JPH0712233A - Oリングによるシール装置 - Google Patents

Oリングによるシール装置

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JPH0712233A
JPH0712233A JP5153787A JP15378793A JPH0712233A JP H0712233 A JPH0712233 A JP H0712233A JP 5153787 A JP5153787 A JP 5153787A JP 15378793 A JP15378793 A JP 15378793A JP H0712233 A JPH0712233 A JP H0712233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
main body
annular piece
face
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP5153787A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoshi Ogawa
直志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5153787A priority Critical patent/JPH0712233A/ja
Publication of JPH0712233A publication Critical patent/JPH0712233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気密性が充分に確保でき、しかも、油圧装置
等を必要としないOリングによるシール装置を提供する
にある。 【構成】 ほぼ中心に送気用貫通孔11が設けられた円
柱状本体1の先端面に環状溝12が穿設され、環状溝1
2の円柱状本体1の外周面に近い内壁面はすり鉢状面1
3とされ、円柱状本体1の先端面の環状溝12の内方に
軸14が突設され、この軸14に環状駒2が外挿され、
環状駒2の外周面には前記の鉢状面13内に嵌合するテ
ーパー面21が設けられ、環状駒2の大径部の外径Dは
円柱状本体1の外径dとほぼ同一であり、円柱状本体1
の先端面と環状駒2の大径部との間にOリング3が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気密試験装置等に使用
して好適なOリングによるシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこのようなOリングによるシール
装置としては、図3に示すように、昇降可能な内軸
(イ)と外軸(ロ)とが設けられ、内軸(イ)は外軸
(ロ)内を貫通され、内軸(イ)の先端部に設けられた
テーパー面(ハ)と外軸(ロ)の端面(ニ)との間でO
リング(ホ)が設けられ、気密性を試験しようとする管
継手受口(ヘ)内に内軸(イ)及び外軸(ロ)を挿入
し、次いで、図4に示すように、内軸(イ)を後退させ
ることにより、内軸(イ)のテーパー面(ハ)と外軸
(ロ)の端面(ニ)との間でOリング(ホ)を圧縮し、
Oリング(ホ)を管継手受口(ヘ)内面に密接させ、内
軸(イ)に設けられている貫通孔(ト)から圧縮空気を
送ることにより管継手受口(ヘ)の気密性を試験するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなOリングによるシール装置においては、内軸(イ)
のテーパー面(ハ)と外軸(ロ)の端面(ニ)との間で
Oリング(ホ)を圧縮する必要があることから内軸
(イ)と外軸(ロ)は油圧シリンダーにより昇降される
ものであり、内軸(イ)のテーパー面(ハ)と外軸
(ロ)の端面(ニ)との間におけるOリング(ホ)の圧
縮が不完全であるときは、Oリング(ホ)と管継手受口
(ヘ)内面との間、或いは、Oリング(ホ)とテーパー
面(ハ)との間から空気が洩れ、気密性が充分に確保で
きないことがあった。
【0004】本発明は、このような従来のOリングによ
るシール装置における問題点に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、上記の従来のOリング
によるシール装置における問題を解決し、気密性水密性
が充分に確保でき、しかも、油圧装置等を必要としない
Oリングによるシール装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明Oリングによるシール装置は、ほぼ中心に流
体供給用貫通孔が設けられた円柱状本体の先端面に環状
溝が穿設され、環状溝の円柱状本体の外周面に近い内壁
面はすり鉢状面とされ、円柱状本体の先端面の環状溝の
内方に軸が突設され、この軸に環状駒が外挿され、環状
駒の外周面には前記の鉢状面内に嵌合するテーパー面が
設けられ、環状駒の大径部の外径は円柱状本体の外径と
ほぼ同一であり、円柱状本体の先端面と環状駒の大径部
との間にOリングが設けられていることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】本発明Oリングによるシール装置においては、
ほぼ中心に流体供給用貫通孔が設けられた円柱状本体の
先端面に環状溝が穿設され、環状溝の円柱状本体の外周
面に近い内壁面はすり鉢状面とされ、円柱状本体の先端
面の環状溝の内方に軸が突設され、この軸に環状駒が外
挿され、環状駒の外周面には前記の鉢状面内に嵌合する
テーパー面が設けられ、環状駒の大径部の外径は円柱状
本体の外径とほぼ同一であり、円柱状本体の先端面と環
状駒の大径部との間にOリングが設けられているので、
本発明Oリングによるシール装置を例えば、管継手の受
口内に挿入し、流体供給用貫通孔から圧縮空気等の流体
を供給するとその圧力により環状駒のテーパー面が鉢状
面に近接し、円柱状本体の先端面と環状駒の大径部との
間でOリングを圧縮する結果、Oリングが管継手の受口
内面に密接し、気密性水密性が保持できる。
【0007】本発明においては、流体供給用貫通孔から
供給される流体の圧力を利用してOリングを圧縮するも
のであるから従来装置のように油圧シリンダーを使用す
る必要がない。
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明Oリングによるシール装置の一
