JP2002083643A - ブロックコネクタ - Google Patents

ブロックコネクタ

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JP2002083643A
JP2002083643A JP2000271997A JP2000271997A JP2002083643A JP 2002083643 A JP2002083643 A JP 2002083643A JP 2000271997 A JP2000271997 A JP 2000271997A JP 2000271997 A JP2000271997 A JP 2000271997A JP 2002083643 A JP2002083643 A JP 2002083643A
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Japan
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connector
female
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fitting
unit
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JP2000271997A
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Shinya Fujita
伸也 藤田
Riichi Sakurai
利一 櫻井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合面にずれが生ずることなくコネクタユニ
ット同士を結合する。 【解決手段】 雌側のブロックコネクタ10は、2個の
第1雌ユニット11の上に、嵌合ロックアーム25を有
する1個の第2雌ユニット12を積んで結合される。雌
ユニット11,12の基部14の下面には左右方向を向
いたアリ溝20が形成され、第1雌ユニット11の基部
14の上面には、そのアリ溝20に嵌合可能なアリ21
が形成される。雌ユニット11,12は、アリ溝20に
アリ21を合わせて左右方向にスライドさせることで重
ね合わされ、アリ22に設けられたロック孔23にアリ
溝23に設けられたロック突部22が嵌まることでロッ
クされる。ロック機構部分において、相手の雄コネクタ
との嵌合方向である前後方向のクリアランスは不要であ
るから、各雌ユニット11,12は、それぞれの嵌合面
11A,12Aを前後方向にずれなく揃えた状態で組み
立てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコネクタユ
ニットを重ね合わせ状に結合したブロックコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】ブロックコネクタは、キャビティを比較
的少数ずつに分割して設けたコネクタユニットを複数個
備え、端子金具の挿入後に各コネクタユニットを多段に
一体結合する形式のものであって、端子金具の挿入作業
は、キャビティの数が少数ずつに分割された各コネクタ
ユニットに対して行うのであるから、挿入対象のキャビ
ティを間違える可能性が少なく、一方雌雄のコネクタを
嵌合するに際しては、一体に組み立てられたブロックコ
ネクタ同士を嵌合するのであるから、嵌合作業が1度に
簡単に済むという利点を有している。
【0003】一方従来、この種のブロックコネクタにお
いてコネクタユニット同士を結合する手段としては、図
18及び図19に示すものが知られている。このもの
は、上下のコネクタユニット1,2の重ね合わせ面に、
前後方向(相手コネクタと嵌合する方向)に沿ったガイ
ド3A,3Bが設けられ、下側のコネクタユニット2の
ガイド3Bの間に、撓み変形可能なロックアーム4が後
方を向いた片持ち状に設けられるとともに、上側のコネ
クタユニット1のガイド3Aの間に、ロックアーム4の
突起5に係止するロック部6が設けられた構造となって
いる。そして図11の左図の矢印に示すように、上側の
コネクタユニット1の下面において、下側のコネクタユ
ニット2をガイド3A,3Bに沿って後方に押し込む
と、ロックアーム4が撓み変形しつつ押し込まれ、図1
9に示すように、下側のコネクタユニット2のガイド3
Bが上側のコネクタユニット1の突当部7に突き当たる
正規位置まで押し込まれると、ロックアーム4が復元変
形して突起5がロック部6の後方に係止し、上下のコネ
クタユニット1,2同士が結合されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、結合手段と
して上記のようなロックアーム4を採用すると、その撓
み動作を許容するために、ロックアーム4の突起5とロ
