JPH0270683A - エレベータ試験装置 - Google Patents
エレベータ試験装置Info
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- JPH0270683A JPH0270683A JP63218264A JP21826488A JPH0270683A JP H0270683 A JPH0270683 A JP H0270683A JP 63218264 A JP63218264 A JP 63218264A JP 21826488 A JP21826488 A JP 21826488A JP H0270683 A JPH0270683 A JP H0270683A
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- elevator
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Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、エレベータ制御装置又は群管理制御装置に
外部の保守装置から指令を与えて、エレベータの動作試
験を自動的に行なうエレベータ試験装置に関するもので
ある。
外部の保守装置から指令を与えて、エレベータの動作試
験を自動的に行なうエレベータ試験装置に関するもので
ある。
[従来の技術]
一般に、エレベータシステムは、複数のエレベータかご
を効率良く運行させるため、各エレベータかご制御用の
エレベータ制御装置の他に群管理制御装置を備えている
。又、エレベータかごは、マイクロコンピュータからな
る制御装置を備えており、ROM(リードオンリーメモ
リ)に書き込まれたプログラムに従って動作するように
なっている。このプログラムは、生産性向上のため標準
化されており、基本的な動作試験は工場で全て行なわれ
検査済みとなっている。そして、この基本動作を行なう
標準プログラムに対して、ビル毎に異なるエレベータ動
作仕様が工場出荷時に設定され、各動作仕様に従って種
々用意された動作が選択される。これにより、各エレベ
ータかこの速度や停止数などがプログラムに従って自動
的に設定され、ビル毎のエレベータ動作は標準プログラ
ム並びに動作仕様の選択により決定される。
を効率良く運行させるため、各エレベータかご制御用の
エレベータ制御装置の他に群管理制御装置を備えている
。又、エレベータかごは、マイクロコンピュータからな
る制御装置を備えており、ROM(リードオンリーメモ
リ)に書き込まれたプログラムに従って動作するように
なっている。このプログラムは、生産性向上のため標準
化されており、基本的な動作試験は工場で全て行なわれ
検査済みとなっている。そして、この基本動作を行なう
標準プログラムに対して、ビル毎に異なるエレベータ動
作仕様が工場出荷時に設定され、各動作仕様に従って種
々用意された動作が選択される。これにより、各エレベ
ータかこの速度や停止数などがプログラムに従って自動
的に設定され、ビル毎のエレベータ動作は標準プログラ
ム並びに動作仕様の選択により決定される。
第8図は一般的なエレベータシステムを示すブロック構
成図である0図において、(1)はエレベータかご、(
2)はエレベータかご(1)に対向配置された釣り合い
重り、(3)はエレベータかご(1)を昇降動作させる
ための巻き上げ電動機である。
成図である0図において、(1)はエレベータかご、(
2)はエレベータかご(1)に対向配置された釣り合い
重り、(3)はエレベータかご(1)を昇降動作させる
ための巻き上げ電動機である。
(4)は複数のエレベータかご(1)に対応して設けら
れたエレベータ制御盤であり、それぞれ、マイクロコン
ピュータで構成されたエレベータ制御装置(5)と、エ
レベータ制御装置(5)からの指令により巻き上げ電動
機(3)を駆動するための駆動制御回路(6)とを備え
ている。
れたエレベータ制御盤であり、それぞれ、マイクロコン
ピュータで構成されたエレベータ制御装置(5)と、エ
レベータ制御装置(5)からの指令により巻き上げ電動
機(3)を駆動するための駆動制御回路(6)とを備え
ている。
エレベータ制御装置(5)は、中央処理装置として働<
CPU(51)と、ROM(EPROM>及びRAM(
ランダムアクセスメモリ)で構成された記憶装置(52
)と、インテル社製8251などの素子からなるシリア
ルの伝送装置(53)及び(54)と、駆動制御回路(
6)に対する指令を電圧変換などによりインタフェイス
する変換装置(55)と、全ての構成要素(51)〜(
55)を接続する内部バス〈56)とを備えている。記
憶装置(52)内の一部のRAMは、電池により停電時
のバックアップがなされている。
CPU(51)と、ROM(EPROM>及びRAM(
ランダムアクセスメモリ)で構成された記憶装置(52
)と、インテル社製8251などの素子からなるシリア
ルの伝送装置(53)及び(54)と、駆動制御回路(
6)に対する指令を電圧変換などによりインタフェイス
する変換装置(55)と、全ての構成要素(51)〜(
55)を接続する内部バス〈56)とを備えている。記
憶装置(52)内の一部のRAMは、電池により停電時
のバックアップがなされている。
(7)はエレベータかご(1)に設けられたマイクロコ
ンピュータからなる制御装置であり、伝送装置(54)
を介してエレベータ制御装置(5)に接続されており、
かご呼び等を含んでいる。
ンピュータからなる制御装置であり、伝送装置(54)
を介してエレベータ制御装置(5)に接続されており、
かご呼び等を含んでいる。
(8)は各エレベータ制御装置(5)に接続された群管
理盤であり、マイクロコンピュータからなる群管理制御
装置(9)を備えている0群管理制御装置(9)は、エ
レベータ制御装置(5)と同様に、CP U (91)
、記憶装置(92)、伝送装置(93)、(94)、変
換装置(95)及び内部バス(96)を備えている。伝
送装! (93)は、各エレベータ制御装置(5)内の
伝送装! (53)に接続されている。尚5群管理制御
装置(9)はエレベータ制御装置(5)内に組み込むこ
とができ、従って、エレベータ制御装置(5)が群管理
機能を含む場合もある。
理盤であり、マイクロコンピュータからなる群管理制御
装置(9)を備えている0群管理制御装置(9)は、エ
レベータ制御装置(5)と同様に、CP U (91)
、記憶装置(92)、伝送装置(93)、(94)、変
換装置(95)及び内部バス(96)を備えている。伝
送装! (93)は、各エレベータ制御装置(5)内の
伝送装! (53)に接続されている。尚5群管理制御
装置(9)はエレベータ制御装置(5)内に組み込むこ
とができ、従って、エレベータ制御装置(5)が群管理
機能を含む場合もある。
(10)は群管理制御装置(9)内の変換装置(95)
に接続された乗り場呼びなどの乗り場機器である。
に接続された乗り場呼びなどの乗り場機器である。
(11)は乗り場機器(10)に設けられたマイクロコ
ンピュータからなる制御装置であり、伝送装置1F (
94)を介して群管理制御装置(9)に選択情報を与え
ると共に、群管理制御装置(9)からの指令により乗り
場機器(10)を制御するようになっている。
ンピュータからなる制御装置であり、伝送装置1F (
94)を介して群管理制御装置(9)に選択情報を与え
ると共に、群管理制御装置(9)からの指令により乗り
場機器(10)を制御するようになっている。
(12)はエレベータ制御装置(5)の変換装置(55
)に接続されたホールランタンなどの乗り場機器である
。 (13)及び(14)は各伝送装置(94)及び(
54)にそれぞれ接続された保守装置であり、エレベー
タシステムの据え付は時の調整又は保守時の点検に用い
られ、LEDなとの表示素子及び操作スイッチ、又はラ
ップトツブ型パソコンなどで構成されている。
)に接続されたホールランタンなどの乗り場機器である
。 (13)及び(14)は各伝送装置(94)及び(
54)にそれぞれ接続された保守装置であり、エレベー
タシステムの据え付は時の調整又は保守時の点検に用い
られ、LEDなとの表示素子及び操作スイッチ、又はラ
ップトツブ型パソコンなどで構成されている。
次に、第9図〜第11図のフローチャート図を参照しな
がら、群管理制御装置(9)内のCP U (91)の
通常動作の一例について説明する。
がら、群管理制御装置(9)内のCP U (91)の
通常動作の一例について説明する。
第9図は乗り場機器(10)から発生した乗り場呼びに
対して割当てエレベータがごを選択処理する全体手順を
示し、群管理機能の中で最も重要なものである。
対して割当てエレベータがごを選択処理する全体手順を
示し、群管理機能の中で最も重要なものである。
まず、乗り場呼びが登録されたがを判定しくステップS
t)、もし登録されていれば、登録された乗り場呼びの
中から未割当て乗り場呼びがあるかを判定しくステップ
S2)、もし未割当て乗り場呼びがあれば、未割当て乗
り場呼びの内の1つを選択して、割当てエレベータかご
を選択するための乗り場呼びlとする(ステップS3)
。
t)、もし登録されていれば、登録された乗り場呼びの
中から未割当て乗り場呼びがあるかを判定しくステップ
S2)、もし未割当て乗り場呼びがあれば、未割当て乗
り場呼びの内の1つを選択して、割当てエレベータかご
を選択するための乗り場呼びlとする(ステップS3)
。
そして、選択された未割当て乗り場呼びlに対して、仮
に割当てされたとして全てのエレベータがごの号機の割
当評価値を求め(ステップS4)、算出された割当評価
