JP2002072830A - プロセスカートリッジおよびプリンタシステム - Google Patents

プロセスカートリッジおよびプリンタシステム

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JP2002072830A
JP2002072830A JP2000265317A JP2000265317A JP2002072830A JP 2002072830 A JP2002072830 A JP 2002072830A JP 2000265317 A JP2000265317 A JP 2000265317A JP 2000265317 A JP2000265317 A JP 2000265317A JP 2002072830 A JP2002072830 A JP 2002072830A
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良昭 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリを備えたプロセスカートリッ
ジであって、新品でなくても、画像形成装置本体に装着
された場合に画像安定化調整を受けられるものを提供す
る。 【解決手段】 プロセスカートリッジの不揮発性メモリ
(EEPROM)は、その不揮発性メモリを搭載したプ
ロセスカートリッジを識別するための自己識別データ
(例えばY色カートリッジ識別データ)と、上記画像形
成装置本体に装着される他のプロセスカートリッジを識
別するための他者識別データ(例えばM色カートリッジ
識別データ、C色カートリッジ識別データ、K色カート
リッジ識別データ)とを格納するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成を実行
する構成要素と、アドレスに対応して所定の情報を記憶
する不揮発性メモリとを備え、画像形成装置本体に着脱
自在に装着されるプロセスカートリッジに関する。
【0002】また、この発明は、画像形成装置本体と、
この画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロセス
カートリッジとを備えたプリンタシステムに関する。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、資源の再利用を主な目的として、画像形成装置本体
に着脱されるプロセスカートリッジが普及している。こ
の種のプロセスカートリッジとしては、公知の電子写真
プロセスを実行するのに必要な、感光体ドラム、帯電
器、露光器、現像器、クリーナおよびトナー溜めを一体
に備え、さらにそのプロセスカートリッジに関する情報
が格納される不揮発性メモリを備えたものがある。
【0004】例えば、上記不揮発性メモリには、そのプ
ロセスカートリッジが新品であるか否かを表す「新品検
出」データが格納されるようになっている。そして、画
像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着されたと
き、画像形成装置本体の制御系によって上記不揮発性メ
モリ内の「新品検出」データが読み出される。ここで、
図13に示すように、そのプロセスカートリッジが「新
品状態」である場合(同図(a))は、現像器に取り付
けられたATDC(オート・トナー・デンシティ・コン
トローラ)センサの出力を調整するATDCセンサ調整
(同図(b))や、形成すべき画像の画質やカラーバラ
ンスなどを調整する画像安定化調整(同図(c))が行
われる。この画像安定化調整は、例えばフルカラー画像
形成装置では、トナーの色(イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラック)ごとに計4種類のプロセスカートリッジ
を用いるので、それら各色のプロセスカートリッジ間の
調整を行うものである。しかる後、画像形成装置本体の
制御系によって、上記不揮発性メモリ内の「新品検出」
データが「新品解除状態」(画像安定化終了状態)に書
き換えられる(同図(d))。このようにした場合、画
像形成装置本体が運転を再開するとき、画像形成装置本
体の制御系は上記不揮発性メモリ内の「新品検出」デー
タを読み出して、そのプロセスカートリッジについて既
にATDCセンサ調整や画像安定化調整が行われたこと
を認識できる。そのプロセスカートリッジが新品でない
場合は、それらの調整は省略される。
【0005】ここで、例えばフルカラー画像形成装置の
本体に装着されているプロセスカートリッジのうち或る
色のプロセスカートリッジが同じ色の別のプロセスカー
トリッジに交換されたような場合は、一般的に言ってカ
ラーバランスが崩れたりするため、良好な画像を得るた
めには画像安定化調整が必要とされる。しかしながら、
その交換されたプロセスカートリッジが新品でなけれ
ば、そのプロセスカートリッジの不揮発性メモリ内の
「新品検出」データは「新品解除状態」になっているた
め、画像安定化調整を行えないという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、不揮発性メモ
リを備えたプロセスカートリッジであって、新品でなく
ても、画像形成装置本体に装着された場合に画像安定化
調整を受けられるものを提供することにある。
【0007】また、この発明の目的は、画像形成装置本
体と、この画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプ
ロセスカートリッジとを備えたプリンタシステムであっ
て、画像形成装置本体に装着されたプロセスカートリッ
ジが新品でなくても、画像安定化調整を行えるものを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のプロセスカートリッジは、画像形
成を実行する構成要素と、所定の情報を記憶する不揮発
性メモリとを備え、画像形成装置本体に複数それぞれ着
脱自在に装着されるプロセスカートリッジにおいて、上
記不揮発性メモリは、その不揮発性メモリを搭載したプ
ロセスカートリッジを識別するための自己識別データ
と、上記画像形成装置本体に装着される他のプロセスカ
ートリッジを識別するための他者識別データとを格納す
るようになっていることを特徴とする。
【0009】この請求項1のプロセスカートリッジが画
像形成装置本体に複数装着された場合、例えばその画像
形成装置本体の制御系によって、各プロセスカートリッ
ジの不揮発性メモリから自己識別データおよび他者識別
データがそれぞれ読み出される。或るプロセスカートリ
ッジから読み出された自己識別データと、そのプロセス
カートリッジを識別するための残りのプロセスカートリ
ッジから読み出された他者識別データとが全て一致して
いれば、そのプロセスカートリッジは上記残りのプロセ
