JP2002072521A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP2002072521A JP2000267326A JP2000267326A JP2002072521A JP 2002072521 A JP2002072521 A JP 2002072521A JP 2000267326 A JP2000267326 A JP 2000267326A JP 2000267326 A JP2000267326 A JP 2000267326A JP 2002072521 A JP2002072521 A JP 2002072521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 青色レーザーに高感度であり膜厚減少が発生
し難く、高画質と長寿命とを両立することのできる電子
写真用感光体を提供する。 【解決手段】 380〜500nmのレーザー光で露光
され、露光から現像までの時間が150msec以下で
ある電子写真プロセスに用いられる電子写真用感光体に
おいて、感光体が電荷発生層と電荷輸送層を積層してな
り、電荷輸送層の電荷輸送材料(CTM)/バインダー
比が10/16〜10/25で移動度が電界強度20V
/μmにおいて2×10−6cm/V・sec以上で
ある電子写真用感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真用感光体
および該感光体を用いた電子写真装置に関し、詳しく
は、有機材料を含む感光層が導電性基体上に積層された
感光体であって、電子写真方式のプリンター、複写機、
FAXなどに用いられる感光体および該感光体を用いた
電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真感光体において有機系の
光導電性材料は、その開発の進歩により、従来から用い
られてきた無機系の光導電性材料に対して一般的によく
使用されるようになってきた。これは有機系光導電性材
料を用いた電子写真感光体は感度、耐久性及び環境に対
する安定性等に若干の問題はあるが、毒性、コスト、材
料設計の自由度等の点において無機系光導電性材料に比
べ多くの利点を有しているからである。
【0003】現在一般的に実用化されている電子写真感
光体の構成としては、光導電性機能の電荷発生機能と電
荷輸送機能とをそれぞれ別個の物質に分担させた積層型
あるいは分散型の機能分離型の感光体が提案されてい
る。このような機能分離型感光体は、各々の物質の選択
範囲が広く帯電特性、感度、残留電位、繰り返し特性、
耐刷性等の電子写真特性において、最良の物質を組み合
わせることによる高性能な感光体を提供することができ
る。
【0004】また、導電性支持体上に感光層を塗工する
ことにより生産できるため、極めて生産性が高く、安価
な感光体を提供でき、しかも電荷発生材料を適当に選択
することにより感光波長域や光感度を自在にコントロー
ルすることができる。さらに、電荷輸送層中に含有する
バインダー樹脂を適宜選択することにより耐磨耗特性に
優れた感光体を設計することができ、実用的な感光体と
しては電荷輸送剤とバインダー樹脂の重量比は4:6〜
6:4の範囲で用いられる。これは、適切な耐磨耗性、
感度、繰り返し特性を維持するためである。有機系光導
電性材料を用いた電子写真感光体は従来からの特性の問
題点を克服するようにその性能の向上が図られているこ
とから、有機系の光導電性材料が無機系の光導電性材料
に比べて多用されるようになった。
【0005】レーザー光を露光用光源とする電子写真装
置としては、レーザープリンタが代表的な例であるが、
近年では複写機においてもデジタル化が進みレーザーが
露光用光源に用いられることが一般的となってきた。主
に露光用光源として用いられるレーザーは、低コストで
消費エネルギーが少なく軽量小型である半導体レーザー
が実用化されており、発振波長や出力の安定性、寿命の
点において800nm付近の近赤外領域に発振波長を有
するものが一般的なものであった。これは単に短波長で
発振するレーザーが技術的な問題から実用化にはいたっ
ていなかったためである。この事を受けて、レーザーを
露光光源とした電子写真装置で用いられる電荷発生材料
は、長波長領域に光を吸収して感度を有する有機化合
物、特にフタロシアニン顔料を電荷発生層に含有した積
層型感光体が開発されてきた。
【0006】さらに、電子写真装置の出力画像の画質向