値が最小の(評価が最も良い)号機nを選択して(ステ
ップS5)、これを実際の割当号機とする(ステップS
6)。
に割当てされたとして全てのエレベータがごの号機の割
当評価値を求め(ステップS4)、算出された割当評価
値が最小の(評価が最も良い)号機nを選択して(ステ
ップS5)、これを実際の割当号機とする(ステップS
6)。
最後に、号機nのエレベータがごを乗り場呼びlに対す
る割当号機として登録し、号機nに対して乗り場呼びl
への割当指令を送信しくステップS7)、号機nを乗り
場呼びlに応答させる。
る割当号機として登録し、号機nに対して乗り場呼びl
への割当指令を送信しくステップS7)、号機nを乗り
場呼びlに応答させる。
第10図はステップS4における割当評価値算出ルーチ
ンを示し、このルーチンは全ての号機に対して同一手順
なので、1台のみについて号機番号をnとして説明する
。
ンを示し、このルーチンは全ての号機に対して同一手順
なので、1台のみについて号機番号をnとして説明する
。
まず、登録されている乗り場呼びの内、既に割当て済み
となっている乗り場呼びの、登録されてから現在までの
継続待ち時間を全て取り出しくステップ5ll)、号機
n以外の仮割当てしない号機について、既に割当てされ
ている乗り場呼びに応答するまで(割当階まで)に要す
ると予想される現在の時間(到着予想時間)を算出する
(ステップS12> 、尚、継続待ち時間は、タイマ割
り込み等のタスクによって別途時間加算されている。
となっている乗り場呼びの、登録されてから現在までの
継続待ち時間を全て取り出しくステップ5ll)、号機
n以外の仮割当てしない号機について、既に割当てされ
ている乗り場呼びに応答するまで(割当階まで)に要す
ると予想される現在の時間(到着予想時間)を算出する
(ステップS12> 、尚、継続待ち時間は、タイマ割
り込み等のタスクによって別途時間加算されている。
次に、号機nについて乗り場呼びlを仮に割当てたとし
て、号機nが既に割当てされている乗り場呼び(仮割当
て時の割当階)への到着予想時間を算出しくステップ5
13)、続いて、仮割当て乗り場呼びlの階までの号機
nの到着予想時間を算出する(ステラ7’514)。
て、号機nが既に割当てされている乗り場呼び(仮割当
て時の割当階)への到着予想時間を算出しくステップ5
13)、続いて、仮割当て乗り場呼びlの階までの号機
nの到着予想時間を算出する(ステラ7’514)。
次に、号機n以外の仮割当てされない号機について、既
に割当てされている乗り場呼び(割当階)に応答したと
きに予想されるエレベータかご内の負荷jl(予想かご
負荷)を算出する(ステップ515) 。
に割当てされている乗り場呼び(割当階)に応答したと
きに予想されるエレベータかご内の負荷jl(予想かご
負荷)を算出する(ステップ515) 。
又、号機nについて、乗り場呼びlを仮に割当てたとし
て、号機nが既に割当てされている乗り場呼び(仮割当
て時の割当階)に応答したときの予想かご負荷を算出し
くステップ816)、続いて、仮割当て乗り場呼びlに
応答したときの号81nの予想かご負荷を算出する(ス
テップ5l))。
て、号機nが既に割当てされている乗り場呼び(仮割当
て時の割当階)に応答したときの予想かご負荷を算出し
くステップ816)、続いて、仮割当て乗り場呼びlに
応答したときの号81nの予想かご負荷を算出する(ス
テップ5l))。
最後に、号機nを乗り場呼びrに仮割当てした場合の別
当評価値を、上記ステップで求められた継続待ち時間、
到着予想時間及び予想かご負荷に基づいて所定の計算式
から算出する(ステップ518) 。
当評価値を、上記ステップで求められた継続待ち時間、
到着予想時間及び予想かご負荷に基づいて所定の計算式
から算出する(ステップ518) 。
この計算式は、割当評価関数などと呼ばれ、例えば号機
nの割当評価値をHnとすると、H口=Tl+r(Ll
)+Σ’[(Wi+Ti)+f(Li)]で表わされる
。但し、TIは号機nの仮割当て乗り場呼びlへの到着
予想時間(ステップS14参照)、Wiは割当て済み乗
り場呼びiの継続待ち時間(ステップSll参照)、T
iは割当て済み乗り場呼び;の割当て号機の到着予想時
間(ステップS12及びS13参照)、Llは号機nの
仮割当て乗り場呼びlに応答時の予想かご負荷(ステッ
プS17参照)、Liは割当て済み乗り場呼びiの割当
て号機の応答時の予想かご負荷(ステップS15及びS
16参照)、f(Lf)及びf(Li)は乗り場呼びi
及びiの満貫通過ペナルティであり、Ll及びLiの値
から導出される。尚、(Wi+Ti)は継続待ち時間と
割当て号機の到着予想時間とを加算した値であり、予想
待ち時間などと呼ばれる。
nの割当評価値をHnとすると、H口=Tl+r(Ll
)+Σ’[(Wi+Ti)+f(Li)]で表わされる
。但し、TIは号機nの仮割当て乗り場呼びlへの到着
予想時間(ステップS14参照)、Wiは割当て済み乗
り場呼びiの継続待ち時間(ステップSll参照)、T
iは割当て済み乗り場呼び;の割当て号機の到着予想時
間(ステップS12及びS13参照)、Llは号機nの
仮割当て乗り場呼びlに応答時の予想かご負荷(ステッ
プS17参照)、Liは割当て済み乗り場呼びiの割当
て号機の応答時の予想かご負荷(ステップS15及びS
16参照)、f(Lf)及びf(Li)は乗り場呼びi
及びiの満貫通過ペナルティであり、Ll及びLiの値
から導出される。尚、(Wi+Ti)は継続待ち時間と
割当て号機の到着予想時間とを加算した値であり、予想
待ち時間などと呼ばれる。
ここでは、予想待ち時間と満貫通過の可能性を全ての乗
り場呼びについて評価して、1つの乗り場呼びを割当て
る場合について示したが、他の評価要素もあり、更に評
価関数もこれに限らない。
り場呼びについて評価して、1つの乗り場呼びを割当て
る場合について示したが、他の評価要素もあり、更に評
価関数もこれに限らない。
第11図はステップS13における割当階までの到着予
想時間の算出ルーチンを示し、仮割当てされる号機及び
仮割当てされない号機についての算出手順は同様であり
、又、仮割当て乗り場呼びであっても同様である。ここ
では、号機nの乗り場呼びjへの到着予想時間を算出す
る場合について説明する。
想時間の算出ルーチンを示し、仮割当てされる号機及び
仮割当てされない号機についての算出手順は同様であり
、又、仮割当て乗り場呼びであっても同様である。ここ
では、号機nの乗り場呼びjへの到着予想時間を算出す
る場合について説明する。
まず、各階毎の通過時間を順次計算して累積加算するた
めの累積時間メモリの初期値をOにクリアしくステップ
521)、走査を開始する階を現在エレベータかごが位
置する階に設定しくステップ522)、上方又は下方に
走査するかを示す走査方向を、現在エレベータかごがサ
ービスしている方向と同一方向に初期設定する(ステッ
プ523)。
めの累積時間メモリの初期値をOにクリアしくステップ
521)、走査を開始する階を現在エレベータかごが位
置する階に設定しくステップ522)、上方又は下方に
走査するかを示す走査方向を、現在エレベータかごがサ
ービスしている方向と同一方向に初期設定する(ステッ
プ523)。
次に、走査階を1つ更新しくステップ524)、更新さ
れた階が最上階又は最下階の終端階であるがを判定しく
ステップ525)、終端階でなければステップS2フヘ
進み、終端階である場合は走査方向を反転する(ステッ
プ526)。
れた階が最上階又は最下階の終端階であるがを判定しく
ステップ525)、終端階でなければステップS2フヘ
進み、終端階である場合は走査方向を反転する(ステッ
プ526)。
そして、累積時間メモリに更新前の階での停止時間を予
測して加算する(ステップ527)、尚、停止時間とは
、エレベータかご停止中の階については出発までの残り
時間であり、かご呼び又は割当て呼びについては、基本
時間(10秒)に対してかご呼びがあると1秒、割当て
呼びがあると3秒を追加した時間であり、その他につい
ては、将来の割当て呼び及び現在の割当て呼びによるか
ご呼びと、将来の割当て呼びによるかご呼びを統計値等
から予測して停止する期待値に応じたかご呼びと、割当
て呼びとによる停止時間である。
測して加算する(ステップ527)、尚、停止時間とは
、エレベータかご停止中の階については出発までの残り
時間であり、かご呼び又は割当て呼びについては、基本
時間(10秒)に対してかご呼びがあると1秒、割当て
呼びがあると3秒を追加した時間であり、その他につい
ては、将来の割当て呼び及び現在の割当て呼びによるか
ご呼びと、将来の割当て呼びによるかご呼びを統計値等
から予測して停止する期待値に応じたかご呼びと、割当
て呼びとによる停止時間である。
次に、階間距離テーブルとエレベータかごの予測走行パ
ターンとから、更新前の階から更新階にエレベータかご
が到着するのに要する時間を予測して累積時間メモリに
加算する(ステップ52B) 。
ターンとから、更新前の階から更新階にエレベータかご
が到着するのに要する時間を予測して累積時間メモリに
加算する(ステップ52B) 。
続いて、更新階が乗り場呼びjと同一か(ステップ52
9)、又、走査方向が乗り場呼びjと同一かを判定しく
ステップ530)、更新された階及び走査方向が乗り場
呼びjと一致した場合は、階の走査を終了すると共に、
累積時間メモリの値を乗り場呼びjへの号機nの到着予
想時間としてテーブルに記憶させて設定する(ステップ
531)、一方、ステップS29及びS30により走査
が乗り場呼びjに達していないと判定された場合は、ス
テップS24に戻り、階を更新して同様手順を繰り返す
。
9)、又、走査方向が乗り場呼びjと同一かを判定しく
