JPH088818A - 電子回路一体型光送受信モジュール - Google Patents

電子回路一体型光送受信モジュール

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JPH088818A
JPH088818A JP6135428A JP13542894A JPH088818A JP H088818 A JPH088818 A JP H088818A JP 6135428 A JP6135428 A JP 6135428A JP 13542894 A JP13542894 A JP 13542894A JP H088818 A JPH088818 A JP H088818A
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JP
Japan
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optical
substrate
circuit
transceiver module
electronic circuit
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Application number
JP6135428A
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English (en)
Inventor
Kenji Akiba
健次 秋葉
Naoto Uetsuka
尚登 上塚
Kazuo Sato
佐藤  一雄
Mitsuhiro Shikida
光宏 式田
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Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで低価格な電子回路一体型光送受
信モジュールを提供する。 【構成】 1枚の基板2の片面に配線パターン5を形成
してこの配線面6に光源7、受光器8及び電子回路9を
搭載し、この基板2の反対面に光回路10を形成し、こ
の光回路10と上記光源7及び受光器8とを基板2の両
面間で光結合し、この基板2をパッケージ1に収容し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光送受信を行うために
光源、受光器、光回路及び電子回路を内蔵した光送受信
モジュールに係り、特に、コンパクトで低価格な電子回
路一体型光送受信モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a)〜図4(c)に従来の光送受
信モジュールを示す。光送受信モジュールは光信号の合
分波又は分岐を行う光回路41、送信用の電気信号を光
信号に変換するレーザダイオード42、受信した光信号
を電気信号に変換するフォトダイオード43、レーザダ
イオード42からの光信号を光回路41に入射するため
のレンズ44、レーザダイオード42を駆動するための
ドライバ45、フォトダイオード43からの電気信号を
取り出すためのプリアンプ46、光信号のやりとりを行
う光ファイバ47、電気信号のやりとりを行う電気配線
48及び電極49から構成されている。以上の各部は、
ハンダ等の固定手段50により金属製のパッケージ51
に固定されている。このパッケージ51は気密封止され
ている。光回路41は半導体又はガラスからなる基板5
3上に形成されたガラス導波路である。レーザダイオー
ド42及びフォトダイオード43、ドライバ45、プリ
アンプ46は、いずれもモジュール部品、即ち、素子や
ICチップをパッケージに収容し、配線端子を付けたも
のが使用されている。
【0003】図4(b)に示されるように、送信する電
気信号は電極49に入力され、ドライバ45,電気配線
48を経由してレーザダイオード42に至り、レーザダ
イオード42で光信号に変換される。この光信号はレン
ズ44で集光され、導波路端面41bから光回路41に
入射し、光回路41を経由して導波路端面41aから光
ファイバ47へ出射する。
【0004】図4(c)に示されるように、受信した光
信号は、光ファイバ47,導波路端面41a,光回路4
1,導波路端面41cを経由してフォトダイオード43
に入射し、フォトダイオード43で電気信号に変換され
る。この電気信号は、電気配線48,プリアンプ46を
経由して電極49に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光送受信モジュ
ールは、これを構成する光回路、光素子(光源、受光
器)、電子回路(ドライバ、プリアンプ)がそれぞれ独
立したモジュール部品であり、これらのモジュール部品
をパッケージに組み込むものであった。各モジュール部
品がそれなりの大きさを持っているので、これらを配置
するためにパッケージの寸法が大きくなる欠点があっ