上を図るために、画質の高解像度化が検討されている。
記録密度の高い高解像度の画質を達成する為にはいくつ
かの手段があるが、光学的な方法としてはレーザービー
ムのスポット径を絞り、書込み密度を上げることが挙げ
られる。そこで使用するレンズの焦点距離を短くすれば
良いが光学系の設計上の難しさに加え、800nm付近
の近赤外域に発振波長を持つレーザーでは、光学系の操
作でビーム径を細くしてもスポット輪郭の鮮明さが得ら
れにくいことがわかった。その原因はレーザー光の回折
限界にあり、これは避けることの出来ない現象である。
【0007】しかるに、感光体の表面に収束されるレー
ザーのスポット径は、スポット径をDとすると、スポッ
ト径Dとレーザービームの波長及びレンズ開口数NAと
は次の式で示される関係にある。 D=1.22λ/NA (式中、λはレーザービームの波長、NAはレンズ開口
数を表す) この式から、スポット径Dはレーザー光の発振波長に比
例していることがわかり、スポット径Dを小さくするに
は発振波長の短いレーザーを用いればよいことがわか
る。
【0008】一方、先きに述べたように発振波長の短い
レーザーの開発は発振波長の長いレーザーに比べて遅れ
ていたが、1990年代初頭には650nm近傍に発振
波長を持つ赤色レーザーが実用化された。また、199
5年には410nm発振の青紫色レーザーの開発成功が
発表され、その実用化が現実味を帯びてきた。しかし、
このような青色系レーザーは光ディスクの記録密度を向
上させるものという意味で大きな期待が寄せられている
が、電子写真装置の露光用光源としてはほとんど期待さ
れていなかった。それは従来の電子写真感光体はこの波
長域に感度を示さないからである。
【0009】このことは、従来からの積層型電子写真感
光体は導電性基体の上に電荷発生層、電荷輸送層を順に
積層したものが一般的に実用化されているのであるが、
500nm以下の波長にも吸収を示す電荷発生材料を用
いれば、一般的には500nm以下の短波長レーザーの
露光にも感度を示すはずである。しかし実際には、電荷
発生層の上に積層された電荷輸送層、とくに電荷輸送物
質が500nm以下の波長に吸収を示すことから、露光
光源として用いた短波長のレーザー光が感光層の表面で
吸収されて電荷発生層まで到達できないことから、積層
型電子写真感光体ではこの波長域に感度を示さないので
ある。更に、波長成分の揃った高強度の光で露光される
ために電荷輸送材料や電荷発生材料が変質しやすく、長
期の使用によって感光体の感度が低下し高画質が維持で
きないという問題もあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可視
光を出力するレーザー光を吸収して高い感度特性を有
し、膜厚減少が発生し難く、高画質と長寿命とを両立す
ることのできる電子写真用感光体を優れた電子写真感光
体を提供することにある。更に別の目的は、この感光体
と可視光を出力するレーザーを使用することによって、
高感度で高解像力を有する画質が安定して得られる電子
写真装置を提供することにある。
【0011】耐磨耗性を向上させるために表面層にバイ
ンダーとして特定の分子量のビスフェノールZ型ポリカ
ーボネートを用いることが提案されているが、感光体に
おいてバインダ樹脂の改良やバインダ樹脂の比率の増大
などが行われると、結果として電荷輸送層中の移動度が
低下することで感光体の光応答性が低下するため、高速
プロセスへの適用が困難である。また、応答性が悪いた
めに、感光体の表面電位が十分に減衰していない状態で
繰り返し使用すると残留電位上昇に伴う電位変化が増大
し、早期に画像品質の低下を招く等の弊害を伴う。
【0012】すなわち、上記感光体において、感光層の
耐久性を上げるために膜厚を増大させたりバインダ樹脂
比を増大させると感光体の応答性が低下し、感光体の応
答性を上げるために膜厚を減少させたりバインダ樹脂比
を減少させると感光体の耐久性が低下する。最近のデジ
タル複写機、プリンター等の電子写真装置は小型化、高
速化が要求されており、感光体特性としては耐磨耗性向
上による長寿命化と高速化に対応した高感度化の両方が
要求されるが、これまで提案された感光体では不充分で
ある。本発明は、上記の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的は、膜厚減少が発生し難く、耐久性
と電子写真特性とを両立することのできる電子写真用感
