JP2002006797A - 表示方法、表示装置および表示システム - Google Patents

表示方法、表示装置および表示システム

Info

Publication number
JP2002006797A
JP2002006797A JP2000191390A JP2000191390A JP2002006797A JP 2002006797 A JP2002006797 A JP 2002006797A JP 2000191390 A JP2000191390 A JP 2000191390A JP 2000191390 A JP2000191390 A JP 2000191390A JP 2002006797 A JP2002006797 A JP 2002006797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display panel
image data
display device
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000191390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Maeda
克則 前田
Katsuhiko Asai
克彦 浅井
Takashi Kondo
尊司 近藤
Kiyobumi Hashimoto
清文 橋本
Koichi Koriyama
康一 郡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2000191390A priority Critical patent/JP2002006797A/ja
Publication of JP2002006797A publication Critical patent/JP2002006797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲面を有する表示パネルにおいて適切な視認
性を確保して表示できる表示技術を提供する。 【解決手段】 曲面を有する表示パネル21において、
7つの領域211〜217に表示領域を分割する。そし
て、領域211で、領域211の両端211a、211
bを結ぶ線分Laと、端点211bから伸びる視線SL
に対する垂直方向の線分Lbとの関係を利用して、画像
補正を行う。ここでは、線分Lbの長さをdとし両線分
La、Lbのなす角度をθとすると、線分Laの長さは
d/cosθとなる。この両線分La、Lbの比率R=1
/cosθにより、平面を前提とする基礎画像データに対
してスケールを変換を行って補正画像データを生成す
る。また、他の領域212〜217についても、同様の
手法でスケール変換を行い、補正画像データを生成す
る。この補正画像データを表示パネル21に表示するこ
とにより、適切な視認性を確保して表示できることとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面を有する表示
パネルの表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置においては、外部の照明
光などの写り込みを低減するために、液晶などを用いた
表示パネルを曲面としているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、曲面を有す
る表示パネルに、平面上での画像表示を前提とした画像
データに基づき画像表示を行うと、表示された画像に対
するユーザの視線が一定の角度とならないため、この角
度が大きくなる部分では画像の歪みが生じ視認性が低下
する。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、曲面を有する表示パネルにおいて適切な視認性
を確保して表示できる表示技術を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、画像表示面に曲面を有する表示
パネルに画像表示を行う方法であって、(a)平面上での
画像表示を条件として準備された基礎画像データに対し
て、所定の視線方向について前記曲面の曲がりに起因し
て生じる画像表示条件の非一様性を補償する補正を行っ
て補正画像データを生成する補正工程と、(b)前記補正
画像データに基づいて前記表示パネルに画像表示を行う
表示工程と、を備える。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る表示方法において、前記補正は、前記所定の視線
方向と前記曲面とのなす角度に応じたスケール変換を含
む。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る表示方法において、前記補正は、
前記所定の視線方向と前記曲面とのなす角度に応じた色
彩補正を含む。
【0008】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係る表示方法において、前
記補正は、前記所定の視線方向と前記曲面とのなす角度
に応じたコントラスト補正を含む。
【0009】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明に係る表示方法において、前
記表示工程については、前記表示パネルのうち所定の曲
率より大きい部分を除外して画像表示を行う。
【0010】また、請求項6の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明に係る表示方法において、前
記補正画像データにおいては、前記表示パネルのうち特
定の曲率より大きい部分に対応する箇所を境界にして、
表示する画像の種類が区分けされている。
【0011】また、請求項7の発明は、表示装置であっ
て、(a)曲面を有する表示パネルと、(b)平面上での画像
表示を条件として準備された基礎画像データに対して、
所定の視線方向について前記曲面の曲がりに起因して生
じる画像表示条件の非一様性を補償する補正を行って補
正画像データを生成する補正手段と、(c)前記補正画像
データに基づいて前記表示パネルに画像表示を行う表示
制御手段と、を備える。
【0012】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
に係る表示装置において、(d)前記表示パネルの湾曲状
態を変更する湾曲状態変更手段、をさらに備える。
【0013】また、請求項9の発明は、請求項7または
請求項8の発明に係る表示装置において、前記補正手段
は、前記所定の視線方向と前記曲面とのなす角度に応じ
て、前記基礎画像データに対する、i)スケール変換ii)
色彩補正iii)コントラスト補正のうちの少なくとも一つ
を実行する。
【0014】また、請求項10の発明は、請求項7ない
し請求項9のいずれかの発明に係る表示装置において、
前記表示制御手段は、(c-1)前記表示パネルのうち所定
の曲率より大きい部分を除外して画像表示を行う除外手
段、を有する。
【0015】また、請求項11の発明は、請求項7ない
し請求項10のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、前記補正画像データは、前記表示パネルのうち特定
の曲率より大きい部分に対応する箇所を境界にして表示
する画像の種類を区分けした複数のデータを含む。
【0016】また、請求項12の発明は、請求項11の
発明に係る表示装置において、(e)前記複数のデータの
うちの一部のデータを更新して前記表示パネルの表示を
更新させる表示更新手段、をさらに備える。
【0017】また、請求項13の発明は、請求項7ない
し請求項12のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、前記表示パネルは、凹面を有しており、前記補正手
段は、(b-2)前記表示パネルにおける前記基礎画像デー
タのレイアウト変更を行う変更手段、を有し、前記変更
手段によって、前記基礎画像データのうちで重要情報と
して指定された部分に応じた表示が、前記凹面のうち前
記所定の視線に直交する仮想的平面からの傾きが最も小
さい部分付近に行われる。
【0018】また、請求項14の発明は、請求項7ない
し請求項13のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、前記表示パネルは、液晶表示パネルである。
【0019】また、請求項15の発明は、請求項14の
発明に係る表示装置において、前記表示パネルは、コレ
ステリック相からの選択反射を利用する表示パネルであ
る。
【0020】また、請求項16の発明は、請求項7ない
し請求項13のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、前記表示パネルは、フレキシブルである。
【0021】また、請求項17の発明は、請求項7ない
し請求項16のいずれかの発明に係る表示装置におい
て、(f)前記表示装置の外部から、前記基礎画像データ
を受信する受信手段、をさらに備える。
【0022】また、請求項18の発明は、請求項17の
発明に係る表示装置を備える表示システムにおいて、前
記表示装置と通信可能な情報処理装置、を備え、前記情
報処理装置は、所定のフォーマットで前記基礎画像デー
タを送信する送信手段、を有する。
【0023】また、請求項19の発明は、表示システム
であって、(a)情報処理装置と、(b)曲面を有する表示パ