た。また、各モジュール部品の価格が高いことや、パッ
ケージが大きいことから光送受信モジュールの価格が高
くなるという欠点があった。
【0006】光送受信モジュールのコンパクト化と低価
格化とを図るために、1枚の基板上に光素子と電子回路
を搭載するものが提案されているが、基板の片面に光回
路と配線パターンとを複合して形成するために基板加工
工程が複雑になってしまう。また、光回路と配線パター
ンとが交差するような部品配置はできないので、基板面
積の縮小には限界がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、コンパクトで低価格な電子回路一体型光送受信モジ
ュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光源、受光器、光回路及び電子回路を1つ
のパッケージに収容し、光信号及び電気信号の授受のた
めに光ファイバ及び電極をパッケージの外へ引き出した
光送受信モジュールにおいて、1枚の基板の片面に配線
パターンを形成してこの配線面に光源、受光器及び電子
回路を搭載し、この基板の反対面に光回路を形成し、こ
の光回路と上記光源及び受光器とを基板の両面間で光結
合し、この基板をパッケージに収容したものである。
【0009】上記基板を上記パッケージに固定し、上記
光ファイバ及び電極を上記基板に固定し、上記光ファイ
バ及び電極を上記パッケージに固定し、上記パッケージ
を気密封止してもよい。
【0010】上記光回路に少なくとも1つの入出力端と
対応する入力端及び出力端とを形成し、この入出力端に
上記光ファイバを光結合して1つの光ファイバで送信と
受信とができるようにしてもよい。
【0011】上記基板に半導体基板を用い、この半導体
基板の片面にガラス又は半導体からなる平面型導波路を
設けて上記光回路とし、上記半導体基板の両面間を少な
くとも上記光結合のために光が透過するようにしてもよ
い。
【0012】上記光回路に光信号を配線面に向けて反射
する反射面を形成してもよい。
【0013】上記基板にV字状溝を形成し、このV字状
溝に上記光回路に光結合される上記光ファイバを固定で
きるようにしてもよい。
【0014】上記基板の配線面にマイクロレンズを設
け、このマイクロレンズを覆うように上記光源及び受光
器を搭載し、上記光源及び受光器がマイクロレンズを介
して上記光回路に臨むようにしてもよい。
【0015】上記光回路に、少なくとも、異なる波長の
光を合分波する合分波器又はひとつの光信号を複数に分
岐する光分岐器のいずれかを用いてもよい。
【0016】上記光源に半導体レーザダイオードのベア
チップを用い、上記受光器にフォトダイオードのベアチ
ップを用い、上記電子回路に上記半導体レーザダイオー
ドのための駆動回路ICのベアチップと上記フォトダイ
オードのためのプリアンプICのベアチップとを用いて
もよい。
【0017】上記基板の配線面に金属膜を形成し、この
金属膜に球状のハンダバンプを介して上記各ベアチップ
を固定してもよい。
【0018】上記ハンダバンプをリフローすることによ
り上記各ベアチップを位置合わせしてもよい。
【0019】
【作用】上記構成によれば、基板の片面を配線パターン
と回路部品の実装とに利用し、反対面を光回路に利用し
ているため利用面積を集約することができる。このよう
に基板の両面を光用と電気用とに切り分ける場合、光と
電気とを使用する光素子をどのようにするかが問題とな
るが、本発明にあっては、光素子を配線面に置き、光回
路と光素子とを基板の両面間で光結合したので、配線面
には光回路が全く不要となり、基板の両面を光用と電気
用とに明確に切り分けることができた。
【0020】さて、本発明にあっては、基板の片面に配
線パターンが形成され、その反対面に光回路が形成され
る。光源、受光器及び電子回路は基板の配線面に搭載さ
れる。光回路と光源及び受光器とが基板の両面間で光結
合される。この構成により、光回路を経由して送受され
る光信号は光源及び受光器に入出射される。電気信号は
配線パターンを経由して電子回路に入出力される。
【0021】この構成にあっては、光回路と配線パター
ンとが別々の面に形成されるので基板加工工程が複雑に
ならない。また、光回路と配線パターンとが交差しても
よいので部品配置が自由になり、基板面積が縮小でき、
従って、基板を収容するパッケージも小さくできる。
【0022】また、光源、受光器、光回路及び電子回路
が1枚の基板に一体化されているので、基板をパッケー
ジに固定し、光ファイバ及び電極を基板に固定し、光フ
ァイバ及び電極をパッケージに固定するという簡単な工
程で電子回路一体型光送受信モジュールを組み立てるこ
とができる。
【0023】1つの光ファイバで送信と受信とを行うた
めに、光回路に少なくとも1つの入出力端と対応する入
力端及び出力端とを形成する。この入出力端に光ファイ
バを光結合すれば、入力端及び出力端より送信及び受信