光体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち本願発明は、380
〜500nmのレーザー光で露光され、露光から現像ま
での時間が150msec以下である電子写真プロセス
に用いられる電子写真用感光体において、感光体が電荷
発生層と電荷輸送層を積層してなり、電荷輸送層の、電
荷輸送材料/バインダー比が10/16〜10/25で
移動度が電界強度20V/μmにおいて2×10−6
/V・sec以上であることを特徴とする電子写真
用感光体である。また、本願の発明は、電荷輸送材料と
して下記一般式(1)で表される化合物を含有すること
を特徴とする電子写真用感光体である。
【0014】
【化4】
【0015】本願の発明は、電荷輸送層のバインダー樹
脂として下記一般式(2)で表されるポリカーボネート
を用いたことを特徴とする前記の電子写真用感光体であ
る。
【化5】
【0016】本願の発明は、電荷輸送層のバインダー樹
脂として少なくとも2種類以上のポリカーボネートを用
いたことを特徴とする前記の電子写真用感光体である。
本願の発明は、電荷輸送層バインダー樹脂として少なく
とも1種のポリカーボネートと下記一般式(3)で表さ
れるポリエステルを用いたことを特徴とする前記の電子
写真用感光体である。
【化6】
【0017】本願の発明は、電荷輸送層が潤滑剤を含有
する、電荷輸送層がシリコンオイルを含有する、導電性
支持体と感光層の間に下引き層が形成されている、電荷
輸送層の膜厚が30μm以下である電子写真用感光体を
有する。本願の画像形成装置では、反転現像方式を用
い、クリーニング装置を有する電子写真プロセスと前記
の電子写真感光体を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る電子写真用感光体
は、露光光源が380〜500nmのレーザーであり、
露光から現像までの時間が150msec以下である電
子写真プロセスにおいて用いられるものであり、その感
光層は、図1に示すような電荷発生層と電荷輸送層とを
積層してなる機能分離型の感光体である。このような感
光体では、単に電荷輸送層におけるバインダ樹脂の含有
率を上げるのみでは、これに伴って電荷輸送材料(以下
「CTM」と称す)の比率が下がることとなり、よって
感光体の感度が低下することが予想される。また、バイ
ンダ樹脂の含有率を下げると、感光体の感度は向上する
が、感光体の耐久性が落ちることとなる。本発明の感光
体では、上記電荷輸送層のCTM/バインダ比を最適に
決定することにより、耐久性と電子写真特性とを両立し
た感光体を提供する。従来、感光体のおいては、CTM
/バインダ比は通常10/10〜10/12程度に設定
されているが、本発明の上記感光体は、CTM/バイン
ダ比が10/16〜10/25であり、移動度が電界強
度20V/μmにおいて2×10−6cm/V・se
c以上である。
【0019】先ず、上記感光体の電荷輸送層における電
荷輸送材料としては、トリフェニルアミン誘導体等の前
記一般式(1)で表される化合物が使用される。上記化
合物は500nm以下の波長域で光吸収が無く、青色レ
ーザーを電荷発生層まで透過することができる。また、
ホール輸送特性が高いため、上述のようなバインダーリ
ッチになっても高移動度で高感度を維持できる。電荷輸
送層のバインダ樹脂として上記一般式(2)で表される
ポリカーボネート(ビスフェノールZ型ポリカーボネー
ト)が使用される。上記ポリカーボネートは耐磨耗性が
良いため、バインダー比10/16において十分な耐久
性を有し長寿命を達成できる。
【0020】電荷輸送層のバインダ樹脂として少なくと
も2種類以上のポリカーボネートが使用される。耐磨耗
性が良い為、バインダー比10/16で十分な耐久性を
有し長寿命を達成できる。電荷輸送層のバインダ樹脂と
して少なくともポリカーボネートと上記一般式(3)で
表されるポリエステル(バイロン:商品名)を使用する
ことにより、バインダーリッチの際に高粘度化を防ぐこ
とができ、良好な塗工性が得られ、電気特性も向上す
る。
【0021】電荷輸送層に潤滑剤(シリコンオイル、ポ
リフッ化ビニリデン等)を含有させる。これにより、感
光体の表面性が良くなり、耐久性が向上する。また、下
引き層を形成することにより、画像ガブリやリークによ
るピンホールを防止することができる。前記電荷輸送層
の膜厚を式30μm以下とし、平均粒径6μm以下のト
ナーを解像度1200dpi以上で使用する。これによ
