JP2002086456A - 離型剤組成物 - Google Patents
離型剤組成物Info
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Abstract
く、かつ作業性のよい離型剤組成物の提供。 【解決手段】下記成分(A) 、成分(B) 及び溶剤
(C) を含有する離型剤組成物を用いる。 成分(A) :特定構造のフッ素系リン酸エステル又はそ
の塩 成分(B) :シリコーン化合物、シラン化合物及び/又
はパラフィンワックス 溶剤(C) :置換水素原子を有する脂肪族フルオロカー
ボン類及び/又は置換 水素原子とエーテル性の酸素原子とを有するフルオロカ
ーボン類のフッ素系溶剤
Description
の高分子物質の成形物製造時に使用される離型剤組成物
に関する。
フィンワックス、脂肪酸誘導体、グリコール、タルク、
マイカ等を用いた従来の離型剤の欠点を解消するために
研究がなされ、フッ素系化合物を主成分としたフッ素系
離型剤が市販されている。このフッ素系離型剤は、フッ
素系化合物に離型成分としてシリコーンオイル、シリコ
ーンワニス、フッ素オイル等を配合した組成物として用
いられている。そのため離型剤組成物(=コーティング
液) としては、離型成分を完全に溶解する目的から使用
できる溶剤は限られている。この目的で用いられる溶剤
としては、以下のものが知られている。市販品として現
在使用されている溶剤としては、HCFC141bやH
CFC225の代替フロン系溶剤、イソオクタン、ヘキ
サン等の炭化水素系溶剤、イソプロパノール等の低級ア
ルコール系溶剤、塩化メチレン等の塩素系溶剤、沸点6
0〜120℃のペルフルオロカーボン(PFC) 又はキ
シレンヘキサフロライド等の含フッ素芳香族炭化水素系
溶剤の単体、又はこれらの混合物がある。また、上記以
外の溶剤としては、トルエン等の芳香族炭化水素系溶
剤、アセトン等のケトン系溶剤、酢酸エチル等のエステ
ル系溶剤、セロソルブ等のエーテル系溶剤、アセトニト
リル等のニトリル系溶剤など(特許第2658172
号) が知られている。さらに、有機溶剤でなく水を用い
た分散液としての組成物も現在市販されている。
の代替として開発されたHCFC141bやHCFC2
25は、オゾン破壊係数を有しておりフロン規制の制限
がある。塩素系溶剤においても同様である。PFC系溶
剤は、地球温暖化係数が高いことから環境への影響が懸
念される。含フッ素芳香族炭化水素系溶剤は、可燃性及
び臭気がひどい問題を有している。炭化水素系溶剤、低
級アルコール系溶剤及び他の上記有機溶剤は可燃性を有
するために、作業領域の安全性上の問題を有している。
また、有機溶剤中毒予防規則に定められた化合物も多く
含まれており人体への影響も懸念される。水を用いた分
散系は、環境への影響、安全性及び毒性に関しては問題
ないが、塗布後、水分を完全に蒸発させ金型の表面に硬
い皮膜を形成させるためには蒸発に必要十分な熱エネル
ギーの供給が必要なため装置上の工夫が必要となる。ま
た、100℃以下の低温でしか成形加工できない樹脂な
どは加熱乾燥後に冷却工程も加えなければならず処理能
力が低くなる問題があった。以上のことから、本発明
は、環境への影響、安全性及び毒性に関して問題がな
く、かつ作業性のよい離型剤組成物の提供を目的とす
る。
解決するためになされたもので、下記成分(A) 、成分
(B) 及び溶剤(C) を含有する離型剤組成物を提供す
る。 成分(A) :下式a、bで表されるフッ素系リン酸エス
テル、及びそれらの塩(化合物)からなる群から選ばれ
る少なくとも1種 (RfR2 O) a P(=O)(OR1)b (OH) c (OM) d ・・・式a (Rf' R3 O) e P(=O)(OX) f −O−{P(=O)(OH) O}j P(=O) −(OR4 Rf" ) g (OH) h (OY) i ・・・式b [式中のRf、Rf’及びRf”は炭素数4〜20のフ
ルオロアルキル基又はフルオロアルケニル基;Mはアル
カリ金属原子、アンモニウム基又は置換アンモニウム