ステップ530)、更新された階及び走査方向が乗り場
呼びjと一致した場合は、階の走査を終了すると共に、
累積時間メモリの値を乗り場呼びjへの号機nの到着予
想時間としてテーブルに記憶させて設定する(ステップ
531)、一方、ステップS29及びS30により走査
が乗り場呼びjに達していないと判定された場合は、ス
テップS24に戻り、階を更新して同様手順を繰り返す
。
上記手順は、ビルの仕様に従って標準化されたプログラ
ムとして実行されるが、このように標準化されたエレベ
ータシステムにおいても、据え付は現場や保守点検時に
おいては、情況確認や故障検出、更には機器の接続誤り
検査のために試験が実施されており、多くの時間と労力
を要している。
ムとして実行されるが、このように標準化されたエレベ
ータシステムにおいても、据え付は現場や保守点検時に
おいては、情況確認や故障検出、更には機器の接続誤り
検査のために試験が実施されており、多くの時間と労力
を要している。
例えば、到着予想時間が不正確となる原因としては、標
準化プログラムが工場で十分試験されたとして、以下の
ものが考えられる。
準化プログラムが工場で十分試験されたとして、以下の
ものが考えられる。
(1)仕様情報の誤り。
(2)外部情報の誤手配又は故障。
(3)エレベータかごなと、群管理制御装置以外の制御
装置の誤り。
装置の誤り。
(4)標準化プログラムに残存する誤り。
又、他の群管理制御情報についても同様であり、生成さ
れる制御情報は(1)〜(4)の原因によって不正確な
ものとなる。
れる制御情報は(1)〜(4)の原因によって不正確な
ものとなる。
このため、従来より、例えば特開昭55−11418号
公報に示されるように、マイクロコンピュータを用いた
エレベータ制御装置に外部から指令を与えて試験運転信
号を自動的に発生させるエレベータ試験装置、又は特開
昭58−1721フフ号公報に示されるように、エレベ
ータ乗客を模擬して発生した乗り場呼びゃ行き先呼びの
登録などのエレベータ状態をデータとして記録し、この
記録データを解析するエレベータ試験装置が提案されて
いる。
公報に示されるように、マイクロコンピュータを用いた
エレベータ制御装置に外部から指令を与えて試験運転信
号を自動的に発生させるエレベータ試験装置、又は特開
昭58−1721フフ号公報に示されるように、エレベ
ータ乗客を模擬して発生した乗り場呼びゃ行き先呼びの
登録などのエレベータ状態をデータとして記録し、この
記録データを解析するエレベータ試験装置が提案されて
いる。
しかし、このような従来のエレベータ試験装置において
は、エレベータ制御装置に実行させた動作試験を診断評
価する場合、エレベータシステム以外の装置を用いて別
途解析させる必要があり、高精度に診断評価するために
は人手がかかるうえ、又、情報不足もあって、記録され
た限られた少ないデータから十分な診断評価を行なうこ
とは困難である。
は、エレベータ制御装置に実行させた動作試験を診断評
価する場合、エレベータシステム以外の装置を用いて別
途解析させる必要があり、高精度に診断評価するために
は人手がかかるうえ、又、情報不足もあって、記録され
た限られた少ないデータから十分な診断評価を行なうこ
とは困難である。
例えば、特開昭55−11418号公報においては、プ
ログラム中の仮想的な運転指令の発生によってエレベー
タ動作が行なわれるため、明確な異常発生を検出するに
は確かに有効である。しかし、小さな動作不良などは注
意深く観察していないと発見できない、又、特開昭58
−177172号公報においては、エレベータ状態をデ
ータとして記録するのみであり、このデータを解析する
ためには人手がかかるうえ、データのタイミング的な情
報不足が問題となる。即ち、多数の試験を実施すれば異
常を発見できるが、少数の試験しか実行できない据え付
は現場や保守点検時においては、十分な分析診断ができ
ない。
ログラム中の仮想的な運転指令の発生によってエレベー
タ動作が行なわれるため、明確な異常発生を検出するに
は確かに有効である。しかし、小さな動作不良などは注
意深く観察していないと発見できない、又、特開昭58
−177172号公報においては、エレベータ状態をデ
ータとして記録するのみであり、このデータを解析する
ためには人手がかかるうえ、データのタイミング的な情
報不足が問題となる。即ち、多数の試験を実施すれば異
常を発見できるが、少数の試験しか実行できない据え付
は現場や保守点検時においては、十分な分析診断ができ
ない。
特に、群管理性能の異常としては、エレベータかごが呼
びに応答しないなどの直ちに判明する事象と、予測精度
の狂いなどの人的には判定し難い事象とがあり、群管理
性能が若干低下するような異常は発見できないことが多
い。
びに応答しないなどの直ちに判明する事象と、予測精度
の狂いなどの人的には判定し難い事象とがあり、群管理
性能が若干低下するような異常は発見できないことが多
い。
[発明が解決しようとする課題]
従来のエレベータ試験装置は以上のように、エレベータ
システム以外の装置を用いて分析しているため、時間と
労力がかかるうえ十分な分析診断及び評価ができないと
いう問題点があった。
システム以外の装置を用いて分析しているため、時間と
労力がかかるうえ十分な分析診断及び評価ができないと
いう問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、人手をかけずに分析診断評価を行ない、模擬
試験動作中のエレベータかごの制御情報から予測精度の
狂いなどの群管理性能の異常をも発見できる高精度且つ
高信頼性のエレベータ試験装置を得ることを目的とする
。
たもので、人手をかけずに分析診断評価を行ない、模擬
試験動作中のエレベータかごの制御情報から予測精度の
狂いなどの群管理性能の異常をも発見できる高精度且つ
高信頼性のエレベータ試験装置を得ることを目的とする
。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るエレベータ試験装置は、保守装置からの
動作指令情報に基づいて模擬試験指令を生成する模擬試
験検知手段と、模擬試験指令によりエレベータかごを動
作させるための模擬試験実行手段と、模擬試験動作中の
エレベータかごの制御情報を保存する制御情報保存手段
と、選択情報に基づいて制御情報に対応した実測情報を
求める制御情報実測手段と、制御情報と実測情報とを比
較して異常の有無を診断する精度診断手段とを備えたも
のである。
動作指令情報に基づいて模擬試験指令を生成する模擬試
験検知手段と、模擬試験指令によりエレベータかごを動
作させるための模擬試験実行手段と、模擬試験動作中の
エレベータかごの制御情報を保存する制御情報保存手段
と、選択情報に基づいて制御情報に対応した実測情報を
求める制御情報実測手段と、制御情報と実測情報とを比
較して異常の有無を診断する精度診断手段とを備えたも
のである。
[作用]
この発明においては、模擬試験実行手段がエレベータか
ごを動作させる場合の特定の制御情報と、実際にエレベ
ータかごが動作することによって得られる制御情報に対
応した実測情報とを比較し、人手をかけずに分析診断を
行ない、信頼性の高い模擬試験の評価及び異常の発見を
行なう。
ごを動作させる場合の特定の制御情報と、実際にエレベ
ータかごが動作することによって得られる制御情報に対
応した実測情報とを比較し、人手をかけずに分析診断を
行ない、信頼性の高い模擬試験の評価及び異常の発見を
行なう。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。この
発明が適用されるエレベータシステムの構成は第8図に
示した通りであり、保守袋! (13)、(14)、エ
レベータ制御装置(5)又は群管理制御装置(9)内の
プログラムが変更されていればよい。
発明が適用されるエレベータシステムの構成は第8図に
示した通りであり、保守袋! (13)、(14)、エ
レベータ制御装置(5)又は群管理制御装置(9)内の
プログラムが変更されていればよい。
そして、エレベータ試験fi能は、各制御装置内のc
p U (51)、(91)、又は保守装置(13)、
(14)で処理されるプログラムによって設定され、こ
のプログラムは、記憶装置(52)又は(92)内に記
憶されて実行されるようになっている。
p U (51)、(91)、又は保守装置(13)、
(14)で処理されるプログラムによって設定され、こ
のプログラムは、記憶装置(52)又は(92)内に記
憶されて実行されるようになっている。
第1図はこの発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
り、群管理制御装置(9)について試験を行なう場合を
示しており、エレベータ動作試験プログラムは群管理制
御袋!(9)内のCP U (91)に格納されている
ものとする。
り、群管理制御装置(9)について試験を行なう場合を
示しており、エレベータ動作試験プログラムは群管理制
御袋!(9)内のCP U (91)に格納されている
ものとする。
図において、(20)は前述の(13)に相当する保守
装置であり、例えばラップトツブ型パソコンから構成さ
れている。(21)は伝送装置(94)に相当する入出
力装置である。
装置であり、例えばラップトツブ型パソコンから構成さ
れている。(21)は伝送装置(94)に相当する入出
力装置である。
(22)は入出力装置(21)を介して保守装置(20
)と交信しながら保守装置(20)からの動作指令情報
に基づいて模擬試験指令を生成する模擬試験検知手段、
(23)は模擬試験指令によりエレベータ動作用の試験
