JP2002076095A - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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JP2002076095A
JP2002076095A JP2000265738A JP2000265738A JP2002076095A JP 2002076095 A JP2002076095 A JP 2002076095A JP 2000265738 A JP2000265738 A JP 2000265738A JP 2000265738 A JP2000265738 A JP 2000265738A JP 2002076095 A JP2002076095 A JP 2002076095A
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JP
Japan
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wafer
rotor
wafer transfer
click mechanism
transfer
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JP2000265738A
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Daisuke Yokoi
大輔 横井
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送停止時における静止時間が短く、かつ大口
径の半導体ウエハも精度高く搬送する。 【解決手段】ロータ19の外周面におけるウエハ受け渡
し位置P、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位
置Pにそれぞれ対応する位置に各V溝20a、20
b、20cを設け、3本の搬送アーム13a、13b、
13cがそれぞれウエハ受け渡し位置P、マクロ検査
位置P、ミクロ検査受渡し位置Pに停止したときに
クリックピン22をいずれか1つのV溝20a、20b
又は20cに挿入して3本の搬送アーム13a、13
b、13cを停止させるクリック機構21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトリプルア
ーム等の回転アームを回転させて複数枚の半導体ウエハ
をそれぞれ順次各ポジションに位置決めするウエハ搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるウエハ搬送装置は、例えば特開平
7−94573号公報に開示されているようにトリプル
アームの構成で、3本のアーム(第1乃至第3のアー
ム)を回転軸から例えば角度120度毎の3方向に伸び
るように設け、これら第1乃至第3のアームの先端にそ
れぞれウエハチャックを設けたものとなっている。この
ウエハ搬送装置は、第1乃至第3のアームを回転軸を中
心に回転移動させることにより、これら第1乃至第3の
アームの各ウエハチャックをそれぞれ順番に、ウエハ供
給位置と、ウエハディスクにおける半導体ウエハの交換
位置と、半導体ウエハの排出位置とに位置決めしてい
る。
【0003】例えば、ウエハ供給位置において第1のア
ームのウエハチャックに半導体ウエハを把持し、これと
同時に、半導体ウエハの交換位置において第2のアーム
のウエハチャック上の半導体ウエハを他のウエハチャッ
クに把持させ、半導体ウエハの排出位置において第2の
アームのウエハチャック上の半導体ウエハを排出させて
いる。
【0004】次に、トリプルアームが120度回転移動
すると、ウエハ供給位置において第3のアームのウエハ
チャックに半導体ウエハを把持し、これと同時に、半導
体ウエハの交換位置において第1のアームのウエハチャ
ック上の半導体ウエハを他のウエハチャックに把持さ
せ、半導体ウエハの排出位置において第2のアームのウ
エハチャック上の半導体ウエハを排出させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】トリプルアームを回転
移動させる駆動方法としては、ステッピングモータを代
表とする位置制御モータを用いる方法と、ベルト伝達機
構を用いる方法とが一般的である。
【0006】しかしながら、これら駆動方法では、特に
搬送停止時(トリプルアームの回転停止時)において、
例えばベルト伝達機構を用いる方法では、ベルトの弾性
とトリプルアームの慣性力とにより振幅が発生し、この
振幅が原因で搬送停止時にトリプルアームが静止するま
での時間が長くなることにつながっている。
【0007】現在実用化されている12インチ径の半導
体ウエハや将来実用化される大口径の半導体ウエハを回
転移動させる場合、又はアーム数を4本、5本とした場
合には、そのアームの慣性力の大きさから、ギヤヘッド
にて減速されたステッピングモータ(以下、ギヤードモ
ータと称する)を使用する必要が生じる。このギヤード
モータを使用すると、搬送停止時に、バックラッシから
停止精度が悪化してしまう。
【0008】そこで本発明は、搬送停止時における静止
時間が短く、かつ大口径の半導体ウエハも精度高く搬送
できるウエハ搬送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、複数の搬送アームをそれぞれ回転軸に対して複数
の方向に設け、複数の前記搬送アームが前記回転軸を中
