JP2002074421A - 移動物体の検知方法及び車両検知装置 - Google Patents

移動物体の検知方法及び車両検知装置

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JP2002074421A
JP2002074421A JP2000263910A JP2000263910A JP2002074421A JP 2002074421 A JP2002074421 A JP 2002074421A JP 2000263910 A JP2000263910 A JP 2000263910A JP 2000263910 A JP2000263910 A JP 2000263910A JP 2002074421 A JP2002074421 A JP 2002074421A
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sensor
sensors
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detecting
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Takashige Matsuda
高重 松田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のセンサからなる1組の車両検知器であっ
てもセンサの異常を検知でき、異常センサを切り離して
検知動作を継続し得る車両検知装置を提供する。 【解決手段】車両10が車両検知器1の前を通過し始め
ると、光スクリーン8を構成する光軸7の一部が遮ら
れ、センサS1〜Snから検知信号が出力されて信号処
理装置9へ送られる。信号処理装置9は、センサS1〜
Snの検知信号を個別に監視し、他のセンサの検知信号
のオン/オフ回数と比較することによって常時遮光状態
となっているセンサSiを識別し、その検知信号を切り
離し、正常なセンサS1〜Snの検知信号のみを制御装
置11に出力する。制御装置11は、正常なセンサS1
〜Snからの検知信号に基づいて車両10の通過を検知
すると共に、この車両検知信号に基づいて例えば通過車
両のナンバープレートを撮像する撮像機の駆動、各種信
号灯の点灯制御等の各種制御動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有料道路あ
るいは駐車場で適用される料金収受システムにおける移
動物体の検知方法及び車両検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有料道路あるいは駐車場におけ
る料金収受システムにおいては、車種に応じた料金を収
受するために、進入してくる複数の車両を分離して検知
し、それぞれの車両の車種を判別する車両検知装置が設
けられる。
【0003】図5は、従来の有料道路の料金所ゲートに
おける料金収受システムを示したもので、路面上の光ス
クリーンを張ることによって車両を検知する車両検知装
置を設けている。この車両検知装置は、複数の発光素子
41及び受光素子42からなるセンサを備えた車両分離
器43を、発光素子41と受光素子42とが車両進入路
44を挟むように設置し、発光素子41から受光素子4
2に光を放射して、車両進入路44の路面高さ方向に複
数の光軸46による光スクリーン47を形成する。
【0004】車両48が車両進入路44に進入して車両
分離器43の間を通過し始めると、光スクリーン47を
構成する光軸46の一部が遮られることによって、処理
装置49は車両48が車両分離器43を通過中と判断
し、遮られている光軸46の位置から車両48の車高を
計測する。更に、処理装置49は、車両進入路44に埋
設された踏板45の出力から車両48の軸数、輪数、及
びトレッド等を計測する。
【0005】車両48が車両分離器43の間を通過し終
わると、遮光されていた光軸46が元に戻ることによっ
て、処理装置49は車両48の通過が終了したと判断
し、計測された車両48の車高、軸数、輪数及びトレッ
ド等の車種判別要因から車両48の車種を判別し、その
結果を料金収受機50に表示して料金の収受を行なう。
