JP2002077658A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2002077658A
JP2002077658A JP2000267304A JP2000267304A JP2002077658A JP 2002077658 A JP2002077658 A JP 2002077658A JP 2000267304 A JP2000267304 A JP 2000267304A JP 2000267304 A JP2000267304 A JP 2000267304A JP 2002077658 A JP2002077658 A JP 2002077658A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字画像等の前景画像データとその背景とな
る背景画像データとを合成する場合、前景画像データに
おいて同一色で表されたタイトル等の色分けの情報を損
うことなく、かつ背景画像データ内で文字画像等を確実
に判別する。 【解決手段】 略同一の色を有する前景画像データの当
該色は、その背景となる背景画像データのすべての色に
対して前景画像データおよび背景画像データの境界部が
判別可能な、同一の色に調整され(S26、S27)、
前景画像データと背景画像データとが合成される(S2
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理方法および画像処理プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体に係り、さらに詳しくは、文
字画像や図形画像等の前景画像データとその背景となる
背景画像データとを合成する画像処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】OHPシートに出力されるプレゼンテー
ション用資料等は、背景画像データの上に文字画像等の
前景画像データが描かれて、作成されることが多い。
【0003】ところが、文字画像等の前景画像データの
周辺部分に存在する背景画像データの色によっては、前
景画像データおよび背景画像データの境界部が判別でき
ず、文字画像等が全く目立たなくなってしまう場合があ
る。
【0004】そこで、背景画像データ内でも文字画像等
の前景画像データを判別可能とするために、背景画像デ
ータの色に応じて、文字画像等の前景画像データの色を
変更する技術が知られている。
【0005】例えば、特開平10−293835号公報
には、文字画像とその背景画像データとを合成すると
き、背景画像データの色によって文字画像の色の見え方
が異なってくるため、文字画像の色を調整できる技術が
開示されている。また、特開平10−293835号公
報には、文字画像と他の画像を合成する場合であって両
画像の濃度差が設定範囲内にあるとき、両画像が重なる
領域において少なくとも一方の画像濃度を変化させる技
術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、文字画像の各領域ないし画素に対
し、別個に色の調整が行われるため、原稿上では同一色
の文字画像が、その背景画像データの色によっては、異
なる色に調整されてしまうことが起こり得る。
【0007】したがって、例えばタイトル、サブタイト
ル、キーワードなどを色分けした文字が描かれた原稿を
読み取った文字画像を、背景画像データと合成する場
合、原稿上では文字が意味を持って折角色分けされてい
るにもかかわらず、合成後の色調整された文字画像にお
いては、色分けの情報が全く失われてしまうという問題
があった。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、文字画像等の前景画像
データとその背景となる背景画像データとを合成する場
合、前景画像データにおいて同一色で表されたタイトル
等の色分けの情報を損うことなく、かつ背景画像データ
内で文字画像等を確実に判別することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0010】(1) 第1画像データの色を検出する第
1色検出手段と、前記第1画像データの背景となる第2
画像データの色を検出する第2色検出手段と、略同一の
色を有する第1画像データの当該色を、当該第1画像デ
ータの背景となる第2画像データのすべての色に対して
第1および第2画像データの境界部が判別可能な同一の
色に調整する色調整手段と、を有することを特徴とする
画像処理装置。
【0011】(2) 第1画像データの色を略同一の色
ごとにグループ化して記憶する第1画像データ色記憶手
段と、第1画像データ色記憶手段に記憶された第1画像
色グループに関連付けて、当該第1画像データの背景と
なる第2画像データの色を記憶する第2画像データ色記
憶手段と、をさらに有し、前記色調整手段は、一の第1
画像色グループに関連付けられた第2画像データのすべ
ての色の平均値を算出する第2画像データ色平均値算出
