JP2002072274A - ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒 - Google Patents

ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒

Info

Publication number
JP2002072274A
JP2002072274A JP2000261999A JP2000261999A JP2002072274A JP 2002072274 A JP2002072274 A JP 2002072274A JP 2000261999 A JP2000261999 A JP 2000261999A JP 2000261999 A JP2000261999 A JP 2000261999A JP 2002072274 A JP2002072274 A JP 2002072274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
barrel
diameter
shake correction
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000261999A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Seki
博之 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sigma Corp
Original Assignee
Sigma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sigma Corp filed Critical Sigma Corp
Priority to JP2000261999A priority Critical patent/JP2002072274A/ja
Publication of JP2002072274A publication Critical patent/JP2002072274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレ補正装置をレンズ鏡筒に装備した際、ブ
レ補正のための駆動手段のメカ的スペースを大きく確保
し、レンズ鏡筒全体の大きさを変えないレンズ鏡筒を得
る。 【構成】 ブレ補正ユニット11は第一固定筒12と第
一カム筒13によって光軸方向に移動可能に取り付けら
れる。鏡室14c、14dはブレ補正装置ユニット11
に近いため、第一固定筒12に取り付けられる。鏡室1
4a,14bはブレ補正装置ユニット11より小さい径
で構成できるので、第一固定筒12より小さい径で構成
された第二固定筒15、第二カム筒16によって光軸方
向に移動可能に取り付けられる。鏡室14eもブレ補正
ユニット11より小さい径で構成できるので第一固定筒
12の小さい径に取り付けられる。第二固定筒15を第
一固定筒12より小さい径で構成することで、第二固定
筒15の外径には超音波モーターユニット19を、径を
大きくする事無く取り付ける事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等に搭載さ
れる手ブレ等によるブレを補正するためのブレ補正装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレ補正装置の無いレンズの場
合、各レンズを固定筒、カム筒に取り付ける場合に、固
定筒・カム筒の径はレンズを保持できる鏡室の大きさ、
もしくは絞りユニットの大きさで決まっていた。しか
し、ブレ補正装置は、従来の鏡室の外径にブレ補正の駆
動装置が配置されるため、従来の鏡室よりも大きなもの
となり、絞りのユニットよりも大きくなってしまう事も
あるため、固定筒・カム筒の径が大きくなっていた。当
然、全体での各ユニットやパーツの配置が難しく、外観
は大きなものとなっていた。
【0003】特開平7−159605号公報では、この
問題を解決するために、ブレ補正装置を固定筒の先端近
傍に配置することにより、固定筒の径を押さえ、ブレ補
正装置は固定筒よりも大きいが、それは、今まであった
スペースであるために全体の大きさを変えずに済ませて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブレ補正装置が搭載さ
れる以前のレンズ鏡筒に比べ、ブレ補正装置は従来の鏡
室よりも大きくなるために、レンズ全体が大きくなって
しまう問題があった。それを解決するために、特開平7
−159605号公報では、ブレ補正装置は、固定筒の
先端近傍に配置したが、これでは、レンズタイプが限ら
れてしまうため、レンズ全体の中心にブレ補正装置を配
置すると、この特開平7−159605号公報に記載さ
れる手段では成立しなくなるために、結局、レンズ全体
の径は大きなものとなってしまっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この様な課題
を解決し、レンズ全体をコンパクトにする事を目的とし
て、各レンズ群の取付け径、すなわち固定筒・カム筒の
径は、各レンズを保持する鏡室、もしくは絞りユニット
の径で構成し、ブレ補正装置を取り付ける近傍だけは固
定筒・カム筒の径を大きくする構造とすることで課題を
解決した。すなわち、従来では固定筒・カム筒の径は内
径に取り付けるユニットの内、大きなものに合わせてい
たため、固定筒・カム筒の径は全体的に、大きくなって
しまっていたが、ブレ補正装置を取り付ける近傍以外
は、固定筒・カム筒の径は押さえられているため、デッ
トスペースだった所を有効に活用出来るようになる。例
えば、フォーカシング光学系を駆動するための駆動装置
を配置したり、ブレ検出手段を配置したりする事が出来
るようになる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の最も良好な実
施形態を説明する。
【0007】図1は、本発明の実施例の構成図である。
1a〜1fはレンズであり、2はフォーカシングレン
ズ、3はブレ補正レンズである。ブレ補正レンズ3を保
持しているブレ補正レンズ用鏡室4にはコイル5が接着
されており、ブレ補正レンズ用鏡室4は補正装置本体6
に光軸に垂直な面を移動可能に取り付けられている。
【0008】補正装置本体6には磁石7が接着されたヨ
ーク8が取り付けられており、コイル5と磁石7、ヨー
ク8によって周知のボイスコイルモーターを成してお
り、ブレ補正装置の駆動元となっている。また、補正装
置本体6には、電子基板9と遮光板10が取り付けられ
ており、ブレ補正レンズ3を取り巻く上記構成を主とし
てブレ補正装置ユニット11を成している。
【0009】ブレ補正ユニット11は第一固定筒12の
大きい径と第一カム筒13によって光軸方向に移動可能
