JP2016038629A - 車両検出装置、車両検出方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両検出装置1は、高さ方向に複数並べて配置され、光線Pを投光する投光部S1と、複数の投光部S1の各々と対応して配置され、光線Pを受光可能な複数の受光部S2と、複数の投光部S1が投光する光線Pの、対応する複数の受光部S2における受光の有無を示す検出信号の入力を受け付けて、当該光線Pが遮光されているか否かを判定するとともに、複数の受光部S2のうち遮光されている光線Pに対応する受光部S2が占める遮光領域を取得する遮光情報取得部21と、遮光情報取得部21が取得した遮光領域の経時的変化を示す遮光領域変化Dが、車両の通過に伴って生じる遮光領域の経時的変化が規定された標準変化パターンDrefに適合する場合に、車両が通過したと判定する車両判定部22と、を備えている。
【選択図】図2
Description
このような構成によれば、車両検出装置は、遮光領域の経時的変化(時間の経過に伴って生じる変化)を示す遮光領域変化が、予め規定された変化パターンであって、車両の通過に伴って生じる遮光領域の経時的変化の条件が規定された標準変化パターンと適合するか否かに応じて車両の通過を検出するので、車両の通過を精度よく検出できる。
このような構成によれば、車両検出装置は、遮光領域の経時的変化が、通過する車両の車体形状に応じた所定の条件を満たす変化量となっていることをもって、遮光領域変化が前記標準変化パターンに適合するか否かを判定する。したがって、光線を遮光したものが通過中の車両であるか否かの判定を精度よく実施できる。
このような構成によれば、車両検出装置は、遮光領域変化が車両進入パターンに規定された条件を満たす場合には車両が進入したと判定し、遮光領域変化が車両退出パターンに規定された条件を満たす場合には車両が退出したと判定する。これにより、例えば、車両の進入後に車両が停止した場合であっても、車両が退出したことを判定しない限り、車両が通過したとは判定されない。したがって、車両の通過を誤って検出することを抑制することができる。
このような構成によれば、車両検出装置は、遮光領域変化が車両退出パターンに規定された条件を満たした後、更に、牽引車通過パターンに規定された条件を満たす場合には、車両が牽引車であると判定する。これにより、通過する車両が牽引車であることを判別可能となるので、牽引車が被牽引車と連結されていることに起因して、車両の通過を誤って検出することを抑制することができる。
このような構成によれば、車両検出装置は、牽引車が通過した際に想定される遮光領域の経時的変化として、連結部が配されると想定される領域に属する光線が遮光されることをもって、通過した車両が牽引車であると判定する。したがって、通過する車両が牽引車であるか否かを精度よく判定することができる。
このような構成によれば、車両検出装置は、遮光領域変化が異物付着パターンに規定された条件を満たす場合には、光線が異物によって遮光されていると判定する。これにより、異物によって遮光されているか否かの判別が可能となり、さらに、当該異物によって遮光されている光線に対応する受光部を、遮光情報取得部による検出の対象から除外することができる。これにより、例えば、異物により光線が遮光されている受光部からの検出信号に起因して、車両が退出したにもかかわらず当該退出が検出されなくなることを防止できる。
このような構成によれば、車両検出装置は、料金収受処理において必要な車両別の車種の特定を実現することができる。
このような構成によれば、車両検出装置は、標準変化パターンに規定される条件が、車両の走行速度に応じた適切な条件となるように補正されるので、遮光領域変化と、標準変化パターンと、が適合しているか否かの判定精度を高めることができる。
このような構成によれば、車両検出方法は、遮光領域の経時的変化を示す遮光領域変化が、予め規定された変化パターンであって、車両の通過に伴って生じる遮光領域の経時的変化の条件が規定された標準変化パターンと適合するか否かに応じて車両の通過を検出するので、車両の通過を精度よく検出できる。