基;R1 は炭素数1〜5のアルキル基;R2 、R3 及び
R4 は炭素数1〜5のアルキレン基又は−CH2 CH(
OR5)CH2 −、但しR5 は水素原子又は炭素数1〜1
0のアルキル基;aは1、2又は3、b、c及びdは
2、1又は0であり、かつa+b+c+dが3;Xは水
素原子、炭素数1〜5のアルキル基、アルカリ金属原
子、アンモニウム基又は置換アンモニウム基;Yは炭素
数1〜5のアルキル基、アルカリ金属原子、アンモニウ
ム基又は置換アンモニウム基;eは1又は2;fは2−
e;g、h及びiは2、1又は0で、かつg+h+iが
2;jは0、1、2又は3] 成分(B) :シリコーン化合物、シラン化合物、及びパ
ラフィンワックスからなる群から選ばれる少なくとも1
種 溶剤(C) :置換水素原子を有する脂肪族フルオロカー
ボン類、及び置換水素原子とエーテル性の酸素原子とを
有する脂肪族フルオロカーボン類のフッ素系溶剤からな
る群から選ばれる少なくとも1種
成分(D)を含有することが好ましい。 成分(D) :下式cで表されるフッ素系アルコール化合
物及び/又はフッ素系エステル化合物 Rf"'R6 −R7 ・・・式c [式中のRf"'は炭素数4〜20のフルオロアルキル基
又はフルオロアルケニル基;R6 は炭素数1〜5のアル
キレン基又は−CH2 CH(OR8)CH2 −、但しR8
は水素原子又はアルキル基;R7 は水酸基又は−OC(=
O)R9 、但しR 9 はアルキル基又はアルケニル基]
(E) を含有することが好ましい。 溶剤(E) :沸点が200℃以下の直鎖ジメチルシロキ
サン、沸点が200℃以下の環状ジメチルシロキサン、
及び炭素数1〜5の脂肪族アルコールからなる群から選
ばれる少なくとも1種
水素原子を有する脂肪族フルオロカーボン類が、CF3
CH2 CF2 CH3 、CF3 CHFCHFCF2 C
F3 、それらの構造異性体(CF3 CH2 CF2 CH3
の構造異性体、CF3 CHFCHFCF2 CF3 の構造
異性体)、ヘプタフルオロシクロペンテン、及びオクタ
フルオロシクロペンテンからなる群から選ばれる少なく
とも1種であり、前記置換水素原子とエーテル性の酸素
原子とを有する脂肪族フルオロカーボン類が、C4 F9
OCH3 、C4 F9 OC2 H5 、及び下式dで表される
沸点150℃以下の低分子量のエーテル化合物からなる
群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。 HF2 C−O(CF2 O) n (CF2 CF2 O) m −CF2 H・・・式d [式中のm、nは0〜3の整数]
ル、変性シリコーンオイル、及びシリコーンワニスから
なる群から選ばれる少なくとも1種であることが好まし
い。
+(E)中の組成比が、溶剤(C)が10〜99重量
%、溶剤(E) における沸点が200℃以下の直鎖ジメ
チルシロキサン及び/又は沸点が200℃以下の環状ジ
メチルシロキサンが1〜90重量%、かつ、炭素数1〜
5の脂肪族アルコールが0〜89重量%の範囲からなる
ことが好ましい。
いて具体的に説明する。本発明の離型剤組成物は、上記
成分(A)、成分(B)及び溶剤(C)を含有すること
を特徴としている。成分(A)は、下式a、bで表され
るフッ素系リン酸エステル、及びそれらの塩の化合物か
ら選ばれる少なくとも1種である。 (RfR2 O) a P(=O)(OR1)b (OH) c (OM) d ・・・式a (Rf' R3 O) e P(=O)(OX) f −O−{P(=O)(OH) O}j P(=O) −(OR4 Rf" ) g (OH) h (OY) i ・・・式b
f、Rf’及びRf”は、それぞれ独立に、炭素数4〜
20のフルオロアルキル基又はフルオロアルケニル基で
ある。炭素数4〜20のフルオロアルキル基としては、
炭素数4〜20の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル基が有
する水素原子のうち、少なくとも1個がフッ素原子に置
