JP2002070326A - 鉄骨構造材の補強構造 - Google Patents

鉄骨構造材の補強構造

Info

Publication number
JP2002070326A
JP2002070326A JP2000260328A JP2000260328A JP2002070326A JP 2002070326 A JP2002070326 A JP 2002070326A JP 2000260328 A JP2000260328 A JP 2000260328A JP 2000260328 A JP2000260328 A JP 2000260328A JP 2002070326 A JP2002070326 A JP 2002070326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing
steel
plate
pair
steel frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000260328A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Koyama
隆 小山
Kazuhiko Inagaki
和彦 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2000260328A priority Critical patent/JP2002070326A/ja
Publication of JP2002070326A publication Critical patent/JP2002070326A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明は、鉄骨構造材の耐震補強を、構築
物の使い勝手に影響を与えず、母材加工を省いて母材の
健全性を維持するとともに、現場における施工が容易で
工期を大幅に短縮することを課題とするものである。 【解決手段】 本願発明は上記課題を解決するため、断
面H形又は断面I形から成る鉄骨構造材に補強板を取り
付けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本願発明は、鉄骨構造材、特に既
存のH形鋼やI形鋼からなる鉄骨ブレース等の補強に好
適な耐震補強構造に関する。なお、本願発明において、
H形鋼、I形鋼とは、一体成型されたものだけではな
く、形材を溶接やボルト、又はリベットにより接合して
H形状、或いはI形状としたものを含み、また、ウェブ
部分に開口を有するものを含むものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨構築物を耐震補強する場合、
特に鉄骨ブレースの座屈防止を図る場合、例えば、以下
の3通りの方法が用いられていた。 (1)従来、ブレースの存在しなかった架構内に新たな
ブレースを増設して、構築物全体の剛性を高める。 (2)補強部材を既存の鉄骨ブレースに直接溶接したり
ボルト接合して、ブレースの母材断面積を増加させ、既
存ブレースの剛性を高める。 (3)図3に示すように、既存ブレースaにボルト当板
bを設け、ブレースaの外周にブレースaと間隔を空け
てコ字形断面の鋼材cと平鋼鈑dを配置し溶接してボッ
クス形の鋼管fを形成し、該鋼管fの各面からボルトg
を螺入し、ボルト先端をブレースaのフランジ外面やボ
ルト当て板に押し当てることにより、ブレースaと鋼管
fとを一体化し剛性を高める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)に
よる方法では、新たにブレースを増設するために建物の
使い勝手が悪くなり、また、施工に長期の時間を必要と
した。また、上記(2)による方法では、母材に相当の
加工を要し、施工に非常に手間がかかる上、溶接の信頼
性や母材の健全性等に問題があった。また、上記(3)
による方法では、母材の健全性は上記(2)の方法より
向上するが、やはり施工に手間がかかるものであった。
【0004】本願発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、構築物の使い勝手に影響を与えず、
母材加工を省いて母材の健全性を維持するとともに、現
場における施工が容易で工期を大幅に短縮することを課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、断面H形又は断面I形から成る鉄骨構造材に補強材
を取り付けたものであり、その具体的手段は以下に示す
とおりである。
【0006】その具体的手段の1は、断面H形、又は断
面I形の鉄骨構造材に補強材を取り付ける補強構造であ
って、その補強材は左右一対の補強板から成り、一対の
補強板は鉄骨材の上下フランジ間より大きい幅を有し、
この一対の補強板を、鉄骨材の上下フランジの外側に設
けた連結部材と結合金具により、上下フランジの側面に
跨って取り付けて成る鉄骨構造材の耐震補強構造であ
る。
【0007】その具体的手段の2は、連結部材は両端部
に雌ねじを設けた連結棒であり、結合金具はナットから
成る鉄骨構造材の補強構造である。
【0008】その具体的手段の3は、補強板の内側面に