ネルを備える表示装置と、を備え、前記情報処理装置
は、(a-1)前記曲面に関する曲率情報を記憶する記憶手
段と、(a-2)前記曲率情報に基づき、平面上での画像表
示を条件として準備された基礎画像データに対して、所
定の視線方向について前記曲面の曲がりに起因して生じ
る画像表示条件の非一様性を補償する補正を行って補正
画像データを生成する補正手段と、(a-3)前記補正画像
データを送信する送信手段と、を有し、前記表示手段
は、(b-1)前記補正画像データを受信する送信手段と、
(b-2)前記補正画像データに基づいて前記表示パネルに
画像表示を行う表示制御手段と、を有する。
【0024】また、請求項20の発明は、請求項19の
発明に係る表示システムにおいて、前記表示パネルは、
凹面を有しており、前記補正手段は、前記表示パネルに
おける前記基礎画像データのレイアウト変更を行う変更
手段、を有し、前記変更手段によって、前記基礎画像デ
ータのうちで重要情報として指定された部分に応じた表
示が、前記凹面のうち前記所定の視線に直交する仮想的
平面からの傾きが最も小さい部分付近に行われる。
【0025】また、請求項21の発明は、表示面に曲面
が含まれる表示装置において、前記曲面に関する曲率情
報を記憶する記憶手段と、前記曲率情報を、信号として
前記記憶手段から前記表示装置の外に転送可能なインタ
ーフェイスと、を備える。
【0026】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <表示システムの要部構成>図1は、本発明の第1実施
形態に係る表示システム1の要部構成を示す図である。
【0027】表示システム1は、通信線10に接続する
3つの表示装置2、3、4と、サーバー5とを備えてい
る。なお、通信線10で構成されるネットワークは、イ
ーサネット(登録商標)、無線LANなどの方法で形成
する。
【0028】図2は、表示装置2の外観を示す図であ
る。
【0029】表示装置2は、筐体20と、画像表示面に
凹状の曲面を有する表示パネル21を有している。この
表示パネル21では、曲面に沿って画像GDが表示され
るが、この画像表示については後で詳述する。
【0030】図3は、表示パネル21の断面図である。
【0031】表示パネル21は、単純マトリックス駆動
方式のフルカラー液晶表示素子21aを有している。こ
の液晶表示素子21aは、一対の透明基板211a、2
11b間に液晶表示層212を挟持してなる液晶素子
を、青色表示用液晶素子21b、緑色表示用液晶素子2
1g、赤色表示用液晶素子21rと3つ積層したもので
あり、画像を形成する画像形成層として機能する。
【0032】液晶表示層212には、可視領域に選択反
射波長を有するコレステリック液晶材料が含まれてい
る。そして、液晶素子21bには青色の選択反射を行う
液晶材料が、液晶素子21gには緑色の選択反射を行う
液晶材料が、表示素子21rには赤色の選択反射を行う
液晶材料が含まれている。また、これらの液晶素子の下
には、光を吸収する吸収層21kが設けられている。
【0033】液晶表示層212は、その液晶表示層を挟
持する上下の透明電極層213に印可される電圧に応答
して、可視光を透過する透明状態から特定の波長の可視
光を選択的に反射する選択反射状態へ、あるいは逆に、
選択反射状態から透明状態へと切り替わる。したがっ
て、特定の液晶表示層212を選択反射状態とし、図3
の上方から液晶表示素子21aに向けて自然光等の白色
光を照射すると、選択反射状態の液晶表示層21aが特
定波長の可視光を反射し、これが各色の表示として観察
される。液晶表示層212が透明状態にあるときは、入
射光が液晶表示層212を通過する。このため、表示し
ようとする色に相当する液晶素子を選択反射状態とし、
少なくともこの液晶素子よりも視点側にある液晶素子を
透明状態とすることにより、所望の色の表示を行うこと
ができる。また、全ての液晶素子を透明状態とすれば、
入射光が吸収層に吸収されて黒色表示となる。
【0034】各液晶表示層212に含まれるコレステリ
ック液晶としては、それ自体が室温でコレステリック相
を示すコレステリック液晶を含む液晶材料や、ネマチッ
ク液晶にカイラル材を添加した液晶材料などを用いるこ
とができる。これらのコレステリック液晶は、比較的高
いパルス電圧が印可されるとプレーナ状態が選択され、
比較的低いパルスが印可されるとフォーカルコニック状
態が選択される。また、その中間の電圧パルスを印可す
ると、プレーナ状態とフォーカルコニック状態とが混在
した状態が選択される。コレステリック液晶がプレーナ
状態の場合、液晶の螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率
をnとすると、波長λ=P・nの光が液晶によって選択
的に反射される。また、コレステリック液晶がフォーカ
ルコニック状態では、液晶の選択反射波長が赤外領域に
ある場合には可視光を散乱し、選択反射波長がそれより
も短い場合には散乱が弱くなり可視光が透過される。コ
レステリック液晶がプレーナ状態とフォーカルコニック
状態が混在した状態にあると、中間調が表示される。し
たがって、選択反射波長を可視光に設定し、素子の観察
側と反対側に光吸収層を設けることにより、特定色(プ
レーナ状態)と黒色(フォーカルコニック状態)、およ
びその中間調とで表示を切替えることができる。
【0035】これにより、例えば青色表示用液晶素子2
1bおよび緑色表示用液晶素子21gをコレステリック
液晶材料がフォーカルコニック状態となった透明状態と
し、赤色表示用液晶素子21rをコレステリック液晶が
プレーナ状態となった選択反射状態とすることにより、
赤色表示を行うことができる。また、青色表示用液晶素
子21bをコレステリック液晶材料がフォーカルコニッ
ク状態となった透明状態とし、緑色表示用液晶素子21
gおよび赤色表示用液晶素子21rをコレステリック液
晶がプレーナ状態となった選択反射状態とすることによ
り、イエローの表示を行うことができる。同様に、各液
晶素子の状態を透明状態と選択反射状態を適宜選択する
ことにより、赤、緑、青、白、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、黒の表示が可能である。さらに各色液晶素子の状
態として中間の選択反射状態を選択することにより中間
色が表示され、フルカラー表示を行うことができる。
【0036】このようにコレステリック相からの選択反
射を利用しているため、液晶そのものが光を反射するた
めの偏光板、反射板が不要であり、液晶材料の調整で反
射波長が選択できるためカラーフィルタが不要となる。
また、選択反射状態と透明状態の2状態で安定で一旦書
き込まれた表示画像は半永久的に保持されるため、メモ
リ性を有し省電力化が可能となる。さらに、表示領域に
ついて部分的な書換えが容易にできることも特徴であ
る。
【0037】以下では、液晶表示素子21aの詳細な構
成について説明する。
【0038】透明基板211a、211b上には、微細
な間隔をおいて平行に並んだ複数の帯状の透明電極21
3が形成されており、この透明電極213形成側の面
に、上下の透明基板211a、211bに接着した断面
柱状の樹脂構造物214が配置され、両透明基板211
a、211bを支持している。透明基板211a、21
1b間にはスペーサ215が配置され、透明基板211
a、211b間のギャップを定めている。液晶表示層2
12は、樹脂構造物214、スペーサ215、およびこ
れらの間に充填された液晶材料216により構成され
る。
【0039】両透明基板211a、211bでは、透明
電極213の向きが互いに直角方向となるように対向し
て配設され、この透明電極213が重なり合う領域が画
素となる。また、透明基板211a、211b間には、
透明基板211a、211bの外縁部に液晶材料を封じ
込めるためのシール材217が設けられている。
【0040】透明基板211a、211bにおける透明
電極213形成面には、絶縁膜218と、絶縁膜218
の上に配向制御膜219が設けられている。この絶縁膜
218としては、酸化シリコンなどの無機膜あるいはポ
リイミド樹脂、エポキシ樹脂などの有機膜を配すること
により、上下基板間のショートを防いだり、液晶素子の
信頼性の向上を図れる。また、配向制御膜219として
は、ポリイミドに代表されるものを利用する。
【0041】透明基板211a、211bとしては、ガ
ラス基板の他、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホ
ン(PES)、ポリエチレンテレフタレート等のフレキ
シブル基板等が使用可能である。フレキシブル基板を使
用することで、表示パネル21の曲面化が容易になる。
また、表示パネル21をフレキシブルにすることもでき
る。この場合は、後述するような曲率変更機構により容
易に表示パネル21の曲率を変更でき、平面と曲面、あ
る曲率を持つ曲面と別の曲率を持つ曲面、凹面と凸面な
どの間で表示パネル21の形状を変化させることができ
る。
【0042】透明電極213には、ITO(Indiu
m Tim Oxide)に代表される透明導電膜やア
ルミニウム、シリコン等の金属電極、あるいはアモルフ
ァスシリコン、BSO(Bismuth Silico
n Oxide)等の光導電性膜などを用いることがで
きる。
【0043】図1に戻って、以下説明する。
【0044】表示装置3は、表示装置2と同様に、筐体
30と、画像表示面に凹状の曲面を有する表示パネル3
1を有している。
【0045】また、表示装置4も、筐体40と、画像表