り、高速プロセスにおいて長期間高画質を維持できる。
【0022】以上に説明した感光体を用いた画像形成装
置における画像形成部の構成例を図2に示す。上記画像
形成部では、感光体ドラムの周囲に、該感光体表面を帯
電させる帯電装置、帯電させられた感光体表面を露光し
静電潜像を書込む露光部、該静電潜像をトナーによって
現像する現像部、トナー像を転写用紙に転写する転写
部、感光体表面から転写後の残留トナーを除去するクリ
ーニング部が順に配置されている。また、トナー像が転
写された後の用紙は、定着部においてトナー像が低着さ
れる。
【0023】上記感光体では、光メモリーが発生しにく
いため、画像形成部においては光除電プロセスを省くこ
とができる。また、近年の接触帯電方式の画像形成装置
では、感光体の磨耗を抑制するため、クリーニング工程
を省略する場合もあるが、本発明の感光体では耐磨耗性
が良好であるので、ゴムブレード等のクリーニングに対
しても耐久性が有り、接触帯電プロセス+クリーニング
で常にきれいな画像が得られる。図1に本発明の一実施
の形態である感光体を示す。図中、1は導電性支持体
を、2は下引き層を、3は電荷発生層を、4は電荷輸送
層を、5は感光層を表す。図1の感光体は、感光層5が
電荷発生層3、および電荷輸送層4の2層から成る機能
分離型感光体である。
【0024】次いで本発明における有機電子写真感光体
の材料について説明する。基体としては導電性を有する
もの、例えば、アルミニュウム、銅、真鍮、亜鉛、ニッ
ケル、ステンレス、クロム、モリブデン、バナジウム、
インジウム、チタン、金、白金等の金属及び合金材料を
用いることができ、その他にアルミニウム、アルミニウ
ム合金、酸化錫、金や酸化インジウム等を蒸着または塗
布したポリエステルフィルム、紙及び金属フィルム、導
電性粒子を含有したプラスチックや紙、ならびに導電性
ポリマーを含有するプラスチック等を用いることができ
る。これらの材料は、円筒状、円柱状、または薄膜シー
ト状に加工して用いられる。特に本発明に用いられる導
電性基体は、円筒状であることが好ましい。
【0025】感光層の形成にあたり、導電性基体の傷及
び凸凹の被覆、繰り返し使用時の帯電性の劣化防止、低
温/低湿環境下での帯電特性の改善等の理由により、導
電性基体と電荷発生層/電荷輸送層との間に下引き層を
設ける場合がある。下引き層の材料としては従来より、
ポリアミド、共重合ナイロン、ポリビニルアルコール、
ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ、フェノール樹
脂、カゼイン、セルロース、ゼラチン等が知られてお
り、特にアルコール可溶性の共重合ナイロンが多く用い
られる。これらを水及び各種有機溶剤、特に水、メタノ
ール、エタノール、ブタノールの単独溶剤、または水/
アルコール類、2種類以上のアルコール類の混合溶剤、
またはジクロロエタン、クロロホルム、トリクロロエタ
ン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン等の塩素
系溶剤/アルコール類との混合溶剤に溶解し、浸漬塗布
装置等を用いて導電性基体表面に塗布する。
【0026】また必要に応じて、特に下引き層の体積抵
抗率の設定、低温/低湿環境下での繰り返しエージング
特性の改善等の理由で、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化
錫、酸化インジウム、シリカ、酸化アンチモン等の無機
顔料をボールミル、ダイノーミル、超音波発振機等の分
散機を用いて分散含有させることが知られている。下引
き層中の無機顔料の割合は、30〜95重量%の範囲が
好ましく、膜厚は0.1〜5μm程度になるように塗布
される。
【0027】電荷発生材料としては、380〜500n
mの波長の光で電荷を発生させる物質が望ましい。具体
的には、ビスアゾ化合物、トリスアゾ化合物等のアゾ化
合物、スクエアリウム化合物、アズレニウム化合物、ペ
リレン系化合物、インジゴ化合物、キナクドリン化合
物、多環キノン化合物、シアニン色素、キサンテン染
料、ポリーN−ビニルカルバゾールとトリニトロフルオ
レノンなどからなる電荷移動錯体などが挙げられるがこ
れらに限定されるものではない。また、これらは必要に
応じて2種類以上混合して用いてもよい。
【0028】電荷発生層に使用されるバインダー樹脂と
しては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリビニルアセテ
