JP2002075953A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JP2002075953A JP2000259593A JP2000259593A JP2002075953A JP 2002075953 A JP2002075953 A JP 2002075953A JP 2000259593 A JP2000259593 A JP 2000259593A JP 2000259593 A JP2000259593 A JP 2000259593A JP 2002075953 A JP2002075953 A JP 2002075953A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板表面の中央部に処理液が付着することを防
止でき、かつ、基板表面の周辺部に処理液による処理を
良好に施すことができるとともに、処理液の再利用も可
能な基板処理装置および基板処理方法を提供する。 【解決手段】基板Wは、バキュームチャック1によって
ほぼ水平に保持された状態で回転される。基板Wに対向
して、基板Wよりも小さな外形の遮断板2が配置されて
いる。遮断板2は、基板Wと同じ方向にほぼ同じ速さで
回転される。遮断板2の上に薬液供給ノズル41または
純水供給ノズル42から処理液(薬液または純水)が供
給される。この処理液は、遠心力により、遮断板2の回
転半径方向外方へと向かい、基板Wの上面の周辺部に落
下する。基板Wから外方へと落下する処理液(とくに薬
液)は、スプラッシュガード60の回収処理液受け部6
2によって受けられ、その下方の回収溝52から回収ラ
イン55へと導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板の周辺部を
処理液(たとえば、エッチング液)によって選択的に処
理するための基板処理装置および基板処理方法に関す
る。処理対象の基板には、半導体ウエハ、光および光磁
気ディスク、液晶表示装置用ガラス基板、ならびにPD
P(プラズマディスプレイパネル)用ガラス基板などの
各種の被処理基板(特に、ほぼ円形の基板)が含まれ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、半導
体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)の表面、裏
面および端面の全域に銅薄膜などの金属薄膜を形成した
後、この金属薄膜の不要部分をエッチング除去する処理
が行われる場合がある。たとえば、配線形成のための銅
薄膜は、ウエハの表面の素子形成領域に形成されていれ
ばよいから、ウエハの表面の周辺部(たとえば、ウエハ
の周縁から幅5mm程度の部分)、裏面および端面に形成
された銅薄膜は不要となる。
【0003】ウエハの周辺部に形成されている金属薄膜
を除去するための装置は、たとえば、本願の出願人の先
願に係る特願平11−104171号に開示されてい
る。この先願に係る装置では、スピンチャックでウエハ
を保持するとともに、これを鉛直軸線まわりに回転させ
る一方、ウエハの上面に純水を供給しつつ、ウエハの周
辺部に薬液(エッチング液)を供給する構成を採用して
いる。純水の供給により、ウエハの中央部付近に薬液の
飛沫が達しても、この薬液は速やかに洗い流される。し
たがって、ウエハの中央付近の金属薄膜を侵すことな
く、周辺部の金属薄膜を選択的に除去できる。
【0004】また、本願出願人の製作に係る他の装置で
は、スピンチャックで保持しているウエハの下面から薬
液を供給し、ウエハの上面への薬液の回り込みを利用し
て、ウエハ上面の周辺部の処理を行う構成が採用されて
いる。ウエハの下面に薬液を供給する必要性から、スピ
ンチャックは、ウエハの下面に対して非接触の状態でウ
エハを保持できる構造となっている。すなわち、この装
置のスピンチャックは、複数本のチャックピンで、ウエ
ハの端面を握持する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウエハの中央