換されている一価の基が挙げられる。中でも、水素原子
の全てがフッ素原子に置換されたペルフルオロアルキル
基であると、撥水撥油性が増し、離型性が向上するとい
う効果が期待できるため好ましい。炭素原子数は、好ま
しくは6〜14であり、より好ましくは7〜12であ
る。また、炭素骨格が分岐鎖である場合には、最も炭素
数の長い直鎖部分を主鎖として、側鎖に該当する部分の
炭素数は1〜4であることが好ましい。また、炭素数4
〜20のフルオロアルケニル基としては、上記フルオロ
アルキル基における炭素−炭素結合の少なくとも1つが
二重結合である化合物が挙げられる。Rfとしては、C
F3 (CF2 )6 −、CF3 (CF2 )7 −、CF
3 (CF 2 )9 −、(CF3 )2 CF(CF2 )6 −な
どが好ましい。Rf’、Rf”としては、CF3 (CF
2 )7 −、(CF3 )2 CF(CF2)6 −などが好ま
しく、これらは同一でも、それぞれ異なっていてもよ
い。
は置換アンモニウム基である。アルカリ金属原子として
は、例えばLi、Na、Kが挙げられる。置換アンモニ
ウム基としては、例えばアルキル基、−(CH2 CH2
O)p −H(但し、pは1〜20)等の置換基を有する
アンモニウム基が挙げられ、置換基が1〜2個のものが
好ましい。置換基が2個の場合、それらの置換基は同一
でも異なっていてもよい。Mは、アルカリ金属、アンモ
ニウム基又は置換アンモニウム基であると、溶剤への溶
解性が増し、処理した際の皮膜の均一性が増すことで離
型性が向上する傾向がある。
R1 としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t
ert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチ
ル、tert−ペンチルが挙げられる。中でも、エチ
ル、メチル、イソプロピルなどが好ましい。R2 、R3
及びR4 は、それぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキレ
ン基又は−CH2 CH(OR5)CH2 −(但し、R5 は
水素原子又は炭素数1〜10のアルキル基)である。炭
素数1〜5のアルキレン基としては、上記例示したアル
キル基のうち、水素原子1個が失われて生ずる二価の基
が挙げられる。但し、同一炭素原子が二価の連結基を有
するものを除くこととする。炭素数1〜10のアルキル
基は上記例示した炭素数1〜5のアルキル基や、これら
の基を組み合わせることにより得られる一価の基が挙げ
られる。好ましくはメチル基、エチル基などである。R
2 としては、−CH2 CH2 −、−CH2 CH(C
H3 )CH2 −、−CH 2 CH(OH)CH2 −などが
好ましい。R3 、R4 としては、−CH2 CH2 −、−
CH2 CH(OH)CH2 −などが好ましい。
それぞれ2、1又は0であり、かつa+b+c+dが3
である。aが3であるとフッ素濃度が高くなり撥水撥油
性が増す傾向があり、aが1の場合には溶剤への溶解性
が増す傾向がある。
基、アルカリ金属原子、アンモニウム基、又は置換アン
モニウム基である。これらは上記で例示したものと同じ
ものが挙げられる。中でも、水素原子、イソプロピル
基、アンモニウム基であると、成分(A)が対象物表面
の水酸基と反応しやすく、化学結合を円滑につくり耐久
性が向上するため好ましい。
金属原子、アンモニウム基、又は置換アンモニウム基で
ある。これらは、上記で例示したものと同じものが挙げ
られる。中でも、イソプロピル基、アンモニウム基が上
記Xの場合と同様の理由により好ましい。
る。好ましくは(e,f)=(1,1)である。g、h
及びiは、それぞれ2、1又は0で、かつg+h+iが
2である。jは0、1、2又は3である。特に、jが0
又は1が好ましく、(g,h,i)は(1,1,0)又
は(1,0,1)が特に好ましい。
ては、{CF3(CF2)7 C2 H4 O}3 P(=O) 、{C
F3(CF2)7 C2 H4 O}2 P(=O)(OH) 、{CF