鉄骨材の上下フランジを嵌め込む間隔を設けた拘束リブ
プレ−トを、外側面に拘束リブプレ−トに対応する位置
に補強リブプレ−トを設けて成る鉄骨構造材の耐震補強
構造である。
【0009】その具体的手段の4は、補強板には、フラ
ンジの外側で、且つ拘束リブプレ−ト及び補強リブプレ
−トの近傍に位置する箇所に連結部材となる連結棒を挿
入する複数の孔を設けて成る鉄骨構造材の耐震補強構造
である。
【0010】その具体的手段の5は、補強板の孔は、拘
束リブプレ−ト及び補強リブプレ−ト間に設けて成る鉄
骨構造材の耐震補強構造である。
【0011】その具体的手段の6は、拘束リブプレ−
ト、及び/又は補強リブプレ−トは、鉄骨材の上下フラ
ンジに対応してそれぞれ独立して設けて成る鉄骨構造材
の耐震補強構造である。
【0012】その具体的手段の7は、拘束リブプレ−
ト、及び/又は補強リブプレ−トは、補強板の幅方向に
連続して一体に設けて成る鉄骨構造材の耐震補強構造で
ある。
【0013】その具体的手段の8は、補強板は、鉄骨材
のほぼ全長にわたって取り付けて成る鉄骨構造材の耐震
補強構造である。
【0014】その具体的手段の9は、複数の連結棒の相
互の取付間隔は、鉄骨材の両端付近では小さく設定され
て成る鉄骨構造材の耐震補強構造である。
【0015】その具体的手段の10は、補強板は、鉄骨
構造材の両端部近傍付近だけに取り付けて成る鉄骨構造
材の耐震補強構造である。
【0016】その具体的手段の11は、断面H形、又は
断面I形の鉄骨構造材に補強材を取り付ける補強構造で
あって、その補強材は左右一対の補強板と上下一対の補
強板から成り、左右一対の補強板は鉄骨材の上下フラン
ジ間より大きい幅を有し、この一対の補強板を、鉄骨材
の上下フランジの外側に設けた補強板と結合金具によ
り、上下フランジの側面に跨って取り付けて成ることを
特徴とする鉄骨構造材の補強構造である。
【0017】その具体的手段の12は、左右一対の補強
板はプレ−トであり、上下一対の補強板は形鋼から成る
鉄骨構造材の補強構造である。
【0018】その具体的手段の13は、補強板の内側面
に鉄骨材の上下フランジを嵌め込む間隔を設けた拘束リ
ブプレ−トを、外側面に拘束リブプレ−トに対応する位
置に補強リブプレ−トを設けて成る鉄骨構造材の補強構
造である。
【0019】その具体的手段の14は、断面H形、又は
断面I形の鉄骨構造材に補強材を取り付ける補強構造で
あって、その補強材は左右一対の補強板と上下一対の補
強板から成り、上下一対の補強板は鉄骨材のフランジ幅
より大きい幅を有し、この一対の補強板を、鉄骨材の上
下フランジの外側に設けた補強板と結合金具により、上
下フランジの上面に取り付けて成る鉄骨構造材の補強構
造である。
【0020】その具体的手段の15は、左右一対の補強
板は形鋼であり、上下一対の補強板はプレ−トから成る
鉄骨構造材の補強構造である。
【0021】
【発明の実施の態様】以下、本願発明を図面に示す実施
例に基づいて説明する。
【0022】
【実施例1】図1は、H形鋼からなる既存ブレース1の
両側部に、補強材として左右一対の補強板2を上下に設
けた連結棒3により連結固定した状態を示す断面図
(a)と側面図(b)である。
【0023】補強板2の内側には、ブレ−ス1を構成す
るH形鋼のフランジ1aに嵌合する間隙を設けて拘束リ
ブプレート2aが設けられ、該拘束リブプレ−ト2aを
フランジ1aに嵌合することにより補強板2は仮保持さ
れ、補強板2に穿設した孔に連結棒3を挿通し、両端部
に設けてある雄ねじにナット4を螺合することにより、
一対の補強板2がブレース1に強固に取り付けられる。
【0024】また、補強板2の外側には補強リブプレ−
ト2bが、補強板2を挟んで拘束リブプレート2aと同
じ位置に設けられている。拘束リブプレ−ト2aおよび
補強リブプレ−ト2bは、図1bに示すように、穿設さ
れた孔の両側近傍に設けることが孔周辺の変形を防止す
るために望ましい。
【0025】図2は、補強板2における拘束リブプレー
ト2aと補強リブプレート2bの設け方を示したもので
ある。
【0026】図2(a)は、図1に示したものと同じ
で、拘束リブプレ−ト2aと補強リブプレ−ト2bと
も、補強板2がブレース1の両フランジ1aに当接する
部分にのみ、すなわち補強板2の幅方向両端部に設けた
ものである。図2(b)は、拘束リブプレート2aを、
補強板2の幅方向全長にわたって一体化して設けたもの
である。図2(c)は、補強リブプレート2bを、補強
板2の幅方向全長にわたって一体化して設けたものであ
る。図2(d)は、拘束リブプレ−ト2aと補強リブプ
レ−ト2bとも、補強板2の幅方向全長にわたって一体
化して設けたものである。
【0027】また、補強板2は、ブレース1のほぼ全長
にわたって設けるか、或いは、最も座屈し易いブレース
1の両端部近傍付近だけに設けてもよい。ブレース1の
ほぼ全長にわたって設ける場合には、補強板2の両端部
近傍付近は、ブレース1への取付強度を高めて座屈防止
効果を向上させるため、多数の連結棒3で連結固定する
ことが好ましく、孔の形成間隔を短くするとともに、拘
束リブプレート2aおよび補強リブプレート2bも孔の
位置に対応させて間隔を短くすることが好ましい。
【0028】
【実施例2】図3および図4は、鉄骨構造材の耐震補強
の第2実施例を示すもので、図3はその正面図、図4a