付近の保護のために純水をウエハの上面に供給する構成
では、薬液が純水によって希釈されてしまうから、この
薬液を回収して再利用することができない。そのため、
薬液は使い捨てになり、その消費量が多くなるのが欠点
であった。また、ウエハの裏面から上面への薬液の回り
込みを利用する構成では、薬液がチャックピンで跳ね返
り、ウエハ上面の中央付近を侵す場合があった。これを
防止するために、ウエハの上面に窒素ガスを吹き付ける
構成の採用が提案されているが、それでもなお、ウエハ
上面の中央付近の保護に万全を期することができない。
しかも、ウエハの端面を併せて処理するためには、チャ
ックピンによるウエハの握持をウエハの回転中に緩める
ことが好ましいが、そのための構成が複雑であるという
問題がある。
【0006】そこで、この発明の第1の目的は、基板表
面の中央部に処理液が付着することを防止でき、かつ、
基板表面の周辺部に処理液による処理を良好に施すこと
ができるとともに、処理液の再利用も可能な基板処理装
置および基板処理方法を提供することである。また、こ
の発明の第2の目的は、基板表面の中央部に処理液が付
着することを防止でき、かつ、基板表面の周辺部に処理
液による処理を良好に施すことができるとともに、基板
の端面の処理を簡単な構成で行える基板処理装置および
基板処理方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板
(W)の周辺部の上面に処理液を供給して、基板の周辺
部を処理する基板処理装置であって、基板を保持しつ
つ、ほぼ鉛直な回転軸を中心に当該基板を回転させる基
板回転保持手段(1)と、この基板回転保持手段に保持
された基板の上面に対向して設けられ、上記基板回転保
持手段の回転軸に沿う軸を中心に回転する回転部材
(2)と、基板の周辺部の上面に処理液が落下するよう
に、上記回転部材上に処理液を吐出する処理液吐出手段
(41,42)とを含むことを特徴とする基板処理装置
である。ただし、括弧内の英数字は、後述の実施形態に
おける対応構成要素を表す。以下、この項において同
じ。
【0008】この構成によれば、処理対象の基板は、ほ
ぼ鉛直な回転軸を中心に回転させられるとともに、この
基板の上面に対向して回転部材が設けられる。この回転
部材は、基板の回転軸に沿う軸を中心に回転する。この
回転部材の上面に、処理液吐出手段から処理液が吐出さ
れる。処理液は、回転部材の上面に達すると、遠心力が
与えられて、回転部材の回転半径方向外方に移動する。
これにより、処理液は、回転部材から落下して、基板の
周辺の上面に導かれることになる。
【0009】このようにして、基板の周辺の上面に選択
的に処理液を供給することができるから、基板の周辺部
を良好に処理することができる。また、回転部材から落
下して基板の周辺部の上面に導かれる処理液は、回転部
材の回転半径方向への遠心力が与えられているから、基
板の上面に落下した処理液が基板の中央領域に導かれる
ことはない。したがって、基板の上面に純水を供給して
その中央部を保護する必要がない。その結果、基板の周
縁部の上面に落下して基板処理に用いられた後の処理液
は、回収して再利用することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記回転部材は、
外形が基板よりも小さな板状体であることを特徴とする
請求項1記載の基板処理装置である。この構成によれ
ば、回転部材が板状体で構成されていることにより、回
転部材の上面に吐出された処理に効果的に遠心力を与え
ることができる。また、回転部材を構成する板状体が、
処理対象の基板よりも小さな外形を有しているから、基
板の周縁部の上面に処理液を確実に落下させることがで
きる。
【0011】なお、回転部材の他の形態として、回転中
心から回転半径方向外方に向かうに従って下方に向かう
傾斜面を有する錐体状のものを用いてもよい。この錐体
状の回転部材は、回転対称な上面(処理液が流れる面)
を有するものであることが好ましく、たとえば傘形状の
ものまたはドーム形状のものなどを適用することができ