3(CF 2)9 C2 H4 O}2 P(=O)(OH) 、{CF3(C
F2)6 CH2 O}2 P(=O)(OH) 、{CF3(CF2)7
CH2 CH(CH3)CH2 O}2 P(=O)(OH) 、{C
F3(CF2)7 CH2 CH(CH3)CH2 O}2 P(=O)
(ONa) 、{CF3(CF 2)7 C2 H4 O}P(=O)(O
H)2、{CF3(CF2)7 C2 H4 O}2 P(=O) {OC
H(CH3)2 }、{CF3(CF2)7 C2 H4 O}P(=
O)(ONH4)2 、{(CF3)2 CF(CF2)6 C2 H4
O}2 P(=O) {ONH2(C2 H4 OH)2}、{(CF
3)2 CF(CF2)6 CH2 CH(OH) CH2 O}P(=
O)(OH)(ONH4)、{CF3(CF2)7 CH2 CH(O
H) CH2 O}P(=O)(ONH4)2 などが好ましく挙げ
られる。
3(CF2)7 C2 H4 O}P(=O)(OH)2の脱水縮合物、
{(CF3)2 CF(CF2)6 CH2 CH(OH) CH2
O}P(=O)(OH)2の脱水縮合物、{CF3(CF2)7 C
H2 CH(OH) CH2 O}P(=O)(OH)2とリン酸と
のエステル化物、{(CF3)2 CF(CF2)6 CH2 C
H(OH) CH2 O}P(=O)(OH)2とポリリン酸との
エステル化物などが好ましく挙げられる。
化合物、シラン化合物、及びパラフィンワックスからな
る群から選ばれる少なくとも1種である。シリコーン化
合物の具体例としては、シリコーンオイル、変形シリコ
ーンオイル、シリコーンワニスなどが好ましく挙げられ
る。シリコーンオイルとしては動粘度が100〜30,
000cstの範囲のものが特に好ましい。シラン化合
物の具体例としては、トリメチルメトキシシランやメチ
ルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化合物など
が好ましく挙げられる。パラフィンワックスの具体例と
しては、カルナバワックスなどが好ましく挙げられる。
子を有する脂肪族フルオロカーボン類(以下「HFC」
と略記する) 、及び置換水素原子とエーテル性の酸素原
子とを有する脂肪族フルオロカーボン類(以下「HF
E」と略記する) のフッ素系溶剤からなる群から選ばれ
る少なくとも1種である。ここで、「置換水素原子を有
する脂肪族フルオロカーボン類」とは、「脂肪族ペルフ
ルオロカーボン類のフッ素原子の一部が水素原子に置換
された化合物」をいい、HFEの場合も同様である。具
体例としては、脂肪族フルオロカーボン類(HFC) と
して、CF3 CH2CF2 CH3(別名HFC365mf
c) 、CF3 CHFCHFCF2 CF3(別名HCF43
−10mee) 、CF3 CH2 CF2 CH3 の構造異性
体、CF3 CHFCHFCF2 CF3 の構造異性体、ヘ
プタフルオロシクロペンテン、及びオクタフルオロシク
ロペンテンなどが挙げられる。記載の化合物でHFC3
65mfcはソルベイ社、HCF43−10meeはデ
ュポン社より商品名『バートレルXF』、又は住友スリ
ーエム社より商品名『HFC−4310』、ヘプタフル
オロシクロペンテン及びオクタフルオロシクロペンテン
は日本ゼオン社より商品名『ゼオローラ』として市販さ
れている。
E) として、C4 F9 OCH3 、C4F9 OC2 H5 、
及び下式dで表される沸点150℃以下の低分子量のエ
ーテル化合物などが挙げられる。 HF2 C−O(CF2 O) n (CF2 CF2 O) m −CF2 H ・・・式d (式d中、m、nは0〜3の整数、すなわち0、1、2
又は3を表す。) C4 F9 OCH3 及びC4 F9 OC2 H5 は住友スリー
エム社より商品名『HFE7100』『HFE720
0』として市販されている。HF2 C−O(CF 2 O)
n (CF2 CF2 O) m −CF2 Hはアウジモント社よ
り商品名『H−ガルデン』として沸点150℃以下のも
