JP2002082646A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002082646A
JP2002082646A JP2000252723A JP2000252723A JP2002082646A JP 2002082646 A JP2002082646 A JP 2002082646A JP 2000252723 A JP2000252723 A JP 2000252723A JP 2000252723 A JP2000252723 A JP 2000252723A JP 2002082646 A JP2002082646 A JP 2002082646A
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JP2000252723A
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English (en)
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Katsuhiko Asai
克彦 浅井
Takashi Kondo
尊司 近藤
Kiyobumi Hashimoto
清文 橋本
Koichi Koriyama
康一 郡山
Katsunori Maeda
克則 前田
Masahide Ueda
昌秀 植田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲面を有する表示パネルにおいて、表示内容
をユーザに適切に伝達できる表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置1は、画像表示面に円筒状の曲
面を有する表示パネル21を備えている。この表示パネ
ル21は、静止画表示領域2sと、画像表示面のカーブ
している方向Htに沿って走行画像を表示する動画表示
領域2tとを有している。そして、静止画表示領域2s
に表示される静止画像Gsを、表示パネル21の画像表
示面のカーブしている方向Htに沿って、一定時間間隔
ごと、例えば10秒ごとに徐々に移動させる。これによ
り、静止画像領域2sに表示される静止画像のうち、表
示パネル21の背後で表示される画像を時間経過ととも
に視認できる。その結果、曲面を有する表示パネルにお
いて、表示内容をユーザに適切に伝達できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面を有する表示
パネルの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置においては、表示装置の
設置される壁面などの構造体の形状に合わせて、液晶な
どを用いた表示パネルを曲面としているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、曲面を有す
る表示パネルでは表示された画像に対するユーザの視線
が一定の角度とならないため、その角度よってはユーザ
の視認が容易でない画像表示部分があり、ユーザに表示
内容を適切に伝達できない場合がある。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、曲面を有する表示パネルにおいて、表示内容を
ユーザに適切に伝達できる表示装置を提供することを目
的とする。
【0005】また、本発明は、高品位な画像を曲面パネ
ルに表示できる表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、表示装置であって、(a)画像表
示面に曲面を有する表示パネルと、(b)前記表示パネル
に静止画像を表示する静止画表示制御手段と、(c)前記
静止画像を前記画像表示面上で移動させる画像移動手段
と、を備える。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る表示装置において、(d)操作入力が可能な操作入
力手段、をさらに備え、前記画像移動手段は、前記操作
入力手段からの操作入力に応答して前記静止画像を移動
させる。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る表示装置において、(e)計時を行
う計時手段、をさらに備え、前記画像移動手段は、前記
計時に基づいて前記静止画像を移動させる。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係る表示装置において、
(f)前記表示パネルの周囲の環境情報を検知する環境情
報検知手段をさらに備え、前記画像移動手段は、前記環
境情報検知手段により検知した環境情報に基づいて前記
静止画像を移動させる。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明に係る表示装置において、前
記画像表示面は、非環状の曲面である。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
に係る表示装置において、前記画像表示面は、凹状の曲
面である。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれかの発明に係る表示装置において、
(g)前記画像表示面のカーブしている方向に沿って走行
画像を表示する動画表示制御手段、をさらに備える。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明に係る表示装置において、前
記画像表示面は、筒状の曲面となっており、前記表示装
置が、(h)前記画像表示面の周方向に沿って走行画像を
表示する動画表示制御手段、をさらに備える。
【0014】また、請求項9の発明は、請求項7または
請求項8の発明に係る表示装置において、前記画像表示
面は、複数の帯状表示領域を有しており、前記動画表示
制御手段は、前記複数の帯状表示領域それぞれに走行画
像を表示する。
【0015】また、請求項10の発明は、表示装置であ
って、(a)稜線を境にして第1表示領域と第2表示領域
とを有する凸状の画像表示面を備える表示パネルと、
(b)前記第1表示領域と前記第2表示領域とに、実質的
に同一の情報内容を表現した表示を同時に行う表示制御
手段と、を備える。
【0016】また、請求項11の発明は、請求項10の
発明に係る表示装置において、前記第1表示領域での表
示と前記第2表示領域での表示とは、前記稜線上の所定
点において前記画像表示面と直交する軸線に対して線対
称となっている。
【0017】また、請求項12の発明は、請求項10の
発明に係る表示装置において、前記第1表示領域に正対
して前記画像表示面を視認したきの画像の配列方向と、
前記第2表示領域に正対して前記画像表示面を視認した
ときの画像の配列方向とが同一となっている。
【0018】また、請求項13の発明は、表示装置であ
って、(a)画像表示面に曲面を有する表示パネルと、(b)
前記表示パネルに静止画像を表示する静止画表示制御手
段と、(c)前記表示パネルの周囲の環境情報を検知する
環境情報検知手段と、(d)前記環境情報検知手段により
検知した環境情報に基づいて、前記画像表示面に前記静
止画像を更新して表示する更新手段とを備える。
