JP2002076376A - 光受信装置および光送信装置 - Google Patents

光受信装置および光送信装置

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JP2002076376A
JP2002076376A JP2000260093A JP2000260093A JP2002076376A JP 2002076376 A JP2002076376 A JP 2002076376A JP 2000260093 A JP2000260093 A JP 2000260093A JP 2000260093 A JP2000260093 A JP 2000260093A JP 2002076376 A JP2002076376 A JP 2002076376A
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JP
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chip
optical
light receiving
light emitting
optical fiber
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JP2000260093A
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Masaki Kobayashi
正樹 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光受信装置,光送信装置の小型化、コスト低
減等を図る。 【解決手段】 受光素子チップ20と電源回路基板30
と信号出力回路基板40が同一平面上に配置されてい
る。受光素子チップ20と電源回路基板30の電源回路
32が第1ボンディングワイヤ101で接続され、受光
素子チップ20と信号出力回路基板40の信号出力回路
42が第2ボンディングワイヤ102で中継されてい
る。電源回路基板30の一部と信号出力回路基板40の
一部と受光素子チップ20が、一塊の透明樹脂60で覆
われている。透明樹脂60は、第1,第2のボンディン
グワイヤ101,102を封止し、光ファイバ50の端
部51を埋め込み状態で固定するとともに、光ファイバ
50の端部51と受光素子チップ20の受光部21との
間の光信号の光路を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバに接続
される光受信装置および光送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムは、幅広い実用化
が始まっており、CATV、公衆通信など、マイクロ波
周波数領域への信号を取り扱う通信分野への適用が試
行、実施されている。この様なシステムの中で使用され
る光受信装置、光送信装置においては、ワイヤボンディ
ングで信号の受け渡しを行う回路実装構成が広く利用さ
れている。
【0003】図16を参照しながら、従来の一般に用い
られている光受信装置の構成について説明する。この光
受信装置は、同一平面上に並べられた受光素子チップ1
と、電源回路基板2と、信号出力回路基板3とを備え、
受光素子チップ1の受光部1aに、集光レンズ4を介し
て光ファイバ5の端部が対峙して配置されている。受光
素子チップ1と電源回路基板2はボンディングワイヤ6
により接続され、受光素子チップ1と信号出力回路基板
3もボンディングワイヤ7により接続されている。ボン
ディングワイヤ6,7は機械的強度を向上させるために
樹脂8により封止されている。
【0004】従来の光送信装置も同様の構成であるので
詳述しないが、受光素子チップ1の代わりに発光部を有
する発光素子チップが配置され、信号出力回路基板3の
代わりに信号入力回路基板が配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の光受信装置,光送信装置では、レンズおよび光
ファイバの端部を正確に位置決めして保持する機構が必
要であり、装置サイズが大きくなるとともにコスト高と
なる問題点を有していた。また、ボンディングワイヤを
封止する樹脂が光ファイバ5の端部と受光素子チップ1
の受光部1a(または発光素子チップの発光部)との間
の光信号の光路にはみ出すことにより、光信号の減衰、
反射、光路屈折などの光結合障害が発生することがあっ
た。ボンディングワイヤと受光部(発光部)との間隔が
狭くなると、この封止樹脂のはみ出しを回避するのが一
層困難であった。
【0006】特開昭61―41110号公報には、樹脂
ケース内に受光素子チップと光ファイバの端部を透明樹
脂でモールドした光受信装置が開示されている。この光
受信装置では、受光素子チップに接続されたボンディン
グワイヤも透明樹脂内に封止されているため、前述した
図16の欠点を克服する手段を提供しているように見え
る。しかし、前記公報の光受信装置では、リードフレー
ムの端部が透明樹脂にモールドされ、このリードフレー
ムの端部と受光素子チップとがボンディングワイヤで接
続された構造となっており、図16の光受信装置のよう
に、電源回路基板2および出力回路基板3(または入力
回路基板)を一体に組み込んだものではない。そのた
め、前記公報の特徴を、図16のような回路基板を組み
込んだ光受信装置(または光送信装置)に適用すること
はできない。これら回路基板を含めてケース内に透明樹
脂でモールドすると、樹脂材料を多量に消費するばかり
か装置が大型になるとともに、製造コストも高くなるか
らである。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、部品点数の削減、コスト低減、装置サイズの小型
化、使用する樹脂材料の節約を達成できる光受信装置お
よび光送信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様は、
(イ)受光部と、第1電極パッドと、第2電極パッドを
有し、受光部で受けた光信号を電気信号に変換する受光
素子チップと、(ロ)端部から前記受光部に光信号を供
給する光ファイバと、(ハ)前記受光素子チップに直流
バイアスを供給するための電源回路を有する電源回路基
板と、(ニ)前記受光素子チップからの電気信号を出力
するための信号出力回路を有する信号出力回路基板と、
を備え、前記受光素子チップと電源回路基板と信号出力
回路基板を同一平面上に配置し、前記受光素子チップの
第1電極パッドと前記電源回路基板の電源回路を第1ボ
ンディングワイヤで接続するとともに、前記受光素子チ
ップの第2電極パッドと前記信号出力回路基板の信号出
力回路を第2ボンディングワイヤで中継した光受信装置
において、前記電源回路基板の一部と信号出力回路基板
の一部と前記受光素子チップとを、透明樹脂で覆い、こ
の透明樹脂が、前記第1,第2のボンディングワイヤを
封止し、前記光ファイバの端部を埋め込み状態で固定す