ート、ポリアクリル酸エステル、ポリカーボネート、ポ
リビニルアセトアセタール、ポリビニルプロピオナー
ル、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、セルロースエステル、セルロース
エーテル等が使用できる。電荷発生物質を分散する適当
な溶剤としては、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエ
タンなどのハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、N,N−ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒
等を用いることができる。特に、環境保護を考えると、
非ハロゲン系溶剤を用いることが好ましい。
【0029】電荷発生層の形成方法としては、一般に、
真空蒸着法、スパッタリング、CVD等の気相堆積法、
あるいは電荷発生物質をボールミル、サンドグライダ、
ペイントシェイカー、超音波分散機等によって粉砕、溶
剤に分散、必要に応じてバインダー樹脂を加え、導電性
支持体1がシートの場合にはベーカアプリケーター、バ
ーコータ、キャスティング、スピンコート等、導電性支
持体1がドラムの場合にはスプレー法、垂直型リング
法、浸漬塗工法等によって適用する方法が知られてい
る。電荷発生層中の電荷発生材料の割合は、30〜90
重量%の範囲が好ましい。電荷発生層の膜厚は、0.0
5〜5μmで、好ましくは0.1〜2.5μmである。
【0030】電荷輸送層を構成する結着剤樹脂として
は、電荷輸送物質と相溶性を有するものであれば良く、
例えば、ポリカーボネート及び共重合ポリカーボネー
ト、ポリアリレート、ポリビニルブチラール、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリケトン、エポキシ樹脂、ポリウ
レタン、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリアクリ
ルアミド、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、ポリスル
ホン樹脂等及びそれらの共重合樹脂が挙げられる。これ
らを単独または2種以上混合して用いても良い。中で
も、ビスフェノールZ型ポリカーボネート、ビスフェノ
ールZ型ポリカーボネートと他のポリカーボネートの混
合、ビスフェノールZ型ポリカーボネートとポリエステ
ルの混合、ポリカーボネートビスフェノールZと他のポ
リカーボネートとポリエステルの混合が成膜性及び耐磨
耗性、電機特性等の点で好ましい。
【0031】またこれらの材料を溶解させる溶剤として
は、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン
類、エチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロロメタン等
の脂肪族ハロゲン化物類が挙げられ、塗布方法として
は、下引き層及び電荷発生層と同様の方法が用いられ
る。電荷輸送層中の電荷ハロゲン炭化水素、ベンゼン、
クロロベンゼン、トルエン等の芳香族類等がある。
【0032】本発明の電荷輸送層用塗布液には、酸化防
止剤としてビタミンE、ハイドロキノン、ヒンダードア
ミン、ヒンダードフェノール、パラフェニレンジアミ
ン、アリールアルカンおよびそれらの誘導体、有機硫黄
化合物、有機燐化合物などを配合して用いてもよい。電
荷輸送層用塗布液の作成は、結着剤樹脂溶液中へ電荷輸
送物質を溶解して作成され、膜厚は、10〜50μm
で、好ましくは15〜40μmである。これらの感光層
は前述の方法にて順次塗布形成された後に、または各感
光層毎に熱風または遠赤外線等の乾燥機を用いて乾燥さ
れ、感光体形成が完了される。乾燥は40℃〜130℃
で10分〜2時間が好ましい。
【0033】次いで画像形成装置の一例を概略説明図で
説明する。尚、本発明に係る画像形成装置は以下に記載
の内容に限定されるものではない。図2は、本発明の製
造方法により製造された有機電子写真感光体を搭載した
レーザプリンタを示す概略説明図である。レーザプリン
タ30は、該感光体11、半導体レーザ31、接触帯電
器32、現像機33、転写帯電器34、定着器35、及
びクリーナ36を含んで構成される。感光体11は、図
示しない駆動手段によって図中の矢印41の方向に回転