スカートリッジに適合していると判断される。一方、或
るプロセスカートリッジから読み出された自己識別デー
タと、そのプロセスカートリッジを識別するための残り
のプロセスカートリッジから読み出された他者識別デー
タとが全て一致しているのでなければ、そのプロセスカ
ートリッジは上記残りのプロセスカートリッジに適合し
ていないと判断される。そして、各プロセスカートリッ
ジがそれぞれ残りのプロセスカートリッジに適合してい
れば、上記複数のプロセスカートリッジに対して画像安
定化調整の必要はないと判断される。一方、いずれかの
プロセスカートリッジが残りのプロセスカートリッジに
適合していなければ、上記複数のプロセスカートリッジ
に対して画像安定化調整の必要があると判断される。し
たがって、そのプロセスカートリッジが新品でなくて
も、画像安定化調整が受けられる。この結果、良好な画
像を形成できる状態になる。
【0010】請求項2に記載のプロセスカートリッジ
は、請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
上記画像形成装置本体に装着される複数のプロセスカー
トリッジは、形成する画像の色が互いに異なるものであ
ることを特徴とする。
【0011】この請求項2のプロセスカートリッジで
は、上記画像形成装置本体に装着される複数のプロセス
カートリッジは、形成する画像の色が互いに異なるもの
であるから、上述の画像安定化調整を受けることによっ
て、形成すべき画像の画質やカラーバランスなどが調整
される。この結果、良好なカラー画像を形成できる状態
になる。
【0012】請求項3に記載のプロセスカートリッジ
は、請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
上記自己識別データを格納するアドレスは少なくとも読
み出し可能になっており、上記他者識別データを格納す
るアドレスは書き込み及び読み出し可能になっているこ
とを特徴とする。
【0013】この請求項3のプロセスカートリッジで
は、上記他者識別データを格納するアドレスは書き込み
及び読み出し可能になっているので、その他者識別デー
タとして、他の任意のプロセスカートリッジの識別デー
タを書き込むことができる。したがって、例えば上記画
像形成装置本体に複数装着されるプロセスカートリッジ
のうち或るプロセスカートリッジに代わって別のプロセ
スカートリッジを選択することが可能となる。
【0014】請求項4に記載のプロセスカートリッジ
は、請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
上記画像形成装置本体に複数装着されたプロセスカート
リッジのうち或るプロセスカートリッジに代わって別の
プロセスカートリッジが装着されたとき、その新たに装
着されたプロセスカートリッジの不揮発性メモリに、上
記画像形成装置本体に既に装着されているプロセスカー
トリッジを識別するための他者識別データが格納される
とともに、上記画像形成装置本体に既に装着されている
プロセスカートリッジの不揮発性メモリに、その新たに
装着されたプロセスカートリッジを識別するための他者
識別データが格納されるようになっていることを特徴と
する。
【0015】この請求項4のプロセスカートリッジで
は、上記画像形成装置本体に複数装着されたプロセスカ
ートリッジのうち或るプロセスカートリッジに代わって
別のプロセスカートリッジが装着されたとき、その新た
に装着されたプロセスカートリッジの不揮発性メモリ
に、上記画像形成装置本体に既に装着されているプロセ
スカートリッジを識別するための他者識別データが格納
されるとともに、上記画像形成装置本体に既に装着され
ているプロセスカートリッジの不揮発性メモリに、その
新たに装着されたプロセスカートリッジを識別するため
の他者識別データが格納されるようになっている。した
がって、各プロセスカートリッジがそれぞれ残りのプロ
セスカートリッジに適合していることを表す状態とな
る。
【0016】請求項5に記載のプロセスカートリッジ
は、請求項4に記載のプロセスカートリッジにおいて、
上記新たに装着されたプロセスカートリッジの不揮発性
メモリに格納される他者識別データと、上記既に装着さ
れているプロセスカートリッジの不揮発性メモリに格納
される他者識別データは、それぞれ、上記複数のプロセ
スカートリッジが上記画像形成装置本体の制御系による
画像安定化調整を受けた後に格納されるようになってい
ることを特徴とする。
【0017】この請求項5のプロセスカートリッジで
は、上記複数のプロセスカートリッジが上記画像形成装
置本体の制御系による画像安定化調整を受けた後に、各
プロセスカートリッジがそれぞれ残りのプロセスカート
リッジに適合していることを表す状態となる。
【0018】請求項6に記載のプリンタシステムは、画
像形成装置本体と、この画像形成装置本体に複数それぞ
れ着脱自在に装着されるプロセスカートリッジとを備
え、上記各プロセスカートリッジは、画像形成を実行す
る構成要素と、所定の情報を記憶する不揮発性メモリと
を有するプリンタシステムにおいて、上記不揮発性メモ
リは、その不揮発性メモリを搭載したプロセスカートリ
ッジを識別するための自己識別データと、上記画像形成
装置本体に装着される他のプロセスカートリッジを識別
するための他者識別データとを格納するようになってお
り、上記画像形成装置本体に複数装着されたプロセスカ
ートリッジのうち或るプロセスカートリッジに代わって
別のプロセスカートリッジが装着されたとき、その新た
に装着されたプロセスカートリッジの不揮発性メモリ
に、上記画像形成装置本体に既に装着されているプロセ
スカートリッジを識別するための他者識別データを格納
するとともに、上記画像形成装置本体に既に装着されて
いるプロセスカートリッジの不揮発性メモリに、その新
たに装着されたプロセスカートリッジを識別するための
他者識別データを格納する制御手段を備えたことを特徴
とする。
【0019】この請求項6のプリンタシステムでは、画
像形成装置本体に複数のプロセスカートリッジが装着さ
れた場合、例えばその画像形成装置本体の制御系によっ
て、各プロセスカートリッジの不揮発性メモリから自己
識別データおよび他者識別データがそれぞれ読み出され
る。或るプロセスカートリッジから読み出された自己識
別データと、そのプロセスカートリッジを識別するため
の残りのプロセスカートリッジから読み出された他者識
別データとが全て一致していれば、そのプロセスカート
リッジは上記残りのプロセスカートリッジに適合してい
ると判断される。一方、或るプロセスカートリッジから
読み出された自己識別データと、そのプロセスカートリ
ッジを識別するための残りのプロセスカートリッジから
読み出された他者識別データとが全て一致しているので
なければ、そのプロセスカートリッジは上記残りのプロ
