JP2002071524A - 自動車排ガス測定システム - Google Patents

自動車排ガス測定システム

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JP2002071524A JP2000256127A JP2000256127A JP2002071524A JP 2002071524 A JP2002071524 A JP 2002071524A JP 2000256127 A JP2000256127 A JP 2000256127A JP 2000256127 A JP2000256127 A JP 2000256127A JP 2002071524 A JP2002071524 A JP 2002071524A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の測定を続けて実行するときにも、自動
(無人)で実行することができるとともに、自動車排ガ
ス測定管理装置の動作状況を一覧表示することができる
自動車排ガス測定システムの提供。 【解決手段】 シャシダイナモ装置6に搭載された自動
車8を走行モードにしたがって走行させ、そのときに排
出される排ガスをガス測定装置4において測定し、自動
車排ガス測定管理装置1において管理するようにした自
動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の動作ス
ケジュールの設定と、設定された動作スケジュールのう
ち現在実行中のものを示すマーカMを付加した動作スケ
ジュールの一覧表示Lsを司るスケジュール管理装置2
を、前記自動車排ガス測定管理装置1とは別に設け、ス
ケジュール管理装置2と自動車排ガス測定管理装置1と
の間で信号の授受を行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ンから排出される排ガスを自動(無人)で測定すること
のできる自動車排ガス測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン排ガスに含まれる炭化
水素(HC)、窒素酸化物(NOX )、一酸化炭素(C
O)、二酸化炭素(CO2 )などの成分を測定する自動
車排ガス測定システムとして、従来より、シャシダイナ
モ装置に搭載された自動車を走行モードにしたがって自
動車自動運転装置によって走行させ、そのときに排出さ
れる排ガスを定容量サンプリング装置によって採取し、
この採取されたサンプルガスを、測定原理の異なる複数
のガス分析計を搭載したガス測定装置に供給して前記各
成分をそれぞれ測定し、その測定結果を自動車排ガス測
定管理装置において管理するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の自動車排ガス測定システムにおいては、単一の測定
のときはともかく、複数の測定を行うときには、人が必
ず実行しなければならず、自動測定を行うことができな
かった。そして、この種の自動車排ガス測定装置におい
ては、前記各種の装置のうちには、測定前に暖機を行っ
たり、測定後にクーリングダウンを行うものがあるが、
これらの暖機やクーリングダウンの時間は、装置によっ
てはかなり長いものがあり、本来の測定以外の所謂段取
りに測定より長い時間を要することがあり、これらの段
取りを人手によって行う必要があった。したがって、従
来の自動車排ガス測定システムにおいては、任意の時間
に任意数の測定を自動(無人)で行わせることができな
かった。
【0004】そして、従来の自動車排ガス測定システム
においては、測定結果などを管理するなどシステム全体
を統括する自動車排ガス測定管理装置が現在どのモード
で動作しているのかが分かりにくかった。自動車排ガス
測定管理装置の中には現在動作中のモードを表示するも
のもあるが、既に実行済であるモード運転の内容や、次
に実行を予定中のモード運転の内容を確認することが難
しかった。
【0005】これは、一人の作業者が自動車排ガス測定
の最初から最後まで集中して管理する場合にはあまり問
題にならないが、自動車排ガス測定には長い時間を要す
るものが多いので、1台の自動車を長時間にわたって測
定することが多く、複数の作業者によって自動車排ガス
測定管理装置の設定を行なうことにより問題が発生する
場合があった。また、作業者は自動車排ガス測定管理装
置の動作中に別の仕事に携わることもあり、これによっ
て間違いが発生することも考えられる。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、複数の測定を続けて実行すると
きにも、自動(無人)で実行することができるととも
に、自動車排ガス測定管理装置の動作状況、すなわち、
既に実行済のモード、現在実行中のモード、そして、実
行が予定されているモードなどを一覧表示することがで
きる新規で有用な自動車排ガス測定システムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、シャシダイナモ装置に搭載された自動