このような構成によれば、プログラムは、遮光領域の経時的変化を示す遮光領域変化が、予め規定された変化パターンであって、車両の通過に伴って生じる遮光領域の経時的変化の条件が規定された標準変化パターンと適合するか否かに応じて車両の通過を検出するので、車両の通過を精度よく検出できる。
(全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る車両検出装置の全体構成を示す図である。
図1に示すように、車両検出装置1は、車両検出部10と、検出制御部20と、を備えている。また、車両検出部10は、投光塔101と、受光塔102と、を有している。
投光塔101のうち受光塔102に対向する面には、受光塔102に向けて所定波長の光線P(例えば、赤外光線)を投光する投光部S1が、高さ方向に等間隔で複数並べて配置されている。
一方、受光塔102のうち投光塔101に対向する面には、投光部S1が投光する光線Pの受光を検出する受光部S2が、高さ方向に等間隔で複数並べて配置されている。各受光部S2は、投光部S1の各々と一対一に対応するように配置され、対応する投光部S1が投光する光線Pを受光可能とされている。各受光部S2は、対応する投光部S1から投光される光線Pが遮光されているか(遮光状態)、遮光されていないか(非遮光状態)、に応じた検出信号を継続的に出力している。以下、対応する投光部S1と受光するS2との各々を結ぶ直線であって光線Pと重なる線を「光軸」とも記載する。
上記構成を有する車両検出部10によれば、車両Aが、投光塔101及び受光塔102と車線方向における同じ位置に存在した場合、車両Aの車体により、高さ方向の所定領域(後述する遮光領域)において投光部S1から受光部S2へ投光される光線Pが遮光される(図1参照)。車両検出装置1は、受光部S2から出力される上記検出信号に基づいて車両Aの通過を検出する。なお、本実施形態において「通過」とは、走行する車両Aが、車両検出部10の投光塔101及び受光塔102が配される車線方向の位置に進入してから退出するまでの一連の走行のことを指す。
図2は、第1の実施形態に係る車両検出装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、第1の実施形態に係る車両検出装置1の検出制御部20は、遮光情報取得部21と、車両判定部22と、異物対応処理部23と、を有している。
遮光情報取得部21は、複数の投光部S1が投光する光線Pの、対応する複数の受光部S2における受光の有無を示す検出信号の入力を受け付けて、当該光線Pが、各投光部S1と対応する受光部S2との間で遮光されているか否かを判定する。更に、遮光情報取得部21は、光線Pが遮光されているか否かの判定結果に基づいて所定の遮光領域を取得する。ここで、遮光領域とは、複数の受光部S2のうち遮光されている光線Pに対応する受光部S2が占める高さ方向の所定領域である。
車両判定部22は、遮光情報取得部21が取得した遮光領域La(図3)の経時的変化(時間の経過に伴って生じる変化)を示す遮光領域変化Dが所定の標準変化パターンDrefに適合するか否かを判定する。また、遮光領域変化Dが標準変化パターンDrefに適合する場合には、車両判定部22は、投光塔101と受光塔102との間を車両A(図1)が通過したと判定する。ここで、標準変化パターンDrefとは、予め規定された情報であって、車両検出部10における車両Aの通過に伴って生じる遮光領域Laの経時的変化の条件が規定された情報である。換言すれば、標準変化パターンDrefには、遮光情報取得部21によって取得された遮光領域の経時的変化が、車両Aの通過に伴って生じたものか否かを判断するための条件が規定される。なお、標準変化パターンDrefには、後述する車両進入パターンDref1、車両退出パターンDref2、牽引車通過パターンDref3が含まれる。
車両判定部22は、車両Aの通過(車両検出部10への進入及び車両検出部10からの退出)を検出した場合に、当該車両A一台が通過したことを、料金収受施設を構成する各種装置に通知する。
