JP2002073509A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JP2002073509A
JP2002073509A JP2000262936A JP2000262936A JP2002073509A JP 2002073509 A JP2002073509 A JP 2002073509A JP 2000262936 A JP2000262936 A JP 2000262936A JP 2000262936 A JP2000262936 A JP 2000262936A JP 2002073509 A JP2002073509 A JP 2002073509A
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mail
monitoring control
monitoring
control
relay
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JP2000262936A
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Harumi Minemura
治実 峯村
Tsuguhiko Ono
次彦 大野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視制御用のコマンドやステータスを電子メ
ールで送受信可能な形式に変換することによって、イン
ターネットとファイアウォールを経由して、電子メール
の送受信による機器の監視制御を行う遠隔監視制御シス
テムに係り、複数の汎用メール端末、複数の監視制御サ
イト間の処理を効率的に行えるようにすることことを課
題とする。 【解決手段】 汎用メール端末1からの監視制御メール
を、中継サイト11内の中継メールサーバ12が受信
し、監視制御メール記憶装置14に蓄え、監視制御メー
ル管理装置13がそれらを取り出し、中継メールサーバ
12経由で、監視制御サイト21のメールサーバ22に
送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視制御用のコ
マンドやステータスを電子メールで送受信可能な形式に
変換することによって、インターネットとファイアウォ
ールを経由して、電子メールの送受信による機器の監視
制御を行う遠隔監視制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、特開平9−134297、特開
平10−49452、特開平11−150532などに
示されている従来の遠隔監視制御システムを簡略化して
示した図である。監視制御サイト21には、メールサー
バ22、監視制御メール変換装置23、監視制御装置2
4、監視制御対象25があり、ネットワークを経由して
汎用メール端末1と接続される。監視制御サイトおよび
汎用メール端末は、それぞれ複数あってもよい。
【0003】例えば、監視制御対象が監視カメラで、そ
の向きを左に10度変更する場合、汎用メール端末か
ら、本文に「Left 10」と書いた監視制御メール
を監視サイトのメールサーバに送る。メールサーバから
このメールを受け取った監視制御メール変換装置は、そ
れを監視カメラ用制御コマンドに変換する。例えば、カ
メラを左に向ける制御コマンドが、16進数で「04」
で表されるとすると、「04」「10」に変換する。監
視制御メール変換装置は、変換した制御コマンドを監視
制御装置に送り、監視制御装置はそのコマンドに基づい
て監視カメラの向きを変更する。
【0004】監視制御の処理が終わった後、そのステー
タスは同じようにメールの形で汎用メール端末に返され
る。例えば、上記の監視カメラの例で、カメラの向きが
正常に変更されると、その終了ステータス(例えば、1
6進数で「00」)が監視制御装置から監視制御メール
変換装置に返される。監視制御メール変換装置には、監
視カメラの終了ステータス「00」と「正常終了」との
対応関係があらかじめ格納されており、監視制御メール
変換装置は、本文に「正常終了」と書いたメールを生成
して、監視制御サイトのメールサーバ経由で、汎用メー
ル端末に応答のメールを送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の方
式では、複数の汎用メール端末から1つの監視制御サイ
トにある監視制御対象を監視制御する場合に、効率よく
監視制御を行えないという問題点があった。例えば、端
末Aから監視カメラの向きを変更している最中に、端末
Bから監視カメラの向きを変更するためのメールを送っ
た場合、その処理は待たされることになるが、端末Bの
ユーザには待たされているという通知が送られないた
め、障害が発生して応答が返らないのか、他のユーザが