【0006】このように従来の車両検知装置は、光スク
リーン47を構成する光軸46の遮光状態を処理装置4
9で監視することによって、次々に進入してくる車両4
8をそれぞれ分離して検知している。
【0007】上記従来の車両検知装置では、複数個のセ
ンサを構成する発光素子41もしくは受光素子42の何
れかが、例えば泥などによって汚れたり、発光素子41
とは受光素子42との間に何らかの障害物が存在した
り、もしくはその他の外乱のために、光スクリーン47
を構成する光軸46の一部が常時遮光された場合、処理
装置49は車両48が通過していない場合でも通過中と
判断してしまい、更に車両48が何台通過しても各々の
車両を分離して検知することができなくなり、料金収受
システム全体に支障をきたすという問題があった。
【0008】このような問題を解決するため、本出願人
は、先に特願平7−340736号(特開平9−180
016号公報)にて、常時遮光されている光軸を識別し
て切り離し、他の正常な光軸を用いて車両を検知するよ
うにした車両検知装置を出願した。この車両検知装置に
よれば、光軸に異常が生じた場合でも、その異常な光軸
を切り離して車両検知動作を継続することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記車両検知
装置では、2組の検知器例えば光センサによる検知器と
踏板による検知器とを使用し、互いに他の組の検知信号
と比較してセンサの異常を検知するようにしている。こ
のため1組の検知器を設置して車両の通過を検知するよ
うな場合には、上記センサの異常検知方法を採用するこ
とができないという問題がある。
【0010】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、複数のセンサからなる1組の検知器を設置
した場合であってもセンサの異常を検知でき、異常セン
サを切り離して検知動作を継続し得る移動物体の検知方
法及び車両検知装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のセ
ンサからなる検知器により移動物体を検知する移動物体
の検知方法において、上記検知器の各センサから出力さ
れる各検知信号を個別に監視し、物体検知信号を一定時
間以上連続して出力しているセンサを検知した場合に他
のセンサのオン/オフ回数と比較し、上記他のセンサの
オン/オフ回数が設定値を超えたときに上記物体検知信
号を連続して出力しているセンサを異常と判断して他の
センサから切り離し、他の正常なセンサによって移動物
体の検知動作を行なうことを特徴とする。
【0012】第2の発明は、上記第1の発明に係る移動
物体の検知方法において、連続して物体検知信号を出力
しているセンサを異常と判断する他のセンサのオン/オ
フ回数は、各センサ毎に設定することを特徴とする。
【0013】第3の発明は、複数のセンサからなる車両
検知器により通過車両を検知する車両検知装置におい
て、上記車両検知器の各センサから出力される各検知信
号を個別に監視し、車両検知信号を一定時間以上連続し
て出力しているセンサを検知する検知手段と、この検知
手段により車両検知信号を連続して出力しているセンサ
を検知した場合に他のセンサのオン/オフ回数と比較
し、上記他のセンサのオン/オフ回数が設定値を超えた
ときに上記車両検知信号を連続して出力しているセンサ
を異常と判断する異常判断手段と、この異常判断手段に
より異常と判断されたセンサの検知信号を他の正常なセ
ンサの検知信号から切り離し、上記正常なセンサの検知
信号によって通過車両を検知する車両検知手段とを具備
したことを特徴とする。
【0014】第4の発明は、上記第3の発明に係る車両
検知装置において、連続して車両検知信号を出力してい
るセンサを異常と判断する他のセンサのオン/オフ回数
は、各センサ毎に設定することを特徴とする。
【0015】第5の発明は、複数のセンサからなる車両
検知器を複数設置して通過車両を検知する車両検知装置
において、上記車両検知器の各センサから出力される各
検知信号を個別に監視し、車両検知信号を一定時間以上
連続して出力しているセンサを検知する検知手段と、こ
の検知手段により車両検知信号を連続して出力している
センサを検知した場合に各車両検知器内の他のセンサの