異物対応処理部23は、遮光領域変化Dが標準変化パターンDrefに適合しなかった場合に、所定の異物対応処理を実施する。ここで、異物対応処理とは、具体的には、異物判定部231による判定処理、及び、切り離し処理部232による切り離し処理のことである。
切り離し処理部232は、光線Pが異物によって遮光されていると判定された場合に、複数の受光部S2のうち、上記判定の時点で遮光されている光線Pに対応する受光部S2を、遮光情報取得部21による検出の対象から除外する、切り離し処理を実施する。
遮光情報取得部21が、遮光領域Laを特定する処理について図3を参照しながら説明する。
図3には、車両Aの車体形状(側面形状)と、光線Pの遮光状態との対応関係を示している。図3に示すように、車両Aが車線L上における投光塔101と受光塔102との間を通過中(進入後、退出前)の場合、受光塔102に配置される各受光部S2には、車両Aの車体により光線Pが遮光されている状態(遮光状態)の受光部S2と、光線Pが遮光されていない状態(非遮光状態)の受光部S2と、が存在する。各受光部S2は、光線Pの受光の有無に基づいて、遮光状態にあることを示す検出信号PL、又は、非遮光状態にあることを示す検出信号PHを出力する。遮光情報取得部21は、各受光部S2から検出信号の入力を受け付けて、複数の受光部S2のうち遮光の検出信号PLを出力した受光部S2を特定することで、遮光状態にある受光部S2が占める高さ方向の領域である遮光領域Laを特定する。
なお、遮光情報取得部21は、所定の単位時間(サンプリング時間Δt。例えば、Δt=10msec)当たりに継続的に入力される受光部S2からの検出信号に基づいて、当該サンプリング時間Δtおきに遮光領域Laを取得する。
図3で示した遮光領域Laは、車両検出部10における車両Aの通過に伴って変化する。図4に示すように、サンプリング時間Δtおきに取得された遮光領域Laの経時的変化は、通過する車両Aの車体形状(側面形状)に応じたものとなる。例えば、ある時刻t0における遮光領域Laは、車体の先頭位置に対応する高さ方向の所定領域となり、時刻t0からサンプリング時間Δt経過後の時刻t1(=t0+Δt)における遮光領域Laは、サンプリング時間Δtの間に移動する分だけ、車体の上記先頭位置よりも車両後方側の位置に対応する高さ方向の所定領域となる。このとき、サンプリング時間Δtの間に、遮光領域Laの経時的変化ΔLaが生じる。本実施形態において、遮光領域変化Dは、以上のような車両Aの通過に伴って生じる遮光領域Laの経時的変化を示す情報である。
図5は、第1の実施形態に係る検出制御部の処理フローを示す第1の図である。
次に、検出制御部20が実施する処理の全体的な流れ(主処理フロー)について、図5を参照しながら順を追って説明する。前提として、主処理フローの実行中においては、車両検出部10の投光塔101に配置された複数の投光部S1から、常時、光線Pが投光されている。
遮光された光線Pを一つでも検出した場合(ステップS01:YES)、検出制御部20は、「車両進入パターン判定処理」を実施する(ステップS02)。車両進入パターン判定処理とは、遮光された光線Pが占める高さ方向の領域(即ち、遮光領域)の経時的変化を示す遮光領域変化Dが車両進入パターンDref1に適合するか否かの判定を行う処理である。また、車両進入パターンDref1とは、予め規定された標準変化パターンDrefの一つであって車両Aの「進入」に伴って生じる遮光領域Laの経時的変化の条件が規定された情報のことである。
車両進入パターン判定処理の詳細については図6で説明する。
一方、遮光領域変化Dが車両進入パターンDref1に適合していない場合(ステップS03:NO)、検出制御部20は、「異物対応処理」を実施する(ステップS05)。異物対応処理とは、遮光領域変化Dが上述した異物付着パターンDiに適合するか否かの判定に基づいて、投光部S1、受光部S2にゴミや雪等の異物が付着したか否かを判断し、必要に応じて受光部S2の切り離しを行う処理である。
異物対応処理の詳細については図7で説明する。