るとともに、前記光ファイバの端部と前記受光素子チッ
プの受光部との間の光信号の光路を満たすことを特徴と
する。
【0009】第1態様の光受信装置によれば、透明樹脂
で光ファイバの端部と受光素子チップとを光学的,機械
的に結合したので、部品点数の削減、コスト低減、装置
サイズ小型化を図ることができる。また、透明樹脂は、
ボンディングワイヤの封止も兼ねているので、生産性の
向上を図ることができる。しかも,光ファイバの端部と
受光素子チップの間の光路での光信号の伝送障害がな
い。さらに、透明樹脂は、電源回路基板および信号出力
回路基板の全領域を覆わないので、樹脂材料を節約する
ことができる。
【0010】本発明の第2態様は、第1態様の光受信装
置において、前記電源回路基板が前記電源回路に接続さ
れた電源端子を有し、前記信号出力回路基板が前記信号
出力回路に接続された信号出力端子を有し、これら電源
端子と信号出力端子が前記透明樹脂から離れていること
を特徴とする。第2態様の受信装置によれば、電源端
子,信号出力端子が透明樹脂から離れていて、封止され
ずに露出されているので、装置完成後の任意の時期に、
導線を接続することができ、取り扱いが容易である。
【0011】本発明の第3態様は、第1態様の光受信装
置において、前記光ファイバの軸芯が前記受光素子チッ
プの受光部の受光面に対して直交し、前記光ファイバの
端面が軸芯と直交するとともに受光面に対して真正面で
対峙していることを特徴とする。第3態様の光受信装置
によれば、透明樹脂の光ファイバ,受光部に対する屈折
率の整合性を高めるほど、光信号の伝送効率を上げるこ
とができる。
【0012】本発明の第4態様は、第1態様の光受信装
置において、前記光ファイバの端部が前記受光素子チッ
プの受光部に対して偏倚して配置され、この光ファイバ
の端部からの光信号が受光部の受光面に対して傾斜した
角度で入射することを特徴とする。本発明の第5態様
は、第4態様の光受信装置において、前記光ファイバの
端面がその軸芯に対して傾斜していて、前記受光部を向
いていることを特徴とする。本発明の第6態様は、第
4,第5態様の受信装置において、前記光ファイバの軸
芯が前記受光素子チップの受光面に対して傾斜している
ことを特徴とする。これら第4〜第6態様の受信装置に
よれば、光信号の一部が受光面から反射しても光ファイ
バに戻らず、戻り光に起因するシステム障害,信号伝送
特性劣化を低減することができる。
【0013】本発明の第7態様は、第1態様の光受信装
置において、前記光ファイバの軸芯が前記受光部の受光
面に対して平行をなし、前記光ファイバの端面がその軸
芯に対して傾斜して前記受光部の反対側を向き、この端
面に反射手段が付与されていることを特徴とする。第7
態様の光受信装置によれば、光ファイバを、受光素子チ
ップ及び回路基板が配置される平面と平行に配置するこ
とができ、装置の小型化、特に薄化を実現することがで
きる。
【0014】本発明の第8態様は、第1態様の光受信装
置において、さらに、前記受光素子チップからの電気信
号を電気的に処理して前記信号出力回路に送るICチッ
プを備え、このICチップが、前記受光素子チップとと
ともに前記電源回路基板と信号出力回路基板との間に配
置され、前記第2ボンディングワイヤによって前記受光
素子チップに接続されるとともに前記信号出力回路に接
続され、これら第2ボンディングワイヤとともに前記透
明樹脂により封止されていることを特徴とする。本発明
の第9態様は、第8態様の光受信装置において、前記I
Cチップが、前記受光素子チップからの電気信号を増幅
する増幅器チップ,または前記受光素子チップからの電
気信号を復調する復調器チップ,または前記受光素子チ
ップからの電気信号を増幅する増幅器と増幅された電気
信号を復調する復調器とを内蔵したチップであることを
特徴とする。本発明の第10態様は、第1態様の光受信
装置において、さらに、前記受光素子チップからの電気
信号を増幅する増幅器チップと、増幅された電気信号を
復調する復調器チップとを備え、これら増幅器チップと
復調器チップが、前記受光素子チップとともに前記電源
回路基板と信号出力回路基板との間に配置され、増幅器
チップと受光素子チップとの間、増幅器チップと復調器
チップとの間,復調器と前記信号出力回路との間が、前
記第2ボンディングワイヤによって接続され、これら増
幅器チップ,復調器チップが、第2ボンディングワイヤ
とともに、前記透明樹脂により封止されていることを特
徴とする。第8〜第10態様の光受信装置によれば、増
幅,復調等の機能をも集積実装することが可能となり、
装置の高機能化を図ることができる。
【0015】本発明の第11態様は、(イ)発光部と、
第1電極パッドと、第2電極パッドを有し、電気信号を
光信号に変換して発光部から出射する発光素子チップ
と、(ロ)前記発光部からの光信号を端部で受ける光フ
ァイバと、(ハ)前記発光素子チップに直流バイアスを
供給するための電源回路を有する電源回路基板と、
(ニ)電気信号を入力して前記発光素子チップに送るた
めの信号入力回路を有する信号入力回路基板と、を備
え、前記発光素子チップと電源回路基板と信号入力回路
基板とを同一平面上に配置し、前記発光素子チップの第
1電極パッドと前記電源回路基板の電源回路を第1ボン
ディングワイヤで接続するとともに、前記発光素子チッ
プの第2電極パッドと前記信号入力回路基板の信号入力
回路を第2ボンディングワイヤで中継した光送信装置に
おいて、前記電源回路基板の一部と信号入力回路基板の
一部と前記発光素子チップとを、透明樹脂で覆い、この
透明樹脂が、前記第1,第2のボンディングワイヤを封
止し、前記光ファイバの端部を埋め込み状態で固定する
とともに、前記光ファイバの端部と前記発光素子チップ
の発光部との間の光信号の光路を満たすことを特徴とす
る。
【0016】第11態様の光送信装置によれば、透明樹
脂で光ファイバの端部と発光素子チップとを光学的,機
械的に結合したので、部品点数の削減、コスト低減、装
置サイズ小型化を図ることができる。また、透明樹脂
は、ボンディングワイヤの封止も兼ねているので、生産
性の向上を図ることができる。しかも,光ファイバの端
部と受光素子チップの間の光路での光信号の伝送障害が
ない。さらに、透明樹脂は、電源回路基板および信号入
力回路基板の全領域を覆わないので、樹脂材料を節約す
ることができる。
【0017】本発明の第12態様は、第11態様の光送
信装置において、前記電源回路基板が前記電源回路に接
続された電源端子を有し、前記信号入力回路基板が前記
信号入力回路に接続された信号入力端子を有し、これら
電源端子と信号入力端子が前記透明樹脂から離れている
ことを特徴とする。第12態様の光送信装置によれば、
電源端子,信号入力端子が透明樹脂から離れていて、封
止されずに露出されているので、装置完成後の任意の時
期に、導線を接続することができ、取り扱いが容易であ
る。
【0018】本発明の第13態様は、第11態様の光送
信装置において、前記光ファイバの軸芯が前記発光素子
チップの発光部の発光面に対して直交し、前記光ファイ
