JP2002083718A - 静止誘導電気機器 - Google Patents
静止誘導電気機器Info
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- JP2002083718A JP2002083718A JP2000274388A JP2000274388A JP2002083718A JP 2002083718 A JP2002083718 A JP 2002083718A JP 2000274388 A JP2000274388 A JP 2000274388A JP 2000274388 A JP2000274388 A JP 2000274388A JP 2002083718 A JP2002083718 A JP 2002083718A
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- resin
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 短絡機械力に対して強い静止誘導電気機器を
得る。 【解決手段】 鉄心20の外周に樹脂製2次コイルボビ
ン12を介して2次コイル4a,4bを配置し、2次コ
イル4bの外周に樹脂製1次コイルボビン13を介して
1次コイル10を配置する。2次コイル4a,4bのコ
イル巻回軸方向の中心S2 と1次コイル10のコイル巻
回軸方向の中心S1 とをコイル巻回軸方向にずらす。こ
れら樹脂製2次コイルボビン12と樹脂製1次コイルボ
ビン13とをコイル巻回軸方向にずれないように固定す
る。
得る。 【解決手段】 鉄心20の外周に樹脂製2次コイルボビ
ン12を介して2次コイル4a,4bを配置し、2次コ
イル4bの外周に樹脂製1次コイルボビン13を介して
1次コイル10を配置する。2次コイル4a,4bのコ
イル巻回軸方向の中心S2 と1次コイル10のコイル巻
回軸方向の中心S1 とをコイル巻回軸方向にずらす。こ
れら樹脂製2次コイルボビン12と樹脂製1次コイルボ
ビン13とをコイル巻回軸方向にずれないように固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器の如き静止
誘導電気機器に関するものである。
誘導電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の静止誘導電気機器は、図
4に示すような構造をしていた。即ち、図示しない鉄心
の外周にプレスボード1とクラフト紙2とが巻回されて
巻胴部3が設けられている。この巻胴部3の外周に、平
角導体よりなる2次コイル4aが巻回されている。この
2次コイル4aの両端で巻胴部3の外周には、2次コイ
ル4aの端部に接触させながらプレスボードが手作業で
巻回されて貼り付けられ2次コイル端部支持絶縁体5a
が設けられている。2次コイル4aと2次コイル端部支
持絶縁体5aとの外周には、クラフト紙を手作業で巻回
して2次コイル内絶縁層6が設けられている。この2次
コイル内絶縁層6の外周には、平角導体よりなる2次コ
イル4bが巻回されている。この2次コイル4bの両端
で2次コイル内絶縁層6の外周には、2次コイル4bに
接触させながらプレスボードを手作業で巻回して貼り付
けて2次コイル端部支持絶縁体5bが設けられている。
これら巻胴部3と2次コイル端部支持絶縁体5a,5b
とにより2次コイル巻回支持手段7が形成されている。
2次コイル4bの外周には、クラフト紙またはプレスボ
ード8aが手作業で巻回されて高圧・低圧間絶縁層を兼
ねた巻胴部8が形成されている。巻胴部8の外周には、
クラフト紙よりなる1次コイル内絶縁紙9が手作業で巻
回され、その幅方向の両端ではこの絶縁紙9を3段ある
いは5段に折り曲げて折り曲げ部9aが形成され、この
1次コイル内絶縁紙9の外周に1次コイル10aが巻回
されている。この1次コイル10aの外周にはクラフト
紙よりなる1次コイル内絶縁紙9が手作業で巻回され、
その幅方向の両端ではこの絶縁紙9が3段あるいは5段
に折り曲げられて折り曲げ部9aが形成され、この1次
コイル内絶縁紙9の外周に1次コイル10bが巻回され
ている。このような1次コイルの巻回が順次行なわれ、
最後の1次コイル10nの巻回が終了したら、この1次
コイル10nの外周に図示しないがクラフト紙またはプ
レスボードが巻回されて最外周絶縁層が形成されてい
る。この場合には、巻胴部8と1次コイル内絶縁紙9と
により1次コイル巻回支持手段11が形成されている。
4に示すような構造をしていた。即ち、図示しない鉄心
の外周にプレスボード1とクラフト紙2とが巻回されて
巻胴部3が設けられている。この巻胴部3の外周に、平
角導体よりなる2次コイル4aが巻回されている。この
2次コイル4aの両端で巻胴部3の外周には、2次コイ
ル4aの端部に接触させながらプレスボードが手作業で