心に回転移動して各ポジションに順次停止するウエハ搬
送装置において、前記回転軸上に設けられ、当該回転軸
と共に回転するロータと、このロータの外周面に設けら
れた溝と、前記ロータの外周面を押圧するクリック部材
を有し、複数の前記搬送アームが前記各ポジションに停
止したときに前記クリック部材を前記溝に挿入して複数
の前記搬送アームを停止させるクリック機構とを具備し
たことを特徴とするウエハ搬送装置である。
【0010】請求項2記載による本発明は、請求項1記
載のウエハ搬送装置において、前記クリック機構は、一
端側を中心に旋回自在に設けられたアームと、このアー
ムの他端側に回転自在に設けられたベアリングと、前記
アームを前記一端側を中心に前記旋回方向に付勢して前
記ベアリングを前記ロータの外周面に対して押圧する弾
性体とを有することを特徴とする。
【0011】請求項3記載による本発明は、請求項1記
載のウエハ搬送装置において、前記クリック機構は、前
記ロータの外周面に対して押圧する方向に移動自在なス
ライドテーブルと、このスライドテーブルの先端部に設
けられた回転自在なベアリングと、前記スライドテーブ
ルを前記ロータの外周面に対して押圧する弾性体とを有
することを特徴とする。
【0012】請求項4記載による本発明は、請求項3記
載のウエハ搬送装置において、前記弾性体に代わってシ
リンダを用いることを特徴とする。
【0013】請求項5記載による本発明は、請求項1記
載のウエハ搬送装置において、前記溝を前記ロータにお
ける前記各ポジションに対応する複数箇所にそれぞれ設
け、かつ前記クリック機構を1つ設けたことを特徴とす
る。
【0014】請求項6記載による本発明は、請求項1記
載のウエハ搬送装置において、前記溝を前記ロータに1
箇所設け、かつ前記クリック機構を前記各ポジションに
対応する複数の位置にそれぞれ設けたことを特徴とす
る。
【0015】請求項7記載による本発明は、請求項1記
載のウエハ搬送装置において、前記溝は、前記搬送アー
ムに設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】(1)以下、本発明の第1の実施
の形態について図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明のウエハ搬送装置を用いたウ
エハ外観検査装置の構成図である。このウエハ外観検査
装置は、半導体ウエハ1(以下、未検査の半導体ウエハ
を1a、検査済みの半導体ウエハを1bとして示す)に
対するマクロ検査とミクロ検査とを行うための検査部2
と、この検査部2に対して未検査の半導体ウエハ1aを
供給すると共に、検査部2により検査済みの半導体ウエ
ハ1bを排出するローダ手段としてのローダ部3をそれ
ぞれ分離独立して設けた構成となっている。
【0018】ローダ部3は、検査部2の正面側(検査員
4が検査を行う側)から見て左側に配置されている。こ
のローダ部3には、ウエハ搬送ロボット5が設けられて
いる。このウエハ搬送ロボット5は、3つの連結アーム
6〜8を連結してなる多関節型で、その先端部にはハン
ド(チャック機能付き)9が設けられている。このウエ
ハ搬送ロボット5は、各連結アーム6〜8を伸縮し、か
つ軸10を中心として回転自在に構成されている。この
ウエハ搬送ロボット5は、検査部2の左面側から半導体
ウエハ1(1a,1b)を、検査部2に対して供給/排
出するようになっている。
【0019】ローダ部3には、ウエハキャリア11が一
体的に設けられている。これらローダ部3とウエハキャ
リア11とは、検査部2の左面側に並設されている。こ
のウエハキャリア11内には、未検査の半導体ウエハ1
aと検査済みの半導体ウエハ1bとが収納されている。
【0020】検査部2の架台上には、ウエハ搬送装置1
2が設けられている。このウエハ搬送装置12は、3本
の搬送アーム13a、13b、13cを等角度(例えば
120度)毎に設けたもので、それぞれの搬送アーム1
3a、13b、13cには、それぞれ円形のウエハ吸着
パッド14a、14b、14cが設けられている。
【0021】このウエハ搬送装置12は、回転軸15を
中心に例えば図面上左回りに回転し、各搬送アーム13
a、13b、13cがそれぞれウエハ受け渡し位置(ポ
ジション)P、マクロ検査位置(ポジション)P
ミクロ検査受渡し位置(ポジション)Pのいずれかに
順番にポジショニングされるようになっている。
【0022】図2はかかるウエハ搬送装置12の拡大図
である。回転軸(シャフト)15には、図示しないプー
リが設けられている。このプーリとギヤードモータ16
の軸に設けられたプーリ17との間には、ベルト18が
掛けられている。
【0023】回転軸15には、当該回転軸15と同軸
で、かつ当該回転軸15と共に回転するロータ19が設
けられている。このロータ19には、上記3本の搬送ア
ーム13a、13b、13cが例えば角度120度の等
角度毎の3方向にそれぞれ向けて設けられている。
【0024】ロータ19の外周面には、ウエハ受け渡し
位置P、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位置
にそれぞれ対応する位置、具体的には3本の搬送ア
ーム13a、13b、13cが設けられた各間には、そ
れぞれV溝20a、20b、20cが例えば角度120
度の等角度毎に設けられている。
【0025】ウエハ受け渡し位置Pとミクロ検査受渡
し位置Pとの間で、かつロータ19の傍らには、クリ
ック機構21が設けられている。このクリック機構21
は、ロータ19の外周面を押圧するクリック部材として