【0019】また、請求項14の発明は、請求項13の
発明に係る表示装置において、前記更新手段は、(d-1)
前記静止画像を、更新前と異なる表示位置に移動させて
表示する移動更新手段を有する。
【0020】また、請求項15の発明は、請求項13ま
たは請求項14の発明に係る表示装置において、前記更
新手段は、(d-2)更新前と同一の静止画像を、更新前と
同一の表示位置に再書込みを行う再書込手段を有する。
【0021】また、請求項16の発明は、請求項4およ
び請求項13ないし請求項15のいずれかの発明に係る
表示装置において、前記環境情報は、温度情報である。
【0022】また、請求項17の発明は、請求項1ない
し請求項16のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、前記表示パネルは、液晶表示パネルである。
【0023】また、請求項18の発明は、請求項1ない
し請求項17のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、前記表示パネルは、メモリ性を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <表示装置の要部構成>図1は、本発明の第1実施形態
に係る表示装置1の外観を示す図である。
【0025】表示装置1は、筒状の筐体11と、筐体1
1の外面に沿って設けられる表示パネル21とを有して
いる。なお、表示装置1は、柱などの円柱形の構造物の
周囲に設置するようにしても良い。
【0026】表示パネル21は、画像表示面が円筒状の
曲面となっており、静止画表示領域2sと動画表示領域
2tとを備えている。
【0027】静止画表示領域2sは、静止画像Gsを表
示する領域である。ここで、静止画像とは、視覚上静止
状態と認識できるように表示される画像、すなわち少な
くとも一定時間静止状態で表示される画像をいうものと
する。
【0028】動画表示領域2tは、走行画像Gtを表示
する帯状の領域である。この動画表示領域2tでは、表
示パネル21の画像表示面のカーブしている方向、周方
向Htに沿って走行画像を表示する。ここで、走行画像
とは、例えば図1に示すように一定の速度で方向Htに
移動させつつ新たな文字情報が追加表示される画像な
ど、静止画像またはそれに近い画像が連続的ないしは滑
らかに移動する画像を指す。
【0029】図2は、表示パネル21の断面図である。
【0030】表示パネル21は、単純マトリックス駆動
方式のフルカラー液晶表示素子21aを有している。こ
の液晶表示素子21aは、一対の透明基板211a、2
11b間に液晶表示層212を挟持してなる液晶素子
を、青色表示用液晶素子21b、緑色表示用液晶素子2
1g、赤色表示用液晶素子21rと3つ積層したもので
あり、画像を形成する画像形成層として機能する。
【0031】液晶表示層212には、可視領域に選択反
射波長を有するコレステリック液晶材料が含まれてい
る。そして、液晶素子21bには青色の選択反射を行う
液晶材料が、液晶素子21gには緑色の選択反射を行う
液晶材料が、表示素子21rには赤色の選択反射を行う
液晶材料が含まれている。また、これらの液晶素子の下
には、光を吸収する光吸収層21kが設けられている。
【0032】液晶表示層212は、その液晶表示層を挟
持する上下の透明電極層213に印可される電圧に応答
して、可視光を透過する透明状態から特定の波長の可視
光を選択的に反射する選択反射状態へ、あるいは逆に、
選択反射状態から透明状態へと切り替わる。したがっ
て、特定の液晶表示層212を選択反射状態とし、図2
の上方から液晶表示素子21aに向けて自然光等の白色
光を照射すると、選択反射状態の液晶表示層21aが特
定波長の可視光を反射し、これが各色の表示として観察
される。液晶表示層212が透明状態にあるときは、入
射光が液晶表示層212を通過する。このため、表示し
ようとする色に相当する液晶素子を選択反射状態とし、
少なくともこの液晶素子よりも視点側にある液晶素子を
透明状態とすることにより、所望の色の表示を行うこと
ができる。また、全ての液晶素子を透明状態とすれば、
入射光が吸収層に吸収されて黒色表示となる。
【0033】各液晶表示層212に含まれるコレステリ
ック液晶としては、それ自体が室温でコレステリック相
を示すコレステリック液晶を含む液晶材料や、ネマチッ
ク液晶にカイラル材を添加した液晶材料などを用いるこ
とができる。これらのコレステリック液晶は、比較的高
いパルス電圧が印可されるとプレーナ状態が選択され、
比較的低いパルスが印可されるとフォーカルコニック状
態が選択される。また、その中間の電圧パルスを印可す
ると、プレーナ状態とフォーカルコニック状態とが混在
した状態が選択される。コレステリック液晶がプレーナ
状態の場合、液晶の螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率
をnとすると、波長λ=P・nの光が液晶によって選択
的に反射される。また、コレステリック液晶がフォーカ
ルコニック状態では、液晶の選択反射波長が赤外領域に
ある場合には可視光を散乱し、選択反射波長がそれより
も短い場合には散乱が弱くなり可視光が透過される。コ
レステリック液晶がプレーナ状態とフォーカルコニック
状態が混在した状態にあると、中間調が表示される。し
たがって、選択反射波長を可視光に設定し、素子の観察
側と反対側に光吸収層を設けることにより、特定色(プ
レーナ状態)と黒色(フォーカルコニック状態)、およ
びその中間調とで表示を切替えることができる。
【0034】これにより、例えば青色表示用液晶素子2
1bおよび緑色表示用液晶素子21gをコレステリック
液晶材料がフォーカルコニック状態となった透明状態と
し、赤色表示用液晶素子21rをコレステリック液晶が
プレーナ状態となった選択反射状態とすることにより、
赤色表示を行うことができる。また、青色表示用液晶素
子21bをコレステリック液晶材料がフォーカルコニッ
ク状態となった透明状態とし、緑色表示用液晶素子21
gおよび赤色表示用液晶素子21rをコレステリック液
晶がプレーナ状態となった選択反射状態とすることによ
り、イエローの表示を行うことができる。同様に、各液
晶素子の状態を透明状態と選択反射状態を適宜選択する
ことにより、赤、緑、青、白、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、黒の表示が可能である。さらに各色液晶素子の状
態として中間の選択反射状態を選択することにより中間
色が表示され、フルカラー表示を行うことができる。
【0035】このようにコレステリック相からの選択反
射を利用しているため、液晶そのものが光を反射するた
めの偏光板、反射板が不要であり、液晶材料の調整で反
射波長が選択できるためカラーフィルタが不要となる。
また、選択反射状態と透明状態の2状態で安定で一旦書
き込まれた表示画像は半永久的に保持されるため、メモ
リ性を有し省電力化が可能となる。さらに、表示領域に
ついて部分的な書換えが容易にできることも特徴であ
る。
【0036】以下では、液晶表示素子21aの詳細な構
成について説明する。
【0037】透明基板211a、211b上には、微細
な間隔をおいて平行に並んだ複数の帯状の透明電極21