車両退出パターン判定処理の処理内容の詳細については図8で説明する。
牽引車対応処理の詳細については図9で説明する。
図6は、第1の実施形態に係る検出制御部の処理フローを示す第2の図である。
図6は、主処理フロー(図5)における車両進入パターン判定処理(ステップS02)における詳細な処理フローを示している。ここで、車両進入パターンDref1には、遮光情報取得部21によって取得された遮光領域の経時的変化が、車両Aの「進入」に伴って生じたものか否かを判定するための条件(光軸増加数判定閾値ΔNth1及び光軸数判定閾値Nth1に基づくステップS201〜S203の判定処理に係る条件)が規定される。
次に、車両判定部22は、遮光情報取得部21が取得した遮光領域Laを参照して、当該遮光領域Laに属する受光部S2の数(遮光光軸数Na)が増加したか否かを判定する(ステップS201)。なお、車両進入パターン判定処理に移行する前の遮光光軸数Naはゼロであるから、車両進入パターン判定処理における最初のステップS201では、必ず遮光光軸数Naが増加した(ステップS201:YES)と判定される。
遮光光軸数Naが増加していない(ステップS201:NO)、又は、その増加数ΔNaが光軸増加数判定閾値ΔNth1未満の場合(ステップS202:NO)、車両判定部22は、遮光領域変化Dが車両進入パターンDref1に適合していないと判定する(ステップS204)。なお、この場合は、投光部S1または受光部S2におけるゴミや雪等の付着が想定されるため、検出制御部20は、ステップS03(図5)を介してゴミ対応処理(ステップS05)に移行する(図5参照)。
なお、車両Aの窓に対応する位置に配される受光部S2が当該窓を透過した光線Pを受光すると、遮光領域Laが分離して取得される場合がある。ステップS202、S203のそれぞれにおいて判定の対象となる遮光光軸数Naの増加数ΔNa、遮光光軸数Naは、遮光領域Laに属する受光部S2のうち最上段に位置する受光部S2と、最下段に位置する受光部S2と、の間に含まれる受光部S2の数に基づいて算出される。
図7は、第1の実施形態に係る検出制御部の処理フローを示す第3の図である。
図7は、主処理フロー(図5)における異物対応処理(ステップS05)における詳細な処理フローを示している。ここで、異物付着パターンDiには、遮光情報取得部21によって取得された遮光領域の経時的変化が、異物の付着に伴って生じたものか否かを判定するための条件(ステップS501、S502)が規定される。
異物対応処理において、まず、遮光情報取得部21は、各受光部S2から受け付ける検出信号に基づいて遮光領域La(図3参照)を取得する(ステップS500)。
続いて、異物判定部231は、前回取得した遮光領域Laから変化がないか否かを判定する(ステップS501)。ここで、最初のステップS501においては、異物判定部231は、ステップS200(図6)で取得した遮光領域Laと対比する。
遮光領域Laに変化がない場合(ステップS501:YES)は、当該変化がない状態が所定回数(例えば、8回)連続して検出されたか否かを判定する(ステップS502)。ここで、所定回数連続して検出された場合(ステップS502:YES)、当該遮光された光線Pに対応する投光部S1または受光部S2にゴミや雪等の異物が付着したものと判断し、切り離し処理部232は、この時点で遮光されている光線Pに対応する受光部S2を、遮光情報取得部21による検出の対象から除外する処理(切り離し処理)を実施する(ステップS503)。
一方、ステップS502で、所定回数連続して、遮光領域Laに変化がない状態が検出される前に、ステップS501にて、遮光領域Laに何らかの変化があった場合(ステップS501:NO)は、切り離し処理を行うことなく異物対応処理を終了する。したがって、付着したゴミが風などですぐに除去された場合や、落下中の雪や“ひょう”により瞬間的に遮光された場合等は、切り離し処理は実施されない。
図8は、第1の実施形態に係る検出制御部の処理フローを示す第4の図である。