例を示す左半部切欠正面図である。
【0008】図1において、1は円柱状本体であって、
円柱状本体1のほぼ中心に送気用貫通孔11が設けら
れ、円柱状本体1の先端面に環状溝12が穿設され、環
状溝12の円柱状本体1の外周面に近い内壁面はすり鉢
状面13とされ、円柱状本体1の先端面の環状溝12の
内方に軸14が突設されている。
【0009】この軸14に環状駒2が外挿され、環状駒
2の外周面には鉢状面13内に嵌合するテーパー面21
が設けられ、環状駒2の大径部の外径Dは円柱状本体1
の外径dとほぼ同一である。
【0010】円柱状本体1の先端面と環状駒2の大径部
との間にOリング3が設けられている。尚、15は軸1
4の先端に設けられた抜け止め、16は円柱状本体1の
下方に設けられたフランジ、4は気密性を試験しようと
する管継手の受口である。
【0011】〔実施例の作用〕次に、図1に示す本発明
シール装置の作用について説明する。図2に示すよう
に、本発明シール装置を管継手の受口4内に手で挿入す
る。次に送気用貫通孔11から圧縮空気を矢印aで示す
ように、送気する。この圧縮空気の圧力が矢印bで示す
ように、環状駒2の上面に加わることにより環状駒2の
テーパー面21が矢印Cで示すように、鉢状面13に近
接し、円柱状本体1の先端面と環状駒2の大径部との間
でOリング3を圧縮する結果、Oリング3が管継手の受
口4内面に密接し気密性が保持される。
【0012】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的な構成は、この実施例に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、図示の実
施例においては、環状駒2の上面には空気圧の受圧面積
を増大するために環状溝22が設けられているが、環状
溝22は必ずしも設けられていなくてもよい。又、図示
の実施例においては、流体として空気を使用した例であ
るが、本発明においては空気以外の気体、或いは液体を
使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明Oリングによるシール装置におい
ては、例えば、管継手の受口内に挿入し、流体供給用貫
通孔から流体を供給するとその圧力により環状駒のテー
パー面が鉢状面に近接し、円柱状本体の先端面と環状駒
の大径部との間でOリングを圧縮するので、Oリングが
管継手の受口内面に密接し、気密性、或いは水密性が保
持できる。
【0014】本発明においては、流体供給用貫通孔から
供給される流体の圧力を利用してOリングを圧縮するも
のであるから従来装置のように油圧シリンダーを使用す
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明Oリングによるシール装置の一例を示す
左半部切欠正面図。
【図2】図1に示す本発明Oリングによるシール装置の
使用態様を示す左半部切欠正面図。
【図3】従来のOリングによるシール装置の使用状態を
示す断面図。
【図4】図3に示す工程の次の工程を示す断面図。
【符号の説明】
1 円柱状本体 11 送気用貫通孔 12 環状溝 13 すり鉢状面 14 軸 15 抜け止め 16 フランジ 2 環状駒 21 テーパー面 22 環状溝 3 Oリング 4 管継手の受口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ中心に流体供給用貫通孔が設けられ
    た円柱状本体の先端面に環状溝が穿設され、環状溝の円
    柱状本体の外周面に近い内壁面はすり鉢状面とされ、円
    柱状本体の先端面の環状溝の内方に軸が突設され、この
    軸に環状駒が外挿され、環状駒の外周面には前記の鉢状
    面内に嵌合するテーパー面が設けられ、環状駒の大径部
    の外径は円柱状本体の外径とほぼ同一であり、円柱状本
    体の先端面と環状駒の大径部との間にOリングが設けら
    れていることを特徴とするOリングによるシール装置。
JP5153787A 1993-06-24 1993-06-24 Oリングによるシール装置 Pending JPH0712233A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5153787A JPH0712233A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 Oリングによるシール装置

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JP5153787A JPH0712233A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 Oリングによるシール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0712233A true JPH0712233A (ja) 1995-01-17

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ID=15570135

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JP5153787A Pending JPH0712233A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 Oリングによるシール装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2486310A (en) * 2010-12-06 2012-06-13 Bosch Gmbh Robert Method of determining the state of a battery pack
JP2014523506A (ja) * 2011-06-29 2014-09-11 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電磁弁
US10364925B2 (en) 2013-04-24 2019-07-30 Ge Oil & Gas Uk Limited Seal ring element

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