JP2005251966A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光素子と光ファイバ(光導波路)との接続における構造上および製造工程上の不具合を解決し、光素子と光ファイバないしは光導波路との光結合が高効率に行える構造および製造方法を提供する。
【解決手段】 光素子チップ1は、発光部2が形成された面を下に向けて実装基板4に搭載されている。光素子チップ1と実装基板4との間にはアンダーフィル樹脂6が充填され、発光部2を保護している。光素子チップ1の発光部2から出た光は上方に進行し、光入出力用の開口部である溝7を通って光ファイバ8に達する。光素子チップ1と光ファイバ8とは、光素子チップ1の発光部2から出た光が光ファイバ8のコア9に効率よく入射するように、光軸合わせがなされている。光素子チップ1と光ファイバ8との間には、光軸がずれるのを防ぐための樹脂10が充填されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 光素子チップ1は、発光部2が形成された面を下に向けて実装基板4に搭載されている。光素子チップ1と実装基板4との間にはアンダーフィル樹脂6が充填され、発光部2を保護している。光素子チップ1の発光部2から出た光は上方に進行し、光入出力用の開口部である溝7を通って光ファイバ8に達する。光素子チップ1と光ファイバ8とは、光素子チップ1の発光部2から出た光が光ファイバ8のコア9に効率よく入射するように、光軸合わせがなされている。光素子チップ1と光ファイバ8との間には、光軸がずれるのを防ぐための樹脂10が充填されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、情報通信の分野において用いられる半導体光素子を備えた半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
近年、コンピュータによるネットワークを介した情報通信が頻繁に行われるようになり、伝送される情報量も画像を含んだ大容量のファイルが増大してきている。
このような大容量の情報通信は、電気信号を光信号に変換する半導体レーザあるいは発光ダイオード等の光半導体素子に光ファイバのような光導波路を接続して行われる。
例えば非特許文献1(オプティクス コミュニケーションズ4、4(1971年)第307頁から第309頁(Optics Communications, Volume 4, Number 4(1971),pp307-309))には、GaAs/AlGaAsのヘテロ接合を用いた発光ダイオードからの光を光ファイバに結合させる部位の構造が記載されている。
特許文献1(特開2001−59923号公報)には、半導体発光素子と光ファイバとの結合に関し、半導体発光素子を固定する半導体チップまたは基板に貫通穴を形成し、その貫通穴に光ファイバを通して半導体発光素子と光ファイバとを光接続する構造が記載されている。
また、非特許文献2(応用物理学会 第50回応用物理学関係連合講演会講演予稿集N0.3 1253頁 講演番号27a-W-3、2003年3月27日から30日 神奈川大学)には、感光性ポリイミドを用いた自己形成光導波路の形成方法が報告されている。また、この非特許文献2には、光の照射によって光透過部の屈折率が変化する材料の例が記載されている。
また、特許文献2(特開平9−90153号公報)は、複数の光デバイスの間の全部または1部に光屈折率材料を配置し、1つまたは複数の光デバイスから光を照射して光屈折率材料に屈折率分布を付与することにより形成された光デバイス間の片方向または双方向の光結合路を含んだ光コネクタを開示している。このコネクタは、上記複数の光デバイスの少なくとも1つを脱着可能とすることによって、光デバイス間の光結合の簡便化、高効率化を図っている。
特開2001−59923号公報
特開平9−90153号公報
オプティクス コミュニケーションズ4、4(1971年)第307頁から第309頁(Optics Communications, Volume 4, Number 4(1971),pp307-309)
応用物理学会 第50回応用物理学関係連合講演会講演予稿集N0.3 1253頁 講演番号27a-W-3、2003年3月27日から30日 神奈川大学
上記非特許文献1に記載された発光ダイオードと光ファイバの接続構造では、光ファイバの先端部分が発光ダイオードに形成された溝の中へ挿入できるように光ファイバの外形寸法が制約されている。光ファイバの外形寸法が大きい場合には、発光ダイオードに形成される溝の外形も大きくしなければならない。このためには、発光ダイオードの製作工程において、より大面積の半導体結晶部分を除去しなければならず、工程コストが増大するという問題がある。また、半導体結晶が削られることによって結晶基材部が減少するため、結晶全体の力学的強度が低下して変形し易くなるという新たな不具合も発生する。