3が形成されており、この透明電極213形成側の面
に、上下の透明基板211a、211bに接着した断面
柱状の樹脂構造物214が配置され、両透明基板211
a、211bを支持している。透明基板211a、21
1b間にはスペーサ215が配置され、透明基板211
a、211b間のギャップを定めている。液晶表示層2
12は、樹脂構造物214、スペーサ215、およびこ
れらの間に充填された液晶材料216により構成され
る。
【0038】両透明基板211a、211bでは、透明
電極213の向きが互いに直角方向となるように対向し
て配設され、この透明電極213が重なり合う領域が画
素となる。また、透明基板211a、211b間には、
透明基板211a、211bの外縁部に液晶材料を封じ
込めるためのシール材217が設けられている。
【0039】透明基板211a、211bにおける透明
電極213形成面には、絶縁膜218と、絶縁膜218
の上に配向制御膜219が設けられている。この絶縁膜
218としては、酸化シリコンなどの無機膜あるいはポ
リイミド樹脂、エポキシ樹脂などの有機膜を配すること
により、上下基板間のショートを防いだり、液晶素子の
信頼性の向上を図れる。また、配向制御膜219として
は、ポリイミドに代表されるものを利用する。
【0040】透明基板211a、211bとしては、ガ
ラス基板の他、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホ
ン(PES)、ポリエチレンテレフタレート等のフレキ
シブル基板等が使用可能である。このフレキシブル基板
を使用することで、表示パネル21の曲面化が容易にな
る。また、表示パネル21をフレキシブルにすることも
できる。
【0041】透明電極213には、ITO(Indiu
m Tim Oxide)に代表される透明導電膜やア
ルミニウム、シリコン等の金属電極、あるいはアモルフ
ァスシリコン、BSO(Bismuth Silico
n Oxide)等の光導電性膜などを用いることがで
きる。
【0042】図3は、表示装置1の機能ブロックを示す
図である。
【0043】表示装置1は、上述した表示パネル21の
他に、CPU12を有し、CPU12に電気的に接続す
るROM13とRAM14と画像記憶部15と静止画処
理部16と動画処理部17とを有している。また、表示
装置1は、CPU12に電気的に接続する計時部18と
照明19と通信回路20と駆動部22とを有している。
【0044】CPU12は、表示装置1の各部を統括的
に制御するためのものである。
【0045】ROM13は、表示装置1の基本動作に係
る制御プログラムが格納されている。
【0046】画像記憶部15は、通信回路20を介して
取得した静止画像データと走行画像データとを格納する
部位である。
【0047】静止画処理部16は、画像記憶部15に格
納されている静止画像データに基づいて、静止画像を静
止画表示領域2sに表示するための処理を行う。また、
静止画処理部16は、静止画像を静止画表示領域2sで
移動させる画像移動手段として機能する。
【0048】動画処理部17は、画像記憶部15に格納
されている走行画像データに基づいて、走行画像を動画
表示領域2tで画像表示面のカーブしている方向Htに
沿って表示する処理を行う。
【0049】計時部18は、タイマーによって、計時を
行うものである。
【0050】照明19は、図示を省略しているが、表示
パネル21の周囲の適所に配置される。この照明19に
ついては、表示パネル21が光の選択反射を利用して画
像表示を行う方式のため、表示パネル21の周囲が明る
くない場合など、表示パネル21に対して補助的に光を
供給する。
【0051】通信回路20は、表示装置1の外部から、
有線や無線回線を介して画像データを受信するための回
路である。
【0052】駆動部22は、表示パネル21と電気的に
接続し、表示パネル21で格子状に配置される透明電極
213(図2参照)に駆動電圧を供給するための部位で
ある。具体的には、いずれか一方の基板上に設けられる
電極を走査電極、他方の基板上に設けられる電極を信号
電極と定め、各走査電極に所定の選択電圧を順次に印可
しながら各信号電極に表示データに基づいた信号電圧を
印加することにより、表示パネル21に表示を行う。曲
面形状を持つ表示パネルについては、表示パネルがカー
ブする方向に平行に走査電極を配置し、カーブする方向
と垂直な方向に沿うように信号電極を配置すると、所定
の走査電極のみを選択することにより帯状に表示を更新
できるので、カーブに沿った走行画像の更新が容易に行
える。
【0053】<表示装置1の動作>図4は、表示装置1
の基本的な動作を説明するフローチャートである。
【0054】ステップS1では、カウンタとして用いる
変数nに0を代入する。
【0055】ステップS2では、静止画表示領域2sに
静止画像Gsを表示する。
【0056】ステップS3では、動画表示領域2tに走
行画像Gtの表示を開始する。この表示開始により、走
行画像Gtが画像表示面のカーブしている方向Htに沿
って表示される。
【0057】ステップS4では、計時部18により時間
tの計測を開始する。
【0058】ステップS5では、計時部18で計測する
時間tが、所定の時間t0、例えば10秒より大きくな
ったかを判定する。すなわち、ステップS4における計
時開始から所定の時間t0が経過したかを判定する。こ
こで、時間tが所定の時間t0より大きくなった場合に
は、ステップS6に進む。
【0059】ステップS6では、変数nにn+1を代入
する。
【0060】ステップS7では、変数nがn0より大き
くなったかを判定する。ここで、変数nがn0より大き
い場合には、ステップS8に進み、n0以下である場合
には、ステップS10に進む。
【0061】ステップS8では、画像記憶部15に格納
されている静止画像データに基づいて、表示中の静止画
像と異なる静止画像に更新して表示する。
【0062】ステップS9では、変数nに0を代入す
る。
【0063】ステップS10では、静止画表示領域2s
で表示されている静止画像を移動させる。例えば、表示
パネル21における円筒の中心軸に関して60度だけ、
静止画像Gsを静止画表示領域2sのカーブしている円
周方向Htに沿って並進移動させる。ここで、ステップ
S7での判定条件であるn0を6とすれば、静止画像G
sが表示パネル21を1周移動した後に、次の静止画像
に更新することができる。これにより、静止画像領域2
sに表示される静止画像のうち、ユーザの視野から外れ
る、すなわち表示パネル21の背後で表示される画像を
時間経過とともに視認できることとなる。
【0064】ステップS11では、画像表示の更新動作
を終了するか否かを判定する。すなわち、所定の終了条
件、例えば画像表示を開始してから一定時間経過したな
どの条件に達したか判定する。ここで、更新動作を終了
しない場合には、ステップS4に戻り、ステップS4〜
S10の動作を繰り返す。この表示継続時間は、少なく
とも表示されている静止画像が表示パネル21の周囲を
1周分移動するのに要する時間よりも長く設定される。
【0065】表示更新動作が終了した後は、例えば、静
止画表示領域2sおよび動画表示領域2tの表示を保っ
たまま駆動部22の動作を停止する。本実施形態では、