手段と、前記一の第1画像色グループの色と当該色に対
応して算出された第2画像データ色平均値とに基づい
て、第1画像データの調整後の色を算出する調整色算出
手段と、を有することを特徴とする上記(1)に記載の
画像処理装置。
【0012】(3) 対比される2つの第1画像データ
の色を所定の表色系にて表した場合、当該表色系におけ
る各座標値の差の平方和が所定値以下のときに両者を略
同一の色と判断する判断手段をさらに有することを特徴
とする上記(2)に記載の画像処理装置。
【0013】(4) 前記第2画像データ色平均値算出
手段は、所定の表色系の各座標値で表される第2画像デ
ータの色に対し、各座標ごとの平均値を算出することを
特徴とする上記(2)に記載の画像処理装置。
【0014】(5) 前記第1画像データ色記憶手段に
記憶された一の第1画像色グループの色、当該色に対応
して算出された第2画像データ色平均値、および第1画
像データの調整後の色を、L***表色系にて、それ
ぞれ(Ln ,an ,bn )、(LAn,aAn,bAn)、お
よび(Lnc,anc,bnc)と表す場合、 前記調整色算出手段は、 J=(Lnc−LAn)2 +(anc−aAn)2 +(bnc−b
An)2 H=bn /an としたとき、Jが最大となる(Lnc,anc,bnc)を算
出することを特徴とする上記(4)に記載の画像処理装
置。
【0015】(6) 前記第1画像データ色記憶手段に
記憶された一の第1画像色グループの色、当該色に対応
して算出された第2画像データ色平均値、および第1画
像データの調整後の色を、L***表色系にて、それ
ぞれ(Ln ,an ,bn )、(LAn,aAn,bAn)、お
よび(Lnc,anc,bnc)と表す場合、 前記調整色算出手段は、 aAn<0のときanc=|an |、aAn≧0のときanc=
−|an |、 bAn<0のときbnc=|bn |、bAn≧0のときbnc=
−|bn |、とし、Lncを最大値とすることを特徴とす
る上記(4)に記載の画像処理装置。
【0016】(7) 前記第1の画像データは、文字画
像であることを特徴とする上記(1)に記載の画像処理
装置。
【0017】(8) 前記第2の画像データを記憶する
記憶手段をさらに有することを特徴とする上記(1)に
記載の画像処理装置。
【0018】(9) 電子ファイルを作成するファイル
作成部をさらに有することを特徴とする上記(1)に記
載の画像処理装置。
【0019】(10) 原稿を読み取って画像データを
得るスキャナ部をさらに有することを特徴とする上記
(1)に記載の画像処理装置。
【0020】(11) データを用紙に印刷するプリン
ト部をさらに有することを特徴とする上記(1)に記載
の画像処理装置。
【0021】(12) 第1画像データの色を検出する
段階と、前記第1画像データの背景となる第2画像デー
タの色を検出する段階と、略同一の色を有する第1画像
データの当該色を、当該第1画像データの背景となる第
2画像データのすべての色に対して第1および第2画像
データの境界部が判別可能な同一の色に調整する段階
と、を有することを特徴とする画像処理方法。
【0022】(13) 画像処理プログラムを記録した
コンピュータ読取可能な記録媒体であって、第1画像デ
ータの色を検出する段階と、前記第1画像データの背景
となる第2画像データの色を検出する段階と、略同一の
色を有する第1画像データの当該色を、当該第1画像デ
ータの背景となる第2画像データのすべての色に対して
第1および第2画像データの境界部が判別可能な同一の
色に調整する段階と、をコンピュータに実行させるため
の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
本発明の実施形態を説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施形態に係る画像処
理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0025】この画像処理装置は、画像処理部10、操
作部20、コントローラ30、画像入力部40、および
画像出力部50を有する。
【0026】画像処理部10は、文字認識部11、領域
分離部12、ビットマップ処理部13、ベクタ変換部1
4、2値化部15、合成部16、フォーマット変換部1
7、およびメモリ18を有しており、後述するように、
入力された前景画像データに所定の処理を施して、前景
画像データとその背景となる背景画像データとを合成す
る。
【0027】操作部20は、図示しないが、タッチパネ
ルディスプレイや入力キーなどを有し、ユーザからの指
示情報を入力するために使用される。指示情報は、具体
的には、画像入力部40による原稿の読み取り開始を指
示するスキャン開始指示、およびマニュアル設定項目の
指示である。
【0028】マニュアル設定項目には、読み取りモード
の設定、後処理の設定、画像合成モードの設定、および
出力形式の設定などが含まれる。
【0029】読み取りモードは、画像入力部40におい
て、原稿の画像をカラー画像として処理するカラーモー