オン/オフ回数あるいは他の車両検知器におけるセンサ
のオン/オフ回数と比較し、上記比較センサのオン/オ
フ回数が設定値を超えたときに上記車両検知信号を連続
して出力しているセンサを異常と判断する異常判断手段
と、この異常判断手段により異常と判断されたセンサの
検知信号を他の正常なセンサの検知信号から切り離し、
上記正常なセンサの検知信号によって通過車両を検知す
る車両検知手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】第6の発明は、上記第3、第4又は第5の
発明に係る車両検知装置において、車両検知器は、車両
進入路を挟んで複数の発光素子と受光素子とを相対向し
て配置したセンサにより構成したことを特徴とする。
【0017】第7の発明は、上記第3、第4又は第5の
発明に係る車両検知装置において、上記車両検知器を複
数のレーザセンサにより構成したことを特徴とする。
【0018】第8の発明は、上記第3、第4又は第5の
発明に係る車両検知装置において、車両検知器を車両進
入路に埋設される踏板により構成したことを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明を例えば有料道路の料
金所に設けられる車両検知装置に実施した場合の構成図
である。車両検知器1は、発光部2及び受光部3を有
し、この発光部2と受光部3とが車両進入路4を挟んで
対向するように設けられる。上記発光部2には、複数の
発光素子5が車両進入路4の高さ方向に一定間隔に設け
られ、受光部3には上記各発光素子5と対向するように
同数の受光素子6が設けられており、これら対をなす発
光素子5と受光素子6とでそれぞれセンサS1〜Snを
構成している。
【0020】上記センサS1〜Snは、各発光素子5か
らそれぞれ対向する受光素子6に光を投射することによ
って、車両進入路4上に複数の光軸7による光スクリー
ン8を形成し、各光軸7の遮光状態を示す検知信号を信
号処理装置9に出力する。すなわち、発光素子5から投
射された光が受光素子6に入射した場合は、車両非検知
信号(オフ信号)として、また、発光素子5から投射さ
れた光が通過する車両10によって遮られて受光素子6
に入射しなかった場合は、車両検知信号(オン信号)と
して信号処理装置9に出力される。
【0021】上記信号処理装置9は、各センサS1〜S
nから入力される検知信号を個別に監視し、他の検知信
号のオン/オフ回数と比較することによって各センサS
1〜Snの動作状態を判別する。すなわち、信号処理装
置9は、例えばセンサSiの発光素子5に泥などが付着
してその光軸7が常時遮光状態にあるとき、他のセンサ
S1〜Snが一定回数以上オン/オフを繰り返すと、上
記常時遮光状態にあるセンサSiを異常と判定し、この
センサSiを除く他のセンサS1〜Snの検知信号を制
御装置11に出力する。上記異常の判定基準となるセン
サのオン/オフ回数は、各センサS1〜Snで個別に設
定する。各センサS1〜Snは、例えば道路に近い下方
部位では汚れが生じ易く、また、上方部位では車種によ
って遮光される頻度が異なる等、位置によって条件が異
なるので、異常の判定基準となるセンサのオン/オフ回
数を各センサS1〜Snで個別に設定する。
【0022】また、上記制御装置11には、必要に応じ
て他の検知器から各種検知信号が入力される。制御装置
11は、信号処理装置9で選択された正常なセンサS1
〜Snからの検知信号に基づいて車両の通過を検知する
と共に、この車両検知信号に基づいて例えば通過車両の
ナンバープレートを撮像する撮像機の駆動、車種判別、
各種信号灯の点灯制御、車両10に搭載された車載器と
の通信制御、ゲートの開閉等、各種制御動作を実行す
る。
【0023】上記信号処理装置9は、図2に詳細を示す
ように状態監視部21、選別部22及び複数のアンド回
路23からなっている。状態監視部21は、車両検知器
1から送られてくる各センサS1〜Snの検知信号を個
別に監視し、常時遮光されているセンサ、つまり、車両
検知信号(物体検知信号)を一定時間以上連続して出力
しているセンサを検知する。上記したようにセンサSi
の発光素子5が連続して遮光状態にあるとき、他のセン
サS1〜Snが一定回数以上オン/オフを繰り返すと、