車を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によっ
て走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サン
プリング装置によって採取し、この採取されたサンプル
ガスをガス測定装置において測定し、その測定結果等を
自動車排ガス測定管理装置において管理するようにした
自動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の動作
スケジュールの設定と、設定された動作スケジュールの
うち現在実行中のものを示すマーカを付加した動作スケ
ジュールの一覧表示を司るスケジュール管理装置を、前
記自動車排ガス測定管理装置とは別に設け、スケジュー
ル管理装置と自動車排ガス測定管理装置との間で信号の
授受を行えるようにしたことを特徴としている(請求項
1)。
【0008】上記構成によれば、複数のモードによる自
動車排ガス測定を動作スケジュールに従って実行できる
だけでなく、スケジュール管理装置に表示された動作ス
ケジュールの一覧表の中で現在実行中のものがマーカで
表示されているので、作業者は自動車排ガス測定システ
ムの動作状況を一目で把握することができる。したがっ
て、作業者は自動車排ガス測定システムの動作中に、ス
ケジュール管理装置に表示された動作スケジュールの一
覧表を時々確認するだけで良く、排ガス測定の効率化お
よび省力化が促進される。
【0009】そして、前記スケジュール管理装置を設け
るのに代えて、排ガス測定の動作スケジュールの設定
と、設定された動作スケジュールのうち現在実行中のも
のを示すマーカを付加した動作スケジュールの一覧表示
を司る機能を、前記自動車排ガス測定管理装置にもたせ
るようにしてもよい(請求項2)。
【0010】前記動作スケジュールの一覧表示におい
て、既に終了した動作の表示部分の色を変化させる機能
を設けた場合には、(請求項3)表示された文字を読む
までもなく、動作状況を一瞬で判断することができる。
【0011】前記動作スケジュールの一覧表示におい
て、既に終了した動作の表示部分に、終了した動作スケ
ジュールの動作結果を表示させる機能を設けた場合に
は、(請求項4)終了したモードが正常終了したか異常
終了したかの状態を表示することで、既に終了したモー
ドについてもその状態を一目で確認することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。まず、図1はこの発明の自動車
排ガス測定システムの構成の一例を概略的に示すもの
で、この図において、1,2は計測室(図示していな
い)内に設けられる自動車排ガス測定管理装置(以下、
測定管理装置という)、スケジュール管理装置(以下、
スケジューラという)で、それぞれ、パソコンなど適宜
のコンピュータよりなり、各種のデータを表示する表示
部1a,2aを備えている。そして、これらの測定管理
装置1とスケジューラ2は、有線方式のLAN3によっ
て接続され、データを相互に授受できるようにしてあ
る。
【0013】そして、4,5,6a,7aは、計測室と
は気密に区画されたテスト室(図示していない)内に設
けられるガス測定装置、定容量サンプリング装置(CV
S)、シャシダイナモ装置6の制御部、自動車自動運転
装置7の制御部で、測定管理装置1とはLAN3によっ
て接続されている。なお、以下において、計測室とテス
ト室とを併せてセルということもある。
【0014】また、6bはテスト室内に設けられるシャ
シダイナモメータで、シャシダイナモ制御部6aによっ
て制御され、そのローラ6cにはテスト対象である自動
車8の駆動車輪8aが載置される。7bは自動車自動運
転装置7の自動運転ロボットで、自動車8の運転席に適
宜の手法によりセットされ、自動車自動運転装置制御部
7aからの信号によって制御される。
【0015】前記測定管理装置1は、スケジューラ2か
らの指令に基づいて、測定管理装置1内に格納されてい
る各種の試験モードを行わせ、測定データの取りまとめ
およびその管理を行うもので、ガス測定装置4、CVS
5、シャシダイナモ装置6、自動車自動運転装置7に対
してLAN3を介して制御信号を発し、これらを動作さ
せるとともに、これらの装置4〜7から出力される信号
に基づいて各種の演算、例えば、ガス測定装置4からの
信号に基づいて測定対象成分の濃度や量などの演算を行
い、演算結果を測定データとして格納する。なお、この
測定管理装置1のデータベース内には、前記試験モード
のほか、テストに使用する自動車8のシフトタイプの情
報や、CVS5を使用するか否かのイベント情報、車両
情報などが格納されている。なお、スケジューラ2の機
能については、後で詳しく説明する。
【0016】そして、前記ガス測定装置4は、測定原理
の異なる複数のガス分析計を搭載しており、測定管理装
置1からの指令に基づいてエンジン排ガスG中に含まれ
るHC、NOX 、CO、CO2 などの各成分を各別に測
定することができ、その測定データを測定管理装置1に
送出する。
【0017】また、前記CVS5は、測定管理装置1か