巻回されて貼り付けられ2次コイル端部支持絶縁体5a
が設けられている。2次コイル4aと2次コイル端部支
持絶縁体5aとの外周には、クラフト紙を手作業で巻回
して2次コイル内絶縁層6が設けられている。この2次
コイル内絶縁層6の外周には、平角導体よりなる2次コ
イル4bが巻回されている。この2次コイル4bの両端
で2次コイル内絶縁層6の外周には、2次コイル4bに
接触させながらプレスボードを手作業で巻回して貼り付
けて2次コイル端部支持絶縁体5bが設けられている。
これら巻胴部3と2次コイル端部支持絶縁体5a,5b
とにより2次コイル巻回支持手段7が形成されている。
2次コイル4bの外周には、クラフト紙またはプレスボ
ード8aが手作業で巻回されて高圧・低圧間絶縁層を兼
ねた巻胴部8が形成されている。巻胴部8の外周には、
クラフト紙よりなる1次コイル内絶縁紙9が手作業で巻
回され、その幅方向の両端ではこの絶縁紙9を3段ある
いは5段に折り曲げて折り曲げ部9aが形成され、この
1次コイル内絶縁紙9の外周に1次コイル10aが巻回
されている。この1次コイル10aの外周にはクラフト
紙よりなる1次コイル内絶縁紙9が手作業で巻回され、
その幅方向の両端ではこの絶縁紙9が3段あるいは5段
に折り曲げられて折り曲げ部9aが形成され、この1次
コイル内絶縁紙9の外周に1次コイル10bが巻回され
ている。このような1次コイルの巻回が順次行なわれ、
最後の1次コイル10nの巻回が終了したら、この1次
コイル10nの外周に図示しないがクラフト紙またはプ
レスボードが巻回されて最外周絶縁層が形成されてい
る。この場合には、巻胴部8と1次コイル内絶縁紙9と
により1次コイル巻回支持手段11が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような静止誘導電
気機器は、規格短絡電流値の通電に対しては破壊しない
ものの、それ以上の電流を流して破壊値を求めると、同
じ仕様の構造のものでもその値がばらついて一定せず、
破壊状況も多種のパターンが見られる。
気機器は、規格短絡電流値の通電に対しては破壊しない
ものの、それ以上の電流を流して破壊値を求めると、同
じ仕様の構造のものでもその値がばらついて一定せず、
破壊状況も多種のパターンが見られる。
【0004】この原因としては、次のようなことが考え
られる。
られる。
【0005】(イ)コイル巻回支持手段7,11が、接
着絶縁紙や接着剤等で構成された複雑な構造で、寸法精
度もある程度の範囲にしか収まらず、1次コイルと2次
コイルのコイル巻回軸方向の位置が個々にいずれかの方
向に若干ずれているので、短絡電流が流れた時に発生す
る短絡機械力の方向が大きく異なってくる。
着絶縁紙や接着剤等で構成された複雑な構造で、寸法精
度もある程度の範囲にしか収まらず、1次コイルと2次
コイルのコイル巻回軸方向の位置が個々にいずれかの方
向に若干ずれているので、短絡電流が流れた時に発生す
る短絡機械力の方向が大きく異なってくる。
【0006】(ロ)静止誘導電気機器は、複雑な構造で
1つの固まりとして存在しているため、コイル内の場所
によって接着力にばらつきがある。
1つの固まりとして存在しているため、コイル内の場所
によって接着力にばらつきがある。
【0007】なお、短絡機械力とは、2次側において短
絡事故が発生したとき、コイルに流れる大電流により、
コイルに発生する電磁機械力のことである。
絡事故が発生したとき、コイルに流れる大電流により、
コイルに発生する電磁機械力のことである。
【0008】従って、従来の構造では、規格短絡電流値
に対して破壊をしないようにするために、過剰品質な無
駄な設計がなされていた。また、製作においては、作業
性が悪く、コストアップの原因になっていた。
に対して破壊をしないようにするために、過剰品質な無
駄な設計がなされていた。また、製作においては、作業
性が悪く、コストアップの原因になっていた。
【0009】本発明の目的は、短絡機械力に対して強い
静止誘導電気機器を提供することにある。
静止誘導電気機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄心の外周に
2次コイル巻回支持手段を介して2次コイルが巻回さ
れ、該2次コイルの外周に1次コイル巻回支持手段を介
して1次コイルが巻回されている静止誘導電気機器を改
良するものである。
2次コイル巻回支持手段を介して2次コイルが巻回さ
れ、該2次コイルの外周に1次コイル巻回支持手段を介
して1次コイルが巻回されている静止誘導電気機器を改
良するものである。
【0011】本発明に係る静止誘導電気機器において
は、2次コイルのコイル巻回軸方向の中心(2次コイル
磁気センター)と1次コイルのコイル巻回軸方向の中心
(1次コイル磁気センター)とがコイル巻回軸方向にず
らされている。これら2次コイルと1次コイルとが、コ
