JP2002086395A - 穿孔または切断装置 - Google Patents

穿孔または切断装置

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JP2002086395A
JP2002086395A JP2000278613A JP2000278613A JP2002086395A JP 2002086395 A JP2002086395 A JP 2002086395A JP 2000278613 A JP2000278613 A JP 2000278613A JP 2000278613 A JP2000278613 A JP 2000278613A JP 2002086395 A JP2002086395 A JP 2002086395A
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punching
vacuum
die
tape
work
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Yasuyuki Asada
康之 浅田
Masato Furuta
誠人 古田
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    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/01Means for holding or positioning work
    • B26D7/018Holding the work by suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F2210/00Perforating, punching, cutting-out, stamping-out, severing by means other than cutting of specific products
    • B26F2210/08Perforating, punching, cutting-out, stamping-out, severing by means other than cutting of specific products of ceramic green sheets, printed circuit boards and the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傷を嫌う非常にデリケートなワークの穿孔に
優しい穿孔または切断装置を提供する。 【解決手段】 通気性を有する薄肉状の柔らかい素材B
や非通気性の薄肉状の柔らかい素材Bが、摺接面との緩
衝材となって、傷を嫌う非常にデリケートなワークWを
保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿孔または切断装
置、更に詳しくは傷を嫌う非常にデリケートなワークを
穿孔する穿孔装置や切断装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】今日、プリント基板やフレキシブル基板、
セラミックスグリーンシート等のパンチング業界では、
様々なワーク(穿孔対象体)が出現しており、その中で
も傷を非常に嫌うデリケートなワークがある。そのワー
クの一例としては、液晶拡散放射シートが挙げられる。
このシートは、微細な傷でも光の反射角等に支障を来た
し、使用不能になってしまう。
【0003】ところで、穿孔装置には様々あり、その種
類としては、テーブル面の一部をX・Y軸線方向に制御
動可能なバキュームテーブルで構成し、そのワークに付
されている穿孔対象部(マーク)をパンチ直下に人為的
に移動させた後、そのマークの補正量(CCDカメラと
2値化する画像処理装置)算出し、その後、フットスイ
ッチやタッチスイッチ等で作動するバキュームテーブル
でワークを吸着してX・Y軸線方向に制御動して穿孔対
象部をパンチ直下に高精度に芯出しし、これに連動して
パンチが下降して穿孔する半手動タイプ(Aタイプ)。
バキュームホルダにワークを吸着し、このバキュームホ
ルダを、側面視コの字状を呈するパンチングユニットや
パンチ保持金型とダイ保持金型とを有する穿孔型(ギャ
ングダイ、グリッドダイ)のワーク搬送空間に挿入し、