使用中のため応答が返らないのかがわからない。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、監視制御サイトと汎用メール端
末との間に中継サイトを設け、中継サイト内の監視制御
メール管理装置によって監視制御処理を管理することに
よって、複数の汎用メール端末、複数の監視制御サイト
間の処理を効率的に行えるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遠隔監視
制御システムは、互いにインターネットを介して接続す
るメール端末と、中継サイトと、監視制御サイトとから
なる遠隔監視制御システムであって、メール端末は、監
視制御を指示する監視制御メールを、中継サイトに送信
し、中継サイトは、監視制御メールを受信する中継メー
ルサーバと、受信した監視制御メールを記憶する監視制
御メール記憶装置と、記憶した監視制御メールを取り出
し、取り出した監視制御メールの送信を指示する監視制
御メール管理装置とを有し、更に、上記中継メールサー
バは、送信を指示された監視制御メールを、監視制御サ
イトに送信し、監視制御サイトは、監視制御メールを受
信するメールサーバと、受信した監視制御メールを監視
制御コマンドに変換する監視制御メール変換装置と、変
換した監視制御コマンドを入力し、監視制御される監視
制御対象とを有することを特徴とする。
【0008】また、監視制御サイトは、更に、ファイア
ウォールを有することを特徴とする。
【0009】上記監視制御対象は、監視制御された結果
をステータスとして出力し、上記監視制御メール変換部
は、出力したステータスを、メール形式のステータスメ
ールに変換し、上記メールサーバは、変換したステータ
スメールを、中継サイトに送信し、上記中継メールサー
バは、ステータスメールを受信し、受信したステータス
メールを、メール端末に送信し、上記メール端末は、ス
テータスメールを受信することを特徴とする。
【0010】上記監視制御メール管理装置は、障害を検
出した場合に、障害が起きた監視制御についての監視制
御メールを、監視制御メール記憶装置から取り出し、取
り出した監視制御メールの再送信を指示し、上記中継メ
ールサーバは、再送信を指示された監視制御メールを、
監視制御サイトに送信することを特徴とする。
【0011】上記監視制御メール管理装置は、障害を検
出した場合に、障害発生を上記メール端末へ通知するこ
とを指示し、上記中継メールサーバは、指示された障害
発生の通知を上記メール端末へ送信することを特徴とす
る。
【0012】上記メール端末は、監視制御対象が入力可
能な監視制御コマンドを出力する監視制御専用端末と、
上記監視制御専用端末により出力された監視制御コマン
ドを監視制御メールに変換する変換装置とを有し、上記
変換装置は、更に、受信したステータスメールに基づい
て、上記監視制御対象により出力されたステータスを再
現し、上記監視制御専用端末は、更に、再現されたステ
ータスを入力することを特徴とする。
【0013】上記監視制御メール変換装置は、監視制御
装置とのインターフェース制御部と、変換ソフトとが動
作する汎用計算機であることを特徴とする。
【0014】上記メール端末は、更に、メールを認証
し、暗号化及び複合可能な認証暗号装置を有し、上記中
継サイトは、更に、メールを認証し、暗号化及び複合可
能な認証暗号装置を有し、上記監視制御サイトは、更
に、メールを認証し、暗号化及び複合可能な認証暗号装
置を有することを特徴とする。
【0015】上記中継サイトは、更に、監視制御の指示
を含むスクリプトを記憶するスクリプト記憶装置を有
し、上記端末は、更に、スクリプトを指定するスクリプ
ト指定メールを、中継サイトに送信し、上記中継メール
サーバは、スクリプト指定メールを受信し、上記監視制
御メール管理装置は、スクリプト指定メールにより指定
されたスクリプトを、スクリプト記憶装置から取り出
し、取り出したスクリプトに含まれる監視制御の指示を
監視制御メールに変換し、変換した監視制御メールの送
信を指示することを特徴とする。
【0016】上記メール端末は、実行時刻を含む監視制
御メールを、中継サイトに送信し、上記中継サイトは、
監視制御メールに含まれる実行時間に至った場合に、監
視制御メール管理装置に、監視制御メールの取り出しを
指示するスケジュール管理装置を有することを特徴とす
る。
【0017】また、遠隔監視制御システムは、複数の中
継サーバを有し、一方の中継サーバは、受信した監視制
御メールを、他方の中継サーバに転送し、他方の中継サ
ーバは、転送された監視制御メールを記憶し、一方の中
継サーバに障害が生じた場合に、記憶した監視制御メー
ルを、監視制御サイトへ送信することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