示面に凸状の曲面を有する表示パネル41を有してい
る。この表示装置4では、筐体の側面に、記録媒体であ
るメモリカード9を挿入できるスロット40aがさらに
設けられている。
【0046】サーバー5は、情報処理装置として機能
し、サーバー本体5aと、サーバー本体5aに接続する
ディスプレイ5bとキーボード5cとマウス5dとを有
している。
【0047】図4は、表示システム1の機能ブロックを
示す図である。
【0048】表示装置2は、上述した表示パネル21の
他に、CPU22を有し、CPU22に電気的に接続す
るROM23とRAM24とデータ処理部25と操作部
26と通信回路27と駆動部21sとを有している。
【0049】ROM23は、表示装置2の基本動作に係
る制御プログラムが格納されている。
【0050】データ処理部25では、表示パネル21に
適切な表示を行うために必要な補正画像データDH(後
述)の生成を行う。
【0051】操作部26は、電源のON/OFF切替え
を行える主電源ボタン(図示省略)などの操作スイッチ
を有している。
【0052】通信回路27は、通信線10を介してサー
バー5から配信されてくる画像データを受信するための
回路である。
【0053】駆動部21sは、表示パネル21と電気的
に接続し、表示パネル21で格子状に配置される透明電
極213(図3参照)に駆動電圧を供給するための部位
である。
【0054】また、表示装置3については、表示装置2
と同様の構成となっている。
【0055】表示装置4も、表示装置2と類似の構成と
なっているが、CPU42と電気的に接続するデータ取
得部48をさらに有している。
【0056】データ取得部48は、上述したスロット4
0aを有しており、メモリカード9から画像データを取
得できるようになっている。このデータ取得部48によ
り、画像データについてはサーバー5から画像データを
受取らなくても画像データを更新できることとなる。
【0057】サーバー5は、CPU52を有し、CPU
52に電気的に接続するROM53とRAM54とデー
タ処理部55と操作部56とを有している。また、サー
バー5は、記憶部57と表示部58と通信回路59とを
有している。
【0058】ROM23は、サーバー5の基本動作に係
る制御プログラムが格納されている。
【0059】操作部56は、上記のキーボード5cとマ
ウス5dとを有しており、ユーザが操作を行うための部
位である。
【0060】記憶部57は、例えばハードディスクや光
ディスクなどの大容量の記憶装置により構成されてお
り、平面表示を前提とした基礎画像データDKが格納さ
れている。また、記憶部57は、各表示装置2、3,4
における表示パネル21、31、41の曲率情報DW
(DW1、DW2、DW3)を格納している。この曲率
情報DWは、後述する各補正に係る画像補正係数などを
含む情報である。
【0061】表示部58は、ディスプレイ5bに対応す
るものである。
【0062】通信回路59は、通信線10を介して各表
示装置2、3、4に画像データを送信するための回路で
ある。
【0063】データ処理部55は、記憶部57に保存さ
れている曲率情報DWを用いて、基礎画像データDKに
対して、各表示装置2、3、4の表示パネル21、3
1、41の曲面形状に適合するように補正を行って、補
正画像データDHを生成する。また、データ処理部55
は、基礎画像データDKのレイアウト変更を行う機能を
有している。
【0064】<表示パネルでの画像表示>各表示装置の
表示パネル21、31、41は、曲面を有しており、平
面表示を前提とした基礎画像データDKに基づく通常の
表示を行うと上下に圧縮したような表示となるため、平
面表示に近い状態で画像が観察されるようにするために
は、基礎画像データDKに対する補正が必要となる。す
なわち、ユーザの視線方向について表示パネルの曲面の
曲がりに起因して生じる画像表示条件の非一様性を補償
する補正が必要であり、補正された補正画像データDH
(DH1、DH2、DH3)に基づき表示を行うこと
で、ユーザに対して違和感を与えない画像表示が可能と
なる。以下で、この補正について詳しく説明する。
【0065】図5は、曲面を有する表示パネル21での
画像補正を説明する図である。ここで、図5(a)は、
表示パネル21の縦断面を示している。
【0066】表示パネル21における凹面では、中央部
の表示領域は比較的平面に近い領域であるが、表示パネ
ルの両端部に近づくにつれ中央部の表示面に対する角度
は増大していくため、両端部に近い表示領域では通常の
表示を行うと歪んだ表示となる。
【0067】そこで、表示パネル21では、7つの領域
211〜217に表示領域を分割し、それぞれの領域に
対し基礎画像データDKに補正処理を行った後に表示を
行うことで歪みを軽減する。
【0068】領域211における補正については、図5
(b)に示すように領域211の両端211a、211
bを結ぶ線分Laと、端点211bから伸びる視線SL
に対する垂直方向の線分Lbとの関係を利用する。すな
わち、線分Lbの長さをdとし両線分La、Lbのなす
角度をθとすると、線分Laの長さはd/cosθとな
る。この両線分La、Lbの比率(画像補正係数)R=
1/cosθにより、基礎画像データDKに係る画像のス
ケールを変換する。具体的には、表示パネル21上の着
目する領域(例えば211)における画素座標値をxと
し、その画素座標値xにおける画像データ値をf(x)と
したとき、 g(x)=f(R・x) となる新たな画像データ値g(x)を求め、この画像デー
タ値g(x)を表示に利用する。すなわち、ここでのスケ
ール変換は空間スケール変換である。なお、視線SL方
向と表示パネル21の曲面とのなす傾斜角度をφとする
と、比率R=1/sinφにより基礎画像データDKに係
る画像のスケール変換を行うこともできる。
【0069】また、各領域212〜217についても、
領域211と同様に画像補正係数を求めて、表示パネル
21に表示するための補正画像データDH(上記のg
(x)に対応するもの)を生成する。そして、平面状の表
示パネルに基礎画像データDKを表示する場合と同様
に、補正画像データDHに基づき画像表示することによ
り、凹面を有する表示パネル21に違和感なく表示を行
えることとなる。
【0070】以上では、スケール変換に関する画像補正
を説明したが、さらに視線SL方向と表示パネル21の
曲面とのなす傾斜角度に対応した色彩補正やコントラス
ト補正など光学的補正を行うことで、表示される画像の
見やすさが改善される。ここでも、図5に示すように表
示パネル21を領域分割して各領域の画像補正係数を求
める。
【0071】表示パネル21は、液晶のコレステリック
相による選択反射を利用しているため、斜めから観察す
ると短波長側にシフトする特性がある。そこで、視線S
Lとの傾斜角度に応じて、基礎画像データDKに対して
色彩補正を行う。すなわち、傾斜角度に応じて基礎画像
データDKの各画素の色彩に係る波長を伸長するような
補正を行う。なお、この色彩補正に係る画像補正係数
は、実験的に予め求めても、傾斜角度と短波長側への波
長のシフト量との関係から計算で求めてもよい。
【0072】また、コントラスト補正については、視線
SL方向と表示パネル21の曲面とのなす傾斜角度が増
加すれば表面反射などにより表示が視認しにくくなる
が、傾斜角度に応じた明度の補正を行うことにより、視
認性の低下を緩和することができる。つまり、表示パネ
ル21の両端に近づくほどコントラストを強調する画像
処理を行う、具体的には傾斜角度に応じて基礎画像デー
タDKの各画素におけるコントラストを強調するように
補正を行う。なお、このコントラスト補正に係る画像補
正係数は、実験的に予め求めても、シェーディングなど
を応用して計算により求めても良い。
【0073】上記の各補正は、凹面を有する表示パネル
21だけでなく、凸面を有する表示装置4の表示パネル
41にも適用する。この場合にも、図6に示すように、
表示パネル41を7つの領域411〜417に分割し
て、各領域において視線SLに対する傾斜角度に応じた
補正を行うこととなる。
【0074】図7は、表示パネル31を示す図である。
図7(a)は、表示パネル31の縦断面図を示してお
り、図7(b)は、表示パネル31を視線方向SLから
見た図である。
【0075】表示パネル31についても、表示領域を分
割する。ここでは、5つの領域31a〜31eに分割し
て、上述したスケール、色彩およびコントラストの補正
を行う。
【0076】図8は、表示パネル31に表示するための
補正画像データDHに係る画像イメージを説明する図で
ある。補正画像データDHに係る画像では、傾斜角度が
大きい領域31a、31eの画像を引き延ばすようにス
ケール補正が行われている。
【0077】また、表示パネル31では、曲率変化点、
すなわち曲率が極端に大きい部分である2つの領域31
b、31dを有しており、これらに通常の表示または上
述の補正を施したとしても歪みが大きく、また色調が狂
うなどして視認が困難となる。そこで、曲率が大きい領
域31b、31d、すなわち曲率roより大きい部分で
は画像表示を行わずに、領域31a、31c、31eに
のみ表示を行うようにする。
【0078】また、図7(b)に示すように、これらの
領域31b、31dを境界として、領域31a、31e
に文字情報Gcを、領域31cに画像情報を表示し、画
像データの種類の区分けを行うようにする。これによ
り、領域31b、31dをまたぐ画像表示を防止できる
ため、視覚上で違和感を生じることなく表示できる。
【0079】なお、表示パネル31の中央部、つまり領