のクリックピン22を有し、3本の搬送アーム13a、
13b、13cがそれぞれウエハ受け渡し位置P、マ
クロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位置Pに停止し
たときにクリックピン22を各V溝20a、20b、2
0cのうちいずれか1つのV溝20a、20b又は20
cに挿入して3本の搬送アーム13a、13b、13c
を停止させるものである。
【0026】マクロ検査位置Pには、検査員4の目視
により半導体ウエハ1をマクロ検査するためのマクロ検
査用揺動機構23が設けられている。
【0027】又、検査部2の架台上には、ミクロ検査部
24が設けられている。このミクロ検査部24は、ミク
ロ検査受渡し位置Pにポジショニングされたウエハ吸
着パッド14a、14b又は14c上に吸着されている
半導体ウエハ1を受け取り、顕微鏡を用いて半導体ウエ
ハ1をミクロ検査するためのものである。このミクロ検
査部24では、顕微鏡で拡大された半導体ウエハ1の像
をCCDカメラ等により撮像したり、接眼レンズ25を
通して観察できるようになっている。
【0028】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0029】ウエハ搬送装置12の各ウエハ吸着パッド
14a、14b、14c上にはそれぞれ半導体ウエハ1
が吸着され、ウエハ受け渡し位置Pにポジショニング
されたウエハ吸着パッド14a上の半導体ウエハ1に対
しては、ローダ部3により検査済みの半導体ウエハ1b
が排出され、続いて未検査の半導体ウエハ1aが供給さ
れる。これと同時に、マクロ検査位置Pにポジショニ
ングされたウエハ吸着パッド14b上の半導体ウエハ1
に対しては、マクロ検査用揺動機構23により半導体ウ
エハ1が揺動されて検査員の目視によりマクロ検査が行
われ、ミクロ検査受渡し位置Pにポジショニングされ
たウエハ吸着パッド14c上の半導体ウエハ1に対して
は、ミクロ検査部24に受け渡され、ここで顕微鏡によ
り拡大されてその像がCCDカメラ等により撮像された
り、接眼レンズ25を通してミクロ検査が行われる。
【0030】これらマクロ検査及びミクロ検査が終了す
ると、ウエハ搬送装置12は、ギヤモータ16の駆動に
よりベルト駆動され、回転軸15を中心に例えば図面上
左回りに回転する。そして、ウエハ搬送装置12が角度
120度回転すると、ギヤーモータ16の駆動が停止
し、これと同時に、クリック機構21のクリックピン2
2がV溝20cに挿入される。
【0031】このとき、一般のギアードモータ16はバ
ックラッシがあり、このギアードモータ16を電気制御
により停止させても数度の角度ズレが発生する。ところ
が、ギヤーモータ16の停止と同時に、クリック機構2
1のクリックピン22がV溝20cに挿入されるので、
角度ズレを防止できる。
【0032】この結果、今度は搬送アーム13aがマク
ロ検査位置P、保持搬送アーム13bがミクロ検査受
渡し位置P、搬送アーム13cがウエハ受け渡し位置
にそれぞれポジショニングされる。
【0033】次に、ウエハ搬送ロボット5は、各連結ア
ーム6〜8を検査部2の左面側から伸ばしてハンド9を
ウエハ受け渡し位置Pに位置決めする(破線により示
す)。次にウエハ搬送ロボット5は、ウエハ受け渡し位
置Pにポジショニングされたハンド9上に、ウエハ吸
着パッド14cから検査済みの半導体ウエハ1bを受け
取る。
【0034】このウエハ搬送ロボット5は、そのハンド
9上に検査済みの半導体ウエハ1bを保持した状態で各
連結アーム6〜8を縮め、例えば右回りに90度回転し
て停止し、再び各連結アーム6〜8を伸ばして検査済み
の半導体ウエハ1bをウエハキャリア11内に収納す
る。
【0035】続いて、ウエハ搬送ロボット5は、ウエハ
キャリア11内に収納されている未検査の半導体ウエハ
1aを保持し、各連結アーム6〜8を縮め、例えば左回
りに90度回転して停止し、再び各連結アーム6〜8を
検査部2の左面側から伸ばしてウエハ受け渡し位置P
に移動する。そして、ウエハ搬送ロボット5は、未検査
の半導体ウエハ1aを、搬送アーム13cのウエハ吸着
パッド14c上に受け渡す。
【0036】これと共に、上記同様に、マクロ検査位置
にポジショニングされているウエハ吸着パッド14
c上の半導体ウエハ1に対しては、マクロ検査用揺動機
構23により揺動されて検査員の目視によりマクロ検査
が行われ、ミクロ検査受渡し位置Pにポジショニング
されているウエハ吸着パッド14b上の半導体ウエハ1
は、ミクロ検査部24に受け渡され、ここで顕微鏡によ
り拡大されてその像がCCDカメラ等により撮像された
り、接眼レンズ25を通してミクロ検査が行われる。
【0037】これ以降、上記同様に、ウエハ搬送装置1
2は、ギヤモータ16の駆動によりベルト駆動され、回
転軸15を中心に例えば図面上左回りに角度120度回
転し、ギヤーモータ16の駆動が停止し、これと同時
に、クリック機構21のクリックピン22がV溝20c
に挿入され、例えば搬送アーム13aがミクロ検査受渡
し位置P、保持搬送アーム13bがウエハ受け渡し位
置P、搬送アーム13cがマクロ検査位置Pにそれ
ぞれ順番にポジショニングされる。
【0038】このように上記第1の実施の形態において
は、ロータ19の外周面におけるウエハ受け渡し位置P
、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位置P
それぞれ対応する位置に各V溝20a、20b、20c
を設け、3本の搬送アーム13a、13b、13cがそ
れぞれウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P
ミクロ検査受渡し位置Pに停止したときにクリックピ
ン22をいずれか1つのV溝20a、20b又は20c
に挿入して3本の搬送アーム13a、13b、13cを
停止させるクリック機構21を設けたので、ギアードモ
ータ16を電気制御により停止させてもバックラッシに
より数度の角度ズレが発生するが、ギヤーモータ16の
停止と同時に、クリック機構21のクリックピン22を
いずれか1つのV溝20a、20b又は20cに挿入す
ることにより、静止するまでの時間を短縮して、かつ角
度ズレを防止できる。従って、ウエハ搬送装置12の各
ウエハ吸着パッド14a、14b、14cをそれぞれ精
度高くウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P
ミクロ検査受渡し位置Pに位置決めできる。
【0039】又、現在実用化されている12インチ径の
半導体ウエハや将来実用化される大口径の半導体ウエハ
を回転移動させる場合、又はアーム数を4本、5本とし
た場合でも、ギヤードモータ16を使用したときに、そ
の搬送停止時に、バックラッシによる角度ズレを防止し
て、停止精度を高くできる。
【0040】又、正、逆両方向での半導体ウエハ1の搬
送ができる。
【0041】(2)次に、本発明の第2の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、ウエハ外観検査
装置の全体構成は図1と同様であって、同一部分には同
一符号を付すと共にその詳しい説明は省略し、ウエハ搬
送装置の具体的な構成について説明する。
【0042】図3及び図4はウエハ搬送装置の構成図で
あって、図3は上方から見た構成図、図4は側面から見
た構成図である。ベース30には、縦ベース31が立設
されている。この縦ベース31には、レール32が上下
方向に設けられ、このレール32上には、上ベース33
に設けられたガイド34が移動自在に設けられている。
又、縦ベース31には、モータ35が設けられている。
このモータ35の軸には上ベース33と接触するカム3
6が設けられ、モータ35の駆動により上ベース33が
上下動するようになっている。
【0043】上ベース33には、ベアリング37が設け
られ、このベアリング37に回転軸(シャフト)15が
回転自在に軸支されている。この回転軸15には、大プ
ーリ38が設けられている。この大プーリ38とギヤー
ドモータ16の軸に設けられたプーリ(小プーリ)17
との間には、ベルト18が掛けられている。なお、大プ
ーリ38と小プーリ17とのギア比は、任意に設定され
るものであるが、ここでは例えば3対1が好ましい。
【0044】回転軸15には、当該回転軸15と同軸
で、かつ当該回転軸15と共に回転するロータ39が設
けられている。このロータ39には、上記3本の搬送ア
ーム13a、13b、13cが例えば角度120度の等
角度毎の3方向にそれぞれ向けて設けられている。
【0045】このロータ39の外周面には、ウエハ受け
渡し位置P、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し
位置Pにそれぞれ対応する位置、具体的には3本の搬
送アーム13a、13b、13cが設けられた各間に、
それぞれL形状の溝40a、40b、40cが例えば角
度120度の等角度毎に設けられている。
【0046】ウエハ受け渡し位置Pとミクロ検査受渡
し位置Pとの間で、かつロータ39の傍らには、クリ
ック機構41が設けられている。このクリック機構41
は、ベース42を有し、このベース42上にアーム43
がその一端側を軸44を中心に旋回自在に設けられてい
る。このアーム43の他端側には、ベアリング45が回
転自在に設けられている。又、アーム43の軸44に
は、弾性体として巻きばね46が取り付けられ、各ピン
47、48により支持されている。アーム43は、巻き
ばね46の付勢力により軸44を中心に旋回方向Aに付
勢してベアリング45をロータ39の外周面に対して押
圧するものとなっている。
【0047】なお、各ウエハ吸着パッド14a、14
b、14cから回転軸15には、その内部に孔(不図
示)が形成され、この孔にチューブ49が接続されてい
る。そして、このチューブ49を通して各ウエハ吸着パ
ッド14a、14b、14cに負圧がかけられ、これら
ウエハ吸着パッド14a、14b、14cにより半導体
ウエハ1を吸着できるようになっている。
【0048】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。なお、ウエハ外観検査装置の全体の作
用は上記第1の実施の形態と同様であるのでその説明は
省略し、ここではウエハ搬送装置の動作について説明す
る。
【0049】ウエハ搬送装置の各ウエハ吸着パッド14
a、14b、14c上にはそれぞれ半導体ウエハ1が吸
着されている。この状態に、モータ35が駆動すると、
上ベース33は、カム36及びガイド34を介して上方
に移動する。
【0050】この後、ウエハ搬送装置は、ギヤモータ1
6の駆動によりベルト駆動され、回転軸15を中心に例
えば図面上左回り(矢印B方向)に回転する。このと
き、ロータ39の溝40aは、クリック機構41のベア
リング45を巻きばね46の付勢方向(ばね力)に逆ら
って押し出し、ベアリング45を溝40aから外す。
【0051】さらに、ギヤモータ16の駆動によりロー
タ39が回転すると、ベアリング45は、ロータ39の
外周面を転動し、当該ロータ39が角度120度回転す
ると、ギヤーモータ16の駆動が停止し、これと同時