のが3種類市販されている。これらの溶剤は単独でも2
種類以上を混合して用いてもよい。
(D) として離型性能を向上する目的で、潤滑性の高い
下式cで表されるフッ素系アルコール化合物及び/又は
フッ素系エステル化合物を配合することも好ましい。 Rf"'R6 −R7 ・・・式c 式c中の記号は、以下の意味を表す。Rf"'は、炭素数
4〜20のフルオロアルキル基又はフルオロアルケニル
基である。これらは、先に例示したものと同じものが挙
げられ、Rf"'としては、CF3 (CF2 )3 −、CF
3 (CF2 )6 −、CF3 (CF2 )7 −、(CF3)
2 CF(CF2 )6 −、H(CF2 )8 −などが好まし
い。R6 は、炭素数1〜5のアルキレン基又は−CH2
CH(OR8)CH2 −(但し、R8 は水素原子又はアル
キル基)である。炭素数1〜5のアルキレン基は先に例
示したものと同じものが挙げられる。またR8 のアルキ
ル基としては、メチル、エチル、n−プロピルなどが挙
げられる。R6 としては、−CH2 −、−CH2 CH2
−、−CH2 CH(CH3 )CH2 −、−CH2 CH
(OH)CH2−などが好ましい。R7 は水酸基又は−
OC(=O) R9 (但しR9 はアルキル基又はアルケニル
基)である。R9 のアルキル基又はアルケニル基は、炭
素数6〜22であることが好ましく、10〜22がより
好ましい。例えば、C16H33−、C18H37−、C20H41
−などが挙げられる。R7 としては、水酸基、−OC(=
O) C16H33、−OC(=O) C18H37、−OC(=O) C
20H41などが好ましい。
F2)7 C2 H4 OH、CF3(CF2) 3 C2 H4 OH、
(CF3)2 CF(CF2)6 C2 H4 OH、H(CF2)8
C2 H 4 OH、CF3(CF2)6 CH2 OH、CF3(CF
2)7 CH2 CH(CH3)CH2OH、CF3(CF2)7 C
H2 CH(OH) CH2 OH、(CF3)2 CF(CF2)
6 CH2 CH(OH) CH2 OH、CF3(CF2)7 C2
H4 OC(=O) C16H33などが好ましく挙げられる。こ
れらは単独でも、数種を混合して用いることもできる。
(A) 及び/又は成分(B) の溶解性を向上させる目的
で下記溶剤(E) を併用することも好ましい。溶剤
(E) は、沸点が200℃以下の直鎖ジメチルシロキサ
ン、沸点が200℃以下の環状ジメチルシロキサン(揮
発性シリコーン化合物)、及び炭素数1〜5の脂肪族ア
ルコールからなる群から選ばれる少なくとも1種であ
る。沸点が200℃以下の直鎖ジメチルシロキサンとし
ては、(CH3)3 SiOSi(CH3)3 [沸点125
℃]などが好ましく挙げられる。沸点が200℃以下の
環状ジメチルシロキサンとしては、ヘキサメチルシクロ
トリシロキサン[沸点134℃]などが好ましく挙げら
れる。炭素数1〜5の脂肪族アルコールとしては、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソ
プロパノールなどが好ましく挙げられる。これらは単独
でも、数種を混合して用いることもできる。
てを満足するため、溶剤(C)+(E)中の組成比は、
溶剤(C) が10〜99重量%、溶剤(E) における沸
点が200℃以下の直鎖ジメチルシロキサン及び/又は
沸点が200℃以下の環状ジメチルシロキサンが1〜9
0重量%、かつ、炭素数1〜5の脂肪族アルコールが0
〜89重量%の範囲が好ましい。特に乾燥性(速乾性)
を考慮すると、溶剤(C) が50〜99重量%、沸点が
200℃以下の直鎖ジメチルシロキサン及び/又は沸点
が200℃以下の環状ジメチルシロキサンは1〜50重
量%が特に好ましく、炭素数1〜5の脂肪族アルコール
は0〜20重量%が特に好ましい。
分(A) 、成分(B) 及び成分(D) の合計濃度として
は0.1〜5重量%が好ましく、0.2〜5重量%が特
に好ましい。また、該離型剤組成物には溶解性、造膜
性、離型性能を阻害しない化合物であればさらに他の化