上記連続して遮光状態にあるセンサSiを異常と判定す
る。すなわち、i番目のセンサSiが一定時間以上連続
して遮光状態にあるとき、例えば「j番目のセンサSj
がMij 回以オン/オフを繰り返す」という条件を満足
するセンサがNi 個以上存在すれば、上記センサSiを
異常と判定する。上記Mij 、Niは、i、jの組合せで
個別に設定する。上記状態監視部21の処理は、例えば
ソフトウェアの処理によって実現する。
【0024】そして、上記状態監視部21の監視結果
は、選別部22に送られる。この選別部22は、状態監
視部21の監視結果に基づいて、センサS1〜Snの検
知信号のうち、異常と判定されたセンサSiのみが切り
離されて無効となるように、アンド回路23のそれぞれ
にゲート信号を出力する。この結果、アンド回路23に
より正常なセンサS1〜Snの検知信号が選択されて制
御装置11へ送られる。
【0025】次に上記実施形態の全体の動作を説明す
る。車両検知器1を起動すると、各センサS1〜Sn
は、発光素子5から受光素子6に対して光を投射して光
スクリーン8を形成し、光軸7の遮光状態を示す複数の
検知信号を信号処理装置9に出力する。この信号処理装
置9は、これら各センサS1〜Snの検知信号を状態監
視部21で監視する。
【0026】この状態で、車両進入路4を通行する車両
10が車両検知器1の所まで進入し、発光部2と受光部
3との間を通過し始めると、車両10の形状に応じて光
スクリーン8を構成する光軸7の一部が遮られ、遮光さ
れた光軸7に対応するセンサS1〜Snからそれに応じ
た検知信号が出力されて信号処理装置9へ送られる。車
両10が発光部2と受光部3との間を通過し終わると、
遮光されていた光軸7は元に戻り、光スクリーン8は車
両10が通過する前の状態に戻る。
【0027】上記信号処理装置9は、状態監視部21に
おいて、各センサS1〜Snの検知信号を個別に監視
し、一定時間以上遮光状態となっているセンサSiを検
知すると、他の検知信号のオン/オフ回数と比較し、こ
のオン/オフ回数が設定値を超えたときに、このセンサ
Siを異常と判断し、その判断結果を選別部22に出力
する。選別部22は、上記状態監視部21の監視結果に
基づいて異常なセンサSiの検知信号を切り離し、正常
なセンサS1〜Snの検知信号のみを制御装置11に出
力する。この制御装置11は、信号処理装置9で選択さ
れた正常なセンサS1〜Snからの検知信号に基づいて
例えば車両の通過を検知すると共に、この車両検知信号
に基づいて例えば通過車両のナンバープレートを撮像す
る撮像機の駆動、各種信号灯の点灯制御、車両10に搭
載された車載器との通信制御、ゲートの開閉等、各種制
御動作を実行する。また、制御装置11は、必要に応じ
て上記センサS1〜Snの検知信号及び他の検知器から
入力される各種検知信号に基づいて通過車両10の車種
を判別する。
【0028】上記実施形態によれば、信号処理装置9に
おいて、各センサS1〜Snの検知信号を個別に監視
し、他の検知信号のオン/オフ回数と比較することによ
って常時遮光状態となっているセンサSiを識別し、そ
の識別結果から異常なセンサSiの検知信号を切り離
し、正常なセンサS1〜Snの検知信号に基づいて車両
を検知するようにしたので、発光素子5もしくは受光素
子6に泥などが付着したり、光軸7がパイロン等の障害
物によって遮られたりすることにより、常時遮光状態に
あるセンサ、つまり車両検知信号(オン信号)を連続し
て出力しているセンサが存在しても、支障なく車両の検
知動作を継続することができる。
【0029】また、信号処理装置9は、1組の車両検知
器1に設けられたセンサS1〜Snの検知信号のみによ
って異常状態にあるセンサSiを識別でき、他の基準と
なる車両検知器からの検知信号を必要としない。従っ
て、複数の車両検知器1を一定間隔以上離して設置する
場合、すなわち、車両検知器1を他の車両検知器と組み
合わせることなく、独立して設置する場合であっても、
異常状態にあるセンサを確実に識別することができる。
【0030】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態に係る車両検知装置について説明する。図3は本発明
の第2実施形態に係る車両検知装置の構成図で、図1に