らの指令に基づいて希釈用空気Aによって希釈された排
ガスGをサンンプルガスSとして常に一定の容量でサン
プリングするもので、CFV16などによって測定され
る流量信号などを測定管理装置1に送出する。
【0018】さらに、シャシダイナモ装置6は、測定管
理装置1からの指令によって制御され、そのローラ6c
に試験対象の自動車8の駆動輪(図の例は前輪)8aを
載置し、その動力吸収発生を行うもので、ローラ6cに
設けられた速度センサやトルクセンサ(いずれも図示し
ていない)などからの出力を測定管理装置1に送出す
る。
【0019】また、前記自動車自動運転装置7は、測定
管理装置1から走行モード(テストモード)の走行パタ
ーンに基づいて自動車8を所定の走行モードで自動運転
するものである。
【0020】そして、図1において、9は自動車8の前
方に設けられるエンジン冷却ファンである。10は大型
表示パネルで、計測室からも見えるようにテスト室内に
設けられ、スケジューラ2からの信号に基づいて、無人
運転/有人運転、エンジン回転、車速、ブースト圧、各
種のアラームなどが表示される。
【0021】また、図1において、11はスパンガス濃
度設定用パソコンで、LAN3を介して測定管理装置1
およびスケジューラ2と接続されている。また、12
a,12b,12c…は、テスト室内に設けられる付帯
的な設備であり、この実施の形態においては、空調設
備、警報器、消火設備を例示している。これらの設備1
2a,……は、スケジューラ2によって制御または管理
される。
【0022】図2は前記自動車排ガス測定システムにお
ける主たるハード部分の構成の一例を概略的に示すもの
で、この図において、8bは自動車8のエンジン、8c
はエンジン8bに連なる排気管である。13は排気管8
cに接続される排ガス流路で、その下流側には、CVS
装置5の配管5aが接続されている。この配管5aは、
その上流側には、希釈空気精製機(以下,DARとい
う)14を備えた希釈空気供給路15が接続されてお
り、エンジン8bからの排ガスGが希釈用空気Aによっ
て適宜希釈される。また、配管5aは、その下流側に
は、クリチカルフローベンチュリ(CFV)16および
吸引用ブロア17を備えるとともに、CFV16のやや
上流側に希釈された排ガスGをサンプルガスSとして採
取するためのサンプリング部18aを備えたガスサンプ
リング配管18が接続されており、定容量でサンプルガ
スSを採取するように構成されている。なお、19は希
釈空気供給路15に設けられる大気バイパス口で、20
はその開閉弁である。
【0023】次に、スケジューラ2の機能について、図
3〜図11をも参照しながら説明する。このスケジュー
ラ2は、自動車排ガス測定システムにおける排ガス測定
の設定およびそのスケジューリング、および、システム
内の各機器の電源のオン/オフ制御を司るとともに、分
析結果等の表示機能およびスパンガス濃度の管理機能を
も備えている。
【0024】すなわち、スケジューラ2は、自動車排ガ
ス測定システムの年間カレンダー(設備計画)を入力す
ることができる。図3に示すように、表示部(画面)2
aに、例えば8日分の稼働(休日も含む)予定表21が
示され、稼働日、休日、終了、無人運転の別を明示す
る。そして、スクロールバー22により、週単位でスク
ロールすることができる。また、この画面には、「コピ
ー」、「貼り付け」、「適用」、「キャンセル」、「無
人運転」、「運転停止」などのボタン23が設けられ
て、各稼働日の動作スケジュールを適宜に編集可能とし
ている。
【0025】そして、前記スケジューラ2は、前記年間
カレンダーで設定した稼働日/休日/長期運休の違いに
よる各機器の電源オン/オフやガス測定装置4の分析計
のSTBY(スタンバイ)/PAUSE、シャシダイナ
モ装置6の暖機などを、例えば図4に示すように、設定
することができる。この図4は、朝晩の定常業務の自動
化テーブル(設備状態)の入力の一例を示している。こ
のため、スケジューラ2は、電源投入のためのシグナル
フローを表す図5に示すように、各電源のための接点信
号を出力するか測定管理装置1に対して、コマンドを発
する。この図5中において、24は無停電電源装置であ
る。
【0026】また、前記スケジューラ2は、図6に示す
ようにしてテストシーケンスの入力を行う。ここで入力
される内容としては、例えば図7に示すように、測定管
理装置1に内に格納されている試験モード、シフトタイ
プの情報、CVS5を使用するか否かのイベント情報、
車両情報などを指定したり(同図(A)参照)、各種の
校正を行うか否かの指定を行ったり(同図(B)参
照)、距離単位の指定や連続測定を行うか否かの指定を
行う(同図(C)参照)などである。複数のテストを順
次行う場合には、図8に示すテストモードの編集画面に
より編集を行う。
【0027】さらに、前記スケジューラ2は、システム
内の各機器や設備において異常または故障が生じた場
合、前記各機器等に設けられた異常検知器や警報機など
からのアラーム信号が入力され、その入力された信号に
基づいて、発生している異常等の内容を表示したり、異
