JP2002086100A - 溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防止方法 - Google Patents
溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防止方法Info
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Abstract
り、飛灰の重金属、特に鉛の溶出を簡便に安定して防止
できる重金属溶出防止方法を提供する。 【解決手段】 溶融飛灰の重金属溶出防止方法におい
て、溶融飛灰及び/又は焼成飛灰に、該飛灰当たりセメ
ントを1〜100%添加して混合後、鉄塩を前記飛灰当
たりFe換算で0.1%以上添加し、水を加えて混練し
湿潤状態、又は、造粒することとするか、又は、前記飛
灰を含有する排ガスを、前段のバグフィルタに通して該
飛灰を捕集し、捕集後の排ガスに消石灰を噴霧して後段
のバグフィルタを通して排ガスを処理するに際し、前記
前段のバグフィルタで捕集した飛灰に、該飛灰当たりセ
メントを1〜100%と後段のバグフィルタによる捕集
灰を添加して混合後、鉄塩を前記飛灰当たりFe換算で
0.1%以上添加し、水を加えて混練し湿潤状態、又
は、造粒することとした。
Description
は焼成飛灰の重金属溶出防止方法に係り、特に、アルカ
リ無添加飛灰の重金属溶出防止方法に関する。
鉄塩を使用したものについては、本出願人の出願に係る
次の2件が出願されており、いずれも最適pH域が存在
することが記載されている。その一つは、廃棄物特にア
ルカリ飛灰に鉄塩(硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第一
鉄、塩化第二鉄、ポリ硫酸鉄)を添加し、加熱すること
なく混練し、含湿状態ないしペースト状を呈する湿潤状
態とすることとし、pHを7〜12(10wt%スラリ
ー換算)とすることが望ましいとしている(特開平8−
39038号公報)。また、図1からpH値7〜12
(10wt%スラリー換算)の範囲がPb,Cdの埋め
立て基準をクリヤーできる範囲としている。
集灰(溶融飛灰又は焼却飛灰)に鉄塩と後段のバグフィ
ルタによる捕集灰(消石灰添加により排ガス中の塩化水
素、及び硫黄酸化物の吸収除去を行った灰で、以下“反
応アルカリ灰”と呼ぶ)を利用して溶融飛灰又は焼却飛
灰の重金属溶出防止を図る方法である(特願平11−4
076号)。この方法では“反応アルカリ灰”の添加量
は、pH域を6〜12(10wt%スラリー換算)にす
ることとしている。上記技術は、いずれも重金属の溶出
防止のため、処理物のpH域を最適な範囲内に入れる必
要性から、実際の処理操作においては添加アルカリ量等
の制御を行う必要があった。
様に、処理操作においてpHの管理を行わなくとも、処
理物のpH値が最適pH値の範囲に収まり、飛灰の組成
変動やセメント添加量に多少の変動があっても、飛灰中
に含まれる重金属、特に鉛の溶出防止を簡便で且つ安定
して行うことができる溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重
金属溶出防止方法を提供することを課題とする。
に、本発明では、溶融飛灰及び/又は焼成飛灰に、該飛
灰当たりセメントを1〜100%添加して混合後、鉄塩
を前記飛灰当たりFe換算で0.1%以上添加し、水を
加えて混練し湿潤状態とするか、又は、造粒することを
特徴とする溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防
止方法としたものである。また、本発明では、溶融飛灰
及び/又は焼成飛灰を含有する排ガスを、まず前段のバ
グフィルタに通して溶融飛灰及び/又は焼成飛灰を捕集
し、次いで飛灰を捕集後の排ガスに消石灰を噴霧して後
段のバグフィルタを通し、該排ガス中の酸性ガスを吸収
除去して排ガスを処理するに際し、前記前段のバグフィ
ルタで捕集した溶融飛灰及び/又は焼成飛灰に、該飛灰
当たりセメントを1〜100%と後段のバグフィルタに
よる捕集灰を添加して混合後、鉄塩を前記飛灰当たりF
e換算で0.1%以上添加し、水を加えて混練し湿潤状
態とするか、又は、造粒することを特徴とする溶融飛灰
及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防止方法としたもので
ある。前記の溶出防止方法において、鉄塩としては、硫
