JP2004095600A - アライメント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエハW等の円板状のワークWの板面方向の位置を、より精度よく位置決めすることができるアライメント装置を提供する。
【解決手段】円板状ワークWを載置支持する支持部材220と、それぞれが上記円板状ワークWの半径方向に往復移動可能にガイドされ、かつ常時上記円板状ワークWの半径方向外方に向けて弾力付勢された複数の移動部材240と、上記ワークWの外周縁を押圧しうる押圧部材230と、各移動部材240に一端が連結され、可撓性を有する索体250と、それらの他端が共通に接続された連結部材282と、上記連結部材282を所定の方向に往復駆動する駆動手段とを備え、各索体250は、それらの一端付近の配索方向が上記移動部材240の往復移動方向と一致または略一致し、他端付近の配索方向が上記連結部材282の往復駆動方向と一致または略一致するように、1または複数のプーリ290によって配索方向が変換される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本願発明は、半導体ウエハ等の円板状のワークの中心位置が所定の位置をとるように位置決めを行なうためのアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造においては、ウエハの状態において、このウエハ上に区画された複数の領域に対して順次一括して各種の工程処理を施した上、このウエハを各領域ごとに分割してチップを得るという工程を経る。各工程処理装置間のウエハの移動は、マガジンに装填された状態での移動、マガジンから工程処理装置への移動、工程処理装置からマガジンへの移動等を伴い、通常、工程処理装置とマガジン間のウエハの移動は、搬送ロボットによって行なわれる。各工程処理においては、ウエハに対してきわめて微細なパターンに基づく処理が行なわれるが、これらの処理によってウエハ上に形成されるパターンは、正確に重ねられねばならない。それ故に、とりわけ、各工程処理装置への搬入の前段において、ウエハの中心の平面的な位置、あるいはこれに加えてウエハの回転方向の位置を正確に規定する位置決め処理を行なった上、こうして位置決め処理を行なったウエハを搬送ロボットによって各工程処理装置内に搬入するという手法が採用される。このような位置決め処理は、ウエハアライメントと呼ばれる。
【0003】
ウエハアライメントを行なうために従来から用いられてきたウエハアライメント装置の一例を図16および図17に模式的に示す。
【0004】
このウエハアライメント装置は、円板状のウエハWを、その周方向に等分された3箇所の周縁部下面において支持する支持部材220と、このウエハWの周縁部を周方向に等分された3箇所において一斉に半径方向内方に押圧する位置決めピン230とを備える。各位置決めピン230は、図17に良く表れているように、水平方向に延びるロッド510の先端に設けられており、このロッド510は、その基端方において、リンク機構520を介して垂直方向の駆動ロッド530に連結されている。駆動ロッド530を軸方向に往復駆動させると、各位置決めピン230は、ウエハWの半径方向に往復移動する。
【0005】
各位置決めピン230がその移動行程の外方端に位置させられた状態で、ウエハWが、図示しない搬送ロボットのハンド等によって支持部材220上に載置される。次いで、各位置決めピン230が一斉に半径方向内方に向けて移動させられる。そうすることによって、ウエハWは、その中心が所定の位置をとるように位置決めされる。位置決め後、各位置決めピン230は、元の半径方向外方位置に退避させられ、位置決めされたウエハWは、図示しない搬送ロボットのハンド等によって次工程処理装置等に向けて搬出される。
【0006】
位置決めピン230を一斉にウエハWの半径方向に往復移動させる機構としては、図18に模式的に示すように、外方端に位置決めピン230を設け、かつほぼウエハWの半径方向に延出するロッド510の基端方の側面にラック540を形成し、各ラック540に対して共通に噛み合うピニオン550を設けて構成される場合もある。ピニオン550を正逆回転させることにより、各位置決めピン230は、一斉に半径方向に移動し、図16および図17に関して上記したのと同様にして、ウエハWの位置決めを行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図16および図17に示したリンク機構520を用いて位置決めピン230を駆動させる場合、リンク機構520の円滑な作動を達成するためには、リンク機構520と駆動ロッド530、リンク機構520と水平方向ロッド510との間の連結部に所定のあそびを持たせる必要がある。そうすると、このようなあそびに起因して、各位置決めピン230が常に正確な行程を移動するとは限らず、ウエハWの位置決め後の位置精度を高度に保証することが困難である。また、図18に示したラック540とピニオン550とによって位置決めピン230を駆動させる場合についても、バックラッシに起因して、ウエハWの位置決め後の位置精度を高度に保証することは困難である。