バの端面が軸芯と直交するとともに発光面に対して真正
面で対峙していることを特徴とする。第13態様の光送
信装置によれば、透明樹脂の光ファイバ,発光部に対す
る屈折率の整合性を高めるほど、光信号の伝送効率を向
上させることができる。
【0019】本発明の第14態様は、第11態様の光送
信装置において、前記光ファイバの端部が前記発光素子
チップの発光部の発光面に対して真正面に対峙してお
り、光ファイバの端面が発光面の法線に対して傾斜して
いることを特徴とする。本発明の第15態様は、第14
態様の光送信装置において、前記光ファイバの端面がそ
の軸芯に対して傾斜していることを特徴とする。本発明
の第16態様は、第14,第15態様の光送信装置にお
いて、前記光ファイバの軸芯が前記発光素子チップの発
光面に対して傾斜していることを特徴とする。光信号が
光ファイバの端面に入射する際、一部が反射しても、こ
の反射光が発光部戻らず、反射戻り光に起因する発光素
子チップの動作不具合、システム障害、信号伝送特性劣
化を低減することができる。
【0020】本発明の第17態様は、第11態様の光送
信装置において、前記光ファイバの軸芯が前記発光部の
発光面に対して平行をなし、前記光ファイバの端面がそ
の軸芯に対して傾斜して前記発光部の反対側を向き、こ
の端面に反射手段が付与されていることを特徴とする。
第17態様の光送信装置によれば、光ファイバを、発光
素子チップ及び回路基板が配置される平面と平行に配置
することができ、装置の小型化、特に薄化を実現するこ
とができる。
【0021】本発明の第18態様は、第11態様の光送
信装置において、さらに、前記信号入力回路からの電気
信号を電気的に処理して前記発光素子チップに送るIC
チップを備え、このICチップが、前記発光素子チップ
とともに前記電源回路基板と信号入力回路基板との間に
配置され、前記第2ボンディングワイヤによって前記発
光素子チップに接続されるとともに前記信号入力回路に
接続され、これら第2ボンディングワイヤとともに前記
透明樹脂により封止されていることを特徴とする。本発
明の第19態様は、第18態様の光送信装置において、
前記ICチップが、前記信号入力回路からの電気信号を
増幅する増幅器チップ,または前記信号入力回路からの
電気信号を変調する変調器チップ,または前記信号入力
回路からの電気信号を変調する変調器と電気信号を増幅
する増幅器とを内蔵したチップであることを特徴とす
る。本発明の第20態様は、第11態様の光送信装置に
おいて、さらに、前記信号入力回路からの電気信号を変
調する変調器チップと、変調された電気信号を増幅する
増幅器チップとを備え、これら変調器チップと増幅器チ
ップが、前記発光素子チップとともに前記電源回路基板
と信号入力回路基板との間に配置され、増幅器チップと
発光素子チップとの間、増幅器チップと変調器チップと
の間、変調器チップと前記信号入力回路との間が、前記
第2ボンディングワイヤによって接続され、これら増幅
器チップ,変調器チップが、第2ボンディングワイヤと
ともに、前記透明樹脂により封止されていることを特徴
とする。第18〜第20態様の光送信装置によれば、増
幅,変調等の機能をも集積実装することが可能となり、
装置の高機能化を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係わる光受信装置を示す。この光受信
装置は、図において左右に延びる細長い板形状の支持ベ
ース10と、この支持ベース10の中央に固定された受
光素子チップ20と、支持ベース10の左右に固定され
た電源回路基板30および信号出力回路基板40とを備
えている。
【0023】支持ベース10は、受光素子チップ20と
回路基板30,40を、同一平面上において略面一の状
態で支持している。通常、受光素子チップ20が回路基
板30,40より薄いので、中央部にマウント部11を
隆起させて、ここに受光素子チップ20を固定してい
る。
【0024】受光素子チップ20は、例えばアバランシ
ェフォトダイオードからなり、図2に示すように、中央
に受光部21を有し、左側縁の近傍に4つの電極パッド
22(第1電極パッド)を有し、右側縁の近傍に4つの
電極パッド23(第2電極パッド)を有している。図2
に示す実寸法からも明らかなように、受光素子チップ2
0は小さな正方形をなし、受光部21と電極パッド2
2,23の間隔も非常に小さい。なお、受光素子チップ
20として、pinフォトダイオードやフォトトランジ
スタを用いてもよいことは勿論である。これらpinフ
ォトダイオードやフォトトランジスタも小さなチップで
あり、受光部と電極パッドの間隔が小さい。
【0025】電源回路基板30は、基板本体31と、こ
の基板本体31に設けられた電源回路32を備えてい
る。電源回路32は、受光素子チップ20に直流バイア
スを印加するためのものであり、基板本体31の面上の
印刷導体35と、この印刷導体35に接続される種々の
必要とされる構成部品(図示しない)を有している。さ
らに基板本体31には電源端子36が設けられている。
この電源端子36は、導線を介して電源回路32を電源
(図示しない)に接続するためのものである。電源端子
36は、基板本体31において受光素子チップ20の反
対側の側縁近傍に設けられている。
【0026】信号出力回路基板40は、基板本体41
と、この基板本体41に設けられた信号出力回路42を
備えている。この信号出力回路42は、受光素子チップ
20からの電気信号を出力するためのものであり、基板
本体41の面上の印刷導体45と、この印刷導体45に
接続される種々の必要とされる構成部品(図示しない)
を有している。基板本体41には信号出力端子46が設
けられている。この信号出力端子46は、信号出力回路
42からの電気信号を、導線を介して装置外へ出力する
ためのものである。信号出力端子46は、基板本体41
において受光素子チップ20の反対側の側縁近傍に設け
られている。
【0027】電源回路基板30および信号出力回路基板
40は、受光素子チップ20の寸法(一辺0.5mm〜
1.0mm)に比べて遥かに大きく、ともに一辺5〜2
0mm程度である。
【0028】受光素子チップ20は、ボンディングワイ
ヤ101(第1ボンディングワイヤ)を介して電源回路
32に接続されている。すなわち、ボンディングワイヤ
101の一端は受光素子チップ20の電極パッド22に
接続され、他端は印刷導体35に接続されている。
【0029】受光素子チップ20は、ボンディングワイ
ヤ102(第2ボンディングワイヤ)を介して信号出力
回路42に接続されている。すなわち、ボンディングワ
イヤ102の一端は受光素子チップ20の電極パッド2
3に接続され、他端は印刷導体45に接続されている。
【0030】ボンディングワイヤ101,102は、断
面円形のものだけでなく、断面が扁平のもの(通常ボン
ディングリボンと称されているもの)をも含む。
【0031】受光素子チップ20の受光部21には、光
ファイバ50の端部51が間隔をおいて対峙している。