ック部6との間には、図19に示すように所定のクリア
ランスCを設ける必要がある。このようにクリアランス
Cがあると、上下のコネクタユニット1,2が正規に結
合された場合にも、それぞれの嵌合面1A,2Aの位置
が前後にずれるおそれがあり、特にコネクタユニットが
多段に結合されると、初めと終わりのコネクタユニット
の間では、嵌合面の位置が累積して大きくずれる可能性
がある。この嵌合面のずれはすなわち、各コネクタユニ
ットに装着された端子金具における先端位置の前後方向
のずれとなって現れるため、相手コネクタと嵌合された
場合に、場所によっては対応する雌雄の端子金具同士の
接触代が不足し、接触不良を招くおそれがあった。
【0005】なお、ロック機構部が撓み変形を伴わない
固定的なものであっても、上下のコネクタユニットが前
後方向に移動することを伴って結合される構造であれ
ば、ロック機構部において前後方向にある程度のクリア
ランスができることは避け得ないところであり、上記と
同じような不具合を招くおそれがあった。本発明は上記
のような事情に基づいて完成されたものであって、その
目的は、嵌合面にずれが生ずることなくコネクタユニッ
ト同士を結合できるようにするところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、複数のコネクタユ
ニットが、隣接するコネクタユニット間に配されたロッ
ク機構部を介して重ね合わせ状に結合されたブロックコ
ネクタにおいて、前記隣接するコネクタユニット同士
は、相手コネクタとの嵌合方向と直交する方向への移動
を伴って重ね合わされ、前記ロック機構部により結合さ
れている構成としたところに特徴を有する。請求項2の
発明は、請求項1に記載のものにおいて、結合された全
コネクタユニットにおける前記結合操作時の移動方向の
前後いずれか一方の面には、各コネクタユニットにおけ
る前記移動方向の前後の面を揃えた状態で前記全コネク
タユニットを保持可能な保持部材が取り付け可能となっ
ているところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載のものにおいて、前記コネクタユニットと、これ
と嵌合される前記相手コネクタ側の対向するコネクタユ
ニットとの嵌合面同士の間には、コネクタユニットの結
合操作時における移動方向に沿った方向の位置合わせを
行うためのテーパ状の矯正部が設けられているところに
特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>隣接するコ
ネクタユニット同士は、相手コネクタとの嵌合方向と直
交する方向への移動を伴って、その間に設けられたロッ
ク機構部により結合されるのであるから、ロック機構部
には相手コネクタとの嵌合方向に沿った方向のクリアラ
ンスは不要となる。その結果、各コネクタユニットの嵌
合面の位置をずれなく揃えて組み立てることができる。 <請求項2の発明>保持部材を装着することによって、
各コネクタユニットの嵌合面のみならず側面をも揃える
ことができる。
【0009】<請求項3の発明>対向するコネクタユニ
ット同士が嵌合される場合に、テーパ状の矯正部によっ
て横幅方向に位置合わせされる。その結果、対応する端
子金具同士は、幅方向においても正規の接触代を確保す
ることができる。保持部材により各コネクタユニットの
側面が揃えられている場合は、相手コネクタ側では保持
部材を用いなくても各コネクタユニットの側面を揃える
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
12によって説明する。まず、雌側のブロックコネクタ
10を説明する。雌側のブロックコネクタ10は、図1
及び図2に示すように、2個の雌側の第1コネクタユニ
ット11(以下、第1雌ユニットという)と、嵌合ロッ
クアーム25を有する1個の雌側の第2コネクタユニッ
ト12(以下、第2雌ユニットという)とから構成され
ている。
【0011】両第1雌ユニット11は、合成樹脂材によ
って同一形状に形成されており、図3ないし図6にも示
すように、横臥した角柱のような形状になる基部14の
前面に、4本の収容突部15が互いに分離して横方向に
並んで突設されている。各収容突部15内には、基部1
4の後面に開口したキャビティ16が2個ずつ横に並ん
で形成されている。各キャビティ16内には、電線の端
末に固着された雌側端子金具(図示せず)が後方(図5
の右側)から挿入され、各キャビティ16の底面に設け
られたランス17に係止されて抜け止め状態で収容され
るようになっている。
【0012】第1雌ユニット11における基部14の下
面には、左右方向を向いたアリ溝20が形成され、図6
に示すように、正面から見た右端が開放され、左端が行
き止まり状となっている。一方基部14の上面には、上