に、ベアリング45が巻きばね46のばね力により溝4
0cに押し付けられる。
【0052】このとき、ギアードモータ16にバックラ
ッシがあり、このギアードモータ16を電気制御により
停止させても数度の角度ズレが発生する。ところが、ギ
ヤーモータ16の停止と同時に、クリック機構41のベ
アリング45がばね力により溝40cに押し付けられる
ので、角度ズレを防止できる。
【0053】又、ギアードモータ16の停止時には、ベ
ルト18の伸びによる反力で各搬送アーム13a、13
b、13cに回転方向Bの力が発生するが、ロータ39
をベアリング45によって押圧するので、ベルト18の
反力はギアードモータ16側に伝達され、ギアードモー
タ16のバックラッシで吸収され、各搬送アーム13
a、13b、13cに振動は伝達されない。
【0054】この後、モータ35の駆動により、上ベー
ス33は、カム36及びガイド34を介して下降し、ウ
エハ吸着パッド14a、14b、14cの負圧を切るこ
とで、半導体ウエハ1の搬送を完了する。
【0055】このように上記第2の実施の形態において
は、ロータ39の外周面におけるウエハ受け渡し位置P
、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位置P
それぞれ対応する位置に各溝40a、40b、40cを
設け、3本の搬送アーム13a、13b、13cがそれ
ぞれウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P、ミ
クロ検査受渡し位置Pに停止したときに、アーム43
に設けられて巻きばね46のばね力によりロータ39に
押し付けられたベアリング45を溝40a、40b又は
40cに挿入して3本の搬送アーム13a、13b、1
3cを停止させるクリック機構41を設けたので、ギア
ードモータ16のバックラッシによる停止精度への影響
を無くすことができ、バックラッシのある一般のギアー
ドモータ16を使用することが可能となり、回転慣性の
大きな大口径の半導体ウエハ1の搬送を安価にできる。
【0056】又、ギアードモータ16を使用すれば、慣
性負荷を軽減できるので、より高速での回転移動がで
き、その結果としてタクトタイムを短縮できる。
【0057】さらに、搬送停止時におけるベルト駆動系
による振動を軽減でき、3本の搬送アーム13a、13
b、13cが静止するまでの時間を短縮することでもタ
クトタイムの短縮を図ることができる。
【0058】(3)次に、本発明の第3の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、ウエハ外観検査
装置の全体構成は図1と同様であって、同一部分には同
一符号を付すと共にその詳しい説明は省略し、ウエハ搬
送装置におけるクリック機構50の具体的な構成につい
て説明する。
【0059】図5はウエハ搬送装置におけるクリック機
構周辺の構成図である。ベース42上には、直動ガイド
51がロータ19の半径方向に設けられている。この直
動ガイド51上には、スライドテーブル52が移動自在
に設けられている。このスライドテーブル52の先端部
には、ベアリング45が回転自在に設けられている。
【0060】又、ベース42上には、圧縮ばね53を備
えたばね機構54が設けられている。このばね機構54
は、スライドテーブル52の突出板55に連結され、ス
ライドテーブル52をロータ19の外周面に対してその
半径方向に押圧している。
【0061】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。なお、ウエハ外観検査装置の全体の作
用は上記第1の実施の形態と同様であるのでその説明は
省略し、ここではウエハ搬送装置の動作について説明す
る。
【0062】ウエハ搬送装置の各ウエハ吸着パッド14
a、14b、14c上にはそれぞれ半導体ウエハ1が吸
着されている。この状態に、ギヤモータ16の駆動によ
りベルト駆動されると、ウエハ搬送装置は、回転軸15
を中心に例えば図面上左回り(矢印B方向)に回転す
る。このとき、ロータ19のV溝20aは、クリック機
構50の圧縮ばね53の付勢方向(ばね力)に逆らって
押し出し、これによりスライドテーブル52が圧縮ばね
53のばね力に逆らって直動ガイド51上を移動し、ベ
アリング45をV溝20aから押し出す。
【0063】さらに、ギヤモータ16の駆動によりロー
タ19が回転すると、ベアリング45は、ロータ19の
外周面を転動し、当該ロータ19が角度120度回転す
ると、ギヤーモータ16の駆動が停止し、これと同時
に、ベアリング45が圧縮ばね53のばね力によりV溝
20cに入る。
【0064】このとき、ギアードモータ16にバックラ
ッシがあり、このギアードモータ16を電気制御により
停止させても数度の角度ズレが発生するが、ギヤーモー
タ16の停止と同時に、クリック機構50のベアリング
45が圧縮ばね53のばね力により溝20cに押し付け
られるので、角度ズレを防止できる。
【0065】又、ギアードモータ16の停止時には、ベ
ルト18の伸びによる反力で各搬送アーム13a、13
b、13cに回転方向Bの力が発生するが、ロータ19
をベアリング45によって押圧するので、ベルト18の
反力はギアードモータ16側に伝達され、ギアードモー
タ16のバックラッシで吸収され、各搬送アーム13
a、13b、13cに振動は伝達されない。
【0066】この後、モータ35の駆動により、上ベー
ス33は、カム36及びガイド34を介して下降し、ウ
エハ吸着パッド14a、14b、14cの負圧を切るこ