【0008】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ウエハ等の円板状ワークの板面方向の中心位置を、より精度よく位置決めすることができるアライメント装置を提供することをその課題とする。
【0009】
【発明の開示】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の各技術的手段を採用した。
【0010】
本願発明によって提供されるアライメント装置は、所定の外径をもつ円板状ワークをその板面方向の移動を許容しつつ載置支持する支持部材と、
それぞれが上記円板状ワークの半径方向に往復移動可能にガイドされ、かつ常時上記円板状ワークの半径方向外方に向けて弾力付勢された複数の移動部材と、各移動部材の所定位置に設けられ、上記円板状ワークの外周縁を押圧しうる押圧面を有する押圧部材と、
各移動部材に一端が連結され、可撓性を有する索体と、
各索体の他端が共通に接続された連結部材と、
上記連結部材を所定の方向に往復駆動する駆動手段と、を備え、
各索体の一部またはすべては、それらの一端付近の配索方向が上記移動部材の往復移動方向と一致または略一致し、他端付近の配索方向が上記連結部材の往復駆動方向と一致または略一致するように、1または複数のプーリによって配索方向が変換されていることを特徴としている。
【0011】
それぞれが押圧部材を有する各移動部材は、常時円板状ワークの半径方向外方に向けて弾力付勢されているので、これら移動部材と上記連結部材との間をつなぐ各索体には、一定の張力が常時作用する。連結部材には、各移動部材に一端が連結された各索体の他端が共通に接続されているので、この連結部材が往復駆動させられると、各移動部材は互いの移動態様にずれを生じることなく、一斉に円板状ワークの半径方向に往復移動させられる。各索体は、プーリによってその配索方向が転換されているが、上記したように、各索体には張力が作用しており、また、各索体の両端部は、移動部材および連結部材に直接的に連結されている。したがって、上記のように、連結部材の往復運動が各索体を介して各移動部材に伝達されるに際し、リンク機構やラック・ピニオン機構に見られるようなあそびは生じない。
【0012】
各移動部材をその移動行程の外方端に位置させた状態において、ロボットのハンド等により、円板状ワークを支持体上に載置支持させる。そして、上記したように、連結部材を駆動し、各移動部材を一斉に円板状ワークの半径方向内方に向けて移動させると、各押圧部材の押圧面が円板状ワークの周縁部の複数箇所を押す。すべての押圧部材が円板状ワークの周縁部に接触した時点で、円板状ワークは、その板面方向の一定位置に位置決めされる。上記したように、各移動部材の移動には、連結部材の運動があそびなく正確に反映されるので、上記した位置決めは、きわめて精度よく行なわれることになる。
【0013】
好ましい実施の形態においては、上記支持部材、上記各移動部材、上記連結部材、および上記各索体は、機枠に対して垂直方向の回転中心をもって回転駆動可能な回転体に設けられている。
【0014】
好ましい実施の形態においてはまた、上記回転体は、機枠に対して上記回転中心をもって回転可能に支持された垂直軸と、この垂直軸の上端に連結されたボス部と、このボス部から水平方向に放射状に延出する複数のアーム部とを備えている。
【0015】
好ましい実施の形態においてはさらに、上記支持部材および上記移動部材は、上記各アーム部に設けられている一方、
上記垂直軸は、軸方向貫通孔を有する中空軸とされているとともに、上記軸方向貫通孔には軸方向往復駆動される駆動ロッドが挿通されており、上記ボス部内において、上記駆動ロッドの上端に上記連結部材が設けられており、かつ、
上記各索体は、その一端の配索方向が上記移動部材の移動方向である水平かつ上記円板状ワークの半径方向と一致し、かつ、他端の配索方向が上記連結体の駆動方向である垂直方向に一致するように、上記ボス部内に配置されたプーリによって配索方向が変換されている。
【0016】
好ましい実施の形態においてはまた、上記支持部材は、上記各アームの先端部において上方に突出するようにして形成されており、かつ、円板状ワークの中心に向かうほど低位となる傾斜状の支持面を備えている。
【0017】
好ましい実施の形態においてはさらに、上記支持部材には、長軸が上記円板状ワークの半径方向に延びる長穴状の貫通穴が設けられており、上記押圧部材は、この貫通穴から上記傾斜状の支持面上に突出させられている。
【0018】
好ましい実施の形態においてはまた、上記回転体は、上記機枠に対して垂直方向に昇降可能とされている。より具体的には、上記垂直軸は、ロータリ・ボールスプライン機構を介することにより、上記機枠に対して回転可能かつ昇降可能に支持されている。
【0019】
好ましい実施の形態においてはさらに、上記機枠には、上記円板状ワークをその周縁部において載置保持する仮保持部材が設けられている。
【0020】