タスクを起動させる模擬試験実行手段である。
)と交信しながら保守装置(20)からの動作指令情報
に基づいて模擬試験指令を生成する模擬試験検知手段、
(23)は模擬試験指令によりエレベータ動作用の試験
タスクを起動させる模擬試験実行手段である。
(24)は群管理制御装置(9)に含まれる群管理制御
手段であり、模擬試験実行手段(23)からの指令に基
づいてエレベータ制御手段(25)に指令を出力するよ
うになっている。
手段であり、模擬試験実行手段(23)からの指令に基
づいてエレベータ制御手段(25)に指令を出力するよ
うになっている。
(25)はエレベータ制御装置(5)に含まれるエレベ
ータ制御手段であり、群管理制御手段(24)及び模擬
試験実行手段(23)からの各指令に基づいて所定のエ
レベータかご(1)を駆動するようになっている。
ータ制御手段であり、群管理制御手段(24)及び模擬
試験実行手段(23)からの各指令に基づいて所定のエ
レベータかご(1)を駆動するようになっている。
(26)はエレベータ制御手段(25)に接続された入
出力装置であり、伝送装置(54)及び変換装置(55
)に相当している。(27)は入出力装置(2B)に接
続された外部機器であり、駆動制御回路(6)、制御装
置(7)及び乗り場機器(12)に相当している。
出力装置であり、伝送装置(54)及び変換装置(55
)に相当している。(27)は入出力装置(2B)に接
続された外部機器であり、駆動制御回路(6)、制御装
置(7)及び乗り場機器(12)に相当している。
(28)は群管理制御手段(24)に接続された外部信
号出力手段、’(29)は外部信号比手段(28)に接
続された出力装置であり、伝送装置F(94)及び変換
装置(95)に相当している。 (30)は出力装置(
29)に接続された外部機器であり、乗り場機器(lO
)及び制御袋!(11)に相当している。 (31)は
外部機器(30)に接続された入力装置、(32)は入
力袋ff (31)及び群管理制御手段(24)に接続
された外部信号入力手段であり、伝送袋ff (94)
及び変換装置(95)に相当している。
号出力手段、’(29)は外部信号比手段(28)に接
続された出力装置であり、伝送装置F(94)及び変換
装置(95)に相当している。 (30)は出力装置(
29)に接続された外部機器であり、乗り場機器(lO
)及び制御袋!(11)に相当している。 (31)は
外部機器(30)に接続された入力装置、(32)は入
力袋ff (31)及び群管理制御手段(24)に接続
された外部信号入力手段であり、伝送袋ff (94)
及び変換装置(95)に相当している。
(33)は群管理制御手段(24)及び外部信号入力手
段(32)に接続された制御情報保存手段であり、模擬
試験動作中のエレベータかごの制御情報のうち特定の状
況の制御情報(ここでは群管理制御情報)を判定して保
存するようになっている。ここで、特定の状況とは、群
管理制御手段(24)が常に生成、消滅及び更新する制
御情報値を取り出すタイミングを計るためのものであり
、必ずしも特定の状況を検出する必要はない、従って、
特定の状況を検出せずに制御情報値を保存することもで
き、制御情報実測手段(34)にて実測を開始する時点
が合えば、制御精度を診断判定する場合に支障を来すこ
とはない。
段(32)に接続された制御情報保存手段であり、模擬
試験動作中のエレベータかごの制御情報のうち特定の状
況の制御情報(ここでは群管理制御情報)を判定して保
存するようになっている。ここで、特定の状況とは、群
管理制御手段(24)が常に生成、消滅及び更新する制
御情報値を取り出すタイミングを計るためのものであり
、必ずしも特定の状況を検出する必要はない、従って、
特定の状況を検出せずに制御情報値を保存することもで
き、制御情報実測手段(34)にて実測を開始する時点
が合えば、制御精度を診断判定する場合に支障を来すこ
とはない。
(34)は外部信号入力手段(32)及び制御情報保存
手段(33)に接続された制御情報実測手段であり、外
部機器(30)からの選択情報Aに基づいて、制御情報
保存手段(33)に保存された制御情報Bに対応する実
測情報Cを求めるようになっている。BrJち、制御情
報保存手段(33)が制御情報を保存したタイミングに
合わせて、保存した子制御情報を実測して求めるが、こ
のとき、保存した制御情報に対応する値が得られるまで
実測を行なう。
手段(33)に接続された制御情報実測手段であり、外
部機器(30)からの選択情報Aに基づいて、制御情報
保存手段(33)に保存された制御情報Bに対応する実
測情報Cを求めるようになっている。BrJち、制御情
報保存手段(33)が制御情報を保存したタイミングに
合わせて、保存した子制御情報を実測して求めるが、こ
のとき、保存した制御情報に対応する値が得られるまで
実測を行なう。
(35)は制御情報保存手段(33)及び制御情報実測
手段(34)に接続された精度診断手段であり、制御情
報Bと実測情報Cとを比較して異常の有無を判定すると
共に、そのときの状態を記録するようになっている。
手段(34)に接続された精度診断手段であり、制御情
報Bと実測情報Cとを比較して異常の有無を判定すると
共に、そのときの状態を記録するようになっている。
(36)は精度診断手段(35)及び入出力装置(21
)に接続された精度診断出力手段であり、入出力装置(
21)を介して保守装置(20)と交信しながら、精度
診断手段(35)からの異常の有無判定結果及び状態を
保守装置(20)に出力するようになっている。
)に接続された精度診断出力手段であり、入出力装置(
21)を介して保守装置(20)と交信しながら、精度
診断手段(35)からの異常の有無判定結果及び状態を
保守装置(20)に出力するようになっている。
次に、第2図〜第7図のフローチャート図並びに第8図
を参照しながら、第1図に示したこの発明の一実施例の
動作について説明する。
を参照しながら、第1図に示したこの発明の一実施例の
動作について説明する。
第2図はラップトツブ型パソコンからなる保守袋fi
(20)内のプログラムにより動作試験の実行命令潜I
御を行なう場合の手順を示している。
(20)内のプログラムにより動作試験の実行命令潜I
御を行なう場合の手順を示している。
まず、シリアルインタフェイスからなる入出力袋ff(
21)を介して交信開始指令をCP U (91)即ち
群管理制御手段(24)に送信しくステップ541)、
応答信号を受信したかを判定して(ステップ54Z)
、応答信号が得られた時点で、保守装置(20)のCR
Tに「OK」の交信可能表示を行なう(ステップ543
) 。
21)を介して交信開始指令をCP U (91)即ち
群管理制御手段(24)に送信しくステップ541)、
応答信号を受信したかを判定して(ステップ54Z)
、応答信号が得られた時点で、保守装置(20)のCR
Tに「OK」の交信可能表示を行なう(ステップ543
) 。
次に、試験開始指令を入力したかを判定しくステップ5
44)、保守装置(20)上のキーボードから試験開始
指令(動作指令情報)及び試験項目番号kを入力した時
点で、項目にの試験開始指令を入出力装置(21)を介
しテcPU(91)G:送信すル(ステップ545)。
44)、保守装置(20)上のキーボードから試験開始
指令(動作指令情報)及び試験項目番号kを入力した時
点で、項目にの試験開始指令を入出力装置(21)を介
しテcPU(91)G:送信すル(ステップ545)。
尚、試験項目は複数あるが、CP U (91)内のプ
ログラムは、指定された項目kについて動作試験を実行
する。
ログラムは、指定された項目kについて動作試験を実行
する。
次に、CP U (91)から項目にの試験終了信号を
受信したかを判定しくステップ546) 、受信した時
点でCRTに項目にの終了表示を行ない(ステップ54
7)、続いて、試験結果の表示指令を入力したかを判定
しくステップ548) 、キーボードから表示指令を入
力した時点で項目にの試験結果送信指令を送信する(ス
テップ549) 、ここで、表示指令を入力しなければ
、ステップS48からステ・ンプS52へ進む。
受信したかを判定しくステップ546) 、受信した時
点でCRTに項目にの終了表示を行ない(ステップ54
7)、続いて、試験結果の表示指令を入力したかを判定
しくステップ548) 、キーボードから表示指令を入
力した時点で項目にの試験結果送信指令を送信する(ス
テップ549) 、ここで、表示指令を入力しなければ
、ステップS48からステ・ンプS52へ進む。
続いて、試験結果を受信完了したかを判定しくステップ
550)、完了した時点で項目にの試験結果表示ルーチ
ンを呼出しくステップ551)、保守装置F (20)
のCRTに表示する手続きを項目kに対応して呼出す。
550)、完了した時点で項目にの試験結果表示ルーチ
ンを呼出しくステップ551)、保守装置F (20)
のCRTに表示する手続きを項目kに対応して呼出す。
最後に、項目更新を入力したかを判定しくステップ55
2)、更に新たな項目を試験したい場合は、キーボード
から項目更新を入力することにより、ステップS45に
戻って同様の手順を繰り返す、又、項目更新を入力しな
い場合は、試験終了を入力したかを判定しくステップ5
53) 、試験終了指令を入力した時点で、試験終了指
令がCP U (91)に送信される(ステップ554
) 、一方、試験終了指令を入力しない場合は、ステッ
プS53からステップS48に戻る。
2)、更に新たな項目を試験したい場合は、キーボード
から項目更新を入力することにより、ステップS45に
戻って同様の手順を繰り返す、又、項目更新を入力しな