示した第1実施形態と対応する部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。この第2実施形態は、上記第
1実施形態で示した車両検知器1に対して更に踏板31
を設けた場合について示したものである。
【0031】踏板31は、車両進入路4における光スク
リーン8の下で車両10が通過する位置に埋設され、車
両進入路4を通過する車両10の軸数、輪数、及びトレ
ッド等の車種判別要因を計測する。すなわち、上記踏板
31は、圧力によって動作するスイッチ素子を複数系統
設けた構成となっており、車両10が通過する際に上記
複数のスイッチ素子が車両10の圧力(重量)を受けて
それぞれオン/オフするので、そのオン/オフ信号を踏
板信号として出力する。
【0032】そして、上記車両検知器1のセンサS1〜
Snによる検知信号を第1の信号処理装置9Aに入力
し、踏板31により計測された複数の踏板信号を第2の
信号処理装置9Bに入力する。
【0033】上記第1の信号処理装置9A及び第2の信
号処理装置9Bは、第1実施形態で示した信号処理装置
9と同様の構成を有し、上記図2に示したように状態監
視部21及び選別部22からなっている。
【0034】第1の信号処理装置9Aは、車両検知器1
から送られてくる各センサS1〜Snの検知信号を個別
に監視し、他の検知信号のオン/オフ回数と比較するこ
とによって常時遮光状態となっているセンサSiを識別
し、その識別結果から異常なセンサSiの検知信号を切
り離し、正常なセンサS1〜Snの検知信号のみを制御
装置11に出力する。
【0035】また、第2の信号処理装置9Bは、踏板3
1から送られてくる複数の踏板信号を個別に監視し、他
の踏板信号のオン/オフ回数と比較することによって常
時オン状態となっている踏板信号を識別し、その識別結
果から異常な踏板信号を切り離し、正常な踏板信号のみ
を制御装置11に出力する。
【0036】上記制御装置11は、第1の信号処理装置
9Aから入力されるセンサS1〜Snの検知信号によっ
て車両10の通過、車高等を識別し、また、第2の信号
処理装置9Bから入力される踏板信号によって、通過す
る車両10の軸数、輪数、トレッド等を識別し、これら
の識別結果から車種を判別する。
【0037】上記第2実施形態においても、第1の信号
処理装置9Aは、車両検知器1を構成するセンサS1〜
Snの検知信号のみによって常時遮光状態となっている
センサSiを識別し、その識別結果から異常なセンサS
iの検知信号を切り離し、正常なセンサS1〜Snの検
知信号を制御装置11に出力することができる。
【0038】また、第2の信号処理装置9Bは、踏板3
1から送られてくる複数の踏板信号のみによって、常時
オン状態となっている踏板信号を識別し、その識別結果
から異常な踏板信号を切り離し、正常な踏板信号のみを
制御装置11に出力することができる。
【0039】上記制御装置11は、第1の信号処理装置
9Aから送られてくる正常なセンサS1〜Snの検知信
号及び第2の信号処理装置9Bから送られてくる正常な
踏板信号によって車種判別を継続して行なうことができ
る。すなわち、制御装置11は、車両検知器1に常時遮
光状態にあるセンサが存在しても、また、踏板31から
踏板信号中に常時オンとなっている信号が含まれていて
も、異常センサ信号及び異常踏板信号が切り離されるの
で、正常な信号を使用して車両の検知動作や車種判別動
作等を支障なく継続することができる。
【0040】(第3実施形態)次に本発明の第3実施形
態に係る車両検知装置について説明する。図4は本発明
の第3実施形態に係る車両検知装置の構成図で、図1に
示した第1実施形態と対応する部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。この第3実施形態は、2組の
車両検知器1A、1Bを所定の距離をおいて車両進入路
4に車両進行方向に沿ってそれぞれ設置したものであ
る。
【0041】上記車両検知器1A、1Bは、図1で示し
た車両検知器1と同様に複数の発光素子及び受光素子に
よって複数のセンサを構成する発光部及び受光部を備
え、それぞれ複数のセンサにより光スクリーン8A、8
Bを形成し、各光軸の遮光状態に応じて第1の検知信号
