JP2002071084A - 新設分岐管用ゴムプラグ - Google Patents
新設分岐管用ゴムプラグInfo
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- JP2002071084A JP2002071084A JP2000264131A JP2000264131A JP2002071084A JP 2002071084 A JP2002071084 A JP 2002071084A JP 2000264131 A JP2000264131 A JP 2000264131A JP 2000264131 A JP2000264131 A JP 2000264131A JP 2002071084 A JP2002071084 A JP 2002071084A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分岐管新設工事にあたってＥＦキャップの融
着のためのスクィーズを必要としないと共に、内管との
接合時におけるガス遮断のためのスクィーズが浅い位置
で施工可能な新設分岐管用ゴムプラグを提供する。 【解決手段】 既設管ａから分岐管ｄを分岐新設するに
あたり新設分岐管ｄの先端側の開口部に挿入して閉塞す
るゴムプラグ１であって、ゴムプラグ本体２は略円柱状
に形成されており、ゴムプラグ本体２にはその中心軸線
方向にパージ孔３が穿設されていると共に、ゴムプラグ
本体２の先端中心部にはパージ孔３を覆う開閉弁５が揺
動自在に装着されており、また、ゴムプラグ本体２は基
端側を残して先端側がテーパー状に形成され、該テーパ
ー状部の外周に環状パッキン５が周設されていてもよ
く、さらに、該環状パッキン５は、ゴムプラグ本体２の
軸線方向に所定の間隔を置いて複数設けられていてもよ
いものである。
着のためのスクィーズを必要としないと共に、内管との
接合時におけるガス遮断のためのスクィーズが浅い位置
で施工可能な新設分岐管用ゴムプラグを提供する。 【解決手段】 既設管ａから分岐管ｄを分岐新設するに
あたり新設分岐管ｄの先端側の開口部に挿入して閉塞す
るゴムプラグ１であって、ゴムプラグ本体２は略円柱状
に形成されており、ゴムプラグ本体２にはその中心軸線
方向にパージ孔３が穿設されていると共に、ゴムプラグ
本体２の先端中心部にはパージ孔３を覆う開閉弁５が揺
動自在に装着されており、また、ゴムプラグ本体２は基
端側を残して先端側がテーパー状に形成され、該テーパ
ー状部の外周に環状パッキン５が周設されていてもよ
く、さらに、該環状パッキン５は、ゴムプラグ本体２の
軸線方向に所定の間隔を置いて複数設けられていてもよ
いものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、新設分岐管用ゴム
プラグに関し、詳しくは、既設管から分岐管を分岐新設
するにあたり新設分岐管の先端側の開口部に挿入して閉
塞する新設分岐管用ゴムプラグに関するものである。
プラグに関し、詳しくは、既設管から分岐管を分岐新設
するにあたり新設分岐管の先端側の開口部に挿入して閉
塞する新設分岐管用ゴムプラグに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】既設管から分岐管を分岐配設する分岐管
新設工事においては、図５に示すように、既設管ａにサ
ービスチーｂを融着し、該サービスチーｂの分岐接合部
ｃに開放端を閉塞した分岐管ｄの基端をソケットｅを介
して融着し、サービスチーｂに取付けられたタッピング
工具ｆにより既設管ａを穿孔し、サービスチーｂからタ
ッピング工具ｆを取外しサービスチーｂを密封すること
によって、既設管ａに分岐管ｄを分岐配設するのである
が、分岐管新設工事としては、タッピング工具ｆにより
既設管ａを穿孔する前に、タッピング工具ｆにテスト圧
ｇを接続して気密試験を行い、また、タッピング工具ｆ
により既設管ａを穿孔した後に、分岐管ｄのエアパージ
を行う必要がある。
新設工事においては、図５に示すように、既設管ａにサ
ービスチーｂを融着し、該サービスチーｂの分岐接合部
ｃに開放端を閉塞した分岐管ｄの基端をソケットｅを介
して融着し、サービスチーｂに取付けられたタッピング
工具ｆにより既設管ａを穿孔し、サービスチーｂからタ