イル巻回軸方向にずれないように固定されている。
は、2次コイルのコイル巻回軸方向の中心(2次コイル
磁気センター)と1次コイルのコイル巻回軸方向の中心
(1次コイル磁気センター)とがコイル巻回軸方向にず
らされている。これら2次コイルと1次コイルとが、コ
イル巻回軸方向にずれないように固定されている。
【0012】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、2次コイル巻回支持手段として樹脂製2次コイ
ルボビンが用いられ、1次コイル巻回支持手段として樹
脂製1次コイルボビンが用いられている。2次コイルの
コイル巻回軸方向の中心(2次コイル磁気センター)と
1次コイルのコイル巻回軸方向の中心(1次コイル磁気
センター)とが、コイル巻回軸方向にずらされている。
2次コイルを巻回した樹脂製2次コイルボビンの外周
に、1次コイルを巻回した樹脂製1次コイルボビンが、
コイル巻回軸方向にずれないように機械的に固定されて
いる。
いては、2次コイル巻回支持手段として樹脂製2次コイ
ルボビンが用いられ、1次コイル巻回支持手段として樹
脂製1次コイルボビンが用いられている。2次コイルの
コイル巻回軸方向の中心(2次コイル磁気センター)と
1次コイルのコイル巻回軸方向の中心(1次コイル磁気
センター)とが、コイル巻回軸方向にずらされている。
2次コイルを巻回した樹脂製2次コイルボビンの外周
に、1次コイルを巻回した樹脂製1次コイルボビンが、
コイル巻回軸方向にずれないように機械的に固定されて
いる。
【0013】このように2次コイルのコイル巻回軸方向
の中心と1次コイルのコイル巻回軸方向の中心とをコイ
ル巻回軸方向にずらすと、短絡機械力の方向が一律に定
まる。例えば、一方のコイルの短絡機械力はコイル巻回
軸方向の一方の向きに働き、他方のコイルの短絡機械力
はコイル巻回軸方向の他方の向きに働き、短絡機械力の
働く方向が一律に決まるため設計がし易くなる。ただ
し、ずらす距離は、静止誘導電気機器の仕様品質、例え
ば内部インピーダンス等の規格値の範囲内に納めるよう
に決定する。このように短絡機械力の方向が一律に定ま
ると、それに耐え得るようにコイル相互間またはボビン
相互間を固定すればよい。このため短絡機械力に対して
強い静止誘導電気機器を容易に製造することができる。
の中心と1次コイルのコイル巻回軸方向の中心とをコイ
ル巻回軸方向にずらすと、短絡機械力の方向が一律に定
まる。例えば、一方のコイルの短絡機械力はコイル巻回
軸方向の一方の向きに働き、他方のコイルの短絡機械力
はコイル巻回軸方向の他方の向きに働き、短絡機械力の
働く方向が一律に決まるため設計がし易くなる。ただ
し、ずらす距離は、静止誘導電気機器の仕様品質、例え
ば内部インピーダンス等の規格値の範囲内に納めるよう
に決定する。このように短絡機械力の方向が一律に定ま
ると、それに耐え得るようにコイル相互間またはボビン
相互間を固定すればよい。このため短絡機械力に対して
強い静止誘導電気機器を容易に製造することができる。
【0014】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、2次コイルと1次コイルは自己融着導線の巻回
により線同士が接着されて構成され、且つ1次コイルは
60度巻線方式で巻回されている。
いては、2次コイルと1次コイルは自己融着導線の巻回
により線同士が接着されて構成され、且つ1次コイルは
60度巻線方式で巻回されている。
【0015】このように構成すると、静止誘導電気機器
をさらに強い構造にすることができる。この場合、1次
コイルは従来のレヤー巻きとすると絶縁が保たないが、
60度巻線方式によれば絶縁を保たせることができる。
をさらに強い構造にすることができる。この場合、1次
コイルは従来のレヤー巻きとすると絶縁が保たないが、
60度巻線方式によれば絶縁を保たせることができる。
【0016】さらに、本発明に係る静止誘導電気機器に
おいては、樹脂製1次コイルボビンの鍔と60度巻線方
式の1次コイルとの間が詰め物で補強されている。
おいては、樹脂製1次コイルボビンの鍔と60度巻線方
式の1次コイルとの間が詰め物で補強されている。
【0017】このようにすると、樹脂製1次コイルボビ
ンの鍔と60度巻線方式の1次コイルとの間の隙間の補
強がなされ、静止誘導電気機器をより一層強い構造にす
ることができる。
ンの鍔と60度巻線方式の1次コイルとの間の隙間の補
強がなされ、静止誘導電気機器をより一層強い構造にす
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明を変圧器に
適用した静止誘導電気機器における実施の形態の1例を
示したもので、図1は本例の静止誘導電気機器の半部側
の縦断面、図2は本例で用いる樹脂製1次コイルボビン
と樹脂製2次コイルボビンとの斜視図、図3(A)
(B)は樹脂製2次コイルボビンとこのボビンに巻かれ