に取り付けられている。また、鏡室14c、14dはブ
レ補正装置ユニット11に近いため、第一固定筒12の
大きい径に取り付けられている。鏡室14a,14bは
ブレ補正装置ユニット11に比べ小さい径で構成できる
ので、第一固定筒12の大きい径に比べ小さい径で構成
された第二固定筒15、第二カム筒16によって光軸方
向に移動可能に取り付けられている。また同様に鏡室1
4eもブレ補正装置ユニット11に比べ小さい径で構成
できるので第一固定筒12の小さい径に取り付けられて
いる。
【0010】ズームリング17の回転力は伝達ピン18
を伝わり、第一カム筒13、第二カム筒16へと伝わ
り、鏡室14a、14bとブレ補正装置ユニット11を
動かす事でズーミングを行う。
【0011】第二固定筒15を第一固定筒12の大きい
径に比べ小さい径で構成することで、第二固定筒15の
外径には超音波モーターユニット19を、径を大きくす
る事無く取り付ける事が出来る。超音波モーターユニッ
ト19及びマニュアルリング20から得られた回転力は
フォーカスカム筒21に伝達される。フォーカシングレ
ンズ2を保持しているフォーカシングレンズ用鏡室22
は、フォーカスカム筒21とレンズ1aを取付けたフロ
ント23によって、光軸方向に移動可能に取り付けられ
ているので、超音波モーターユニット19及びマニュア
ルリング20から得られた回転力により、焦点調節が可
能となっている。
【0012】また、第一固定筒12を大きい径と小さい
径に分けることで、小さい径の外径側には、ブレを検出
するための角加速度センサー24が取付けられており、
ここで検出されたブレ情報を元にメイン基板25と電子
基板9に取付けられた電子素子によってブレ補正装置ユ
ニット11は制御される。
【0013】ここで、ブレを検知するための検出手段と
は角加速度センサー24を指し、ブレ補正駆動装置とは
ボイスコイルモーターを搭載したブレ補正装置ユニット
11を指し、フォーカシングレンズを駆動させるための
駆動装置とは超音波モーターユニット19を指し、ブレ
補正駆動装置の制御やフォーカシングの制御を行うため
の制御手段とはメイン基板25と電子基板9を指す。ま
た、本発明の特徴において、固定部材の径で大きくして
いる所とは、第一固定筒12の大きい径の所で、固定部
材は二つの固定部材から成っていて、分割している場所
とは、第一固定筒12と第二固定筒15の結合部を指
す。
【0014】なお、以上が実施例の各構成であるが、本
発明は、これらの実施例の構成に限られるものではな
く、請求項で示した機能を達成できる構成であればどの
ようなものであっても良い事は言うまでもない。例え
ば、ブレを検知するための検出手段とは角加速度センサ
ーに限る物ではなく、角速度センサーでも良いし、ブレ
補正駆動装置とはボイスコイルモーター搭載とは限ら
ず、DCモーターに置き換えても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、各レンズ群をコロなどにより取り付けている固定部
材の径とブレ補正用レンズを含むブレ補正装置をコロ等
により取り付けている近傍で固定部材の径に径差を設け
れば、実施例の様に、固定部材の径を小さく押さえられ
た所では、もともと空いていたスペースを有効に利用で
きるようになり、全体のレイアウトが楽になる。実施例
でも示したように、フォーカス用の駆動装置を置く事も
可能になるし、勿論、ブレ検知手段を配置しても良い。
【0016】固定筒部材を実施例のような個所で分割す
れば、第一固定筒12を主としたユニットにした時と第
二固定筒12を主にしたユニットに分けた時に、ブレ補
正装置ユニット11が各固定筒ユニットの先端に自ずと
配置されるようになり、ブレ補正装置内の電子基板から
配線されるフレキ等の配線が容易になり、また、固定筒
ユニットの状態で、ブレ補正装置ユニットの動作チェッ
クが確認でき、生産上、有意義な構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2 フォーカシングレンズ 3 ブレ補正レンズ 5 コイル 6 補正装置本体 7 磁石 8 ヨーク 9 電子基板 11 ブレ補正装置ユニット 12 第一固定筒 13 第一カム筒 15 第二固定筒 16 第二カム筒 19 超音波モーターユニット 21 フォーカスカム筒 24 角加速度センサー 25 メイン基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカシングレンズと、ブレ補正用の
    補正レンズと、ブレを検知するための検出手段と、前記
    ブレ補正レンズを光軸に垂直な面内を移動させるための
    ブレ補正駆動装置と、フォーカシングレンズを駆動させ
    るための駆動装置と、を備えたレンズ鏡筒において、各
    レンズ群が取り付けられる固定部材を、ブレ補正用レン
    ズを含むブレ補正装置の取り付け部分近傍の径を固定部
    材の他の部分の径より大きくしたことを特徴とするブレ
    補正装置を備えたレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、ブレ補正装置の取り付
    け部近傍で分割されているいることを特徴とする請求項
    1に記載のブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒。
JP2000261999A 2000-08-31 2000-08-31 ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒 Pending JP2002072274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261999A JP2002072274A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261999A JP2002072274A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002072274A true JP2002072274A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18749741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000261999A Pending JP2002072274A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002072274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114818A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 コニカミノルタ株式会社 レンズ鏡胴