ッピング工具ｆを取外しサービスチーｂを密封すること
によって、既設管ａに分岐管ｄを分岐配設するのである
が、分岐管新設工事としては、タッピング工具ｆにより
既設管ａを穿孔する前に、タッピング工具ｆにテスト圧
ｇを接続して気密試験を行い、また、タッピング工具ｆ
により既設管ａを穿孔した後に、分岐管ｄのエアパージ
を行う必要がある。
【０００３】ところで、従来は、分岐管ｄの開放端をホ
ースエンドアダプターｉの差込部を備えた気密ストッパ
ーｈで閉塞して気密試験を行い、また、気密ストッパー
ｈの差込部にホースエンドアダプターｉを差込んで分岐
管ｄのエアパージを行っていた。
ースエンドアダプターｉの差込部を備えた気密ストッパ
ーｈで閉塞して気密試験を行い、また、気密ストッパー
ｈの差込部にホースエンドアダプターｉを差込んで分岐
管ｄのエアパージを行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術にお
ける分岐管ｄの開放端をホースエンドアダプターｉの差
込部を備えた気密ストッパーｈで閉塞して気密試験を行
う場合には、分岐管ｄのエアパージを行い分岐管ｄの開
放端にＥＦキャップを融着して分岐管新設工事を完了す
るにあたって、ＥＦキャップを融着する前に分岐管ｄの
開放端から外方へ突出状態にある気密ストッパーｈを外
す必要があり、このために分岐管ｄをスクィーズ機によ
りスクィーズしなければならず、また、ガス管工事にあ
たっては同一箇所の再スクィーズが禁止されているた
め、新設分岐管ｄと内管（灯外管）との接合時における
ガス遮断のためのスクィーズ位置が、深い位置あるいは
他の埋設管の集中箇所での施工となる、という不都合が
あった。
ける分岐管ｄの開放端をホースエンドアダプターｉの差
込部を備えた気密ストッパーｈで閉塞して気密試験を行
う場合には、分岐管ｄのエアパージを行い分岐管ｄの開
放端にＥＦキャップを融着して分岐管新設工事を完了す
るにあたって、ＥＦキャップを融着する前に分岐管ｄの
開放端から外方へ突出状態にある気密ストッパーｈを外
す必要があり、このために分岐管ｄをスクィーズ機によ
りスクィーズしなければならず、また、ガス管工事にあ
たっては同一箇所の再スクィーズが禁止されているた
め、新設分岐管ｄと内管（灯外管）との接合時における
ガス遮断のためのスクィーズ位置が、深い位置あるいは
他の埋設管の集中箇所での施工となる、という不都合が
あった。
【０００５】本発明は、このような不都合を一挙に解消
することができるもので、分岐管新設工事にあたってＥ
Ｆキャップの融着のためのスクィーズを必要としないと
共に、内管との接合時におけるガス遮断のためのスクィ
ーズが浅い位置で施工可能な新設分岐管用ゴムプラグを
提供することを目的としている。
することができるもので、分岐管新設工事にあたってＥ
Ｆキャップの融着のためのスクィーズを必要としないと
共に、内管との接合時におけるガス遮断のためのスクィ
ーズが浅い位置で施工可能な新設分岐管用ゴムプラグを
提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に係る発明は、既設管から分岐管を分岐新
設するにあたり新設分岐管の先端側の開口部に挿入して
閉塞するゴムプラグであって、ゴムプラグ本体は略円柱
状に形成されており、ゴムプラグ本体にはその中心軸線
方向にパージ孔が穿設されていると共に、ゴムプラグ本
体の先端中心部にはパージ孔を覆う開閉弁が揺動自在に
装着されているものである。
に、請求項１に係る発明は、既設管から分岐管を分岐新
設するにあたり新設分岐管の先端側の開口部に挿入して
閉塞するゴムプラグであって、ゴムプラグ本体は略円柱
状に形成されており、ゴムプラグ本体にはその中心軸線
方向にパージ孔が穿設されていると共に、ゴムプラグ本
体の先端中心部にはパージ孔を覆う開閉弁が揺動自在に
装着されているものである。
【０００７】請求項２に係る発明は、請求項１記載の発
明において、ゴムプラグ本体は基端側を残して先端側が
テーパー状に形成されており、該テーパー状部の外周に
は環状パッキンが周設されているものである。
明において、ゴムプラグ本体は基端側を残して先端側が
テーパー状に形成されており、該テーパー状部の外周に
は環状パッキンが周設されているものである。