合物を添加してもよく、例えば界面活性剤、増粘剤、展
着剤又は1μm以下の粒径のフッ素樹脂等を添加するこ
とができる。
途に応じて、任意の濃度に希釈されて被処理物(金型)
に処理される。処理の方法としては、刷毛塗り、スプレ
ー塗布、又は本発明の離型剤組成物を充填したエアゾー
ル缶による塗布等の一般的な被覆加工方法が採用され
る。被処理物である金型温度は、常温から250℃と広
い範囲で処理可能である。
型表面には離型成分による薄い低表面エネルギーの被覆
膜が形成される。この被覆加工した金型を用いて合成樹
脂やゴム等の高分子物質の成形物製造をすることで寸法
精度のよい成形物を得ることができる。また、被覆膜は
耐久性を有していることから1回の処理で複数回の成形
物の離型も可能である。従って、本発明の離型剤組成物
を用いることによって生産性が著しく向上する。
いてより具体的に説明する。以下単に部又は%とある場
合、それぞれ重量部又は重量%を表すものとする。本発
明における成分(A) の中から下記の4種の化合物を選
択し使用した。 {CF3(CF2)7 C2 H4 O}m P(=O)(OH)3-m[m=1.6(平均) ] ・・・ {CF3(CF2)7 CH2 CH(OH) CH2 O}P(=O)(ONH4)2 ・・・ {CF3(CF2)7 C2 H4 O}3 P(=O) ・・・ {(CF3)2 CF(CF2)6 CH2 CH(OH) CH2 O}P(=O)(OH)(O NH4) ・・・
3種の化合物を選択し使用した。 シリコーンオイルKF96−500(信越シリコーン社製) ・・・A シリコーンワニスKS707(信越シリコーン社製) ・・・B トリメチルメトキシシラン ・・・C
合物を選択し使用した。 CF3(CF2)7 C2 H4 OH ・・・a CF3(CF2)7 CH2 CH(CH3)CH2 OH ・・・b
し使用した。 CF3 CH2 CF2 CH3(=HFC365mfc) ・・・イ CF3 CHFCHFCF2 CF3(=HCF43−10mee) ・・・ロ ヘプタフルオロシクロペンテン ・・・ハ オクタフルオロシクロペンテン ・・・ニ C4 F9 OCH3 、商品名『HFE7100』(住友スリーエム社製) ・・・ホ C4 F9 OC2 H5 、商品名『HFE7200』(住友スリーエム社製) ・・・ヘ 揮発性含フッ素ポリエーテル、商品名『H−ガルデン』(アウジモント社製) Aグレード(沸点:52℃) ・・・ト 揮発性含フッ素ポリエーテル、商品名『H−ガルデン』(アウジモント社製) Cグレード(沸点:125℃) ・・・チ (CH3)3 SiOSi(CH3)3 の揮発性シリコーンである商品名『KF96 L−0.65』(信越シリコーン社製) ・・・リ エタノール ・・・ヌ イソプロパノール ・・・ル
18の18種の本発明の離型剤組成物を製造した。製造
方法としては、各成分化合物及び溶剤を室温で10分間
撹拌混合し、目的である離型剤組成物を得た。比較例と
して本発明の必須構成成分の一部が欠けた場合、及び別
の化合物に変更した場合をNo.19〜25として併せ
て記載した。離型剤組成物の製造は実施例と同様に行っ
た。
オロカーボン類であるm−キシレンヘキサフルオライ
ド、PFCはFC−77(住友スリーエム社製) 、Xは
沸点210℃のデカメチルシクロペンタシロキサン、F
オイルは非揮発性フッ素オイルである商品名『ダイフロ
イル#1』(ダイキン工業社製) を意味する。
び安定性を下記の方法で評価した。各離型剤組成物を無
色透明ガラス瓶に入れた直後、及び常温で1日放置後の
外観状態を目視で確認した。結果を表2に示す。評価基
準は下記のとおりである。 [評価基準] 均一な透明液 ・・・○ 安定な分散液(微白濁) ・・・△ 二層分離、沈殿又は浮遊物あり ・・・×
(以下「アルミ板」とする)を用意し、布に塩化メチレ
ンをしみこませ表面に付着している汚れを除去し乾燥し
た。表1記載の本発明離型剤組成物、及び比較例として
作成した離型剤組成物をそのまま使用し、アルミ板上で
の造膜性を観察した。方法としては、各離型剤組成物を