は図3におけるA−A断面図、図4bは図3におけるB
−B断面図である。
【0029】図3に示すように、鉄骨構造物を構成する
柱Cおよび梁Bで囲まれる空間部に、構造物を補強する
ブレ−ス1として、H形鋼、或いはI形鋼から成る鉄骨
材が取り付けられている。この鉄骨材から成るブレ−ス
1は、柱C或いは梁Bに接合される鉄骨材5と、該鉄骨
材4間に取り付けられる鉄骨材6により形成され、該ブ
レ−ス1に対しプレ−ト又は形鋼から成る補強材2が取
り付けられる。
【0030】鉄骨材5、6と補強材2について図4に示
す断面図に基づいて説明する。図4aはブレ−スの中間
部におけるA−A断面図で、実施例1と同じくブレ−ス
1を形成する断面H形(又は断面I形)の鉄骨材6に補
強材として左右一対のプレ−トから成る補強板2’、
2’が取り付けられて補強されている。
【0031】更に説明すると、一対の補強板2’、2’
は、鉄骨材であるH形鋼の上下フランジ間より大きい幅
から成り、この一対の補強板2’、2’は、H形鋼の上
下フランジの外側面に載置した形鋼から成る補強板2”
と結合金具により、上下フランジの側面部に取り付けら
れる。
【0032】このように実施例2では、ブレ−ス1を形
成するH形鋼から成る鉄骨材6の左右側面部およびフラ
ンジの上面部と下面部に、プレ−ト又は形鋼から成る補
強板2’、2”を設置し、両者がボルト・ナット等によ
る結合金具により結合されている。また、H形鋼の上下
フランジの側面部に取り付けるプレ−トから成る補強板
2’の内側面に拘束リブプレ−ト2aが取り付けられ
る。
【0033】図4bは、ブレ−ス1の両端部を形成する
H形鋼から成る鉄骨材5におけるB−B断面図で、実施
例1と同じくブレ−ス1を形成する断面H形(又は断面
I形)の鉄骨材5に補強材として左右一対のプレ−トか
ら成る補強板2’、2’が取り付けられて補強されてい
る。
【0034】更に説明すると、前記した中間部のブレ−
スと異なり、中間部のH形鋼から成る鉄骨材6と、柱・
梁に接合されたH形鋼から成る鉄骨材5が、両者のフラ
ンジの外側面および内側面に跨って設けたプレ−トとボ
ルト・ナットにより接合されているので、一対の補強板
2’は、上記した中間部の鉄骨材に取り付ける補強板よ
り更に大きい幅から成っており、この一対の補強板は、
H形鋼の上下フランジの外側面に設けた補強板2”と結
合金具により上下フランジの側面部に取り付けられる。
このように、実施例2は、座屈抑えのための確実性を増
すために、フランジの上面部および下面部にプレ−ト又
は形鋼を使用してボックス形により補強したものであ
る。
【0035】以上、鉄骨ブレース1の耐震補強構造につ
いて説明したが、本願発明は、H形またはI形の鉄骨梁
や鉄骨柱にも適用できるものである。
【0036】
【発明の効果】本件の各請求項に係る鉄骨構造材の耐震
補強構造に関する発明は、既存の構築物における断面H
形またはI形の鉄骨構造材に、一対の補強板を取り付け
て耐震補強を図るものであって、補強板を鉄骨構造材の
上下フランジ間の距離より大きな幅にして、鉄骨構造材
の上下フランジの外側に設けた複数の連結棒により連結
固定しているので、補強すべき鉄骨構造材に対する現場
加工が不要であり、それによって鉄骨構造材を痛める恐
れが無く、強度的に信頼性の高い耐震補強構造を提供で
きるものである。
【0037】特に、補強板の内側面に、ブレ−スを構成
する鉄骨構造材の上下フランジを嵌め込む間隔をおいて
拘束リブプレートを設け、補強板の外側面に、該拘束リ
ブプレートに対応する位置に補強リブプレートを設け、
両リブプレートの近傍に連結棒を挿入する複数の孔を設
け、鉄骨構造材の上下フランジに拘束リブプレ−トの間
隔を利用して嵌め込んだ後連結棒により固定しているの
で、上記効果に加え、より強度の高い鉄骨構造材を望む
場合にはブレ−スの接合部分も含めて全長にわたって補
強することができ、また、施工が容易であるために短い
期間で施工を終えることができる。
【0038】更に、加工した2枚の鉄板を利用して鉄骨
構造材の弱軸方向に連結棒により取り付けた補強板に生
ずる変形をリブプレ−トにより補強すると同時に母材の
変形もこのリブプレ−トにて押さえ、より効果的な補強
を行うことができる。また、母材に元撓みが生じている
場合はリブプレ−トの高さを変えることにより対応する
等、事前の測定により調整を取ることができるという優
れた効果を奏するものである。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の鉄骨構造材に補強板を取り付けた状
態を示す断面図(a)及 び側面図(b)である。
【図2】本願発明の補強板の実施例を示す垂直断面図で
ある。
【図3】本願発明の鉄骨構造材の正面図である。
【図4】本願発明のブレースにおける断面図である。
【図5】従来例を示す側面図(a)及び断面図(b)で
ある。
【符号の説明】
1 ブレース 1a フランジ 2,2’,2” 補強板 2a 拘束リブプレ−ト 2b 補強リブプレ−ト 3 連結棒 4 ナット 5 鉄骨材 6 鉄骨材 a ブレース b ボルト当板 c コ字形断面の鋼材 d 平鋼鈑 f ボックス形の鋼管 g ボルト

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面H形、又は断面I形の鉄骨構造材に補