そのワークホルダをX・Y軸線方向に制御動して穿孔対
象部や穿孔エリアに穿孔する(Bタイプ)。更には、ロ
ール原反からワークであるテープ状物を繰り出し装置で
所定長さ宛繰り出しながら巻取り装置で巻き取る途中に
前記パンチングユニットや穿孔型を設置し、そのパンチ
ングユニットや穿孔型がX・Y軸線方向に制御動して穿
孔する(Cタイプ)。等である。ともに共通する点は、
穿孔対象であるワークがバキュームテーブル、その回り
のメインテーブル、パンチングユニットの下半部、ダイ
保持金型に摺接することである。これら、摺接面は面精
度が高いと言えども金属製であることから硬度があり、
ワークに対して決して優しいものとは言い難く、その上
隅角部が必ず存在し、時には稜線が存在する場合もあ
り、それらで擦れ、引っ掛かって傷ついたり、バキュー
ムテーブルにあっては、吸引力によってホッパー状を呈
する吸引口縁で傷ついてしまう実状があった。
【0004】また、ロール原反のテープ状物を取り扱う
タイプの先行技術として、特公平7−47279号公
報、同47280号公報のようにロール原反からテープ
状物を所定長さ宛繰り出す度にその繰出し方向に間隔を
おいて一対のバキュームパットを配設し、そのバキュー
ムパットでテープ状物を吸着保持して、そのバキューム
パット間のテープ状物部分を穿孔部で穿孔加工する穿孔
装置や、特開平11−33990号公報に示すようにロ
ール原反を繰り出しつつ所定長さ寸法でテープ状物をカ
ットし、切断されたワークをいったん供給側のバキュー
ムテーブルで吸着保持し、そのバキュームテーブルから
X・Y軸線制御動可能な移動機構先端のバキュームホル
ダにその切断されたワークを受け渡して、穿孔部まで搬
送してその穿孔部で穿孔加工し、再度搬出側のバキュー
ムテーブルにその加工済みのワークを受け渡し、そのワ
ークをアンローダ(排出手段)で外部に排出する穿孔装
置等も存在するが、これらのバキュームパット、バキュ
ームテーブル、バキュームホルダにおいても、そのワー
クが吸引力によってホッパー状を呈する吸引口縁で傷つ
いてしまう。また、切断装置として、例えば特許登録番
号第2948587号公報のようにロール原反から繰り
出されるテープ状物の長さ方向のエッジを上方に位置す
るエッジ確認手段で確認した際、カッターで切断する前
工程でテープ状物をバキュームテーブルで吸着して繰り
出し方向と直交する方向もしくはθ方向に制御動してテ
ープ状物を切断する切断装置等も存在するものの、この
先行技術においても、これらのバキュームテーブルにお
いても、そのワークが吸引力によってホッパー状を呈す
る吸引口縁で傷ついてしまう虞れがあること同様であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、傷を嫌
う非常にデリケートなワークの穿孔に優しい穿孔または
切断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に講じた技術的手段は、X・Y軸線方向制御動可能なバ
キュームテーブルでワークを吸着し、そのバキュームテ
ーブルを制御動して同バキュームテーブルに開口されて
いる案内口内に位置するダイホルダのダイと、その上方
に位置し下降するパンチとでワークに穿孔する穿孔装置
において、バキュームテーブルの表面を、通気性を有す
る薄肉状の柔らかい素材で剥離可能に被覆していること
を要旨とするものである。加えて、ダイの打ち抜き孔以
外のダイ及びダイホルダの表面、バキュームテーブル周
囲のメインテーブルの表面をも、薄肉状の柔らかい素材
で剥離可能に被覆しても良いものである。ここで、薄肉
状の柔らかい素材とは、厚みを0.1mm〜0.9mm
程度とする通気性を有するシルク、ナイロン等の不織、
織布または多孔質の軟質樹脂被膜等を指すものである。
尚、バキュームテーブルのように吸着機能を具備させる
必要のない他のワーク摺接部(バキュームテーブル回り
のメインテーブルやパンチングユニットの下半部、ダイ
保持金型等の表面)に被覆する薄肉状(0.1mm〜
0.9mm程度厚)の柔らかい素材は敢えて非通気性の
素材でも構わないものである。また、あまり厚すぎる
(1mm以上になると)とパンチがワークに当接する穿
孔初期圧を受けてワークが素材内に引き込まれるように
なって穿孔精度を悪くするため、好ましいものではな
い。
【0007】前記技術的手段によれば、その通気性を有
する薄肉状の柔らかい素材が緩衝材となって、傷を嫌う
