JP2002082071A - X線異物検査装置 - Google Patents

X線異物検査装置

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JP2002082071A JP2000272922A JP2000272922A JP2002082071A JP 2002082071 A JP2002082071 A JP 2002082071A JP 2000272922 A JP2000272922 A JP 2000272922A JP 2000272922 A JP2000272922 A JP 2000272922A JP 2002082071 A JP2002082071 A JP 2002082071A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体1の前後長さよりも長い搬送コンベ
ア2を用いるにもかかわらず、装置本体1における搬送
コンベア2が通る開口部を両側支持構造として強度を強
化しながら、搬送コンベア2の全体を装置本体1に対し
容易に出し入れできるX線異物検査装置を提供する。 【解決手段】 物品Mを搬送コンベア2で搬送しながら
X線で物品中の異物検査を行い、その搬送コンベア2が
装置本体1に対して脱着可能とされた検査装置であっ
て、前記搬送コンベア2は、その長さが前記装置本体1
の搬送方向Fの長さよりも長く設定され、前記搬送コン
ベア2のフレーム21の一端部21bが、フレームの他
部21aに対して搬送方向と直交する左右方向に延びる
曲折支点軸25の回りに曲折自在に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送コンベアで搬
送される物品にX線を照射して、物品中に含まれる金属
異物に限らず非金属異物も検出できるX線異物検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の検査装置において
は、その搬送コンベアの搬送用ベルトだけを取り外して
洗浄することが行われているが、これだけでは洗浄が不
十分である。つまり、物品を搬送しながら異物検査を行
うときには、搬送用ベルト以外にこれを懸架するローラ
やフレームなどにも汚れが付着することがあるので、搬
送コンベアはその全体を装置本体から外部に取り出して
全体の洗浄作業を行うことが好ましい。そこで、装置本
体に2つの搬送コンベアを直列に配置し、かつ着脱可能
に取り付けて、これらコンベアの全体をその搬送方向と
直交する左右方向に出し入れするようにした検査装置が
提案されている(特開平9‐250992号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように2つの搬送
コンベアを用いる場合は、これらの長さが短くなるため
装置本体への出し入れは容易となるが、各搬送コンベア
の間に隙間が発生するので、この隙間にゴミなどが溜り
易くなり、また装置本体の内部構造も複雑となる。この
ため、1つの搬送コンベアを用い、これの全体を装置本
体に対し出し入れ可能とすることが好ましい。ところ
が、1つの搬送コンベアを用いるときは、前後の搬送ラ
インと連動させる上で、搬送コンベアの長さを装置本体
の搬送方向の長さよりも長く設定する必要がある。ま
た、搬送コンベアを出し入れ可能とするには、装置本体
の搬送方向の前後壁に搬送コンベアの前後両側を一部突
出させるための開口部を設けるとともに、この開口部に
連続させて搬送方向と直交する左右側壁の一方側に搬送
コンベアを左右方向に取り出す取出口を形成する必要が
ある。そのため、装置本体は開口部が左右方向の他方側
でのみ支持される片持ち構造となって、強度が低下す
る。
【0004】本発明の目的は、装置本体の搬送方向の長
さよりも長い搬送コンベアを用いるにもかかわらず、装
置本体における搬送コンベアが通る開口部を両側支持構
造として強度を高めながら、搬送コンベアの全体を装置
本体に対し容易に出し入れできるX線異物検査装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るX線異物検査装置は、物品を
搬送コンベアで搬送しながらX線で物品中の異物検査を
行い、その搬送コンベアが装置本体に対して脱着可能と
された検査装置であって、前記搬送コンベアは、その長
さが前記装置本体の搬送方向の長さよりも長く設定さ
れ、前記搬送コンベアのフレームの一端部が、フレーム
の他部に対して搬送方向と直交する左右方向に延びる曲