酸第一鉄、ポリ硫酸第二鉄、塩化第一鉄又は塩化第二鉄
から選ばれる1種以上を用いることができる。なお、本
発明で用いている%は、すべて重量%である。
オーダー含有される溶融飛灰及び/又は焼成飛灰に、鉄
塩とアルカリ剤としてセメントを添加し、水を加えて混
練するか又は、造粒するだけの簡便な操作で、重金属、
特に鉛の溶出を防止する方法である。その処理フロー図
の一例を図1に示す。セメントはpH緩衝性に優れてお
り、セメント添加量や被処理灰の組成が多少変動して
も、処理灰は最適pH域内に入り、安定して鉛の溶出防
止が出来ることを、各種試験結果を通じて見出し、本発
明に至った。セメント固化は、セメント中のケイ酸カル
シウム化合物などの鉱物が水と結合し、水和物結晶を生
じて硬化する過程において、重金属類の吸着や固溶化を
伴い、またセメントのアルカリ性によって重金属の難溶
性化合物を生成して固化体中に沈着、固定する原理に基
づいている。
類が濃縮されているものについては、セメント単独では
重金属溶出防止は不十分である。鉄塩の併用により、鉄
塩がセメントのアルカリ分と作用し、水酸化鉄沈殿を形
成し、重金属類が取り込まれるものと考えられる。取り
込まれる機構は、灰中の重金属類の水酸化鉄の吸着、水
酸化鉄結晶格子Feイオンとの置換等が考えられる。鉄
塩とセメントの相乗効果によって、きわめて安定した重
金属溶出防止が図られると考えられる。なお、溶融飛灰
は、ガス化溶融施設や焼成残さ溶融施設から発生し、焼
成飛灰は、焼成施設から発生する。ガス化溶融施設と
は、ごみを熱分解した後、発生ガスを燃焼又は回収する
と共に、不燃物等を溶融する施設で、シャフト炉のよう
な熱分解と溶融を一体で行う方式や、キルン炉や流動床
炉で熱分解し、溶融は別の炉で行う方式や、ストーカ炉
を用いた方式がある。焼却残さ溶融施設は、ごみ焼却施
設などで排出される焼却残さを溶融する施設で、プラズ
マトーチ式灰溶融炉などがある。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 シュレッダーダスト(車を裁断したときに発生する可燃
屑)を、ガス化溶融炉プラントで高温燃焼させて溶融し
た際に発生したバグフィルタ捕集灰であるガス化溶融炉
溶融飛灰の化学組成例を、表1に示す。
Cu,Znが高濃度に濃縮されている。また、環境庁告
示第13号(以下、環告13号)による、前記のガス化
溶融炉溶融飛灰の溶出試験結果を表2に示す。
b,Cdが埋め立て基準値を越えており、Zn,Cuも
高濃度溶出した。
ンドセメント及びポリ硫酸第二鉄〔{Fe2(OH)
n(SO4)3-n/2}m〕を用いて、本発明方法による処理
試験を行った。処理試験方法を、図2に工程図として示
す。ポリ硫酸第二鉄〔{Fe2(OH)n(S
O4)3-n/2}m〕の添加量は11.3(1.2asF
e)、14.5(1.6asFe)%/灰、普通ポルト
ランドセメントは15〜20%/灰で行った。結果を表
4に示す。なお、表4には問題になりやすい鉛の溶出試
験結果を記載している。他の重金属(T−Hg,Cd,
Cr6+,As,Se)の溶出試験結果は、表3に一例を
示すが、全てのRUNで埋め立て基準値内であり、銅、
亜鉛の溶出も低く抑えられていた。
〜10.5の範囲に収まり、鉛の溶出濃度は全てのRU
Nで埋立基準をクリヤしている。
いたセメント添加の試験結果を表5に示す。試験方法
は、溶融飛灰に普通ポルトランドセメントを所定量添加
し、空練りを5分間行った後、水を所定量添加し、混練
を10分間し、処理物を作成した。7日後に環告13号
法による溶出試験を実施した。
は、鉛の溶出濃度は埋立基準の0.3mg/l以下とな
るものの、鉛含有量が高い溶融飛灰に対しては鉛の溶出
濃度は埋立基準を越えていた。図3に、表4の本発明方
法と表5のセメント添加の比較を示す。溶出pH値は双
方とも10〜10.5程度に収まるが、鉛の溶出濃度
は、セメント添加では、埋め立て基準を越えるものがほ
とんどであるが、本発明方法では、鉄塩の強い鉛補足能
力により、全てのRUNで埋め立て基準以下になってい
る。
により、前段のバグフィルタ捕集灰(溶融飛灰)に鉄塩
と後段のバグフィルタによる捕集灰(消石灰添加により
排ガス中の塩化水素、及び硫黄酸化物の吸収除去を行っ
た灰で以下“反応アルカリ灰”と呼ぶ)を添加する方法
により行った。その試験結果を、表6に示す。“反応ア
ルカリ灰”の組成はCaO :61.6%,Cl:1
8.9%,SO4:1.36%,CO3:3.5%であっ
た。また、試験方法は溶融飛灰に“反応アルカリ灰”を