この間隔は、図18に示す従来装置に比べて短くレンズ
が省かれている。本実施形態では、光ファイバ50の端
部51の軸芯は、受光素子チップ20の受光部21の受
光面21aと直交している。光ファイバ50の端面51
aは、その軸芯と直交しており、受光面21aと真正面
で対峙している。
【0032】受光素子チップ20の全領域と、左右の回
路基板30,40における受光素子チップ20近傍の領
域は、一塊の透明樹脂60により覆われている。この透
明樹脂60により、光ファイバ50の端部51と受光素
子チップ20とが光学的および機械的に結合される。つ
まり、光ファイバ50の端部51が透明樹脂60に埋め
込み状態で固定され、端部51と受光素子チップ20と
の間の光路が透明樹脂60で満たされる。また、この透
明樹脂60によりボンディングワイヤ101,102が
封止されている。
【0033】前記光受信装置の最後の製造工程を説明す
ると、受光素子チップ20が基板30,40とともに支
持ベース10に固定されて上向きになった状態で、光フ
ァイバ50の端部51を位置決めして受光部21に対峙
させる。この状態で、溶融状態の透明樹脂60を一定量
だけ受光部21に向けて滴下する。なお、溶融樹脂の滴
下後に光ファイバ50の端部を樹脂内に挿入してもよ
い。この溶融樹脂60は、ボンディングワイヤ101,
102を覆うようにして広がり、硬化する。
【0034】透明樹脂60としては、界面反射を低減す
るよう、光ファイバのコア層および受光部の材料と屈折
率が整合し(できるだけ近い屈折率を有し)、かつ所望
の光信号の波長に対して透過率が良好な材料が用いられ
る。
【0035】以上のように構成された光受信装置の動作
を説明する。電源回路30からボンディングワイヤ10
1を介して、受光素子チップ20に直流バイアスが供給
され、これにより受光素子チップ20が駆動状態とな
る。光信号Lは、例えばマイクロ波又はサブマイクロ波
帯の信号であり、図1の一点鎖線矢印で示すように、光
ファイバ50の軸芯上のコア層を通り、その端面51a
から出射され、透明樹脂60を通って、受光素子チップ
20上の受光部21に入射する。受光素子チップ20で
は、光信号が電気信号に変換される。受光素子チップ2
0で得られた電気信号は、ボンディングワイヤ102お
よび信号出力回路42を中継して、信号出力端子46に
達し、ここから装置外へ出力される。
【0036】以上のように本実施形態によれば、透明樹
脂60で光ファイバ50の端部51と受光素子チップ2
0とを光学的,機械的に結合したので、従来光結合の為
に必要であったレンズ及びレンズ支持機構が不要である
ばかりか、光ファイバ50を正確に位置決めした状態で
支持する機構も不要となり、部品点数の削減、コスト低
減、装置サイズ小型化を図ることができる。
【0037】また、透明樹脂60は、ボンディングワイ
ヤ101,102の封止も兼ねており、溶融状態の透明
樹脂60の供給とその硬化を一回だけ実施すれば済む。
すなわち、ボンディングワイヤ101,102の封止と
光ファイバの結合工程を一括して実施することが可能と
なり、生産性の向上を図ることができる。しかも,従来
装置のように、ボンディングワイヤ101,102を封
止する樹脂が光ファイバ50の端部51と受光素子チッ
プ20の間の光路に入ることによる光信号の伝送障害の
可能性を解消することができる。
【0038】透明樹脂60は、基板30,40の全領域
を覆わないので、樹脂材料を節約することができる。本
実施形態では、透明樹脂60を、ボンディングワイヤ1
01,102を封止するに足る領域に限定しており、材
料の使用量を最小限にすることができる。また、電源端
子36,出力端子46が透明樹脂60から離れていて、
封止されずに露出されているので、装置完成後の任意の
時期に、導線を接続することができ、取り扱いが容易で
ある。
【0039】透明樹脂60は、電源回路32,信号出力
回路42の構成部品の一部または全部を封止してもよ
い。電源端子36,出力端子46は透明樹脂60によっ
て封止されてもよい。この場合には、端子36,46に
予め導線を接続した状態で、溶融樹脂の供給がなされ
る。
【0040】以下、本発明の他の実施形態に係わる光受
信装置について、図3〜図9を参照しながら説明する。
これら実施形態において、第1実施形態および先行して
説明する実施形態に対応する構成部には、同番号を付し
てその詳細な説明を省略する。
【0041】図3は、本発明の第2の実施の形態に係わ
る光受信装置を示す。この実施形態では、光ファイバ5
0の位置および構造が第1実施形態と異なる。詳述する
と、光ファイバ50の端部51が受光素子チップ20の
受光部21に対して、受光面21aと平行な方向に偏倚
しており、後述するように端部51から受光面21aに
対して傾斜した角度で光信号が入射するようになってい
る。本実施形態では、光ファイバ50の軸芯は受光面2
1aに対して直角をなすが、光ファイバ50の端面51
aが軸芯に対して直交しておらず傾斜している。この傾
斜した端面51aは受光部21を向いている。
【0042】第2の実施の形態に係わる光受信装置の作
用は第1実施形態と同様であるが、信号光Lの光路が異
なる。詳述すると、図3の一点鎖線で示すように、信号
光Lは、光ファイバ50の傾斜した端面51a(光ファ
イバ50と透明樹脂60の間の界面)において、屈折し
て透明樹脂60を通り、受光部21の受光面21aに傾
斜した角度で入射する。光信号の光量の大部分は受光部
21に入って電気信号に変換されるが、一部が受光面2
1aで反射される。しかし、この反射光は光ファイバ5
0の端面51aとは反対側に向かうので、光ファイバ5
0に戻らない。その結果、反射戻り光に起因するシステ
ム障害、信号伝送特性劣化を低減することができる。
【0043】図4は、本発明の第3の実施の形態に係わ
る光受信装置を示す。この実施形態では、光ファイバ5
0の端部51が受光素子チップ20の受光部21に対し
て、受光面21aと平行な方向に偏倚しており、端部5
1から受光面21aに対して傾斜した角度で光信号が入
射する点では、第2実施形態と同じである。第3実施形
態では、光ファイバ50の端面51aが軸芯と直交して
おり、端部51での軸芯が受光素子チップ20の受光面
21aに対して傾斜している。
【0044】第3の実施の形態では、図4の一点鎖線で
示すように、光信号Lが、光ファイバ50の端面51a
から屈折を伴わずに出射して透明樹脂60を通り、受光
部21の受光面21aに傾斜した角度で入射する。光信
号Lの一部がこの受光面21aで反射するが、第2実施
形態の同様に光ファイバ50に戻らない。
【0045】図5は、本発明の第4の実施の形態に係わ
る光受信装置を示す。この実施形態では、光ファイバ5
0の端部51の軸芯が受光素子チップ20の受光部21
の受光面に対して傾斜するとともに、光ファイバ50の
端面51aが軸芯に対して傾斜している。この構造は、
第2,第3の実施形態の特徴部を組合わせたものであ
り、その作用は第2,第3の実施形態での作用説明から
容易に理解できるところであるので、説明を省略する。