折支点軸の回りに曲折自在に設定されている。
【0006】搬送コンベアの洗浄作業時などに、その全
体を外部に取り出すときには、前記フレームの一端部を
フレームの他部に対し曲折支点軸を中心に曲折させて、
搬送コンベアの全体長さを装置本体の搬送方向の長さよ
りも短くする。このように搬送コンベアの長さが短縮さ
れるので、搬送コンベアの搬送方向と直交する装置本体
の左右側壁の一方側に設けた取出口から搬送コンベアの
全体を容易に取り出せる。また、同様にして、曲折した
状態で搬送コンベアの装置本体内への取付けも容易に行
える。さらに、搬送コンベアの側方への取り出しを可能
とするために、装置本体における搬送コンベアが通る開
口部の一側方を開放する必要がないから、開口部を両側
支持構造として強度を高めることができる。
【0007】請求項2の発明に係るX線異物検査装置
は、物品を搬送コンベアで搬送しながらX線で物品中の
異物検査を行い、その搬送コンベアが装置本体に対して
脱着可能とされた検査装置であって、前記搬送コンベア
は、その長さが前記装置本体の搬送方向の長さよりも長
く、前記搬送コンベアのフレームの一部が他部に対して
スライドすることで前記搬送コンベアの搬送方向の長さ
が短縮可能に設定されている。
【0008】この構成によっても、搬送コンベアの搬送
方向の長さが短縮されるので、請求項1のX線異物検査
装置の場合と同様に、装置本体の左右側壁の一方側に設
けた取出口から搬送コンベアを容易に取り出せ、搬送コ
ンベアの装置本体内への取付けも容易に行える。さら
に、搬送コンベアの側方への取り出しを可能とするため
に、装置本体における搬送コンベアが通る開口部の一側
方を開放する必要がないから、開口部を両側支持構造と
して強度を高めることができる。
【0009】本発明の好ましい実施形態では、前記搬送
コンベアのフレームに第1係合部を設け、前記装置本体
には、前記第1係合部が搬送方向と平行な方向から係合
されて、前記第1係合部の上下方向の変位を規制する第
1受部を設けている。
【0010】この構成によれば、前記装置本体に対する
搬送コンベアの脱着操作が第1係合部と第1受部を介し
て容易に行える。また搬送コンベアのセット時には、前
記受部に対し係合部を係合させることにより、搬送コン
ベアが上下方向の変位を伴うことなく走行する。この結
果、搬送コンベア上の物品に上方からX線を照射して搬
送コンベアの下方のX線受信部でX線を受信し、異物の
画像処理によって異物検査する場合、搬送コンベアで搬
送される物品の上下変位が抑制されるために、画像処理
による異物の検出精度が高められる。
【0011】また、好ましい実施形態では、さらに、前
記搬送コンベアのフレームに第2係合部を設け、前記装
置本体には、前記第2係合部が搬送面の上方向から係合
されて、この第2係合部の前後方向の変位を規制する第
2受部を設けている。
【0012】この構成によれば、前記第1,第2係合部
と第1,第2受部を介して装置本体に対し搬送コンベア
が、上下,前後方向の変位を伴うことなく装着されて走
行するので、物品のX線検査がより安定して正確に行わ
れる。また、搬送コンベアの取り出し時には、例えば、
搬送コンベアを曲折支点軸を中心に曲折させることで前
記第1係合部を第1受部から離脱させたのち、前記第2
係合部を持ち上げて第2受部から離脱させる。このよう
にして搬送コンベアの装置本体に対する係合を解除する
とともに、その全体長さを装置本体の搬送方向の長さよ
りも短くすることにより、装置本体に設けた取出口から
容易に取り出せる。また、同様にして、搬送コンベアの
装置本体内への取付けも容易に行える。
【0013】他の好ましい実施形態では、前記第1係合
部および第1受部に加えて、前記搬送コンベアのフレー
ムに第3係合部が設けられ、前記装置本体には、前記第
3係合部が搬送方向と平行で前記第1係合部とは反対の
方向から係合されて、前記第3係合部の上下方向の変位
を規制する第3受部が設けられている。
【0014】この構成によれば、第1,第3係合部と第
1,第3受部の2個所において搬送コンベアの上下変位
が規制されるので、搬送物品のX線検査の精度が一層向
上する。また、前記搬送コンベアの装置本体に対する出
し入れも容易に行える。例えば搬送コンベアの取り出し
時には、搬送コンベアを短縮することにより、第1,第
3係合部を第1,第3受部から互いに係合方向とは逆方
向に引き出して両者の係合を解除し、装置本体の例えば
側面に設けた取出口から容易に取り出せる。また、同様