た2次コイルの1層目から2層目への巻回部分の展開図
である。
適用した静止誘導電気機器における実施の形態の1例を
示したもので、図1は本例の静止誘導電気機器の半部側
の縦断面、図2は本例で用いる樹脂製1次コイルボビン
と樹脂製2次コイルボビンとの斜視図、図3(A)
(B)は樹脂製2次コイルボビンとこのボビンに巻かれ
た2次コイルの1層目から2層目への巻回部分の展開図
である。
【0019】この静止誘導電気機器では、2次コイル巻
回支持手段7と1次コイル巻回支持手段11として、図
2に示すような樹脂製2次コイルボビン12と樹脂製1
次コイルボビン13とが用いられている。
回支持手段7と1次コイル巻回支持手段11として、図
2に示すような樹脂製2次コイルボビン12と樹脂製1
次コイルボビン13とが用いられている。
【0020】樹脂製2次コイルボビン12は、樹脂製で
角筒状をした巻胴部12aと、その両端の外周に一体成
形で突設された樹脂製の鍔部12b,12cと、鍔部1
2cの内側にほぼ半周に亘って一体成形で突設されて2
次コイル4aの2層目の乗り上げを行なう樹脂製の乗り
上げ台12dと、鍔部12cの外周に乗り上げ台12d
に対応して設けられたテーパー部12e,12fとを備
えている。テーパー部12eは鍔部12cの外径が周方
向に徐々に大きくなる傾斜を持った構造となっており、
テーパー部12fは図3(B)に示すようにテーパー部
12eの上に垂直に立上る壁が一旦徐々に鍔部12cの
外側縁部に接近した後、徐々に巻胴部12aの方向に張
り出す構造になっている。また、この樹脂製2次コイル
ボビン12の鍔部12bの一部には、これを横切る溝に
より口出し線導出部14が設けられている。さらに、こ
の樹脂製2次コイルボビン12の鍔部12cの周方向の
3箇所には、樹脂製の下コイル台15が該樹脂製2次コ
イルボビン12と一体成形で設けられている。対向する
1対の下コイル台15には、ボビン連結凹部16が設け
られている。
角筒状をした巻胴部12aと、その両端の外周に一体成
形で突設された樹脂製の鍔部12b,12cと、鍔部1
2cの内側にほぼ半周に亘って一体成形で突設されて2
次コイル4aの2層目の乗り上げを行なう樹脂製の乗り
上げ台12dと、鍔部12cの外周に乗り上げ台12d
に対応して設けられたテーパー部12e,12fとを備
えている。テーパー部12eは鍔部12cの外径が周方
向に徐々に大きくなる傾斜を持った構造となっており、
テーパー部12fは図3(B)に示すようにテーパー部
12eの上に垂直に立上る壁が一旦徐々に鍔部12cの
外側縁部に接近した後、徐々に巻胴部12aの方向に張
り出す構造になっている。また、この樹脂製2次コイル
ボビン12の鍔部12bの一部には、これを横切る溝に
より口出し線導出部14が設けられている。さらに、こ
の樹脂製2次コイルボビン12の鍔部12cの周方向の
3箇所には、樹脂製の下コイル台15が該樹脂製2次コ
イルボビン12と一体成形で設けられている。対向する
1対の下コイル台15には、ボビン連結凹部16が設け
られている。
【0021】樹脂製1次コイルボビン13は、樹脂製で
角筒状をした巻胴部13aと、その両端の外周に一体成
形で突設された樹脂製の鍔部13b,13cと、鍔部1
3cの周方向の3箇所には一体成形で設けられて樹脂製
2次コイルボビン12との連結を行なう樹脂製のボビン
連結部材17とを備えている。これらボビン連結部材1
7は、樹脂製2次コイルボビン12の各下コイル台15
に設けられているボビン連結凹部16に嵌まって連結さ
れるようになっている。樹脂製1次コイルボビン13の
内周には、2次コイル4bと1次コイル10との間に油
道を形成するためにリブ18が突設されている。
角筒状をした巻胴部13aと、その両端の外周に一体成
形で突設された樹脂製の鍔部13b,13cと、鍔部1
3cの周方向の3箇所には一体成形で設けられて樹脂製
2次コイルボビン12との連結を行なう樹脂製のボビン
連結部材17とを備えている。これらボビン連結部材1
7は、樹脂製2次コイルボビン12の各下コイル台15
に設けられているボビン連結凹部16に嵌まって連結さ
れるようになっている。樹脂製1次コイルボビン13の
内周には、2次コイル4bと1次コイル10との間に油
道を形成するためにリブ18が突設されている。
【0022】樹脂製2次コイルボビン12の巻胴部12
aには、平角導体よりなる2次コイル4aが巻回されて
いる。この際に、2次コイル4aの2層目は、乗り上げ
台12dの上に載せて巻き始め、次に1層目の上に重ね
巻きする。このように乗り上げ台12dを用いると、乗
り上げ時の巻崩れを防止して2次コイル4aの2層目の
乗り上げを行なうことができる。樹脂製2次コイルボビ
ン12の鍔部12cには、2層目の平角導体よりなる2
次コイル4aの巻回方向に向かってテーパー部12e,
12fが図3(B)に示すように設けられているので、