特許文献1に記載された接続構造においては、半導体チップまたは基板に形成された貫通穴に光ファイバを通す工程で、光ファイバ先端部と貫通穴の内面が機械的に接触するためにゴミが発生し、このゴミが光路の一部を塞ぐ結果、半導体発光素子と光ファイバとの光接続の損失が増大する虞れがある。
本発明の目的は、半導体光素子と光導波路とからなる光接続構造の接合効率を増大させる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明では、光入出力部となる光素子チップの裏面に溝を形成した半導体光素子に光ファイバを結合する構造において、光ファイバ端面を溝内に挿入せず、光素子チップに近接した位置に固定する。このとき、光ファイバ端面と光素子チップの溝部との間に生じる空間には、光透過性の良い樹脂を充填する。この樹脂には、光ファイバを通して導いた光が樹脂内を透過する過程において樹脂の化学的性質が変化し、光学的屈折率が高くなるような材料を用いる。さらに、発光素子の場合は、発光部から出た光が樹脂内を透過する際、樹脂の化学的性質が変化し、それによって光透過部の屈折率が増大する性質を持った樹脂を用いる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
光素子と光ファイバとの結合効率を増大させる構造が簡易に製造できるので、製造、組み立てコストの大幅な削減と製造歩留まりの向上、ならびに製品の信頼性向上が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態による半導体装置の光素子と光ファイバとの結合部の構造を模式的に示す断面図である。ここで光素子は、具体的には半導体レーザあるいは発光ダイオードなどの発光素子を想定している。
図1は、本実施の形態による半導体装置の光素子と光ファイバとの結合部の構造を模式的に示す断面図である。ここで光素子は、具体的には半導体レーザあるいは発光ダイオードなどの発光素子を想定している。
光素子チップ1は、発光部2が形成された面を下に向けて配置され、バンプ電極3を介して実装基板4の電極5に接続されている。光素子チップ1と実装基板4との間にはアンダーフィル樹脂6が充填され、発光部2を保護している。
光素子チップ1の上面には溝7が形成されており、この溝7の上方には、光導波路を構成する光ファイバ8の一端面が配置されている。光素子チップ1の上面の溝7は、光入出力用の開口部を構成し、発光部2から出た光を上方の光ファイバ8に効率よく入射させる。すなわち、光素子チップ1の発光部2から出た光は上方に進行し、光入出力用の開口部である溝7を通って光ファイバ8に達するようになっている。図に示すように、光ファイバ8の一端面は、溝7(開口部)よりも上方に配置されている。これにより、光ファイバ8の外形寸法が大きい場合でも、溝7の寸法を小さくできるので、溝7の加工が容易になり、かつ光素子チップ1の力学的強度の低下を防ぐことができる。
光素子チップ1と光ファイバ8とは、光素子チップ1の発光部2から出た光が光ファイバ8のコア9に効率よく入射するように、光軸合わせがなされている。そして、光素子チップ1と光ファイバ8との間には、この光軸がずれるのを防ぐための樹脂10が充填されている。
上記のように構成された半導体装置を製造するには、まず、図2に示すように、光素子チップ1のバンプ電極3を実装基板4の電極5にフリップチップ接続する。次に、図3に示すように、光素子チップ1の溝7と光ファイバ8の端面とを接近させた後、注射器12を使ってそれらの間に液状樹脂10aを注入する。液状樹脂10aの注入は、光素子チップ1の溝7と光ファイバ8の端面とを接近させる前に行ってもよい。いずれの場合においても、光ファイバ8のコア9は、光素子チップ1の発光部2から出る光の進行方向の軸とのずれが少なくなるような位置合わせが必要である。その後、図4に示すように、液状樹脂10aを硬化させることにより、光素子チップ1と光ファイバ8との間に樹脂10を形成する。
光素子チップ1と光ファイバ8との間に樹脂10を形成した後、図5に示すように、光素子チップ1と光ファイバ8との光結合が高い効率になるよう、光ファイバ8のコア9を通して樹脂10に青紫色の光や紫外線を照射してもよい。紫外線としては、水銀ランプ光源を利用した波長スペクトル200nmから500nmの範囲にまたがるブロードな光を用いたり、あるいは波長400nm帯の青紫色のレーザ光を利用してもよい。この光が樹脂10の光路となる部分に照射されると、樹脂10の内部に光化学反応が生じ、光に対する屈折率が局所的に高くなる。樹脂10の材料として、エポキシ系感光性硬化型樹脂を用いた場合、上述の光照射の結果、光ファイバ8のコア9と光素子チップ1の発光部2とが光結合に最適となるよう、樹脂10の内部に高屈折率部11が形成された。