他の好ましい実施の形態においては、上記支持部材、上記各移動部材、上記連結部材、および上記各索体は、円板状ワークのハンドリング部材に形成されている。
【0021】
この場合において、好ましくは、上記各移動部材は、所定の平面内を移動可能となっており、上記連結部材は、上記平面内または上記平面と平行な面内を往復駆動されるように構成されている。
【0022】
本願発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行なう詳細な説明から、より明らかとなろう。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態につき、図1〜図15を参照しつつ、具体的に説明する。なお、図1〜図13は第1の実施形態を示し、図14および図15は第2の実施形態を示す。
【0024】
まず、第1の実施形態に係るアライメント装置について、説明する。図1は第1の実施形態に係るアライメント装置の全体斜視図、図2は同平面図、図3は同側面外観図、図4はアーム部を上部カバーを一部取り除いて示した拡大平面図、図5は図4のV−V線断面図、図6は図4のVI−VI線断面図、図7は図4のVII−VII線断面図、図8は図4のVIII−VIII線断面図、図9は図5のIX−IX線断面図、図10はアーム部を上部カバーを取り除いて示した斜視図、図11は図2のXI−XI線断面図、図12は図11のXII−XII線断面図、図13は図12のXIII−XIII線断面図である。
【0025】
このアライメント装置は、円板状ワークWとして、半導体ウエハを選択し、この半導体ウエハWの水平面内での位置決めおよび回転方向の位置決めを行なうように構成されたものである。ボックス状の機体100の上面には、水平なテーブル110が設けられており、このテーブル110上において、120°ごとの中心角をもって放射状に延びる3本のアーム部210を有する回転体200が、垂直軸Lを中心として回転駆動可能かつ垂直方向に昇降可能となるように構成されている。
【0026】
各アーム部210の先端部上面には、上記ウエハWをその周縁部において載置支持し、かつこのウエハWをその面方向の若干の移動を許容するように支持する支持部材220が設けられている。この実施形態において支持部材220は、図1および図2に良く表れているように、アーム部210の幅と同等の幅を有するブロック状に形成されており、その上面に形成される支持面222は、図3および図5に良く表れているように、ウエハWの中心方向に向かうほど低位となる傾斜状としてある。
【0027】
各支持部材220にはまた、図2および図5に表れているように、アーム部210の軸線方向、すなわち、ウエハWの半径方向に長軸を有する長穴状の垂直貫通孔224が形成されており、この貫通孔224内を挿通しつつ、傾斜状の支持面222からさらに上方に突出するように、押圧部材230が配置されている。この押圧部材230は、後述するように、ウエハWの半径方向に一斉に往復移動させられる部材であり、その内側面には、ウエハWの外周縁を押圧しうる押圧面232が形成されている。この押圧部材230は、ウエハWに対する衝撃緩和等を考慮して、好ましくは樹脂によって形成される。
【0028】
各アーム部210には、図4、図6〜図8および図10に示されているように、その軸線方向に延びる凹溝215が形成されており、この凹溝215内には、長矩形状の断面を有するロッド状をした移動部材240が、凹溝215の長手方向、すなわち、ウエハWの半径方向に往復移動するようにガイドされながら、かつ常時ウエハWの半径方向外方に弾力付勢されながら、装填されている。より詳細には、上記ロッド状の移動部材240は、その長手方向の2箇所において、ガイド部材250a,250bに拘束されている。ガイド部材250a,250bは、移動部材240の断面と対応する矩形断面のガイド溝252を有し、このガイド溝252が下向きとなるようにして、かつこのガイド溝252内に上記移動部材240をスライド可能に抱持しながら、上記凹溝215内に固定されている。また、移動部材240の中間部には、左右一対の耳片にバネ受け軸244を設けたバネ受け部材242が固定されており、各バネ受け軸244に套挿した圧縮コイルバネ246の一端を上記した2箇所のガイド部材250a,250bのうちのウエハWの半径方向内方側に位置するガイド部材250aに当接させている。これにより、ロッド状の移動部材240は、常時ウエハWの半径方向外方に向けて弾力付勢されることになる。
【0029】
図5に表れているように、上記移動部材240の先端部には、取付けブラケット247を介して、上記の押圧部材230の下端部が固定されている。このようにして、各押圧部材230は、上記移動部材240の移動にともなって、ウエハWの半径方向に往復移動することができる。また、上記移動部材240のウエハW半径方向内端部には、ワイヤ等の可撓性を有する索体250の一端が固定連結されている。
【0030】
