JP2002083720A - 静止誘導電気機器 - Google Patents

静止誘導電気機器

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JP2002083720A
JP2002083720A JP2000269832A JP2000269832A JP2002083720A JP 2002083720 A JP2002083720 A JP 2002083720A JP 2000269832 A JP2000269832 A JP 2000269832A JP 2000269832 A JP2000269832 A JP 2000269832A JP 2002083720 A JP2002083720 A JP 2002083720A
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Japan
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coil
secondary coil
resin
bobbin
core
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JP2000269832A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Sawada
賢良 澤田
Hiroshi Matsubara
宏 松原
Koji Sakai
浩次 酒井
Hiroshi Takai
博史 高井
Hiroshi Oshima
寛 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくして、材料費及び製作工数
の低減を図る静止誘導電気機器を得る。 【解決手段】 鉄心の外周に樹脂製2次コイルボビン1
3を介して2次コイル2bを巻装し、2次コイル2bの
外周に樹脂製1次コイルボビン14を介して1次コイル
2aを巻装し、これら2次コイルと1次コイルとからな
るコイル2の下方に突出した鉄心の両側面に下コイル台
4を配置し、コイルの上方に突出した鉄心の両側面に上
コイル台を配置し、鉄心の下方の端面に絶縁材を介し且
つ下コイル台の下面を覆って下コア締め金具を配置し、
鉄心の上方の端面に絶縁材を介し且つ上コイル台の上面
を覆って上コア締め金具を配置し、鉄心を下コア締め金
具と上コア締め金具を介して締付け手段で締付ける。下
コイル台4は、2次コイルボビン13の下端に一体成形
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器やリアクト
ルの如き静止誘導電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の変圧器からなる静止誘導電
気機器の分解斜視図を示したものである。
【0003】この変圧器からなる静止誘導電気機器は、
枠型をなす鉄心1の左右の脚部の外周に2次コイル巻回
支持手段(図示せず)を介して2次コイル2bが巻装さ
れ、該2次コイル2bの外周に1次コイル巻回支持手段
(図示せず)を介して1次コイル2aが巻装され、これ
らの1次,2次コイルからなるコイル2の下面と鉄心1
の下部継鉄部との間とコイル2の上面と鉄心1の上部継
鉄部との間にそれぞれ板状の絶縁材3がそれぞれ配置さ
れ、これらの1次,2次コイルからなるコイル2の下方
に突出した鉄心1の下部継鉄部の両側面に下コイル台4
が配置され、コイル2の上方に突出した鉄心1の上部継
鉄部の両側面に上コイル台5が配置され、鉄心1の下方
の端面に板状の絶縁材6を介し且つ下コイル台4の下面
を覆って下コア締め金具7が配置され、鉄心1の上方の
端面に板状の絶縁材8を介し且つ上コイル台5の上面を
覆って上コア締め金具9が配置され、鉄心1の下部継鉄
部と上部継鉄部とが下コア締め金具7と上コア締め金具
9を介して鉄製のバンドよりなる締付け手段10で締付
けられ、上コア締め金具9には端子板11が取り付けら
れ、図示しないタンクとコイル2との間に板状の絶縁材
12が配置された構造になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな静止誘導電気機器では、部品点数が多くなり、材料
費がアップし、また当該部品を組み込まなければならな
いため組立て工数が多くなる問題点があった。
【0005】本発明の目的は、部品点数を少なくして、
材料費及び製作工数の低減を図ることができる静止誘導
電気機器を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ボビンの形成に絶縁