る。ただし、処理液が流れる上面は必ずしも回転対称の
形状を有している必要はなく、たとえば、角錐形状の回
転部材を適用してもよい。
【0012】また、回転部材は、周方向に沿って波状の
凹凸が形成されたものであってもよいし、回転中心から
回転半径方向外方に向かう溝が上面に形成されたもので
あってもよい。回転部材の上面に溝を形成する場合に
は、この溝は、回転半径方向外方に向かうに従って回転
部材の回転方向とは反対側にカーブする形態に形成され
ていることが好ましい。また、回転部材は、外形(基板
回転保持手段に保持された基板を見下す平面視における
外形)が、基板よりも大きな板状体または上述のような
錐状体であってもよい。このような場合であっても、た
とえば、回転部材の周縁部に基板の周縁部の上面に処理
液を落下させるための切欠きを形成したり、適当な位置
に開口を形成したりしておくことによって、基板の上面
に処理液を導くことができる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記回転部材と上
記基板回転保持手段に保持された基板との間に気体(好
ましくは、窒素ガス等の不活性ガス)を供給する気体供
給手段(33)をさらに含むことを特徴とする請求項1
または2記載の基板処理装置である。この構成によれ
ば、基板回転保持手段に保持された基板と回転部材との
間に気体を供給することによって、基板の周辺部の上面
に落下した処理液が、基板の中央領域に導かれることを
さらに確実に防止することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記基板回転保持
手段は、基板の下面を吸着して保持する下面吸着型保持
機構(1)であることを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかに記載の基板処理装置である。この構成では、
基板の下面を吸着することによって基板が保持されるか
ら、基板の端面を全周に渡って露出させておくことがで
きる。これにより、基板周縁部の上面から基板の端面を
伝って落下する処理液により、基板の端面を全周に渡っ
て処理することができる。これにより、基板の回転中に
基板の握持を緩めたりするための複雑な構成を要するこ
となく、基板の端面に対する処理を良好に行うことがで
きる。
【0015】請求項5記載の発明は、上記基板の周辺部
に供給された後の処理液を回収するための処理液回収手
段(60,62,52)をさらに含むことを特徴とする
請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置であ
る。この構成によれば、基板の周縁部を処理するために
用いられた後の処理液(たとえば薬液)が回収される。
上述のとおり、基板の中央領域の保護のために純水を用
いる必要がないので、基板の周縁部の上面に供給された
処理液は、当初の濃度をほぼ保持したままで、希釈され
ることなく基板から落下することになる。そこで、この
処理液を処理液回収手段によって回収することにより、
回収された処理液を基板の処理のために再利用すること
ができる。これによって、処理液の消費量を格段に低減
することができる。
【0016】処理液回収手段は、たとえば、基板回転保
持手段によって保持されて回転される基板の回転半径方
向外方に配置されて、遠心力のために基板の表面から回
転半径方向外方に飛び出してくる処理液を受ける回収処
理液受け部(60,62)と、この処理液受け部で受け
られて落下する処理液を回収するための処理液回収溝
(52)とを有するものであってもよい。請求項6記載
の発明は、基板(W)の周辺部の上面に処理液を供給し
て、基板の周辺部を処理する方法であって、基板をほぼ
水平な姿勢で鉛直軸線まわりに回転させる工程と、基板
の上面に対向して回転部材(2)を配置し、この回転部
材を基板の回転軸線とほぼ同軸の回転軸線まわりに回転
させる工程と、回転状態の上記回転部材の上に処理液を
供給し、この処理液を、上記回転部材から、回転状態の
上記基板の周辺部に落下させる工程とを含むことを特徴
とする基板処理方法である。