図8は、主処理フロー(図5)における車両退出パターン判定処理(ステップS06)における詳細な処理フローを示している。ここで、車両退出パターンDref2には、遮光情報取得部21によって取得された遮光領域の経時的変化が、車両Aの「退出」に伴って生じたものか否かを判定するための条件(光軸減少数判定閾値ΔNth2、光軸数判定閾値Nth2に基づくステップS601〜S603の判定処理)が規定される。
次に、車両判定部22は、遮光情報取得部21が取得した遮光領域Laを参照して、当該遮光領域Laを構成する光軸Pの数(遮光光軸数Na)が減少したか否かを判定する(ステップS601)。
遮光光軸数Naが減少していない(ステップS601:NO)、又は、その減少数ΔNa(<0)が光軸減少数判定閾値ΔNth2(<0)よりも大きい場合(ステップS602:NO)、車両判定部22は、遮光領域変化Dが車両退出パターンDref2に適合していないと判定する(ステップS604)。
図9は、第1の実施形態に係る検出制御部の処理フローを示す第5の図である。
また、図10は、第1の実施形態に係る車両判定部の処理内容を説明する図である。
図9は、主処理フロー(図5)における牽引車対応処理(ステップS08)における詳細な処理フローを示している。ここで、牽引車通過パターンDref3には、遮光情報取得部21によって取得された遮光領域の経時的変化が、牽引車の通過に伴って生じたものか否かを判定するための条件(ステップS801、S802)が規定される。
次に、車両判定部22は、ステップS800において遮光領域Laが存在するか否か、即ち、遮光された光線Pが存在するか否かを判定する(ステップS801)。遮光された光線Pが無い場合(ステップS801:NO)、ステップS07(図5)において、遮光領域変化Dが車両退出パターンDref2に適合した車両Aが「牽引車」ではないと判断し、牽引車対応処理を終了する。この場合、検出制御部20は、直ちに、車両Aが車両検出部10から退出したことを検出し、その通知を行う(図5、ステップS09)。
この場合、異物対応処理部23は、遮光するものが異物か否かを判定し、必要に応じて切り離し処理を行う(ステップS803〜S806)。なお、当該ステップS803〜S806の処理は、ステップS05(ステップS500〜S503)の異物対応処理と同等であるため説明を省略する。
上述の車両進入パターン判定処理(図6)によれば、車両判定部22は、車両Aが車両検出部10に進入した際に想定される遮光領域Laの経時的変化、即ち、フロント部分の斜面に応じて所定の増加傾向(ΔNa≧ΔNth1)を示しながら、相当の高さ(Na≧Nth1)以上となることをもって、車両Aが車両検出部10に「進入した」と判定する。これにより、車両ではない異物によって光線Pが遮光された場合であっても、車両進入パターンDref1に規定される条件を満たさない限り、車両が進入したとは判定されない。したがって、ゴミや雪等の異物が投光部S1や受光部S2に付着した場合であっても、当該異物による遮光をもって「車両が進入した」と誤検出されることを抑制することができる。
ここで例えば、渋滞のため、図11(a)に示すように、時刻t7において、車両Aが投光塔101と受光塔102との間の位置で停止した場合を考える。この場合、遮光情報取得部21が逐次取得する遮光領域Laの遮光領域変化Dは、図11(b)に示すように、時刻t7以降では、遮光領域Laの変化がほとんど生じなくなる。しかし、車体の側面形状の境界αの位置に対応する受光部S2は、例えば、ワイパーの動作や車体の振動等に起因して遮光及び非遮光を繰り返すため、図11(b)に示すように、遮光領域Laの微小変化dが検出される場合がある。
また、検出制御部20によれば、時刻t6の時点で、車両Aが進入したことを検出している以上、当該車両Aの退出が検出されない限り、異物が付着しているか否かの判定(異物判定処理)が実施されることはない(図5、ステップS03〜S09)。そのため、車両Aが投光塔101と受光塔102との間に停止している最中に、所定回数以上継続して同一の遮光領域Laが検出された場合であっても、当該遮光領域Laに属する受光部S2が「異物によって遮光されている」と誤判定することもない。したがって、検出制御部20は、当該誤判定に基づく切り離し処理により受光部S2の切り離し処理が行われることも回避することができる。