2次コイル4aの2層目の端部の仕上がり精度を向上さ
せることができる。即ち、この図3(B)のI,II,II
I ,IVは図3(A)の樹脂製2次コイルボビン12の巻
胴部12aのI,II,III ,IVの各部分を示しており、
テーパー部12e,12fが図3(B)に示すように設
けられているので、2次コイル4aの1層目4a1の上に
2層目4a2を重ね始めるときテーパー部12eに乗った
2層目4a2は垂直向きのテーパー部12fにより一旦1
層目4a1の外に出た後に巻胴部12a側に徐々に張り出
すことにより1層目4a1の上に徐々に誘導されて通常の
2層目4a2の巻回状態になり、2次コイル4aの2層目
4a2の端部の仕上がり精度を向上させることができる。
2次コイル4aの巻始め口出し部及び巻終り口出し部は
口出し線導出部14を通す。1層目の2次コイル4aの
外周には、クラフト紙を手作業で巻回して2次コイル内
絶縁層6を形成し、この2次コイル内絶縁層6の外周
に、平角導体よりなる2層目の2次コイル4bを巻回す
る。
aには、平角導体よりなる2次コイル4aが巻回されて
いる。この際に、2次コイル4aの2層目は、乗り上げ
台12dの上に載せて巻き始め、次に1層目の上に重ね
巻きする。このように乗り上げ台12dを用いると、乗
り上げ時の巻崩れを防止して2次コイル4aの2層目の
乗り上げを行なうことができる。樹脂製2次コイルボビ
ン12の鍔部12cには、2層目の平角導体よりなる2
次コイル4aの巻回方向に向かってテーパー部12e,
12fが図3(B)に示すように設けられているので、
2次コイル4aの2層目の端部の仕上がり精度を向上さ
せることができる。即ち、この図3(B)のI,II,II
I ,IVは図3(A)の樹脂製2次コイルボビン12の巻
胴部12aのI,II,III ,IVの各部分を示しており、
テーパー部12e,12fが図3(B)に示すように設
けられているので、2次コイル4aの1層目4a1の上に
2層目4a2を重ね始めるときテーパー部12eに乗った
2層目4a2は垂直向きのテーパー部12fにより一旦1
層目4a1の外に出た後に巻胴部12a側に徐々に張り出
すことにより1層目4a1の上に徐々に誘導されて通常の
2層目4a2の巻回状態になり、2次コイル4aの2層目
4a2の端部の仕上がり精度を向上させることができる。
2次コイル4aの巻始め口出し部及び巻終り口出し部は
口出し線導出部14を通す。1層目の2次コイル4aの
外周には、クラフト紙を手作業で巻回して2次コイル内
絶縁層6を形成し、この2次コイル内絶縁層6の外周
に、平角導体よりなる2層目の2次コイル4bを巻回す
る。
【0023】また、樹脂製1次コイルボビン13の巻胴
部13a上には、丸導体よりなる1次コイル10が60度
巻線方式で巻回されている。1次コイル10の外周に
は、クラフト紙またはプレスボード等の巻回により最外
周絶縁層(図示せず)が形成されている。樹脂製1次コ
イルボビン13の鍔部13b,13cと60度巻線方式で
巻回された1次コイル10との間の隙間は詰め物19で
塞がれている。
部13a上には、丸導体よりなる1次コイル10が60度
巻線方式で巻回されている。1次コイル10の外周に
は、クラフト紙またはプレスボード等の巻回により最外
周絶縁層(図示せず)が形成されている。樹脂製1次コ
イルボビン13の鍔部13b,13cと60度巻線方式で
巻回された1次コイル10との間の隙間は詰め物19で
塞がれている。
【0024】樹脂製2次コイルボビン12の外周には樹
脂製1次コイルボビン13が嵌められ、樹脂製1次コイ
ルボビン13の各ボビン連結部材17が樹脂製2次コイ
ルボビン12の各下コイル台15に設けられているボビ
ン連結凹部16に嵌められ、且つ両ボビン12,13の
対向部分に接着剤が介在されて、樹脂製2次コイルボビ
ン12と樹脂製1次コイルボビン13とが連結されてい
る。このように樹脂製2次コイルボビン12の外周に樹
脂製1次コイルボビン13を嵌めると、樹脂製1次コイ
ルボビン13の内周のリブ18により、2次コイル4b
と1次コイル10との間に油道が形成される。
脂製1次コイルボビン13が嵌められ、樹脂製1次コイ
ルボビン13の各ボビン連結部材17が樹脂製2次コイ
ルボビン12の各下コイル台15に設けられているボビ
ン連結凹部16に嵌められ、且つ両ボビン12,13の
対向部分に接着剤が介在されて、樹脂製2次コイルボビ
ン12と樹脂製1次コイルボビン13とが連結されてい
る。このように樹脂製2次コイルボビン12の外周に樹
脂製1次コイルボビン13を嵌めると、樹脂製1次コイ
ルボビン13の内周のリブ18により、2次コイル4b
と1次コイル10との間に油道が形成される。
【0025】2次コイル4aが巻回された樹脂製2次コ
イルボビン12の外周に、1次コイル10が巻回された
樹脂製1次コイルボビン13を嵌めて固定した段階で、
これらを分割型の鉄心20に図1のように取付ける。