紙を用いない静止誘導電気機器を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、2次コイルボビンと
1次コイルボビンとの連結を容易に行なえる静止誘導電
気機器を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ボビンが2次コイル
と1次コイルとの間の油道の形成も行なえる静止誘導電
気機器を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、乗り上げ時の巻崩れ
を防止して2次コイルの2層目の乗り上げが行なえる静
止誘導電気機器を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、2次コイルの2層目
の端部の仕上がり精度を向上させることができる静止誘
導電気機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄心の外周に
2次コイル巻回支持手段を介して2次コイルが巻装さ
れ、該2次コイルの外周に1次コイル巻回支持手段を介
して1次コイルが巻装され、これら2次コイルと1次コ
イルとからなるコイルの下方に突出した鉄心の両側面に
下コイル台が配置され、コイルの上方に突出した鉄心の
両側面に上コイル台が配置され、鉄心の下方の端面に絶
縁材を介し且つ下コイル台の下面を覆って下コア締め金
具が配置され、鉄心の上方の端面に絶縁材を介し且つ上
コイル台の上面を覆って上コア締め金具が配置され、鉄
心が下コア締め金具と上コア締め金具を介して締付け手
段で締付けられている静止誘導電気機器を改良するもの
である。
【0012】本発明に係る静止誘導電気機器において
は、2次コイル巻回支持手段として樹脂製2次コイルボ
ビンが用いられ、1次コイル巻回支持手段として樹脂製
1次コイルボビンが用いられ、少なくとも一方のコイル
ボビンの下端に下コイル台が樹脂により一体成形されて
いることを特徴とする。
【0013】このように下コイル台を、少なくとも一方
のコイルボビンの下端に樹脂により一体成形すると、部
品点数が少なくなり、材料費及び製作工数の低減を図る
ことができる。
【0014】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、樹脂製2次コイルボビンと樹脂製1次コイルボ
ビンとが下コイル台を介して相互に連結されていること
を特徴とする。
【0015】かかる構成にすると、2次コイルボビンと
1次コイルボビンとの連結を容易に行なうことができ
る。
【0016】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、樹脂製1次コイルボビンの内周には、2次コイ
ルと1次コイルとの間に油道を形成するためにリブが設
けられていることを特徴とする。
【0017】かかる構成にすると、2次コイルボビンを
1次コイルボビンの外周に嵌めるだけで、2次コイルと
1次コイルとの間の油道を形成することができる。
【0018】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、樹脂製2次コイルボビンの外周の端部に2次コ
イルの2層目巻回のための乗り上げ台が設けられている
ことを特徴とする。
【0019】かかる構成にすると、乗り上げ時の巻崩れ
を防止して2次コイルの2層目の乗り上げを行なうこと
ができる。
【0020】さらに、本発明に係る静止誘導電気機器に
おいては、樹脂製2次コイルボビンの鍔部には、乗り上
げ台の位置に対応して2層目の2次コイルの巻回方向に
向かって外径が徐々に大きくなるテーパー部と、該テー
パー部のテーパー面に直交する壁からなっていて一旦鍔
部の外側縁部側に徐々に接近した後に2次コイルボビン
の巻胴の方向に徐々に張り出すテーパー部とが設けられ
ていることを特徴とする。
【0021】かかる構成にすると、これら互いに直交す
る2つのテーパー部により2次コイルの2層目の端部の
仕上がり精度を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)〜図4(A)
(B)は本発明に係る静止誘導電気機器の実施の形態の
一例を示したもので、図1(A)(B)は本例の静止誘
導電気機器で締付け手段を省略した状態の平面図及び縦
断面図、図2は本例の静止誘導電気機器で用いている樹
脂製2次コイルボビンと樹脂製1次コイルボビンとの斜
視図、図3(A)(B)は樹脂製2次コイルボビンとこ
のボビンに巻かれた2次コイルの1層目から2層目への
巻回部分の展開図、図4(A)(B)は本例の静止誘導
電気機器の正面図及び側面図である。