【０００８】請求項３に係る発明は、請求項２記載の発
明において、ゴムプラグ本体のテーパー状部の外周に周
設された環状パッキンは、ゴムプラグ本体の軸線方向に
所定の間隔を置いて複数設けられているものである。
明において、ゴムプラグ本体のテーパー状部の外周に周
設された環状パッキンは、ゴムプラグ本体の軸線方向に
所定の間隔を置いて複数設けられているものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記のように構成されており、請求項
１に係る発明においては、新設分岐管の先端側の開口部
である開放端を閉塞するゴムプラグ本体には、その中心
軸線方向にパージ孔が穿設されていると共に、その先端
中心部にはパージ孔を覆う開閉弁が揺動自在に装着され
ているから、気密試験を行う場合には、新設分岐管に供
給されるテスト圧が開閉弁をパージ孔に押圧することに
より気密を確保することができると共に、既設管を穿孔
した場合には、ガス圧が開閉弁をパージ孔に押圧するこ
とによりガスの漏出を防止することができ、また、エア
パージを行う場合には、ゴムプラグ本体に穿設されてい
るパージ孔に、パージ孔の径よりも細い押し棒からなる
押込治具を差し込んで開閉弁を開成することによりエア
パージを行うことができる。
１に係る発明においては、新設分岐管の先端側の開口部
である開放端を閉塞するゴムプラグ本体には、その中心
軸線方向にパージ孔が穿設されていると共に、その先端
中心部にはパージ孔を覆う開閉弁が揺動自在に装着され
ているから、気密試験を行う場合には、新設分岐管に供
給されるテスト圧が開閉弁をパージ孔に押圧することに
より気密を確保することができると共に、既設管を穿孔
した場合には、ガス圧が開閉弁をパージ孔に押圧するこ
とによりガスの漏出を防止することができ、また、エア
パージを行う場合には、ゴムプラグ本体に穿設されてい
るパージ孔に、パージ孔の径よりも細い押し棒からなる
押込治具を差し込んで開閉弁を開成することによりエア
パージを行うことができる。
【００１０】しかも、新設分岐管の開放端を閉塞するゴ
ムプラグ本体は略円柱状に形成されているものであるか
ら、ゴムプラグ本体による新設分岐管の開放端の閉塞状
態においてゴムプラグ本体が新設分岐管の開放端から突
出しないため、新設分岐管の開放端にＥＦキャップを融
着するにあたり、ゴムプラグ本体を新設分岐管の開放端
から外す必要がなく、ゴムプラグ本体により閉塞したま
まの状態でＥＦキャップを融着することができるので、
ＥＦキャップの融着のために新設分岐管をスクィーズす
る必要がない。
ムプラグ本体は略円柱状に形成されているものであるか
ら、ゴムプラグ本体による新設分岐管の開放端の閉塞状
態においてゴムプラグ本体が新設分岐管の開放端から突
出しないため、新設分岐管の開放端にＥＦキャップを融
着するにあたり、ゴムプラグ本体を新設分岐管の開放端
から外す必要がなく、ゴムプラグ本体により閉塞したま
まの状態でＥＦキャップを融着することができるので、
ＥＦキャップの融着のために新設分岐管をスクィーズす
る必要がない。
【００１１】請求項２に係る発明においては、ゴムプラ
グ本体は基端側を残して先端側がテーパー状に形成され
ているから、ゴムプラグ本体は新設分岐管の先端側の開
口部に挿入し易いと共に基端部において気密に密着さ
れ、しかも、ゴムプラグ本体のテーパー状部の外周には
環状パッキンが周設されているから、環状パッキンによ
りテーパー状部の気密を確保することができると共に、
ガス圧に対するゴムプラグ本体の摺動抵抗を増加するこ
とができる。
グ本体は基端側を残して先端側がテーパー状に形成され
ているから、ゴムプラグ本体は新設分岐管の先端側の開
口部に挿入し易いと共に基端部において気密に密着さ
れ、しかも、ゴムプラグ本体のテーパー状部の外周には
環状パッキンが周設されているから、環状パッキンによ
りテーパー状部の気密を確保することができると共に、
ガス圧に対するゴムプラグ本体の摺動抵抗を増加するこ
とができる。
【００１２】請求項３に係る発明においては、環状パッ
キンはゴムプラグ本体の軸線方向に所定の間隔を置いて
複数設けられているから、新設分岐管に対するゴムプラ
グ本体の気密性及び摺動抵抗をさらに増加することがで
きる。
キンはゴムプラグ本体の軸線方向に所定の間隔を置いて