いずれかの光信号をそれぞれ入出射することができる。
【0024】基板には半導体基板を用いることができ
る。この半導体基板の片面にガラス又は半導体からなる
平面型導波路を設ける。即ち、平面型導波路で光回路が
構成される。光回路と光源及び受光器とを光結合するた
めには、半導体基板の両面間を光が透過する必要があ
る。例えば、使用される光信号の帯域において光が半導
体基板を透過するようにしてもよいし、光源及び受光器
の光結合に要する部分だけ半導体基板に孔を開けてもよ
い。
【0025】光回路に光信号を配線面に向けて反射する
反射面を形成することにより、この反射面を介して光回
路と光源及び受光器とを光結合することができる。
【0026】基板にV字状溝を形成することにより、こ
のV字状溝に光回路に光結合される光ファイバを安定に
かつ位置決めして固定することができる。
【0027】基板の配線面にマイクロレンズを設け、こ
のマイクロレンズを覆うように上記光源及び受光器を搭
載する。光源及び受光器がマイクロレンズを介して光回
路に臨むようにする。即ち、光源及び受光器は、その発
光面、受光面を基板に向けて搭載される。これにより、
光回路と光源及び受光器とをマイクロレンズを介して光
結合することができる。
【0028】光回路に異なる波長の光を合分波する合分
波器を用いることにより、送信と受信との光信号の波長
帯域が異なる方式において、1つの光ファイバで送信と
受信とを行うことができる。また、光回路にひとつの光
信号を複数に分岐する光分岐器を用いることにより、同
一波長帯域で送受信する方式において、1つの光ファイ
バで送信と受信とを行うことができる。
【0029】光源には半導体レーザダイオードが、受光
器にはフォトダイオードが好適である。電子回路には、
半導体レーザダイオードのための駆動回路とフォトダイ
オードのためのプリアンプが必要である。これらの電子
回路は、それぞれICで構成できる。これらの光素子、
電子回路ICは、配線パターンと同じ面に実装されるの
で、リードを持たないチップで構成するのがよく、ま
た、基板をパッケージに収容するので、部品にはモジュ
ール化されたものを使用する必要がなく、ベアチップを
使用することができる。ベアチップを使用することによ
り、部品が占める面積が小さくなり、基板面積が縮小さ
れる。
【0030】基板の配線面に金属膜を形成する。この金
属膜は配線パターンの一部であってもよい。この金属膜
に球状のハンダバンプを介して各ベアチップを固定す
る。ハンダバンプで固定することにより、同時に、配線
パターンとベアチップとの電気的導通を図ることができ
る。
【0031】ハンダバンプをリフローすることにより、
表面張力の作用によってベアチップが自動的に位置合わ
せされる。従って、実装工程が簡素化される。
【0032】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0033】図1(a)、図1(b)は、本発明の電子
回路一体型光送受信モジュール(以下、光送受信モジュ
ールという)を表裏から見た図であり、それぞれ一部を
破断して内部を示してある。
【0034】図1(a)に示されるように、光送受信モ
ジュールは、パッケージ1内に基板2を収容したもので
あり、パッケージ1の内外を貫く光ファイバ3及び電極
4が設けられている。基板2の片面にプリント配線によ
る配線パターン5が形成され、この配線面6に各種部品
が搭載されている。
【0035】配線面6に搭載されている部品は、光源7
として面発光レーザダイオードチップ7a、受光器8と
してフォトダイオードチップ8a、電子回路9として光
源7を駆動するドライバICチップ9a及び受光器8の
電気信号を増幅するプリアンプICチップ9bである。
これらのチップ7a,8a,9a,9bは全てベアチッ
プである。各チップは、それぞれ対応する配線パターン
5に対してハンダで固定されている。また、面発光レー
ザダイオードチップ7a及びフォトダイオードチップ8
aは、図3(c)及び図3(d)に示されるように、そ
れぞれ発光面、受光面を基板2に向けて搭載されてお
り、この発光面、受光面に対向する配線面6に、それぞ
れマイクロレンズ24が設けられている。マイクロレン
ズ24は光軸に直角な平坦面を有する凸レンズであり、
その平坦面が配線面6に接するように固定されている。
【0036】基板2の反対面には、図1(b)に示され
るように、光回路10が形成されている。即ち、基板2
は、シリコン基板2a上にガラス又は半導体からなる平
面型導波路2bを設けたものである。この実施例では、
光回路10として、Y字状に形成された光分岐器11が
形成されている。この光分岐器11は、入出力端11a
と入力端と出力端とを有し、入出力端11aが光ファイ
バ3に光結合されている。この光分岐器11の入力端及
び出力端側には、45°に傾斜して設けられたスリット
12によって反射面13が形成されている。反射面13