    強材を取り付ける補強構造であって、その補強材は左右
    一対の補強板から成り、一対の補強板は鉄骨材の上下フ
    ランジ間より大きい幅を有し、この一対の補強板を、鉄
    骨材の上下フランジの外側に設けた連結部材と結合金具
    により、上下フランジの側面に跨って取り付けて成るこ
    とを特徴とする鉄骨構造材の補強構造。
  2. 【請求項2】連結部材は両端部に雌ねじを設けた連結棒
    であり、結合金具はナットから成ることを特徴とする請
    求項1記載の鉄骨構造材の補強構造。
  3. 【請求項3】補強板の内側面に鉄骨材の上下フランジを
    嵌め込む間隔を設けた拘束リブプレ−トを、外側面に拘
    束リブプレ−トに対応する位置に補強リブプレ−トを設
    けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    鉄骨構造材の補強構造。
  4. 【請求項4】補強板には、フランジの外側で、且つ拘束
    リブプレ−ト及び補強リブプレ−トの近傍に位置する箇
    所に連結部材となる連結棒を挿入する複数の孔を設けて
    成ることを特徴とする請求項3記載の鉄骨構造材の補強
    構造。
  5. 【請求項5】補強板の孔は、拘束リブプレ−ト及び補強
    リブプレ−ト間に設けて成ることを特徴とする請求項3
    又は請求項4記載の鉄骨構造材の補強構造。
  6. 【請求項6】拘束リブプレ−ト、及び/又は補強リブプ
    レ−トは、鉄骨材の上下フランジに対応してそれぞれ独
    立して設けて成ることを特徴とする請求項3乃至請求項
    5の何れかに記載の鉄骨構造材の補強構造。
  7. 【請求項7】拘束リブプレ−ト、及び/又は補強リブプ
    レ−トは、補強板の幅方向に連続して一体に設けて成る
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5記載の鉄骨構造
    材の補強構造。
  8. 【請求項8】補強板は、鉄骨材のほぼ全長にわたって取
    り付けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    何れかに記載の鉄骨構造材の補強構造。
  9. 【請求項9】複数の連結棒の相互の取付間隔は、鉄骨材
    の両端付近では小さく設定されて成ることを特徴とする
    請求項8記載の鉄骨構造材の補強構造。
  10. 【請求項10】補強板は、鉄骨材の両端部近傍付近だけ
    に取り付けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項
    7の何れかに記載の鉄骨構造材の補強構造。
  11. 【請求項11】断面H形、又は断面I形の鉄骨構造材に
    補強材を取り付ける補強構造であって、その補強材は左
    右一対の補強板と上下一対の補強板から成り、左右一対
    の補強板は鉄骨材の上下フランジ間より大きい幅を有
    し、この一対の補強板を、鉄骨材の上下フランジの外側
    に設けた補強板と結合金具により、上下フランジの側面
    に跨って取り付けて成ることを特徴とする鉄骨構造材の
    補強構造。
  12. 【請求項12】左右一対の補強板はプレ−トであり、上
    下一対の補強板は形鋼から成ることを特徴とする請求項
    11記載の鉄骨構造材の補強構造。
  13. 【請求項13】補強板の内側面に鉄骨材の上下フランジ
    を嵌め込む間隔を設けた拘束リブプレ−トを、外側面に
    拘束リブプレ−トに対応する位置に補強リブプレ−トを
    設けて成ることを特徴とする請求項11又は請求項12
    記載の鉄骨構造材の補強構造。
  14. 【請求項14】断面H形、又は断面I形の鉄骨構造材に
    補強材を取り付ける補強構造であって、その補強材は左
    右一対の補強板と上下一対の補強板から成り、上下一対
    の補強板は鉄骨材のフランジ幅より大きい幅を有し、こ
    の一対の補強板を、鉄骨材の上下フランジの外側に設け
    た補強板と結合金具により、上下フランジの上面に取り
    付けて成ることを特徴とする鉄骨構造材の補強構造。
  15. 【請求項15】左右一対の補強板は形鋼であり、上下一
    対の補強板はプレ−トから成ることを特徴とする請求項
    14記載の鉄骨構造材の補強構造。
JP2000260328A 2000-08-30 2000-08-30 鉄骨構造材の補強構造 Pending JP2002070326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260328A JP2002070326A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 鉄骨構造材の補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260328A JP2002070326A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 鉄骨構造材の補強構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002070326A true JP2002070326A (ja) 2002-03-08