可能なようにして、レーザプリンタに搭載される。半導
体レーザ31からのレーザビームは、感光体11の表面
に対してその長手方向(主走査方向)に繰り返し走査さ
れる。感光体11を回転させ、レーザビームを上述のよ
うにして走査して結像させることによって、感光体11
の表面には静電潜像が形成される。
【0034】接触帯電器32は、半導体レーザ31の結
像点よりも感光体11の回転方向上流側に設けられ、感
光体11の表面を均一に帯電させる。接触帯電器32は
導電性ブラシまたは導電性ローラーに正または負の直流
電圧がかけられている。接触帯電器32に印可する直流
電圧はー2000V〜+2000Vが好ましい。接触帯
電器32には前記直流電圧に加え更に交流電圧を重畳し
て脈流電圧を印可するようにしてもよい。直流電圧に重
畳する交流電圧はピーク間電圧4000V以下のものが
好ましい。接触帯電器32には瞬時に所望の電圧を印加
しても良いが、感光体を保護するために、徐々に印加電
圧を上げるようにしてもよい。
【0035】接触帯電器32は感光体11と同方向ある
いは逆方向に回転するようにしてもよいし、また回転さ
せずに感光体の外周面を摺動するようにしてもよい。更
に接触帯電器32に感光体11の残留トナーをクリーニ
ングする機能を持たせてもよい。この場合クリーニング
手段46を設ける必要はない。現像器37は、前記結像
点よりも回転方向下流に設けられ、感光体11にトナー
を供給し、静電潜像をトナー像として現像する。転写紙
は、感光体11への露光と同期して、現像器33の更に
回転方向下流側に設けられる転写帯電器34に与えら
れ、トナー像が転写紙に転写される。
【0036】転写紙は搬送ベルトによって定着器35に
搬送されて、トナー像が転写紙に定着される。このよう
にして画像が形成された転写紙は排紙される。尚、転写
帯電器34の更に回転方向下流側であって前記接触帯電
器32の回転方向上流側には、感光体11表面に残留す
るトナーを清掃するクリーナ36が図示されない除電ラ
ンプと共に設けられる。感光体11を回転させることに
よって画像形成が繰り返される。尚、レーザプリンタの
構成は図2に示されるものに限らず、本発明に係る感光
体が使用可能であれば、異なる構成であってもかまわな
い。
【0037】また、感光体11を、接触帯電器32、現
像器33及びクリーナ36のうちの少なくともいずれか
1つと一体的の構成して、プロセスカートリッジとして
もかまわない。例えば、感光体11、接触帯電器32、
現像器33及びクリーナ36の全てを組み込んだプロセ
スカートリッジ、感光体11、接触帯電器32及び現像
器36を組み込んだプロセスカートリッジ、感光体11
とクリーナ36とを組み込んだプロセスカートリッジ、
感光体11と現像器37とを組み込んだプロセスカート
リッジが構成可能である。プロセスカートリッジを用い
ると、プリンタ等における交換が容易となる。また、現
像器33としては、接触式及び非接触式のうち少なくと
もいずれか一方を用いてもかまわない。本発明による感
光体は耐磨耗性に優れるため、クリーナ36としてはブ
レードクリーナやブラシクリーナ等を用いてもかまわな
い。
【0038】
【実施例】(実施例1)導電性支持体として、φ65m
mのアルミニウム製円筒管を用いた。これに、酸化チタ
ン粒子4重量部、バインダー樹脂として共重合ナイロン
樹脂(東レ社製:CM800(商品名))6重量部をメ
チルアルコール35重量部と1、2−ジクロロエタン6
5重量部の混合溶媒に加えた後、その混合溶媒をペイン
トシェーカーにて8時間分散して得た下引き層用塗布液
を、タンクに満たし、上記アルミ製円筒状支持体を浸
漬、引き上げて塗工し、1.0μmの下引き層をアルミ
ドラム上に形成した。また、溶媒は乾燥時に蒸発するの
で、酸化チタン粒子および共重合ナイロン樹脂が下引き
層として残り、酸化チタン粒子の含有量は40重量%、
バインダー樹脂の含有量は60重量%となる。
【0039】次いで、下記構造式(4)示されるペリレ
ン顔料2部とポリビニルプチラール樹脂(エスレックB
MS(商品名):積水化学社製)1部とテトラヒドロフ
ラン97部とをボールミル分散機で12時間分散して、
分散液を調製し、これをタンクに満たし、前述の下引き
層を設けたアルミドラムを浸漬、引き上げて塗布し、厚
さ約0.2μmの電荷発生層3を下引き層2上に形成し
た。
【化7】
【0040】さらに、テトラヒドロフラン1200重量
部に下記構造式(5)のTPD化合物100重量部と前