とで、半導体ウエハ1の搬送を完了する。
【0067】一方、ウエハ搬送装置が回転軸15を中心
に例えば図面上右回り(矢印C方向)に逆転しても、上
記同様に、3本の搬送アーム13a、13b、13cを
それぞれウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置
、ミクロ検査受渡し位置Pに対して順番に精度高
く停止できる。
【0068】このように上記第3の実施の形態において
は、ロータ19の外周面におけるウエハ受け渡し位置P
、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位置P
それぞれ対応する位置に各V溝20a、20b、20c
を設け、3本の搬送アーム13a、13b、13cがそ
れぞれウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P
ミクロ検査受渡し位置Pに停止したときに、スライド
テーブル52に設けられて圧縮ばね53のばね力により
ロータ19に押し付けられたベアリング45を溝20
a、20b又は20cに挿入して3本の搬送アーム13
a、13b、13cを停止させるクリック機構50を設
けたので、上記第2の実施の形態と同様の効果を奏する
ことは言うまでもなく、正、逆両方向(矢印B方向、矢
印C方向)での半導体ウエハ1の搬送ができる。又、機
械的に位置決めするので、より高精度な半導体ウエハ1
の位置決めができる。さらに、搬送停止時には、ギアー
ドモータ16の励磁を切ることができ、省電力化につな
げることができる。
【0069】(4)次に、本発明の第4の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、ウエハ外観検査
装置の全体構成は図1と同様であって、同一部分には同
一符号を付すと共にその詳しい説明は省略し、ウエハ搬
送装置におけるクリック機構60の具体的な構成につい
て説明する。
【0070】図6はウエハ搬送装置におけるクリック機
構周辺の構成図である。このクリック機構周辺の構成
は、上記第3の実施の形態における圧縮ばね53及びば
ね機構54をシリンダ61に代えたものである。このシ
リンダ61は、ロッド62の先端にフローティングジョ
イント63を設けたもので、スライドテーブル52の突
出板55に当接され、スライドテーブル52をロータ1
9の外周面に対してその半径方向に押圧するものとなっ
ている。このシリンダ61は、例えば空圧、油圧のもの
が用いられている。
【0071】制御部64は、ロータ19の回転動作が停
止して各搬送アーム13a、13b、13cをそれぞれ
例えばウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P
ミクロ検査受渡し位置Pに停止しているときにシリン
ダ61を動作してベアリング45をV溝20a、20b
又は20c内に押し、かつロータ19が正、逆両方向
(矢印B方向、矢印C方向)に回転動作しているときに
シリンダ61を動作してベアリング45をV溝20a、
20b又は20cから離してロータ19を開放する機能
を有している。
【0072】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。なお、ウエハ外観検査装置の全体の作
用は上記第1の実施の形態と同様であるのでその説明は
省略し、ここではウエハ搬送装置の動作について説明す
る。
【0073】ウエハ搬送装置の各ウエハ吸着パッド14
a、14b、14c上にはそれぞれ半導体ウエハ1が吸
着されている。制御部64は、ロータ19が正、又は逆
両方向に回転動作しようとするときに、シリンダ61を
動作してベアリング45をV溝20a、20b又は20
cから離してロータ19を開放する。
【0074】この状態に、ギヤモータ16の駆動により
ベルト駆動されると、ウエハ搬送装置は、回転軸15を
中心に図面上左回り(矢印B方向)又は右回り(矢印C
方向)に回転する。
【0075】ロータ19が角度120度回転すると、ギ
ヤーモータ16の駆動が停止し、これと同時に、制御部
64は、シリンダ61を動作してベアリング45をV溝
20a、20b又は20c内に押し付ける。これによ
り、各搬送アーム13a、13b、13cは、それぞれ
例えばマクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し位置
、ウエハ受け渡し位置Pに停止する。
【0076】このとき、ギアードモータ16にバックラ
ッシがあり、このギアードモータ16を電気制御により
停止させても数度の角度ズレが発生するが、ギヤーモー
タ16の停止と同時に、クリック機構60のベアリング
45をV溝20a、20b又は20c内に押し付けるの
で、角度ズレを防止できる。
【0077】この後、モータ35の駆動により、上ベー
ス33は、カム36及びガイド34を介して下降し、ウ
エハ吸着パッド14a、14b、14cの負圧を切るこ
とで、半導体ウエハ1の搬送を完了する。
【0078】このように上記第4の実施の形態において
は、上記第3の実施の形態と同様な効果を奏することが
できると共に、各搬送アーム13a、13b、13c及
びロータ19の回転動作中に、このロータ19及びベア
リング45等に力が加わらないので、駆動系の寿命を長
くでき、ギアードモータ16への負担も軽減できる。
【0079】(5)次に、本発明の第5の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、ウエハ外観検査
装置の全体構成は図1と同様であって、同一部分には同