による光の反射方向は配線面6を向いており、従って、
光分岐器11の入力端及び出力端は、図1(b)には表
れず、基板2内にあって配線面6に臨んでいることにな
る。
【0037】基板2の表裏の対応関係としては、上記入
力端が面発光レーザダイオードチップ7aに対応する位
置にあり、上記出力端がフォトダイオードチップ8aに
対応する位置にある。
【0038】各部の固定方法は、基板2が、光回路面1
4の四隅に設けられた金属膜15をレーザ溶接すること
によってパッケージ1に固定されている。光ファイバ3
は、光回路面14に形成されたV字状溝16にはめ込ま
れて固定されている。電極4は、配線パターン5にハン
ダ等により固定されている。さらに、光ファイバ3及び
電極4は、パッケージ1に固定されている。パッケージ
1は気密封止されている。
【0039】図2は、フォトダイオードチップ8aの搭
載される部分を拡大して示し、実装時の固定方法を説明
するための図である。フォトダイオードチップ8aは受
光面21と電極22とが同一面に設けられている。受光
面21はほぼ中央にあり、電極22は四隅に配置されて
いる。これと対応するように基板2の配線面6には、金
属膜による円形の金属パッド23がマイクロレンズ24
を囲む四隅に設けられている。金属パッド23のうち必
要なものには配線パターン5が繋がっている。各金属パ
ッド23には直径約100μmのAu−Snからなるハ
ンダバンプ25が付着されており、フォトダイオードチ
ップ8aを実装するときには、各電極22を各ハンダバ
ンプ25上に載置する。ハンダバンプ25をリフローす
ることにより、溶融したハンダバンプ25に表面張力が
生じ、この表面張力でフォトダイオードチップ8aが移
動し、自動的に光軸の合う位置に位置合わせされ、その
位置で固定される。
【0040】面発光レーザダイオードチップ7a、ドラ
イバICチップ9a、プリアンプICチップ9bも上記
したフォトダイオードチップ8aと同様にして実装され
ている。
【0041】次に実施例の作用を述べる。
【0042】図3(a)、図3(b)は、光送受信モジ
ュールの基板2の表裏を示し、図3(c)、図3(d)
は、光送受信モジュールの側断面を示している。符号は
図1、図2に共通である。これらの図を用いて動作を説
明する。
【0043】まず、送信においては、図3(a)に示さ
れるように、送信信号31が電極4に入力され、配線パ
ターン5を経由してドライバICチップ9aに入力され
る。ドライバICチップ9aはこの送信信号31を面発
光レーザダイオードチップ7aを駆動するための電気信
号32に変換し、図3(c)に示されるように、配線パ
ターン5を介して面発光レーザダイオードチップ7aに
出力する。面発光レーザダイオードチップ7aは電気信
号32を光信号33に変換して発光する。この光信号3
3はマイクロレンズ24で集光され、シリコン基板2a
を透過して光回路10、即ち光分岐器11の入力端11
bに入射する。次いで、光信号33は反射面13で反射
され、図3(b)に示されるように、光分岐器11を経
由し、入出力端11aから光ファイバ3へ向けて出射さ
れる。以上のようにして光送信が行われる。
【0044】受信においては、図3(b)に示されるよ
うに、光ファイバ3からの光信号34が入出力端11a
に入射され、光分岐器11で分岐される。この光信号3
4は、図3(d)に示されるように、反射面13で反射
され、光分岐器11の出力端11cから出射され、シリ
コン基板2aを透過し、マイクロレンズ24で集光さ
れ、フォトダイオードチップ8aに受光される。フォト
ダイオードチップ8aは光信号34を電気信号35に変
換する。この電気信号35はプリアンプICチップ9b
に入力され、図3(a)に示されるように、増幅されて
電気信号36となり配線パターン5を経由して電極4に
出力される。
【0045】なお、上記実施例にあっては、光ファイバ
を1本として1チャンネルの光送受信を行うものであっ
たが、光ファイバを複数本として複数チャンネルの光送
受信を行うようにしてもよい。
【0046】本発明の光送受信モジュールにあっては、
光回路と配線パターンとを別々の面に形成するので基板
加工工程が複雑にならないという利点がある。
【0047】また、基板の表裏の位置関係は、入力端が
面発光レーザダイオードチップに、出力端が配線面のフ
ォトダイオードチップにそれぞれ対応する位置にある
が、ほかには表裏の位置関係の制約はなく、配線パター
ンや電子回路が光回路と表裏で交差していても構わな
い。従って、部品配置が自由になり、チップ部品を使用
したことと相俟って基板面積が縮小でき、基板を収容す
るパッケージも小さくできるという利点がある。
【0048】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0049】(1)基板の片面を配線パターンと回路部
品の実装とに利用し、反対面を光回路に利用して利用面