にして、搬送コンベアの装置本体内への取付けも容易に
行える。
【0015】請求項6の発明に係るX線異物検査装置
は、物品を搬送コンベアで搬送しながらX線で物品中の
異物検査を行い、その搬送コンベアが装置本体に対して
脱着可能とされた検査装置であって、前記搬送コンベア
は、その長さが前記装置本体の搬送方向の長さよりも長
く設定され、前記搬送コンベアのフレームに第1係合部
が設けられ、前記装置本体には、前記第1係合部が搬送
方向と平行な方向から係合されて、前記第1係合部の上
下方向の変位を規制する第1受部が設けられ、さらに、
前記搬送コンベアのフレームに第2係合部が設けられ、
前記装置本体には、前記第2係合部が搬送面の上方向か
ら係合されて、この第2係合部の前後方向の変位を規制
する第2受部が設けられている。
【0016】このX線異物検査装置によれば、前記第
1,第2係合部と第1,第2受部を介して装置本体に対
し搬送コンベアが、上下,前後方向の変位を伴うことな
く装着されて走行する。したがって、特に物品の上下変
位が抑制されることから、搬送コンベア上の物品に上方
からX線を照射して搬送コンベアの下方のX線受信部で
X線を受信し、異物の画像処理によって異物検査する場
合、搬送コンベアで搬送される物品の上下変位が抑制さ
れるために、画像処理による異物の検出精度が高められ
る。また、前記搬送コンベアが曲折自在とされていなく
ても、この搬送コンベアの装置本体に対する出し入れが
容易に行える。例えば搬送コンベアの取り出し時には、
搬送コンベアの一端を上方に回動させて前記第2係合部
を第2受部から離脱させ、また搬送コンベアを水平移動
させて前記第1係合部を第1受部から離脱させることに
より、搬送コンベアの係合解除が容易に行える。このよ
うに搬送コンベアの係合を解除した後、搬送コンベアの
一部を外部に突出させるために装置本体の前後に設けら
れた開口部から、搬送コンベアの一端部を大きく突出さ
せながら装置本体の、例えば側面に設けた取出口から、
他端部を先頭にして外方に抜き出すか、または前後の開
口部の一方から搬送コンベアを抜き出すことにより、前
後の搬送ラインに当ることなく、搬送コンベアの取り出
しを容易に行うことができる。また、同様にして、搬送
コンベアの装置本体内へのセットも容易に行える。
【0017】本発明の好ましい実施形態では、さらに、
前記X線を前記搬送コンベアの上方から照射するX線発
生部と、このX線発生部から照射されてX線通過部を通
過したX線を前記搬送コンベアの下方で受信するX線受
信部と、前記搬送コンベアにおけるX線通過部の前後に
左右方向に延びてX線を遮蔽するX線遮蔽部材とが設け
られている。この構成によれば、前記X線発生部から照
射されたX線が通過部を経てX綿受信部で受信され、こ
のX線により搬送コンベアで搬送される物品中の異物検
査が行われる。このとき、X線発生部からX線受信部に
至るX線やその散乱線は、X線遮蔽部材によりX線通過
部の前後方向から外部への漏洩が阻止されるので、遮蔽
効果が高められる。
【0018】さらに、前記装置本体に、前記搬送コンベ
アの搬送方向の左右に立設された装置フレームを設ける
ことが好ましい。この構成によれば、搬送コンベアを前
後に突出させる装置本体の開口部の部分が装置フレーム
による両側支持構造となって、装置本体の強度が高くな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明にかかるX線異物検
査装置の全体構造の概略を示す斜視図である。この検査
装置は、装置本体1の内部で上下方向中間に配置される
曲折可能な1つの搬送コンベア2と、装置本体1内の搬
送コンベア2の上方に配置されたX線発生部3と、これ
から照射されて搬送コンベア2のX線通過部2aを通過
したX線を搬送コンベア2の下方で受信するX線受信部
20を備えている。前記X線発生部3からのX線はX線
通過部3aを経てX線受信部20で受信され、このX線
により搬送コンベア2で搬送される物品M中の異物検査
が行われる。前記搬送コンベア2は、物品Mを前方Fに
搬送するもので、装置本体1の前後方向FRの長さより
も長く設定されていて、その両端を装置本体1の前後両
側に形成した開口部11から外方に一部突出させた状態
で、装置本体1内に脱着可能に取り付けられている。ま
た、前記装置本体1の左右方向一側部には、搬送コンベ
ア2の全体を外部に取り出すための取出口12が形成さ
れ、この取出口12にはX線遮蔽ドア13が開閉可能に
取り付けられている。
【0020】さらに詳述すると、前記装置本体1は、そ