上述したように表示パネル21がメモリ性を有している
ため、駆動部22の動作を停止しても表示を保つことが
でき、節電に寄与できる。もちろん、動画表示領域2t
のみを駆動していても静止画表示領域2sの表示を保つ
ことができるので、全画面を常に駆動する必要のある非
メモリ性の表示素子に比べて節電効果が高まる。特に、
静止画表示領域2sと動画表示領域2tとで、駆動手段
を複数の系統に分割して各々独立で駆動するように構成
すると、動画表示領域2tの駆動中も静止画表示領域2
sへの通電を一切停止したまま静止画表示領域2sの表
示を保つことができるので、節電効果が高まる。
【0066】以上の表示装置1の動作により、曲面を有
する表示パネルにおいて、表示画像が時間経過とともに
移動するため、表示内容をユーザに適切に伝達できる。
また、表示装置1の周囲で観察する多数のユーザに対し
ても、適切に表示内容を把握させることができる。
【0067】<第2実施形態> <表示装置の要部構成>図5は、本発明の第2実施形態
に係る表示装置3を内壁に組み込んだ車両の内部を示す
図である。また、図6は、図5のVI−VI位置から見た断
面図である。
【0068】表示装置3は、中央部で屈曲する形状を有
する筐体31と、電車車両の内壁TWの曲面に適合する
形状を有する表示パネル41と、車両の内壁TWに設け
られるスイッチSW1、SW2とを有している。
【0069】表示パネル41は、画像表示面に中央部で
屈曲する略L字状の形状、すなわち非環状の凹状の形状
を有しており、図2に示す第1実施形態の表示パネル2
1と同様の構造となっている。
【0070】スイッチSW1、SW2は、操作入力手段
として機能し、ユーザによる押下を検知する。
【0071】図7は、表示装置3の機能ブロックを示す
図である。
【0072】表示装置3は、上述した表示パネル41と
スイッチSW1、SW2との他に、CPU32を有し、
CPU32に電気的に接続するROM33とRAM34
と画像記憶部35と画像処理部36とを有している。ま
た、表示装置3は、CPU32に電気的に接続する照明
37と計時部38と通信回路39と駆動部42とを有し
ている。
【0073】CPU32、ROM33、RAM34、照
明37、計時部38、通信回路39および駆動部42
は、第1実施形態の表示装置1で対応する各部と同様の
機能を有している。
【0074】画像記憶部35は、通信回路38を介して
取得した静止画像データを格納する。
【0075】画像処理部36は、画像記憶部35に格納
されている静止画像データに基づいて、静止画像を表示
パネル41に表示する処理を行う。
【0076】<表示装置3の動作>図8は、表示装置3
の基本的な動作を説明するフローチャートである。ま
た、図9、図10および図11は、表示装置3の動作を
説明する図である。
【0077】ステップS21では、図9に示すように、
例えば3行の文字列La、Lb、Lcで構成される静止
画像Lgを表示パネル41に表示する。
【0078】ステップS22では、ユーザにより、スイ
ッチSW2が押下されたかを判定する。ここで、スイッ
チSW2が押下された場合には、ステップS23に進
み、押下されていない場合には、ステップS24に進
む。
【0079】ステップS23では、表示パネル41に表
示される静止画像Lgを下方にスクロールする。すなわ
ち、図6に示す比較的大きい人物Mbが、表示パネル4
1に表示される静止画像Lgを視線SLbで視認する
と、図10(a)に示すように文字列Laの認識が困難と
なる。そこで、スイッチSW2を押下して、静止画像L
gの表示位置を下方に並進移動させる。これにより、図
10(b)に示すように、画面の自動スクロールと同様の
表示変更がなされ、文字列Laの確実な視認ができる。
【0080】ステップS24では、ユーザにより、スイ
ッチSW1が押下されたかを判定する。ここで、スイッ
チSW1が押下された場合には、ステップS25に進
む。
【0081】ステップS25では、表示パネル41に表
示される静止画像Lgを上方にスクロールを行う。すな
わち、図6に示す比較的小さい人物Msが、表示パネル
41に表示される静止画像Lgを視線SLsで視認する
と、図11(a)に示すように文字列Lcの認識が困難と
なる。そこで、スイッチSW1を押下して、静止画像L
gの表示位置を上方に移動させる。これにより、図11
(b)に示すように表示は上方に並進移動し、文字列Lc
の確実な視認ができることとなる。
【0082】ステップS26では、計時部38により時
間tの計測を開始する。
【0083】ステップS27では、計時部38で計測す
る時間tが、所定の時間t0、例えば10秒より大きく
なったかを判定する。ここで、時間tが所定の時間t0
より大きい場合には、ステップS28に進む。
【0084】ステップS28では、ステップS23また
はステップS25でスクロールされた静止画像Lgに対
して逆方向にスクロールを行う。これにより、図9に示
す正規の表示状態に自動的に復帰できる。
【0085】以上の表示装置3の動作により、曲面を有
する表示パネルにおいて、ユーザの操作に応答して表示
画像が移動するため、表示内容をユーザに適切に伝達で
きる。
【0086】<第3実施形態> <表示装置の要部構成>図12は、本発明の第3実施形
態に係る表示装置5の外観を示す図である。また、図1
3は、表示装置5を上方TPから見た図である。
【0087】表示装置5は、蒲鉾状の筐体51と、筐体
51の外面に沿って設けられる表示パネル61とを有し
ている。また、表示装置5は、筐体51の表面に2個の
操作キーK1、K2と、記録媒体であるメモリカード9
を挿入するスロット65と、スロット65内のメモリカ
ード9を排出するイジェクトキー66とを有している。
【0088】表示パネル61は、凸状の画像表示面を備
えている。この画像表示面は、稜線RLを境に第1表示
領域61aと第2表示領域61bとを有するとともに、
2本の仮想線VLで囲まれる稜線RL近傍の非表示領域
61cを有している。この非表示領域61cでは、屈曲
度合い、すなわち曲率が大きいため、画像を表示しな
い。なお、稜線とは、凸面の頂、すなわち一番突出して
いる箇所を結ぶ線のことをいう。
【0089】図14は、表示装置5の機能ブロックを示
す図である。
【0090】表示装置5は、上述した表示パネル61と
操作キーK1、K2との他に、CPU52を有し、CP
U52に電気的に接続するROM53とRAM54と画
像記憶部55と画像処理部56とを有している。また、
表示装置5は、CPU52に電気的に接続する照明57
と通信回路58と駆動部62とを有している。
【0091】CPU52、ROM53、RAM54、照
明57、通信回路58および駆動部62は、第2実施形
態の表示装置3で対応する各部と同様の機能を有してい
る。
【0092】画像記憶部55は、静止画像データを格納
する。この静止画像データは、カード読取部58を介し
て取得する。
【0093】画像処理部56は、表示パネル61におけ
る第1表示領域61aと第2表示領域61bとに、図1
3に示す文字情報「議長」のように、同一の情報内容を
表示する処理を行う。
【0094】カード読取部58は、上記のスロット65
を有しており、メモリカード9に記録されている情報を
取得する。メモリカード9がスロット55に挿入される