積を集約したので、コンパクトで低価格な光送受信モジ
ュールが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子回路一体型光送受
信モジュールの表裏の斜視図である。
【図2】本発明の電子回路一体型光送受信モジュールの
受光器部分の拡大組立図である。
【図3】本発明の電子回路一体型光送受信モジュール内
部の表裏の平面図及びa−a´,b−b´断面図であ
る。
【図4】従来例を示す光送受信モジュールの内部平面図
及びa−a´,b−b´断面図である。
【符号の説明】
1 パッケージ 2 基板 3 光ファイバ 4 電極 5 配線パターン 6 配線面 7 光源 8 受光器 9 電子回路 10 光回路
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 式田 光宏 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源、受光器、光回路及び電子回路を1
    つのパッケージに収容し、光信号及び電気信号の授受の
    ために光ファイバ及び電極をパッケージの外へ引き出し
    た光送受信モジュールにおいて、1枚の基板の片面に配
    線パターンを形成してこの配線面に光源、受光器及び電
    子回路を搭載し、この基板の反対面に光回路を形成し、
    この光回路と上記光源及び受光器とを基板の両面間で光
    結合し、この基板をパッケージに収容したことを特徴と
    する電子回路一体型光送受信モジュール。
  2. 【請求項2】 上記基板を上記パッケージに固定し、上
    記光ファイバ及び電極を上記基板に固定し、上記光ファ
    イバ及び電極を上記パッケージに固定し、上記パッケー
    ジを気密封止したことを特徴とする請求項1記載の電子
    回路一体型光送受信モジュール。
  3. 【請求項3】 上記光回路に少なくとも1つの入出力端
    と対応する入力端及び出力端とを形成し、この入出力端
    に上記光ファイバを光結合して1つの光ファイバで送信
    と受信とができるようにしたことを特徴とする請求項1
    〜2記載の電子回路一体型光送受信モジュール。
  4. 【請求項4】 上記基板に半導体基板を用い、この半導
    体基板の片面にガラス又は半導体からなる平面型導波路
    を設けて上記光回路とし、上記半導体基板の両面間を少
    なくとも上記光結合のために光が透過するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜3記載の電子回路一体型光送
    受信モジュール。
  5. 【請求項5】 上記光回路に光信号を配線面に向けて反
    射する反射面を形成したことを特徴とする請求項1〜4
    記載の電子回路一体型光送受信モジュール。
  6. 【請求項6】 上記基板にV字状溝を形成し、このV字
    状溝に上記光回路に光結合される上記光ファイバを固定
    できるようにしたことを特徴とする請求項1〜5記載の
    電子回路一体型光送受信モジュール。
  7. 【請求項7】 上記基板の配線面にマイクロレンズを設
    け、このマイクロレンズを覆うように上記光源及び受光
    器を搭載し、上記光源及び受光器がマイクロレンズを介
    して上記光回路に臨むようにしたことを特徴とする請求
    項1〜6記載の電子回路一体型光送受信モジュール。
  8. 【請求項8】 上記光回路に、少なくとも、異なる波長
    の光を合分波する合分波器又はひとつの光信号を複数に
    分岐する光分岐器のいずれかを用いたことを特徴とする
    請求項1〜7記載の電子回路一体型光送受信モジュー
    ル。
  9. 【請求項9】 上記光源に半導体レーザダイオードのベ
    アチップを用い、上記受光器にフォトダイオードのベア
    チップを用い、上記電子回路に上記半導体レーザダイオ
    ードのための駆動回路ICのベアチップと上記フォトダ
    イオードのためのプリアンプICのベアチップとを用い
    たことを特徴とする請求項1〜8記載の電子回路一体型
    光送受信モジュール。
  10. 【請求項10】 上記基板の配線面に金属膜を形成し、
    この金属膜に球状のハンダバンプを介して上記各ベアチ
    ップを固定したことを特徴とする請求項9記載の電子回
    路一体型光送受信モジュール。
  11. 【請求項11】 上記ハンダバンプをリフローすること
    により上記各ベアチップを位置合わせしたことを特徴と
    する請求項10記載の電子回路一体型光送受信モジュー
    ル。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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