このアライメント装置は、上記のような3つのアーム部210が、回転体200を回転させることによって所望の回転位置をとることができ、そして、3つのアーム部210を含め、回転体200の全体が昇降できるようになっている。このように回転体200が回転可能かつ昇降可能でありながら、各アーム部210の押圧部材230が移動部材240の移動を介してウエハWの半径方向に往復移動可能となっているのであり、以下、このような作動を実現するための具体的構成について説明する。
【0031】
図5、図11および図12に表れているように、上記の3つのアーム部210の基端部は、一体となって、円筒状の内部空間を有するボス部260に一体連結されている。このボス部260は、円筒状の側面壁262と、水平な底面壁264とを有している。底面壁264の中心には、垂直方向に延びるスプライン軸270の上端が貫通連結されている。そして、このスプライン軸270は、ロータリ・ボールスプライン機構274を介して、機枠120に対し、垂直軸Lを中心として回転可能、かつ、昇降可能に支持されている。すなわち、上記スプライン軸270を相対回転不能かつ軸方向相対移動可能に保持するボールスプライン装置275のハウジング276が、機枠に設けたボス部260に内挿された状態において、ベアリング277を介して回転可能に支持されている。
【0032】
上記スプライン軸270は、軸方向貫通孔271を有する中空軸となっており、この軸方向貫通孔271には、スプライン軸270に対して軸方向に相対移動可能な駆動ロッド280が挿通されている。この駆動ロッド280の上端は、上記ボス部260内に延入しており、かつ、これには、図9に良く表れているように平面視において略三角形状をした連結部材282が固定されている(図参照)。この連結部材282の略三角形の辺に相当する部位には、上記のように一端が各移動部材240に固定連結された索体250の他端がそれぞれ固定連結されている。この連結部材282の略三角形の頂点に相当する部位には、二股ホーク282aが形成されており、この二股ホーク282aには、上記ボス部260の底面壁264から垂直状に立設されたガイドピン266が係合させられている。これにより、上記駆動ロッド280の軸方向駆動に伴って連結部材282が垂直方向に駆動されたとしても、この連結部材282の上記ボス部260に対する回転方向の相対位置関係は変化しないようになっている。
【0033】
各索体250は、図5に良く表れているように、その一端側が上記移動部材240の移動方向、すなわち、ウエハWの半径方向に延び、その他端側が上記連結部材282の駆動方向、すなわち、垂直方向に延びるように、上記ボス部260に形成したブラケットを介して回転可能に支持されたプーリ290によって、配索方向が90°変換されている。
【0034】
図5、図11および図12に表れているように、上記ボールスプライン装置275のハウジング276には、被動側ベルトプーリ278が一体的に取付けられている。また、機枠120には、図12に示されるように、減速機付きのステッピングモータ122が支持されており、このステッピングモータ122の出力軸には、駆動側ベルトプーリ124が取付けられている。そして、各ベルトプーリ124,278間には無端歯付きベルト126が掛け回されており、これにより、上記スプライン軸270、ボス部260ないし3つのアーム部210からなる回転体200は、上記ステッピングモータ122の回転により、ボールスプライン装置275のハウジング276の回転を介して、垂直軸L周りに回転させられる。
【0035】
図11および図12に示すように、上記スプライン軸270の下端部は、駆動ブラケット300に対してベアリング310を介して相対回転可能に支持されている。そして、この駆動ブラケット300は、垂直方向の軸線をもつ被動ナット320を保持しており、この被動ナット320には、機枠120に対してベアリング325を介して回転可能に支持された垂直方向のねじ軸128が螺合している。図12および図13に表れているように、このねじ軸128の上端には被動プーリ130が設けられているとともに、機枠120に支持したモータ140の出力軸には駆動プーリ142が設けられており、これらプーリ130,142間に無端歯付きベルト144が掛け回されている。これにより、モータ140を回転させてねじ軸128を軸転させることができ、これによって上記被動ナット320が垂直方向にねじ送りされる。その結果、上記駆動ブラケット300もまた垂直方向に昇降させられるのであり、これにより、上記スプライン軸270、上記ボス部260ないし3つのアーム部210を含む回転体200は、上記のように垂直軸L周りに回転可能でありつつ、垂直方向に昇降させられることが可能となる。
【0036】
図11に示されているように、上記駆動ブラケット300にはまた、流体圧駆動の低速シリンダ340が保持されている。このシリンダ340のピストンロッドの先端には、駆動プレート350が取付けられており、この駆動プレート350には、上記スプライン軸270に挿通される駆動ロッド280の下端部が、ベアリング360を介して相対回転可能に連結されている。これにより、上記駆動ロッド280が上記スプライン軸270をはじめとする回転体200の回転に伴って回転することを許容しつつも、上記シリンダ340を作動させることにより、上記駆動ロッド280ないし上記連結部材282を、上記スプライン軸270ないし上記ボス部260に対して相対的に垂直方向に駆動させることが可能となる。なお、駆動ロッド280が上記スプライン軸270をはじめとする回転体200の回転に伴って回転するのは、上記したように、駆動ロッド280の上端に取付けられた連結部材282の二股ホーク282aが上記ボス部260の底面壁264に立設したガイドピン266に係合させられているからである(図5、図9参照)。