い場合は、試験終了を入力したかを判定しくステップ5
53) 、試験終了指令を入力した時点で、試験終了指
令がCP U (91)に送信される(ステップ554
) 、一方、試験終了指令を入力しない場合は、ステッ
プS53からステップS48に戻る。
第3図は第2図の保守装置(20)内のプログラムと呼
応したC P U (91)内のプログラムの全体手順
を示す。
応したC P U (91)内のプログラムの全体手順
を示す。
まず、交信開始指令を受信したかくステップ561)、
又、試験開始指令を受信したかを判定して(ステップ5
62)、各指令を受信した時点で、入力項目kに対応す
る試験タスクを起動しくステップ563) 、模擬試験
実行タスクからの実行終了信号の受信を待つ。
又、試験開始指令を受信したかを判定して(ステップ5
62)、各指令を受信した時点で、入力項目kに対応す
る試験タスクを起動しくステップ563) 、模擬試験
実行タスクからの実行終了信号の受信を待つ。
この試験タスクは、エレベータ動作の良否を判定するも
のであり、CP U (91)によりプログラムと並列
に実行される。
のであり、CP U (91)によりプログラムと並列
に実行される。
次に、項目にの試験タスクの実行が終了したかを判定し
て(ステップ564)、終了した時点で試験終了信号を
送信しくステップ565)、更に、新たな項目を受信し
たかを判定して(ステップ566) 、受信すればステ
ップS63に戻って試験タスクの実行を繰り返す、又、
新たな項目を受信しなければ、試験結果指令を受信した
かを判定しくステップ567) 、受信すれば、項目に
の試験タスクから受けた試験結果データ(判定記録テー
ブル)を保守装! (20)に送信し、受信しなければ
ステップS69へ進む。
て(ステップ564)、終了した時点で試験終了信号を
送信しくステップ565)、更に、新たな項目を受信し
たかを判定して(ステップ566) 、受信すればステ
ップS63に戻って試験タスクの実行を繰り返す、又、
新たな項目を受信しなければ、試験結果指令を受信した
かを判定しくステップ567) 、受信すれば、項目に
の試験タスクから受けた試験結果データ(判定記録テー
ブル)を保守装! (20)に送信し、受信しなければ
ステップS69へ進む。
最後に、試験終了指令を受信したかを判定しくステップ
569)、受信した時点で模擬試験を終了し、受信しな
ければステップS66に戻る。
569)、受信した時点で模擬試験を終了し、受信しな
ければステップS66に戻る。
第4図はCP U (91)内のプログラムで実行され
る模擬試験タスクの一例であり、全階乗り場呼び応答試
験の動作手順を示す。
る模擬試験タスクの一例であり、全階乗り場呼び応答試
験の動作手順を示す。
まず、全階乗り場呼び応答試験判定タスクを起動しくス
テップSフ1)、全階の上り及び下りの乗り場呼びを方
向別に群管理制御装置(9)から強制的に自動登録する
(ステップ5)2)、尚、動作試験判定タスクの起動後
は、タスクが閉じるまで0,1秒程度の間隔で繰り返し
呼び出される。
テップSフ1)、全階の上り及び下りの乗り場呼びを方
向別に群管理制御装置(9)から強制的に自動登録する
(ステップ5)2)、尚、動作試験判定タスクの起動後
は、タスクが閉じるまで0,1秒程度の間隔で繰り返し
呼び出される。
次に、群管理制御装置(9)は、登録された乗り場呼び
に対して割当てを行なうが、割当てエレベータかごが乗
り場呼びに応答したときのエレベータかごの行なう模擬
動作を指令するため、以下の乗り場呼び応答時かご動作
指令タスクを起動する(ステップ573) 。
に対して割当てを行なうが、割当てエレベータかごが乗
り場呼びに応答したときのエレベータかごの行なう模擬
動作を指令するため、以下の乗り場呼び応答時かご動作
指令タスクを起動する(ステップ573) 。
これにより、通常の運転時に動作すべき割当てルーチン
が起動され、全階各方向別に自動登録された乗り場呼び
に対して、各エレベータかごに乗り場呼びが割当てられ
、エレベータ動作が行なわれる。更に、割当てられた乗
り場呼びにエレベータかごが応答した場合には、乗り場
呼び応答時がご動作指令処理により所定の階にかご呼び
を登録するなどの指令が出力され、エレベータがごは登
録されたかご呼びにも応答する。
が起動され、全階各方向別に自動登録された乗り場呼び
に対して、各エレベータかごに乗り場呼びが割当てられ
、エレベータ動作が行なわれる。更に、割当てられた乗
り場呼びにエレベータかごが応答した場合には、乗り場
呼び応答時がご動作指令処理により所定の階にかご呼び
を登録するなどの指令が出力され、エレベータがごは登
録されたかご呼びにも応答する。
即ち、号finが割当て呼びによる停止を行なったかを
判定して(ステップ574) 、乗り場呼びに応答した
ときの模擬動作を指令するためのタイミングを検出する
。もし、乗り場呼びに応答して割当て呼びによる停止が
行なわれた場合は、乗り場呼び毎に設定した所定の階に
対して、がご呼びを登録する指令を号機iに伝送しくス
テップ575)、停止が行なわれなかった場合はステッ
プS77に進む。
判定して(ステップ574) 、乗り場呼びに応答した
ときの模擬動作を指令するためのタイミングを検出する
。もし、乗り場呼びに応答して割当て呼びによる停止が
行なわれた場合は、乗り場呼び毎に設定した所定の階に
対して、がご呼びを登録する指令を号機iに伝送しくス
テップ575)、停止が行なわれなかった場合はステッ
プS77に進む。
続いて、乗り場呼びに応答したとき、乗客の乗車によっ
て増加するがご負荷量と、このがご負荷量をかご内負荷
に加えるがご負荷増加指令を号機nに伝送する(ステッ
プ576)。
て増加するがご負荷量と、このがご負荷量をかご内負荷
に加えるがご負荷増加指令を号機nに伝送する(ステッ
プ576)。
次に、号機nがかご呼びによる停止を行なったかを判定
して(ステップ577) 、がご呼びに応答したときの
模擬動作を指令するためのタイミングを検出する。もし
、がご呼びによる停止が行なわれた場合は、かご呼びに
応答したとき、乗客の降車によって減少するかご負荷量
と、このがご負荷量をがご内負荷から減じるかご負荷減
少指令を号機nに伝送する(ステップ578) 。
して(ステップ577) 、がご呼びに応答したときの
模擬動作を指令するためのタイミングを検出する。もし
、がご呼びによる停止が行なわれた場合は、かご呼びに
応答したとき、乗客の降車によって減少するかご負荷量
と、このがご負荷量をがご内負荷から減じるかご負荷減
少指令を号機nに伝送する(ステップ578) 。
以上でかご動作指令タスクは終了し、続いて、全階乗り
場呼び応答試験の動作が完了したがを、全号機が呼びが
なく待機中であるかによって判定する(ステップ5)9
)、そして、全階乗り場呼び応答試験判定タスクと乗り
場呼び応答時がご動作指令タスクを閉じて(ステップ5
SO) 、全階乗り場呼び応答試験の完了とする。
場呼び応答試験の動作が完了したがを、全号機が呼びが
なく待機中であるかによって判定する(ステップ5)9
)、そして、全階乗り場呼び応答試験判定タスクと乗り
場呼び応答時がご動作指令タスクを閉じて(ステップ5
SO) 、全階乗り場呼び応答試験の完了とする。
そして、動作試験を判定するタスクによって起動される
プログラムにより、群管理制御手段(24)が生成する
制御情報(ここでは、群管理制御のためのエレベータが
ごの予測情報)を取得して実測し、制御情報の精度を測
定して動作試験の良否を判定する。
プログラムにより、群管理制御手段(24)が生成する
制御情報(ここでは、群管理制御のためのエレベータが
ごの予測情報)を取得して実測し、制御情報の精度を測
定して動作試験の良否を判定する。
第5図は制御情報の保持並びに保持された制御情報に対
応した実測開始指令を与えるルーチンを示す、このルー
チンは、到着予想時間及び予想がご負荷に対して行なわ
れ、CP U (91)内のプログラムにより、0.1
秒程度の間隔で繰り返し呼び出されるタスクの中で処理
されるものであり、各階各方向の乗り場呼び毎に、登録
されたエレベータがごが割当てされたときに、その乗り
場呼びに実際に割当てられた号機の到着予想時間及び予
想かご負荷を群管理制御情報として取り出し、割当てさ
れた乗り場呼びに対応するテーブルに設定記憶保持する
と共に、保持した制御情報に対応する値の実測開始を指
令する動作手順を示している。
応した実測開始指令を与えるルーチンを示す、このルー
チンは、到着予想時間及び予想がご負荷に対して行なわ
れ、CP U (91)内のプログラムにより、0.1
秒程度の間隔で繰り返し呼び出されるタスクの中で処理
されるものであり、各階各方向の乗り場呼び毎に、登録
されたエレベータがごが割当てされたときに、その乗り
場呼びに実際に割当てられた号機の到着予想時間及び予
想かご負荷を群管理制御情報として取り出し、割当てさ
れた乗り場呼びに対応するテーブルに設定記憶保持する
と共に、保持した制御情報に対応する値の実測開始を指
令する動作手順を示している。
まず、全ての乗り場呼びに対して、制御情報保存テーブ
ルに設定するか否がを判定するため、走査を開始する階
を最下階としくステップ581)、走査する乗り場呼び
の方向を示す走査方向を上りに設定する(ステップ58
2) 。
ルに設定するか否がを判定するため、走査を開始する階
を最下階としくステップ581)、走査する乗り場呼び
の方向を示す走査方向を上りに設定する(ステップ58
2) 。
走査階及び走査方向を更新して走査する乗り場呼びを1
つ更新する(ステップ583) 、ここで、最上階に到
着した場合は走査方向を下りにする。
つ更新する(ステップ583) 、ここで、最上階に到