セスカートリッジに適合していないと判断される。そし
て、各プロセスカートリッジがそれぞれ残りのプロセス
カートリッジに適合していれば、上記複数のプロセスカ
ートリッジに対して画像安定化調整の必要はないと判断
される。一方、いずれかのプロセスカートリッジが残り
のプロセスカートリッジに適合していなければ、上記複
数のプロセスカートリッジに対して画像安定化調整の必
要があると判断される。したがって、そのプロセスカー
トリッジが新品でなくても、画像安定化調整が受けられ
る。この結果、良好な画像を形成できる状態になる。し
かも、このプリンタシステムの制御手段は、上記画像形
成装置本体に複数装着されたプロセスカートリッジのう
ち或るプロセスカートリッジに代わって別のプロセスカ
ートリッジが装着されたとき、その新たに装着されたプ
ロセスカートリッジの不揮発性メモリに、上記画像形成
装置本体に既に装着されているプロセスカートリッジを
識別するための他者識別データを格納するとともに、上
記画像形成装置本体に既に装着されているプロセスカー
トリッジの不揮発性メモリに、その新たに装着されたプ
ロセスカートリッジを識別するための他者識別データを
格納する。したがって、各プロセスカートリッジがそれ
ぞれ残りのプロセスカートリッジに適合していることを
表す状態となる。
【0020】請求項7に記載のプリンタシステムは、請
求項6に記載のプリンタシステムにおいて、上記制御手
段は、上記新たに装着されたプロセスカートリッジの不
揮発性メモリに格納される他者識別データと、上記既に
装着されているプロセスカートリッジの不揮発性メモリ
に格納される他者識別データを、それぞれ、上記複数の
プロセスカートリッジに対して画像安定化調整を行った
後に格納することを特徴とする。
【0021】この請求項7のプリンタシステムでは、上
記複数のプロセスカートリッジが上記画像形成装置本体
の制御系による画像安定化調整を受けた後に、各プロセ
スカートリッジがそれぞれ残りのプロセスカートリッジ
に適合していることを表す状態となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0023】図1は、一実施形態のプロセスカートリッ
ジが装着されたプリンタ3を含むプリンタシステム1の
全体構成を示している。このプリンタシステム1は、L
AN(ローカル・エリア・ネットワーク)2と、これに
接続される複数の端末PC1〜PCnとプリンタ3とを
備えている。
【0024】各端末PC1〜PCnは、ハードディスク
などを有するパーソナルコンピュータ本体401と、こ
の本体401に接続されたモニタディスプレイ402、
キーボード403などからなる。当該ハードディスクに
は予めネットワーク対応のOS(オペレーティング・シ
ステム)、プリンタドライバ、文書などの作成を行うた
めのアプリケーションソフトなどがインストールされて
いる。
【0025】アプリケーションソフトを用いて作成され
た文書などをプリンタ3によってプリント処理する場合
には、文書データなどの画像データ(プリントデータ)
と、プリントすべき用紙サイズに関する情報(用紙サイ
ズ情報)などをLAN2を介してプリンタ3に送るよう
になっている。
【0026】プリンタ3は、原稿画像を読み取るスキャ
ナ部4と、スキャナ部4によって読み取られた原稿画像
データおよびLAN2を介して送られてくる各端末PC
1〜PCnからのプリントデータに基づいて画像形成を
行うプリンタ部5とから構成されている。
【0027】スキャナ部4は、光源から原稿へ光を照射
し、その反射光をCCDイメージセンサにより光電変換
して電気信号を得る公知のタイプのものである。得られ
た電気信号はプリンタ部5のコントローラ25(図6参
照)によって画像データに変換される。
【0028】プリンタ部5は、電子写真方式により用紙
上に画像を形成するタイプのものである。この例ではA
4サイズの用紙を収納する給紙カセット6とB4サイズ
の用紙を収納する給紙カセット7とを備えている。各給
紙カセット6、7には、用紙の有無を検出するための用
紙検出センサ(不図示)が設けられており、このセンサ
からの検出信号はコントローラ25に送出される。コン
トローラ25は、この検出信号に基づいて給紙カセット
6、7に用紙がセットされているか否かを判断する。
【0029】スキャナ部4の前面の操作しやすい位置に
は、操作パネル88が設けられている。図2に示すよう
に、操作パネル8は、液晶表示装置501と、その上に
設けられ透明な部材からなるタッチパネル506とを有
している。液晶表示装置501は、プリンタ3のプリン
ト動作モードや内部の状態を表示する。タッチパネル5
06は、感圧スイッチからなり、液晶表示装置501と
組合わせて用いることで、プリント動作モードの設定な
ど、使用者が所定の操作を入力することができる。操作
パネル8はさらに、プリント部数やプリント倍率などの
数値を入力するためのテンキー502と、プリント動作
の開始を指示するためのスタートキー505と、使用者
の入力により設定されたプリント動作モードをクリアす
るためのクリアキー503と、プリンタ3のプリント動
作を一時停止させるための停止キー504とを有してい
る。
【0030】図3に示すように、プリンタ3は、プリン
タ本体5略中央部のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色の画像形成ステーションY,M,C,Kに、
それぞれ着脱自在に装着されたプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kを備えている。各プロセスカート
リッジ9Y,9M,9C,9Kは、画像形成を実行する
構成要素として、感光体ドラム111と、この感光体ド
ラム111の周りに設けられた帯電器101、発光ダイ
オード(LED)を有する露光器102、現像器10
3、および感光体ドラム表面を清掃するクリーナ116
を備えている。さらに、各プロセスカートリッジ9Y,
9M,9C,9Kは、対応する色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック)のトナーを、内蔵する現像器1
03に供給するためのトナー溜め(不図示)を備えてい
る。各プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの
現像器103にはそれぞれ、トナー濃度を自動的に調整
するのに用いられるATDC(オート・トナー・デンシ
ティ・コントローラ)センサ(不図示)が一体に取り付
けられている。また、各プロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kの感光体ドラム111は、ローラ112
a,112b、112cで支持された中間転写ベルト1
13を介してそれぞれ中間転写部104Y,104M,
104C,104Kに対向している。