【0046】図6は、本発明の第5の実施の形態に係わ
る光受信装置を示す。この実施形態では、光ファイバ5
0の端部51が受光素子チップ20の受光部21の受光
面21aと平行に延びて透明樹脂60に埋め込まれてお
り、その端面51aが軸心に対して傾斜し、受光部21
の反対側を向いている。また、端面51aには、金属製
の反射膜52(反射手段)が付けられている。
【0047】図6において一点鎖線で示すように、光フ
ァイバ50を通ってきた光は端面51aに付けられた反
射膜52で反射され、光ファイバ50の端部51内を通
り、その周面から受光部21に向かって出射し、透明樹
脂60を通って受光部21に入射する。
【0048】第5実施形態の光受信装置では、光ファイ
バ50を、受光素子チップ20及び回路基板30,40
が配置される平面と平行に配置することができ、装置の
小型化、特に薄化を実現することができる。
【0049】図7は、本発明の第6の実施の形態に係わ
る光受信装置を示す。この実施形態では、増幅器チップ
70を付加した点が第1実施形態と異なる。増幅器チッ
プ70は、支持ベース10に、受光素子チップ20,回
路基板30,40とほぼ面一をなして固定されている。
増幅器チップ70は、受光素子チップ20と信号出力回
路基板40との間に配置されており、受光素子チップ2
0寄りの電極パッド71と信号出力回路基板40寄りの
電極パッド72を有している。電極パッド71と受光素
子チップ20の電極パッド23は、ボンディングワイヤ
103(第2ボンディングワイヤ)により接続され、電
極パッド72と信号出力回路基板40の印刷導体45
は、ボンディングワイヤ104(第2ボンディングワイ
ヤ)により接続されている。なお、図示しないボンディ
ングワイヤを介して電源回路32から増幅器チップ70
にもDCバイアスが供給され、増幅器が駆動される。受
光素子チップ20からの電気信号は、ボンディングワイ
ヤ103を中継して増幅器チップ70に入り、ここで増
幅されてからボンディングワイヤ104を中継して信号
出力回路42に入り、さらに信号出力端子46から出力
される。
【0050】第6実施形態の光受信装置では、透明樹脂
60が、受光素子チップ20と増幅器チップ70の全領
域と、基板30,40の限定された領域を覆い、全ての
ボンディングワイヤ101,103,104を封止する
とともに、光ファイバ50と受光素子チップ20とを光
学的,機械的に結合する。この装置では、増幅機能をも
集積実装することが可能となり、装置の高機能化を図る
ことができる。
【0051】前述した第6実施形態の光受信装置におい
て、増幅器チップ70の代わりに復調器チップを装備し
てもよい。その場合、復調機能をも集積実装することが
可能となり、装置の高機能化を図ることができる。
【0052】図8は、本発明の第7の実施の形態に係わ
る光受信装置を示す。この実施形態では、増幅器チップ
70の他に復調器チップ80を付加した点が図7の第6
実施形態と異なる。復調器チップ80は、支持ベース1
0に、受光素子チップ20,増幅器チップ70,回路基
板30,40とほぼ面一をなして固定されている。復調
器チップ80は、増幅器チップ70と信号出力回路基板
40との間に配置されており、増幅器チップ70寄りの
電極パッド81と信号出力回路基板40寄りの電極パッ
ド82を有している。電極パッド81と増幅器チップ7
0の電極パッド72は、ボンディングワイヤ105(第
2ボンディングワイヤ)により接続され、電極パッド8
2と信号出力回路基板40の印刷導体45は、ボンディ
ングワイヤ106(第2ボンディングワイヤ)により接
続されている。なお、図示しないボンディングワイヤを
介して電源回路32から復調器チップ80にも直流バイ
アスが供給され、復調器が駆動される。
【0053】受光素子チップ20からの電気信号は、ボ
ンディングワイヤ103を中継して増幅器チップ70に
入り、ここで増幅されてからボンディングワイヤ105
を中継して復調器チップ80に入り、ここで復調されて
得られたベースバンド信号がボンディングワイヤ106
を中継して信号出力回路42に入り、さらに信号出力端
子46から出力される。
【0054】第7実施形態の光受信装置では、透明樹脂
60が、受光素子チップ20,増幅器チップ70,復調
器チップ80の全領域と、基板30,40の限定された
領域を覆い、全てのボンディングワイヤ101,10
3,105,106を封止するとともに、光ファイバ5
0と受光素子チップ20とを光学的,機械的に結合す
る。この装置では、復調機能と増幅機能を集積実装する
ことが可能となり、装置のより一層の高機能化を図るこ
とができる。
【0055】第6実施形態において、増幅チップ70の
代わりに、増幅器と復調器とを含むICチップを用いて
もよい。この場合、構造は図7の第6実施形態と同様と
なり、その作用は図8の第7実施形態とほぼ同様とな
る。
【0056】図9は、本発明の第8の実施の形態に係わ
る光送信装置を示す。この実施形態は、図1に示す第1
実施形態の光受信装置と構成が似ている。すなわち、受
光素子チップ20を面発光型の発光素子チップ120に
置き換え、信号出力回路基板40を信号入力回路基板1
40に置き換えた構成となっている。
【0057】発光素子チップ120は、例えばライトエ
ミッションダイオード,レーザダイオード等からなり、
受光素子チップ20と同程度の寸法を有し、中央に発光
部121を有するとともに、左右に電極パッド122,
123(第1,第2の電極パッド)を有している。
【0058】信号入力回路基板140は、基板本体14
1と、この基板本体141に設けられた信号入力回路1
42を有している。この信号入力回路142は、発光素
子チップ120へ電気信号を送るためのものであり、基
板本体141の面上の印刷導体145と、この印刷導体
145に接続される種々の必要とされる構成部品(図示
しない)とを有している。基板本体141には、信号入
力回路142に接続されが信号入力端子146が、発光
素子チップ120の反対側の側縁近傍に設けられてい
る。信号入力回路基板140は、第1実施形態の信号出
力回路基板40と同程度の寸法を有している。
【0059】発光素子チップ120は、ボンディングワ
イヤ101(第1ボンディングワイヤ)を介して電源回
路32に接続されている。すなわち、ボンディングワイ
ヤ101の一端は発光素子チップ120の電極パッド1
22に接続され、他端は印刷導体35に接続されてい
る。
【0060】発光素子チップ120は、ボンディングワ
イヤ102(第2ボンディングワイヤ)を介して信号入
力回路142に接続されている。すなわち、ボンディン
グワイヤ102の一端は発光素子チップ120の電極パ
ッド123に接続され、他端は印刷導体145に接続さ
れている。
【0061】発光素子チップ120の発光部121に
は、光ファイバ50の端部51が間隔をおいて対峙して
いる。本実施形態では、光ファイバ50の端部51の軸
芯は、発光素子チップ120の発光部121の発光面1
21aと直交している(発光面121aの法線と平行を