ド、および原稿の画像をモノクロ画像として処理するモ
ノクロモードを備えている。
【0030】後処理の設定は、画像処理部10の文字認
識部11および領域分離部12により分離された領域、
つまり文字領域、図形領域、および写真領域に対し適用
される後処理を選択するモードである。後処理は、文字
認識部11における文字コード化、ビットマップ処理部
13におけるビットマップ処理、ベクタ変換部14にお
けるベクタ変換処理、および2値化部15における2値
化処理などを含む。
【0031】画像合成モードは、画像処理部10におい
て、入力された画像データが画像合成処理されないこと
を示す「画像合成無しモード」、画像合成処理されるこ
と、すなわち入力された画像データが前景画像データで
あることを示す「画像合成有りモード」、および入力さ
れた画像データが背景画像データであることを示す「背
景入力モード」とを備えている。
【0032】出力形式は、画像処理部10のフォーマッ
ト変換部17において作成される出力ファイルの形式で
ある。この出力形式の設定は、文書ファイル形式、ペー
ジ記述言語形式、文書表示用のファイル形式、画像を保
存するためのファイル形式などの汎用ファイル形式の中
から選択されて指示される。
【0033】コントローラ30は、操作部20用のイン
タフェース32、画像入力部40用のインタフェース3
3、画像出力部50用のインタフェース34、および画
像処理装置全体の制御を行うCPU31を有する。
【0034】このコントローラ30は、インタフェース
32を介して、操作部20からの指示情報を受信する。
受信されたマニュアル設定項目の情報は、画像処理部1
0に入力される。また、コントローラ30は、操作部2
0からスキャン開始指示を受信した場合、読み取りモー
ドに従って、カラーモードあるいはモノクロモードでの
スキャン動作の開始指示を、画像入力部40に送信す
る。
【0035】画像入力部40は、カラースキャナなどの
画像読み取り装置から構成されている。画像入力部40
は、コントローラ30からスキャン動作の開始指示を受
信すると、設定された読み取りモード(カラー/モノク
ロ)で原稿を読み取る。原稿を読み取って得られた画像
データは、インタフェース33を介して、画像処理部1
0に送信される。
【0036】画像出力部50は、第1出力部51および
第2出力部52を有し、画像処理部10から送信される
画像データを、インタフェース34を介して受信する。
第1出力部51は、カラープリンタなどの画像形成装置
から構成されており、送信された画像データを用紙に印
刷する。第2出力部52は、例えば、モニタを備えたコ
ンピュータから構成されており、送信された画像データ
を表示、記憶、およびデータ処理する。
【0037】次に、画像処理部10の動作を、図2およ
び図3のフローチャートを用いて説明する。
【0038】まず、ステップS11では、画像処理部1
0に入力された画像データに対し、文字認識処理が行わ
れる。
【0039】ここで、背景入力モードが設定されていな
い場合、文字認識部11は、入力された画像データから
文字画像が存在する文字領域を抽出する。文字画像を除
いた画像データは、領域分離部12に入力される。
【0040】また、文字認識部11は、文字画像から文
字コードを認識して文字コードデータに変換する。さら
に、文字認識部11は、文字画像から、位置情報、文字
数および色情報などの文字情報を検出する。位置情報に
は、文字画像のxy座標値、幅寸法、長さ(高さ)寸法
などが含まれる。文字認識部11は、文字コードデータ
を、位置情報や色情報を含む文字情報と共に、合成部1
6に出力する。なお、ユーザによって後処理として2値
化処理が設定されている場合、文字領域は、2値化部1
5に入力される。
【0041】一方、背景入力モードが設定されている場
合、文字認識部11は、入力された画像データのすべて
の領域を、文字領域以外の領域と判別して、領域分離部
12に送信する。
【0042】ステップS12では、文字画像が除去され
た画像データに対し、領域分離処理が行われる。
【0043】ここで、背景入力モードが設定されていな
い場合、領域分離部12は、文字画像が除去された画像
データを、図形領域と写真領域とに分離する。そして、
写真領域内の写真画像は、位置情報が付加されて、ビッ
トマップ処理部13に送信され、図形領域内の図形画像
は、位置情報が付加されて、ベクタ変換部14に送信さ
れる。
【0044】一方、背景入力モードが設定されている場
合、領域分離部12は、入力された画像データのすべて
の領域を写真領域と判別して、当該写真領域内の写真画
像をビットマップ処理部13に送信する。
【0045】ステップS13では、ビットマップ処理部
13は、入力された写真領域内の写真画像に対し、エッ
ジ補正および平滑化処理を施す。その後、写真領域内の
データは、位置情報と共に、合成部16に入力される。
【0046】ステップS14では、ベクタ変換部14
は、入力された図形領域内の図形画像をベクタ変換し、
ベクタデータを生成する。また、ベクタ変換部14は、