【0031】プリンタ本体5の下部には給紙・搬送部1
20が設けられている。給紙・搬送部120は、例えば
給紙カセット6(簡単のため、給紙カセット7を省略す
る。)に収容された用紙108を給紙ローラ109によ
り1枚づつ給紙し、搬送ローラ110aを通して転写部
105に搬送する。
【0032】各色の画像形成ステーションY,M,C,
Kでは、帯電器101が感光体ドラム111の表面を一
様に帯電する。続いて、露光器102が、画像データに
基づいて発光ダイオード(LED)から光を出射して、
感光体ドラム111に潜像を形成する。現像器103
は、感光体ドラム111に形成された潜像にトナー溜め
から供給されたトナーを付着させてトナー像を形成(現
像)する。中間転写部104は感光体ドラム111上に
形成されたトナー像をローラ112a,112b、11
2cで駆動される中間転写ベルト113上に1次転写す
る。転写部105は、中間転写ベルト113上のトナー
像を、搬送ローラ110aによって搬送されてきた用紙
108上に2次転写する。トナー像が転写された用紙1
08は、プリンタ本体5の上部に設けられた定着・排紙
部106へ搬送される。
【0033】定着・排紙部106は、用紙108上に転
写されたトナー像を定着し、像定着後の用紙(プリン
ト)を搬送ローラ110bを介して、プリンタ本体5の
上面に設けられた排紙トレー114上に排紙する。
【0034】プリンタ本体5の前面には、不図示のフロ
ントカバーが設けられており、少なくともプロセスカー
トリッジ9はフロントカバーにより外部のユーザと遮断
されている。また、センサSE16によりフロントカバ
ーの開閉状況を検知することができる。
【0035】図4はプロセスカートリッジ9(9Y,9
M,9C,9Kを総称する)の外観を斜めから見たとこ
ろを示している。プロセスカートリッジ9は図1中に示
した感光体ドラム111、帯電器101、露光器10
2、現像器103およびクリーナ116を一体にしてユ
ニット化したものである。プロセスカートリッジ9には
不揮発性メモリとしてのEEPROM(エレクトリカリ
・イレイザブル・プログラマブル・リード・オンリ・メ
モリ)20が内蔵され、プロセスカートリッジ9の端面
にはデータ転送用のコネクタ21が設けられている。こ
のプロセスカートリッジ9をプリンタ本体5に装着する
ときは、図5に示すように、プリンタ本体5に設けられ
たガイド部材163に沿って、プロセスカートリッジ9
をプリンタ本体5の内部へ挿入し、プロセスカートリッ
ジ9のコネクタ21をプリンタ本体5側に設けられたコ
ネクタ160に結合させる。
【0036】図6は、プリンタ本体5に各色のプロセス
カートリッジ9Y,9M,9C,9Kが装着された状態
の、プリンタ3の制御系の構成を模式的に示している。
プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kのコネク
タ21Y,21M,21C,21K(これらは図5中の
21に相当する)はそれぞれ、プリンタ本体5側の対応
するコネクタ160Y,160M,160C,160K
(これらは図5中の160に相当する)と接続されてい
る。
【0037】プリンタ3は、プリンタ全体の動作を制御
するコントローラ25と、プロセスカートリッジ9Y,
9M,9C,9Kを制御するための制御ボード26を備
えている。制御ボード26には、CPU(中央演算処理
装置)27と、ROM(読み出し専用メモリ)28と、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)29と、拡張I
/O(入出力)インターフェイス30と、シリアル・パ
ラレル変換部31が搭載されている。これらのCPU2
7、ROM28、RAM29、拡張I/Oインターフェ
イス30およびシリアル・パラレル変換部31は、アド
レスデータバス40を介して相互にデータ通信を行う。
CPU27は、プリント処理のためにコントローラ25
とデータ通信を行う。また、制御ボード26内のシリア
ル・パラレル変換部31は、シリアルバス41Y,41
M,41C,41Mを介してそれぞれプロセスカートリ
ッジ9Y,9M,9C,9K内のEEPROM20Y,
20M,20C,20K(これらは図5中の20に相当
する)とデータ通信を行う。さらに、制御ボード26は
RS232Cインターフェイス161を介してLAN2
と接続されている。これにより、制御ボード26と端末
(簡単のため、ここではPC1のみを示す)との間でL
AN2を介してデータ通信を行って、EEPROM20
に関する各種情報を端末PC1のモニタディスプレイ4
02上に表示することができる。
【0038】図7は、各EEPROM20に関する制御
のメインルーチンを示している。電源が投入されて、制
御ボード26上のCPU27が動き始めると、まず所定
の初期化処理を行う(S1)。初期化処理では、CPU
27の初期設定、RAM29や拡張I/Oインターフェ
イス30の初期化・初期設定等を行う。次に、プリンタ
本体5に対してプロセスカートリッジ9が正常に接続さ
れ、かつプロセスカートリッジ9にEEPROM20が
正常に搭載されているか否かを確認する装着検出処理を
行う(S2)。いずれの条件も満たされているときは
「EEPROM20が装着されている」と判断する一
方、いずれか条件の条件が満たされていないときは「E
EPROM20が未装着である」と判断する(S3)。
EEPROM20が未装着であると判断した場合には、
その後のEEPROM20に対する制御処理は実行せ
ず、装着されるまで待つ。一方、EEPROM20が装
着されていると判断した場合には、後述するように各プ
ロセスカートリッジ9が新品であるか否か(新品情報)
の確認および画質関連パラメータの調整を行うのを確認
する新品検出&画像安定化処理を行う(S4)。続い
て、EEPROM書き込み処理(S5)、EEPROM
読み出し処理(S6)を実行し、必要に応じてその他の
処理(S7)を実行する。その後、ルーチンタイマがカ
ウントアップするのを待って(S8)、ドア開閉後等の
処理条件を満たすか否かを判断する(S9)。この処理
条件を満たすときは、EEPROM20が取り外された
り交換されたりした可能性があるので、ステップS2に
戻ってEEPROM装着検出処理以降の処理(S2〜S
9)を繰り返す。一方、そのような処理条件を満たさな
いときは、同じEEPROM20が装着されているまま
なので、ステップS5に戻ってEEPROM書き込み処
理以降の処理(S5〜S9)を繰り返す。
【0039】図8は、各プロセスカートリッジ9に内蔵
されたEEPROM20のメモリマップを例示してい
る。表中の「アドレス」は2バイトを1ワードとしてデ
ータが格納されるアドレス、「データ名称」は格納され
る(および格納された)データの名称、「初期値」は工
場出荷時に格納される値、「データ種類」は格納データ