と、カード読取部58によりメモリカード9の情報を読
取って、その内容を表示パネル61に更新して表示する
のが好ましい。これにより、ユーザは、メモリカード9
内の情報を確認できる。
【0095】<表示装置5の動作>図15は、表示装置
5の基本的な動作を説明するフローチャートである。ま
た、図16および図17は、表示装置5の動作を説明す
る図である。
【0096】ステップS31では、表示パネル61の第
1表示領域61aおよび第2表示領域61bに画像を表
示する。ここでは、図13に示す同一の文字情報「議
長」を第1表示領域61aおよび第2表示領域61bに
同時に表示する。これにより、第1表示領域61aを視
認するユーザと第2表示領域61bを視認するユーザと
に同一の情報を同時に伝達できる。
【0097】ステップS32では、ユーザにより操作キ
ーK1が押下されたかを判定する。ここで、操作キーK
1が押下された場合には、ステップS33に進み、押下
されていない場合には、ステップS34に進む。
【0098】ステップS33では、画像記憶部55に格
納されている複数の画像データに基づき、表示パネル3
3の第1表示領域61aおよび第2表示領域61bに表
示されている画像を変更する。ここでは、操作キーK1
の押下により、図13に示す画像F1、F2から、図1
6(a)に示す画像Fa1、Fa2に、さらに図16(b)
に示す画像Fb1、Fb2に表示切替えが行える。
【0099】ステップS34では、ユーザにより操作キ
ーK2が押下されたかを判定する。ここで、操作キーK
2が押下された場合には、ステップS35に進む。
【0100】ステップS35では、表示パネル33の第
1表示領域61aおよび第2表示領域61bに表示され
ている画像のレイアウトを変更する。すなわち、図16
(b)に示す第1表示領域61aでの表示と第2表示領域
61bでの表示とが稜線RL上の画像表示面と直交する
軸線CL(図12、図13参照)に対して線対称となっ
ている表示状態から図17に示す表示状態にレイアウト
切替えを行う。
【0101】図17(a)は、表示装置5を縦置きにした
場合の外観図であり、図17(b)は、図17(a)の側方
SPから見た図である。
【0102】図17に示す表示状態では、第1表示領域
61aに正対して画像表示面を視認したきの画像Fc1
の配列方向と、第2表示領域61bに正対して画像表示
面を視認したときの画像Fc2の配列方向とが同一とな
っている。
【0103】操作キーK2を押下することにより、表示
装置5において横置きに適した表示状態(図16(b)参
照)と、縦置きに適した表示状態(図17参照)とを選
択できることとなる。
【0104】以上の表示装置5の動作により、凸面を有
する表示パネルにおいて、稜線を境にして同一の情報内
容を表示するため、表示内容をユーザに適切に伝達でき
る。
【0105】<変形例1> ◎表示装置については、図18に示す第1実施形態に類
似する形態の表示装置7でも良い。
【0106】図18は、本発明の変形例1に係る表示装
置7の外観を示す図である。
【0107】表示装置7は、第1実施形態の表示装置1
と構成が類似しており、筒状の筐体71と、筐体71の
外面に沿って設けられる表示パネル81とを有してい
る。さらに、表示装置7は、筐体71の表面に設けられ
ている6個のスイッチ85(隠れている3個のスイッチ
を図示せず)を有している。
【0108】表示パネル21は、画像表示面に円筒状の
曲面を有しており、静止画表示領域2sと2列の動画表
示領域2tとで構成されている。
【0109】静止画表示領域では、第1実施形態と同様
に、静止画像Hsを表示する。
【0110】また、2つの動画表示領域2tは、帯状の
表示領域となっており、異なる走行画像Ht、Huがそ
れぞれ表示される。ここでは、第1実施形態と同様に、
表示パネル81の画像表示面のカーブしている方向に沿
って走行画像を表示する。
【0111】6個のスイッチ85は、操作入力手段とし
て機能し、表示パネル81の画像表示面のカーブしてい
る方向に沿って、円筒の中心軸に関して60度ごとに一
定の間隔で設置されている。
【0112】図19は、表示装置7の機能ブロックを示
す図である。
【0113】表示装置7は、図3に示す第1実施形態の
表示装置1の構成に類似しているが、計時部18がスイ
ッチ群78に入れ替わっている。
【0114】スイッチ群78は、上記の6個のスイッチ
85に対応するものである。
【0115】以上のような構成の表示装置7の動作を、
以下で説明する。
【0116】図20および図21は、表示装置7の基本
的な動作を説明するフローチャートである。図20は静
止画表示の動作を、図21は走行画像の表示動作を示し
ており、これらの動作は、静止画処理部と動画処理部と
によりそれぞれ実行される。なお、図20のフローチャ
ートは、図21の走行画像表示動作の間に割込み処理的
に、静止画表示領域2sが静止画像の更新・移動処理を
行うものとして記載している。また、図20は、表示装
置の起動時に既に静止画像への第1回目の表示が行われ
ているものとして記載している。
【0117】ステップS41では、通信回路20を介し
て、静止画像データを受信したかを判定する。ここで、
静止画像データを受信した場合には、ステップS42に
進み、受信していない場合には、ステップS43に進
む。
【0118】ステップS42では、静止画像データを更
新する。すなわち、通信回路20を介して受信した静止
画像データを画像記憶部75に更新記録し、この静止画
像データに基づいて表示パネル81の表示を更新する。
【0119】ステップS43では、6個のスイッチ85
のうちいずれかのスイッチがユーザにより押下されたか
を判定する。
【0120】ステップS44では、ステップS43で押
下されたスイッチ85の方向に、静止画像Hsを移動さ
せる。すなわち、静止画像Hsのうちユーザに注目して
ほしい画像部分、例えば図18に示す人物画像Hs1な
どを押下されたスイッチ近傍に移動させる。これによ
り、ユーザに伝えたい情報を適切に表示できることとな
る。
【0121】ステップS51では、2つの動画表示領域
2tにそれぞれ走行画像の表示を開始する。この表示開
始により、走行画像Ht、Huが画像表示面のカーブし
ている方向に沿って表示される。
【0122】ステップS52では、通信回路20を介し
て、走行画像データを受信したかを判定する。ここで、
走行画像データを受信した場合には、ステップS53に
進み、受信していない場合には、ステップS54に進
む。
【0123】ステップS53では、走行画像データを更
新する。すなわち、通信回路20を介して受信した走行
画像データを画像記憶部75に更新記録し、この走行画
像データに基づいて表示パネル81の表示を更新する。
【0124】ステップS54では、画像表示の更新動作
を終了するか否かを判定する。ここで、更新動作を終了
しない場合には、ステップS52に戻り、ステップS5
2およびS53の動作を繰り返すことにより、走行画像
の表示を継続する。
【0125】以上の表示装置7の動作により、曲面を有
する表示パネルにおいて、ユーザの操作に応答して表示
画像が移動するため、表示内容をユーザに適切に伝達で
きる。
【0126】◎第1実施形態の表示装置1または変形例
の表示装置7における動画表示領域については、文字情