一符号を付すと共にその詳しい説明は省略し、ウエハ搬
送装置におけるクリック機構の具体的な構成について説
明する。
【0080】図7はウエハ搬送装置におけるクリック機
構周辺の構成図である。このウエハ搬送装置は、上記第
2の実施の形態におけるクリック機構41をロータ70
の下方で鉛直方向に設けたものである。このクリック機
構41のベース42には、アーム43の旋回角を規制す
るストッパ71が設けられている。又、ロータ70の下
部におけるウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P
、ミクロ検査受渡し位置Pに対応する位置には、そ
れぞれV溝72が形成されている。
【0081】このような構成であれば、ウエハ搬送装置
は、ギヤモータ16の駆動によりベルト駆動され、回転
軸15を中心に回転する。このとき、ロータ70のV溝
72は、クリック機構41のベアリング45を巻きばね
46の付勢方向(ばね力)に逆らって押し出し、ベアリ
ング45をV溝72から外す。
【0082】さらに、ギヤモータ16の駆動によりロー
タ70が回転すると、ベアリング45は、ロータ70の
下面を転動し、当該ロータ70が角度120度回転する
と、ギヤーモータ16の駆動が停止し、これと同時に、
ベアリング45が巻きばね46のばね力により図示しな
い別のV溝72に押し付けられる。
【0083】このとき、ギアードモータ16にバックラ
ッシがあり、このギアードモータ16を電気制御により
停止させても数度の角度ズレが発生する。ところが、ギ
ヤーモータ16の停止と同時に、クリック機構41のベ
アリング45がばね力により溝72に押し付けられるの
で、角度ズレを防止できる。
【0084】又、ギアードモータ16の停止時には、ベ
ルト18の伸びによる反力で各搬送アーム13a、13
b、13cに回転方向Bの力が発生するが、ロータ70
をベアリング45によって押圧するので、ベルト18の
反力はギアードモータ16側に伝達され、ギアードモー
タ16のバックラッシで吸収され、各搬送アーム13
a、13b、13cに振動は伝達されない。
【0085】このように上記第5の実施の形態において
は、クリック機構41をロータ70の下方に設けたの
で、上記第2の実施の形態と同様な効果を奏することが
できると共に、省スペースで構成することができる。
【0086】なお、この第5の実施の形態では、クリッ
ク機構41を鉛直方向に設けているが、斜め方向に傾斜
して設けてもよい。
【0087】なお、本発明は、上記第1乃至第5の実施
の形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨
を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0088】さらに、上記第1乃至第5の実施形態に
は、種々の段階の発明が含まれており、開示されている
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出できる。例えば、実施形態に示されている全
構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出で
きる。
【0089】又、例えば、上記第1乃至第5の実施の形
態は、次の通り変形してもよい。
【0090】ウエハ搬送装置は、3本の搬送アーム13
a,13b,13cを用いているが、これを2本、4本
などの複数本の搬送アームを用いてもよく、この場合に
は、ロータ19に設けられるV溝やL字形状の溝も3箇
所に限らず、2箇所、4箇所にすることにより搬送アー
ムに対応できる。
【0091】又、クリック機構を1台とし、ウエハ受け
渡し位置P、マクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し
位置Pに対応して各V溝やL字形状の各溝を設けるの
でなく、V溝やL字形状の溝はロータに1箇所形成し、
ウエハ受け渡し位置P、マクロ検査位置P、ミクロ
検査受渡し位置Pなどに対応して複数のクリック機構
を設けるようにしてもよい。
【0092】又、ロータに形成するV溝やL字形状の溝
に限らず、例えば図8(a)に示すようなU字形状の各溝
80〜82や、同図(b)に示すようなベアリング45と
嵌合するような半球形状(円弧形状)の各溝83〜85
に形成してもよい。又、ロータ上にピンを形成し、この
ピンをベアリング45が押圧するようにしてもよい。
【0093】又、クリック機構41等に用いるベアリン
グ45は、必ずしも回転するものを用いる必要はなく、
金属や樹脂の剛体を用いてもよい。
【0094】又、図9に示すようにクリック機構50
は、ばね機構54の圧縮ばね53を直接スライドテーブ
ル52の本体に設けるようにしてもよい。これにより、
スライドテーブル52は、直動ガイド51上で圧縮ばね
53のばね力を受けて、直動ガイド51上で引っ掛かり
なくスムーズに移動できる。
【0095】又、シリンダ61に代えてソレノイドによ
り駆動するものを用いてもよい。
【0096】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、搬
送停止時における静止時間が短く、かつ大口径の半導体
ウエハも精度高く搬送できるウエハ搬送装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるウエハ搬送装置の第1の実施の
形態を用いたウエハ外観検査装置の構成図。
【図2】本発明に係わるウエハ搬送装置の第1の実施の
形態を示す拡大構成図。