着した場合は走査方向を下りにする。
次に、走査中の乗り場呼びをjとして、走査乗り場呼び
jが登録されているかを判定して(ステップ584)、
登録されている場合は、その乗り場呼びjが割当て済み
かを判定する(ステップS85 ) 、これにより、走
査中の乗り場呼びjに対して、登録され且つ割当て済み
である場合にのみ、制御情報を制御情報保存テーブルに
設定する。もし、ステップS84及びS85において、
乗り場呼びjの登録又は割当て済みが判定されず、群管
理制御情報が得られない場合は、ステップS94に進み
、制御情報保存テーブルへの設定は行なわれない。
jが登録されているかを判定して(ステップ584)、
登録されている場合は、その乗り場呼びjが割当て済み
かを判定する(ステップS85 ) 、これにより、走
査中の乗り場呼びjに対して、登録され且つ割当て済み
である場合にのみ、制御情報を制御情報保存テーブルに
設定する。もし、ステップS84及びS85において、
乗り場呼びjの登録又は割当て済みが判定されず、群管
理制御情報が得られない場合は、ステップS94に進み
、制御情報保存テーブルへの設定は行なわれない。
ステップS85において割当て済みが判定された場合は
、実測指令の有無に基づいて、制御情報保存テーブルに
乗り場呼びjの到着予想時間が保存済みであるかを判定
する(ステップ586)、そして、到着予想時間が保存
済みでないと判定された場合は、乗り場呼びjの割当て
号機名を取り出しくステップ587)、又、割当て号機
nの乗り場呼びjへの到着予想時間を取り出しくステッ
プ588)、乗り場呼びjに対応した制御情報保存テー
ブルの番地に記憶設定する。同時に、乗り場呼びjへの
到着予想時間の実測指令も設定する(ステップ589)
。
、実測指令の有無に基づいて、制御情報保存テーブルに
乗り場呼びjの到着予想時間が保存済みであるかを判定
する(ステップ586)、そして、到着予想時間が保存
済みでないと判定された場合は、乗り場呼びjの割当て
号機名を取り出しくステップ587)、又、割当て号機
nの乗り場呼びjへの到着予想時間を取り出しくステッ
プ588)、乗り場呼びjに対応した制御情報保存テー
ブルの番地に記憶設定する。同時に、乗り場呼びjへの
到着予想時間の実測指令も設定する(ステップ589)
。
実測指令を設定すると、他の実測ルーチンによって実測
が開始され、実測が終了すると実測指令が実測ルーチン
により解除される。尚、実測指令が設定されているとき
に保存済みと判定される。又、ステップ386において
、到着予想時間が保存済みと判定されればステップS9
0に進む。
が開始され、実測が終了すると実測指令が実測ルーチン
により解除される。尚、実測指令が設定されているとき
に保存済みと判定される。又、ステップ386において
、到着予想時間が保存済みと判定されればステップS9
0に進む。
次に、実測指令の有無に基づいて、乗り場呼びjの予想
かご負荷が制御情報保存テーブルに設定済みかを判定し
くステップ590) 、保存済みでない場合は、乗り場
呼びjの割当て号機名を取り出しくステップ591)、
又、割当て号機nの乗り場呼びjに応答時の予想かご負
荷を取り出しくステップ592) 、乗り場呼びjに対
応した制御情報保存テーブルの番地に記憶設定する。同
時に、乗り場呼びjに応答時の予想かご負荷の実測指令
も記憶する(ステップ593) 。
かご負荷が制御情報保存テーブルに設定済みかを判定し
くステップ590) 、保存済みでない場合は、乗り場
呼びjの割当て号機名を取り出しくステップ591)、
又、割当て号機nの乗り場呼びjに応答時の予想かご負
荷を取り出しくステップ592) 、乗り場呼びjに対
応した制御情報保存テーブルの番地に記憶設定する。同
時に、乗り場呼びjに応答時の予想かご負荷の実測指令
も記憶する(ステップ593) 。
実測指令を設定すると、他の実測ルーチンによって実測
が開始され、実測が終了すると実測指令が実測ルーチン
により解除される。尚、実測指令が設定されているとき
に保存済みと判定される。又、ステップS90において
、予想かご負荷が保存済みと判定されればステップS9
4に進む。
が開始され、実測が終了すると実測指令が実測ルーチン
により解除される。尚、実測指令が設定されているとき
に保存済みと判定される。又、ステップS90において
、予想かご負荷が保存済みと判定されればステップS9
4に進む。
最後に、全ての乗り場呼びを走査したかを判定しくステ
ップ594) 、走査する乗り場呼びがあればステップ
S83に戻り、走査する乗り場呼びがなくなったときに
終了とする。
ップ594) 、走査する乗り場呼びがあればステップ
S83に戻り、走査する乗り場呼びがなくなったときに
終了とする。
尚、ここで保存する到着予想時間は、乗り場呼びが登録
されて直ちに読み出した時間であるから、乗り場呼びの
予想待ち時間と等しい、この予想待ち時間を実測して比
較することも有効な診断方法である。ここで、前述の割
当評価関数で参照したように、予想待ち時間は保存する
ときの到着予想時間及び継続待ち時間を加えたものであ
るから、第5図の手順中に、到着予想時間及び継続待ち
時間を加算して予想待ち時間として設定するステ・ノブ
を組み込むことにより容易に実現することができる。
されて直ちに読み出した時間であるから、乗り場呼びの
予想待ち時間と等しい、この予想待ち時間を実測して比
較することも有効な診断方法である。ここで、前述の割
当評価関数で参照したように、予想待ち時間は保存する
ときの到着予想時間及び継続待ち時間を加えたものであ
るから、第5図の手順中に、到着予想時間及び継続待ち
時間を加算して予想待ち時間として設定するステ・ノブ
を組み込むことにより容易に実現することができる。
第6図は保持された群管理制御情報に対応した情報の実
測を行なうルーチン例を示す、このルーチンは、到着予
想時間に対して行なわれ、CPU(91)内のプログラ
ムにより、0.1秒程度の間隔で周期的に繰り返し呼び
出されるタスクの中で処理されるものであり、各階名方
向の乗り場呼び毎に、実測指令が与えられたものについ
て、実測指令が与えられてから割当てられた号機が到着
するまでの時間を実測し、更に、実測情報及び関連情報
を判定用テーブルに記憶し、実測指令を解除して次の実
測に備える動作手順を示している。
測を行なうルーチン例を示す、このルーチンは、到着予
想時間に対して行なわれ、CPU(91)内のプログラ
ムにより、0.1秒程度の間隔で周期的に繰り返し呼び
出されるタスクの中で処理されるものであり、各階名方
向の乗り場呼び毎に、実測指令が与えられたものについ
て、実測指令が与えられてから割当てられた号機が到着
するまでの時間を実測し、更に、実測情報及び関連情報
を判定用テーブルに記憶し、実測指令を解除して次の実
測に備える動作手順を示している。
まず、全ての乗り場呼びに対して記憶テーブルに設定す
るか否かを判定するため、第5図のステップS81〜S
83と同様に、走査を開始する階を最下階としくステッ
プ5IOI)、乗り場呼びの走査方向を上りに設定しく
ステップ5102)、走査階及び走査方向を更新する(
ステップ5103)。
るか否かを判定するため、第5図のステップS81〜S
83と同様に、走査を開始する階を最下階としくステッ
プ5IOI)、乗り場呼びの走査方向を上りに設定しく
ステップ5102)、走査階及び走査方向を更新する(
ステップ5103)。
次に、走査中の乗り場呼びjに対して、到着予想時間実
測指令が設定されているかを判定しくステップ5104
) 、設定されているときのみに実測を行なう。
測指令が設定されているかを判定しくステップ5104
) 、設定されているときのみに実測を行なう。
実測指令が設定されている場合、乗り場呼びjが時間計
測中かを判定しくステップ5105)、計測中でない場
合、即ち実測を開始したときには、乗り場呼びjに対す
る時間計測メモリをクリアして計測時間を0に初期設定
しくステップ5106)、計測中のフラグを設定して乗
り場呼びjを計測中としくステップ5107)、ステッ
プ5114に進む。
測中かを判定しくステップ5105)、計測中でない場
合、即ち実測を開始したときには、乗り場呼びjに対す
る時間計測メモリをクリアして計測時間を0に初期設定
しくステップ5106)、計測中のフラグを設定して乗
り場呼びjを計測中としくステップ5107)、ステッ
プ5114に進む。
又、ステップ5105において、時間計測中と判定され
た場合は、前回このルーチンが処理されてからの経過時
間を、乗り場呼びjに対応する時間計測メモリに加算す
る(ステップ5108)、そして、乗り場呼びjの割当
て号機nを取り出しくステップ5109)、続いて、乗
り場呼びjの割当て号機nが乗り場呼びjに応答したか
を判定しくステップ5IIO)、応答した時点で、計測
時間、到着予想時間、割当て号機番号を判定用テーブル
に設定し、判定開始指令を設定する(ステップ5ill
)。
た場合は、前回このルーチンが処理されてからの経過時
間を、乗り場呼びjに対応する時間計測メモリに加算す
る(ステップ5108)、そして、乗り場呼びjの割当
て号機nを取り出しくステップ5109)、続いて、乗
り場呼びjの割当て号機nが乗り場呼びjに応答したか
を判定しくステップ5IIO)、応答した時点で、計測
時間、到着予想時間、割当て号機番号を判定用テーブル
に設定し、判定開始指令を設定する(ステップ5ill
)。
これにより、乗り場呼びjへの実測を完了して、実測結
果を到着予想時間判定用テーブルの乗り場呼びjの欄に
以下のように設定記憶する。
果を到着予想時間判定用テーブルの乗り場呼びjの欄に
以下のように設定記憶する。