例えば、ベクタデータによって囲まれている閉領域の
色、線幅、線種、線色、端点形状などの、色情報を含む
属性情報を検出する。ベクタデータは、属性情報と共
に、合成部16に入力される。なお、ベクタ変換は、網
点によって構成される図形を、直線、円弧、ベジェ曲線
などのベクタデータに変換することを意味する。
【0047】ステップS15では、2値化部15は、2
値化処理が後処理として設定されている場合、文字認識
部11および/または領域分離部12から入力される画
像データを2値化処理する。具体的には、例えば文字領
域内の文字画像を文字コードデータに変換しない場合、
2値化部15は、入力された画像データを所定のしきい
値によって2値化処理する。得られた2値化文字画像デ
ータは、位置情報および色情報が付加されて、合成部1
6に入力される。
【0048】ステップS16では、文字認識部11、ビ
ットマップ処理部13、ベクタ変換部14、2値化部1
5からのデータを合成して出力する、合成出力処理が行
われる。
【0049】次に、ステップS16の合成出力処理を、
図3のフローチャートを用いて詳述する。
【0050】まず、ステップS21では、背景入力モー
ドが設定されているか否かが判断される。背景入力モー
ドの場合(ステップS21:YES)、ステップS31
の処理が実行され、背景入力モードでない場合(ステッ
プS21:NO)、ステップS22の処理が実行され
る。
【0051】ステップS31では、合成部16は、当該
合成部16に入力されたデータ、すなわち背景画像デー
タを、すべてメモリ18に保存して、画像処理部10の
動作を終了する。具体的には、例えば、図4に示す背景
画像データが、メモリ18に保存される。
【0052】一方、ステップS22では、画像合成有り
モードが設定されているか否かが判断される。画像合成
有りモードの場合(ステップS22:YES)、ステッ
プS23の処理が実行され、画像合成無しモードの場合
(ステップS22:NO)、ステップS28の処理が実
行される。
【0053】ステップS23では、合成部16は、前景
画像データのすべての要素に対して、外接矩形の位置情
報を取り出し、当該外接矩形内の位置に対応する背景画
像データの色、すなわち背景色を検出する。具体的に
は、例えば、図5に示す前景画像データ中における個々
の文字画像等の外接矩形の位置情報を取り出し、図6に
示すように背景画像データに当該外接矩形66を当ては
め、当該外接矩形内の背景色を検出する。なお、背景色
は、外接矩形内の各画素の平均色とする。ここで、前景
画像データは、文字認識部11からの文字コードデー
タ、ベクタ変換部14からのベクタデータ、および2値
化部15からの2値化文字画像データである。
【0054】ステップS24では、合成部16は、前景
画像データの色、すなわち前景色と背景色とを、図7に
示す関連付けテーブルに入力する。この関連付けテーブ
ルは、メモリ18内に備えられている。
【0055】前景色は、例えばRGB表色系で(Rn ,
Gn ,Bn )(n =1,2…)として、関連付けテーブ
ルの前景色の欄に入力される。背景色は、対応する位置
の前景色に関連付けて、例えばRGB表色系で(RBn
m,GBnm,BBnm)(n ,m=1,2…)として、関連
付けテーブルの背景色の欄に入力される。
【0056】ここで、対比される2つの前景色を、例え
ばRGB表色系にて、それぞれ(Ri ,Gi ,Bi )、
(Rj ,Gj ,Bj )と表した場合、次式(1) K=(Ri −Rj )2 +(Gi −Gj )2 +(Bi −Bj )2 …(1) で求められるK値が所定のしきい値以下のとき、両者は
略同一の色と判断され、両前景色はグループ化されて記
憶される。つまり、式(1)のK値が所定のしきい値以
下の他の前景色が関連付けテーブル内に存在する場合、
その前景色グループに関連付けて、背景色が追加され
る。なお、例えば最初に関連付けテーブルに入力された
前景色が、当該前景色グループの色となる。但し、前景
色グループ内の各色の平均値を前景色グループの色とし
てもよい。一方、K値が所定のしきい値以下の他の前景
色が関連付けテーブル内に存在しない場合、新たに前景
色グループを追加し、これに関連付けて背景色を入力す
る。
【0057】ステップS25では、合成部16は、前景
色グループに関連付けられて入力されたすべての背景色
の平均値を算出する。算出された背景色平均値は、関連
付けテーブルの背景色平均値の欄に入力される。
【0058】ここで、背景色平均値は、所定の表色系の
各座標値で表される背景色に対し、各座標ごとの平均値
で求められる。具体的には、背景色平均値は、例えばR
GB表色系にて(RAn,GAn,BAn)と表した場合、次
式(2)
【0059】
【数1】
【0060】により算出される。但し、lmaxは、前景色
グループに関連付けられた背景色の数である。
【0061】ステップS26では、合成部16は、前景
色グループの色と、当該色に対応して算出された背景色
平均値とに基づいて、前景画像データの調整後の色、す
なわち調整色を算出する。つまり、合成部16は、背景