【0037】
なお、図5および図11において、被動側ベルトプーリ278に取付けられた遮光プレート370と、この遮光プレート370の移動軌跡を挟むように配置された発光素子と受光素子とをもつフォトカプラとからなる回転体200の原点検出センサ380が設けられている。
【0038】
また、図1、図2等に表れているように、機枠のテーブル110上には、ウエハWの周縁部を3箇所において載置保持するための仮保持部材150が設けられている。この仮保持部材150は、図12に示されるように、上記回転体200がその上下方向移動行程の最下位置をとる場合に各アーム部210の先端の支持部材220の支持面222より高位となり、上記回転体200がその上下移動行程の最高位置をとる場合に各アーム部210の先端の支持部材220の支持面222より低位となるように、その高さ位置が設定されている。そして、これらの仮保持部材150の1つに近接するようにして、発光素子が発した光ビームを上下方向に投射し、半導体ウエハWがこの光ビームを遮ったことをもってウエハWの存在を検出するウエハセンサ160と、同様な構成により、ウエハWの周部に通常1箇所設けられるノッチWnを光ビームを通過したことをもってウエハWのノッチWnの位置、すなわちウエハWの回転姿勢を検出するノッチセンサ170とが設けられている。
【0039】
次に、以上の構成を備えるアライメント装置によるウエハWのアライメント動作の一例について説明する。
【0040】
ウエハWは、図2に示すように、全体として円形を有しており、その周縁部には、通常、1箇所のノッチWnが形成されている。また、このウエハWの周縁部の下面側は、通常、なめらかなラウンド状に面取りされている。このような面取りが施された周縁領域は、最終的な半導体チップとして利用されない余剰領域である。
【0041】
アライメント装置は、上記原点検出センサ380と協働させつつ上記ステッピングモータ122を所定方向に回転させ、回転体200すなわち3つのアーム部210に所定の回転位置をとる原点位置をとらせた上で、モータ140を一方向に回転させて回転体200を上昇させ、3つのアーム部210に上昇位置をとらせてウエハWの搬入を待つ。また、このとき、各アーム部210の先端部の押圧部材230は、上記シリンダ340を所定方向に作動させ、駆動ロッド280ないし連結部材282にそれらの移動行程の上位位置をとらせることにより、ウエハWの半径方向外方に退避させられている(図11には、退避位置にある押圧部材230が示されている)。
【0042】
3つのアーム部210が所定の原点位置をとるとき、この3つのアーム部210の回転位置を、たとえば図2に表れているように、前工程からこのアライメント装置へウエハWを搬入するためのロボットの二股ホーク282a状のハンドHがテーブル110上に進出した場合に、上記3つのアーム部210の各支持部材220ないし各押圧部材230が上記のハンドHに干渉しないようにする。
【0043】
上記したように、アーム部210が上昇位置をとるとき、その先端部に形成した支持部材220はテーブル110上の仮保持部材150より上位にあることから、図2に示すように、搬送ロボットのハンドHがウエハWを載せながら3つのアーム部210の上方所定位置まで水平方向に移動した後、このハンドHが下降することにより、ハンドH上のウエハWは上記3つのアーム部210の先端の支持部材220上に受け渡される。上述したように、各支持部材220の支持面222は、ウエハWの中心に向かうほど低位となる傾斜状となっているから、ウエハWは、ラウンド状の面取り部が施された周縁部下面側のみが支持面222に線的に接触支持される。したがって、ウエハWにおける半導体チップとなるべき領域の下面が支持部材220に接触してその汚れ等によって汚染されるということはない。
【0044】
ウエハWが3つのアーム部210の支持部材220に正常に支持されているかどうかは、上記したウエハセンサ160によって確認することができる。
【0045】
次に、3つのアーム部210の上下方向の位置を上記のような上昇位置に維持したまま、上記シリンダ340を上記と逆方向に作動させ、駆動ロッド280ないし連結部材282に下降位置をとらせることにより、この動きを各索体250を介して各移動部材240に伝達し、各押圧部材230を一斉にウエハWの半径方向内方に向けて移動させる(図5には、内方へ移動した押圧部材230が示されている)。そうすると、各押圧部材230は、それらの押圧面232の内接円を、その中心位置を変化させずに縮小させるようにして移動することとなり、やがて、3つの押圧部材230の押圧面232がすべてウエハWの外周に当接し、ウエハWを周面からクランプする状態を得る。この状態において、ウエハWの水平面方向の一次的な位置決めが達成される。