域31cで重要な情報を表示するようにしても良い。す
なわち、基礎画像データDKのうちで重要情報として指
定された部分に関する表示を、表示パネル31における
視線SLに直交する仮想的平面VPからの傾きが最も小
さい部分付近に行われるように基礎画像データDKのレ
イアウト変更を行い、補正画像データDHを生成する。
これにより、表示パネル31において重要情報を視認容
易な箇所に配置して表示できるため、ユーザに適切に情
報を伝達できる。
【0080】また、画像データのうち表示パネル31の
中央部に対応するデータを更新するように部分書き換え
を行い、中央部の比較的視認しやすい領域に重要な表示
を順次に行うことで効率よく情報伝達ができる。
【0081】<表示システム1の動作>表示システム1
の動作については、サーバー5の動作と各表示装置2、
3,4の動作とに分けて説明する。
【0082】図9は、サーバー5の基本的な動作を説明
するフローチャートである。
【0083】ステップ1では、記憶部57に保存されて
いる基礎画像データDKに重要情報として指定された部
分があるかをを判定する。ここで、重要情報がある場合
には、ステップS2に進み、重要情報がない場合には、
ステップS3に進む。
【0084】ステップS2では、表示パネルの中央部、
すなわち曲面のうち視線に直交する仮想的平面からの傾
きが最も小さい部分付近に表示されるように、基礎画像
データDKにおいて重要情報のレイアウト変更を行う。
【0085】ステップS3では、変数iに1を代入す
る。
【0086】ステップS4では、各表示パネルの曲率情
報DWiから、各表示パネル21、31、41において
曲率roより大きい部分があるかを判定する。ここで、
曲率大の部分がある場合には、ステップS5に進み、曲
率大の部分がない場合には、ステップS6に進む。
【0087】ステップS5では、表示パネルにおける曲
率大の部分を境にして基礎画像データDKを区分けす
る。
【0088】ステップS6では、各表示装置の曲率情報
DWiに基づき、上述したように基礎画像データDKに
対して、スケール変換、色彩補正およびコントラスト補
正を施し、補正画像データDHを生成する。
【0089】ステップS7では、変数iにi+1を代入
する。
【0090】ステップS8では、変数iが3より大きい
かを判定する。ここで、3より大きい場合には、ステッ
プS9に進み、3以下の場合には、ステップS4に戻
り、ステップS4〜S8の処理を繰り返す。
【0091】ステップS9では、各表示装置2、3、4
に対して、補正画像データDH1、DH2、DH3を送
信する。
【0092】図10は、表示装置2の基本的な動作を説
明するフローチャートである。
【0093】ステップS11では、サーバー5から補正
画像データDH1を受信する。
【0094】ステップS12では、表示パネル21にお
いて曲率roより大きい部分があるかを判定する。ここ
で、曲率大の部分がある場合には、ステップS13に進
み、曲率大の部分がない場合には、ステップS14に進
む。
【0095】ステップS13では、表示パネル21にお
いて曲率roより大きい部分を除外して、補正画像デー
タDH1に基づき画像表示を行う。
【0096】ステップS14では、補正画像データDH
1に基づき表示パネル21全面で画像表示を行う。
【0097】表示装置3、4についても、上記の表示装
置2の動作と同様の動作を行う。ただし、表示装置4に
ついては、サーバー5からではなく、メモリカード9か
ら補正画像データDHを取得して適切な表示を行うよう
にしても良い。
【0098】以上の表示システム1の動作により、曲面
を有する表示パネルにおいて適切な視認性を確保して表
示できることとなる。
【0099】<第2実施形態> <表示システムの要部構成>図11は、本発明の第2実
施形態に係る表示システム6の要部構成を示す図であ
る。
【0100】表示システム6は、上記のサーバー5と、
通信線60に接続する3つの表示装置7、8、4Aとを
備えている。表示装置7、8については、第1実施形態
の各表示装置と構成が類似しているが、表示パネルの湾
曲状態を変更する機構を有するところが異なっている。
また、表示装置4Aについては、第1実施形態の表示装
置4と構成が類似しているが、後述する記憶部49をさ
らに有するところが異なっている。
【0101】表示装置7は、筐体70と、画像表示面に
凹状の曲面が可変な表示パネル71と、表示パネル71
の曲率を変更する曲率変更部72と、2つの変更ボタン
70a、70bとを有している。
【0102】図12は、曲率変更部72の要部構成を示
す図である。
【0103】曲率変更部72では、湾曲自在な表示パネ
ル71の長手方向の両サイドに表示パネル71を回動自
在に保持する2個の棒状の連結部材721が設けられて
いる。この2個の連結部材721には、互いに逆ねじを
切ったナット722、723がそれぞれ両端に取付けら
れている。また、2個のナット722、723間に亘る
ように、ナットと同ピッチの雄ネジを切った2本のねじ
軸724が、ナット722、723に螺合するように設
けられている。この2本のねじ軸724は、それぞれギ
ア725、726およびベルト727を介し、駆動源で
あるステッピングモータ728によって回転力を得る。
以上の構成により、ステッピングモータ728の駆動に
よって、連結部材721が表示パネル71の長手方向M
a、Mbにスライドするため、表示パネル71の湾曲状
態を変更できることとなる。
【0104】図13は、曲率変更部72によって表示パ
ネル71の曲率が変更される様子を示す図である。
【0105】連結部材721が表示パネル71の長手方
向Ma、Mbにスライドすることにより、表示パネル7
1は、例えば図13(a)、図13(b)、図13(c)に示
すような湾曲状態を取ることができる。ここで、表示パ
ネル71の湾曲状態(曲率)は、連結部材721の間隔
L1、L2、L3に依存しているため、この間隔L1、
L2、L3を検知することによって表示パネル71の曲
率情報を得ることができる。また、この連結部材721
の間隔L1、L2、L3は、ステッピングモータ728
の動作角度から算出できるため、ステッピングモータ7
28の駆動角度を操作することにより表示パネル71の
曲率状態を制御できることとなる。なお、このステッピ
ングモータ728の駆動角度と表示パネル71の曲率状
態との関係(曲率情報)は、予め試験的に求めるのが好
ましいが、表示パネル71の剛性が既知であれば計算に
よっても求めることができる。
【0106】2つのボタン70a、70bは、表示パネ
ル71の曲率状態を変更するためのものである。すなわ
ち、ボタン70a、70bの押下中にステッピングモー
タ728が正転・逆転を行い、ユーザが所望する表示パ
ネル71の湾曲状態を得ることができる。
【0107】また、表示装置8は、筐体80と、画像表
示面に凹状の曲面が可変な表示パネル81と、表示パネ
ル81の曲率を変更する2つのダイアル80aと、2つ
の変更ボタン70a、70bとを有している。
【0108】図14は、表示装置8の縦断面図である。
【0109】表示パネル81の下端には、筐体80と表
示パネル81とを回動自在に連結する連結部材81aが
設けられている。また、筐体80には、ボルト状のダイ
アル80aと螺合する螺合孔80bが設けられており、
ユーザがダイアル80aを回転させることによって表示
パネル81の端部81bを上下方向UDに移動できる。
そして、表示パネル81の端部81bと筐体80との間
に設けられる曲率検出器82により、その移動量を検知
できるようになっている。この曲率検出器82は、例え
ばポテンショメータを利用するもので、表示装置7の場
合と同様にして表示パネル81の曲率状態を検出できる
こととなる。
【0110】図15は、表示システム6の機能ブロック
を示す図である。
【0111】表示装置7は、第1実施形態の表示装置2
と類似の構成であるが、上述した曲面変更部72と、記
憶部79とをさらに有している。
【0112】記憶部79は、ステッピングモータ61の
駆動角度と表示パネル71の曲率状態との関係を表現す
るデータテーブルおよび画像補正係数(曲率情報)を格
納するとともに、サーバー5から送信される基礎画像デ
ータDKを格納することができるようになっている。
【0113】データ処理部76については、記憶部79
に保存されている曲率情報DWを用いて基礎画像データ
DKに補正を行い、補正画像データDHを生成する。ま
た、データ処理部76は、基礎画像データDKのレイア
ウト変更を行う変更手段としても機能する。
【0114】表示装置8は、上記の表示装置7と類似の
構成であるが、曲面変更部72に対応する曲面検出器8
2と、記憶部79に対応する記憶部89とを有してい
る。
【0115】表示装置4Aでは、第1実施形態の表示記
憶4の構成に、記憶部49が追加されている。
【0116】記憶部49は、表示パネル41の曲率情報
を格納するとともに、サーバー5またはデータ取得部か
ら取得した基礎画像データDKを格納することができる
ようになっている。
【0117】また、各表示装置のデータ処理部45、7
6、86においては、第1実施形態のデータ処理部55
と同様に、上述した各画像補正を行う。
【0118】<表示システム6の動作>表示システム6
の動作については、サーバー5の動作と各表示装置7、
8,4Aの動作とに分けて説明する。
【0119】図16は、サーバー5の基本的な動作を説
明するフローチャートである。
【0120】ステップS21では、記憶部57に保存さ
れている基礎画像データDKを、通信回路59により共