報を表示するのは必須ではなく、図形などの画像を表示
するようにしても良い。
【0127】◎上記の変形例に係る表示装置7におい
て、スイッチ85の操作があったときから所定時間の
み、または表示装置7が新たな画像データを受信したと
きから所定時間のみ、動画表示領域2tの画像を走行表
示するようにしても良い。このようにすると、待機時に
は表示を維持するための電力が不要となるので、節電に
効果的である。
【0128】<変形例2>本発明の変形例2に係る表示
装置1Aは、第1実施形態の表示装置1とほぼ同様の構
成を有している。ただし、本変形例の表示装置1Aは、
図22に示すように温度検知部9をさらに有しており、
表示装置1Aの周囲温度を検知できるように構成されて
いる。また、第1実施形態の表示装置1の動画表示領域
2tは設けられておらず静止画表示領域2sのみを有し
ている。
【0129】温度検知部9は、図23に示す表示装置1
Aの横断面図のように筐体11の背面に設置された温度
センサ91を備えており、表示パネル21の温度を背面
側から測定し、表示パネル21の周囲の環境情報として
の温度情報をCPU12に伝達するように構成されてい
る。
【0130】表示パネル21のように曲面形状を有する
曲面パネル、特に、平板状または曲率の小さい表示パネ
ルをさらに曲げて作製した曲面パネルにおいては、詳細
な原因は不明であるが、書き込んだ画像を一定時間放置
すると、平板状の表示パネルよりも速く表示が劣化する
場合がある。また、表示パネルの周囲温度の変化によっ
ても、書き込んだ画像が劣化することがある。
【0131】本変形例の表示装置1Aにおいては、定期
的に、また表示パネル21の周囲温度情報に基づいて画
像を更新することにより、表示の劣化を防ぐことができ
る。
【0132】図24は、表示装置1Aの基本的な動作を
説明するフローチャートである。
【0133】ステップS101では、表示装置1Aの動
作に係るステータスの初期設定を行う。ここで初期設定
される各ステータスT1、TUP、RW、TMP0、T
0についての説明を次の表1に示す。
【0134】
【表1】
【0135】なお、上記の各ステータスに係るパラメー
タはRAM14に格納される。
【0136】ステップS102では、静止画像を表示す
るサブルーチン(図25)にジャンプする。
【0137】ステップS103では、温度を検知するサ
ブルーチン(図26)にジャンプする。
【0138】ステップS104では、時間経過を検知す
るサブルーチン(図27)にジャンプする。
【0139】ステップS105では、再描画するかどう
かを判定するサブルーチン(図28)にジャンプする。
【0140】ステップS105を処理した後はステップ
S102に戻り、ステップS102〜S105の動作を
繰り返す。
【0141】図25は、静止画像表示サブルーチンにお
ける動作を説明するフローチャートである。
【0142】ステップS111では、再描画するかどう
かのステータスRWをチェックする。ここで、RW=0
の場合にはステップS112に進み、そのままメインル
ーチンにリターンする。また、RW=1の場合には、ス
テップS113に進む。
【0143】ステップS113では、更新手段として機
能する静止画処理部16により、画像記憶部15に格納
されている静止画像を表示パネル21に更新して表示す
る。この更新表示の前後で画像記憶部15に格納されて
いる静止画像が異なる場合には、更新前と異なる画像が
表示されることとなる。一方、更新表示の前後で画像記
憶部15に格納されている静止画像が同一である場合に
は、同一画像が更新されて再描画されることとなる。こ
の同一画像の更新表示では、表示パネル21における更
新前の静止画像の表示位置と異なる位置、例えば円筒状
の表示パネル21の中心軸に関して60度回転させた位
置に移動させて、静止画像を表示する。この動作によ
り、表示パネル21に表示される静止画像の劣化を未然
に防止できる。
【0144】なお、同一画像の更新表示では、表示パネ
ル21における更新前の静止画像の表示位置と同一位置
に静止画像を再書込みして、再描画するようにしても良
い。また、更新前と異なる表示位置に静止画像を表示す
るモードと、更新前と同一の表示位置に静止画像を表示
するモードとを選択できる構成としても良い。
【0145】ステップS114では、ステップS113
において静止画像を描画してからの時間をカウントする
計時部18の内部タイマーT1をリセットしてスタート
させる。
【0146】ステップS115では、ステップS113
において静止画像を描画した時の表示パネル21の温度
を測定し、TMP1に測定結果を代入する。
【0147】ステップS116では、ステータスRWに
0を代入してリセットする。
【0148】ステップS117では、メインルーチンに
リターンする。
【0149】図26は、温度検知サブルーチンにおける
動作を説明するフローチャートである。
【0150】ステップS118では、この温度検知サブ
ルーチンが呼び出されたときの表示パネル21の温度を
温度センサ91で測定し、TMP2に測定結果を代入す
る。
【0151】ステップS119では、RAM14に格納
されるTMP1とTMP2との差を演算し、演算結果を
ΔTMPに代入する。
【0152】ステップS120では、メインルーチンに
リターンする。
【0153】図27は、時間経過検知サブルーチンにお
ける動作を説明するフローチャートである。
【0154】ステップS121では、計時部18の内部
タイマーにおいて、ステップS113にて静止画像を再
描画してからの経過時間T1が、表示劣化が懸念され、
再描画が必要となる放置時間T0に達したかを判定す
る。ここで、経過時間T1が放置時間T0に達している
場合には、ステップS122に進む。一方、放置時間T
0に達していない場合には、ステップS123に進む。
なお、本変形例の表示装置1Aにおいては、図24に示
すステップS101にてT0を24時間に設定してい
る。
【0155】ステップS122では、計時部18の内部
タイマーT1が、あらかじめ設定された時間、すなわち
放置時間T0に達したかを表すステータスTUPを1に
セットする。
【0156】ステップS123では、メインルーチンに
リターンする。
【0157】図28は、再描画処理サブルーチンにおけ
る動作を説明するフローチャートである。
【0158】ステップS124では、図26に示すステ
ップS119で演算した温度差データΔTMPと、表示
劣化が懸念され、再描画が必要となる温度差TMP0と
を比較する。ここで、ΔTMPがTMP0より大きくな
った場合には、ステップS125に進む。また、ΔTM
PがTMP0以下である場合には、ステップS126に
進む。なお、本変形例の表示装置1Aについては、図2
4に示すステップS101にて温度差TMP0を5℃に
設定している。
【0159】ステップS125では、再描画するかどう
かのステータスRWに1をセットする。
【0160】ステップS126では、TUPが1である
否か、すなわち計時部18の内部タイマーT1があらか
じめ設定された放置時間T0に達していたかを判定す
る。ここで、TUPが1である場合には、ステップS1
27に進む。また、TUPが1でない場合には、ステッ
プS128に進む。
【0161】ステップS127では、再描画するかどう
かのステータスRWに1をセットするとともに、ステー