の前後,左右両側に装置本体1の高さ全体にわたって鉛
直方向に立設された4本の装置フレーム14と、これの
周りに配設された前,後壁15a,15bと左,右側壁
15c,15dおよび天井壁15eにより、ほぼ直方体
形状に形成されている。そして、前,後壁15a,15
bの高さ方向中央部に前記各開口部11を、また右側壁
15cの高さ方向中央部、つまり、搬送コンベア2の側
方に対向する位置に、前記取出口12を形成している。
このようにすれば、前記各開口部11の左右両側に前、
後壁15a,15bの一部および装置フレーム14が残
され、また取出口12の前後両側に左側壁15cの一部
が残されて、開口部11の両側が支持される構造(両持
ち構造)とされるので、装置本体1の強度が向上する。
図中、16は異物検査時の操作表示を行うディスプレ
イ、17はX線による異物の透過画像を表示するディス
プレイである。18は開口部11に垂設された鉛入りの
帯状の柔軟なX線遮蔽カーテンである。
【0021】図2は前記搬送コンベア2の全体の側面
図、図3はその平面図である。搬送コンベア2は、コン
ベアフレーム21と、これの前後方向両側に駆動シャフ
ト22aを介して支持された駆動ローラ22および従動
シャフト23aを介して支持された従動ローラ23と、
これらローラ22,23の外周に懸架される無端状の平
ベルトからなる搬送用ベルト24を備えている。前記コ
ンベアフレーム21は、長尺なフレーム本体21aと、
これの後端側に設けられる短尺なフレーム小片21bと
からなり、このフレーム小片21bは、フレーム本体2
1aに対し、左右方向に延びる曲折支点軸25を中心
に、図2に二点鎖線で示すように、上下に曲折自在に支
持されている。また、前記搬送用ベルト24の下方前部
側にはモータのような動力源30を含む駆動ユニット3
0が設けられ、これに設けた駆動輪30bと前記駆動シ
ャフト22aに設けた従動輪22bの間に無端帯30c
を掛回して、駆動シャフト23aを介して搬送用ベルト
24を回転走行させる。この実施形態では、前記フレー
ム本体21aとフレーム小片21bの上部側に、搬送用
ベルト24の内面に対向する天井部材21cを一体に設
けている。
【0022】図2および図3においては、前記搬送コン
ベア2に設けるフレーム本体21aの長さ方向中間でX
線通過部2aの前後部位に、2枚の遮蔽部材81,81
が、左右方向(横方向)に搬送コンベア2の全幅にわた
って延びた状態で、フレーム本体21aに取り付けられ
ている。このようにすれば、物品M中の異物検査を行う
とき、X線発生部3から照射されるX線や散乱線が装置
本体1の前後方向に漏洩するのが遮蔽部材81により抑
制される。
【0023】図4および図5は前記コンベアフレーム2
1におけるフレーム小片21bの部分を拡大して示す縦
断面図および平面図である。図4に示すフレーム小片2
1bに取り付けたブラケット31の先端側(後側)に
は、前後方向FRに延びる矩形状の長孔26が形成さ
れ、一方、前記従動ローラ23のシャフト23aの端部
には前記長孔26に挿入される矩形状の摺動部23bが
突出して形成されている。これらブラケット31、長孔
26および摺動部23bは、図5に示すように、左右一
対設けられている。そして、図4の摺動部23bを長孔
26に挿入させることにより、前記フレーム小片21b
にシャフト23aを長孔26に沿って前後移動可能で相
対回転は不能に支持させている。このとき、前記従動ロ
ーラ23はシャフト23aに対し回転可能に支持されて
いて、このローラ23の回転を伴いながら搬送用ベルト
24が走行する。
【0024】前記フレーム小片21bの曲折基端側(前
側)には、これの一部を直角状に折り曲げた折曲部33
が形成され、この折曲部33に螺子棒27が回転可能に
支持されている。また、螺子棒27にはプレート部材2
8が螺合されており、このプレート部材28と前記摺動
部23bとの間に従動ローラ23を外方側に向かって押
圧するスプリング29が設けられている。このようにし
て、前記螺子棒27を螺回操作してプレート部材28を
フレーム小片21bに対して前後移動させると、スプリ
ング29を介して従動ローラ23が長孔26に沿って前
後移動され、これにより従動ローラ23と駆動ローラ2
2間の長さが調整される。この結果、搬送用ベルト24
の長さにバラツキがあっても、この搬送用ベルト24に
常に適正な張力が付与されて物品Mの良好な搬送が可能
となる。
【0025】この実施形態では、前記フレーム小片21
bの上部に搬送用ベルト24の内面に対向する天井部材