ここで例えば、図12(a)に示すように、位置βに位置する受光部S2に、泥、レシート、落ち葉等の異物Cが付着した場合を考える。この場合、異物Cが付着した時刻t8において遮光が検出されるため、検出制御部20は、車両退出パターン判定処理(図5、ステップS02)を実施する。しかし、異物Cの付着に基づく遮光領域変化Dが車両進入パターンDref1に適合しないと判定される結果、異物対応処理部23が、直ちに、異物対応処理(図5、ステップS05)を実施する。
ここで、図12(b)に示すように、異物判定部231は、時刻t9から時刻t10までの時間(サンプリング時間Δt×8)を経て、遮光領域Laが変化していないことを検出する(図7、ステップS501、S502)。その結果、切り離し処理部232が、時刻t10において、位置βに対応する受光部S2の切り離し処理を実施する(図7、ステップS503)。
以上のような処理によれば、検出制御部20は、付着した異物Cと、その他の要因(落下中の雪や“ひょう”、あるいは、飛行する鳥や虫等)と、を精度よく判別し、投光部S1又は受光部S2における「異物の付着」によってのみ切り離し処理を実施する。これにより、異物により光線Pが遮光されている受光部S2からの検出信号に起因して、車両の進入が誤検出されたり、車両が退出したにもかかわらず退出が検出されなかったりすることを防止できる。また、瞬間的、一時的な遮光(落下中の雪や“ひょう”等に起因するもの)に対しては、切り離し処理が実施されることがないので、切り離しされる受光部S2の数を必要最小限に抑えることができ、車両の検出精度の低下を抑制することができる。
このように、車両検出装置1は、遮光領域変化Dが車両退出パターンDref2に規定された条件を満たした後、更に、牽引車通過パターンDref3に規定された条件を満たす場合には、車両Aが牽引車であると判定する。これにより、通過する車両が牽引車であることを判別可能となるので、牽引車が被牽引車と連結されていることに起因して、車両の通過を誤って検出する(車両がまだ車両検出エリアにおり、通過完了していない状態にもかかわらず、「通過完了」と判定する)ことを抑制することができる。
なお、図6、図8のそれぞれに示す車両進入パターン判定処理、及び、車両退出パターン判定処理の具体的な処理フローは、一例であって、図6、図8に示す処理フローには限定されない。
第1の実施形態の変形例に係る車両判定部22は、車両の通過に伴って変化する受光部S2の検出信号の変化パターンであって予め記録されたもの(図13(a))と、車両A通過時において現に取得される遮光領域変化D(図13(b))と、の一致度を算出するとともに、当該一致度に基づいて車両の進入及び退出を検出してもよい。この場合、予め記録された受光部S2の検出信号の変化パターン(図13(a))が、標準変化パターンDrefに相当する。
また、標準変化パターンDrefは、例えば、自動車市場に存在する車種別、又は、代表的な車体形状を有する車両別に、予め複数記録されていてもよい。この場合、車両判定部22は、車両Aの進入及び退出に伴って取得された遮光領域変化Dが、車種別に対応する複数の標準変化パターンDrefのうちの少なくとも一つと適合することをもって、車両の進入及び退出を検出するものとする。例えば、車両判定部22は、車両Aの進入に伴って逐次取得される遮光領域変化Dと、予め車種別に記録された複数の標準変化パターンDrefと、の比較を順番に行い、適合しない場合は、別の標準変化パターンDrefとの比較を行う。この場合、車両判定部22は、逐次取得される遮光領域変化Dが、複数の標準変化パターンDrefのいずれかと適合するまで、繰り返し比較を行うものとする。