光素子チップ1と光ファイバ8との間に樹脂10を充填した場合としない場合とで、さらに樹脂10に光を照射して高屈折率部11を形成した場合としない場合とで、光接続部の光結合特性を評価したところ、樹脂10を充填しない場合は、光接続損失が1.5〜3デシベル(dB)であった。そして、長時間にわたる使用の結果、周囲の環境温度変化や機械的振動により、光接続部の結合損失が徐々に増大する傾向が現れた。
一方、樹脂10を充填した場合は、光接続部の結合損失が0.5〜0.3デシベルに低減された。さらに、樹脂10の内部に高屈折率部11を形成した場合は、光接続損失が0.2〜0.5デシベル(dB)の範囲まで低減した。
本実施の形態では、光素子として発光素子を用いた場合について説明したが、受光素子を用いる場合であっても、本実施の形態と同様な構造および製造工程を適用できる。この場合は、光素子の受光部が光素子チップ1の発光部2に相当する。
(実施の形態2)
図6は、本実施の形態による半導体装置を示す斜視図である。この半導体装置は、1×4アレー状の光素子チップ24とその制御用IC(またはLSI)22とを1つの実装基板21上に集積化実装した光インターコネクションモジュールを光ファイバ26と接続したものである。光素子チップ24の光取り出し用開口部25には、光ファイバ26の端面を接近させ、この部分における光接合効率を向上させるために、本発明の構造を適用している。なお、符号23は光素子チップ24のバンプ電極、27は制御用IC22のバンプ電極、28は光素子チップ24と制御用IC22とを電気的に接続する配線である。
図6は、本実施の形態による半導体装置を示す斜視図である。この半導体装置は、1×4アレー状の光素子チップ24とその制御用IC(またはLSI)22とを1つの実装基板21上に集積化実装した光インターコネクションモジュールを光ファイバ26と接続したものである。光素子チップ24の光取り出し用開口部25には、光ファイバ26の端面を接近させ、この部分における光接合効率を向上させるために、本発明の構造を適用している。なお、符号23は光素子チップ24のバンプ電極、27は制御用IC22のバンプ電極、28は光素子チップ24と制御用IC22とを電気的に接続する配線である。
図7は、図6のA−B線に沿った断面図である。光素子チップ24は、実装基板21上にフリップチップ実装された状態で電極部の接続がなされており、光ファイバ26と光素子チップ24との光接続部分には、樹脂28が充填されている。また、光接続部の効率を向上させるために、光路となる樹脂28の一部が周囲よりも屈折率の高い高屈折率部29になっている。樹脂材料としてエポキシ系樹脂を用い、1×4アレー状の光素子チップ24と4本の光ファイバ26との光接続を評価したところ、接続損失は、0.2〜0.3dBであった。
(実施の形態3)
図8は、本実施の形態による半導体装置を示す断面図である。この半導体装置は、光ファイバの端面を斜め45度にカットし、光軸が90度の変換をして接続される構造を有している。
図8は、本実施の形態による半導体装置を示す断面図である。この半導体装置は、光ファイバの端面を斜め45度にカットし、光軸が90度の変換をして接続される構造を有している。
光ファイバ31のコア32を伝播する光は、光ファイバ31の端面31aで光路が90度曲げられ、コア32の軸に対して垂直の方向に進行する。光ファイバ31の端面31aでは、光ファイバ31を構成する材料の屈折率が空気の屈折率よりも大きいため、光の全反射が起こり、光路が直角に曲げられる現象を利用している。
前記実施の形態1、2と同様、光素子チップ33と光ファイバ31との間には樹脂34が充填され、樹脂34の光路となる部分には、高屈折率部35が形成されている。樹脂34の材料は、例えばポリイミド系樹脂である。
図9は、上記の接続構造を用いて1×4アレー状の光素子チップ33と光ファイバ31とを接続した光モジュール主要部の斜視図である。実装基板36上には、光素子チップ33とその制御用IC37とがフリップチップ実装され、配線38を介して電気的に接続されている。4本の光ファイバ31のコア32と光素子チップ33のそれぞれの発光部とは、図8と同じ構造で接続されている。
(実施の形態4)
図10は、本実施の形態による半導体装置を示す断面図である。この半導体装置は、前記実施の形態3と同様、光ファイバ41の端面41aを斜め45度にカットし、光軸が90度の変換をして接続される構造を有しているが、光素子チップ43は、前記実施の形態1〜3で用いた光素子チップよりも厚さが約1桁薄い10マイクロメートル(μm)程度の薄膜状構造を有している。
図10は、本実施の形態による半導体装置を示す断面図である。この半導体装置は、前記実施の形態3と同様、光ファイバ41の端面41aを斜め45度にカットし、光軸が90度の変換をして接続される構造を有しているが、光素子チップ43は、前記実施の形態1〜3で用いた光素子チップよりも厚さが約1桁薄い10マイクロメートル(μm)程度の薄膜状構造を有している。