複数設けられているから、新設分岐管に対するゴムプラ
グ本体の気密性及び摺動抵抗をさらに増加することがで
きる。
【００１３】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。図１は既設管ａから分岐管ｄを分岐配設する分
岐管新設工事における分岐管ｄに本発明に係る新設分岐
管用ゴムプラグ１が適用されている説明図であり、図２
に新設分岐管用ゴムプラグ１の詳細が示されている。
明する。図１は既設管ａから分岐管ｄを分岐配設する分
岐管新設工事における分岐管ｄに本発明に係る新設分岐
管用ゴムプラグ１が適用されている説明図であり、図２
に新設分岐管用ゴムプラグ１の詳細が示されている。
【００１４】上記新設分岐管用ゴムプラグ１は、既設管
ａから分岐管ｄを分岐新設するにあたり新設分岐管ｄの
先端側の開口部に挿入して閉塞するものであって、その
ゴムプラグ本体２は略円柱状に形成されており、ゴムプ
ラグ本体２にはその中心軸線方向にパージ孔３が穿設さ
れていると共に、ゴムプラグ本体２の先端中心部にはパ
ージ孔３を覆う開閉弁４が揺動自在に装着されている。
ａから分岐管ｄを分岐新設するにあたり新設分岐管ｄの
先端側の開口部に挿入して閉塞するものであって、その
ゴムプラグ本体２は略円柱状に形成されており、ゴムプ
ラグ本体２にはその中心軸線方向にパージ孔３が穿設さ
れていると共に、ゴムプラグ本体２の先端中心部にはパ
ージ孔３を覆う開閉弁４が揺動自在に装着されている。
【００１５】また、ゴムプラグ本体２は基端側を残して
先端側がテーパー状に形成され、該テーパー状部の外周
に環状パッキン５が周設されていてもよく、さらに、該
環状パッキン５は、ゴムプラグ本体２の軸線方向に所定
の間隔を置いて複数設けられていてもよい。
先端側がテーパー状に形成され、該テーパー状部の外周
に環状パッキン５が周設されていてもよく、さらに、該
環状パッキン５は、ゴムプラグ本体２の軸線方向に所定
の間隔を置いて複数設けられていてもよい。
【００１６】図１に、上記のように構成された新設分岐
管用ゴムプラグ１が、既設管ａから分岐管ｄを分岐配設
する分岐管新設工事における分岐管ｄに装着されている
例が示されており、すなわち、既設管ａから分岐管ｄを
分岐配設する分岐管新設工事においては、既設管ａにサ
ービスチーｂを融着し、該サービスチーｂの分岐接合部
ｃに、前記した新設分岐管用ゴムプラグ１により開放端
を閉塞した分岐管ｄの基端をソケットｅを介して融着す
る。
管用ゴムプラグ１が、既設管ａから分岐管ｄを分岐配設
する分岐管新設工事における分岐管ｄに装着されている
例が示されており、すなわち、既設管ａから分岐管ｄを
分岐配設する分岐管新設工事においては、既設管ａにサ
ービスチーｂを融着し、該サービスチーｂの分岐接合部
ｃに、前記した新設分岐管用ゴムプラグ１により開放端
を閉塞した分岐管ｄの基端をソケットｅを介して融着す
る。
【００１７】そして、サービスチーｂに取付けられたタ
ッピング工具ｆにより既設管ａを穿孔し、サービスチー
ｂからタッピング工具ｆを取外しサービスチーｂを密封
することによって、既設管ａに分岐管ｄを分岐配設する
のであるが、分岐管新設工事としては、タッピング工具
ｆにより既設管ａを穿孔する前に、タッピング工具ｆに
テスト圧ｇを接続して気密試験を行い、また、タッピン
グ工具ｆにより既設管ａを穿孔した後に、分岐管ｄのエ
アパージを行う必要がある。
ッピング工具ｆにより既設管ａを穿孔し、サービスチー
ｂからタッピング工具ｆを取外しサービスチーｂを密封
することによって、既設管ａに分岐管ｄを分岐配設する
のであるが、分岐管新設工事としては、タッピング工具
ｆにより既設管ａを穿孔する前に、タッピング工具ｆに
テスト圧ｇを接続して気密試験を行い、また、タッピン
グ工具ｆにより既設管ａを穿孔した後に、分岐管ｄのエ
アパージを行う必要がある。
【００１８】本発明の一実施例は上記のように構成され
ており、新設分岐管ｄの先端側の開口部である開放端を
閉塞するゴムプラグ本体２には、その中心軸線方向にパ
ージ孔３が穿設されていると共に、その先端中心部には
パージ孔３を覆う開閉弁４が揺動自在に装着されている
から、気密試験を行う場合には、新設分岐管ｄに供給さ
れるテスト圧ｇが開閉弁４をパージ孔３に押圧すること