所定量添加し、空練りを5分間行った後、ポリ硫酸第二
鉄水溶液を加え(混合が良くなる様に添加水で希釈し
た。)、混練を10分間し、処理物を作成した。7日後
に環告13号法による溶出試験を実施した。
0.5の範囲(“反応アルカリ灰”の添加量8〜19%
/灰)で、Pbの溶出濃度は埋立基準内にあるが、この
範囲外では、Pbの溶出値は埋立基準をオーバーする。
従って、“反応アルカリ灰”の添加量を管理し、最適な
pH範囲に制御する必要がある。本発明の鉄塩+セメン
ト添加と比較例2の鉄塩+“反応アルカリ灰”の溶出p
H値の比較を図4に、及び溶出Pb濃度の比較を図5に
示す。図4から、本発明ではセメント添加量15〜30
%/灰の範囲で、セメント添加量にかかわらずpH10
〜10.5の範囲に収まり、図5に示す様に、鉛の溶出
濃度は全て埋め立て基準値内である。一方、比較例2の
鉄塩+“反応アルカリ灰”の試験では、“反応アルカリ
灰”の添加量の増加に伴い溶出pH値も上昇し、pH
8.2〜10.5の範囲をはずれた場合、低pH域と高
pH域は、Pbの溶出濃度が埋立基準をオーバーする。
トランドセメントをアルカリとして併用し、ポリ硫酸第
二鉄水溶液を鉄塩として添加した。処理試験結果を表7
に示す。試験方法は、溶融飛灰に“反応アルカリ灰”と
普通ポルトランドセメントを所定量添加し、空練りを5
分間行った後、ポリ硫酸第二鉄水溶液(混合が良くなる
様に添加水で希釈した。)を添加しながら10分間混練
し、処理物を作成した。7日後に環告13号法による溶
出試験を実施した。表7に結果を示すが“反応アルカリ
灰”の添加量を少な目に添加し、残りのアルカリ分を普
通ポルトランドセメントですることでも、安定した処理
が可能で、また、普通ポルトランドセメントの添加量の
低減が可能である
鉄7水塩を添加し、実施例1と同様の操作でテストを行
った。硫酸第1鉄7水塩(FeSO4・7H2O)添加
は、この1重量部に水2重量部を加えて溶解した水溶液
を、さらに水を加えて湿潤状態で充分混練できるように
添加した。処理試験結果を表8に示す。硫酸第1鉄7水
塩(FeSO4・7H2O)添加量は4(0.8asF
e),8(1.6asFe),16(3.2asFe)
%/灰で行い、セメントとして普通ポルトランドセメン
トを使用した。普通ポルトランドセメントの添加量は1
5と20%/灰で行った。表8から、溶出pH値は10
〜10.5の範囲に収まり、鉛の溶出濃度も埋立基準値
をクリヤーした。
した飛灰と焼却灰を、プラズマトーチ式灰溶融炉で溶融
した際に発生した溶融飛灰の化学組成を表9に示す。
Cd,Pb,Cu,Znが高濃度濃縮されている。ま
た、環境庁告示第13号によるプラズマ式灰溶融炉溶融
飛灰の溶出試験結果を表10に示す。
はHg,Pb,Cdが埋め立て基準値を越えており、Z
n,Cuも高濃度溶出した。この溶融飛灰を供試料と
し、普通ポルトランドセメント及びポリ硫酸第二鉄
〔{Fe2(OH)n(SO4)3-n/2}m〕を用いて、本
発明方法による処理試験を行った。試験方法は図2同様
である。ポリ硫酸第二鉄〔{Fe2(OH)n(SO4)
3-n/2}m〕の添加量は14.5(1.6asFe),2
2(2.4asFe)%/灰、普通ポルトランドセメン
トは20〜30%/灰で行った。結果を表11に示す。
なお、表11には、問題になりやすい鉛の溶出試験結果
を記載している。他の重金属(T−Hg,Cd,C
r6+,As,Se)の溶出結果は、表12に一例を示す
が、全のてRUNで埋め立て基準値内であり、銅、亜鉛
の溶出も低く抑えられていた。
いたセメント添加の処理灰の鉛溶出の試験結果を表13
に示す。表13から、セメントの添加率が40〜50%
/灰の場合、キレートを併用させても鉛の溶出濃度は、
埋立基準の0.3mg/lの埋め立て基準を越えてお
り、セメントの添加率が70〜80%/灰の時のみ埋め
立て基準値をクリヤーした。
鉄7水塩を添加し、実施例3と同様の操作でテストを行
った。硫酸第1鉄7水塩(FeSO4・7H2O)添加
は、この1重量部に水2重量部を加えて溶解した水溶液
を、さらに水を加えて湿潤状態で充分混練できるように
添加した。処理試験結果を表14に示す。硫酸第1鉄7
水塩(FeSO4・7H2O)添加量は8(1.6asF
e),16(3.2asFe)%/灰で行い、セメント
として普通ポルトランドセメントを使用した。普通ポル
トランドセメントの添加量は20と30%/灰で行っ
た。表14から、溶出pH値は10〜10.5の範囲に
収まり、鉛の溶出濃度も埋立基準値をクリヤーした。