を第1の信号処理装置9Aに入力し、第2の検知信号を
第2の信号処理装置9Bに入力する。
【0042】第1の信号処理装置9Aは、車両検知器1
Aから出力される第1の検知信号、すなわち各センサの
検知信号を個別に監視し、他のセンサの検知信号のオン
/オフ回数と比較することによって常時遮光状態となっ
ているセンサを識別し、その識別結果から異常なセンサ
の検知信号を切り離し、正常なセンサの検知信号のみを
制御装置11に出力する。
【0043】第2の信号処理装置9Bは、第1の信号処
理装置9Aと同様に車両検知器1Bから出力される第2
の検知信号、すなわち各センサの検知信号を個別に監視
し、他のセンサの検知信号のオン/オフ回数と比較する
ことによって常時遮光状態となっているセンサを識別
し、その識別結果から異常なセンサの検知信号を切り離
し、正常なセンサの検知信号のみを制御装置11に出力
する。
【0044】制御装置11は、上記第1の信号処理装置
9A及び第2の信号処理装置9Bから送られてくる正常
なセンサの検知信号に基づいて車両10の検知及び車種
の判別を行なう。
【0045】この第3実施形態においても、車両検知器
1A、1Bに常時遮光状態にあるセンサ、つまり常時車
両検知信号(オン信号)を出力しているセンサが存在す
る場合でも、第1の信号処理装置9A及び第2の信号処
理装置9Bにより正常なセンサの検知信号のみが制御装
置11に送られるので、制御装置11は支障なく車種判
別等の動作を継続して行なうことができる。
【0046】なお、上記実施形態では、検知器毎に各セ
ンサを個別に監視し、他のセンサのオン/オフ回数と比
較することによって常時遮光状態となっているセンサを
識別するようにしたが、複数の検知器が近接して配置さ
れる場合には、各検知器毎に各センサのオン/オフ回数
を比較するだけでなく、他の検知器を構成するセンサの
オン/オフ回数と比較して常時遮光状態となっているセ
ンサを識別する方法を組み合わせるようにしても良い。
【0047】また、上記実施形態では、有料道路の料金
所において進入車両を検知する場合について説明した
が、駐車場に入出庫する車両を検知する場合において
も、同様にして実施し得るものである。
【0048】更に、上記実施形態では、料金所に進入す
る車両を検知する場合について説明したが、その他、例
えばコンベアにより搬送される移動物体を検知する場合
においても、同様にして実施し得るものである。
【0049】また、上記実施形態では、発光素子及び受
光素子からなるセンサを用いて車両を検知する場合につ
いて示したが、レーザ光によるレーザセンサを用いて通
過車両あるいは移動物体を検知する場合においても、同
様にして実施し得るものである。この場合、対をなすレ
ーザ光源と受光素子からなるセンサを複数設けたもので
も、また、1つのレーザ光源をポリゴンミラーにより走
査し、この走査光を複数の受光素子で受光する形式のセ
ンサであっても良い。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数のセンサからなる検知器において、各センサを個別に
監視し、あるセンサが連続してオン状態となっている場
合に、他のセンサのオン/オフ回数が設定回数以上にな
ったときに、上記オン状態のセンサを異常であると識別
して他の正常なセンサから切り離すようにしたので、1
組の検知器に設けられた各センサの検知信号のみによっ
て異常状態にあるセンサを確実に識別でき、センサ異常
が発生した場合であっても、正常なセンサの検知信号を
用いて通過車両あるいは移動物体の検知動作を支障なく
継続することができる。従って、1組の検知器を他の検
知器と組み合わせることなく、独立して設置する場合で
あっても、異常状態にあるセンサを確実に識別して正常
なセンサから切り離し、正常なセンサの検出信号のみを
取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両検知装置の構
成を示す図。
【図2】同実施形態における信号処理装置の詳細を示す
図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る車両検知装置の構
成を示す図。
【図4】本発明の第3実施形態に係る車両検知装置の構
成を示す図。