第1の実施の形態を示す図であり、1および21〜25
は図8と同じ、中継サイト11には、中継メールサーバ
12、監視制御メール管理装置13、監視制御メール記
憶装置14がある。
【0019】まず、汎用メール端末1から、対象とする
監視制御サイト21のアドレスと監視制御コマンドを記
述したメールを、中継サイト11内の中継メールサーバ
12に送る。中継サイト11内の監視制御メール管理装
置13は、中継メールサーバ12からそのメールを取り
出して、いったん監視制御メール記憶装置に格納する。
監視制御メール管理装置13は、監視制御メール記憶装
置14から順次メールを取り出し、メールに記述されて
いる監視制御サイトに対して、同じくメールに記述され
ている監視制御コマンドの部分を、メールとして送る。
その際、どの汎用メール端末から来たメールをどの監視
制御サイトに送ったかを記録しておく。メールを受け取
った監視制御サイト21側では、従来例と同様に処理を
行い、結果のメールを中継サイト11に返す。結果を受
け取った中継サイトの監視制御メール管理装置は、記録
しておいた元の汎用メール端末1に、受け取った結果の
メールを返す。
【0020】監視制御サイト21にメールを送ろうとし
たときに、既にその監視制御サイト21で、他の端末1
からの要求に応じた処理を実行中で、まだその結果が返
されていない場合は、その結果が返ってくるまで新しい
メールの送信を待たせる。また、実行中の処理内容が時
間のかかるものであった場合は、新しいメールの送信元
の端末1に対して、通知のメールを送るようにすること
もできる。また、新しい監視制御メールに対する処理
を、同等の機能を持つ別の監視制御サイト21で実行可
能な場合は、自動的にメールの送信先を変更し、別の監
視制御サイト21に送るようにすることもできる。
【0021】何らかの障害により、中継サイト11から
監視制御サイト21にメールを送れなかった場合、また
は監視制御サイト21からエラーが返された場合は、汎
用メール端末1に対して、エラーが発生したことを通知
するメールを送る。実行する監視制御コマンドおよび発
生したエラーの内容が、しばらく間隔をおいて再実行す
れば正常に処理できる可能性があるものであった場合
は、コマンドおよびエラーの内容に応じた時間後にメー
ルの再送信を行うようにすることもできる。
【0022】以上のように、監視制御用のコマンドやス
テータスを電子メールで送受信可能な形式に変換するこ
とによって、インターネットとファイアウォールを経由
して、電子メールの送受信による機器の監視制御を行う
遠隔監視制御システムにおいて、監視制御対象の機器が
置かれる監視制御サイトと、監視制御コマンドの送信お
よびステータス受信を行う汎用メール端末との間に中継
サイトを置き、汎用メール端末から監視制御メールを中
継サイト内の中継メールサーバで受信し、中継サイト内
の監視制御メール記憶装置に一度、蓄えてから中継サイ
ト内の監視制御メール管理装置がそれらの監視制御メー
ルを取り出し、中継メールサーバ経由で監視制御サイト
のメールサーバに送り、監視制御サイト内の監視制御メ
ール変換装置がメールサーバから監視制御メールを受け
取り、監視制御用のコマンドに変換してから監視制御装
置に送って監視制御対象の監視制御を行い、ステータス
を逆方向の経路で汎用メール端末まで返すようにするこ
とにより、複数の汎用メール端末と複数の監視制御サイ
トとの間で、効率よく、排他的に監視制御を行えるよう
にすることを特徴とする遠隔監視制御システムについて
説明した。
【0023】また、監視制御サイトからエラーが返され
た場合などの障害が発生した場合に、中継サイト内の監
視制御メール管理装置が自動的に監視制御メールの再送
信および汎用メール端末への通知を行うことを特徴とす
る遠隔監視制御システムについて説明した。
【0024】実施の形態2.図2は、本発明の第2の実
施の形態を示す図であり、11〜14および21〜25
は図1と同じ、2は監視制御専用端末、3は監視制御専
用端末と中継サイトとの間で監視制御メールの変換を行
うための変換装置である。
【0025】監視制御専用端末2から、監視制御コマン
ドを入力すると、それが変換装置3によって電子メール
に変換され、中継サイト11に送られる。逆に、中継サ
イト11から返された結果メールは変換装置3によって
監視制御専用端末2用のステータスコードに変換されて
送られる。
【0026】以上のように、通常は監視制御装置に直結
して使用される監視制御専用端末に、監視制御用のコマ
ンドやステータスを電子メールに変換するための変換装
置を接続して、汎用メール端末の代わりに使用すること
を特徴とする遠隔監視制御システムについて説明した。
【0027】このような変換装置3を用いることによっ
て、通常は監視制御装置24に直結して使われる監視制