なお、上述の処理は一例に過ぎず、車両判定部22は、他の異なる処理を経て、遮光領域変化Dがいずれの標準変化パターンDrefに適合するかを判断してもよい。例えば、車両判定部22は、車両Aの進入から退出にかけて取得された一連の遮光領域変化Dについて、複数の標準変化パターンDrefと逐次比較を行い、一つの完全一致する標準変化パターンDrefが特定されるまで比較を繰り返すようにしてもよい。
また、車両判定部22は、車両Aの進入から逐次取得される遮光領域変化Dが、ある程度の「許容幅」が設けられた複数の標準変化パターンDrefとの比較を繰り返し行いながら適合する標準変化パターンDrefの候補を絞り込んでいくようにしてもよい。
なお、この場合、車両Aの走行速度によっては、取得される遮光領域変化Dが変化し得る。そのため、予め規定される標準変化パターンDrefは、料金収受施設への進入時における車両Aの通常の速度(20〜30km/h)に基づいて規定されるものとしてもよい。
具体的には、車両判定部22は、光軸増加数判定閾値ΔNth1、光軸減少数判定閾値ΔNth2を、車両Aの走行速度に応じて増減させる。例えば、車両Aが相対的に低い速度で通過した場合、サンプリング時間Δtおきに取得される遮光領域Laの経時的変化ΔLa(図4参照)は相対的に小さい値となる。一方、車両Aが相対的に高い速度で通過した場合は、サンプリング時間Δtおきに取得される遮光領域Laの経時的変化ΔLaは相対的に大きい値となる。したがって、車両判定部22は、光軸増加数判定閾値ΔNth1、光軸減少数判定閾値ΔNth2を取得した車両Aの走行速度に比例するように増減させてもよい。このようにすることで、標準変化パターンDrefに規定される各種条件(即ち、ΔNth1、ΔNth2)が、車両Aの走行速度に応じた適切な条件となるように、車両Aの通過中においてリアルタイムに補正されるので、車両Aの通過に応じて取得される遮光領域変化Dと、標準変化パターンDrefと、が適合しているか否かの判定精度を高めることができる。
なお、車両速度計測手段とは、例えば、一般的なスピード計測器であってもよいし、車線L上に設置され、踏圧を検知可能な踏圧検知センサを具備する踏板であってもよい。後者の場合、車両判定部22は、例えば、上記踏板において車線方向に並べられた複数の踏圧検知センサが出力する踏圧検知信号を受け付けたタイミングの時間差に基づいて、走行する車両の速度を算出してもよい。
10 車両検出部
101 投光塔
102 受光塔
S1 投光部
S2 受光部
20 検出制御部
21 遮光情報取得部
22 車両判定部
23 異物対応処理部
231 異物判定部
232 切り離し処理部
D 遮光領域変化
Dref 標準変化パターン
Dref1 車両進入パターン
Dref2 車両退出パターン
Dref3 牽引車通過パターン
Di 異物付着パターン
Claims (10)
- 高さ方向に複数並べて配置され、光線を投光する投光部と、
複数の前記投光部の各々と対応して配置され、前記光線を受光可能な複数の受光部と、
複数の前記投光部が投光する光線の、対応する複数の前記受光部における受光の有無を示す検出信号の入力を受け付けて、当該光線が遮光されているか否かを判定するとともに、複数の前記受光部のうち遮光されている前記光線に対応する受光部が占める遮光領域を取得する遮光情報取得部と、
前記遮光情報取得部が取得した前記遮光領域の経時的変化を示す遮光領域変化が、車両の通過に伴って生じる前記遮光領域の経時的変化の条件が規定された標準変化パターンに適合する場合に、車両が通過したと判定する車両判定部と、
を備える車両検出装置。 - 前記車両判定部は、
前記遮光領域に属する受光部の数の単位時間当たりの変化量と、前記標準変化パターンに規定された値であって車両の車体形状に応じて定められた判定閾値と、の比較に基づいて、前記遮光領域変化が前記標準変化パターンに適合するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両検出装置。 - 前記車両判定部は、
前記遮光領域変化が、前記標準変化パターンの一つであって車両の進入に伴って生じる前記遮光領域の経時的変化の条件が規定された車両進入パターンに適合した場合に、車両が進入したと判定し、