(i)それまでの乗り場IIfびjに対応する時間計測
メモリの値を実測値欄に設定する。
メモリの値を実測値欄に設定する。
(ii)制御情報保存テーブルから乗り場呼びjに対応
するE着予想時間を取り出し、予測値欄に設定する。
するE着予想時間を取り出し、予測値欄に設定する。
(iii)制御情報保存テーブルの乗り場呼びjの割当
て号機番号を割当て号機欄に設定する。
て号機番号を割当て号機欄に設定する。
(iv>乗り場呼びjの判定開始指令を設定する。
次に、制御情報保存テーブル中の乗り場呼びjの到着予
想時間実測指令を解除しくステップ5112)、又、計
測中のフラグを解除して乗り場呼びjを計測中でないと
しくステップ5113)、次の診断に備える。
想時間実測指令を解除しくステップ5112)、又、計
測中のフラグを解除して乗り場呼びjを計測中でないと
しくステップ5113)、次の診断に備える。
最後に、全ての乗り場呼びを走査したかを判定しくステ
ップ5114)、走査する乗り場呼びがあればステップ
3103に戻り、走査する乗り場呼びがなくなったとき
に終了する。
ップ5114)、走査する乗り場呼びがあればステップ
3103に戻り、走査する乗り場呼びがなくなったとき
に終了する。
第7図は第5図及び第6図の手順から得られる制御情報
とこの制御情報に対応した実測情報とを比較して異常の
有無判定、状態記録及び精度診断を行なうルーチン例を
示す、このルーチンは、到着予想時間に対して行なわれ
、CP U (91)内のプログラムにより、0.1秒
程度の間隔で周期的に繰り返し呼び出されるタスクの中
で処理されるものであり、各階各方向の乗り場呼び毎に
、判定用テーブルに設定された到着予想時間と実測時間
とを比較し、差の絶対値の大きさに応じて異常の程度を
判定すると共に、その結果を判定結果テーブルに設定記
憶する動作手順を示している。
とこの制御情報に対応した実測情報とを比較して異常の
有無判定、状態記録及び精度診断を行なうルーチン例を
示す、このルーチンは、到着予想時間に対して行なわれ
、CP U (91)内のプログラムにより、0.1秒
程度の間隔で周期的に繰り返し呼び出されるタスクの中
で処理されるものであり、各階各方向の乗り場呼び毎に
、判定用テーブルに設定された到着予想時間と実測時間
とを比較し、差の絶対値の大きさに応じて異常の程度を
判定すると共に、その結果を判定結果テーブルに設定記
憶する動作手順を示している。
まず、全ての乗り場呼びに対して診断するか否かを判定
するため、第5図のステップS81〜S83と同様に、
走査開始階を最下階としくステップ5121)、走査方
向を上りとしくステップ5122)、走査階及び走査方
向を更新する(ステップ5123)。
するため、第5図のステップS81〜S83と同様に、
走査開始階を最下階としくステップ5121)、走査方
向を上りとしくステップ5122)、走査階及び走査方
向を更新する(ステップ5123)。
次に、走査中の乗り場呼びjに対して、判定開始指令が
あるかを判定しくステップ5124)、判定開始指令が
あるもののみについて診断を行なう0判定開始指令がな
い場合は、ステップ5135へ進む。
あるかを判定しくステップ5124)、判定開始指令が
あるもののみについて診断を行なう0判定開始指令がな
い場合は、ステップ5135へ進む。
ステップ5124において判定開始指令がありと判定さ
れた場合は、走査中の乗り場呼びjに対して、判定用テ
ーブルから実測時間(計測時間)及び到着予想時間を取
り出しくステップ5125)、差の絶対値を実測値で除
算して、(差の絶対値/実測値)から差異の串を求める
(ステップ5126) 。
れた場合は、走査中の乗り場呼びjに対して、判定用テ
ーブルから実測時間(計測時間)及び到着予想時間を取
り出しくステップ5125)、差の絶対値を実測値で除
算して、(差の絶対値/実測値)から差異の串を求める
(ステップ5126) 。
そして、算出された差異の率の値が第1の所定値(例え
ば、0.01>以下であるかを判定しくステップ512
7)、第1の所定値以下であれば、精度が非常に高いと
して、r高精度」を判定結果テーブルに設定する(ステ
ップ5128)。
ば、0.01>以下であるかを判定しくステップ512
7)、第1の所定値以下であれば、精度が非常に高いと
して、r高精度」を判定結果テーブルに設定する(ステ
ップ5128)。
又、算出値が第1の所定値より大きい場合は、第2の所
定値(例えば、o、i)以下であるかを判定しくステッ
プ5129)、第2の所定値以下であれば、精度に特に
異常がないとして、「正常」を判定結果テーブルに設定
する(ステップ5130)。
定値(例えば、o、i)以下であるかを判定しくステッ
プ5129)、第2の所定値以下であれば、精度に特に
異常がないとして、「正常」を判定結果テーブルに設定
する(ステップ5130)。
又、算出値が第2の所定値より大きい場合は、第3の所
定値(例えば、0.5)以下であるかを判定しくステッ
プ5131)、第3の所定値以下であれば、精度が悪い
として、「注意」を判定結果テーブルに設定し、同時に
、原因究明の参考として割当て号機番号も設定する(ス
テップ5132)。
定値(例えば、0.5)以下であるかを判定しくステッ
プ5131)、第3の所定値以下であれば、精度が悪い
として、「注意」を判定結果テーブルに設定し、同時に
、原因究明の参考として割当て号機番号も設定する(ス
テップ5132)。
更に、算出値が第3の所定値より大きい場合は、精度が
非常に悪いとして、「異常」を判定結果テーブルに設定
し、同時に、原因究明の参考として割当て号機番号も設
定する(ステップ5133)。
非常に悪いとして、「異常」を判定結果テーブルに設定
し、同時に、原因究明の参考として割当て号機番号も設
定する(ステップ5133)。
次に、判定開始指令を解除して(ステップ5134)、
次の診断に備えると共に、全ての乗り場呼びを走査した
かを判定しくステップ5135)、走査する乗り場呼び
があればステップ5123に戻り、走査する乗り場呼び
がなくなったときに終了する。
次の診断に備えると共に、全ての乗り場呼びを走査した
かを判定しくステップ5135)、走査する乗り場呼び
があればステップ5123に戻り、走査する乗り場呼び
がなくなったときに終了する。
こうして、制御情報として群管理制御情報、特に群管理
予測情報を取得し、この制御情報と、これに対応する実
測情報とから制御精度を判定して動作試験が行なわれる
が、エレベータシステムの動作の良否判定は、同時に他
の方法によっても行なわれていることは言うまでもない
。
予測情報を取得し、この制御情報と、これに対応する実
測情報とから制御精度を判定して動作試験が行なわれる
が、エレベータシステムの動作の良否判定は、同時に他
の方法によっても行なわれていることは言うまでもない
。
尚、このような群管理予測情報を取得して動作試験判定
を行なうエレベータ試験装置は、エレベータかごの到着
予想時間や予想負荷量の精度を診断判定するので、群管
理制御プログラムのみならず、到着予想時間や予想負荷
量のもととなる各エレベータかごの制御プログラム、並
びに走行動作や押装置などの広範囲に亘る検査に適用で
きる。
を行なうエレベータ試験装置は、エレベータかごの到着
予想時間や予想負荷量の精度を診断判定するので、群管
理制御プログラムのみならず、到着予想時間や予想負荷
量のもととなる各エレベータかごの制御プログラム、並
びに走行動作や押装置などの広範囲に亘る検査に適用で
きる。
又、運行パターンを実行する場合の運行パターン制御情
報について、例えばエレベータかご配車台数指令情報に
対して実際に乗車した乗客数から過不足の判定を行なう
ことなどにも適用できる。
報について、例えばエレベータかご配車台数指令情報に
対して実際に乗車した乗客数から過不足の判定を行なう
ことなどにも適用できる。
更に、上記実施例では、群管理制御装置(9)に保守装
置(20)を接続して動作試験を行なう場合について説
明したが、各エレベータかごのエレベータ詞書装置(5
)に接続して動作試験を行なってもよい、この場合、例
えばエレベータ制御装置(5)から得られる加速度パタ
ーンなどを制御情報として取得し、この制御情報と、エ
レベータかご(1)が実際に動作したときの入力情報か
ら実測される走行曲線とを比較することにより、加速度
パターン通りにエレベータかご(1)が走行したかを判
定するようにすればよい。
置(20)を接続して動作試験を行なう場合について説
明したが、各エレベータかごのエレベータ詞書装置(5
)に接続して動作試験を行なってもよい、この場合、例
えばエレベータ制御装置(5)から得られる加速度パタ
ーンなどを制御情報として取得し、この制御情報と、エ
レベータかご(1)が実際に動作したときの入力情報か
ら実測される走行曲線とを比較することにより、加速度
パターン通りにエレベータかご(1)が走行したかを判
定するようにすればよい。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、保守装置からの動作指
令情報に基づいて模擬試験指令を生成する模擬試験検知
手段と、模擬試験指令によりエレベータかごを動作させ
るための模擬試験実行手段と、模擬試験動作中のエレベ
ータかこの制御情報を保存する制御情報保存手段と、選
択情報に基づいて制御情報に対応した実測情報を求める
制御情報実測手段と、制御情報と実測情報とを比較して
異常の有無を診断する精度診断手段とを備え、模擬試験
実行手段がエレベータかごを動作させる場合の特定の制
御情報と、実際にエレベータがごが動作することによっ
て得られる制御情報に対応した実測情報とを比較するよ