光ファイバ41のコア42を伝播する光は、光ファイバ41の端面41aで光路が90度曲げられ、コア42の軸に対して垂直の方向に進行する。また、光素子チップ43と光ファイバ41との間には樹脂44が充填されている。
図11は、樹脂44の光路となる部分に紫外線を照射することによって、高屈折率部45を形成した構造である。また、図12は、実装基板46に搭載された制御用LSI47の上に光素子チップ43を重ね、この光素子チップ43と光ファイバ41との接続を1×4のアレー状にしたモジュールの斜視図である。本実施の形態においても、光素子チップ43と光ファイバ41との光接続を評価したが、接続損失は、0.2〜0.3dBであった。
図13は、制御用LSI47に光素子チップ43を搭載したものを半田バンプ48を介して実装基板46にフリップチップ実装したモジュールの斜視図である。この場合、光ファイバ41は、実装基板46に形成された溝49の内部に嵌め込まれ、位置ずれしないように固定されている。
図14は、図13に示すモジュールを光導波路(光ファイバ41)の光軸に並行な方向から見た断面図である。樹脂44は、光透過性を有する樹脂からなり、エポキシ系、ポリイミド系いずれの樹脂も使用できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、コンピュータによるネットワークを介した大容量情報通信に不可欠の半導体装置における光接続構造に適用することができる。
1 光素子チップ
2 発光部
3 バンプ電極
4 実装基板
5 電極
6 アンダーフィル樹脂
7 溝
8 光ファイバ
9 コア
10 樹脂
10a 液状樹脂
11 高屈折率部
12 注射器
21 実装基板
22 制御用IC
23 バンプ電極
24 光素子チップ
25 開口部
26 光ファイバ
27 バンプ電極
28 樹脂
29 高屈折率部
31 光ファイバ
31a 端面
32 コア
33 光素子チップ
34 樹脂
35 高屈折率部
36 実装基板
37 制御用IC
38 配線
41 光ファイバ
41a 端面
42 コア
43 光素子チップ
44 樹脂
45 高屈折部
46 実装基板
47 制御用LSI
48 半田バンプ
49 溝
2 発光部
3 バンプ電極
4 実装基板
5 電極
6 アンダーフィル樹脂
7 溝
8 光ファイバ
9 コア
10 樹脂
10a 液状樹脂
11 高屈折率部
12 注射器
21 実装基板
22 制御用IC
23 バンプ電極
24 光素子チップ
25 開口部
26 光ファイバ
27 バンプ電極
28 樹脂
29 高屈折率部
31 光ファイバ
31a 端面
32 コア
33 光素子チップ
34 樹脂
35 高屈折率部
36 実装基板
37 制御用IC
38 配線
41 光ファイバ
41a 端面
42 コア
43 光素子チップ
44 樹脂
45 高屈折部
46 実装基板
47 制御用LSI
48 半田バンプ
49 溝
Claims (5)
- 光入出力用の開口部が形成された半導体光素子と、光の入出力を行う光導波路とからなる光接続構造を有する半導体装置であって、
前記光導波路の端面が前記半導体光素子の開口部の外に位置しており、前記半導体光素子と前記光導波路との間に樹脂が充填されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、前記半導体光素子と前記光導波路との間に充填された前記樹脂の一部には、光の屈折率が周囲よりも高い高屈折率部が形成されていることを特徴とする半導体装置。
- 請求項1または2記載の半導体装置において、前記光導波路の前記端面は、前記光導波路の光軸に対して斜めに形成され、前記半導体光素子は、前記光導波路のコアに対して直角の方向に光の入出力を行うことを特徴とする半導体装置。
- 請求項1、2または3記載の半導体装置において、前記半導体光素子に前記光導波路が複数接続されていることを特徴とする半導体装置。
- 光入出力用の開口部が形成された半導体光素子と、光の入出力を行う光導波路とからなる光接続構造を有し、
前記光導波路の端面が前記半導体光素子の開口部の外に位置しており、前記半導体光素子と前記光導波路との間に樹脂が充填されている半導体装置の製造方法であって、
前記半導体光素子と前記光導波路との間に前記樹脂を充填した後、前記光導波路を通じて前記樹脂の一部に紫外線を照射することにより、前記樹脂の一部に光の屈折率が周囲よりも高い高屈折率部を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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CN107402424A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-11-28 | 江苏长电科技股份有限公司 | 垂直型光电收发功能一体的SiP封装结构及其工艺方法 |
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