イルボビン12の外周に、1次コイル10が巻回された
樹脂製1次コイルボビン13を嵌めて固定した段階で、
これらを分割型の鉄心20に図1のように取付ける。
【0026】このような静止誘導電気機器では、2次コ
イル4a,4bのコイル巻回軸方向の中心S2 と1次コ
イル10のコイル巻回軸方向の中心S1 とがコイル巻回
軸方向にずらされている。ずらす距離は、静止誘導電気
機器の仕様品質、例えば内部インピーダンス等の規格値
の範囲内に納めるように決定する。
イル4a,4bのコイル巻回軸方向の中心S2 と1次コ
イル10のコイル巻回軸方向の中心S1 とがコイル巻回
軸方向にずらされている。ずらす距離は、静止誘導電気
機器の仕様品質、例えば内部インピーダンス等の規格値
の範囲内に納めるように決定する。
【0027】このように2次コイル巻回支持手段として
樹脂製2次コイルボビン12を用い、1次コイル巻回支
持手段として樹脂製1次コイルボビン13を用い、樹脂
製2次コイルボビン12の下端に下コイル台15を樹脂
により一体成形すると、部品点数が少なくなり、材料費
及び製作工数の低減を図ることができる。
樹脂製2次コイルボビン12を用い、1次コイル巻回支
持手段として樹脂製1次コイルボビン13を用い、樹脂
製2次コイルボビン12の下端に下コイル台15を樹脂
により一体成形すると、部品点数が少なくなり、材料費
及び製作工数の低減を図ることができる。
【0028】また、本例のように2次コイル4a,4b
のコイル巻回軸方向の中心S2 と1次コイル10のコイ
ル巻回軸方向の中心S1 とをコイル巻回軸方向にずらす
と、短絡機械力の方向が一律に定まる。例えば、図1の
例では2次コイル4a,4bの短絡機械力は上向きに働
き、1次コイル10の短絡機械力は下向に働き、短絡機
械力の働く方向が一律に決まるため設計がし易くなる。
このように短絡機械力の方向が一律に定まると、それに
耐え得るようにコイル相互間またはボビン相互間を固定
すればよい。このため短絡機械力に対して強い静止誘導
電気機器を容易に製造することができる。
のコイル巻回軸方向の中心S2 と1次コイル10のコイ
ル巻回軸方向の中心S1 とをコイル巻回軸方向にずらす
と、短絡機械力の方向が一律に定まる。例えば、図1の
例では2次コイル4a,4bの短絡機械力は上向きに働
き、1次コイル10の短絡機械力は下向に働き、短絡機
械力の働く方向が一律に決まるため設計がし易くなる。
このように短絡機械力の方向が一律に定まると、それに
耐え得るようにコイル相互間またはボビン相互間を固定
すればよい。このため短絡機械力に対して強い静止誘導
電気機器を容易に製造することができる。
【0029】さらに、樹脂製1次コイルボビン13の鍔
13b,13cと60度巻線方式の1次コイル10との
間の隙間を詰め物19で詰めると、静止誘導電気機器を
より一層強い構造にすることができる。
13b,13cと60度巻線方式の1次コイル10との
間の隙間を詰め物19で詰めると、静止誘導電気機器を
より一層強い構造にすることができる。
【0030】このような静止誘導電気機器においては、
2次コイル4a,4bと1次コイル10は自己融着導線
の巻回により線同士を接着して構成することもできる。
自己融着導線としては、例えば銅線にホルマール樹脂被
覆が施され、その上にエポキシ変性融着被覆が施されて
いるものを使用する。このような自己融着導線を使用
し、コイルを巻き上げた後に加熱することで、互いに隣
り合って接触している導線同士がエポキシ変性融着被覆
が接着することでコイルを一体に接合することができ
る。
2次コイル4a,4bと1次コイル10は自己融着導線
の巻回により線同士を接着して構成することもできる。
自己融着導線としては、例えば銅線にホルマール樹脂被
覆が施され、その上にエポキシ変性融着被覆が施されて
いるものを使用する。このような自己融着導線を使用
し、コイルを巻き上げた後に加熱することで、互いに隣
り合って接触している導線同士がエポキシ変性融着被覆
が接着することでコイルを一体に接合することができ
る。
【0031】このような構造の静止誘導電気機器によれ
ば、静止誘導電気機器をさらに強い構造にすることがで
きる。この場合、1次コイル10は従来のレヤー巻きと
すると絶縁が保たないが、60度巻線方式によれば絶縁
を保たせることができる。
ば、静止誘導電気機器をさらに強い構造にすることがで
きる。この場合、1次コイル10は従来のレヤー巻きと
すると絶縁が保たないが、60度巻線方式によれば絶縁
を保たせることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る静止誘導電気機器では、2
次コイルのコイル巻回軸方向の中心と1次コイルのコイ
ル巻回軸方向の中心とをコイル巻回軸方向にずらしてい
るので、短絡機械力の方向を一律に定めることができ
