及び引き出し位置にロックするロック手段を設
ければ、ラゲージフロアを引き出し位置にロックした状
態で荷物の積み下ろしができるため、荷物の積み下ろし
が安定した状態で行える上、ラゲージフロアを格納位置
にロックすることにより、走行中ラゲージルーム内の荷
物が勝手に移動することがない。
【図１】本発明の実施の形態になる自動車のラゲージフ
ロア装置の斜視図である。
ロア装置の斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態になる自動車のラゲージフ
ロア装置の分解斜視図である。
ロア装置の分解斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態になる自動車のラゲージフ
ロア装置の横断面図である。
ロア装置の横断面図である。
【図４】図３のＡ方向からの矢視図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図６】本発明の実施の形態になる自動車のラゲージフ
ロア装置の作用説明図である。
ロア装置の作用説明図である。
【図７】本発明の実施の形態になる自動車のラゲージフ
ロア装置に使用するロック手段の変形例を示す横断面図
である。
ロア装置に使用するロック手段の変形例を示す横断面図
である。
【図８】本発明の実施の形態になる自動車のラゲージフ
ロア装置に使用するロック手段の変形例を示す横断面図
である。
ロア装置に使用するロック手段の変形例を示す横断面図
である。
【図９】従来の自動車のラゲージフロア装置を示す斜視
図である。
図である。
１ 車体 ２ ラゲージルーム ２ａ 床面 ２ｃ 開口部 ４ ラゲージフロア ５ フロア支持手段 ６ ガイドレール ６ｃ ローラストッパ ６ｄ ローラストッパ ７ 可動ローラ ８ 固定ローラ １０ ロック手段 １１ ロック手段
Claims (4)
- 【請求項１】 車体後部に設けられたラゲージルームの
床面に設けられた自動車のラゲージフロア装置であっ
て、ラゲージルームの床面に開口された開口部を塞ぐよ
うに設けられたラゲージフロアと、前記ラゲージフロア
を上下方向へ開閉自在、及び前後方向へスライド自在に
支承するフロア支持手段とを具備したことを特徴とする
自動車のラゲージフロア装置。 - 【請求項２】 前記フロア支持手段を、車体の前後方向
に設けられたガイドレールと、前記ラゲージフロアの前
端側に設けられ、かつ前記ガイドレールに移動自在に支
承された可動ローラと、前記ガイドレールの後端側に設
けられ、かつ前記ラゲージフロアを下方より支承する固
定ローラとより構成してなる請求項１記載の自動車のラ
ゲージフロア装置。 - 【請求項３】 前記ガイドレールに、可動ローラの移動
範囲を規制するローラストッパを設けてなる請求項２記
載の自動車のラゲージフロア装置。 - 【請求項４】 前記フロア支持手段に、ラゲージフロア
を格納位置及び引き出し位置にロックするロック手段を
設けてなる請求項１ないし３の何れか１項記載の自動車
のラゲージフロア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000283688A JP2002087166A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 自動車のラゲージフロア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000283688A JP2002087166A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 自動車のラゲージフロア装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002087166A true JP2002087166A (ja) | 2002-03-26 |
Family
ID=18768018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000283688A Pending JP2002087166A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 自動車のラゲージフロア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002087166A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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