JP2002086958A - カレンダーとその製造方法 - Google Patents

カレンダーとその製造方法

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JP2002086958A
JP2002086958A JP2000283090A JP2000283090A JP2002086958A JP 2002086958 A JP2002086958 A JP 2002086958A JP 2000283090 A JP2000283090 A JP 2000283090A JP 2000283090 A JP2000283090 A JP 2000283090A JP 2002086958 A JP2002086958 A JP 2002086958A
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JP
Japan
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calendar
printed matter
cardboard
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collated
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JP2000283090A
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English (en)
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Hiroshi Sudo
洋志 須藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、糸かがり綴じと厚紙被覆の併用によ
り綴じ合わせ部の強度を向上させたカレンダーを提供す
る。 【解決手段】複数枚のカレンダー印刷物11の上端部を
綴じ合わせ、該上端部を二つ折した厚紙16で被覆固着
してなるカレンダー10であって、前記カレンダー印刷
物の上端部を糸かがり綴じ15にて綴じ合わせ、該綴じ
合わせ部を二つ折りした厚紙16により被覆接着したこ
とを特徴とするカレンダーとその製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁掛けカレンダ
ー、エコロジーカレンダー、横長タイプカレンダー等、
カレンダーの製造の際に行われる一部づつの剥がし工程
を無くし、糸かがり綴じと厚紙の接着により製造される
カレンダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カレンダーの製造における印
刷、丁合、金具付け等の製本の前工程として、所定枚数
の丁合を行いこの印刷物を積層し、一箇所(通常天側)
の側面に接着剤を塗布して仮止めし、乾燥後、1丁合づ
つ(例えば、カレンダーは表紙と1月から12月迄の1
年分)に金属の薄板等を用いて分離(通常、剥がし作業
と称する)した後、金属等の綴じ用金具を用いてカレン
ダーを製本していた。しかし、このカレンダーを使い終
わった時点での綴じ金具の廃棄が難しく、また危険でも
あるため、近年、カレンダーの新しい綴じ込み方法が採
用されている。この方法は、カレンダーの表紙を除く各
月の印刷物の天側端に印刷インキによって帯状の固着層
の印刷をして、表紙及び各月の印刷物を丁合後、多数の
丁合済のカレンダー印刷物を積層し、この積層した印刷
物の天側面に接着剤を塗り固め、上述したように、金属
の薄板等を用いて1丁づつに分離(剥がし作業)を行っ
た後に、前記印刷インキによる帯状の固着層を熱圧着し
たカレンダーの綴じ込み方法である。この際、剥がし工
程を容易にするために、表紙の天側端に剥離層を印刷し
て剥がし作業の負担を軽減していることは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た表紙の天側端に形成した剥離層の印刷位置が、下に積
層した丁合済の月毎の印刷物の印刷インキによる帯状の
固着層と同位置の場合、通常、固着層を構成する印刷イ
ンキ中に微量ではあるが剥離剤を添加したものを使用い
るので表紙の同位置に剥離層を設けた場合、天側面に接
着剤を塗布しても一枚一枚がバラケてしまう可能性が大
である。すなわち、接着剤によるカレンダー印刷物の固
着は弱く、強い物にしようとすると大量の接着剤が必要
であったり、固着部分に穴や溝を掘って接着剤を注入す
る等、カレンダー製本工程が複雑となりエコロジー的で
ない。
【0004】また、接着剤を使用せずにカレンダーの上
端部を糸綴じする方式も採用されているが、平行に糸綴
じしただけでは、例えば横長のカレンダーの場合、横方
向からの力に対して弱いものになってしまう。さらに、
糸綴じ部と破断線(例えばミシン目)が平行して、かつ
接近していると破断の際に糸綴じ部分から破れたり、糸
が切れる場合がある。そこで本発明は上記の問題に鑑み
なされたもので、糸かがり綴じによる綴じ合わせと厚紙
被覆の併用によりカレンダーの綴じ合わせ部の強度を向
上させたカレンダーを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記目的
を達成するために、複数枚のカレンダー印刷物の上端部
を綴じ合わせ、該上端部を二つ折した厚紙で被覆固着し
てなるカレンダーであって、前記カレンダー印刷物の上
端部を糸かがり綴じにて綴じ合わせ、該綴じ合わせ部を
二つ折りした厚紙により被覆接着したことを特徴とする
カレンダーである。
【0006】前記被覆した厚紙下辺のカレンダー印刷物
に破断線を設けたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記厚紙の中央部にカレンダー印刷