【0046】
すでに説明したように、各移動部材240は、常時ウエハWの半径方向外方に向けて弾力付勢されているので、これら移動部材240と上記連結部材282との間をつなぐ各索体250には一定の張力が常時作用している。そして、連結部材282には、各移動部材240に一端が連結された各索体250の他端が共通に接続されているので、この連結部材282が往復駆動させられると、各移動部材240は互いの移動態様に相対的なずれを生じることなく、一斉にウエハWの半径方向に往復移動させられる。各索体250は、プーリ290によってその配索方向が転換されているが、上記したように、各索体250には張力が作用しており、また、各索体250の両端部は移動部材240および連結部材282に直接的に連結されているので、連結部材282の往復運動が各索体250を介して移動部材240に伝達されるに際し、リンク機構やラック・ピニオン機構に見られるようなあそびは生じない。その結果、上記のようなウエハWの水平面方向の一次的な位置決めは、常に精度よく行なわれる。
【0047】
次に、上記ステッピングモータ122を一方向に回転させ、上記のノッチセンサ170がウエハWのノッチWnを検出するまで、回転体200、3つのアーム部210ないしクランプされた状態のウエハWを一方向に回転させる。これにより、ウエハWの周方向の位置決めが行なわれる。
【0048】
このようにして、ウエハWは、水平方向についての一次的な位置決めおよび周方向の位置決めが行なわれたことになるが、このウエハWを次工程に移送するために、たとえば、次のようにしてロボットのハンドHに受け渡される。
【0049】
上記シリンダ340を一方向に作動させ、各押圧部材230にウエハWの半径方向外方への退避位置をとらせ、ウエハWに対するクランプを解除した上、モータ140を作動させて回転体200全体を下降させ、各アーム部210の支持部材220の支持面222高さをテーブル110上の仮保持部材150よりも低位とすることにより、各アーム部210の支持部材220上に支持されていたウエハWをテーブル110上の仮保持部材150上に移載する(図12参照)。このような過程においても、ウエハWの水平面方向および周方向の位置決め状態は、依然として維持されている。
【0050】
次に、上記ステッピングモータ122を作動させて回転体200全体を任意角度回転させる。これは、たとえば、3つのアーム部210の支持部材220ないし押圧部材230が、次工程へのウエハ搬出用ロボットのハンドHの進入に際して干渉を起こさないようにするという意味合いをもつ。
【0051】
この状態から回転体200全体に上昇位置をとらせると、仮保持部材150上に保持されていたウエハWは、再度、3つのアーム部210の各支持部材220上に移載される。
【0052】
この状態においてもなお、ウエハWの水平面方向および周方向の位置決め状態は維持されているが、このとき、再度シリンダ340を作動させて各押圧部材230をウエハWの半径方向内方に移動させ、各押圧部材230の押圧面232がウエハWの外周に接触するクランプ状態を得て、ウエハWに対する水平面方向の二次的な位置決めを行なっても良い。
【0053】
そうして、シリンダ340を逆方向に作動させて押圧部材230によるウエハWのクランプ状態を解除した上、ロボットのハンドHをテーブル110上に進入させ、そして、モータ140を作動させて回転体200全体に下降位置をとらせることにより、3つのアーム部210上に支持されていたウエハWは、上記のハンドHに受け渡される。
【0054】
次に、第2の実施形態に係るアライメント装置について、図14および図15を参照して説明する。
【0055】
この実施形態に係るアライメント装置は、搬送ロボット等のハンドHに適用したものである。すなわち、図14に示すように、全体として水平方向に延びる薄板状をしており、かつ平面視において二股ホーク状をしたハンド部材400の上面には、4つの移動部材240が、それぞれ、このハンド部材400の平面視における略中心を中心とする仮想円Cの半径方向に往復移動可能にガイドされながら、設けられている。これらの移動部材240はまた、圧縮コイルバネ246等によって、常時上記仮想円Cの半径方向外方に向けて付勢されている。各移動部材240の適部には、上記仮想円Cの中心方向を向く押圧面232をもつ押圧部材230が突出状に形成されている。
【0056】
各移動部材240の上記仮想円Cの半径方向内方の端部には、可撓性を有する索体250としてのワイヤの一端が固定連結されている。これらの4本の索体250の一端の配索方向は、各移動部材240の往復移動方向、すなわち、上記仮想円Cの半径方向と一致させられているが、中間部は、複数個のプーリ290によって一定の水平面内において配索方向が変換されている。これら4本の索体250の他端部は、ハンド部材400の基端方において、それぞれこのハンド部材400の軸線方向を向くようにして平行状に集められた上、連結部材282に共通に固定連結されている。この連結部材282は、ハンド部材400の基端方に配置されたシリンダ340等の駆動手段により、このハンド部材400の軸線方向に往復駆動させられる。