常等を処理するための指令を発したり、アラーム内容に
ついてデータベースに記録するなどの機能を備えてい
る。図9は、システム内におけるアラームに関するシグ
ナルフローの一例を示すものである。
【0028】図10は、テスト中におけるスケジューラ
2の表示画面の一例を示すもので、この例においては、
左右2つの画面25A,25Bに区画されている。そし
て、左の画面25Aには、テストモード名が符号26で
示すように実行予定順序に従って上から順に表示される
ことにより、動作スケジュールの一覧表Lsが表示され
る。すなわち、スケジューラ2は動作スケジュールの一
覧表示を司る。
【0029】前記動作スケジュールの一覧表示Lsは、
現在テスト中のものにポインティングマーク27が付さ
れると共に、テストモード名26’の表示色を変えるこ
とにより、現在実行中のものを示すマーカMを形成して
いる。すなわち、本例の場合、ポインティングマーク2
7および着色されたテストモード名26’の表示が本例
のマーカMであって、これらのマーカMによって予定さ
れた動作スケジュールの一覧表示Lsの中のどのスケジ
ュールを実行しているかを一目で明確に確認することが
できる。
【0030】なお、マーカMとしてはテストモード名2
6’やその枠28’の表示を点滅させたり、その背景色
を変更することによって行うことなど様々な変形が考え
られる。すなわち、マーカMは設定された動作スケジュ
ールのうちテスト中(つまり、現在実行中)のものを示
すことができるものであれば、その形態を限定するもの
ではない。
【0031】そして、前記ポインティングマーク27よ
り上位位置に表示されている2つのテストモード名26
は太枠28で囲まれると共に、その内部が着色されるこ
とにより、これら2つのテストモードが既に終了してい
ることを示している。一方、ポインティングマーク27
より下位位置に表示されている3つのテストモード名2
6は単なる枠29で囲まれている。したがって使用者
は、マークMより上二つのテストモードがこの時点です
でに終了したテスト済みのもの、マークMの付いてテス
トモードが現在実行中のテスト中のもの、下3つのテス
トモードはこれから行われるテスト予定のものであるこ
とを、一目で画面25Aの文字を読むまでもなく感覚的
に理解でき、それだけ視認性を向上できる。
【0032】また、前記一覧表示Lsの上端には図7,
8を用いて説明したようにして使用者によって定められ
たテスト開始時刻Ts、各テストモード名26の横には
所要時間t1 〜t6 、一覧表示Lsの下部にはこれらの
所要時間t1 〜t6 を用いて自動算出されたテスト終了
予定時刻Teがそれぞれ表示される。
【0033】一方、右の画面25Bには、表示内容を選
択するための複数のタグ30が設けられており、このタ
グ30を選択することにより、動作スケジュールの一覧
表Lsと同時にテストにおける各情報が表示されるよう
にしている。図10の例では、「終了結果」を示すため
のタグ30が選択され、終了したテストの結果R1 ,R
2 が表示されている。本例の場合、テスト結果R1 ,R
2 は何れも「OK」であり、テストが順調に進んでいる
ことがわかる。
【0034】また、画面25Bにおいては現在実行中の
テストモードを示すマーカMとして、「テスト中」およ
び「現在テスト中」と記した文字列31やこの文字列3
1を囲む枠32を形成している。加えて、前記マーカM
より下位位置には今後の動作スケジュールに含まれてい
るテスト予定33が同時に表示されている。さらに、T
1 ,T2 は既に開始した終了済みまたは実行中のテスト
の開始時刻を示しており、T3 〜T6 は残された動作ス
ケジュールに予定されている各テストの開始予測時刻を
示している。
【0035】したがって、使用者は画面25Bを見るだ
けでも現在どの程度まで動作スケジュールが実行されて
いるのかを確認することができ、予定では何時からどの
テストモードが行われて終了するかを一目で確認するこ
とができる。さらに、画面25Bのように、既に終了し
た動作の表示部分に、終了した動作スケジュールの動作
結果R1 ,R2 を順次表示させることにより、過去の測
定を一目で振り返ることができる。例えば、荷重設定や
ロボット位置合わせに、「NG」や警告などが表示され
ている場合には、作業者が動作スケジュールに予定され
ているテストを一旦中断して原因を究明を行った後に、
再び動作スケジュールに従った一連のテストを実行する
ことも可能となる。
【0036】図11は、テスト中におけるスケジューラ
2の表示画面の他の例を示すものでこの例においては、
右の表示画面25Bにおいて、「概要」を示すためのタ
グ30が選択され、テストの概要が表示されている。な
お、図11においても、R1,R2 は終了したテストの
終了結果として「完了」という文字列を表示することに
より、動作スケジュールが順調に実行されていることを
示している。
【0037】上述したように、上記実施の形態における
自動車排ガス測定システムにおいては、排ガス測定の設
定およびそのスケジューリング、および、システム内の
各機器の電源のオン/オフ制御を司るスケジューラ2