【図3】本発明に係わるウエハ搬送装置の第2の実施の
形態を示す構成図。
【図4】本発明に係わるウエハ搬送装置の第2の実施の
形態を示す側面から見た構成図。
【図5】本発明に係わるウエハ搬送装置の第3の実施の
形態におけるクリック機構周辺を示す構成図。
【図6】本発明に係わるウエハ搬送装置の第4の実施の
形態におけるクリック機構周辺を示す構成図。
【図7】本発明に係わるウエハ搬送装置の第5の実施の
形態におけるクリック機構周辺を示す構成図。
【図8】本発明に係わるウエハ搬送装置における溝の変
形例を示す図。
【図9】本発明に係わるウエハ搬送装置におけるクリッ
ク機構の変形例を示す構成図。
【符号の説明】
1(1a、1b):半導体ウエハ 2:検査部 3:ローダ部 5:ウエハ搬送ロボット 6,7,8:連結アーム 9:ハンド(チャック機能付き) 10:軸 11:ウエハキャリア 12:ウエハ搬送装置 13a,13b,13c:搬送アーム 14a,14b,14c:ウエハ吸着パッド 15:回転軸 16:ギヤードモータ 17:プーリ 18:ベルト 19:ロータ 20a,20b,20c:V溝 21:クリック機構 22:クリックピン 23:マクロ検査用揺動機構 24:ミクロ検査部 25:接眼レンズ 30:ベース 31:縦ベース 32:レール 33:上ベース 34:ガイド 35:モータ 36:カム 37:ベアリング 38:大プーリ 39:ロータ 40a,40b,40c:L形状の溝 41:クリック機構 42:ベース 43:アーム 44:軸 45:ベアリング 46:巻きばね 47,48:ピン 49:チューブ 50:クリック機構 51:直動ガイド 52:スライドテーブル 53:圧縮ばね 54:ばね機構 55:突出板 60:クリック機構 61:シリンダ 62:ロッド 63:フローティングジョイント 70:ロータ 71:ストッパ 72:V溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA08 CC02 EE05 KK10 KK11 KK20 NN08 QQ17 4M106 AA01 BA04 BA10 CA38 DB04 DB18 DJ02 DJ06 DJ32 DJ40 5F031 CA02 DA01 FA01 FA07 FA11 GA08 GA24 GA35 GA43 GA47 GA49 GA50 HA13 HA57 HA58 HA60 LA09 LA13 LA15 MA04 MA13 MA33 PA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の搬送アームをそれぞれ回転軸に対
    して複数の方向に設け、複数の前記搬送アームが前記回
    転軸を中心に回転移動して各ポジションに順次停止する
    ウエハ搬送装置において、 前記回転軸上に設けられ、当該回転軸と共に回転するロ
    ータと、 このロータの外周面に設けられた溝と、 前記ロータの外周面を押圧するクリック部材を有し、複
    数の前記搬送アームが前記各ポジションに停止したとき
    に前記クリック部材を前記溝に挿入して複数の前記搬送
    アームを停止させるクリック機構と、を具備したことを
    特徴とするウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記クリック機構は、一端側を中心に旋
    回自在に設けられたアームと、 このアームの他端側に回転自在に設けられたベアリング
    と、 前記アームを前記一端側を中心に前記旋回方向に付勢し
    て前記ベアリングを前記ロータの外周面に対して押圧す
    る弾性体と、を有することを特徴とする請求項1記載の
    ウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記クリック機構は、前記ロータの外周
    面に対して押圧する方向に移動自在なスライドテーブル
    と、 このスライドテーブルの先端部に設けられた回転自在な
    ベアリングと、 前記スライドテーブルを前記ロータの外周面に対して押
    圧する弾性体と、を有することを特徴とする請求項1記
    載のウエハ搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性体に代わってシリンダを用いる
    ことを特徴とする請求項3記載のウエハ搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記溝を前記ロータにおける前記各ポジ
    ションに対応する複数箇所にそれぞれ設け、かつ前記ク
    リック機構を1つ設けたことを特徴とする請求項1記載
    のウエハ搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記溝を前記ロータに1箇所設け、かつ
    前記クリック機構を前記各ポジションに対応する複数の
    位置にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ウエハ搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記溝は、前記搬送アームに設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のウエハ搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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