タスTUPに0を代入してリセットする。
【0162】ステップS128では、メインルーチンに
リターンする。
【0163】以上の表示装置1Aの動作により、内部タ
イマーT1によって一定時間ごとに、静止画像を更新表
示することにより、表示パネル21において表示劣化を
未然に防止できる。
【0164】また、表示パネル21に係る温度センサ9
1からの温度情報に基づいて静止画像を更新することに
より、周囲環境の変化による曲面パネルの表示の乱れを
修正でき、高品位な表示が可能となる。
【0165】◎第1実施形態の表示装置1と同様に動画
表示領域2tを設けてもよい。
【0166】◎上述した各実施形態においても、定期的
に画像を更新(又は移動)することにより、曲面パネル
特有の表示劣化を防止できることは云うまでもない。
【0167】また、上記の各実施形態の表示装置におい
ても、温度センサを設けるようにし、温度センサからの
温度情報に応じて静止画像を更新するようにしても良
い。
【0168】<その他の変形例> ◎第2実施形態の表示装置については、スイッチの押下
に応答して静止画像を移動させるのは必須ではなく、第
1実施形態と同様に画像表示面のカーブしている方向に
沿って一定時間間隔ごとに静止画像を移動させるように
しても良い。
【0169】◎第2実施形態の表示装置に関しては、車
両の、観察の対象となる表示装置とは反対側にいる人
も、表示装置の上端部の表示が見づらくなるものと考え
られる。従って、車両の、観察の対象となる表示装置と
は反対側の壁面にもスイッチSW2を設けるようにして
も良い。
【0170】◎第2実施形態の表示装置に関して、表示
のスクロール方向を上下いずれかから選択できるような
アップダウンキーを設けて操作者が任意の方向にスクロ
ールできるようにしても良い。
【0171】◎上記の第3実施形態において、表示装置
の横置き・縦置きを判別する手段を設け、横置き・縦置
きに応じて自動的に最適な表示に更新するようにしても
良い。
【0172】◎本発明において「実質的に同一の情報内
容」とは、完全な同一だけでなく、若干の相違があって
も同一と見なせる情報内容のことをいう。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項8の発明によれば、曲面を有する表示パネルに表示
される静止画像を移動させるため、表示内容をユーザに
適切に伝達できる。
【0174】特に、請求項2の発明については、操作入
力に応答して静止画像を移動させるため、表示内容をユ
ーザに正確に伝達できる。
【0175】また、請求項3の発明については、計時に
基づいて前記静止画像を移動させるため、表示内容をユ
ーザに正確に伝達できる。
【0176】また、請求項4の発明については、検知し
た表示パネルの周囲の環境情報に基づいて静止画像を移
動させるため、周囲環境の変化による曲面パネルの表示
の乱れを修正でき、高品位な表示が可能となる。
【0177】また、請求項7の発明については、画像表
示面のカーブしている方向に沿って走行画像を表示する
ため、走行画像の情報をユーザに適切に伝達できる。
【0178】また、請求項8の発明については、筒状の
曲面となっている画像表示面の周方向に沿って走行画像
を表示するため、走行画像の情報をユーザに対して、よ
り適切に伝達できる。
【0179】また、請求項9の発明については、複数の
帯状表示領域それぞれに走行画像を表示するため、表示
パネルの表示領域を有効活用できる。
【0180】請求項10ないし請求項12の発明によれ
ば、第1表示領域と第2表示領域とに実質的に同一の情
報内容を表現した表示を同時に行うため、表示内容をユ
ーザに適切に伝達できる。
【0181】特に、請求項11の発明については、第1
表示領域での表示と第2表示領域での表示とが稜線上の
所定点において画像表示面と直交する軸線に対して線対
称となっているため、表示内容の視認が適切に行える。
【0182】また、請求項12の発明については、第1
表示領域に正対して画像表示面を視認したきの画像の配
列方向と第2表示領域に正対して画像表示面を視認した
ときの画像の配列方向とが同一となっているため、表示
内容の視認が適切に行える。
【0183】請求項13ないし請求項16の発明によれ
ば、曲面を有する表示パネルにおいて検知した表示パネ
ルの周囲の環境情報に基づいて静止画像を更新して表示
するため、周囲環境の変化による曲面パネルの表示の乱
れを修正でき、高品位な表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る表示装置1の外観
を示す図である。
【図2】表示パネル21の断面図である。
【図3】表示装置1の機能ブロックを示す図である。
【図4】表示装置1の基本的な動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る表示装置3を内壁
に組み込んだ車両の内部を示す図である。
【図6】図5のVI−VI位置から見た断面図である。
【図7】表示装置3の機能ブロックを示す図である。
【図8】表示装置3の基本的な動作を説明するフローチ
ャートである。
【図9】表示装置3の動作を説明する図である。
【図10】表示装置3の動作を説明する図である。
【図11】表示装置3の動作を説明する図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係る表示装置5の外
観を示す図である。
【図13】表示装置5を上方から見た図である。
【図14】表示装置5の機能ブロックを示す図である。
【図15】表示装置5の基本的な動作を説明するフロー
チャートである。
【図16】表示装置5の動作を説明する図である。
【図17】表示装置5の動作を説明する図である。
【図18】本発明の変形例1に係る表示装置7の外観を
示す図である。
【図19】表示装置7の機能ブロックを示す図である。
【図20】表示装置7の基本的な動作を説明するフロー
チャートである。
【図21】表示装置7の基本的な動作を説明するフロー
チャートである。
【図22】本発明の変形例2に係る表示装置1Aの機能
ブロックを示す図である。
【図23】表示装置1Aの横断面図である。
【図24】表示装置1Aの基本的な動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図25】静止画像表示サブルーチンにおける動作を説
明するフローチャートである。
【図26】温度検知サブルーチンにおける動作を説明す
るフローチャートである。
【図27】時間経過検知サブルーチンにおける動作を説
明するフローチャートである。