画像データのすべての色に対して前景画像データおよび
背景画像データの境界部が判別可能な調整色を算出す
る。
【0062】ここで、関連付けテーブル内の前景色およ
び背景色平均値は、RGB表色系からL***表色系
に色変換される。合成部16は、例えば、前景色の色相
を保持したまま、L***表色系の色空間上での距離
が背景色平均値から最も離れている色を調整色とする。
具体的には、前景色、背景色平均値、および前景画像デ
ータの調整色を、L***表色系にて、それぞれ(Ln
,an ,bn )、(LAn,aAn,bAn)、および(Ln
c,anc,bnc)と表す場合、合成部16は、 J=(Lnc−LAn)2 +(anc−aAn)2 +(bnc−b
An)2 H=bn /an としたとき、Jが最大となる(Lnc,anc,bnc)を算
出する。
【0063】なお、調整色の算出方法は、上記方法に限
定されるものではない。例えば、合成部16は、 aAn<0のときanc=|an |、aAn≧0のときanc=
−|an |、 bAn<0のときbnc=|bn |、bAn≧0のときbnc=
−|bn |、とし、Lncを最大値とすることにより、調
整色を算出することも可能である。
【0064】L***表色系にて算出された調整色
(Lnc,anc,bnc)は、RGB表色系に色変換され、
RGB表色系にて表された調整色(Rnc,Gnc,Bnc)
が、関連付けテーブルの調整色の欄に入力される。
【0065】なお、RGB表色系の色(R,G,B)
は、下記式(3)によりXYZ表色系の色(X,Y,
Z)に色変換され、さらに下記式(4)によりL**
*表色系の色(L*,a*,b*)に色変換される。また、
これと逆方向の色変換も、式(3)(4)の逆関数を用
いて行われる。式(3)の3×3行列式は、プリンタや
スキャナなどのデバイスに固有の値であり、カラーマッ
チング用の色の対応などの特性を記述したデータとして
用意されているものである。
【0066】
【数2】
【0067】
【数3】
【0068】ステップS27では、合成部16は、前景
画像データとしての文字コードデータ、ベクタデータ、
および2値化文字画像データに付加されている色情報
(R,G,B)を、関連付けテーブルを参照して、算出
された調整色(Rnc,Gnc,Bnc)に置き換える。
【0069】ステップS28では、合成部16は、文字
認識部11、ビットマップ処理部13、ベクタ変換部1
4、および2値化部15からのデータを合成する。ここ
で、画像合成モードが画像合成有りモードと設定されて
いる場合、前景画像データとその背景となる背景画像デ
ータとが合成される。なお、両画像データは、あらかじ
め決められた内部フォーマットにしたがって合成され
る。
【0070】ステップS29では、フォーマット変換部
17は、所定の内部フォーマットにしたがって合成され
た画像データを、ユーザにより指定されている出力フォ
ーマットに変換する。
【0071】ステップS30では、フォーマット変換部
17は、出力フォーマットに変換された合成画像データ
を、画像出力部50に接続されているインタフェース3
4に向けて送信する。
【0072】図8は、図4に示す背景画像データと図5
に示す前景画像データとを合成した合成画像データの一
例を示す図である。
【0073】背景画像データは、緑色の葉の部分61
と、焦げ茶色の背景部分62とから構成されている。ま
た、前景画像データは、黒色の文字部分63と、赤色の
記号部分64と、深緑色の文字部分65とから構成され
ている。このような両画像データが合成された合成画像
データでは、例えば前景画像データの黒色の文字部分6
3が白色の文字部分73に色調整され、深緑色の文字部
分65が赤色の文字部分75に色調整されている。
【0074】したがって、前景画像データの各部分は、
背景画像データの緑色の葉の部分61および焦げ茶色の
背景部分62のいずれに対しても判別可能となり、読み
易さが向上する。しかも、前景画像データの文字部分6
3,65は、背景画像データの異なる色の部分61,6
2の両方にかかっているにもかかわらず、単純に背景画
像データ上で判別し易い色に調整されておらず、前景画
像データ中で同じ色の文字部分は、同じ色に統一して色
調整される。これにより、前景画像データにおいて、作
者が意図的に色分けした、例えばタイトル、サブタイト
ル、キーワードなどの情報が欠落することはない。
【0075】以上のように本実施形態によれば、略同一
の色を有する前景画像データの当該色は、その背景とな
る背景画像データのすべての色に対して前景画像データ
および背景画像データの境界部が判別可能な、同一の色
に調整される。したがって、文字画像等の前景画像デー
タとその背景となる背景画像データとを合成した合成画
像データから、前景画像データにおける同一色で表され
たタイトル等の色分けの情報が損なわれることがない。
しかも、背景画像データ内で例えば文字画像等を確実に
判読することができる。
【0076】本発明は、上記した実施形態のみに限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改