の種類が読み出し専用データと書き込み・読み出し可能
データとのいずれであるかを表す。
【0040】このメモリマップに示す通り、格納される
データは、大別して、「色コード」や「ロットNo」等
の読み出し専用データと、「現像ローラカウンタ」や
「感光体カウンタ」等の書き込み・読み出し可能データ
とに分類される。
【0041】「装着検出」データはプロセスカートリッ
ジ9が装着されているか否かを表す。「新品検出」デー
タは、そのプロセスカートリッジ9が新品状態(初期値
00)であるか、ATDC調整終了状態(コード値0
1)であるか、新品解除状態としての画像安定化終了状
態(コード値02)であるかのうちのいずれかを表す。
「新品状態」は、第1のデータとして、そのプロセスカ
ートリッジ9が未だ動作しておらず、しかもトナー濃度
や画質等の調整も受けていないことを意味する。「AT
DC調整終了状態」は、中間状態を表す第3のデータと
して、後述する新品解除処理のうちATDC調整が完了
したことを意味する。また、「画像安定化終了状態」
は、新品解除状態を表す第2のデータとして、上記新品
解除処理のうち画像安定化調整が完了したことを意味す
る。「出荷仕向」データはそのプロセスカートリッジ9
の国内向け・北米向けなどの地域で区分した出荷先を表
し、「OEMコード」データはそのプロセスカートリッ
ジ9が相手先ブランドで製造される場合のその相手先を
表す。「色コード」データはそのプロセスカートリッジ
9が形成する画像の色(イエロー、マゼンタ、シアンま
たはブラック)を表し、「ロットNo」データはそのプ
ロセスカートリッジ9のロットナンバーを表す。各「リ
サイクル回数」データはそのプロセスカートリッジ9の
予約されたリサイクル回数を表す。「TC履歴」データ
はそのプロセスカートリッジ9の現像器103における
トナー対キャリア比の履歴を表し、「ATDCセンサオ
フセット値」はそのプロセスカートリッジ9の現像器1
03についてのATDCセンサ出力に対する制御量を表
す。「現像ローラカウンタ」データはそのプロセスカー
トリッジ9の現像器103の使用回数を表し、「感光体
カウンタ」データはそのプロセスカートリッジ9の感光
体ドラム111の使用回数を表す。
【0042】また、一つの組をなす「Y色カートリッジ
識別」データ、「M色カートリッジ識別」データ、「C
色カートリッジ識別」データおよび「K色カートリッジ
識別」データは、このEEPROM20を搭載したプロ
セスカートリッジ9を識別するための1つの自己識別デ
ータと、プリンタ本体5に装着される他のプロセスカー
トリッジ9を識別するための3つの他者識別データとを
含んでいる。例えば、このEEPROM20を搭載した
プロセスカートリッジ9がイエロー(Y)色のプロセス
カートリッジ9Yであれば、「Y色カートリッジ識別」
データが自己識別データに該当し、残りの「M色カート
リッジ識別」データ、「C色カートリッジ識別」データ
および「K色カートリッジ識別」データがそれぞれ他者
識別データに該当する。また、このEEPROM20を
搭載したプロセスカートリッジがマゼンタ(M)色のプ
ロセスカートリッジ9Mであれば、「M色カートリッジ
識別」データが自己識別データに該当し、残りの「Y色
カートリッジ識別」データ、「C色カートリッジ識別」
データおよび「K色カートリッジ識別」データがそれぞ
れ他者識別データに該当する。また、このEEPROM
20を搭載したプロセスカートリッジがシアン(C)色
のプロセスカートリッジ9Cであれば、「C色カートリ
ッジ識別」データが自己識別データに該当し、残りの
「Y色カートリッジ識別」データ、「M色カートリッジ
識別」データおよび「K色カートリッジ識別」データが
それぞれ他者識別データに該当する。また、このEEP
ROM20を搭載したプロセスカートリッジがブラック
(K)色のプロセスカートリッジ9Kであれば、「K色
カートリッジ識別」データが自己識別データに該当し、
残りの「Y色カートリッジ識別」データ、「M色カート
リッジ識別」データおよび「C色カートリッジ識別」デ
ータがそれぞれ他者識別データに該当する。これらの
「Y色カートリッジ識別」データ、「M色カートリッジ
識別」データ、「C色カートリッジ識別」データおよび
「K色カートリッジ識別」データのうち自己識別データ
に該当するアドレスには、工場出荷時に、このEEPR
OM20を搭載したプロセスカートリッジ9を特定する
識別番号が書き込まれる。
【0043】読み出し専用データは、同じ内容のデータ
が複数箇所に格納されることはなく、メモリマップ中の
1箇所のアドレスのみに格納される。一方、書き込み・
読み出し可能データは、そのアクセス回数・重要度に応
じて、同じ内容のデータがメモリマップ中で互いに離間
した複数箇所のアドレスに格納されるようになってい
る。なお、連続したアドレスにデータが格納される場合
は、複数のアドレスにわたっていても、格納箇所は1つ
であるものとする。具体的には、データは次のようなル
ールに従って格納される。
【0044】(a)アクセス回数が多く、重要度も高い
データは、同じ内容のものが互いに離間した3箇所のア
ドレスに格納される。例えば、「現像ローラカウンタ」
の値は、アドレス23・24とアドレス48・49とア
ドレス73・74との3箇所に格納される。同様に、
「感光体カウンタ」の値は、アドレス25・26とアド
レス50・51とアドレス75・76との3箇所に格納
される。
【0045】(b)アクセス回数・重要度共に普通であ
るデータは、同じ内容のものが互いに離間した2箇所の
アドレスに格納される。例えば、「装着検出」の結果は
アドレス0とアドレス40との2箇所に格納される。同
様に、「新品検出」の結果はアドレス1とアドレス41
との2箇所に格納される。
【0046】(c)アクセス回数が低く、重要度も低い
データは1箇所のアドレスに格納される。例えば、「T
C履歴」はアドレス21のみに格納される。同様に、
「ATDCセンサオフセット値」はアドレス22のみに
格納される。また、「Y色カートリッジ識別」データは
アドレス78〜81のみ、「M色カートリッジ識別」デ
ータはアドレス82〜85のみ、「C色カートリッジ識
別」データはアドレス86〜89のみ、「K色カートリ
ッジ識別」データはアドレス90〜93のみにそれぞれ
格納される。
【0047】これらのルール(a)〜(c)によれば、
EEPROM20内に、エラー発生度や重要度に応じ
て、データが効率よく配置される。この結果、EEPR
OM20は好ましいデータ配置となる。
【0048】さて、上記新品検出&画像安定化処理(図
7中のS4)では、プリンタ本体5に4色のプロセスカ
ートリッジ9Y,9M,9C,9Kが装着されたとき、
プリンタ本体5のCPU27によって各プロセスカート
リッジ9Y,9M,9C,9Kがそれぞれ搭載している
EEPROM20内の「新品検出」データが読み出され
る。ここで、図13に示したように、それらのプロセス