【0017】これにより、請求項1に関連して説明した
効果を奏することができる。この基板処理方法の発明に
関しては、基板処理装置に関連して述べたのと同様な変
形を施すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明する
ための概念図である。この基板処理装置は、ほぼ円形の
基板である半導体ウエハ(以下単に「ウエハW」とい
う。)の上面の周辺部に対して、処理液による表面処理
を施すためのものである。この場合、処理液とは、ウエ
ハWの表面の薄膜(たとえば、銅薄膜)を剥離するため
のエッチング液であってもよい。
【0019】この基板処理装置は、ウエハWをほぼ水平
に保持するとともに、その中心を通るほぼ鉛直な回転軸
線まわりにウエハWを回転させるためのバキュームチャ
ック1を備えている。バキュームチャック1は、ウエハ
Wの下面を吸着して保持する。したがって、処理対象の
ウエハWは、その上面の全域および端面の全周を露出し
た状態で保持されることになる。バキュームチャック1
の下面には、チャック回転駆動機構12によって回転さ
れる回転軸11がほぼ鉛直方向に沿って固定されてい
る。この回転軸11は、内部が中空の中空軸となってい
て、この回転軸11の内部には、真空ポンプ13に接続
された吸着用配管14が挿通している。この構成によっ
て、真空ポンプ13により吸着用配管14の内部を排気
すると、バキュームチャック1の表面(上面)に形成さ
れた吸着孔(図示せず)の働きによって、ウエハWの下
面がバキュームチャック1の上面に真空吸着される。こ
の状態で、チャック回転駆動機構12の働きにより、回
転軸11およびバキュームチャック1が鉛直軸線まわり
に回転されることになる。
【0020】バキュームチャック1の上方には、バキュ
ームチャック1の上面(吸着面)に対向するように、す
なわち、バキュームチャック1に保持されたウエハWの
上面に対向するように、遮断板2が設けられている。こ
の遮断板2は、この実施形態では、図2に示すように、
ウエハWの半径よりも小さな半径の円板形状を有してい
る。遮断板2の上面には、回転軸11と共通の軸線に沿
う回転軸21が固定されている。この回転軸21は、中
空に形成されていて、この回転軸21内を通って、窒素
ガス供給源31からの窒素ガスを窒素ガス供給バルブ3
2を介して遮断板2とウエハWとの間の空間に供給する
窒素ガスノズル33が設けられている。
【0021】図1に示されているように、遮断板2に関
連して、この遮断板2を上下動させるための遮断板昇降
機構22と、回転軸21を回転させることによって、遮
断板2を回転駆動するための遮断板回転駆動機構23と
が設けられている。遮断板回転駆動機構23は、チャッ
ク回転駆動機構12と同期するように制御されるように
なっていて、バキュームチャック1と遮断板20とは、
同じ方向にほぼ同じ速さで回転駆動される。
【0022】遮断板昇降機構22は、遮断板2を、処理
対象のウエハWの搬入時および搬出時に上方に大きく退
避した退避位置と、ウエハWに対する処理を行うために
バキュームチャック1に保持されたウエハWに近接した
処理位置との間で、昇降させる働きを有している。さら
に、遮断板昇降機構22は、ウエハWを処理するとき
に、遮断板2の上下位置を調整して、ウエハWの表面と
遮断板2の下面とのギャップbを調整する働きを有して
いる。
【0023】遮断板2の上方には、この遮断板2の上面
に薬液(たとえばエッチング液)を供給するための薬液
供給ノズル41と、遮断板2の上面に純水を供給するた
めの純水供給ノズル42とが配置されている。薬液供給
ノズル41および純水供給ノズル42は、処理位置にあ
る遮断板2の上面の中央位置近傍に向けて、薬液および
純水をそれぞれ吐出するように配置されている。薬液供
給ノズル41には、薬液供給源43から薬液供給バルブ
44を介して薬液が供給されるようになっている。ま
た、純水供給ノズル42には、純水供給源45から、純
水供給バルブ46を介して、純水が供給されるようにな
っている。
【0024】バキュームチャック1などは、耐薬液性の