る。このように短絡機械力の方向が一律に定まると、そ
れに耐え得るようにコイル相互間またはボビン相互間を
固定すればよく、このため短絡機械力に対して強い静止
誘導電気機器を容易に製造することができる。
次コイルのコイル巻回軸方向の中心と1次コイルのコイ
ル巻回軸方向の中心とをコイル巻回軸方向にずらしてい
るので、短絡機械力の方向を一律に定めることができ
る。このように短絡機械力の方向が一律に定まると、そ
れに耐え得るようにコイル相互間またはボビン相互間を
固定すればよく、このため短絡機械力に対して強い静止
誘導電気機器を容易に製造することができる。
【0033】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、2次コイルと1次コイルを自己融着導線の巻回
により線同士を接着して構成し、且つ1次コイルは60
度巻線方式で巻回して構成しているので、静止誘導電気
機器をさらに強い構造にすることができる。この場合、
1次コイルは従来のレヤー巻きとすると絶縁が保たない
が、60度巻線方式によれば絶縁を保たせることができ
る。
いては、2次コイルと1次コイルを自己融着導線の巻回
により線同士を接着して構成し、且つ1次コイルは60
度巻線方式で巻回して構成しているので、静止誘導電気
機器をさらに強い構造にすることができる。この場合、
1次コイルは従来のレヤー巻きとすると絶縁が保たない
が、60度巻線方式によれば絶縁を保たせることができ
る。
【0034】さらに、本発明に係る静止誘導電気機器に
おいては、樹脂製1次コイルボビンの鍔と60度巻線方
式の1次コイルとの間を詰め物で補強しているので、静
止誘導電気機器をより一層強い構造にすることができ
る。
おいては、樹脂製1次コイルボビンの鍔と60度巻線方
式の1次コイルとの間を詰め物で補強しているので、静
止誘導電気機器をより一層強い構造にすることができ
る。
【図1】本発明を変圧器に適用した静止誘導電気機器に
おける実施の形態の1例を示した半部側の縦断面であ
る。
おける実施の形態の1例を示した半部側の縦断面であ
る。
【図2】本例で用いる樹脂製1次コイルボビンと樹脂製
2次コイルボビンとの斜視図である。
2次コイルボビンとの斜視図である。
【図3】(A)(B)は樹脂製2次コイルボビンとこの
ボビンに巻かれた2次コイルの1層目から2層目への巻
回部分の展開図である。
ボビンに巻かれた2次コイルの1層目から2層目への巻
回部分の展開図である。
【図4】従来の静止誘導電気機器の半部側の縦断面であ
る。
る。
1 プレスボード 2 クラフト紙 3 巻胴部 4a,4b 2次コイル 5a,5b 2次コイル端部支持絶縁体 6 2次コイル内絶縁層 7 2次コイル巻回支持手段 8 巻胴部 8a クラフト紙またはプレスボード 9 1次コイル内絶縁紙 9a 折り曲げ部 10a,10b,10 1次コイル 11 1次コイル巻回支持手段 12 樹脂製2次コイルボビン 12a 巻胴部 12b,12c 鍔部 12c 鍔部 12d 乗り上げ台 12e,12f テーパー部 13 樹脂製1次コイルボビン 13a 巻胴部 13b,13c 鍔部 14 口出し線導出部 15 下コイル台 16 ボビン連結凹部 17 ボビン連結部材 18 リブ 19 詰め物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大迫 馨 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 Fターム(参考) 5E043 AA06 AA09 AB01 AB03 BA01 FA01 FA07 5E044 BA03 BA06 BB02 BB10
Claims (4)
- 【請求項1】 鉄心の外周に2次コイル巻回支持手段を
介して2次コイルが巻回され、前記2次コイルの外周に
1次コイル巻回支持手段を介して1次コイルが巻回され
ている静止誘導電気機器において、 前記2次コイルのコイル巻回軸方向の中心と前記1次コ
イルのコイル巻回軸方向の中心とが前記コイル巻回軸方
向にずらされ、これら2次コイルと1次コイルとがコイ
ル巻回軸方向にずれないように固定されていることを特
徴とする静止誘導電気機器。 - 【請求項2】 鉄心の外周に2次コイル巻回支持手段を
介して2次コイルが巻回され、前記2次コイルの外周に
1次コイル巻回支持手段を介して1次コイルが巻回され
ている静止誘導電気機器において、 前記2次コイル巻回支持手段として樹脂製2次コイルボ
ビンが用いられ、前記1次コイル巻回支持手段として樹
脂製1次コイルボビンが用いられ、 前記2次コイルのコイル巻回軸方向の中心と前記1次コ
イルのコイル巻回軸方向の中心とが前記コイル巻回軸方
向にずらされ、 前記2次コイルを巻回した前記樹脂製2次コイルボビン
の外周に、前記1次コイルを巻回した前記樹脂製1次コ
イルボビンがコイル巻回軸方向にずれないように機械的