記したアリ溝20に緊密に嵌合可能なアリ21が、正面
から見た右端から左端の少し手前の位置にわたって形成
されている。アリ溝20の溝底における左から2番目の
収容突部15と対応した位置には、ロック突部22が形
成されているとともに、アリ21の表面の同位置には、
上記のロック突部22が嵌まるロック孔23が凹み形成
されている。ロック突部22の右側の面はテーパ面22
Aとなっている。
【0013】一方第2雌ユニット12は、図7にも示す
ように、上記の第1雌ユニット11と比較すると、基部
14の上面のアリ21が除去され、それに代わって、正
面から見て右から2番目の収容突部15の上面に、相手
の雄側のブロックコネクタ30(図10〜図12)との
間を嵌合状態にロックするための嵌合ロックアーム25
が設けられている。その他の構造は上記の第1雌ユニッ
ト11と同様であるから、同一機能を有する部位につい
ては同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
【0014】相手の雄側のブロックコネクタ30を簡単
に説明すると、図10ないし図12に示すように、同様
に3個の雄側のコネクタユニット31,32(以下、雄
ユニットという)を備えており、各雄ユニット31、3
2の嵌合面31A,32Aには、雌側のブロックコネク
タ10における対向した雌ユニット11,12の収容突
部15が嵌合可能な嵌合凹部33が形成され、その奥面
には、雄側端子金具(図示せず)を収容するキャビティ
34が2個ずつ並んで形成されている。そして雄ユニッ
ト31,32の下面には、左右方向を向きかつロック突
部を設けたアリ溝が形成されるとともに、雄ユニット3
1の上面には、上記のアリ溝に嵌合可能でかつロック突
部を嵌めるロック孔を設けたアリが形成されている。
【0015】本実施形態の作用は以下のようである。雌
ユニット11,12のキャビティ16には、それぞれ対
応する雌側端子金具が挿入されて収容される。雌側のブ
ロックコネクタ10を組み立てる場合は、図8に示すよ
うに、最上段の第2雌ユニット12の下面のアリ溝20
の右端に、中段の第1雌ユニット11の上面のアリ21
の左端を合わせて、同図の矢線に示すように、中段の第
1雌ユニット11を正面から見た左方向に押し込む。中
段の第1雌ユニット11が所定位置まで押し込まれる
と、図9に示すように、中段の第1雌ユニット11のア
リ21に設けられたロック孔23に、上段の第2雌ユニ
ット12のアリ溝20に設けられたロック突部22が嵌
合することで、上段の第2雌ユニット12と中段の第1
雌ユニット11とが結合される。
【0016】次に、中段の第1雌ユニット11の下面の
アリ溝20に、下段の第1雌ユニット11の上面のアリ
21を合わせて、下段の第1雌ユニット11を同じく正
面から見た左方向に押し込み、所定位置まで押し込まれ
ると、ロック孔23にロック突部22が嵌合すること
で、中段と下段の第1雌ユニット11同士が結合され
る。これにより図1に示すように、第1雌ユニット11
が下2段に重ねられ、その上に嵌合ロックアーム25を
備えた第2雌ユニット12が重ねられて結合された雌側
のブロックコネクタ10が構成される。
【0017】このように組み立てられた雌側のブロック
コネクタ10では、上下の雌ユニット11,12同士
が、相手の雄側のブロックコネクタ30との嵌合方向と
直交する方向である横幅方向にスライドして、ロック突
部22とロック孔23との嵌合により結合されるのであ
るから、相手の雄側のブロックコネクタ30との嵌合方
向に沿った方向でクリアランスを設ける必要はない。例
えば、アリ溝20とそこに嵌まったアリ21との側面同
士は、ほぼ密着させるように設定できる。その結果、図
2に示すように、各雌ユニット11,12の嵌合面11
A,12Aの位置を前後方向にずれなく揃えて組み立て
ることができ、このことは併せて、各雌ユニット11,
12のキャビティ16に収容された雌側端子金具の先端
位置が揃えられることになる。
【0018】雄側のブロックコネクタ30でも、一の雄
ユニット31のアリを隣接する雄ユニット31または3
2のアリ溝に合わせて横幅方向に押し込むことで、各雄
ユニット31,32が順次に上下に重ね合わされて結合
される。同様に相手の雌側のブロックコネクタ10との
嵌合方向に沿った方向でクリアランスを設ける必要がな
いから、各雄ユニット31,32の嵌合面31A,32
Aの位置をずれなく揃えて組み立てることができ、同様
に、各雄ユニット31,32のキャビティ34に収容さ
れた雄側端子金具の先端位置が揃えられる。
【0019】上記のように組み立てられた雌側のブロッ
クコネクタ10と、雄側のブロックコネクタ30とが正
対されて嵌合され、正規に嵌合されると嵌合ロックアー
ム25によって嵌合状態にロックされる。このとき、雌
側のブロックコネクタ10における各雌ユニット11,