非常にデリケートなワークを、ホッパー状を呈する吸引
口縁から保護する。加えて、バキュームテーブルを制御
動する際にその回りに存在する硬度のあるメインテーブ
ル表面、ダイ及びダイホルダの表面との直接的な摺接を
回避する。
【0008】また、ワークまたはパンチを有するパンチ
ングユニット、穿孔型が水平方向に制御動してワークに
穿孔する穿孔装置において、ダイの打ち抜き孔を除いて
ワークの摺接面を、通気性を有する薄肉状の柔らかい素
材で剥離可能に被覆している場合も好適なものである。
【0009】前記技術的手段によれば、穿孔する際にワ
ーク、またはパンチングユニット、穿孔型を制御動する
と必ずワークはパンチングユニットの下半部、穿孔型の
ダイ保持金型に摺接する。その摺接面を、薄肉状の柔ら
かい素材で被覆し、摺接時のワークを前記下半部表面、
ダイ保持金型表面から保護する。
【0010】そして、バキュームテーブル、ダイ及びダ
イホルダ、メインテーブル、パンチングユニット、穿孔
型において、ワークの摺接面を剥離可能に被覆する薄肉
状の柔らかい素材は、各部の隅角部をもワークから保護
するものであると更に好適なものである。
【0011】前記技術的手段によれば、摺接する各部に
は必ず隅角部が存在し、その隅角部が露出すると、その
部分でワークに損傷を与える。これを防止するために、
隅角部をも薄肉状の柔らかい素材で被覆する。
【0012】更に、ロール原反から繰り出し機構で所定
長さ宛繰り出しながらそのテープ状物を繰り出し方向に
間隔をおいてバキュームパットで吸着し、そのバキュー
ムパット間のテープ状物を穿孔部で穿孔加工する穿孔装
置や、ロール原反からテープ状物を繰り出し機構で所定
長さ宛繰り出しながら、そのテープ状物を切断し、その
切断されたワークをバキュームホルダで吸着して、穿孔
部に搬送し、穿孔部で所定の穿孔加工を行なう穿孔装置
においても、バキュームパットの表面を、通気性を有す
る薄肉状の柔らかい素材で剥離可能に被覆していると同
様に有効なものである。
【0013】また、切断装置としては、ロール原反から
テープ状物を繰り出し機構で所定長さ宛繰り出し、この
繰り出し機構の下流側にバキュームパットを配し、エッ
ジ確認手段でテープ状物が繰り出し方向に対して平面視
で傾斜していることを確認した時、バキュームテーブル
でそのテープ状物を吸着して繰り出し方向と直交する方
向もしくはθ方向に制御動する切断装置において、前記
バキュームテーブルの表面を、通気性を有する薄肉状の
柔らかい素材で剥離可能に被覆していても有効なもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明穿孔装置の
第1の実施の形態を、図4は、同第2の実施の形態を、
図5は、第3の実施の形態を、図6は、第4の実施の形
態を、図7は、第5の実施の形態を、更には図8は、本
発明切断装置の実施の形態を各々示し、まず、第1の実
施の形態を説明すると、符号Aはその穿孔装置を示して
いる。
【0015】この穿孔装置Aは、机形状の機台A1の上
面をテーブル1とし、その中央部をX・Y軸線方向に制
御動可能なバキュームテーブル2で構成し、その機台A
1の背部からバキュームテーブル2の上方を至るように
支持機体A2を設け、その支持機体A2の先端部にCC
Dカメラからなる芯出し手段10を設けると共に、その
芯出し手段10とバキュームテーブル2との間で同軸と
なるようにスイングする首振り制御可能なスイングアー
ム3を備え、更にバキュームテーブル2の中央部に開口
した案内口12に位置するダイホルダ4に支持されるダ
イ14を前記芯出し手段10と同軸上に有してなり、芯
出し手段10の視野範囲にワークWのターゲットマーク
を人為的に位置させるとバキュームテーブル2でそのワ
ークWを吸着して、芯出し手段10に連係する画像処理
装置(図示せず)でその撮像を2値化し、その2値化画
像をモニタ100画面上で探査してそのターゲットマー
クの中心位置を芯出しし、芯出しデータをもってワーク
Wを吸着保持するバキュームテーブル2がX・Y軸線方
向に制御動して芯出しした後、芯出し手段10とダイ1
4との同軸環境からスイングして逃避していたスイング
アーム3が同軸上に復帰して、打動駆動源200の駆動
力を受けて上下動してスイングアーム3自体が上下動す
ることによって、そのスイングアーム3で支持されてい
るパンチ13がワークWに穿孔する周知の構造になって