通のフォーマットで各表示装置7,8、4Aに送信す
る。この表示システム6では、第1実施形態のサーバー
の動作と異なり、補正画像データDHを送信せず、各表
示装置7、8、4Aにて補正画像データDHの生成を行
うため、基礎画像データDKを汎用フォーマットで配信
できる。
【0121】図17は、表示装置7の基本的な動作を説
明するフローチャートである。
【0122】ステップS31では、サーバー5からの基
礎画像データDKを受信して、記憶部79に格納する。
【0123】ステップS32およびS33では、図9に
示すフローチャートのステップS1およびS2と同様の
動作を行う。
【0124】ステップS34およびS35では、図9に
示すフローチャートのステップS4およびS5と同様の
動作を行う。
【0125】ステップS36では、記憶部79に格納さ
れている曲率情報とステッピングモータ61の駆動角度
とに基づき、第1実施形態と同様に基礎画像データDK
に対して、スケール変換、色彩補正およびコントラスト
補正を施し、補正画像データDHを生成する。
【0126】ステップS37〜S39では、図10に示
すフローチャートのステップS12〜S14と同様の動
作を行う。
【0127】表示装置8についても、上記の表示装置7
の動作と同様の動作を行う。ただし、表示装置8につい
ては、上記のステップS36において記憶部79に格納
されている曲率情報と曲率検出器82の検出値とに基づ
き、基礎画像データDKに対して、スケール変換、色彩
補正およびコントラスト補正を施すこととなる。
【0128】表示装置4Aについても、上記の表示装置
7の動作と同様の動作を行う。ただし、表示装置4Aに
ついては、表示パネルの曲率を変更する機構がないた
め、上記のステップS40が不要となる。また、表示装
置4Aについては、サーバー5からではなく、メモリカ
ード9から基礎画像データDKを取得して適切な表示を
行うこともできる。
【0129】以上の表示システム6の動作により、曲面
を有する表示パネルにおいて適切な視認性を確保して表
示できる。
【0130】<変形例> ◎上記の第2実施形態における表示装置7の動作につい
ては、次の動作を行うようにしても良い。
【0131】図18は、変形例に係る表示装置7の基本
的な動作を説明するフローチャートである。
【0132】図18のフローチャートに示す動作は、図
17のフローチャートに示す動作と類似しているが、ス
テップS38に対応するステップS48の動作が異なっ
ている。
【0133】ステップS48では、表示パネル21にお
いて曲率roより大きい部分のみ画像表示を更新する。
すなわち、曲率変更部72によって表示パネル71の湾
曲状態が変更される場合に、曲率roより大きい部分が
発生すると、この部分に対して再補正を行い、この部分
の補正画像データを更新して画像表示を行うようにす
る。これにより、表示パネル71の端部などで適切な視
認が困難となった箇所のみについて効率の良い書換えが
可能となる。
【0134】◎上記の第1実施形態における表示システ
ムについては、第2実施形態と同様に各表示装置のデー
タ処理部にてサーバーから受信した基礎画像データに対
して補正を行うようにしても良い。
【0135】◎上記の第2実施形態における表示システ
ムについては、第1実施形態と同様にサーバーで基礎画
像データの補正を行っても良い。この場合には、表示パ
ネルの曲率変更の際に、曲率情報をサーバーに転送し、
この曲率情報に基づく補正画像データを受信する。
【0136】◎表示装置における画像データの受信につ
いては、インターネットや無線通信、SCSI、USB
やIEEE1394などの通信手段から受信しても良
い。
【0137】◎表示装置については、上記の各実施形態
のように単独で利用する形態だけでなく、表示装置外部
の構造物などと一体化するような形態で使用しても良
い。例えば、電車車両の曲面状の内壁に沿って表示パネ
ルを配置したり、また円柱状の柱の外面に沿って表示パ
ネルを配置するような形態としても良い。
【0138】◎液晶表示パネルは、上記のコレステリッ
ク選択反射モードによる表示素子を用いるのは必須では
なく、TN、STNモードによる表示素子などを用いて
も良い。
【0139】◎表示パネルについては、1方向に湾曲し
ているのは必須ではなく、2方向や球面状に湾曲しても
良く、この場合にも上述した画像補正を行うことによっ
て適切な表示が行えることとなる。
【0140】◎画像補正に係る表示パネルの領域分割に
ついては、5つや7つに分割するのは必須でなく、2つ
や3つ、または8つ以上の分割しても良い。ここで、可
能な限り分割領域を増やせば、曲面パネルにより適切な
表示を行える。逆に、分割領域を少なくすれば補正処理
が容易となる。
【0141】◎第2実施形態の表示装置7における表示
パネルの曲率状態については、連結部材721の間隔L
から求めるのではなく、図13に示すように表示パネル
71の中央の凹みd1、d2を検出して求めてもよい。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項20の発明によれば、平面上での画像表示を条件と
して準備された基礎画像データに対して、所定の視線方
向について表示パネルの曲面の曲がりに起因して生じる
画像表示条件の非一様性を補償する補正を行う。その結
果、適切な視認ができるように曲面状の表示パネルに表
示を行える。
【0143】特に、請求項2の発明については、補正が
所定の視線方向と曲面とのなす角度に応じたスケール変
換を含むため、スケールに関して適切な表示が行える。
【0144】また、請求項3の発明については、補正が
所定の視線方向と曲面とのなす角度に応じた色彩補正を
含むため、色彩に関して適切な表示が行える。
【0145】また、請求項4の発明については、補正が
所定の視線方向と曲面とのなす角度に応じたコントラス
ト補正を含むため、コントラストに関して適切な表示が
行える。
【0146】また、請求項5および請求項10の発明に
ついては、表示パネルのうち所定の曲率より大きい部分
を除外して画像表示を行うため、より適切な表示ができ
る。
【0147】また、請求項6および請求項11の発明に
ついては、補正画像データが表示パネルのうち特定の曲
率より大きい部分に対応する箇所を境界にして表示する
画像の種類が区分けされているため、違和感のない表示
が行える。
【0148】また、請求項8の発明については、表示パ
ネルの湾曲状態を変更するため、ユーザが視認しやすい
状態に表示パネルを調整できる。
【0149】また、請求項9の発明については、所定の
視線方向と曲面とのなす角度に応じて、基礎画像データ
に対するスケール変換、色彩補正、コントラスト補正の
うちの少なくとも一つを実行するため、適切な画像表示
が行える。
【0150】また、請求項12の発明については、複数
のデータのうちの一部のデータを更新して前記表示パネ
ルの表示を更新させるため、効率がよい情報伝達ができ
る。
【0151】また、請求項13および請求項20の発明
については、基礎画像データのうちで重要情報として指
定された部分に応じた表示が、凹面のうち所定の視線に
直交する仮想的平面からの傾きが最も小さい部分付近に
行われるため、情報の伝達性を高めることができる。
【0152】また、請求項14の発明については、表示
パネルが液晶表示パネルであるため、簡易に表示パネル
を構成できる。
【0153】また、請求項15の発明については、表示
パネルがコレステリック相からの選択反射を利用する表
示パネルであるため、省電力などに有効である。
【0154】また、請求項16の発明については、表示
パネルがフレキシブルであるため、表示パネルの曲率を
容易に変更できる。
【0155】また、請求項17の発明については、表示
装置の外部から基礎画像データを受信するため、容易に
基礎画像データを取得できる。
【0156】また、請求項18の発明については、情報
処理装置が所定のフォーマットで基礎画像データを送信
するため、簡易に基礎画像データを送信できる。
【0157】また、請求項21の発明によれば、曲率情
報を信号として表示装置の外に転送可能なインターフェ
イスを備えるため、表示装置の外部においても曲率情報
を利用するデータ処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る表示システム1の
要部構成を示す図である。
【図2】表示装置2の外観を示す図である。
【図3】表示パネル21の断面図である。
【図4】表示システム1の機能ブロックを示す図であ
る。
【図5】曲面を有する表示パネル21での画像補正を説
明する図である。
【図6】曲面を有する表示パネル41での画像補正を説
明する図である。
【図7】表示パネル31を示す図である。
【図8】補正画像データDHに係る画像イメージを説明
する図である。
【図9】サーバー5の基本的な動作を説明するフローチ
ャートである。
【図10】表示装置2の基本的な動作を説明するフロー
チャートである。
【図11】本発明の第2実施形態に係る表示システム6
の要部構成を示す図である。
【図12】曲率変更部72の要部構成を示す図である。
【図13】曲率変更部72によって表示パネル71の曲
率が変更される様子を示す図である。
【図14】表示装置8の縦断面図である。
【図15】表示システム6の機能ブロックを示す図であ
る。
【図16】サーバー5の基本的な動作を説明するフロー
チャートである。
【図17】表示装置7の基本的な動作を説明するフロー
チャートである。