記構造式(2)で示されるポリカーボネート樹脂(三菱
ガス化学社製:ユーピロン(Z‐400)(商品名))
200重量部とシリコーン系レベリング剤(KF−96
(商品名):信越化学工業)0.0001重量部を混合
したものを電荷輸送層塗工用塗布液に調製した。上記の
ようにして形成された電荷発生層上に電荷輸送層塗工用
塗布液を、浸漬塗布し、110℃で1時間乾燥を行い、
厚さ約27μmの電荷輸送層を形成し、図1に示すよう
な積層機能分離型感光体を作製した。ここで、溶剤の量
は、粘度、塗工性を考慮して適時変えた。
【0041】
【化8】
【0042】(実施例2)電荷輸送層用塗布液における
ポリカーボネート樹脂200重量部を160重量部にす
る以外は、実施例1と同様に感光体を形成した。 (実施例3)電荷輸送層用塗布液におけるポリカーボネ
ート樹脂200重量部を250重量部にする以外は、実
施例1と同様に感光体を形成した。
【0043】(実施例4)電荷輸送層用塗布液における
ポリカーボネート樹脂100重量部と他の下記構造式
(6)で示されるポリカーボネート樹脂(出光興産社
製:B‐300(商品名))100重量部、にする以外
は、実施例1と同様に感光体を形成した。
【化9】
【0044】(実施例5)電荷輸送層用塗布液における
ポリカーボネート樹脂を100重量部と他の下記構造式
(7)で示されるポリカーボネート樹脂(出光興産社
製:G‐400(商品名))100重量部、にする以外
は、実施例1と同様に形成した。
【化10】
【0045】(実施例6)電荷輸送層用塗布液における
ポリカーボネート樹脂を、ポリカーボネート樹脂180
重量部と前記構造式(3)で示されるポリエステル樹脂
(東洋紡社製:バイロン(V290)(商品名))20
重量部、にする以外は、実施例1と同様に感光体を形成
した。 (実施例7)電荷輸送層用塗布液におけるシリコーン系
レベリング剤(KF−96(商品名):信越化学工業)
0.0001重量部をポリ弗化ビニリデン1重量部にす
る以外は、実施例1と同様に感光体を形成した。
【0046】(実施例8)電荷輸送層の膜厚を30μm
とした以外は実施例1と同様に感光体を形成した。 (比較例1)電荷輸送層用塗布液におけるポリカーボネ
ート樹脂200重量部を100重量部にする以外は、実
施例1と同様に感光体を形成した。 (比較例2)電荷輸送層用塗布液におけるポリカーボネ
ート樹脂200重量部を300重量部にする以外は、実
施例1と同様に感光体を形成した。
【0047】(比較例3)電荷輸送層用塗布液における
TPD化合物を下記構造式(8)で示されるヒドラゾン
化合物にする以外は、実施例1と同様に感光体を形成し
た。
【化11】
【0048】(比較例4)電荷輸送層用塗布液における
ポリカーボネート樹脂をビスフェノールA型ポリカーボ
ネートにする以外は、実施例1と同様に感光体を形成し
た。 (比較例5)電荷輸送層用塗布液におけるシリコーン系
レベリング剤(KF−96:信越化学工業)を使用しな
い以外は、実施例1と同様に感光体を形成した。 (比較例6)下引き層を形成しない以外は、実施例1と
同様に感光体を形成した。 (比較例7)電荷輸送層の膜厚を35μmとした以外は
実施例1と同様に感光体を形成した。
【0049】このようにして作製した電子写真感光体
を、次ぎに、上記のようにして作製した各感光体につい
て、市販のデジタル複写機(AR−F330:シャープ
社製)を改造した実験機(光源として日立金属(株)製
全固体青色SHGレーザICD−430/発振波長43
0nmを搭載、露光現像時間は140msecに改造)
に搭載し、初期および100,000枚の耐刷試験後に
現像部での感光体表面電位、具体的には帯電電位を見る
ために、露光プロセスを除いた暗中での感光体表面電位
(帯電電位)VO、露光後の感光体表面電位(露光後電
位)VLを測定した。また、これらの各感光体の初期お
よび100,000枚複写後における画像特性と膜減り
量についても測定した。さらに電荷輸送層の移動度をド
ラム試験機CYNTHIA(GENTEC社製)による
ゼログラフィックTOF法で測定した。これらの結果は
表1に示す。
【0050】また、実施例1、8および比較例7におい
ては上記改造機で平均粒径6μmのトナーを用い、解像
度を調査した。これらの結果は表2に示す。さらに実施
例1、8においては、平均粒径5μm、6μm、7.5
μm、9μmを用い1200dpiの解像度を調査し
た。これらの結果は表3に示す。なお判定基準は以下の