前記遮光領域変化が、前記標準変化パターンの一つであって車両の退出に伴って生じる前記遮光領域の経時的変化の条件が規定された車両退出パターンに適合した場合に、車両が退出したと判定する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両検出装置。 - 前記車両判定部は、
前記遮光領域変化が前記車両退出パターンに適合した場合であって、更に、当該遮光領域変化が、前記標準変化パターンの一つであって牽引車の通過に伴って生じる前記遮光領域の経時的変化の条件が規定された牽引車通過パターンに適合した場合に、前記車両が牽引車であると判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両検出装置。 - 前記車両判定部は、
前記車両退出パターンに適合した前記遮光領域変化に続く遮光領域変化において、前記牽引車通過パターンにおいて規定された領域であって牽引車の連結部に対応する領域に属する前記光線が遮光されているか否かに基づいて、当該遮光領域変化が前記牽引車通過パターンに適合するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の車両検出装置。 - 前記遮光領域変化が前記標準変化パターンに適合しなかった場合であって、更に、当該遮光領域変化が、異物によって遮光されることで生じる前記遮光領域の経時的変化の条件が規定された異物付着パターンに適合した場合に、前記光線が異物によって遮光されていると判定する異物判定部と、
異物によって遮光されていると判定された場合に、複数の前記受光部のうち、遮光されている前記光線に対応する受光部を、前記遮光情報取得部による検出の対象から除外する切り離し処理部と、
を備える請求項1から請求項5の何れか一項に記載の車両検出装置。 - 前記車両判定部は、
前記遮光領域変化が、車種別に規定された複数の前記標準変化パターンの何れに適合するかの判定結果に基づいて、前記車両の車種を識別する
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の車両検出装置。 - 前記車両判定部は、
車両の走行速度を示す速度情報に基づいて、前記遮光領域変化が前記標準変化パターンに適合するか否かの判定条件を補正する
ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の車両検出装置。 - 高さ方向に複数並べて配置され、光線を投光する投光部と、複数の前記投光部の各々と対応して配置され、前記光線を受光可能な複数の受光部と、を用いて車両の通過を検出する車両検出方法であって、
複数の前記投光部が投光する光線の、対応する複数の前記受光部における受光の有無を示す検出信号の入力を受け付けて、当該光線が遮光されているか否かを判定するとともに、複数の前記受光部のうち遮光されている前記光線に対応する受光部が占める遮光領域を取得するステップと、
取得した前記遮光領域の経時的変化を示す遮光領域変化が、車両の通過に伴って生じる前記遮光領域の経時的変化が規定された標準変化パターンに適合する場合に、車両が通過したと判定するステップと、
を有する車両検出方法。 - 高さ方向に複数並べて配置され光線を投光する投光部と、複数の前記投光部の各々と対応して配置され前記光線を受光可能な複数の受光部と、を備える車両検出装置のコンピュータを、
複数の前記投光部が投光する光線の、対応する複数の前記受光部における受光の有無を示す検出信号の入力を受け付けて、当該光線が遮光されているか否かを判定するとともに、複数の前記受光部のうち遮光されている前記光線に対応する受光部が占める遮光領域を取得する遮光情報取得手段、
前記遮光情報取得手段が取得した前記遮光領域の経時的変化を示す遮光領域変化が、車両の通過に伴って生じる前記遮光領域の経時的変化が規定された標準変化パターンに適合する場合に、車両が通過したと判定する車両判定手段、
として機能させるプログラム。
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