御専用端末2から、インターネット経由で監視制御が行
えるようになる。
【0028】実施の形態3.図3は、本発明の第3の実
施の形態を示す図であり、11〜14および21、2
2、24、25は図1と同じである。汎用パソコン26
には、監視制御メールの変換を行う変換ソフト、監視制
御装置とのインタフェース28が内蔵されている。
【0029】中継サイト11から送られた監視制御メー
ルは、汎用パソコン26によって取り込まれ、変換ソフ
ト27によって監視制御装置24へのコマンドに変換さ
れ、インタフェース経由で監視制御装置24に送られ
る。また逆に、監視制御装置24から返されたステータ
スは、インタフェース経由で汎用パソコン26に取り込
まれ、変換ソフト27でメールに変換されて、監視制御
サイト21のメールサーバ22経由で中継サイト11に
送り返される。
【0030】以上のように、監視制御サイト内の監視制
御メール変換装置の代わりに、監視制御対象とのインタ
フェースおよび変換ソフトを搭載した汎用の計算機(パ
ソコンなど)を用いることを特徴とする遠隔監視制御シ
ステムについて説明した。
【0031】単純なインタフェース(例えば、RS−2
32Cやパラレル)で制御可能な監視制御装置の場合
は、専用の監視制御メール変換装置の代わりに、このよ
うに汎用パソコンと変換ソフトを用いることにより、同
等の機能を安価に実現できる。
【0032】実施の形態4.図4は、本発明の第4の実
施の形態を示す図であり、11〜14および21〜25
は図1と同じ、認証・暗号装置30は、汎用メール端末
1、中継サイト11、監視制御サイト21のそれぞれに
ある。
【0033】本実施の形態は、汎用メール端末、中継サ
イト、監視制御サイトのそれぞれに認証・暗号装置を設
け、送受信される監視制御メールの認証および暗号化を
行うことにより、高度なセキュリティを実現することを
特徴とする遠隔監視制御システムについて説明する。
【0034】汎用メール端末1、中継サイト11、監視
制御サイト21の間で送受信される監視制御メールの認
証・暗号化を、それぞれの認証・暗号装置30で行う。
これによって、高度なセキュリティを実現することがで
きる。
【0035】実施の形態5.図5は、本発明の第5の実
施の形態を示す図であり、11〜14および21〜25
は図1と同じ、15は中継サイトにあるスクリプト記憶
装置である。
【0036】スクリプト記憶装置15には、一連の(複
数の)監視制御コマンドをまとめたスクリプトが複数、
格納されており、汎用メール端末1から実行したいスク
リプトの番号を指定したメールを送ることにより、該当
する一連の監視制御コマンドが自動的に実行される。
【0037】スクリプト内の監視制御コマンドには、そ
れぞれ送り先の監視制御サイト21のアドレスを記述す
るようにすることもでき、その場合は1つのスクリプト
内に複数の監視制御サイト21で実行されるコマンドを
記述することもできる。
【0038】以上のように、中継サイト内にスクリプト
記憶装置を設け、一連の監視制御コマンドをまとめた複
数のスクリプトをスクリプト記憶装置に格納しておき、
汎用メール端末から実行したいスクリプトの番号を指定
したメールを送ることにより、該当する一連の監視制御
コマンドが自動的に実行されることを特徴とする遠隔監
視制御システムについて説明した。
【0039】実施の形態6.図6は、本発明の第6の実
施の形態を示す図であり、11〜14および21〜25
は図1と同じ、16は中継サイトにあるスケジュール管
理装置16である。
【0040】汎用メール端末1から監視制御メールを送
るときに、監視制御サイト21のアドレス、監視制御コ
マンドとともに、実行時刻も記述しておく。監視制御メ
ール管理装置13では、実行時刻と監視制御メールの番
号をスケジュール管理装置16に記憶しておく。スケジ
ュール管理装置16は、例えば、1分間隔でスケジュー
ルのチェックを行い、実行すべき監視制御コマンドがあ
る場合は、監視制御メール管理装置13に実行指令を出
す。監視制御メール管理装置13は、その指令に基づい
て、監視制御メール記憶装置14から該当する監視制御
メールを取り出して、監視制御サイト21に送る。これ
により、指定時刻に監視制御コマンドを実行できるよう
になる。
【0041】以上のように、中継サイト内にスケジュー
ル管理装置を設け、監視制御メール内で指定された実行
時刻に、スケジュール管理装置からの指令に基づいて、
監視制御メール管理装置が監視制御メール記憶装置から
該当する監視制御メールを取り出して、監視制御サイト
のメールサーバに送ることを特徴とする遠隔監視制御シ
ステムについて説明した。
【0042】実施の形態7.図7は、本発明の第7の実
施の形態を示す図であり、11〜14および21〜25
は図1と同じであるが、中継サイト11は複数ある。