いる(特許番号第2851001号等参考)。尚、符号
300は、バキュームテーブル2のX・Y軸線方向への
制御機構である。また、このバキュームテーブル2前記
バキュームテーブル2は、更にθ方向にも制御動可能に
なっていても良いものである。
【0016】この穿孔装置Aにおいて、前記バキューム
テーブル2、そのバキュームテーブル2周囲のメインテ
ーブル5、更には、打ち抜き孔14aを除くダイ14及
びダイホルダ4の各々の表面を、通気性を有する薄肉な
柔らかい素材Bで剥離可能に被覆している。
【0017】バキュームテーブル2、メインテーブル
5、打ち抜き孔14aを除くダイ14及びダイホルダ4
の表面への剥離可能な被覆固定手段6は、両面接着テー
プや貼着力が弱い乾性の粘着材である。前記説明のよう
にバキュームテーブル2、メインテーブル5を個別に被
覆せずにバキュームテーブル2とメインテーブル5とを
一緒に大きな面積の素材Bで剥離可能に被覆しても自由
である。この場合、メインテーブル5と素材Bとの貼着
力でバキュームテーブル2のX・Y軸線方向の制御動が
阻害されると懸念されるがX・Y軸線方向の制御動範囲
はしごく僅かなものであるため、素材Bの弾性で吸収さ
れる。
【0018】従って、微細な傷でも光の反射角等に支障
を来たし、使用不能になる液晶拡散放射シート等のワー
クWをバキュームテーブル2の吸引口22縁から防護で
きるばかりでなく、メインテーブル5表面やダイ14、
ダイホルダ4表面との摺接が回避され、触性に対してデ
リケートが要求されるワークWの傷の発生を防止するこ
とができる。
【0019】この素材Bの剥離可能な被覆固定手段6と
しては、図4の第2の実施の形態で示すように、被覆対
象物(バキュームテーブル、メインテーブル)の内周縁
と外周縁部分に環状の窪み16を凹設し、その窪み16
に、素材Bの内縁近傍と外縁近傍部分を巻き込むように
弾性リング材26を抜き差し可能に嵌着して素材Bを固
定する方法でも良いものである。ダイホルダ4に前記素
材Bを剥離可能に被覆する場合には、外周縁部分に環状
の窪み16を凹設し、その窪み16に素材Bの外縁近傍
部分を巻き込むように弾性リング材26を抜き差し可能
に嵌着してその素材Bを固定する。
【0020】次に図5に示す第3の実施の形態を説明す
ると、この実施の形態は、ワークWをX・Y軸線方向に
制御動して固定的に設けられているハンチングユニット
7に装設されているパンチ(図示せず)でそのワークW
の所定位置に所望形状の穿孔を施す穿孔装置Aを示して
いる。
【0021】このパンチングユニット7は、周知の通り
側面視コの字状を呈してなり、上半部17にパンチを、
下半部27にそのパンチに対応してダイホルダ4を各々
装設し、本実施の形態ではパンチングユニット7のサイ
ドにパンチングユニット7を利用して芯出し用のカメラ
を装着したカメラユニット8を並設してなり、前記第1
の実施の形態と同様にテーブル9に後方から切欠形成し
た凹部19に後方から下半部27の表面がテーブル9の
表面と同面となるように差込みセットして穿孔装置Aを
構成している。
【0022】この穿孔装置Aにおいても、ワーク(平面
視矩形状のワークホルダに剥離可能に貼着されている)
Wの摺接面であるテーブル9表面、パンチングユニット
7の下半部17表面(上面)、カメラユニット8の下半
部18表面(上面)を前記する実施の形態と同様な方法
をもって、柔らかい薄肉状の素材Bで剥離機能に被覆し
ている。この実施の形態では通気性を有する必要はな
く、通気・非通気に関らず薄肉状の柔らかい素材であれ
ば良いものである。ダイ14においても打ち抜き孔を除
いて被覆するのが好ましいものである。
【0023】また、図示はしないが、被覆対象物である
各部の隅角部をもワークWから保護するように前記素材
Bを回り込ませて剥離可能に被覆するようにすれば万全
である。その際の被覆固定手段は図3、図4どちらの構
成を採用しても良いが、両面テープは被覆対象物の側端
面に、また弾性リング材を嵌着する窪みも被覆対象物の
側端面に設けるのが好ましいものである。
【0024】尚、微細な傷でも光の反射角等に支障を来
たし、使用不能になる液晶拡散放射シート等のワークが
穿孔対象物になっている場合には、X・Y軸線方向に制
御動するワークをパンチ保持金型とダイ保持金型とを有
する穿孔型(ギャングダイ、グリッドダイ)のワーク搬
送空間に挿入ながら穿孔する穿孔装置、更には、ロール