【0023】本例は、変圧器からなる静止誘導電気機器
に本発明を適用した例を示したものである。この静止誘
導電気機器では、2次コイル巻回支持手段と1次コイル
巻回支持手段として、図2に示すような樹脂製2次コイ
ルボビン13と樹脂製1次コイルボビン14とを用い
る。
【0024】樹脂製2次コイルボビン13は、樹脂製で
角筒状をした巻胴13aと、その両端の外周に一体成形
で突設された樹脂製の鍔部13b,13cと、鍔部13
cの内側にほぼ半周に亘って一体成形で突設されて2次
コイル2bの2層目の乗り上げを行なう樹脂製の乗り上
げ台13dと、鍔部13cの外周に乗り上げ台13dに
対応して設けられたテーパー部13e,13fとを備え
ている。テーパー部13eは鍔部13cの外径が周方向
に徐々に大きくなる傾斜を持った構造となっており、テ
ーパー部13fはテーパー部13eの上に垂直に立上る
壁が一旦徐々に鍔部13cの外側縁部に接近した後、徐
々に巻胴13aの方向に張り出す構造になっている。ま
た、この2次コイルボビン13の鍔部13bの一部に
は、これを横切る溝により口出し線導出部15が設けら
れている。さらに、この2次コイルボビン13の鍔部1
3cの周方向の3箇所には、樹脂製の下コイル台4が該
2次コイルボビン13と一体成形で設けられている。対
向する1対の下コイル台4には、ボビン連結凹部4aが
設けられている。
【0025】樹脂製1次コイルボビン14は、樹脂製で
角筒状をした巻胴14aと、その両端の外周に一体成形
で突設された樹脂製の鍔部14b,14cと、鍔部14
cの周方向の3箇所には一体成形で設けられて2次コイ
ルボビン13との連結を行なう樹脂製のボビン連結部材
16とを備えている。これらボビン連結部材16は、2
次コイルボビン13の各下コイル台4に設けられている
ボビン連結凹部4aに嵌まって連結されるようになって
いる。1次コイルボビン14の内周には、2次コイル2
bと1次コイル2aとの間に油道17を形成するために
リブ18が突設されている。
【0026】2次コイルボビン13の巻胴13aには、
平角導体よりなる2次コイル2bを巻回する。2次コイ
ル2bの2層目は、乗り上げ台13dの上に載せて巻き
始め、次に1層目の上に重ね巻きする。このように乗り
上げ台13dを用いると、乗り上げ時の巻崩れを防止し
て2次コイル2bの2層目の乗り上げを行なうことがで
きる。2次コイルボビン13の鍔部13cには、2層目
の平角導体よりなる2次コイル2bの巻回方向に向かっ
てテーパー部13e,13fが図3(B)に示すように
設けられているので、2次コイル2bの2層目の端部の
仕上がり精度を向上させることができる。即ち、この図
3(B)のI,II,III ,IVは図3(A)の2次コイル
ボビン13の巻胴13aのI,II,III ,IVの各部分を
示しており、テーパー部13e,13fが図3(B)に
示すように設けられているので、2次コイル2bの1層
目2b1の上に2層目2b2を重ね始めるときテーパー部1
3eに乗った2層目2b2は垂直向きのテーパー部13f
により一旦1層目2b1の外に出た後に巻胴13a側に徐
々に張り出すことにより1層目2b1の上に徐々に誘導さ
れて通常の2層目2b2の巻回状態になり、2次コイル2
bの2層目2b2の端部の仕上がり精度を向上させること
ができる。2次コイル2bの巻始め口出し部及び巻終り
口出し部は口出し線導出部15を通す。1層目の2次コ
イル2bの外周には、クラフト紙を手作業で巻回して2
次コイル内絶縁層(図示せず)を形成し、この2次コイ
ル内絶縁層の外周に、平角導体よりなる2層目の2次コ
イル2bを巻回する。
【0027】また、1次コイルボビン14の巻胴14a
には、丸導体よりなる1次コイル2aを巻回する。この
1層目の1次コイル2aの外周にクラフト紙よりなる1
次コイル内絶縁紙(図示せず)を手作業で巻回し、この
1次コイル内絶縁紙の外周に2層目の1次コイル2aを
巻回する。このような1次コイルの巻回を順次行ない、
最後の1次コイル2aの巻回が終了したら、この1次コ
イル2aの外周にクラフト紙またはプレスボードを巻回
して最外周絶縁層(図示せず)を形成する。
【0028】かかる状態で、2次コイルボビン13の外
周に1次コイルボビン14を嵌め、1次コイルボビン1
4の各ボビン連結部材16を2次コイルボビン13の各
下コイル台4に設けられているボビン連結凹部4aに嵌
めて、2次コイルボビン13と1次コイルボビン14と
を連結する。このように2次コイルボビン13の外周に
1次コイルボビン14を嵌めると、1次コイルボビン1
4の内周のリブ18により、2次コイル2bと1次コイ
ル2aとの間に油道17が形成される。
【0029】このように2次コイル巻回支持手段として