34を一体に設けており、この天井部材34の左右両側
端部には、前記搬送用ベルト24の裏面の左右両側縁部
に設けられた突出縁部を避けるための段部35を形成し
ている。また、前記フレーム本体21a側にも、同様に
天井部材34を設け、その両側縁に段部35を形成して
いる。これら段部35に、搬送用ベルト24の突出縁部
を沿わせることにより、搬送用ベルト24の左右方向の
位置ずれを阻止する。
【0026】前記曲折支点軸25は、図2に示す前記フ
レーム本体21aとフレーム小片21bを直線状とした
ときの各ローラ22,23の回転軸心を結ぶ直線Lより
も下方に位置されている。このようにすれば、フレーム
本体21aに対しフレーム小片21bを直線状としたと
き、搬送用ベルト24の弾性復元力によりフレーム小片
21bは曲折支点軸25を中心に常に上方側に曲折しよ
うとする。このとき、フレーム小片21bはフレーム本
体21a側の天井部材34に当接して、前記フレーム小
片21bの上方側への曲折が阻止される。また、前記曲
折支点軸25は前記回転軸心よりも下方に位置している
ので、前記フレーム小片21bの下方側への曲折は起ら
ない。この結果、前記搬送用ベルト24の弾性復元力に
よりフレーム本体21aとフレーム小片21bが直線姿
勢に安定的に支持されて、物品Mの前方Fへの確実な搬
送が行える。
【0027】図6は搬送コンベア2の装置本体1への支
持構造を示す側面図である。搬送コンベア2におけるフ
レーム本体21aの前部(図6の右端部)で左右両側に
外側方に突出する第1係合部41が、またフレーム小片
21bの後部で左右両側には外側方に突出する第2係合
部42がそれぞれ設けられている。一方、前記装置本体
1に支持された駆動ユニット30の下方には支持部材3
0dが設けられ、この支持部材30dの左右両側には、
側面視V字状に延びる第1および第2アーム51,52
を備えたアーム部材5が取り付けられている。この第1
アーム51の先端上部に第1受部53が形成され、第2
アーム52の先端上部に第2受部54が形成されてい
る。搬送コンベア2は、その第1および第2係合部4
1,42が、装置本体1側の部材であるアーム部材5の
第1および第2受部53,54に係合することにより、
アーム部材5を介して装置本体1に取り付けられてい
る。
【0028】前記第1および第2係合部41は、コンベ
アフレーム21の側方に突出する円柱状の突起からな
る。第1受部53は、第1係合部41を搬送方向Fとほ
ぼ平行な方向から係脱させ、係合により第1係合部41
の上下方向への変位を規制する後方開放の横向きU形状
に形成されている。第2受部54は、前記第2係合部4
2を搬送コンベア2の搬送面の上方側から係脱させ、係
合により第2係合部42の前後方向への変位を規制する
上方開放の縦向きU形状に形成されている。
【0029】次に、以上の構成とした検査装置の動作に
ついて説明する。まず、異物検査を行うときには、図2
の実線に示すように、フレーム本体21aとフレーム小
片21bが直線状とされ、また駆動および従動ローラ2
2,23に懸架される搬送用ベルト24も直線状とされ
て、図1のように装置本体1内にセットされている。そ
して、前記搬送用ベルト24で搬送される物品Mに上方
のX線発生部3からのX線が照射され、物品M中の異物
が透過画像としてディスプレイ17に表示されて検出さ
れる。
【0030】次に、前記搬送用ベルト24およびコンベ
アフレーム21を含む搬送コンベア2の全体を取り出し
て洗浄作業を行うときには、図6の仮想線に示すよう
に、搬送コンベア2をアーム部材5に係合した状態で、
搬送コンベア2のフレーム小片21bをフレーム本体2
1aに対し曲折支点軸25を中心に下方側に強制的に曲
折させることにより、搬送コンベア2の前部の第1係合
部41を水平方向に移動させて第1受部53から離脱さ
せる。ついで、搬送コンベア2の後部を持ち上げること
により第2係合部43を上方に移動させて、第2受部5
4から離脱させる。こうして取り外された搬送コンベア
2は、全体長さが装置本体1の側部に設けた取出口12
の前後長さよりも短い、すなわち、搬送コンベア2を装
置本体1の側方へ取り出し可能な長さとなっている。こ
の状態で、搬送コンベア2を前記取出口12から側方へ
取り出すことにより、搬送コンベア2が装置本体1から
容易に取り外される。さらに、前記曲折により、駆動ロ
ーラ22と従動ローラ23間の距離が短くなるので、搬
送ベルト24を横方向に容易に取り外すことができる。
【0031】搬送コンベア2の取り外し手順としては、