カートリッジ9Y,9M,9C,9Kの中に「新品状
態」のものがある場合(同図(a))は、現像器に取り
付けられたATDC(オート・トナー・デンシティ・コ
ントローラ)センサの出力を調整するATDCセンサ調
整(同図(b))や、形成すべき画像の画質やカラーバ
ランスなどを調整する画像安定化調整(同図(c))が
行われる。しかる後、プリンタ本体5のCPU27によ
って、EEPROM20内の「新品検出」データが「新
品解除状態」(画像安定化終了状態)に書き換えられる
(同図(d))。
【0049】図9乃至図11は、新品検出&画像安定化
処理(図7中のS4)中で、プリンタ本体5に装着され
たプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの中に
「新品状態」のものが存在しない場合に、制御手段とし
てのCPU27が行う画像調整要求検出処理のフローを
示している。なお、図12はこの画像調整要求検出処理
におけるプリンタ本体5とプロセスカートリッジ9Y,
9M,9C,9Kとの間のデータ通信の態様を示してい
る。
【0050】まず、図9に示すように、プリンタ本体5
のCPU27は、イエロー(Y)色のプロセスカートリ
ッジ9YのEEPROM20Yから自己識別データとし
ての「Y色カートリッジ識別」データを読み出し(S1
1)、マゼンタ(M)色のプロセスカートリッジ9Mの
EEPROM20Mから他者識別データとしての「Y色
カートリッジ識別」データを読み出し(S12)、シア
ン(C)色のプロセスカートリッジ9CのEEPROM
20Cから他者識別データとしての「Y色カートリッジ
識別」データを読み出し(S13)、ブラック(K)色
のプロセスカートリッジ9KのEEPROM20Kから
他者識別データとしての「Y色カートリッジ識別」デー
タを読み出す(S14)。そして、読み出した4つの
「Y色カートリッジ識別」データの内容が全て一致して
いるか否かを判断する(S15)。読み出した4つの
「Y色カートリッジ識別」データの内容が全て一致して
いるのでなければ、イエロー(Y)色のプロセスカート
リッジ9Yは残りのプロセスカートリッジ9M,9C,
9Kに適合していないと判断して、後述する図11の処
理を行う。
【0051】一方、読み出した4つの「Y色カートリッ
ジ識別」データの内容が全て一致していれば(図9中の
S15でYES)、イエロー(Y)色のプロセスカート
リッジ9Yは残りのプロセスカートリッジ9M,9C,
9Kに適合していると判断する。そして次に、イエロー
(Y)色のプロセスカートリッジ9YのEEPROM2
0Yから他者識別データとしての「M色カートリッジ識
別」データを読み出し(S16)、マゼンタ(M)色の
プロセスカートリッジ9MのEEPROM20Mから自
己識別データとしての「M色カートリッジ識別」データ
を読み出し(S17)、シアン(C)色のプロセスカー
トリッジ9CのEEPROM20Cから他者識別データ
としての「M色カートリッジ識別」データを読み出し
(S18)、ブラック(K)色のプロセスカートリッジ
9KのEEPROM20Kから他者識別データとしての
「M色カートリッジ識別」データを読み出す(S1
9)。そして、読み出した4つの「M色カートリッジ識
別」データの内容が全て一致しているか否かを判断する
(S20)。読み出した4つの「M色カートリッジ識
別」データの内容が全て一致しているのでなければ、マ
ゼンタ(M)色のプロセスカートリッジ9Mは残りのプ
ロセスカートリッジ9Y,9C,9Kに適合していない
と判断して、後述する図11の処理を行う。
【0052】一方、読み出した4つの「M色カートリッ
ジ識別」データの内容が全て一致していれば(図9中の
S20でYES)、マゼンタ(M)色のプロセスカート
リッジ9Mは残りのプロセスカートリッジ9Y,9C,
9Kに適合していると判断する。そして次に、イエロー
(Y)色のプロセスカートリッジ9YのEEPROM2
0Yから他者識別データとしての「C色カートリッジ識
別」データを読み出し(S21)、マゼンタ(M)色の
プロセスカートリッジ9MのEEPROM20Mから他
者識別データとしての「C色カートリッジ識別」データ
を読み出し(S22)、シアン(C)色のプロセスカー
トリッジ9CのEEPROM20Cから自己識別データ
としての「C色カートリッジ識別」データを読み出し
(S23)、ブラック(K)色のプロセスカートリッジ
9KのEEPROM20Kから他者識別データとしての
「C色カートリッジ識別」データを読み出す(S2
4)。そして、読み出した4つの「C色カートリッジ識
別」データの内容が全て一致しているか否かを判断する
(S25)。読み出した4つの「C色カートリッジ識
別」データの内容が全て一致しているのでなければ、シ
アン(C)色のプロセスカートリッジ9Cは残りのプロ
セスカートリッジ9Y,9M,9Kに適合していないと
判断して、後述する図11の処理を行う。
【0053】一方、読み出した4つの「C色カートリッ
ジ識別」データの内容が全て一致していれば(図10中
のS25でYES)、シアン(C)色のプロセスカート
リッジ9Cは残りのプロセスカートリッジ9Y,9M,
9Kに適合していると判断する。そして次に、イエロー
(Y)色のプロセスカートリッジ9YのEEPROM2
0Yから他者識別データとしての「K色カートリッジ識
別」データを読み出し(S26)、マゼンタ(M)色の
プロセスカートリッジ9MのEEPROM20Mから他
者識別データとしての「K色カートリッジ識別」データ
を読み出し(S27)、シアン(C)色のプロセスカー
トリッジ9CのEEPROM20Cから他者識別データ
としての「K色カートリッジ識別」データを読み出し
(S28)、ブラック(K)色のプロセスカートリッジ
9KのEEPROM20Kから自己識別データとしての
「K色カートリッジ識別」データを読み出す(S2
9)。そして、読み出した4つの「K色カートリッジ識
別」データの内容が全て一致しているか否かを判断する
(S25)。読み出した4つの「K色カートリッジ識
別」データの内容が全て一致しているのでなければ、ブ
ラック(K)色のプロセスカートリッジ9Kは残りのプ
ロセスカートリッジ9Y,9M,9Cに適合していない
と判断して、後述する図11の処理を行う。
【0054】一方、読み出した4つの「K色カートリッ
ジ識別」データの内容が全て一致していれば(図10中
のS30でYES)、ブラック(K)色のプロセスカー
トリッジ9Kは残りのプロセスカートリッジ9Y,9
M,9Cに適合していると判断する。この場合、プリン
タ本体5に装着された各プロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kがそれぞれ残りのプロセスカートリッジ
に適合していることになるので、これらのプロセスカー
トリッジ9Y,9M,9C,9Kに対して画像安定化調