原反からワークであるテープ状物を繰り出し装置で所定
長さ宛繰り出しながら巻取り装置で巻き取る途中に前記
パンチングユニットや穿孔型(ギャングダイ、グリッド
ダイ)を設置し、そのパンチングユニットや穿孔型(ギ
ャングダイ、グリッドダイ)がX・Y軸線方向に制御動
して穿孔する穿孔装置等においても、ワークの摺接面を
前記素材B(非通気性でも良い)で剥離可能に被覆する
こと云うまでもないものであるし、ワークがフレキシブ
ル性を有する結果、バキュームホルダで吸着保持する必
要がある場合には、そのバキュームホルダの表面を前記
する素材(通気性を有する)Bで剥離可能に被覆するこ
と言うもでもないものである。
【0025】次に図6に示す第4の実施の形態について
説明すると、前記従来例で明記した特公平7−4727
9号公報、同47280号公報の一部抽出して明示した
ものであり、符号400は、ロール原反からテープ状物
(ワーク)Wを所定長さ宛繰り出す度にその繰出し方向
に間隔を配設された一対のバキュームパット、7は、そ
の一対のバキュームパット400、400間の穿孔対象
部に穿孔加工を加える穿孔部(パンチングユニット)で
あり、そのバキュームパット400、400でテープ状
物(ワーク)Wを吸着保持して、そのバキュームパット
400、400間のテープ状物部分(ワーク)Wを穿孔
部(パンチングユニット)7で穿孔加工する構成であ
り、このバキュームパット400、400の吸引口を散
在状に開口した表面を前記する各実施の形態と同様に通
気性を有する薄肉状の柔らかい素材(図示せず)で剥離
可能に被覆している。
【0026】更に図7に示す第5の実施の形態を述べる
と、前記従来例で明記した特開平11−33990号公
報の一部を抽出して明示したものであり、符号500
は、テープ状物(ワーク)Wを所定長さ宛繰出す繰出し
装置、600は、カッター、2は、カッター600で切
断される切断ワークW1を供給側で吸着するバキューム
テーブル、700はそのバキュームテーブル2から切断
ワークW1を受け取り穿孔部(パンチングユニット)7
に搬送して所定の穿孔加工を行なわせる移動機構先端の
バキュームホルダ、2’は、穿孔加工後の切断ワークW
1を受け取る搬出側のバキュームテーブルであり、それ
らバキュームテーブル2、2’、バキュームホルダ70
0の吸引口を散在状に開口した表面を同様に通気性を有
する薄肉状の柔らかい素材(図示せず)で剥離可能に被
覆している。
【0027】また、図8は、切断装置の実施の形態であ
り、前記従来例で明記した特許登録番号第294858
7号公報の一部を抽出して明示し、符号800はロール
原反の繰出し装置、600は、カッター、2は、そのカ
ッター600と繰出し機構800との間に配設されたX
軸・Y軸・θ方向に制御動可能なバキュームテーブル、
900は繰出されるテープ状物(ワーク)Wの両長手縁
をセンシングするエッジ確認手段であり、繰出し機構8
00でテープ状物(ワーク)Wを所定長さ宛繰出す度に
エッジ確認手段900、900でテープ状物(ワーク)
Wのエッジ(長縁側)を検出し、ズレがある場合には、
いったんバキュームテーブル2でテープ状物(ワーク)
Wを吸着してから、繰り出し方向と直交する方向もしく
はθ方向に制御動して前記カッター600でテープ状物
(ワーク)Wを切断する構成であり、この実施の形態に
おいても、バキュームテーブル2の吸引口を散在状に有
する表面を通気性を有する薄肉状の柔らかい素材(図示
せず)で剥離可能に被覆している。
【0028】尚、この第4、第5並びに切断装置の実施
の形態における素材の被覆固定手段は、前記する第1〜
第3の実施の形態で詳述した方法の内、適宜な手段を採
用する。
【発明の効果】本発明は以上のように構成したものであ
るから、微細な傷でも付くと商品価値が無くなるワーク
(例えば前記液晶拡散シート)に非常に優しい穿孔装置
や切断装置を提供することができる。しかも、ワークの
摺接面を剥離可能な薄肉状の柔らかい素材で被覆してい
るため、その摺接面であるバキュームテーブルの表面、
回りのメインテーブルの表面、パンチングユニットの下
半部表面、ダイ保持金型表面、ダイホルダ等表面を敢え
て面精度良く仕上げる必要が無くなり、加工コストの低
減も期待できる。また、ワーク(テープ状物を含む)を
いったん吸着保持させるバキュームテーブル、バキュー
ムパット、バキュームホルダを備えた穿孔装置や切断装