物を貫通する小孔を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また、丁合された複数枚のカレンダー印刷
物をかがり綴じ機上を横方向に搬送し、一旦ストッパー
で搬送を止め、このストッパーで丁合されたカレンダー
印刷物の上下、左右の位置を決めると同時に搬送しなが
ら、この印刷物の上端部を糸かがり綴じ機により綴じ合
わせ、前記印刷物の上端部を被覆するように二つ折りし
た厚紙を接着することを特徴とするカレンダーの製造方
法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、カレンダー印刷物の上
端部より下部方向に向けて糸かがり綴じにて綴じ合わ
せ、この綴じ合わせ部を二つ折りした厚紙により被覆接
着して強固な糸綴じ合わせ部を特徴とするカレンダーで
ある。
【0010】図に基づき本発明の実施の形態を詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施例におけるカレンダー
を示すもので、(A)は構成部材を示し、(B)は完成
図である。
【0011】図1に示すように、本発明のカレンダー1
0は、所定の位置に破断線14を設けた表紙等を含む複
数枚のカレンダー印刷物11を丁合し、この丁合したカ
レンダー印刷物のセットを横方向に搬送しながら、カレ
ンダー印刷物11の上端部12をかがり綴じ機にかけ糸
かがり綴じ15をする。この際、図に示すように、カレ
ンダー印刷物の天端部より縦方向に破断線14近傍まで
糸かがり綴じ15を行うものである。
【0012】また、糸かがり綴じ15を行うと図に示す
ように、カレンダー印刷物の天端部に綴じ糸が露出す
る。このままでは弱い綴じ合わせになるので、二つ折り
したカレンダー印刷物と同幅の厚紙16の内側に接着剤
を塗布した後、この厚紙16をカレンダー印刷物11の
上端部12を覆うように貼ることにより、この上端部が
強固なものとなる。
【0013】さらに、この厚紙16の左右中央部近傍に
カレンダー印刷物11を貫通する小孔kを設け、カレン
ダー10の繋止用とする。
【0014】本発明のカレンダー10の製造方法は、図
2に示すように、丁合された複数枚のカレンダー印刷物
11を糸かがり綴じ機20上を横方向に搬送し、一旦ス
トッパーSで搬送を止めると共に、このストッパーで丁
合されたカレンダー印刷物の上下、左右の位置を決める
と同時に搬送しながらこの印刷物の上端部12に糸かが
り綴じ15を縦方向(天上端部より破断線方向)に施
す。なお、丁合機とこのかがり綴じ機を連結すること
で、連続的にカレンダー印刷物を流すことが可能とな
る。
【0015】次に、図示はしないが、二つ折りの厚紙の
接着、孔開け工程ラインへ搬送しカレンダーを仕上げ
る。なお、この工程は糸かがり綴じ機20に連結するこ
とで一工程で行うことも可能であり、また、破断線14
はカレンダー製本前に設けても良いが、厚紙16を接着
した後に破断線加工を行うことで、位置ズレ等の不良の
発生が無くなる。
【0016】また、このカレンダーの製造方法は、横長
タイプのカレンダー(例えば、カレンダーの横寸法が長
く、縦寸法が短いもの、1月、2月と横方向に表示され
ているもの)、縦長タイプのカレンダー(例えば、1
月、2月と縦方向に表示されているもの)に用いること
ができるが、好ましくは横長タイプのカレンダーの製造
に採用すると良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。すなわち、破断線(例えばミシン
目線)と平行してカレンダー印刷物の上端部より下方に
向かって(縦方向に)糸かがり綴じを施すことにより、
綴じ合わせ部の強度が向上する。さらに、糸かがり綴じ
を施したカレンダー印刷物の上端部に二つ折りしたカレ
ンダー印刷物と同幅の厚紙を接着することにより、糸の
ほぐれも無くなり、かつ接着剤の使用が少量でよく、穴
や溝を設けて接着剤で固める必要がないのでエコロジー
に叶う等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカレンダーを示すも
ので、(A)は構成部材を示し、(B)は完成図であ
る。
【図2】本発明の同実施例を示す、カレンダーの製造方
法を示す説明図である。
【符号の説明】
10……カレンダー 11……カレンダー印刷物 12……カレンダー印刷物の上端部 14……破断線(ミシン目線) 15……糸かがり綴じ 16……厚紙 20……糸かがり綴じ機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丁合された複数枚のカレンダー印刷物の上
    端部を綴じ合わせ、該上端部を二つ折した厚紙で被覆固
    着してなるカレンダーであって、前記カレンダー印刷物
    の上端部を糸かがり綴じにて綴じ合わせ、該綴じ合わせ
    部を二つ折りした厚紙により被覆接着したことを特徴と
    するカレンダー。
  2. 【請求項2】前記厚紙下辺のカレンダー印刷物に破断線
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカレンダ
    ー。
  3. 【請求項3】前記厚紙の中央部にカレンダー印刷物を貫
    通する小孔を設けたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のカレンダー。
  4. 【請求項4】所定の位置に破断線を設けた丁合された複
    数枚のカレンダー印刷物をかがり綴じ機上を横方向に搬
    送し、一旦ストッパーで搬送を止め、このストッパーで
    丁合されたカレンダー印刷物の上下、左右の位置を決め
    ると同時に、この印刷物の上端部を糸かがり綴じ機によ
    り綴じ合わせ、前記印刷物の上端部を被覆するように二
    つ折りした厚紙を接着することを特徴とするカレンダー
    の製造方法。
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