に固定されていることを特徴とする静止誘導電気機器。 - 【請求項3】 前記2次コイルと前記1次コイルは自己
融着導線の巻回により線同士が接着されて構成され、且
つ前記1次コイルは60度巻線方式で巻回されているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の静止誘導電気
機器。 - 【請求項4】 前記樹脂製1次コイルボビンの鍔と前記
1次コイルとの間が詰め物で補強されていることを特徴
とする請求項3に記載の静止誘導電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274388A JP2002083718A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 静止誘導電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274388A JP2002083718A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 静止誘導電気機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002083718A true JP2002083718A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18760151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000274388A Pending JP2002083718A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 静止誘導電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002083718A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010522979A (ja) * | 2007-03-29 | 2010-07-08 | イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド | 高電圧用途のための高周波変圧器 |
JP2017157468A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | 株式会社日立製作所 | X線管用高耐圧トランスおよびそれを用いたx線装置 |
JP2019029521A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社日立産機システム | 変圧器、静止誘導機器およびその巻線方法 |
JP2021077673A (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-20 | 株式会社デンソー | リアクトル |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000274388A patent/JP2002083718A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010522979A (ja) * | 2007-03-29 | 2010-07-08 | イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド | 高電圧用途のための高周波変圧器 |
US8324999B2 (en) | 2007-03-29 | 2012-12-04 | E2V Technologies (Uk) Limited | High frequency transformer for high voltage applications |
JP2017157468A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | 株式会社日立製作所 | X線管用高耐圧トランスおよびそれを用いたx線装置 |
JP2019029521A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社日立産機システム | 変圧器、静止誘導機器およびその巻線方法 |
JP2021077673A (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-20 | 株式会社デンソー | リアクトル |
JP7331639B2 (ja) | 2019-11-05 | 2023-08-23 | 株式会社デンソー | リアクトル |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100309 |