材料(たとえば、フッ素樹脂)で構成された処理カップ
50内に収容されている。この処理カップ50の底部に
は、バキュームチャック1の外側において、ウエハWの
処理に用いられた後の処理液を排液するための排液溝5
1が、半径方向内方側に形成されており、ウエハWの処
理のために用いられた後の処理液を回収するための回収
溝52が半径方向外方側に形成されている。排液溝51
と回収溝52とは、筒状の仕切壁53によって区画され
ている。
【0025】仕切壁53の上方には、ウエハWからの処
理液が外部に飛散することを防止するためのスプラッシ
ュガード60が設けられている。このスプラッシュガー
ド60は、ウエハWの回転軸線に対してほぼ回転対称な
形状を有している。スプラッシュガード60は、耐薬液
の材料、すなわちたとえばフッ素樹脂などで構成されて
いる。このスプラッシュガード60は、スプラッシュガ
ード昇降駆動機構65によって、図3(a)および図3(b)
に示されているように、上下動されるようになってい
る。
【0026】スプラッシュガード60は、ウエハWの回
転軸線に対向するように開いた溝状の排液受け部61を
上方部の内面に有している。また、スプラッシュガード
60の下方部には、ウエハWの回転半径方向外方に向か
うに従って下方に向かう傾斜面の形態をなした回収液受
け部62が形成されている。また、回収液受け部62の
上端付近には、処理カップ50に形成された仕切壁53
を受け入れるための仕切壁収納溝63が形成されてい
る。
【0027】スプラッシュガード昇降駆動機構65は、
スプラッシュガード60を、図3(a)に示す回収位置
(上昇位置)と、図3(b)に示す排液位置(下降位置)
との間で上下動させる。また、スプラッシュガード昇降
駆動機構65は、処理対象のウエハWの搬入/搬出の際
に、スプラッシュガード60を回収位置(図3(a))よ
りもはるかに上方の退避位置に退避させる。スプラッシ
ュガード60が図3(a)に示す回収位置にあるとき、回
収液受け部62は、バキュームチャック1に保持された
ウエハWの上面とほぼ同じ高さに位置している。このと
きには、ウエハWの上面に供給された処理液は、遠心力
によって回転半径方向外方に飛び出し、回収液受け部6
2によって受けられた後、その下方の回収溝52と導か
れる。回収溝52には薬液供給源43へと薬液を導くた
めの回収ライン55(図1参照)が接続されている。
【0028】一方、ウエハWに供給された処理液を廃棄
すべきときには、スプラッシュガード60は、図3(b)
に示す排液位置へと導かれる。この状態では、排液受け
部61が、ウエハWの上面とほぼ等しい高さに位置す
る。したがって、ウエハWから回転半径方向外方に飛び
出した処理液は、排液受け部61によって受けられた後
に、その下方の排液溝51へと落下する。この排液溝5
1には、排液ライン56が接続されている。
【0029】図1に示すように、この基板処理装置に
は、装置の各部を制御するためのコントローラ35が備
えられている。このコントローラ35は、チャック回転
駆動機構12、真空ポンプ13、遮断板昇降機構22、
遮断板回転駆動機構23、窒素ガス供給バルブ32、薬
液供給バルブ44、純水供給バルブ46、およびスプラ
ッシュガード昇降駆動機構65などを制御する。コント
ローラ35による各部の制御によって、ウエハWに対し
て次のような処理が実行される。
【0030】図示しない搬送ロボットの働きによって、
処理前のウエハWがバキュームチャック1の上面に置か
れると、コントローラ35は真空ポンプ13を作動させ
て、ウエハWをバキュームチャック1の上面に吸着させ
る。このとき、スプラッシュガード60および遮断板2
は、バキュームチャック1の上方の退避位置にあって、
ウエハWの搬入を阻害しないようにされている。この状
態から、遮断板昇降機構22が制御され、遮断板2がバ
キュームチャック1に保持されたウエハWの上面に近接
した位置(処理位置)に導かれる。一方、コントローラ
35は、スプラッシュガード昇降駆動機構65を制御
し、スプラッシュガード60を図3(a)に示す回収位置
に導く。この状態で、コントローラ35は、チャック回