整の必要はないと判断して、そのままメインルーチンへ
リターンする。
【0055】いずれかのプロセスカートリッジが残りの
プロセスカートリッジに適合していなければ(図9中の
S15,S20,図10中のS25,S30でNO)、
図11に示すように、それらのプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kに対して画像安定化調整の必要が
あるので、画像安定化調整要求フラグをセットする(S
31)。したがって、それらのプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kの中に「新品状態」のものが存在
しなくても、画像安定化調整を行うことができ、この結
果、良好なカラー画像を形成できる状態になる。
【0056】次に、マゼンタ(M)色のプロセスカート
リッジ9MのEEPROM20M、シアン(C)色のプ
ロセスカートリッジ9CのEEPROM20C、ブラッ
ク(K)色のプロセスカートリッジ9KのEEPROM
20K内のアドレス78〜81に、それぞれ他者識別デ
ータとして、イエロー(Y)色のプロセスカートリッジ
9YのEEPROM20Yから読み出した「Y色カート
リッジ識別」データの内容を書き込む(S32)。ま
た、イエロー(Y)色のプロセスカートリッジ9YのE
EPROM20Y、シアン(C)色のプロセスカートリ
ッジ9CのEEPROM20C、ブラック(K)色のプ
ロセスカートリッジ9KのEEPROM20K内のアド
レス82〜85に、それぞれ他者識別データとして、マ
ゼンタ(M)色のプロセスカートリッジ9MのEEPR
OM20Mから読み出した「M色カートリッジ識別」デ
ータの内容を書き込む(S33)。また、イエロー
(Y)色のプロセスカートリッジ9YのEEPROM2
0Y、マゼンタ(M)色のプロセスカートリッジ9Mの
EEPROM20M、ブラック(K)色のプロセスカー
トリッジ9KのEEPROM20K内のアドレス86〜
89に、それぞれ他者識別データとして、シアン(C)
色のプロセスカートリッジ9CのEEPROM20Cか
ら読み出した「C色カートリッジ識別」データの内容を
書き込む(S34)。また、イエロー(Y)色のプロセ
スカートリッジ9YのEEPROM20Y、マゼンタ
(M)色のプロセスカートリッジ9MのEEPROM2
0M、シアン(C)色のプロセスカートリッジ9CのE
EPROM20C内のアドレス90〜93に、それぞれ
他者識別データとして、ブラック(K)色のプロセスカ
ートリッジ9KのEEPROM20Kから読み出した
「K色カートリッジ識別」データの内容を書き込む(S
35)。これにより、プリンタ本体5に装着された各プ
ロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kに格納され
た自己識別データや他者識別データが残りのプロセスカ
ートリッジに適合していることを表す状態となる。
【0057】なお、プリンタ本体5に装着されたプロセ
スカートリッジ9Y,9M,9C,9Kに対して画像安
定化調整を行った後にステップS32〜S35の処理を
実行しても良い。その場合、プリンタ本体5に装着され
たプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kに対し
て画像安定化調整を行った後に、各プロセスカートリッ
ジ9Y,9M,9C,9Kに格納された自己識別データ
や他者識別データがそれぞれ残りのプロセスカートリッ
ジに適合していることを表す状態となる。したがって、
例えば画像安定化調整の途中にプリンタ本体5の電源ス
イッチがオフされた後、再び電源スイッチがオンされた
ようなときでも、各プロセスカートリッジ9Y,9M,
9C,9Kに格納された自己識別データや他者識別デー
タに基づいて、画像安定化調整の必要性を適切に判断す
ることができる。
【0058】なお、この実施形態では、プロセスカート
リッジ9は、不揮発性メモリとしてのEEPROM20
に加えて、画像形成を実行する構成要素として、感光体
ドラム111、帯電器101、露光器102、現像器1
03、クリーナ116およびトナー溜めを有するものと
したが、これに限られるものではない。プロセスカート
リッジは、画像形成を実行する上述の構成要素のうちい
ずれかの要素を備えていれば、この発明の範囲に含まれ
る。例えば、感光体ドラム表面を露光するための露光器
は、プリンタ本体側に固定して設置されていても良い。
この場合、プロセスカートリッジ内を、感光体ドラム、
帯電器およびクリーナを含む感光体ユニットと、現像器
およびトナー溜めを含む現像ユニットとによって、ユニ
ット化して構成しても良い。このようにユニット化して
構成することにより、プロセスカートリッジを簡単に製
造することができる。
【0059】また、不揮発性メモリとトナー溜めのみを
備えた態様のプロセスカートリッジも、この発明の範囲
に含まれる。この態様のプロセスカートリッジを用いる
場合、残りの構成要素である感光体ドラム、帯電器、露
光器、現像器およびクリーナは、例えばプリンタ本体側
に固定して設置されるか、または、プリンタ本体に対し
て着脱自在に装着される別のプロセスカートリッジを構
成しても良い。
【0060】また、この実施形態では、プロセスカート
リッジ9は、不揮発性メモリとしてのEEPROM20
を内蔵するものとしたが、これに限られるものではな
い。この発明のプロセスカートリッジは、EEPROM
以外の不揮発性メモリを備えても良い。また、不揮発性
メモリは、プロセスカートリッジに内蔵されるのではな
く、プロセスカートリッジの外面に、例えばその外面に
設けられたソケットを介して、装着されても良い。
【0061】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1乃至
6のプロセスカートリッジは、新品でなくても、画像形
成装置本体に装着された場合に画像安定化調整を受けら
れる。したがって、良好な画像を形成できる。
【0062】また、請求項6乃至7のプリンタシステム
によれば、画像形成装置本体に装着されたプロセスカー
トリッジが新品でなくても、画像安定化調整を行える。
したがって、良好な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態のプロセスカートリッ
ジが装着されたプリンタを含む、プリンタシステムの全
体構成を示す図である。
【図2】 上記プリンタの操作パネルを示す図である。
【図3】 上記プリンタの断面構造を示す図である。
【図4】 上記プロセスカートリッジ自体を斜めから見
たところを示す図である。
【図5】 上記プロセスカートリッジがプリンタ本体に
装着される仕方を示す図である。
【図6】 上記プリンタ本体に各色のプロセスカートリ
ッジが装着された状態の、プリンタの制御系の構成を模
式的に示す図である。
【図7】 上記プロセスカートリッジに内蔵されたEE