変することができる。
【0077】例えば、上記実施形態では、カラースキャ
ナなどから構成される画像入力部40と、カラープリン
タなどから構成される第1出力部51およびモニタを備
えたコンピュータなどから構成される第2出力部52を
有する画像出力部50と、を備えた、画像処理装置とし
て機能するカラー複写システムについて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例え
ば、画像入力部および画像出力部を内蔵するデジタルカ
ラー複写機にも適用することができる。
【0078】また、本発明は、画像処理装置として機能
するコンピュータにも適用することができる。この場
合、画像データは、当該コンピュータで作成することが
できるほか、スキャナなどの他の情報機器から受信して
もよいし、また、ネットワークを経由してダウンロード
してもよい。
【0079】また、例えば、プレゼンテーション用資料
等は、処理時間の短縮のため、同じ背景画像データの上
に異なる前景画像データを描くことにより複数のシート
が作成されるが、この場合、背景画像データが一度だけ
プリンタに送信され、前景画像データが各頁分送信され
て、プリンタのコントローラで両画像データの合成を行
うことも可能である。
【0080】なお、本発明による画像処理装置を構成す
る各手段、および画像処理方法は、専用のハードウェア
回路またはプログラムされたコンピュータによって実現
することが可能である。また、プログラムされたコンピ
ュータによって本発明を実現する場合、コンピュータを
動作させるプログラムは、コンピュータ読取可能な記録
媒体(たとえば、フロッピー(登録商標)ディスクやC
D−ROMなど)によって提供されることもできる。こ
の場合、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されて
いるプログラムは、通常、ハードディスクに転送され記
憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独で
アプリケーションソフトとして提供されてもよいし、ま
た、そのコンピュータ装置の一機能としてそのコンピュ
ータ装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文字画像等の前景画像データとその背景となる背景画像
データとを合成する場合、前景画像データにおいて同一
色で表されたタイトル等の色分けの情報を損うことな
く、かつ背景画像データ内で文字画像等を確実に判別す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 画像処理部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 合成出力処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】 背景画像データの一例を示す図である。
【図5】 前景画像データの一例を示す図である。
【図6】 背景色の検出を説明するための図である。
【図7】 関連付けテーブルを示す図表である。
【図8】 合成画像データの一例を示す図である。
【符号の説明】
10…画像処理部、 11…文字認識部、 12…領域分離部、 13…ビットマップ処理部、 14…ベクタ変換部、 15…2値化部、 16…合成部、 17…フォーマット変換部、 18…メモリ、 20…操作部、 30…コントローラ、 31…CPU、 32〜34…インタフェース、 40…画像入力部、 50…画像出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA09 AA10 BA06 BA16 BA18 DA04 DA06 EA06 EA09 EA19 FA05 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CC03 CE08 CE17 DC25 5C077 LL19 MP05 MP07 MP08 PP23 PP27 PP32 PP36 PP37 PP43 PP46 PQ12 PQ18 PQ20 PQ22 SS01 TT02 5C079 HB01 HB05 HB08 HB11 LA02 LA06 LB13 MA02 MA11 NA06 NA29

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1画像データの色を検出する第1色検
    出手段と、 前記第1画像データの背景となる第2画像データの色を
    検出する第2色検出手段と、 略同一の色を有する第1画像データの当該色を、当該第
    1画像データの背景となる第2画像データのすべての色
    に対して第1および第2画像データの境界部が判別可能
    な同一の色に調整する色調整手段と、を有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 第1画像データの色を略同一の色ごとに