【0043】通常は、1台目の中継サイト11を使用す
るが、汎用メール端末1から送られた監視制御メール
は、自動的に他の中継サイト11にも送られるようにし
ておく。他の中継サイト11では、監視制御メールを監
視制御サイト21に送ることはせずに、1台目の中継サ
イト11の状態を定期的にチェックする。
【0044】1台目の中継サイト11が何らかの理由に
より利用できなくなった場合、2台目の中継サイトに自
動的に、または手動で切り替えて運用を続けることがで
きる。2台目が利用できなくなった場合は3台目という
ように、システムの重要性に応じて中継サイトの数を増
やすことにより、信頼性を向上させることができる。
【0045】以上のように、中継サイトを複数設けてお
き、通常は1台目の中継サイトを使用し、汎用メール端
末から送られた監視制御メールを他の中継サイトに自動
的に転送しておき、1台目の中継サイトが何らかの理由
により利用できなくなったときに、2台目以降の中継サ
イトに切り替えて使用することによって、システムダウ
ンを防止することを特徴とする遠隔監視制御システムに
ついて説明した。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、監視
制御サイトと汎用メール端末との間に中継サイトを設
け、中継サイト内の監視制御メール管理装置によって監
視制御処理を管理することによって、複数の汎用メール
端末、複数の監視制御サイト間の処理を効率的に行うこ
とができる。
【0047】また、この発明によれば、変換装置を用い
ることによって、通常は監視制御装置に直結して使われ
る監視制御専用端末から、インターネット経由で監視制
御が行えるようになる。
【0048】また、この発明によれば、単純なインタフ
ェース(例えば、RS−232Cやパラレル)で制御可
能な監視制御装置の場合は、専用の監視制御メール変換
装置の代わりに、このように汎用パソコンと変換ソフト
を用いることにより、同等の機能を安価に実現できる。
【0049】また、この発明によれば、汎用メール端
末、中継サイト、監視制御サイトの間で送受信される監
視制御メールの認証・暗号化を、それぞれの認証・暗号
装置で行う。これによって、高度なセキュリティを実現
することができる。
【0050】また、この発明によれば、汎用メール端末
から実行したいスクリプトの番号を指定したメールを送
ることにより、該当する一連の監視制御コマンドが自動
的に実行することができる。
【0051】また、この発明によれば、指定時刻に監視
制御コマンドを実行できる。
【0052】また、この発明によれば、システムの重要
性に応じて中継サイトの数を増やすことにより、信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態を示す図である。
【図5】 本発明の第5の実施の形態を示す図である。
【図6】 本発明の第6の実施の形態を示す図である。
【図7】 本発明の第7の実施の形態を示す図である。
【図8】 従来の遠隔監視制御システムを簡略化して示
した図である。
【符号の説明】
1 汎用メール端末、2 監視制御専用端末、3 変換
装置、11 中継サイト、12 中継メールサーバ、1
3 監視制御メール管理装置、14 監視制御メール記
憶装置、15 スクリプト記憶装置、16 スケジュー
ル管理装置、21 監視制御サイト、22 メールサー
バ、23 監視制御メール変換装置、24 監視制御装
置、25 監視制御対象、26 汎用パソコン、27
変換ソフト、28 インタフェース、30 認証・暗号
装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにインターネットを介して接続する
    メール端末と、中継サイトと、監視制御サイトとからな
    る遠隔監視制御システムであって、 メール端末は、監視制御を指示する監視制御メールを、
    中継サイトに送信し、中継サイトは、監視制御メールを
    受信する中継メールサーバと、 受信した監視制御メールを記憶する監視制御メール記憶
    装置と、 記憶した監視制御メールを取り出し、取り出した監視制
    御メールの送信を指示する監視制御メール管理装置とを
    有し、 更に、上記中継メールサーバは、送信を指示された監視
    制御メールを、監視制御サイトに送信し、 監視制御サイトは、監視制御メールを受信するメールサ
    ーバと、 受信した監視制御メールを監視制御コマンドに変換する
    監視制御メール変換装置と、 変換した監視制御コマンドを入力し、監視制御される監
    視制御対象とを有することを特徴とする遠隔監視制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 監視制御サイトは、更に、ファイアウォ