【図5】従来の料金収受システムの構成図。
【符号の説明】
1、1A、1B 車両検知器 2 発光部 3 受光部 4 車両進入路 5 発光素子 6 受光素子 7 光軸 8、8A、8B 光スクリーン 9 信号処理装置 9A 第1の信号処理装置 9B 第2の信号処理装置 10 車両 11 制御装置 21 状態監視部 22 選別部 23 アンド回路 31 踏板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサからなる検知器により移動
    物体を検知する移動物体の検知方法において、上記検知
    器の各センサから出力される各検知信号を個別に監視
    し、物体検知信号を一定時間以上連続して出力している
    センサを検知した場合に他のセンサのオン/オフ回数と
    比較し、上記他のセンサのオン/オフ回数が設定値を超
    えたときに上記物体検知信号を連続して出力しているセ
    ンサを異常と判断して他のセンサから切り離し、他の正
    常なセンサによって移動物体の検知動作を行なうことを
    特徴とする移動物体の検知方法。
  2. 【請求項2】 上記連続して物体検知信号を出力してい
    るセンサを異常と判断する他のセンサのオン/オフ回数
    は、各センサ毎に設定することを特徴とする請求項1記
    載の移動物体の検知方法。
  3. 【請求項3】 複数のセンサからなる車両検知器により
    通過車両を検知する車両検知装置において、上記車両検
    知器の各センサから出力される各検知信号を個別に監視
    し、車両検知信号を一定時間以上連続して出力している
    センサを検知する検知手段と、この検知手段により車両
    検知信号を連続して出力しているセンサを検知した場合
    に他のセンサのオン/オフ回数と比較し、上記他のセン
    サのオン/オフ回数が設定値を超えたときに上記車両検
    知信号を連続して出力しているセンサを異常と判断する
    異常判断手段と、この異常判断手段により異常と判断さ
    れたセンサの検知信号を他の正常なセンサの検知信号か
    ら切り離し、上記正常なセンサの検知信号によって通過
    車両を検知する車両検知手段とを具備したことを特徴と
    する車両検知装置。
  4. 【請求項4】 上記連続して車両検知信号を出力してい
    るセンサを異常と判断する他のセンサのオン/オフ回数
    は、各センサ毎に設定することを特徴とする請求項3記
    載の車両検知装置。
  5. 【請求項5】 複数のセンサからなる車両検知器を複数
    設置して通過車両を検知する車両検知装置において、上
    記車両検知器の各センサから出力される各検知信号を個
    別に監視し、車両検知信号を一定時間以上連続して出力
    しているセンサを検知する検知手段と、この検知手段に
    より車両検知信号を連続して出力しているセンサを検知
    した場合に各車両検知器内の他のセンサのオン/オフ回
    数あるいは他の車両検知器におけるセンサのオン/オフ
    回数と比較し、上記比較センサのオン/オフ回数が設定
    値を超えたときに上記車両検知信号を連続して出力して
    いるセンサを異常と判断する異常判断手段と、この異常
    判断手段により異常と判断されたセンサの検知信号を他
    の正常なセンサの検知信号から切り離し、上記正常なセ
    ンサの検知信号によって通過車両を検知する車両検知手
    段とを具備したことを特徴とする車両検知装置。
  6. 【請求項6】 上記車両検知器は、車両進入路を挟んで
    複数の発光素子と受光素子とを相対向して配置したセン
    サにより構成したことを特徴とする請求項3、4又は5
    記載の車両検知装置。
  7. 【請求項7】 上記車両検知器は、複数のレーザセンサ
    により構成したことを特徴とする請求項3、4又は5記
    載の車両検知装置。
  8. 【請求項8】 上記車両検知器は、車両進入路に埋設さ
    れる踏板により構成したことを特徴とする請求項3、4
    又は5記載の車両検知装置。
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