樹脂製2次コイルボビン13を用い、1次コイル巻回支
持手段として樹脂製1次コイルボビン14を用い、2次
コイルボビン13の下端に下コイル台4を樹脂により一
体成形すると、部品点数が少なくなり、材料費及び製作
工数の低減を図ることができる。
【0030】また、樹脂製2次コイルボビン13と樹脂
製1次コイルボビン14とを用いると、ボビンの形成に
絶縁紙を用いる必要がなくなり、能率よく変圧器の形成
を行なうことができる。2次コイルボビン13と1次コ
イルボビン14とに対するコイル2a,2bの巻回が、
それぞれ別工程で同時に行なうこともでき、能率よくコ
イルの巻回作業を行なうことができる。
【0031】また、樹脂製1次コイルボビン14の内周
には、2次コイル2bと1次コイル2aとの間に油道1
7を形成するためにリブ18が設けられているので、2
次コイルボビン13の外周に1次コイルボビン14を嵌
めるだけで、2次コイル2bと1次コイル2aとの間の
油道17を形成することができる。
【0032】また、樹脂製2次コイルボビン13の外周
の端部に2次コイル2bの2層目巻回のための乗り上げ
台13dが設けられているので、乗り上げ時の巻崩れを
防止して2次コイル2bの2層目の乗り上げを行なうこ
とができる。
【0033】また、樹脂製2次コイルボビン13の鍔部
13cに互いに直交する向きのテーパー部13e,13
fが設けられているので、2次コイル2bの2層目2b2
の端部の仕上がり精度を向上させることができる。
【0034】また、樹脂製2次コイルボビン13の端部
に口出し線導出部15を設けているので、2次コイル2
bの口出し線の固定をこの口出し線導出部15により容
易に行なうことができる。
【0035】さらに、樹脂製2次コイルボビン13と樹
脂製1次コイルボビン14に両者を連結する下コイル台
4のボビン連結凹部4aとボビン連結部材16とがそれ
ぞれ設けられているので、樹脂製2次コイルボビン13
と樹脂製1次コイルボビン14との連結を容易に行なう
ことができる。
【0036】上記例では、樹脂製2次コイルボビン13
に下コイル台4を一体成形により設け、樹脂製1次コイ
ルボビン14にボビン連結部材16を一体成形により設
けたが、樹脂製1次コイルボビン14に下コイル台4を
一体成形により設け、樹脂製2次コイルボビン13にボ
ビン連結部材16を一体成形により設けてもよい。
【0037】また、上記例では、本発明を変圧器に適用
した例について示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、リアクトル等にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る静止誘導電気機器において
は、2次コイル巻回支持手段として樹脂製2次コイルボ
ビンを用い、1次コイル巻回支持手段として樹脂製1次
コイルボビンを用い、少なくとも一方のコイルボビンの
下端に下コイル台を樹脂により一体成形したので、部品
点数が少なくなり、材料費及び製作工数の低減を図るこ
とができる。
【0039】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、樹脂製2次コイルボビンと樹脂製1次コイルボ
ビンとを下コイル台を介して相互に連結したので、2次
コイルボビンと1次コイルボビンとの連結を容易に行な
うことができる。
【0040】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、樹脂製1次コイルボビンの内周に、2次コイル
と1次コイルとの間に油道を形成するためにリブを設け
たので、2次コイルボビンを1次コイルボビンの外周に
嵌めるだけで、2次コイルと1次コイルとの間の油道を
容易に形成することができる。
【0041】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、樹脂製2次コイルボビンの外周の端部に2次コ
イルの2層目巻回のための乗り上げ台を設けたので、乗
り上げ時の巻崩れを防止して2次コイルの2層目の乗り
上げを行なうことができる。
【0042】さらに、本発明に係る静止誘導電気機器に
おいては、樹脂製2次コイルボビンの鍔部に、乗り上げ
台の位置に対応して2層目の2次コイルの巻回方向に向
かって外径が徐々に大きくなるテーパー部と、該テーパ
ー部のテーパー面に直交する壁からなっていて一旦鍔部
の外側縁部側に徐々に接近した後に2次コイルボビンの
巻胴の方向に徐々に張り出すテーパー部を設けたので、
これら互いに直交する2つのテーパー部により2次コイ
ルの2層目の端部の仕上がり精度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明に係る静止誘導電気機器