を、測定管理装置1とは別に設け、これらの装置2,1
をLAN3で接続し、これら2,1の間で信号の授受を
行えるようにしているので、単一の測定は勿論のこと、
複数の測定であっても、任意の時間に自動(無人)で実
行することができるとともに、過去の測定結果などを自
由に参照することができる。
【0038】この発明は、種々に変形して実施すること
ができ、例えばLAN3としては、無線によるものであ
ってもよい。また、上述の実施の形態においては、本
来、自動車排ガス測定システムに設けられている測定管
理装置1とは別に、排ガス測定の設定およびそのスケジ
ューリング、および、システム内の各機器の電源のオン
/オフ制御を司る機能を有するスケジューラ2を設けて
いたが、これに代えて、前記機能を測定管理装置1にも
たせるようにしてもよい。この場合、測定管理装置1と
しては、処理スピードがより高速で、メモリ容量の大き
いものを用いる必要がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、従
来の自動車排ガス測定システムにスケジュール管理機能
を設けると共に、スケジュール管理機能として設定され
た動作スケジュールのうち現在実行中のものを示すマー
カを付加した動作スケジュールの一覧表示機能を設けて
いるので、複数のモードによる自動車排ガス測定を動作
スケジュールに従って実行できるだけでなく、スケジュ
ール管理装置に表示された動作スケジュールの一覧表の
中で現在実行中のものをマーカによって容易に把握で
き、作業者は自動車排ガス測定システムの動作状況を一
目で把握することができ、排ガス測定の効率化および省
力化が促進される。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動車排ガス測定システムの構成の
一例を概略的に示す図である。
【図2】前記測定システムにおける主たるハード部分の
構成の一例を概略的に示す図である。
【図3】前記測定システムにおいて用いるスケジューラ
の機能を説明するための図である。
【図4】前記スケジューラの機能を説明するための図で
ある。
【図5】前記測定システムにおける電源投入に関するシ
グナルフローの一例を示す図である。
【図6】前記測定システムにおけるテストシーケンスに
関するシグナルフローの一例を示す図である。
【図7】前記テストシーケンスを説明するための図であ
る。
【図8】前記スケジューラによるテストモードの編集を
説明するための図である。
【図9】前記測定システムにおけるアラーム全体に関す
るシグナルフローの一例を示す図である。
【図10】テスト中におけるスケジューラの表示画面の
一例を示す図である。
【図11】テスト中におけるスケジューラの表示画面の
他の例を示す図である。
【符号の説明】
1…自動車排ガス測定管理装置、2…スケジュール管理
装置、5…定容量サンプリング装置、6…シャシダイナ
モ装置、7…自動車自動運転装置、8…自動車、G…排
ガス、Ls…動作スケジュールの一覧表示、M…マー
カ、S…サンンプルガス、R1 ,R2 …動作結果。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の動作ス
    ケジュールの設定と、設定された動作スケジュールのう
    ち現在実行中のものを示すマーカを付加した動作スケジ
    ュールの一覧表示を司るスケジュール管理装置を、前記
    自動車排ガス測定管理装置とは別に設け、スケジュール
    管理装置と自動車排ガス測定管理装置との間で信号の授
    受を行えるようにしたことを特徴とする自動車排ガス測
    定システム。
  2. 【請求項2】 シャシダイナモ装置に搭載された自動車
    を走行モードにしたがって自動車自動運転装置によって
    走行させ、そのときに排出される排ガスを定容量サンプ
    リング装置によって採取し、この採取されたサンプルガ
    スをガス測定装置において測定し、その測定結果等を自
    動車排ガス測定管理装置において管理するようにした自
    動車排ガス測定システムにおいて、排ガス測定の動作ス
    ケジュールの設定と、設定された動作スケジュールのう
    ち現在実行中のものを示すマーカを付加した動作スケジ
    ュールの一覧表示を司る機能を、前記自動車排ガス測定
    管理装置にもたせたことを特徴とする自動車排ガス測定
    システム。
  3. 【請求項3】 前記動作スケジュールの一覧表示におい
    て、既に終了した動作の表示部分の色を変化させる機能
    を設けた請求項1または2に記載の自動車排ガス測定シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記動作スケジュールの一覧表示におい
    て、既に終了した動作の表示部分に、終了した動作スケ
    ジュールの動作結果を表示させる機能を設けた請求項1
    〜3の何れかに記載の自動車排ガス測定システム。
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