により気密を確保することができると共に、既設管ａを
穿孔した場合には、ガス圧が開閉弁４をパージ孔３に押
圧することによりガスの漏出を防止することができ、ま
た、エアパージを行う場合には、ゴムプラグ本体２に穿
設されているパージ孔３に、パージ孔３の径よりも細い
押し棒からなる押込治具６を差し込んで開閉弁４を開成
することによりエアパージを行うことができる。
ており、新設分岐管ｄの先端側の開口部である開放端を
閉塞するゴムプラグ本体２には、その中心軸線方向にパ
ージ孔３が穿設されていると共に、その先端中心部には
パージ孔３を覆う開閉弁４が揺動自在に装着されている
から、気密試験を行う場合には、新設分岐管ｄに供給さ
れるテスト圧ｇが開閉弁４をパージ孔３に押圧すること
により気密を確保することができると共に、既設管ａを
穿孔した場合には、ガス圧が開閉弁４をパージ孔３に押
圧することによりガスの漏出を防止することができ、ま
た、エアパージを行う場合には、ゴムプラグ本体２に穿
設されているパージ孔３に、パージ孔３の径よりも細い
押し棒からなる押込治具６を差し込んで開閉弁４を開成
することによりエアパージを行うことができる。
【００１９】しかも、新設分岐管ｄの開放端を閉塞する
ゴムプラグ本体２は略円柱状に形成されているものであ
るから、ゴムプラグ本体２による新設分岐管ｄの開放端
の閉塞状態においてゴムプラグ本体２が新設分岐管ｄの
開放端から突出しないため、新設分岐管ｄの開放端にＥ
Ｆキャップ７を融着するにあたり、ゴムプラグ本体２を
新設分岐管ｄの開放端から外す必要がなく、ゴムプラグ
本体２により閉塞したままの状態でＥＦキャップ７を融
着することができるので、ＥＦキャップ７の融着のため
に新設分岐管ｄをスクィーズする必要がない。
ゴムプラグ本体２は略円柱状に形成されているものであ
るから、ゴムプラグ本体２による新設分岐管ｄの開放端
の閉塞状態においてゴムプラグ本体２が新設分岐管ｄの
開放端から突出しないため、新設分岐管ｄの開放端にＥ
Ｆキャップ７を融着するにあたり、ゴムプラグ本体２を
新設分岐管ｄの開放端から外す必要がなく、ゴムプラグ
本体２により閉塞したままの状態でＥＦキャップ７を融
着することができるので、ＥＦキャップ７の融着のため
に新設分岐管ｄをスクィーズする必要がない。
【００２０】また、ゴムプラグ本体２がその基端側を残
して先端側がテーパー状に形成されている場合には、ゴ
ムプラグ本体２は新設分岐管ｄの先端側の開口部に挿入
し易いと共に基端部において気密に密着させることがで
き、しかも、ゴムプラグ本体２のテーパー状部の外周に
環状パッキン５が周設されている場合には、環状パッキ
ン５によりテーパー状部の気密を確保することができる
と共に、ガス圧に対するゴムプラグ本体２の摺動抵抗を
増加することができる。
して先端側がテーパー状に形成されている場合には、ゴ
ムプラグ本体２は新設分岐管ｄの先端側の開口部に挿入
し易いと共に基端部において気密に密着させることがで
き、しかも、ゴムプラグ本体２のテーパー状部の外周に
環状パッキン５が周設されている場合には、環状パッキ
ン５によりテーパー状部の気密を確保することができる
と共に、ガス圧に対するゴムプラグ本体２の摺動抵抗を
増加することができる。
【００２１】さらに、環状パッキン５がゴムプラグ本体
２の軸線方向に所定の間隔を置いて複数設けられている
場合には、新設分岐管ｄに対するゴムプラグ本体２の気
密性及び摺動抵抗をさらに増加することができる。
２の軸線方向に所定の間隔を置いて複数設けられている
場合には、新設分岐管ｄに対するゴムプラグ本体２の気
密性及び摺動抵抗をさらに増加することができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているか
ら、請求項１に係る発明によれば、分岐管新設工事にお
いて気密試験を行う場合には、新設分岐管に供給される
テスト圧が開閉弁をパージ孔に押圧することにより気密
を確保することができると共に、既設管を穿孔した場合
には、ガス圧が開閉弁をパージ孔に押圧することにより
ガスの漏出を防止することができ、また、エアパージを
行う場合には、ゴムプラグ本体に穿設されているパージ
孔に、パージ孔の径よりも細い押し棒からなる押込治具
を差し込んで開閉弁を開成することによりエアパージを
行うことができる。