転駆動機構12および遮断板回転駆動機構23を作動さ
せ、バキュームチャック1(すなわち、ウエハW)およ
び遮断板2を、同じ方向にほぼ同じ速さで回転させる。
その一方で、コントローラ35は、薬液供給バルブ44
を開成して、薬液供給ノズル41から薬液(エッチング
液)を吐出させる。さらに、コントローラ35は、窒素
ガス供給バルブ32を開き、遮断板2とウエハWの上面
との間に窒素ガスを供給させる。
【0031】このときの処理の様子は、図4に図解的に
示されている。回転状態の遮断板2の上面に薬液供給ノ
ズル41から薬液CHが供給されると、この薬液CHに
は回転力が与えられるから、それに応じた遠心力が作用
する。これにより、遮断板2のほぼ中央付近に供給され
た薬液CHは、遮断板2の回転半径方向外方側へと導か
れる。そして、遮断板2の縁部からウエハWの上面の周
辺部へと落下することになる。これにより、ウエハWの
上面の周辺部が薬液CHによる選択的な処理を受けるこ
とになる。
【0032】ウエハWの周辺部の上面に落下した薬液C
Hには、ウエハWの回転半径方向外方に向かう遠心力が
作用しているから、ウエハWの上面の中央領域に薬液C
Hが導かれることはない。しかも、上述のとおり、遮断
板2とウエハWとの間には、遮断板2の中心から窒素ガ
スが供給されているから、この空間には、回転中心から
外方へと向かう気流が形成されている。これによって、
薬液CHの飛沫がウエハWの中央領域に導かれることを
確実に阻止している。
【0033】ウエハWの上面から飛び出した薬液は、図
3(a)に示されているように、スプラッシュガード60
の回収液受け部62から、回収溝52へと落下し、回収
ライン55を介して薬液供給源43に回収されて再利用
される。この実施形態では、薬液によりウエハWの上面
の周辺部を処理するときには、純水は供給されないの
で、ウエハWの上面の周辺部に供給された薬液は、その
濃度をほぼ当初の値に保持したままで、ウエハWの表面
から落下していく。したがって、これを回収して再利用
することが可能であり、これにより薬液の消費量を格段
に低減することができる。
【0034】ウエハWを予め定める所定時間にわたって
薬液で処理した後には、コントローラ35は、薬液供給
バルブ44を閉じて、薬液供給ノズル41からの薬液の
吐出を停止させる。引き続き、コントローラ35は、純
水供給バルブ46を開き、純水供給ノズル42から遮断
板2の中央に向けて純水を吐出させる。この純水の吐出
よりも早く、コントローラ35は、スプラッシュガード
昇降駆動機構65を制御して、スプラッシュガード60
を図3(b)に示す排液位置へと下降させる。これによ
り、薬液による処理の場合と同じく、ウエハWの上面の
周辺部に純水が供給され、薬液を洗い流すためのリンス
処理が行われる。
【0035】ウエハWの表面から回転半径方向外方に飛
び出したリンス処理後の純水は、スプラッシュガード6
0の排液受け部61によって受けられた後、排液溝51
へと落下して、排液ライン56に導かれることになる。
なお、薬液供給バルブ44を閉じるよりも早く純水供給
バルブ46を開いてもよいが、この純水供給バルブ46
を開くよりも早く、スプラッシュガード60は排液位置
に移動されている必要がある。
【0036】こうしてリンス処理が終了すると、スプラ
ッシュガード60および遮断板2が上方の退避位置に上
昇させられ、処理後のウエハWが搬出される。このウエ
ハWは、たとえば、ウエハWを水洗し、その後に水分を
振り切って乾燥するための水洗・乾燥処理ユニットへと
受け渡される。このような水洗および乾燥処理は、図1
に示された基板処理装置内で行うこととしてもよいが、
薬液によりウエハWの上面の周辺部の処理(たとえばエ
ッチング処理)を行うときのウエハWの回転数が500
〜600rpmであるのに対して、ウエハWの表面の水
分を振り切るときには、処理時間の短縮化の観点から、
2500〜3500rpmの回転数でウエハWを高速回
転させることが好ましい。バキュームチャック1は、そ
の性質上、ウエハWの保持力には限界があるので、上記
のような高速回転には適さないから、比較的低速の回転