ピペットに0.5ml採取し、アルミ板を半分にみた8
cm角の中央にのせ円状の離型剤組成物による液膜を形
成した。その液膜が乾燥していくまでの状態を観察し造
膜性評価を行った。結果を表2に示す。評価基準は下記
のとおりである。温度に関しては25℃±5℃で行っ
た。 (1) 液の広がり性 離型剤組成物の拡張濡れによる液膜の形状及び大きさを
測定し、離型性に適した濡れ性であるかを評価した。 [評価基準] ・形状 均一な拡張濡れによる円状 ・・・○ 境界線が多少みだれた円状 ・・・△ 瓢箪のような不定形状、板から流れだす ・・・× ・大きさ 直径が3cm以上5cm未満 ・・・○ 直径が5cm以上6cm未満 ・・・△ 直径が3cm未満、又は6cm以上 ・・・× (2) 乾燥性 離型剤組成物の液膜の乾燥に要する時間を測定した。ま
た、乾燥時の液膜から固体膜(オイル分は除く) になる
際の液が収縮することによる縮みの発生が生じないかを
目視で観察した。 [評価基準] ・乾燥時間 30分未満で乾燥 ・・・○ 30分〜60分未満で乾燥 ・・・△ 60分以上乾燥に必要 ・・・× ・膜形成 膜の縮み現象発生せず ・・・○ 膜の縮み現象が発生 ・・・×
分散性試験 造膜性試験後の離型剤組成物により得られた膜の表面
を、指触テストを行い耐久性に影響する固形成分のベタ
ツキ感、及びオイル分の均一分散性を評価した。結果を
表2に示す。評価基準は下記のとおりである。 [評価基準] ・膜の硬さ( ※オイル分は除く) 指でこすって固形成分が広がらない ・・・○ 指でこすって固形成分が広がってしまう ・・・× ・オイル分の分散性 膜全面に微粒子、又は均一油膜として分散する ・・・○ 不均一( 波状等) な油膜になる ・・・△ 肉眼で容易にわかる程度の大きな液滴になる ・・・×
、19〜22(比較例) の組成物を使用し、表1に示
したものと同じ溶剤組成の希釈剤で濃度を変更した液
を、スプレーガンを用いて実際に量産している金型成形
加工ラインの金型を利用し離型性を評価した。また、比
較例として未処理品についても評価した。被対象物とし
ては、樹脂類として最も離型が難しいウレタンフォーム
(半硬質) 、ゴム類としてフッ素ゴムの2種を選択し
た。金型温度としては、ウレタンフォームが常温25
℃、フッ素ゴムが160℃で行った。ゴムの加硫条件
は、160℃×10分間で行った。評価としては、被対
象物の剥がれやすさ、得られる成形物の外観、及び耐久
性として1回の離型剤処理で離型できうる処理回数を測
定した。評価はセイミケミカル社製の商品名『モールド
スパットK671』の溶剤がフロン225ベースの離型
剤組成物をフロン225で4倍希釈した溶液を基準と
し、下記の評価基準で行った。結果を表3に示す。 [評価基準] ・離型性 基準品と同等以上 ・・・○ 基準品よりやや剥離しにくい ・・・△ 基準品よりあきらかに剥離強度が大きく剥がしにくい ・・・× 剥離が困難で成形物が取り出せない ・・・×× ・成形物の外観 表面が均一 ・・・○ 斑点、すじむらの発生多少あり ・・・△ 表面の不均一性が目立つ ・・・×
は離型性及び耐久性に優れていることが判る。また、従
来の離型剤組成物に比べ、フロン(代替フロンも含む)
、塩素系溶剤、炭化水素系溶剤を使用していないこと
からオゾン層破壊や引火性の問題がなく、また、PFC
系溶剤のように温暖化係数の非常に高い溶剤も含まれな
いことから環境に与える影響も小さい。また、水分散系
と異なり乾燥速度がはやく熱キュアの必要性もないこと
から広範囲な温度領域での処理が可能である。
Claims (6)
- 【請求項1】下記成分(A) 、成分(B) 及び溶剤
(C) を含有する離型剤組成物。成分(A) :下式a、
bで表されるフッ素系リン酸エステル、及びそれらの塩
からなる群から選ばれる少なくとも1種 (RfR2 O)a P(=O)(OR1)b (OH )c (OM)d ・・・式a (Rf' R3 O)e P(=O)(OX) f −O−{P(=O)(OH) O}j P(=O) −(OR4 Rf" )g (OH) h (OY) i ・・・式b [式中のRf、Rf’及びRf”は炭素数4〜20のフ