ら、請求項１に係る発明によれば、分岐管新設工事にお
いて気密試験を行う場合には、新設分岐管に供給される
テスト圧が開閉弁をパージ孔に押圧することにより気密
を確保することができると共に、既設管を穿孔した場合
には、ガス圧が開閉弁をパージ孔に押圧することにより
ガスの漏出を防止することができ、また、エアパージを
行う場合には、ゴムプラグ本体に穿設されているパージ
孔に、パージ孔の径よりも細い押し棒からなる押込治具
を差し込んで開閉弁を開成することによりエアパージを
行うことができる。
【００２３】しかも、ゴムプラグ本体による新設分岐管
の開放端の閉塞状態においてゴムプラグ本体が新設分岐
管の開放端から突出しないため、新設分岐管の開放端に
ＥＦキャップを融着するにあたり、ゴムプラグ本体を新
設分岐管の開放端から外す必要がなく、ゴムプラグ本体
により閉塞したままの状態でＥＦキャップを融着するこ
とができるので、ＥＦキャップの融着のために新設分岐
管をスクィーズする必要がない。
の開放端の閉塞状態においてゴムプラグ本体が新設分岐
管の開放端から突出しないため、新設分岐管の開放端に
ＥＦキャップを融着するにあたり、ゴムプラグ本体を新
設分岐管の開放端から外す必要がなく、ゴムプラグ本体
により閉塞したままの状態でＥＦキャップを融着するこ
とができるので、ＥＦキャップの融着のために新設分岐
管をスクィーズする必要がない。
【００２４】請求項２に係る発明によれば、ゴムプラグ
本体は新設分岐管の先端側の開口部に挿入し易いと共に
基端部において気密に密着させることができ、しかも、
環状パッキンによりテーパー状部の気密を確保すること
ができると共に、ガス圧に対するゴムプラグ本体の摺動
抵抗を増加することができる。
本体は新設分岐管の先端側の開口部に挿入し易いと共に
基端部において気密に密着させることができ、しかも、
環状パッキンによりテーパー状部の気密を確保すること
ができると共に、ガス圧に対するゴムプラグ本体の摺動
抵抗を増加することができる。
【００２５】請求項３に係る発明によれば、新設分岐管
に対するゴムプラグ本体の気密性及び摺動抵抗をさらに
増加することができる。
に対するゴムプラグ本体の気密性及び摺動抵抗をさらに
増加することができる。
【図１】本発明の一実施例である新設分岐管用ゴムプラ
グを新設分岐管に適用した分岐管新設工事の説明図であ
る。
グを新設分岐管に適用した分岐管新設工事の説明図であ
る。
【図２】（イ）は新設分岐管用ゴムプラグの左側面図で
あり、（ロ）は新設分岐管用ゴムプラグの正面図であ
り、（ハ）は新設分岐管用ゴムプラグの右側面図であ
る。
あり、（ロ）は新設分岐管用ゴムプラグの正面図であ
り、（ハ）は新設分岐管用ゴムプラグの右側面図であ
る。
【図３】新設分岐管用ゴムプラグを新設分岐管に適用し
たエアパージ時の説明図である。
たエアパージ時の説明図である。
【図４】新設分岐管用ゴムプラグを新設分岐管に適用し
た分岐管新設工事の完了時の説明図である。
た分岐管新設工事の完了時の説明図である。
【図５】従来の分岐管新設工事を示す説明図である。
１ 新設分岐管用ゴムプラグ ２ ゴムプラグ本体 ３ パージ孔 ４ 開閉弁 ５ 環状パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 昭次 東京都中央区京橋２丁目６番13号 ヨツギ 株式会社東京支店内 (72)発明者 嶋田 俊之 東京都中央区京橋２丁目６番13号 ヨツギ 株式会社東京支店内 (72)発明者 織田 正 東京都中央区京橋２丁目６番13号 ヨツギ 株式会社東京支店内 Ｆターム(参考） 3H024 CA01 3H025 DA01 DB13 DC01 DD05
Claims (3)
- 【請求項１】 既設管から分岐管を分岐新設するにあた
り新設分岐管の先端側の開口部に挿入して閉塞するゴム
プラグであって、ゴムプラグ本体は略円柱状に形成され
ており、ゴムプラグ本体にはその中心軸線方向にパージ
孔が穿設されていると共に、ゴムプラグ本体の先端中心
部にはパージ孔を覆う開閉弁が揺動自在に装着されてい
ることを特徴とする新設分岐管用ゴムプラグ。 - 【請求項２】 上記ゴムプラグ本体は基端側を残して先
端側がテーパー状に形成されており、該テーパー状部の
外周には環状パッキンが周設されていることを特徴とす