【図18】変形例に係る表示装置7の基本的な動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1、6 表示システム 2、3、4、4A、7、8 表示装置 5 サーバー 21、31、41、71、81 表示パネル 45、55、76、86 データ処理部 72 曲率変更部 82 曲率検出器 DK 基礎画像データ DH 補正画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 500 G02F 1/1333 500 5C080 1/1347 1/1347 5C094 1/137 500 1/137 500 G09F 9/30 308 G09F 9/30 308A G09G 3/36 G09G 3/36 (72)発明者 近藤 尊司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 橋本 清文 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 郡山 康一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H088 GA02 GA04 GA13 2H089 HA32 HA40 QA16 2H090 JB02 JB03 JC04 KA09 2H093 NA06 NA79 NC51 NC54 ND01 ND05 ND24 ND60 NG20 5C006 AA22 AF46 BB08 BB12 BB28 BC16 BF15 EA03 EC08 5C080 AA10 BB05 CC03 EE29 EE30 JJ02 JJ06 JJ07 5C094 AA01 AA02 BA43 CA24 DA05 GA10

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示面に曲面を有する表示パネルに
    画像表示を行う方法であって、 (a)平面上での画像表示を条件として準備された基礎画
    像データに対して、所定の視線方向について前記曲面の
    曲がりに起因して生じる画像表示条件の非一様性を補償
    する補正を行って補正画像データを生成する補正工程
    と、 (b)前記補正画像データに基づいて前記表示パネルに画
    像表示を行う表示工程と、を備えることを特徴とする表
    示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示方法において、 前記補正は、前記所定の視線方向と前記曲面とのなす角
    度に応じたスケール変換を含むことを特徴とする表示方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表示方
    法において、 前記補正は、前記所定の視線方向と前記曲面とのなす角
    度に応じた色彩補正を含むことを特徴とする表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の表示方法において、 前記補正は、前記所定の視線方向と前記曲面とのなす角
    度に応じたコントラスト補正を含むことを特徴とする表
    示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の表示方法において、 前記表示工程については、前記表示パネルのうち所定の
    曲率より大きい部分を除外して画像表示を行うことを特
    徴とする表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の表示方法において、 前記補正画像データにおいては、前記表示パネルのうち
    特定の曲率より大きい部分に対応する箇所を境界にし
    て、表示する画像の種類が区分けされていることを特徴
    とする表示方法。
  7. 【請求項7】 表示装置であって、 (a)曲面を有する表示パネルと、 (b)平面上での画像表示を条件として準備された基礎画
    像データに対して、所定の視線方向について前記曲面の
    曲がりに起因して生じる画像表示条件の非一様性を補償
    する補正を行って補正画像データを生成する補正手段
    と、 (c)前記補正画像データに基づいて前記表示パネルに画
    像表示を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とす
    る表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の表示装置において、 (d)前記表示パネルの湾曲状態を変更する湾曲状態変更
    手段、をさらに備えることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の表示装
    置において、 前記補正手段は、前記所定の視線方向と前記曲面とのな
    す角度に応じて、前記基礎画像データに対する、 i) スケール変換 ii) 色彩補正 iii) コントラスト補正 のうちの少なくとも一つを実行することを特徴とする表
    示装置。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし請求項9のいずれかに
    記載の表示装置において、 前記表示制御手段は、 (c-1)前記表示パネルのうち所定の曲率より大きい部分
    を除外して画像表示を行う除外手段、を有することを特
    徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし請求項10のいずれか
    に記載の表示装置において、 前記補正画像データは、前記表示パネルのうち特定の曲
    率より大きい部分に対応する箇所を境界にして表示する
    画像の種類を区分けした複数のデータを含むことを特徴
    とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の表示装置におい
    て、 (e)前記複数のデータのうちの一部のデータを更新して
    前記表示パネルの表示を更新させる表示更新手段、をさ
    らに備えることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項7ないし請求項12のいずれか
    に記載の表示装置において、 前記表示パネルは、凹面を有しており、 前記補正手段は、 (b-2)前記表示パネルにおける前記基礎画像データのレ
    イアウト変更を行う変更手段、を有し、 前記変更手段によって、前記基礎画像データのうちで重
    要情報として指定された部分に応じた表示が、前記凹面
    のうち前記所定の視線に直交する仮想的平面からの傾き
    が最も小さい部分付近に行われることを特徴とする表示
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項7ないし請求項13のいずれか
    に記載の表示装置において、 前記表示パネルは、液晶表示パネルであることを特徴と
    する表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の表示装置におい
    て、 前記表示パネルは、コレステリック相からの選択反射を
    利用する表示パネルであることを特徴とする表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項7ないし請求項13のいずれか
    に記載の表示装置において、 前記表示パネルは、フレキシブルであることを特徴とす
    る表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項7ないし請求項16のいずれか
    に記載の表示装置において、 (f)前記表示装置の外部から、前記基礎画像データを受
    信する受信手段、をさらに備えることを特徴とする表示
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の表示装置を備える
    表示システムにおいて、 前記表示装置と通信可能な情報処理装置、を備え、 前記情報処理装置は、 所定のフォーマットで前記基礎画像データを送信する送
    信手段、を有することを特徴とする表示システム。
  19. 【請求項19】 表示システムであって、 (a)情報処理装置と、 (b)曲面を有する表示パネルを備える表示装置と、を備
    え、 前記情報処理装置は、 (a-1)前記曲面に関する曲率情報を記憶する記憶手段
    と、 (a-2)前記曲率情報に基づき、平面上での画像表示を条
    件として準備された基礎画像データに対して、所定の視
    線方向について前記曲面の曲がりに起因して生じる画像
    表示条件の非一様性を補償する補正を行って補正画像デ
    ータを生成する補正手段と、 (a-3)前記補正画像データを送信する送信手段と、を有
    し、 前記表示手段は、 (b-1)前記補正画像データを受信する送信手段と、 (b-2)前記補正画像データに基づいて前記表示パネルに
    画像表示を行う表示制御手段と、を有することを特徴と
    する表示システム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の表示システムにお
    いて、 前記表示パネルは、凹面を有しており、 前記補正手段は、 前記表示パネルにおける前記基礎画像データのレイアウ
    ト変更を行う変更手段、を有し、 前記変更手段によって、前記基礎画像データのうちで重