数で時間をかけて水切り乾燥を行わざるをえない。した
がって、水洗・乾燥処理を別の処理ユニットで行うこと
により、ウエハWに対する処理時間を短縮できる。
【0037】以上のように、この実施形態によれば、バ
キュームチャック1にほぼ水平に保持されたウエハWに
対向して遮断板2を配置し、この遮断板2をウエハWと
同期回転させるとともに、遮断板2の上面に処理液(薬
液または純水)を供給するようにしている。これによ
り、処理液は、遮断板2の上面の回転によって遠心力が
与えられた後に、ウエハWの上面の周辺部へと落下する
ことになる。これにより、ウエハWの上面の中央領域に
処理液が導かれることを回避しつつ、ウエハWの上面の
周辺部を良好に処理することができる。さらに、ウエハ
Wの上面の周辺部を薬液で処理する際に、ウエハWに純
水を供給する必要がないので、薬液が希釈されることが
なく、この薬液を回収して再利用することができる。こ
れにより、薬液の消費量を著しく低減することができ
る。
【0038】なお、遮断板2の直径は、ウエハWの直径
と、その上面の周辺部の処理すべき領域の幅(エッチン
グ幅)とに応じて定められる。さらに、遮断板2とウエ
ハWの上面との間のギャップb、遮断板2の回転数、ウ
エハWの回転数(バキュームチャック1の回転数)、お
よび窒素ガスノズル33から吐出される窒素ガスの流量
のうちの1つ以上のパラメータ(コントローラ35にお
いて可変設定可能なパラメータ)を調整することによっ
て、処理領域の幅を可変設定することができる。
【0039】遮断板2の上面に供給された処理液をこの
遮断板2の周縁部にほぼ均等に導くためには、図2に示
されているように、遮断板2の上面に、その中心から半
径方向外方に向かう溝2aを形成しておくことが好まし
い。さらに、この溝2aは、半径方向外方に向かうに従
って、遮断板2の回転方向とは反対方向へと曲がるカー
ブ形状に形成されていることが好ましい。以上、この発
明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形
態で実施することもできる。たとえば、上記の実施形態
では、円板形状の遮断板2を用いた例について説明した
が、たとえば、図5に示すように、回転方向に波打つ波
板状の遮断板2Aを上述の遮断板2に代えて用いてもよ
い。
【0040】また、図6(a)〜(c)に示すように、回転中
心から回転半径方向外方に向かうに従って下方へと傾斜
した傾斜面を上面として有するほぼ円錐形状の遮断板2
B,2C,2Dを遮断板2に代えて用いてもよい。この
場合に、遮断板2B,2C,2Dの上面は、一定の傾斜
を有している必要はなく、上に凸の湾曲した傾斜面(す
なわち、ドーム型。図6(b)参照)であってもよいし、
下に凸の湾曲した傾斜面(図6(c))であってもよい。
図6(a)〜(c)のいずれの形態の遮断板2B,2C,2D
を用いる場合にも、平面視における遮断板2B,2C,
2Dの外形は、処理対象のウエハWの外形よりも小さく
されていることが好ましい。
【0041】ただし、遮断板2の外形は、必ずしもウエ
ハWの外形よりも小さくなっている必要ない。たとえ
ば、図7に示すように、処理液をウエハWの上面の周辺
部に落下させるための切欠き部2bを外周縁に有する、
ウエハWよりも大きな外形の円板形状の遮断板2Eを遮
断板2に代えて用いてもよい。この場合には、遮断板2
Eの中心から半径方向外方に向かい、切欠き部2bに至
る溝2cが遮断板2Eの上面に形成されていることが好
ましい。この溝2cは、半径方向外方に向かうに従っ
て、遮断板2Eの回転方向とは反対の方向に曲がるカー
ブ形状を有していることがさらに好ましい。
【0042】また、遮断板は、平面視においてほぼ円形
に形成されている必要はない。たとえば、三角形、四角
形、五角形・・・・・・などの多角形(とくに正多角形)板状
体を円形の遮断板2に代えて用いることもできるし、三
角錐体、四角錐体、五角錐体・・・・・・などの多角錐体(と
くに正多角錐体)を遮断板2に代えて用いることもでき
る。また、上述の実施形態では、ウエハWと遮断板2と
の間に不活性ガスとしての窒素ガスを供給することとし