搬送コンベア2の後部側(図6の左側)を第1係合部4
1を中心に上方に回動させて、先に前記第2係合部42
を第2受部54から離脱させ、この後、搬送コンベア2
を後方側にほぼ水平状に移動させることにより、前記第
1係合部41を第1受部53から離脱させることで搬送
コンベア2の装置本体1に対する係合を解除し、つづい
て、前記フレーム小片21bをフレーム本体21aに対
し曲折支点軸25を中心に下方側に強制的に曲折させて
もよい。
【0032】同様にして洗浄後の搬送コンベア2の装置
本体1内へのセットも容易に行える。つまり、曲折して
短くした搬送コンベア2を、取出口12から装置本体1
内に入れ、フレーム小片21bを上方へ回動させてフレ
ーム本体21aと直線状となる元の位置に戻す。
【0033】このように、搬送コンベア2の全体長さを
小さくして、取出口12から取出可能な長さとしたこと
により、前述したように、装置本体1の開口部全体を両
側支持構造として、装置本体1の強度の向上を実現でき
る。
【0034】また、前記第1,第2係合部41,42と
第1,第2受部53,54を介して装置本体1側に対し
搬送コンベア2が、上下方向および前後方向への変位を
伴うことなく装着されて、搬送コンベア2がガタ付いた
りすることなく物品Mが安定して搬送される。特に物品
Mの上下変位が抑制されるために、X線受信部20で受
信されたX線に基づいて画像処理してディスプレイ17
に表示させたとき、表示画面が安定して、異物の検出精
度が高められる。
【0035】図7は第2実施形態を示す側面図である。
同図では、前述した場合とは異なり、搬送コンベア2の
フレーム21をフレーム本体21aとフレーム小片21
bに分割することなく、直線状の1つのフレーム21を
用いている。そして、図6と同様に、前記フレーム21
の前部で左右両側に外側方に突出する第1係合部41
を、またフレーム21の後部で左右両側には外側方に突
出する第2係合部42をそれぞれ設けている。一方、前
記駆動ユニット30の下方に設けた支持部材30dの左
右両側には、側面視V字状に延びる第1および第2アー
ム51,52を備えたアーム部材5を取り付けている。
この第1アーム51の先端上部には、前記第1係合部4
1を搬送方向Fとほぼ平行な方向から係脱させ、係合に
より第1係合部41の上下方向への変位を規制する後方
開放の横向きU形状の第1受部53が形成されている。
また第2アーム52の先端上部には、前記第2係合部4
2を搬送コンベア2の搬送面の上方側から係脱させ、係
合により第2係合部42の前後方向FRへの変位を規制
する上部開放の縦向きU形状の第2受部54が形成され
ている。
【0036】この検査装置によれば、前記第1,第2係
合部41,42と第1,第2受部53,54を介して装
置本体1に対し搬送コンベア2が、上下,前後方向の変
位を伴うことなく装着されて、搬送物品MのX線検査が
安定して正確に行われる。また、前記搬送コンベア2が
曲折自在とされていなくても、この搬送コンベア2の装
置本体1に対する出し入れが容易に行える。例えば、搬
送コンベア2の取り出し時には、図7の仮想線に示すよ
うに、搬送コンベア2の後部側(図7の左側)を第1係
合部41を中心に上方に回動させて、前記第2係合部4
2を第2受部54から離脱させ、この後搬送コンベア2
を後方側にほぼ水平状に移動させることにより、前記第
1係合部41を第1愛部53から離脱させる。
【0037】このようにして搬送コンベア2の装置本体
1に対する係合を解除した後、搬送コンベア2の前後の
一端部を、装置本体1の前後に設けた開口部11の一
方、例えば後方の開口部11から後方側へ大きく突出さ
せながら、装置本体1の取出口12(図1)から、前端
部を先頭にして搬送コンベア2を抜き出すか、搬送コン
ベア2を上下方向に斜めにして抜き出す。または、前後
の開口部11の一方から搬送コンベア2を前後方向に抜
き出す。こうして搬送コンベア2を容易に取り出せる。
また、同様にして、搬送コンベア2の装置本体1内への
セットも容易に行える。
【0038】図8は第3実施形態を示し、搬送コンベア
2をアーム部材5に装着した状態を示す側面図、図9は
搬送コンベア2をアーム部材5から取り外すときの状態
を示す側面図である。これらの図では、図2の場合と同
様に、搬送コンベア2のコンベアフレーム21を、フレ
ーム本体21aとフレーム小片21bにより形成し、こ
のフレーム小片21bをフレーム本体21aに対し左右
方向に延びる曲折支点軸25を中心に上下に曲折自在と