合原料をおおむね1350℃で、セメントキルンで焼成
し、セメントクリンカを生成させたときに発生するバグ
フィルタ捕集灰である焼成飛灰の化学組成を、表15に
示す。
ンドセメント及びポリ硫酸第二鉄〔{Fe2(OH)
n(SO4)3-n/2}m〕を用いて、本発明方法による処理
試験を行った。試験方法は、図2と同様である。ポリ硫
酸第二鉄〔{Fe2(OH)n(SO4)3-n/2}m〕の添
加量は14.5(1.6asFe),22(2.4as
Fe)%/灰、普通ポルトランドセメントは5〜10%
/灰で行った。結果を表16に示す。なお、表16に
は、問題になりやすい鉛の溶出試験結果を記載してい
る。
収まり、鉛の溶出濃度も埋立基準値をクリヤーした。
捕捉能力により重金属溶出防止が可能であるが、最適p
H範囲があり、添加アルカリ量の制御等のpH管理が必
要であった。また、溶融飛灰や焼成飛灰のように重合金
属類が濃縮されているものについては、セメント単独で
は重金属溶出防止は不充分である。本発明は、両者の相
乗効果により、簡便で安定した重金属溶出防止方法を提
供することができた。すなわち、アルカリとしてpH緩
衝能力のあるセメントを用いることにより、特別なpH
管理を行わなくとも、鉄塩の重金属吸着能力が十分発揮
されるpH領域にできる効果があり、飛灰の組成変動や
セメント添加量に追従できることが十分可能になり、連
続処理も可能になり、簡便で安定した溶融飛灰及び/又
は焼成飛灰の重金属溶出防止方法を提供できる。
示す処理フロー図。
の溶出pH値と溶出濃度との関係を示すグラフ。
と溶出pH値との関係を示すグラフ。
とPb溶出値との関係を示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 溶融飛灰及び/又は焼成飛灰に、該飛灰
当たりセメントを1〜100%添加して混合後、鉄塩を
前記飛灰当たりFe換算で0.1%以上添加し、水を加
えて混練し湿潤状態とするか、又は、造粒することを特
徴とする溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防止
方法。 - 【請求項2】溶融飛灰及び/又は焼成飛灰を含有する排
ガスを、まず前段のバグフィルタに通して溶融飛灰及び
/又は焼成飛灰を捕集し、次いで飛灰を捕集後の排ガス
に消石灰を噴霧して後段のバグフィルタを通し、該排ガ
ス中の酸性ガスを吸収除去して排ガスを処理するに際
し、前記前段のバグフィルタで捕集した溶融飛灰及び/
又は焼成飛灰に、該飛灰当たりセメントを1〜100%
と後段のバグフィルタによる捕集灰を添加して混合後、
鉄塩を前記飛灰当たりFe換算で0.1%以上添加し、
水を加えて混練し湿潤状態とするか、又は、造粒するこ
とを特徴とする溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重金属溶
出防止方法。 - 【請求項3】 前記鉄塩は、硫酸第一鉄、ポリ硫酸第二
鉄、塩化第一鉄又は塩化第二鉄から選ばれる1種以上か
らなることを特徴とする請求項1又は2記載の溶融飛灰
及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防止方法。
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JP2000278156A JP3850205B2 (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 溶融飛灰及び/又は焼成飛灰の重金属溶出防止方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003080223A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-18 | Japan Organo Co Ltd | 化学汚染物質の処理方法 |
JP2009030893A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Takuma Co Ltd | クロムを含有する燃料から6価クロムの生成を抑制する燃焼方法 |
KR102299686B1 (ko) * | 2021-01-25 | 2021-09-09 | 주식회사 한 수 | 배가스 처리 조성물 및 이를 이용한 배가스 처리방법 |
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