ているが、この窒素ガスの供給は省かれてもよい。ま
た、不活性ガスを供給する場合に、窒素ガス以外のたと
えばアルゴンなどの他の不活性ガスを適用してもよいこ
とは言うまでもない。
【0043】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構
成を説明するための概念図である。
【図2】遮断板の構成を説明するための斜視図である。
【図3】スプラッシュガードの上下動による処理液の回
収および廃棄の切換えを説明するための図である。
【図4】処理液による処理の様子を説明するための図で
ある。
【図5】遮断板の他の構成例を示す斜視図である。
【図6】遮断板のさらに他の構成例を示す斜視図であ
る。
【図7】遮断板のさらに他の構成例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 バキュームチャック 2 遮断板 2a 溝 2b 切欠き部 2c 溝 2A 遮断板 2B 遮断板 2C 遮断板 2D 遮断板 2E 遮断板 11 回転軸 12 チャック回転駆動機構 13 真空ポンプ 14 吸着用配管 20 遮断板 21 回転軸 22 遮断板昇降機構 23 遮断板回転駆動機構 31 窒素ガス供給源 32 窒素ガス供給バルブ 33 窒素ガスノズル 35 コントローラ 41 薬液供給ノズル 42 純水供給ノズル 43 薬液供給源 44 薬液供給バルブ 45 純水供給源 46 純水供給バルブ 50 処理カップ 51 排液溝 52 回収溝 55 回収ライン 56 排液ライン 60 スプラッシュガード 61 排液受け部 62 回収液受け部 65 スプラッシュガード昇降駆動機構 W ウエハ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の周辺部の上面に処理液を供給して、
    基板の周辺部を処理する基板処理装置であって、 基板を保持しつつ、ほぼ鉛直な回転軸を中心に当該基板
    を回転させる基板回転保持手段と、 この基板回転保持手段に保持された基板の上面に対向し
    て設けられ、上記基板回転保持手段の回転軸に沿う軸を
    中心に回転する回転部材と、 基板の周辺部の上面に処理液が落下するように、上記回
    転部材上に処理液を吐出する処理液吐出手段とを含むこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】上記回転部材は、外形が基板よりも小さな
    板状体であることを特徴とする請求項1記載の基板処理
    装置。
  3. 【請求項3】上記回転部材と上記基板回転保持手段に保
    持された基板との間に気体を供給する気体供給手段をさ
    らに含むことを特徴とする請求項1または2記載の基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】上記基板回転保持手段は、基板の下面を吸
    着して保持する下面吸着型保持機構であることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  5. 【請求項5】上記基板の周辺部に供給された後の処理液
    を回収するための処理液回収手段をさらに含むことを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理
    装置。
  6. 【請求項6】基板の周辺部の上面に処理液を供給して、
    基板の周辺部を処理する方法であって、 基板をほぼ水平な姿勢で鉛直軸線まわりに回転させる工
    程と、 基板の上面に対向して回転部材を配置し、この回転部材
    を基板の回転軸線とほぼ同軸の回転軸線まわりに回転さ
    せる工程と、 回転状態の上記回転部材の上に処理液を供給し、この処
    理液を、上記回転部材から、回転状態の上記基板の周辺
    部に落下させる工程とを含むことを特徴とする基板処理
    方法。
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