している。これにより、搬送コンベア2は搬送方向Fの
長さが短縮可能に設定されている。
【0039】前記フレーム本体21aの前部で左右両側
に外側方に突出する第1係合部41を、またフレーム小
片21bの後部で左右両側には外側方に突出する第3係
合部43をそれぞれ設けている。一方、左右一対のアー
ム部材5の前部側には、前記第1係合部41を搬送方向
Fとほぼ平行な方向から係脱させ、係合により第1係合
部41の上下方向への変位を規制する後方開放の横向き
U形状の第1受部53が形成されている。また、前記ア
ーム部材5の後部側には、前記第3係合部43を前記第
1係合部41とは反対の方向から係脱させ、係合により
第3係合部43の上下方向への変位を規制する前方開放
の横向きU形状の第3受部55が第1受部53と対向状
に形成されている。
【0040】この検査装置によれば、図9のように、フ
レーム本体21aとフレーム小片21bを、その曲折支
点軸25の部分から矢印U方向に持ち上げてフレーム2
1を逆V形状に曲折させると、搬送コンベア2が短縮状
態となり、第1、第3係合部41,43が第1、第3受
部53,55から離脱して係合が解除され、搬送コンベ
ア2を装置本体1側のアーム部材5から容易に取り外せ
る。このようにして搬送コンベア2を取出口12(図
1)から側方へ取り出すことにより、搬送コンベア2の
外部取り出しが容易に行える。また、搬送コンベア2の
装置本体1内への装着時には、フレーム2を逆V形状に
曲折させた状態で取出口12から内部に装入し、この後
フレーム本体21aとフレーム小片21bを矢印D方向
に押し下げながら、第1、第3係合部41,43を、図
8のように、第1、第3受部53,55に係合させる。
これにより搬送コンベア2が直線状とされてアーム部材
5に容易にセットされる。また、第1実施形態と同様
に、搬送ベルト24を横方向に容易に取り外すことがで
きる。
【0041】この検査装置においては、以上のように、
コンべアフレーム21をフレーム本体21aとフレーム
小片21bとで形成し、このフレーム小片21bとフレ
ーム本体21aを曲折支点軸25を中心に曲折自在とす
る以外に、例えばフレーム21の一部である前記フレー
ム小片21bを、他部であるフレーム本体21aに対し
て前後方向FRにスライド可能に連結して、搬送コンベ
ア2の搬送方向Fの長さを短縮可能としてもよい。その
場合、スライドによって搬送コンベア2を短縮した状態
で、前記第1、第3係合部41,43の第1、第3受部
53,55への係脱を行う。
【0042】また、上記第1および第2実施形態におい
て、搬送コンベア2をアーム部材5に固定する係止具を
設けてもよい。具体的には、係止具を係止操作体とフッ
クとで構成し、係止操作体をアーム部材5に装着し、係
止操作体に上方から係合するフックをコンベアフレーム
21に設け、そのフックに係合した状態で係止操作体を
下方に引き降ろすことで、コンベアフレーム21をアー
ム部材5に固定する。搬送コンベア2の脱着の際には、
係止操作体を操作して係止具による係止および解除を行
う。この係止具により、搬送コンベア2の上下変位が一
層確実に抑制され、X線検査の精度が向上する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
装置本体の搬送方向の長さよりも長い搬送コンベアを用
いるにもかかわらず、装置本体における搬送コンベアが
通る開口部を両側支持構造として強度を強化しながら、
搬送コンベアの全体を装置本体に対し容易に出し入れで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるX線異物検査装
置を示す斜視図である。
【図2】同装置に用いる搬送コンベアの側面図である。
【図3】同装置に用いる搬送コンベアの平面図である。
【図4】同搬送コンベアの要部を示す拡大側面図であ
る。
【図5】同搬送コンベアの要部を示す平面図である。
【図6】同搬送コンベアの支持構造を示す側面図であ
る。
【図7】第2実施形態の搬送コンベアを示す側面図であ
る。
【図8】第3実施形態の搬送コンベアを装着した状態を
示す側面図である。
【図9】第3実施形態の搬送コンベアを取り外すときの
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…装置本体、14…装置フレーム、2…搬送コンベ
ア、2a…X線通過部、21…フレーム、21a…フレ
ームの他部(フレーム本体)、21b…フレームの一端
部(フレーム小片)、25…曲折支点軸、3…X線発生