通りとした。 ○ :優 △ :普通 × :悪い(トナーの飛び散りが見られたり、ドット画
像の形状がいびつ)
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】
【発明の効果】本発明では、青色レーザーに高感度であ
り、耐磨耗性が良好である為、高画質で高速プロセスに
対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に従う積層機能分離型感
光体の模式的断面図。
【図2】本発明の電子写真感光体を搭載したレーザプリ
ンタの概略説明図。
【符号の説明】 1 導電性支持体 2 下引き層 3 電荷発生層 4 電荷輸送層 5 感光層 11 感光体 30 レーザプリンタ 31 半導体レーザ 32 接触帯電器 33 現像器 34 帯電器 35 定着器 36 クリーナ 41 感光体の回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥山 幸一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 藤田 さやか 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 角井 幹男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA13 AA14 AA20 AA28 AA35 AA41 AA52 BA12 BB21 BB26 BB27 BB34 FA03 FA14 FB07 FC01 FC05 FC08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 380〜500nmのレーザー光で露光
    され、露光から現像までの時間が150msec以下で
    ある電子写真プロセスに用いられる電子写真用感光体に
    おいて、感光体が電荷発生層と電荷輸送層を積層してな
    り、電荷輸送層の、電荷輸送材料/バインダー比が10
    /16〜10/25で移動度が電界強度20V/μmに
    おいて2×10−6cm/V・sec以上であること
    を特徴とする電子写真用感光体。
  2. 【請求項2】 電荷輸送材料として下記一般式(1)で
    表される化合物を含有することを特徴とする請求項1記
    載の電子写真用感光体。 【化1】
  3. 【請求項3】 電荷輸送層のバインダー樹脂として下記
    一般式(2)で表されるポリカーボネートを用いたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の電子写真用感光
    体。 【化2】
  4. 【請求項4】 電荷輸送層のバインダー樹脂として少な
    くとも2種類以上のポリカーボネートを用いたことを特
    徴とする請求項1または2記載の電子写真用感光体。
  5. 【請求項5】 電荷輸送層バインダー樹脂として少なく
    とも1種のポリカーボネートと下記一般式(3)で表さ
    れるポリエステルを用いたことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の電子写真用感光体。 【化3】
  6. 【請求項6】 電荷輸送層が潤滑剤を含有することを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子写真用感
    光体。
  7. 【請求項7】 電荷輸送層がシリコンオイルを含有する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子
    写真用感光体。
  8. 【請求項8】 導電性支持体と感光層の間に下引き層が
    形成されてなることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の電子写真用感光体。
  9. 【請求項9】 電荷輸送層の膜厚が30μm以下である
    請求項1〜8のいずれかに記載の電子写真用感光体。
  10. 【請求項10】 反転現像方式を用い、クリーニング装
    置を有する電子写真プロセスと請求項1〜9のいずれか
    に記載の電子写真感光体を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
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