る請求項１に記載された新設分岐管用ゴムプラグ。 - 【請求項３】 上記ゴムプラグ本体のテーパー状部の外
周に周設された環状パッキンは、ゴムプラグ本体の軸線
方向に所定の間隔を置いて複数設けられていることを特
徴とする請求項２に記載された新設分岐管用ゴムプラ
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000264131A JP2002071084A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 新設分岐管用ゴムプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000264131A JP2002071084A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 新設分岐管用ゴムプラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002071084A true JP2002071084A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18751593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000264131A Withdrawn JP2002071084A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 新設分岐管用ゴムプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002071084A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008014483A (ja) * | 2006-06-05 | 2008-01-24 | Nippon Thompson Co Ltd | カムフォロアおよびそのカムフォロアに用いるニップル |
| JP2008248946A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Mitsui Kagaku Sanshi Kk | ガス管工事における管端末の封止工法及びキャップ継手 |
| JP2009293783A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Tokyo Gas Co Ltd | 既設管の不要部分撤去工法、管内面切削工具、管端面切削工具及び管の閉塞栓 |
| JP2016195572A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 積水樹脂株式会社 | フィルム巻き上げパイプ |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000264131A patent/JP2002071084A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008014483A (ja) * | 2006-06-05 | 2008-01-24 | Nippon Thompson Co Ltd | カムフォロアおよびそのカムフォロアに用いるニップル |
| JP2008248946A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Mitsui Kagaku Sanshi Kk | ガス管工事における管端末の封止工法及びキャップ継手 |
| JP2009293783A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Tokyo Gas Co Ltd | 既設管の不要部分撤去工法、管内面切削工具、管端面切削工具及び管の閉塞栓 |
| JP2016195572A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 積水樹脂株式会社 | フィルム巻き上げパイプ |
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