    グループ化して記憶する第1画像データ色記憶手段と、 第1画像データ色記憶手段に記憶された第1画像色グル
    ープに関連付けて、当該第1画像データの背景となる第
    2画像データの色を記憶する第2画像データ色記憶手段
    と、をさらに有し、 前記色調整手段は、 一の第1画像色グループに関連付けられた第2画像デー
    タのすべての色の平均値を算出する第2画像データ色平
    均値算出手段と、 前記一の第1画像色グループの色と当該色に対応して算
    出された第2画像データ色平均値とに基づいて、第1画
    像データの調整後の色を算出する調整色算出手段と、を
    有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 対比される2つの第1画像データの色を
    所定の表色系にて表した場合、当該表色系における各座
    標値の差の平方和が所定値以下のときに両者を略同一の
    色と判断する判断手段をさらに有することを特徴とする
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2画像データ色平均値算出手段
    は、所定の表色系の各座標値で表される第2画像データ
    の色に対し、各座標ごとの平均値を算出することを特徴
    とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1画像データ色記憶手段に記憶さ
    れた一の第1画像色グループの色、当該色に対応して算
    出された第2画像データ色平均値、および第1画像デー
    タの調整後の色を、L***表色系にて、それぞれ
    (Ln ,an ,bn )、(LAn,aAn,bAn)、および
    (Lnc,anc,bnc)と表す場合、前記調整色算出手段
    は、 J=(Lnc−LAn)2 +(anc−aAn)2 +(bnc−b
    An)2 H=bn /an としたとき、Jが最大となる(Lnc,anc,bnc)を算
    出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1画像データ色記憶手段に記憶さ
    れた一の第1画像色グループの色、当該色に対応して算
    出された第2画像データ色平均値、および第1画像デー
    タの調整後の色を、L***表色系にて、それぞれ
    (Ln ,an ,bn )、(LAn,aAn,bAn)、および
    (Lnc,anc,bnc)と表す場合、 前記調整色算出手段は、 aAn<0のときanc=|an |、aAn≧0のときanc=
    −|an |、 bAn<0のときbnc=|bn |、bAn≧0のときbnc=
    −|bn |、とし、Lncを最大値とすることを特徴とす
    る請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の画像データは、文字画像であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の画像データを記憶する記憶手
    段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 電子ファイルを作成するファイル作成部
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  10. 【請求項10】 原稿を読み取って画像データを得るス
    キャナ部をさらに有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 データを用紙に印刷するプリント部を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  12. 【請求項12】 第1画像データの色を検出する段階
    と、 前記第1画像データの背景となる第2画像データの色を
    検出する段階と、 略同一の色を有する第1画像データの当該色を、当該第
    1画像データの背景となる第2画像データのすべての色
    に対して第1および第2画像データの境界部が判別可能
    な同一の色に調整する段階と、を有することを特徴とす
    る画像処理方法。
  13. 【請求項13】 画像処理プログラムを記録したコンピ
    ュータ読取可能な記録媒体であって、 第1画像データの色を検出する段階と、 前記第1画像データの背景となる第2画像データの色を
    検出する段階と、 略同一の色を有する第1画像データの当該色を、当該第
    1画像データの背景となる第2画像データのすべての色
    に対して第1および第2画像データの境界部が判別可能
    な同一の色に調整する段階と、をコンピュータに実行さ
    せるための画像処理プログラムを記録したコンピュータ
    読取可能な記録媒体。
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