12の嵌合面11A,12A同士と、雄側のブロックコ
ネクタ30における各雄ユニット31,32の嵌合面3
1A,32A同士は、それぞれ雌雄のブロックコネクタ
10,30の嵌合方向においてはずれなく揃っており、
言い換えると、雌側のブロックコネクタ10内における
全雌側端子金具の先端位置と、雄側のブロックコネクタ
30内における全雄側端子金具の先端位置とはそれぞれ
揃っているから、対向した雌雄の端子金具同士は、長さ
方向において正規の接触代を確保した状態で接続され、
良好な接触を期することができる。
【0020】また、雌ユニット11,12は、相手の雄
側のブロックコネクタ30との嵌合方向と直交する向き
に走ったアリ溝20とアリ21との嵌合により結合さ
れ、その中に設けられたロック突部22とロック孔23
によってロックされているのであるから、雌雄のブロッ
クコネクタ10,30が嵌合された場合に、ロック突部
22とロック孔23の嵌合部分に負荷が作用せず、した
がってロックは外れにくい。なおロックが外れにくいこ
とについては、雄ユニット31,32間においても同様
である。
【0021】<第2実施形態>図13は、本発明の第2
実施形態を示す。上記第1実施形態に示した雌側のブロ
ックコネクタ10では、各雌ユニット11,12を横幅
方向に移動させてロック突部22とロック孔23との嵌
合で結合するのであるから、このロック機構部分で僅か
ながらも横幅方向にクリアランスができ、それに起因し
て各雌ユニット11,12が横幅方向にずれるおそれが
ある。そこでこの第2実施形態では、雄側のブロックコ
ネクタ30を構成する各雄ユニット31,32の嵌合面
31A,32Aに設けられた嵌合凹部33の口縁に、そ
れぞれテーパ状の矯正面36が全周にわたって形成され
ている。
【0022】このような構造とすると、雌雄のブロック
コネクタ10,30を嵌合した際、例えば図13の鎖線
に示すように、雌ユニット11と、これと対向した雄ユ
ニット31との軸線がずれていたとしても、収容突部1
5の先端縁が矯正面36に当接することでいわゆる芯出
しが行われ、少なくとも対応する雌ユニット11,12
と雄ユニット31,32の間では、横幅方向の位置が揃
えられる。その結果、対応する雌雄の端子金具同士は、
幅方向においても正規の接触代を確保することができ
る。
【0023】<第3実施形態>図14は、本発明の第3
実施形態を示す。この第3実施形態は、上記第2実施形
態の変形例とも言うべきものであって、各雄ユニット3
1,32の嵌合面31A,32Aに設けられた嵌合凹部
33のうちの、少なくとも両端に位置する嵌合凹部33
の外側の口縁に、テーパ状の矯正面37が形成されてい
る。上記構造では、雌ユニット11,12における両端
の収容突部15の先端縁が矯正面37に当接すること
で、対応する雌ユニット11,12と雄ユニット31,
32の間で、横幅方向の位置が揃えられる。同様に、対
応する雌雄の端子金具同士は、幅方向においても正規の
接触代を確保することができる。
【0024】<第4実施形態>次に、本発明の第4実施
形態を図15ないし図17によって説明する。上記した
ように、例えば雌側のブロックコネクタ10において、
各雌ユニット11,12は、横幅方向においてはずれる
おそれがあるため、この第4実施形態では、ずれの矯正
機能を有する保持部材50を備えている。まず雌ユニッ
ト11,12は、積み重ね以外にも、横並びに結合可能
となっており、そのために上記した図1〜図7に示すよ
うに、各雌ユニット11,12の基部14における正面
から見た左側面には、上下方向を向きかつロック突部4
1を設けたアリ溝40が形成されるとともに、右側面に
は、上記のアリ溝40に嵌合可能でかつロック突部41
を嵌めるロック孔43を設けたアリ42が形成されてい
る。そして、一の雄ユニット31または32のアリ42
を隣接する雄ユニット31または32のアリ溝40に合
わせて下方に押し込み、ロック突部41をロック孔43
に嵌めることで、雄ユニット31,32を横方向に連ね
て結合可能となっている。
【0025】保持部材50は、図15及び図16に示す
ように、積み重ねられた3個の雌ユニット11,12の
基部14の右側面11B,12Bにわたって装着可能な
高さ寸法と奥行き寸法とを持った縦長の厚板状に形成さ
れている。保持部材50の内側の面には、各雄ユニット
11,12のアリ42を嵌合可能な縦向きのアリ溝52
が形成されている。このアリ溝52は、上端が開放で下
端が行き止まり状となっていて、下端側の溝底に、アリ
42のロック孔43に嵌合可能なロック突部53が形成
されている。
【0026】第4実施形態の作用は以下のようである。
雌側のブロックコネクタ10が組み立てられたら、3個
の雌ユニット11,12を適宜に横幅方向にずらして各
雌ユニット11,12の基部14の右側面11B,12
Bを揃える。そののち、保持部材50のアリ溝52の上