部、20…X線受信部、41…第1係合部、42…第2
係合部、43…第3係合部、53…第1受部、54…第
2受部、55…第3受部、81…X線遮蔽部材、F…搬
送方向、FR…前後方向、M…物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 淳 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA02 HA13 JA09 KA03 KA20 PA11 SA13 3F079 CA44 CB07 DA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送コンベアで搬送しながらX線
    で物品中の異物検査を行い、その搬送コンベアが装置本
    体に対して脱着可能とされた検査装置であって、 前記搬送コンベアは、その長さが前記装置本体の搬送方
    向の長さよりも長く、前記搬送コンベアのフレームの一
    端部が、フレームの他部に対して搬送方向と直交する左
    右方向に延びる曲折支点軸の回りに曲折白在に設定され
    ているX線異物検査装置。
  2. 【請求項2】 物品を搬送コンベアで搬送しながらX線
    で物品中の異物検査を行い、その搬送コンベアが装置本
    体に対して脱着可能とされた検査装置であって、 前記搬送コンベアは、その長さが前記装置本体の搬送方
    向の長さよりも長く、 前記搬送コンベアのフレームの一部が他部に対してスラ
    イドすることで前記搬送コンベアの搬送方向の長さが短
    縮可能に設定されているX線異物検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記搬送コンベアのフレームに第1係合部が設けられ、 前記装置本体には、前記第1係合部が搬送方向と平行な
    方向から係合されて、前記第1係合部の上下方向の変位
    を規制する第1受部が設けられているX線異物検査装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 さらに、前記搬送コンベアのフレームに第2係合部が設
    けられ、 前記装置本体には、前記第2係合部が搬送面の上方向か
    ら係合されて、前記第2係台部の前後方向の変位を規制
    する第2受部が設けられているX線異物検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、さらに、 前記搬送コンベアのフレームに第3係合部が設けられ、 前記装置本体には、前記第3係合部が搬送方向と平行で
    前記第1係合部とは反対の方向から係合されて、前記第
    3係合部の上下方向の変位を規制する第3受部が設けら
    れているX線異物検査装置。
  6. 【請求項6】 物品を搬送コンベアで搬送しながらX線
    で物品中の異物検査を行い、その搬送コンベアが装置本
    体に対して脱着可能とされた検査装置であって、 前記搬送コンベアは、その長さが前記装置本体の搬送方
    向の長さよりも長く、 前記搬送コンベアのフレームに第1係合部が設けられ、 前記装置本体には、前記第1係合部が搬送方向と平行な
    方向から係合されて、前記第1係合部の上下方向の変位
    を規制する第1受部が設けられ、 さらに、前記搬送コンベアのフレームに第2係合部が設
    けられ、 前記装置本体には、前記第2係合部が搬送面の上方向か
    ら係合されて、前記第2係合部の前後方向の変位を規制
    する第2受部が設けられているX線異物検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかにおいて、 前記X線を前記搬送コンベアの上方から照射するX線発
    生部と、 前記X線発生部から照射されて搬送コンベアのX線通過
    部を通過したX線を前記搬送コンベアの下方で受信する
    X線受信部と、 前記搬送コンベアにおけるX線通過部の前後に左右方向
    に延びてX線を遮蔽するX線遮蔽部材が設けられている
    X線異物検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかにおいて、 前記装置本体は、前記搬送コンベアの搬送方向の左右に
    立設された装置フレームを備えているX線異物検査装
    置。
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