の実施の形態の一例で締付け手段を省略した状態の平面
図及び縦断面図である。
【図2】本例の静止誘導電気機器で用いている樹脂製2
次コイルボビンと樹脂製1次コイルボビンとの斜視図で
ある。
【図3】(A)(B)は樹脂製2次コイルボビンとこの
ボビンに巻かれた2次コイルの1層目から2層目への巻
回部分の展開図である。
【図4】(A)(B)は本例の静止誘導電気機器の正面
図及び側面図である。
【図5】従来の変圧器からなる静止誘導電気機器の分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄心 2 コイル 2a 1次コイル 2b 2次コイル 3 絶縁材 4 下コイル台 4a ボビン連結凹部 5 上コイル台 6 絶縁材 7 下コア締め金具 8 絶縁材 9 上コア締め金具 10 締付け手段 11 端子板 12 絶縁材 13 樹脂製2次コイルボビン 13a 巻胴 13b,13c 鍔部 13d 乗り上げ台 13e,13f テーパー部 14 樹脂製1次コイルボビン 14a 巻胴 14b,14c 鍔部 15 口出し線導出部 16 ボビン連結部材 17 油道 18 リブ
フロントページの続き (72)発明者 松原 宏 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 酒井 浩次 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 高井 博史 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 大島 寛 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 Fターム(参考) 5E043 AA06 AB01 AB03 FA01 5E044 BA03 BA06 BB02 BB10 BC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心の外周に2次コイル巻回支持手段を
    介して2次コイルが巻装され、前記2次コイルの外周に
    1次コイル巻回支持手段を介して1次コイルが巻装さ
    れ、これら2次コイルと1次コイルとからなる前記コイ
    ルの下方に突出した前記鉄心の両側面に下コイル台が配
    置され、前記コイルの上方に突出した前記鉄心の両側面
    に上コイル台が配置され、前記鉄心の下方の端面に絶縁
    材を介し且つ前記下コイル台の下面を覆って下コア締め
    金具が配置され、前記鉄心の上方の端面に絶縁材を介し
    且つ前記上コイル台の上面を覆って上コア締め金具が配
    置され、前記鉄心が前記下コア締め金具と前記上コア締
    め金具を介して締付け手段で締付けられている静止誘導
    電気機器において、 前記2次コイル巻回支持手段として樹脂製2次コイルボ
    ビンが用いられ、前記1次コイル巻回支持手段として樹
    脂製1次コイルボビンが用いられ、少なくとも一方の前
    記コイルボビンの下端に前記下コイル台が樹脂により一
    体成形されていることを特徴とする静止誘導電気機器。
  2. 【請求項2】 前記樹脂製2次コイルボビンと前記樹脂
    製1次コイルボビンとが前記下コイル台を介して相互に
    連結されていることを特徴とする請求項1に記載の静止
    誘導電気機器。
  3. 【請求項3】 前記樹脂製1次コイルボビンの内周に
    は、前記2次コイルと前記1次コイルとの間に油道を形
    成するためにリブが設けられていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の静止誘導電気機器。
  4. 【請求項4】 前記樹脂製2次コイルボビンの外周の端
    部に前記2次コイルの2層目巻回のための乗り上げ台が
    設けられていることを特徴とする請求項1,2または3
    に記載の静止誘導電気機器。
  5. 【請求項5】 前記樹脂製2次コイルボビンの鍔部に
    は、前記乗り上げ台の位置に対応して2層目の前記2次
    コイルの巻回方向に向かって外径が徐々に大きくなるテ
    ーパー部と、該テーパー部のテーパー面に直交する壁か
    らなっていて一旦前記鍔部の外側縁部側に徐々に接近し
    た後に前記2次コイルボビンの巻胴の方向に徐々に張り
    出すテーパー部とが設けられていることを特徴とする請
    求項4に記載の静止誘導電気機器。
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