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07209684A (ja) * 1994-01-24 1995-08-11 Nikon Corp レンズ鏡筒
JPH07270879A (ja) * 1994-02-09 1995-10-20 Nikon Corp アクチュエータを備えるカメラおよびカメラシステム
JPH0829825A (ja) * 1994-07-18 1996-02-02 Nikon Corp 防振装置
JPH08114825A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Nikon Corp 手振れ補正カメラ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07209684A (ja) * 1994-01-24 1995-08-11 Nikon Corp レンズ鏡筒
JPH07270879A (ja) * 1994-02-09 1995-10-20 Nikon Corp アクチュエータを備えるカメラおよびカメラシステム
JPH0829825A (ja) * 1994-07-18 1996-02-02 Nikon Corp 防振装置
JPH08114825A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Nikon Corp 手振れ補正カメラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114818A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 コニカミノルタ株式会社 レンズ鏡胴
US10401588B2 (en) 2014-12-16 2019-09-03 Konica Minolta, Inc. Lens barrel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5542681B2 (ja) 振れ補正機能付き光学ユニット、光学機器、および振れ補正機能付き光学ユニットの製造方法
JP3869907B2 (ja) レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置
US7460775B2 (en) Optical apparatus including efficiently arranged shake correction means
JP4661915B2 (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒装置及びカメラ装置
JP2007156352A (ja) レンズ装置及び撮像装置
JP2010122662A (ja) 振れ補正機能付き光学ユニット、および振れ補正機能付き光学ユニットにおける振れ補正制御方法
JP2007156351A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ装置及び撮像装置
JP2007017957A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ装置及び撮像装置
JP2008180774A (ja) レンズ鏡筒およびデジタルカメラ
JP2009288612A (ja) 双眼装置
JP3238555B2 (ja) 像振れ補正機能付レンズ鏡筒
WO2016006569A1 (ja) 防振光学系、望遠光学系、双眼鏡、及び防振ユニット
JP2002072274A (ja) ブレ補正装置を備えたレンズ鏡筒
JPH0933972A (ja) 光学装置
JPS61248681A (ja) 像振れ防止装置
JP2006350128A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ装置及び撮像装置
KR200190490Y1 (ko) 비디오카메라의손떨림보정구조
JP2007033668A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ装置及び撮像装置
TWI809974B (zh) 成像鏡頭與電子裝置
KR19990015579U (ko) 떨림 보정 장치를 갖는 비디오 카메라
JP2008298983A (ja) 画像振れ補正装置
JP2001311862A (ja) 光学機器
JPH06153064A (ja) 防振装置
JPH11344736A (ja) 反射望遠レンズ及びブレ補正装置
JPH0420942A (ja) 像ブレ補正手段を有したフロントコンバータレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070802

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100629

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101130