ルオロアルキル基又はフルオロアルケニル基;Mはアル
カリ金属原子、アンモニウム基又は置換アンモニウム
基;R1 は炭素数1〜5のアルキル基;R2 、R3 及び
R4 は炭素数1〜5のアルキレン基又は−CH2 CH
(OR5)CH2 −、但しR5 は水素原子又は炭素数1〜
10のアルキル基;aは1、2又は3、b、c及びdは
2、1又は0であり、かつa+b+c+dが3;Xは水
素原子、炭素数1〜5のアルキル基、アルカリ金属原
子、アンモニウム基又は置換アンモニウム基;Yは炭素
数1〜5のアルキル基、アルカリ金属原子、アンモニウ
ム基又は置換アンモニウム基;eは1又は2;fは2−
e;g、h及びiは2、1又は0で、かつg+h+iが
2;jは0、1、2又は3] 成分(B) :シリコーン化合物、シラン化合物、及びパ
ラフィンワックスからなる群から選ばれる少なくとも1
種 溶剤(C) :置換水素原子を有する脂肪族フルオロカー
ボン類、及び置換水素原子とエーテル性の酸素原子とを
有する脂肪族フルオロカーボン類のフッ素系溶剤からな
る群から選ばれる少なくとも1種 - 【請求項2】さらに下記成分(D) を含有する請求項1
に記載の離型剤組成物。 成分(D) :下式cで表されるフッ素系アルコール化合
物及び/又はフッ素系エステル化合物 Rf"'R6 −R7 ・・・式c [式中のRf"'は炭素数4〜20のフルオロアルキル基
又はフルオロアルケニル基;R6 は炭素数1〜5のアル
キレン基又は−CH2 CH(OR8)CH2 −、但しR8
は水素原子又はアルキル基;R7 は水酸基又は−OC(=
O)R9 、但しR 9 はアルキル基又はアルケニル基] - 【請求項3】さらに下記溶剤(E) を含有する請求項1
又は2に記載の離型剤組成物。 溶剤(E) :沸点が200℃以下の直鎖ジメチルシロキ
サン、沸点が200℃以下の環状ジメチルシロキサン、
及び炭素数1〜5の脂肪族アルコールからなる群から選
ばれる少なくとも1種 - 【請求項4】前記溶剤(C) において、前記置換水素原
子を有する脂肪族フルオロカーボン類が、CF3 CH2
CF2 CH3 、CF3 CHFCHFCF2 CF3 、それ
らの構造異性体、ヘプタフルオロシクロペンテン、及び
オクタフルオロシクロペンテンからなる群から選ばれる
少なくとも1種であり、 前記置換水素原子とエーテル性の酸素原子とを有する脂
肪族フルオロカーボン類が、C4 F9 OCH3 、C4 F
9 OC2 H5 、及び下式dで表される沸点150℃以下
の低分子量のエーテル化合物からなる群から選ばれる少
なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載の離
型剤組成物。 HF2 C−O(CF2 O) n (CF2 CF2 O) m −CF2 H・・・式d [式中のm、nは0〜3の整数] - 【請求項5】前記成分(B) がシリコーンオイル、変性
シリコーンオイル、及びシリコーンワニスからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれ
かに記載の離型剤組成物。 - 【請求項6】溶剤(C)+(E)中の組成比が、溶剤
(C) が10〜99重量%、溶剤(E) における沸点が
200℃以下の直鎖ジメチルシロキサン及び/又は沸点
が200℃以下の環状ジメチルシロキサンが1〜90重
量%、かつ、炭素数1〜5の脂肪族アルコールが0〜8
9重量%の範囲からなる請求項3〜6のいずれかに記載
の離型剤組成物。
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JP2008137306A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Kazufumi Ogawa | 金型とその製造方法及びそれを用いて作製した成型品 |
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