PROMに関する制御のメインルーチンを示す図であ
る。
【図8】 上記EEPROMのメモリマップを例示する
図である。
【図9】 上記プリンタ本体に複数のプロセスカートリ
ッジが装着されたときの画像調整要求検出処理のフロー
(一部)を詳細に示す図である。
【図10】 上記プリンタ本体に複数のプロセスカート
リッジが装着されたときの画像調整要求検出処理のフロ
ー(一部)を詳細に示す図である。
【図11】 上記プリンタ本体に複数のプロセスカート
リッジが装着されたときの画像調整要求検出処理のフロ
ー(一部)を詳細に示す図である。
【図12】 上記画像調整要求検出処理に関するプリン
タ本体と各プロセスカートリッジとの間のデータ通信の
態様を示す図である。
【図13】 プリンタ本体に装着されたプロセスカート
リッジが新品状態であるときの新品検出&画像安定化処
理の進め方を示す図である。
【符号の説明】
2 LAN 3 プリンタ 5 プリンタ本体 9,9Y,9M,9C,9K プロセスカートリッジ 20,20Y,20M,20C,20K EEPROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉崎 好彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 日野 秀樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 高野 良昭 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 遠山 大雪 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C262 AA04 AA24 AA26 AB20 CA15 EA04 FA16 GA03 GA12 GA15 GA36 GA40 2H071 BA04 BA32 BA34 DA05 DA06 DA08 DA13 EA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成を実行する構成要素と、所定の
    情報を記憶する不揮発性メモリとを備え、画像形成装置
    本体に複数それぞれ着脱自在に装着されるプロセスカー
    トリッジにおいて、 上記不揮発性メモリは、その不揮発性メモリを搭載した
    プロセスカートリッジを識別するための自己識別データ
    と、上記画像形成装置本体に装着される他のプロセスカ
    ートリッジを識別するための他者識別データとを格納す
    るようになっていることを特徴とするプロセスカートリ
    ッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロセスカートリッジ
    において、 上記画像形成装置本体に装着される複数のプロセスカー
    トリッジは、形成する画像の色が互いに異なるものであ
    ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプロセスカートリッジ
    において、 上記自己識別データを格納するアドレスは少なくとも読
    み出し可能になっており、上記他者識別データを格納す
    るアドレスは書き込み及び読み出し可能になっているこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプロセスカートリッジ
    において、 上記画像形成装置本体に複数装着されたプロセスカート
    リッジのうち或るプロセスカートリッジに代わって別の
    プロセスカートリッジが装着されたとき、その新たに装
    着されたプロセスカートリッジの不揮発性メモリに、上
    記画像形成装置本体に既に装着されているプロセスカー
    トリッジを識別するための他者識別データが格納される
    とともに、上記画像形成装置本体に既に装着されている
    プロセスカートリッジの不揮発性メモリに、その新たに
    装着されたプロセスカートリッジを識別するための他者
    識別データが格納されるようになっていることを特徴と
    するプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプロセスカートリッジ
    において、 上記新たに装着されたプロセスカートリッジの不揮発性
    メモリに格納される他者識別データと、上記既に装着さ
    れているプロセスカートリッジの不揮発性メモリに格納
    される他者識別データは、それぞれ、上記複数のプロセ
    スカートリッジが上記画像形成装置本体の制御系による
    画像安定化調整を受けた後に格納されるようになってい
    ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体と、この画像形成装置
    本体に複数それぞれ着脱自在に装着されるプロセスカー
    トリッジとを備え、上記各プロセスカートリッジは、画
    像形成を実行する構成要素と、所定の情報を記憶する不
    揮発性メモリとを有するプリンタシステムにおいて、 上記不揮発性メモリは、その不揮発性メモリを搭載した
    プロセスカートリッジを識別するための自己識別データ
    と、上記画像形成装置本体に装着される他のプロセスカ
    ートリッジを識別するための他者識別データとを格納す
    るようになっており、 上記画像形成装置本体に複数装着されたプロセスカート
    リッジのうち或るプロセスカートリッジに代わって別の
    プロセスカートリッジが装着されたとき、その新たに装
    着されたプロセスカートリッジの不揮発性メモリに、上
    記画像形成装置本体に既に装着されているプロセスカー
    トリッジを識別するための他者識別データを格納すると
    ともに、上記画像形成装置本体に既に装着されているプ
    ロセスカートリッジの不揮発性メモリに、その新たに装
    着されたプロセスカートリッジを識別するための他者識
    別データを格納する制御手段を備えたことを特徴とする
    プリンタシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のプリンタシステムにお
    いて、 上記制御手段は、上記新たに装着されたプロセスカート
    リッジの不揮発性メモリに格納される他者識別データ
    と、上記既に装着されているプロセスカートリッジの不
    揮発性メモリに格納される他者識別データを、それぞ
    れ、上記複数のプロセスカートリッジに対して画像安定
    化調整を行った後に格納することを特徴とするプリンタ
    システム。
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