    ールを有することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視
    制御システム。
  3. 【請求項3】 上記監視制御対象は、監視制御された結
    果をステータスとして出力し、 上記監視制御メール変換部は、出力したステータスを、
    メール形式のステータスメールに変換し、 上記メールサーバは、変換したステータスメールを、中
    継サイトに送信し、 上記中継メールサーバは、ステータスメールを受信し、
    受信したステータスメールを、メール端末に送信し、 上記メール端末は、ステータスメールを受信することを
    特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  4. 【請求項4】 上記監視制御メール管理装置は、障害を
    検出した場合に、障害が起きた監視制御についての監視
    制御メールを、監視制御メール記憶装置から取り出し、
    取り出した監視制御メールの再送信を指示し、 上記中継メールサーバは、再送信を指示された監視制御
    メールを、監視制御サイトに送信することを特徴とする
    請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  5. 【請求項5】 上記監視制御メール管理装置は、障害を
    検出した場合に、障害発生を上記メール端末へ通知する
    ことを指示し、 上記中継メールサーバは、指示された障害発生の通知を
    上記メール端末へ送信することを特徴とする請求項1記
    載の遠隔監視制御システム。
  6. 【請求項6】 上記メール端末は、監視制御対象が入力
    可能な監視制御コマンドを出力する監視制御専用端末
    と、 上記監視制御専用端末により出力された監視制御コマン
    ドを監視制御メールに変換する変換装置とを有し、 上記変換装置は、更に、受信したステータスメールに基
    づいて、上記監視制御対象により出力されたステータス
    を再現し、 上記監視制御専用端末は、更に、再現されたステータス
    を入力することを特徴とする請求項3記載の遠隔監視制
    御システム。
  7. 【請求項7】 上記監視制御メール変換装置は、監視制
    御装置とのインターフェース制御部と、変換ソフトとが
    動作する汎用計算機であることを特徴とする請求項1記
    載の遠隔監視制御システム。
  8. 【請求項8】 上記メール端末は、更に、メールを認証
    し、暗号化及び複合可能な認証暗号装置を有し、 上記中継サイトは、更に、メールを認証し、暗号化及び
    複合可能な認証暗号装置を有し、 上記監視制御サイトは、更に、メールを認証し、暗号化
    及び複合可能な認証暗号装置を有することを特徴とする
    請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  9. 【請求項9】 上記中継サイトは、更に、監視制御の指
    示を含むスクリプトを記憶するスクリプト記憶装置を有
    し、 上記端末は、更に、スクリプトを指定するスクリプト指
    定メールを、中継サイトに送信し、 上記中継メールサーバは、スクリプト指定メールを受信
    し、 上記監視制御メール管理装置は、スクリプト指定メール
    により指定されたスクリプトを、スクリプト記憶装置か
    ら取り出し、取り出したスクリプトに含まれる監視制御
    の指示を監視制御メールに変換し、変換した監視制御メ
    ールの送信を指示することを特徴とする請求項1記載の
    遠隔監視制御システム。
  10. 【請求項10】 上記メール端末は、実行時刻を含む監
    視制御メールを、中継サイトに送信し、 上記中継サイトは、監視制御メールに含まれる実行時間
    に至った場合に、監視制御メール管理装置に、監視制御
    メールの取り出しを指示するスケジュール管理装置を有
    することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御シス
    テム。
  11. 【請求項11】 遠隔監視制御システムは、複数の中継
    サーバを有し、 一方の中継サーバは、受信した監視制御メールを、他方
    の中継サーバに転送し、 他方の中継サーバは、転送された監視制御メールを記憶
    し、一方の中継サーバに障害が生じた場合に、記憶した
    監視制御メールを、監視制御サイトへ送信することを特
    徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
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