置のその吸着部材の表面も通気性を有する薄肉状の柔ら
かい素材で被覆しており、微細な傷が付くと商品価値が
無くなるワークの穿孔装置または切断装置を提供するこ
とができる。その上、剥離可能であるから、汎用ワーク
の穿孔装置としてそのまま使用可能であり、微細な傷で
も付くと商品価値が無くなるワーク専用機を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の穿孔装置の斜視図。
【図2】同要部の断面図で、概略的に示す。
【図3】素材の被覆固定手段の示す拡大断面図。
【図4】第2の実施の形態の素材の被覆固定手段を示す
拡大断面図。
【図5】第3の実施の形態の穿孔装置の斜視図。
【図6】第4の実施の形態の要部を示す斜視図で一部切
欠して示す。
【図7】第5の実施の形態の正面図で一部切欠して示
す。
【図8】切断装置の実施の形態を概略的に示す斜視図。
【符号の説明】
A:穿孔装置 4:ダイホルダ 14:ダイ 14a:打ち抜き
孔 2、2’:バキュームテーブル 12:案内
口 5:メインテーブル 7:パンチング
ユニット 13:パンチ B:柔らかい
素材 400:バキュームパット 700:バキュ
ームホルダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X・Y軸線方向制御動可能なバキューム
    テーブルでワークを吸着し、そのバキュームテーブルを
    制御動して同バキュームテーブルに開口されている案内
    口内に位置するダイホルダのダイと、その上方に位置し
    下降するパンチとでワークに穿孔する穿孔装置におい
    て、バキュームテーブルの表面を、通気性を有する薄肉
    状の柔らかい素材で剥離可能に被覆していることを特徴
    とする穿孔装置。
  2. 【請求項2】 ダイの打ち抜き孔以外のダイ及びダイホ
    ルダの表面、バキュームテーブル周囲のメインテーブル
    の表面をも、柔らかい素材で剥離可能に被覆しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 ワークまたはパンチを有するパンチング
    ユニット、穿孔型が水平方向に制御動してワークに穿孔
    する穿孔装置において、ダイの打ち抜き孔を除いてワー
    クの摺接面を、薄肉状の柔らかい素材で剥離可能に被覆
    していることを特徴とする穿孔装置。
  4. 【請求項4】 前記バキュームテーブル、ダイ及びダイ
    ホルダ、メインテーブル、パンチングユニット、穿孔型
    において、ワークの摺接面を剥離可能に被覆する薄肉状
    の柔らかい素材は、各部の隅角部をもワークから保護す
    るものであることを特徴とする請求項1〜3いずれか1
    項記載の穿孔装置。
  5. 【請求項5】 ロール原反から繰り出し機構で所定長さ
    宛繰り出しながらそのテープ状物を繰り出し方向に間隔
    をおいてバキュームパットで吸着し、そのバキュームパ
    ット間のテープ状物を穿孔部で穿孔加工する穿孔装置に
    おいて、そのバキュームパットの表面を、通気性を有す
    る薄肉状の柔らかい素材で剥離可能に被覆していること
    を特徴とする穿孔装置。
  6. 【請求項6】 ロール原反からテープ状物を繰り出し機
    構で所定長さ宛繰り出しながら、そのテープ状物を切断
    し、その切断されたワークをバキュームホルダで吸着し
    て穿孔部に搬送し、穿孔部で所定の穿孔加工を行なう穿
    孔装置において、バキュームパットの表面を、通気性を
    有する薄肉状の柔らかい素材で剥離可能に被覆している
    ことを特徴とする穿孔装置。
  7. 【請求項7】 ロール原反からテープ状物を繰り出し機
    構で所定長さ宛繰り出し、この繰り出し機構の下流側に
    バキュームテーブルを配し、エッジ確認手段でテープ状
    物が繰り出し方向に対して平面視で傾斜していることを
    確認した時、バキュームテーブルでそのテープ状物を吸
    着して繰り出し方向と直交する方向もしくはθ方向に制
    御動する切断装置において、前記バキュームテーブルの
    表面を、通気性を有する薄肉状の柔らかい素材で剥離可
    能に被覆していることを特徴とする切断装置。
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