端を最下段の雌ユニット11の右側面11Bのアリ42
に合わせ(図17の鎖線)、各アリ42をアリ溝52内
に相対的に摺動させつつ保持部材50を上方に押し込
む。アリ溝52の行き止まり部54が最下段の雌ユニッ
ト11のアリ42に当たったところで、ロック突部53
がそのアリ42のロック孔43に嵌まることで、保持部
材50が3個の雌ユニット11,12の基部14の右側
面11B,12Bにわたって装着される。これにより、
各雌ユニット11,12が横幅方向にも揃った状態に保
持され、見栄えが良くなる。
【0027】なお、雄側のブロックコネクタ30につい
ても、側面を揃えるべく同様に保持部材を装着してもよ
い。一方、上記第2または第3実施形態のように、雄ユ
ニット31,32の嵌合凹部33に矯正面36または3
7が設けられた構造とすれば、雌または雄側のいずれか
のブロックコネクタ10,30を保持部材50によって
横幅方向に揃えておくことによって、相手のコネクタ側
では保持部材を用いなくても各コネクタユニットの側面
を揃えることができる。
【0028】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)コネクタユニット同士のロック構造は、例えばロ
ック突部を両側をテーパ状とした山形にしてセミロック
構造としたり、撓み変形可能なロック部材を利用したも
のとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る雌側のブロックコ
ネクタの組立状態の正面図
【図2】その側面図
【図3】第1雌ユニットの平面図
【図4】その底面図
【図5】図3のV−V線断面図
【図6】図3のVI−VI線断面図
【図7】第2雌ユニットの平面図
【図8】組立動作を示す正面図
【図9】組立状態の部分断面図
【図10】雄側のブロックコネクタの正面図
【図11】その側面図
【図12】図10のXII−XII線断面図
【図13】本発明の第2実施形態の一部切欠平面図
【図14】本発明の第3実施形態の一部切欠平面図
【図15】本発明の第4実施形態に係る保持部材の正面
【図16】図15のXVI−XVI線断面図
【図17】保持部材を装着した状態の一部切欠正面図
【図18】従来例の斜視図
【図19】その組立状態の断面図
【符号の説明】
10…雌側のブロックコネクタ 11…第1雌ユニット 11A…(第1雌ユニット11の)嵌合面 11B…(第1雌ユニット11の)側面 12…第2雌ユニット 12A…(第2雌ユニット12の)嵌合面 12B…(第2雌ユニット12の)側面 14…基部 15…収容突部 20…アリ溝 21…アリ 22…ロック突部(ロック機構部) 23…ロック孔(ロック機構部) 25…嵌合ロックアーム 30…雄側のブロックコネクタ 31,32…雄ユニット 31A,32A…(雄ユニット31,32の)嵌合面 33…嵌合凹部 36…矯正面(矯正部) 37…矯正面(矯正部) 42…アリ 43…ロック孔 50…保持部材 52…アリ溝 53…ロック突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB07 FC31 FC38 HA01 HA05 HC09 JA20 5E087 EE14 FF06 FF12 HH04 JJ08 JJ09 RR26 RR36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコネクタユニットが、隣接するコ
    ネクタユニット間に配されたロック機構部を介して重ね
    合わせ状に結合されたブロックコネクタにおいて、 前記隣接するコネクタユニット同士は、相手コネクタと
    の嵌合方向と直交する方向への移動を伴って重ね合わさ
    れ、前記ロック機構部により結合されていることを特徴
    とするブロックコネクタ。
  2. 【請求項2】 結合された全コネクタユニットにおける
    前記結合操作時の移動方向の前後いずれか一方の面に
    は、各コネクタユニットにおける前記移動方向の前後の
    面を揃えた状態で前記全コネクタユニットを保持可能な
    保持部材が取り付け可能となっていることを特徴とする
    請求項1記載のブロックコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタユニットと、これと嵌合さ
    れる前記相手コネクタ側の対向するコネクタユニットと
    の嵌合面同士の間には、コネクタユニットの結合操作時
    における移動方向に沿った方向の位置合わせを行うため
    のテーパ状の矯正部が設けられていることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のブロックコネクタ。
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