【図28】再描画処理サブルーチンにおける動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1、1A、3、5、7 表示装置 2s 静止画表示領域 2t 動画表示領域 18 計時部 21、41、61、81 表示パネル 61a 第1表示領域 61b 第2表示領域 91 温度センサ RL 稜線 SW1、SW2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 G02F 1/1333 G09F 9/30 308 G09F 9/30 308A 9/40 301 9/40 301 G09G 3/36 G09G 3/36 (72)発明者 橋本 清文 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 郡山 康一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 前田 克則 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 植田 昌秀 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H089 KA13 QA16 RA11 TA01 TA07 UA09 5C006 AA22 AB03 AF34 AF38 AF62 BA11 BB12 BF02 BF08 BF15 BF38 BF49 EC06 EC08 5C080 AA10 BB05 CC03 CC07 DD01 DD30 EE22 EE32 JJ01 JJ02 JJ06 JJ07 KK02 KK05 5C094 AA02 AA60 BA05 BA43 CA19 CA24 CA30 DA02 DA03 DA05 DA11 EA04 EA07 EB02 EC03 FA01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置であって、 (a)画像表示面に曲面を有する表示パネルと、 (b)前記表示パネルに静止画像を表示する静止画表示制
    御手段と、 (c)前記静止画像を前記画像表示面上で移動させる画像
    移動手段と、を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、 (d)操作入力が可能な操作入力手段、をさらに備え、 前記画像移動手段は、前記操作入力手段からの操作入力
    に応答して前記静止画像を移動させることを特徴とする
    表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表示装
    置において、 (e)計時を行う計時手段、をさらに備え、 前記画像移動手段は、前記計時に基づいて前記静止画像
    を移動させることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の表示装置において、 (f)前記表示パネルの周囲の環境情報を検知する環境情
    報検知手段、をさらに備え、 前記画像移動手段は、前記環境情報検知手段により検知
    した環境情報に基づいて前記静止画像を移動させること
    を特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の表示装置において、 前記画像表示面は、非環状の曲面であることを特徴とす
    る表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の表示装置において、 前記画像表示面は、凹状の曲面であることを特徴とする
    表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の表示装置において、 (g)前記画像表示面のカーブしている方向に沿って走行
    画像を表示する動画表示制御手段、をさらに備えること
    を特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の表示装置において、 前記画像表示面は、筒状の曲面となっており、 前記表示装置が、 (h)前記画像表示面の周方向に沿って走行画像を表示す
    る動画表示制御手段、をさらに備えることを特徴とする
    表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の表示装
    置において、 前記画像表示面は、複数の帯状表示領域を有しており、 前記動画表示制御手段は、前記複数の帯状表示領域それ
    ぞれに走行画像を表示することを特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 表示装置であって、 (a)稜線を境にして第1表示領域と第2表示領域とを有
    する凸状の画像表示面を備える表示パネルと、 (b)前記第1表示領域と前記第2表示領域とに、実質的
    に同一の情報内容を表現した表示を同時に行う表示制御
    手段と、を備えることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の表示装置におい
    て、 前記第1表示領域での表示と前記第2表示領域での表示
    とは、前記稜線上の所定点において前記画像表示面と直
    交する軸線に対して線対称となっていることを特徴とす
    る表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の表示装置におい
    て、 前記第1表示領域に正対して前記画像表示面を視認した
    きの画像の配列方向と、前記第2表示領域に正対して前
    記画像表示面を視認したときの画像の配列方向とが同一
    となっていることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 表示装置であって、 (a)画像表示面に曲面を有する表示パネルと、 (b)前記表示パネルに静止画像を表示する静止画表示制
    御手段と、 (c)前記表示パネルの周囲の環境情報を検知する環境情
    報検知手段と、 (d)前記環境情報検知手段により検知した環境情報に基
    づいて、前記画像表示面に前記静止画像を更新して表示
    する更新手段と、を備えることを特徴とする表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の表示装置におい
    て、 前記更新手段は、 (d-1)前記静止画像を、更新前と異なる表示位置に移動
    させて表示する移動更新手段、を有することを特徴とす
    る表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14に記載の
    表示装置において、前記更新手段は、 (d-2)更新前と同一の静止画像を、更新前と同一の表示
    位置に再書込みを行う再書込手段、を有することを特徴
    とする表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項4および請求項13ないし請求
    項15のいずれかに記載の表示装置において、 前記環境情報は、温度情報であることを特徴とする表示
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項16のいずれか
    に記載の表示装置において、 前記表示パネルは、液晶表示パネルであることを特徴と
    する表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし請求項17のいずれか
    に記載の表示装置において、 前記表示パネルは、メモリ性を有することを特徴とする
    表示装置。
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