    要情報として指定された部分に応じた表示が、前記凹面
    のうち前記所定の視線に直交する仮想的平面からの傾き
    が最も小さい部分付近に行われることを特徴とする表示
    システム。
  21. 【請求項21】 表示面に曲面が含まれる表示装置にお
    いて、 前記曲面に関する曲率情報を記憶する記憶手段と、 前記曲率情報を、信号として前記記憶手段から前記表示
    装置の外に転送可能なインターフェイスと、を備えるこ
    とを特徴とする表示装置。
JP2000191390A 2000-06-26 2000-06-26 表示方法、表示装置および表示システム Pending JP2002006797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000191390A JP2002006797A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 表示方法、表示装置および表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000191390A JP2002006797A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 表示方法、表示装置および表示システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002006797A true JP2002006797A (ja) 2002-01-11

Family

ID=18690699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000191390A Pending JP2002006797A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 表示方法、表示装置および表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002006797A (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005331872A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Nishiyama Stainless Chem Kk 表示装置
WO2006006641A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-19 Sharp Kabushiki Kaisha Display device, vehicle, display method, display program, and display program storage medium
JP2006030225A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Nishiyama Stainless Chem Kk 曲面表示部を有するコンピュータ機器
JP2007508575A (ja) * 2003-10-04 2007-04-05 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 3次元画像表示装置におけるグレースケールコントラストの改良
JP2007513360A (ja) * 2003-10-04 2007-05-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 3次元画像表示装置における色の比の改良
JP2008134537A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Optrex Corp 曲面表示パネル用画像データ生成装置
JP2009509181A (ja) * 2005-09-15 2009-03-05 ハイネ,オリバー 観察装置
CN103141107A (zh) * 2010-12-24 2013-06-05 三菱电机株式会社 液晶显示装置及车载信息设备
WO2013151230A1 (en) * 2012-04-06 2013-10-10 Lg Electronics Inc. Display panel with curved shape and radius acquision method for the same
JP2013242525A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Samsung Electronics Co Ltd 曲面ディスプレイ装置
CN103871347A (zh) * 2012-12-18 2014-06-18 乐金显示有限公司 显示装置及其驱动方法
CN104299580A (zh) * 2014-08-13 2015-01-21 友达光电股份有限公司 曲面显示装置及其伽马校正方法
KR20150019615A (ko) * 2013-08-14 2015-02-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널
JP2015087638A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 日本電産サンキョー株式会社 光学装置
JP2015169684A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 カシオ計算機株式会社 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム
JP2015210522A (ja) * 2014-04-29 2015-11-24 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 可変型ディスプレイ装置
WO2016027527A1 (ja) * 2014-08-20 2016-02-25 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
WO2017016188A1 (zh) * 2015-07-28 2017-02-02 京东方科技集团股份有限公司 显示面板及显示装置
JP2017049274A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社Nsc ディスプレイ装置
WO2017168659A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 堺ディスプレイプロダクト株式会社 取付ユニット及び表示装置
US9805671B2 (en) 2015-01-06 2017-10-31 Samsung Display Co., Ltd. Curved display and a driving method thereof
JP2017207747A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 株式会社半導体エネルギー研究所 表示システムおよび移動体
WO2019111553A1 (ja) * 2017-12-06 2019-06-13 ソニー株式会社 表示装置
JP2020012944A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社デンソー 表示装置
WO2021145142A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 株式会社デンソー 表示装置
JP2021117355A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 株式会社デンソー 表示装置

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508575A (ja) * 2003-10-04 2007-04-05 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 3次元画像表示装置におけるグレースケールコントラストの改良
JP2007513360A (ja) * 2003-10-04 2007-05-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 3次元画像表示装置における色の比の改良
JP2005331872A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Nishiyama Stainless Chem Kk 表示装置
WO2006006641A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-19 Sharp Kabushiki Kaisha Display device, vehicle, display method, display program, and display program storage medium
JP2006030225A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Nishiyama Stainless Chem Kk 曲面表示部を有するコンピュータ機器
JP2009509181A (ja) * 2005-09-15 2009-03-05 ハイネ,オリバー 観察装置