【0057】
ハンド部材400の適部にはまた、ほぼ上記仮想円Cと対応するようにしてウエハW等の円板状ワークWが導入された場合に、この円板状ワークWの周縁部下面を支持することができる支持部材220が、好ましくは、上記仮想円Cの半径方向内方に向かうほど低位となる傾斜面状に設けられている(図15参照)。なお、この支持部材220は、上記移動部材240と一体的に、押圧部材230の裾部に傾斜状の支持面を設けるなどして形成してもよい。
【0058】
次に、上記構成を備えるアライメント装置によるアライメント動作の一例について説明する。
【0059】
各移動部材240は、その往復移動行程の最外方に位置していて、円板状ワークWの導入を待ち受ける。このとき、連結部材282は、シリンダ340の作動により、その移動行程におけるハンド部材400の先端方に位置している。各移動部材240は、実質的には圧縮コイルバネ246の弾力によってその移動行程の最外方に位置しており、索体250には、一定の張力が作用している。
【0060】
適当な搬送手段により、ウエハ等の円板状ワークWが、上記ハンド部材400の上面上に、ほぼ上記仮想円Cと対応するようにしながら導入され、この円板状ワークWは、各支持部材220により、周縁部において支持される。
【0061】
次いで、シリンダ340の作動により、連結部材282をハンド部材400の基端方に移動させる。そうすると、4本の索体250が牽引されることにより、各移動部材240および押圧部材230は、一斉に円板状ワークWの半径方向内方に向けて移動し、やがてすべての押圧部材230の押圧面232が円板状ワークWの周縁部に当接する。これによって円板状ワークWは各押圧部材230によってクランプされた状態が生まれ、円板状ワークWは、その中心が上記仮想円Cの中心と一致するように位置決めされる。
【0062】
こうして押圧部材230によってクランプされた状態を維持すれば、このハンドHによる円板状ワークWの搬送を高速で行なうことができる。このハンドHがワークWの搬送先付近に到達した時点で各押圧部材230を退避させれば上記のクランプ状態が解除され、搬送先へのワークWの移載が可能となる。
【0063】
この実施形態においても、各移動部材240と連結部材282とが、プーリ290によって配索方向が転換された可撓性を有する索体250によって連結されている点は上記した第1の実施形態と同様である。したがって、連結部材282の往復運動が各索体250を介して移動部材240に伝達されるに際し、リンク機構やラック・ピニオン機構に見られるようなあそびが生じることがなく、その結果、上記のようなウエハWの水平面方向の位置決めは、常に精度よく行なわれることになる。
【0064】
もちろん、この発明の範囲は上述した各実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本願発明の範囲に含まれる。
【0065】
たとえば、第1の実施形態においては、回転体200に搭載した格好でアライメント装置を構成し、この回転体200自体を昇降可能として、機体100のテーブル110上に配置した仮保持部材150との間のワークWの受け渡しを可能にしているが、第2の実施形態も本願発明の範囲に包摂されることから判るように、アライメント装置を回転体200に搭載した構成としたり、この回転体200を昇降可能とすることは、選択的な事項である。
【0066】
以上の説明から明らかなように、本願発明は、円板状ワークWの板面方向での位置決めを行なうべく、この円板状ワークWの半径方向に往復移動可能とした複数の押圧部材230ないしこれを支持する各移動部材240を、プーリ290によって配索方向を変換された可撓性索体250を介してこの可撓性索体250が共通に連結された連結部材282を駆動することにより一斉に移動させることにポイントがある。かかる思想を利用する構成は、すべて本願発明の範囲に含まれるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るアライメント装置の全体斜視図である。
【図2】図1に示したアライメント装置の平面図である。
【図3】図1に示したアライメント装置の側面外観図である。
【図4】アーム部を上部カバーを一部取り除いて示した拡大平面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図4のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図4のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図9は図5のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】アーム部を上部カバーを取り除いて示した斜視図である。