なしている)。光ファイバ50の端面51aは、その軸
芯と直交しており、発光面121aと真正面で対峙して
いる。
【0062】透明樹脂60によるボンディングワイヤ1
01,102の封止、透明樹脂60による発光素子チッ
プ120と光ファイバ50の端部51との光学的,機械
的結合は第1実施形態と同じであるから説明を省略す
る。
【0063】発光素子チップ120は、電源回路30か
らの直流バイアスを受けて駆動状態となる。電気信号
は、信号入力端子146,信号入力回路142,ボンデ
ィングワイヤ102を中継して、発光素子チップ120
に入り、ここで電気信号がマイクロ波又はサブマイクロ
波帯信号からなる光信号に変換される。信号光Lは、図
9の一点鎖線矢印で示すように発光部121から出射さ
れ、透明樹脂60を通り、光ファイバ50に入射され
る。
【0064】図10は、本発明の第9の実施の形態をな
す光送信装置を示す。本実施形態では、光ファイバ50
の端面51aがその軸芯および発光面121aの法線に
対して傾斜している点だけが、第8実施形態と異なる。
【0065】図10に一点鎖線で示すように、発光部1
21から発射された光信号は、光ファイバ50の端面5
1aへと入射するが、一部は反射される。端面51aが
傾斜しているので、この反射光が発光部121へ戻ら
ず、反射戻り光に起因する発光素子チップ120の動作
不具合、システム障害、信号伝送特性劣化を低減するこ
とができる。
【0066】図11は、本発明の第10の実施の形態を
なす光送信装置を示す。本実施形態では、光ファイバ5
0の端面51aがその軸芯と直交しているが、光ファイ
バ50の軸芯が発光面121aに対して傾斜しており、
その結果、端面51aが発光面121aの法線に対して
傾斜している。他の構成は、第8実施形態と同様であ
る。この実施形態では、第9の実施形態と同様に、発光
部121からの光信号の一部が端面で反射されても、端
面51aが発光面121aの法線に対して傾斜している
ので、発光部121へ戻らない。
【0067】図12は、本発明の第11の実施の形態を
なす光送信装置を示す。本実施形態では、光ファイバ5
0の端面51aがその軸芯と傾斜しており、しかも光フ
ァイバ50の軸芯が発光面121aに対して傾斜してい
る。その結果、端面51aが発光面121aの法線に対
して傾斜している。他の構成は、第8実施形態と同様で
ある。この実施形態では、第9,第10実施形態と同様
に、発光部121からの光信号の一部が端面で反射され
ても、端面51aが発光面121aの法線に対して傾斜
しているので、発光部121へ戻らない。
【0068】図13は、本発明の第12の実施の形態に
係わる光送信装置を示す。この実施形態では、光ファイ
バ50の端部51が発光素子チップ120の発光部12
1の発光面121aと平行に延びて透明樹脂60に埋め
込まれており、その端面51aが軸心に対して傾斜し、
発光部21の反対側を向いている。また、端面51aに
は、金属製の反射膜52(反射手段)が付けられてい
る。この構造上の特徴は、図6に示す光受信装置と似て
いる。
【0069】図13において一点鎖線で示すように、発
光部121から発射された光信号は、光ファイバ50の
端部51の周面から入射し、この端部51内部を通って
端面51aに付けられた反射膜52で反射され、光ファ
イバ50のコア層に送られる。第12実施形態の光送信
装置では、光ファイバ50を、発光素子チップ120及
び回路基板30,140が配置される平面と平行に配置
することができ、装置の小型化、特に薄化を実現するこ
とができる。
【0070】図14は、本発明の第13の実施の形態に
係わる光送信装置を示す。この実施形態では、増幅器チ
ップ170を付加した点が第8実施形態と異なる。増幅
器チップ170は、発光素子チップ120と信号入力回
路基板140との間に配置されており、発光素子チップ
120寄りの電極パッド171と信号入力回路基板14
0寄りの電極パッド172を有している。電極パッド1
71と発光素子チップ120の電極パッド123は、ボ
ンディングワイヤ103により接続され、電極パッド1
72と信号入力回路基板140の印刷導体145は、ボ
ンディングワイヤ104により接続されている。なお、
図示しないボンディングワイヤを介して電源回路32か
ら増幅器チップ170にもDCバイアスが供給され、増
幅器が駆動される。信号入力端子146からの電気信号
は、ボンディングワイヤ104を中継して増幅器チップ
170に入り、ここで増幅されてからボンディングワイ
ヤ103を中継して発光素子チップ120に入り、ここ
で電気信号に変換される。
【0071】第13実施形態の光送信装置では、透明樹
脂60が、発光素子チップ120と増幅器チップ170
の全領域と、基板30,140の限定された領域を覆
い、全てのボンディングワイヤ101,103,104
を封止するとともに、光ファイバ50と発光素子チップ
20とを光学的,機械的に結合する。この装置では、増
幅機能をも集積実装することが可能となり、装置の高機
能化を図ることができる。
【0072】前述した第6実施形態の光受信装置におい
て、増幅器チップ170の代わりに変調器チップを装備
してもよい。その場合、変調機能を集積実装することが
可能となり、装置の高機能化を図ることができる。
【0073】図15は、本発明の第14の実施の形態に
係わる光送信装置を示す。この実施形態では、増幅器チ
ップ170の他に変調器チップ180を付加した点が図
14の第13実施形態と異なる。変調器チップ180
は、増幅器チップ170と信号入力回路基板140との
間に配置されており、増幅器チップ170寄りの電極パ
ッド181と信号入力回路基板140寄りの電極パッド
182を有している。電極パッド181と増幅器チップ
170の電極パッド172は、ボンディングワイヤ10
5により接続され、電極パッド182と信号入力回路基
板140の印刷導体145は、ボンディングワイヤ10
6により接続されている。なお、図示しないボンディン
グワイヤを介して電源回路32から変調器チップ180
にも直流バイアスが供給され、変調器が駆動される。
【0074】信号入力端子146からの電気信号は、ボ
ンディングワイヤ106を中継して変調器チップ180
に入り、ここで変調されてからボンディングワイヤ10
5を中継して増幅器チップ170に入り、ここで増幅さ
れてからボンディングワイヤ103を中継して発光素子
チップ120に入る。
【0075】第14実施形態の光送信装置では、透明樹
脂60が、発光素子チップ120,増幅器チップ17
0,復調器チップ180の全領域と、基板30,140
の限定された領域を覆い、全てのボンディングワイヤ1
01,103,105,106を封止するとともに、光
ファイバ50と発光素子チップ120とを光学的,機械
的に結合する。この装置では、変調機能と増幅機能を集
積実装することが可能となり、装置の高機能化を図るこ
とができる。
【0076】第13実施形態において、増幅チップ70
の代わりに、増幅器と復調器とを含むICチップを用い