JP2008134537A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Optrex Corp 曲面表示パネル用画像データ生成装置
CN103141107A (zh) * 2010-12-24 2013-06-05 三菱电机株式会社 液晶显示装置及车载信息设备
WO2013151230A1 (en) * 2012-04-06 2013-10-10 Lg Electronics Inc. Display panel with curved shape and radius acquision method for the same
CN104965329A (zh) * 2012-05-17 2015-10-07 三星电子株式会社 弯曲式显示装置
JP2013242525A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Samsung Electronics Co Ltd 曲面ディスプレイ装置
US10031360B2 (en) 2012-05-17 2018-07-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Curved display apparatus and multi display apparatus having the same
CN103871347B (zh) * 2012-12-18 2016-09-07 乐金显示有限公司 显示装置及其驱动方法
CN103871347A (zh) * 2012-12-18 2014-06-18 乐金显示有限公司 显示装置及其驱动方法
JP2014119763A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Lg Display Co Ltd 表示装置及びその駆動方法
KR20140079119A (ko) * 2012-12-18 2014-06-26 엘지디스플레이 주식회사 표시장치와 이의 구동방법
KR102033618B1 (ko) * 2012-12-18 2019-10-17 엘지디스플레이 주식회사 표시장치와 이의 구동방법
US9612620B2 (en) 2012-12-18 2017-04-04 Lg Display Co., Ltd. Display device and a driving method thereof
KR20150019615A (ko) * 2013-08-14 2015-02-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널
KR102080525B1 (ko) 2013-08-14 2020-02-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널
JP2015087638A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 日本電産サンキョー株式会社 光学装置
JP2015169684A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 カシオ計算機株式会社 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム
JP2015210522A (ja) * 2014-04-29 2015-11-24 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 可変型ディスプレイ装置
CN104299580A (zh) * 2014-08-13 2015-01-21 友达光电股份有限公司 曲面显示装置及其伽马校正方法
WO2016027527A1 (ja) * 2014-08-20 2016-02-25 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US10402939B2 (en) 2014-08-20 2019-09-03 Sony Corporation Information processing device, information processing method, and program
US9805671B2 (en) 2015-01-06 2017-10-31 Samsung Display Co., Ltd. Curved display and a driving method thereof
WO2017016188A1 (zh) * 2015-07-28 2017-02-02 京东方科技集团股份有限公司 显示面板及显示装置
US10200665B2 (en) 2015-07-28 2019-02-05 Boe Technology Group Co., Ltd. Display panel and display device
JP2017049274A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社Nsc ディスプレイ装置
WO2017168659A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 堺ディスプレイプロダクト株式会社 取付ユニット及び表示装置
JP2017207747A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 株式会社半導体エネルギー研究所 表示システムおよび移動体
JP2022078108A (ja) * 2016-05-17 2022-05-24 株式会社半導体エネルギー研究所 移動体
US11482146B2 (en) 2016-05-17 2022-10-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display system and vehicle
WO2019111553A1 (ja) * 2017-12-06 2019-06-13 ソニー株式会社 表示装置
JPWO2019111553A1 (ja) * 2017-12-06 2020-12-24 ソニー株式会社 表示装置
JP2020012944A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社デンソー 表示装置
WO2021145142A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 株式会社デンソー 表示装置
JP2021110880A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 株式会社デンソー 表示装置
JP2021117355A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 株式会社デンソー 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002006797A (ja) 表示方法、表示装置および表示システム
JP3380482B2 (ja) 液晶表示装置
CN100437278C (zh) 显示器
JP5043019B2 (ja) 液晶表示装置
JP5245821B2 (ja) 液晶表示素子及びその駆動方法並びにそれを備えた電子ペーパー
EP1290541A1 (en) Electronic billboard with reflective color liquid crystal displays
JP2010078653A (ja) 立体画像表示装置
US20210373331A1 (en) Head up display system and vehicle
JP2009058610A (ja) 半透過型液晶表示装置
KR101529981B1 (ko) 표시장치 및 이의 제조방법
US5359441A (en) Reflection type liquid crystal display apparatus having a reflective pixel electrode with an elongated window over a photoconductive element
JP4985765B2 (ja) 表示装置
CN107660274A (zh) 多隐藏图像安全装置
JP2003167272A (ja) 液晶表示装置
JP3506249B2 (ja) 液晶表示装置
JP3946745B2 (ja) 液晶表示装置
TWI494651B (zh) 液晶顯示器
JP3946569B2 (ja) 液晶表示装置
JP3464475B2 (ja) 液晶表示装置
JP2003075806A (ja) 電子情報表示装置
KR20190064138A (ko) 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
CN211016463U (zh) 一种显示装置
JP3506250B2 (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP2002333624A5 (ja)
JP3946743B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20050613

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712