【図11】図2のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
【図14】第2の実施形態に係るアライメント装置の模式的平面図である。
【図15】図14に示されるアライメント装置の要部斜視図である。
【図16】従来例の模式的平面図である。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿う断面図である。
【図18】他の従来例の模式的平面図である。100   機体
110   テーブル
120   機枠
122   ステッピングモータ
124   被動側ベルトプーリ
126   無端歯付きベルト
128   ねじ軸
130   被動プーリ
140   モータ
142   駆動プーリ
144   無端歯付きベルト
150   仮保持部材
160   ウエハセンサ
170   ノッチセンサ
200   回転体
210   アーム部
220   支持部材
222   支持面
230   押圧部材
232   押圧面
240   移動部材
246   圧縮コイルバネ
250   索体(ワイヤ)
260   ボス部
270   スプライン軸
274   ロータリ・ボールスプライン機構
280   駆動ロッド
282   連結部材
290   プーリ
300   駆動ブラケット
320   被動ナット
340   シリンダ
350   駆動プレート
400   ハンド部材
W     円板状ワーク(ウエハ)
H     ハンド
C     仮想円

Claims (11)

  1. 所定の外径をもつ円板状ワークをその板面方向の移動を許容しつつ載置支持する支持部材と、
    それぞれが上記円板状ワークの半径方向に往復移動可能にガイドされ、かつ常時上記円板状ワークの半径方向外方に向けて弾力付勢された複数の移動部材と、各移動部材の所定位置に設けられ、上記円板状ワークの外周縁を押圧しうる押圧面を有する押圧部材と、
    各移動部材に一端が連結され、可撓性を有する索体と、
    各索体の他端が共通に接続された連結部材と、
    上記連結部材を所定の方向に往復駆動する駆動手段と、を備え、
    各索体の一部またはすべては、それらの一端付近の配索方向が上記移動部材の往復移動方向と一致または略一致し、他端付近の配索方向が上記連結部材の往復駆動方向と一致または略一致するように、1または複数のプーリによって配索方向が変換されていることを特徴とする、アライメント装置。
  2. 上記支持部材、上記各移動部材、上記連結部材、および上記各索体は、機枠に対して垂直方向の回転中心をもって回転駆動可能な回転体に設けられている、請求項1に記載のアライメント装置。
  3. 上記回転体は、機枠に対して上記回転中心をもって回転可能に支持された垂直軸と、この垂直軸の上端に連結されたボス部と、このボス部から水平方向に放射状に延出する複数のアーム部とを備えている、請求項2に記載のアライメント装置。
  4. 上記支持部材および上記移動部材は、上記各アーム部に設けられている一方、
    上記垂直軸は、軸方向貫通孔を有する中空軸とされているとともに、上記軸方向貫通孔には軸方向往復駆動される駆動ロッドが挿通されており、上記ボス部内において、上記駆動ロッドの上端に上記連結部材が設けられており、かつ、
    上記各索体は、その一端の配索方向が上記移動部材の移動方向である水平かつ上記円板状ワークの半径方向と一致し、かつ、他端の配索方向が上記連結部材の駆動方向である垂直方向に一致するように、上記ボス部内に配置されたプーリによって配索方向が変換されている、請求項3に記載のアライメント装置。
  5. 上記支持部材は、上記各アームの先端部において上方に突出するようにして形成されており、かつ、円板状ワークの中心に向かうほど低位となる傾斜状の支持面を備えている、請求項4に記載のアライメント装置。
  6. 上記支持部材には、長軸が上記円板状ワークの半径方向に延びる長穴状の貫通穴が設けられており、上記押圧部材は、この貫通穴から上記傾斜状の支持面上に突出させられている、請求項5に記載のアライメント装置。
  7. 上記回転体は、上記機枠に対して垂直方向に昇降可能とされている、請求項2ないし6のいずれかに記載のアライメント装置。
  8. 上記垂直軸は、ロータリ・ボールスプライン機構を介することにより、上記機枠に対して回転可能かつ昇降可能に支持されている、請求項7に記載のアライメント装置。
  9. 上記機枠には、上記円板状ワークをその周縁部において載置保持する仮保持部材が設けられている、請求項1ないし8のいずれかに記載のアライメント装置。
  10. 上記支持部材、上記各移動部材、上記連結部材、および上記各索体は、円板状ワークのハンドリング部材に形成されている、請求項1に記載のアライメント装置。
  11. 上記各移動部材は、所定の平面内を移動可能となっており、上記連結部材は、上記平面内または上記平面と平行な面内を往復駆動されるように構成されている、請求項10に記載のアライメント装置。
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