うにしたので5人手をかけずに分析診断が可能となり、
異常発見精度が高く且つ高信頼性のエレベータ試験装置
が得られる効果がある。
令情報に基づいて模擬試験指令を生成する模擬試験検知
手段と、模擬試験指令によりエレベータかごを動作させ
るための模擬試験実行手段と、模擬試験動作中のエレベ
ータかこの制御情報を保存する制御情報保存手段と、選
択情報に基づいて制御情報に対応した実測情報を求める
制御情報実測手段と、制御情報と実測情報とを比較して
異常の有無を診断する精度診断手段とを備え、模擬試験
実行手段がエレベータかごを動作させる場合の特定の制
御情報と、実際にエレベータがごが動作することによっ
て得られる制御情報に対応した実測情報とを比較するよ
うにしたので5人手をかけずに分析診断が可能となり、
異常発見精度が高く且つ高信頼性のエレベータ試験装置
が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す機能ブロック図、第
2図〜第7図は第1図の動作を説明するためのフローチ
ャート図、第8図は一般的なエレベータシステムを示す
ブロック構成図、第9図〜第11図は第8図のエレベー
タシステムの通常動作を説明するためのフローチャート
図である。 (1)・・・エレベータかご (5)・・・エレベータ制御装置 (9)・・・群管理制御装置 (20)・・・保守装置
(22)・・・模擬試験検地手段 (23)・・・模擬試験実行手段 (27)、(30)・・・外部機器 (33)・・・制御情報保存手段 (34)・・・制御情報実測手段 (35)・・・精度診断手段 A・・・選択情報 B・・・制御情報C・・・
実測情報 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 市3図
2図〜第7図は第1図の動作を説明するためのフローチ
ャート図、第8図は一般的なエレベータシステムを示す
ブロック構成図、第9図〜第11図は第8図のエレベー
タシステムの通常動作を説明するためのフローチャート
図である。 (1)・・・エレベータかご (5)・・・エレベータ制御装置 (9)・・・群管理制御装置 (20)・・・保守装置
(22)・・・模擬試験検地手段 (23)・・・模擬試験実行手段 (27)、(30)・・・外部機器 (33)・・・制御情報保存手段 (34)・・・制御情報実測手段 (35)・・・精度診断手段 A・・・選択情報 B・・・制御情報C・・・
実測情報 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 市3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エレベータ動作の選択情報を外部機器から取り込んで前
記外部機器に情報及び指令を出力するエレベータ制御装
置又は群管理制御装置に保守装置を接続し、前記保守装
置からの動作指令情報により試験動作を実行するエレベ
ータ試験装置において、 前記動作指令情報に基づいて模擬試験指令を生成する模
擬試験検知手段と、 前記模擬試験指令によりエレベータかごを動作させるた
めの模擬試験実行手段と、 模擬試験動作中の前記エレベータかごの制御情報を保存
する制御情報保存手段と、 前記選択情報に基づいて前記制御情報に対応した実測情
報を求める制御情報実測手段と、 前記制御情報と前記実測情報とを比較して異常の有無を
診断する精度診断手段と、 を備えたことを特徴とするエレベータ試験装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63218264A JPH0825699B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | エレベータ試験装置 |
KR1019890010668A KR920011084B1 (ko) | 1988-08-04 | 1989-07-27 | 엘리베이터 시험장치 |
US07/388,017 US5027299A (en) | 1988-08-04 | 1989-08-01 | Elevator testing apparatus |
CN89106167A CN1020577C (zh) | 1988-08-04 | 1989-08-03 | 电梯试验装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63218264A JPH0825699B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | エレベータ試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270683A true JPH0270683A (ja) | 1990-03-09 |
JPH0825699B2 JPH0825699B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=16717147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63218264A Expired - Lifetime JPH0825699B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-09-02 | エレベータ試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825699B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1033341A1 (de) * | 1999-03-03 | 2000-09-06 | Inventio Ag | Einrichtung zur Kontrolle einer Brandfallsteuerung einer Aufzugsanlage |
JP2004018174A (ja) * | 2002-06-17 | 2004-01-22 | Hitachi Ltd | 診断用移動体装置 |
US6863161B2 (en) * | 2002-02-05 | 2005-03-08 | Kone Corporation | Method and arrangement for telemonitoring an elevator to determine its need for maintenance |
JP2013237561A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-28 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ保全作業管理装置 |
CN111562776A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-08-21 | 上海市特种设备监督检验技术研究院 | 一种电梯控制器的硬件在环仿真测试系统和测试方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53128844A (en) * | 1977-03-17 | 1978-11-10 | Westinghouse Electric Corp | Method of and apparatus for servicing elevator |
JPS58172177A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-08 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タ−の性能評価装置 |
JPS63101290A (ja) * | 1987-08-28 | 1988-05-06 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タの試験運転装置 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP63218264A patent/JPH0825699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6863161B2 (en) * | 2002-02-05 | 2005-03-08 | Kone Corporation | Method and arrangement for telemonitoring an elevator to determine its need for maintenance |
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JP2013237561A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-28 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ保全作業管理装置 |
CN111562776A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-08-21 | 上海市特种设备监督检验技术研究院 | 一种电梯控制器的硬件在环仿真测试系统和测试方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0825699B2 (ja) | 1996-03-13 |
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