てもよい。この場合、構造は第13実施形態と同様とな
り、その作用は第14実施形態とほぼ同様となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光受信装
置,光送信装置によれば、透明樹脂で光ファイバの端部
と受光素子チップまたは発光素子チップとを光学的,機
械的に結合したので、部品点数の削減、コスト低減、装
置サイズ小型化を図ることができる。また、透明樹脂
は、ボンディングワイヤの封止も兼ねているので、生産
性の向上を図ることができる。しかも,光ファイバの端
部と受光素子チップまたは発光素子チップの間の光路で
の光信号の伝送障害がない。さらに、透明樹脂は、電源
回路基板および信号入出力回路基板の全領域を覆わない
ので、樹脂材料を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図2】 第1実施形態に用いられる受光素子チップと
してのアバランシェフォトダイオードの実寸法を示す平
面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図5】 本発明の第4の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図6】 本発明の第5の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図7】 本発明の第6の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図8】 本発明の第7の実施の形態に係わる光受信装
置を示す部分断面側面図である。
【図9】 本発明の第8の実施の形態に係わる光送信装
置を示す部分断面側面図である。
【図10】 本発明の第9の実施の形態に係わる光送信
装置を示す部分断面側面図である。
【図11】 本発明の第10の実施の形態に係わる光送
信装置を示す部分断面側面図である。
【図12】 本発明の第11の実施の形態に係わる光送
信装置を示す部分断面側面図である。
【図13】 本発明の第12の実施の形態に係わる光送
信装置を示す部分断面側面図である。
【図14】 本発明の第13の実施の形態に係わる光送
信装置を示す部分断面側面図である。
【図15】 本発明の第14の実施の形態に係わる光送
信装置を示す部分断面側面図である。
【図16】 従来の光受信装置を示す部分断面側面図で
ある。
【符号の説明】
20 受光素子チップ 21 受光部 21a 受光面 22 第1電極パッド 23 第2電極パッド 30 電源回路基板 31 電源回路 32 電源端子 40 信号出力回路基板 42 信号出力回路 46 信号出力端子 50 光ファイバ 51 光ファイバの端部 51a 光ファイバの端面 60 透明樹脂 70 増幅器チップ(ICチップ),増幅器と復
調器内蔵のICチップ 80 復調器チップ(ICチップ) 101 第1ボンディングワイヤ 102〜106 第2ボンディングワイヤ 120 発光素子チップ 121 発光部 121a 発光面 140 信号入力回路基板 142 信号入力回路 146 信号入力端子 170 増幅器チップ(ICチップ),増幅器と復
調器内蔵のICチップ 180 変調器チップ(ICチップ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 AA01 BA02 BA11 CA10 DA03 DA04 DA06 DA17 5F041 AA31 AA42 AA47 DA07 DA12 DA43 DA83 EE07 FF14 5F073 AB16 AB28 EA29 FA07 FA22 FA27 FA29 5F088 AA03 AA05 AA07 BA15 BA16 BA18 BB01 JA03 JA06 JA10 JA14 JA20 KA01 KA10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)受光部と、第1電極パッドと、第2
    電極パッドを有し、受光部で受けた光信号を電気信号に
    変換する受光素子チップと、(ロ)端部から前記受光部
    に光信号を供給する光ファイバと、(ハ)前記受光素子
    チップに直流バイアスを供給するための電源回路を有す
    る電源回路基板と、(ニ)前記受光素子チップからの電
    気信号を出力するための信号出力回路を有する信号出力
    回路基板と、 を備え、前記受光素子チップと前記電源回路基板と前記
    信号出力回路基板を同一平面上に配置し、前記受光素子
    チップの第1電極パッドと前記電源回路基板の電源回路
    を第1ボンディングワイヤで接続するとともに、前記受
    光素子チップの第2電極パッドと前記信号出力回路基板
    の信号出力回路を第2ボンディングワイヤで中継した光
    受信装置において、 前記電源回路基板の一部と信号出力回路基板の一部と前
    記受光素子チップとを、透明樹脂で覆い、この透明樹脂
    が、前記第1,第2のボンディングワイヤを封止し、前
    記光ファイバの端部を埋め込み状態で固定するととも
    に、前記光ファイバの端部と前記受光素子チップの受光
    部との間の光信号の光路を満たすことを特徴とする光受
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記電源回路基板が前記電源回路に接続
    された電源端子を有し、前記信号出力回路基板が前記信
    号出力回路に接続された信号出力端子を有し、これら電
    源端子と信号出力端子が前記透明樹脂から離れているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光受信装置。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバの軸芯が前記受光素子チ
    ップの受光部の受光面に対して直交し、前記光ファイバ
    の端面が軸芯と直交するとともに受光面に対して真正面
    で対峙していることを特徴とする請求項1に記載の光受
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバの端部が前記受光素子チ
    ップの受光部に対して偏倚して配置され、この光ファイ
    バの端部からの光信号が受光部の受光面に対して傾斜し
    た角度で入射することを特徴とする請求項1に記載の光
    受信装置。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバの端面がその軸芯に対し
    て傾斜していて、前記受光部を向いていることを特徴と
    する請求項4に記載の光受信装置。
  6. 【請求項6】 前記光ファイバの軸芯が前記受光素子チ
    ップの受光面に対して傾斜していることを特徴とする請
    求項4または5に記載の光受信装置。
  7. 【請求項7】 前記光ファイバの軸芯が前記受光部の受
    光面に対して平行をなし、前記光ファイバの端面がその
    軸芯に対して傾斜して前記受光部の反対側を向き、この
    端面に反射手段が付与されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光受信装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記受光素子チップからの電気
    信号を電気的に処理して前記信号出力回路に送るICチ
    ップを備え、このICチップが、前記受光素子チップと
    とともに前記電源回路基板と信号出力回路基板との間に
    配置され、前記第2ボンディングワイヤによって前記受
    光素子チップに接続されるとともに前記信号出力回路に
    接続され、これら第2ボンディングワイヤとともに前記
    透明樹脂により封止されていることを特徴とする請求項
    1に記載の光受信装置。
  9. 【請求項9】 前記ICチップが、前記受光素子チップ
    からの電気信号を増幅する増幅器チップ,または前記受
    光素子チップからの電気信号を復調する復調器チップ,
    または前記受光素子チップからの電気信号を増幅する増
    幅器と増幅された電気信号を復調する復調器とを内蔵し
    たチップであることを特徴とする請求項8に記載の光受
    信装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記受光素子チップからの電
    気信号を増幅する増幅器チップと、増幅された電気信号
    を復調する復調器チップとを備え、これら増幅器チップ
    と復調器チップが、前記受光素子チップとともに前記電
    源回路基板と信号出力回路基板との間に配置され、増幅
    器チップと受光素子チップとの間、増幅器チップと復調
    器チップとの間,復調器と前記信号出力回路との間が、
    前記第2ボンディングワイヤによって接続され、これら
    増幅器チップ,復調器チップが、第2ボンディングワイ
    ヤとともに、前記透明樹脂により封止されていることを
    特徴とする請求項1に記載の光受信装置。
  11. 【請求項11】(イ)発光部と、第1電極パッドと、第
    2電極パッドを有し、電気信号を光信号に変換して発光
    部から出射する発光素子チップと、(ロ)前記発光部か
    らの光信号を端部で受ける光ファイバと、(ハ)前記発
    光素子チップに直流バイアスを供給するための電源回路
    を有する電源回路基板と、(ニ)電気信号を入力して前
    記発光素子チップに送るための信号入力回路を有する信
    号入力回路基板と、 を備え、前記発光素子チップと前記電源回路基板と前記
    信号入力回路基板とを同一平面上に配置し、前記発光素
    子チップの第1電極パッドと前記電源回路基板の電源回
    路を第1ボンディングワイヤで接続するとともに、前記
    発光素子チップの第2電極パッドと前記信号入力回路基
    板の信号入力回路を第2ボンディングワイヤで中継した
    光送信装置において、 前記電源回路基板の一部と信号入力回路基板の一部と前
    記発光素子チップとを、透明樹脂で覆い、この透明樹脂
    が、前記第1,第2のボンディングワイヤを封止し、前
    記光ファイバの端部を埋め込み状態で固定するととも
    に、前記光ファイバの端部と前記発光素子チップの発光
    部との間の光信号の光路を満たすことを特徴とする光送
    信装置。
  12. 【請求項12】 前記電源回路基板が前記電源回路に接
    続された電源端子を有し、前記信号入力回路基板が前記
    信号入力回路に接続された信号入力端子を有し、これら
    電源端子と信号入力端子が前記透明樹脂から離れている
    ことを特徴とする請求項11に記載の光送信装置。
  13. 【請求項13】 前記光ファイバの軸芯が前記発光素子
    チップの発光部の発光面に対して直交し、前記光ファイ
    バの端面が軸芯と直交するとともに発光面に対して真正
    面で対峙していることを特徴とする請求項11に記載の
    光送信装置。
  14. 【請求項14】 前記光ファイバの端部が前記発光素子
    チップの発光部の発光面に対して真正面に対峙してお
    り、光ファイバの端面が発光面の法線に対して傾斜して
    いることを特徴とする請求項11に記載の光送信装置。
  15. 【請求項15】 前記光ファイバの端面がその軸芯に対
    して傾斜していることを特徴とする請求項14に記載の
    光送信装置。
  16. 【請求項16】 前記光ファイバの軸芯が前記発光素子
    チップの発光面に対して傾斜していることを特徴とする
    請求項14または15に記載の光送信装置。
  17. 【請求項17】 前記光ファイバの軸芯が前記発光部の
    発光面に対して平行をなし、前記光ファイバの端面がそ
    の軸芯に対して傾斜して前記発光部の反対側を向き、こ
    の端面に反射手段が付与されていることを特徴とする請
    求項11に記載の光送信装置。
  18. 【請求項18】 さらに、前記信号入力回路からの電気
    信号を電気的に処理して前記発光素子チップに送るIC
    チップを備え、このICチップが、前記発光素子チップ
    とともに前記電源回路基板と信号入力回路基板との間に
    配置され、前記第2ボンディングワイヤによって前記発
    光素子チップに接続されるとともに前記信号入力回路に
    接続され、これら第2ボンディングワイヤとともに前記
    透明樹脂により封止されていることを特徴とする請求項
    11に記載の光送信装置。
  19. 【請求項19】 前記ICチップが、前記信号入力回路
    からの電気信号を増幅する増幅器チップ,または前記信
    号入力回路からの電気信号を変調する変調器チップ,ま
    たは前記信号入力回路からの電気信号を変調する変調器
    と電気信号を増幅する増幅器とを内蔵したチップである
    ことを特徴とする請求項18に記載の光送信装置。
  20. 【請求項20】 さらに、前記信号入力回路からの電気
    信号を変調する変調器チップと、変調された電気信号を
    増幅する増幅器チップとを備え、これら変調器チップと
    増幅器チップが、前記発光素子チップとともに前記電源
    回路基板と信号入力回路基板との間に配置され、増幅器
    チップと発光素子チップとの間、増幅器チップと変調器
    チップとの間、変調器チップと前記信号入力回路との間
    が、前記第2ボンディングワイヤによって接続され、こ
    れら増幅器チップ,変調器チップが、第2ボンディング
    ワイヤとともに、前記透明樹脂により封止されているこ
    とを特徴とする請求項11に記載の光送信装置。
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