Family

ID=18748357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000260328A Pending JP2002070326A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 鉄骨構造材の補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002070326A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161463A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Tsuru Gakuen 鋼構造物中の鋼材の補強方法
JP2007132011A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Fujita Corp 既存鋼製構造物の補強方法
JP2007162329A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Fujita Corp 既存鋼製構造物の補強方法
JP2008019576A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Fujita Corp 鋼構造物の補強工法
JP2008038335A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Fujita Corp 既存鋼構造部材の補強工法
JP2008121211A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Fujita Corp 鋼構造の補強構造
JP2008163586A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Daiwa House Ind Co Ltd 鉄骨構造物の補強方法および補強構造
JP2009084795A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Shimizu Corp 鉄骨ブレースの補剛構造およびその施工方法
JP2010031558A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Takigami Steel Construction Co Ltd 耐震補強構造および耐震補強方法
JP2012036727A (ja) * 2011-10-21 2012-02-23 Fujita Corp 鋼構造物の補強工法
CN103741962A (zh) * 2014-01-26 2014-04-23 中国海洋石油总公司 混凝土墙体钢筋网片的加固装置
JP6128574B1 (ja) * 2016-11-28 2017-05-17 株式会社フジモト H型鋼柱の耐震補強構造
KR101807571B1 (ko) * 2015-12-22 2017-12-08 주식회사 장평건설 자립식 jp 흙막이 구조체 및 이를 이용한 흙막이 공법
JP6284287B1 (ja) * 2017-09-20 2018-02-28 株式会社フジモト H形鋼柱とh形鋼梁からなる構造物の耐震補強構造
JP2019031815A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 株式会社竹中工務店 構造物耐震補強構造
JP2019070237A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 センクシア株式会社 斜材の補強構造、斜材の座屈防止部材および斜材の補強方法
KR102337872B1 (ko) * 2020-11-26 2021-12-10 부산대학교 산학협력단 국부좌굴이 발생한 h형강의 2차 변형 방지를 위한 h형강 보강재

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161463A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Tsuru Gakuen 鋼構造物中の鋼材の補強方法
JP2007132011A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Fujita Corp 既存鋼製構造物の補強方法
JP4656516B2 (ja) * 2005-11-08 2011-03-23 株式会社フジタ 既存鋼製構造物の補強方法
JP2007162329A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Fujita Corp 既存鋼製構造物の補強方法
JP2008019576A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Fujita Corp 鋼構造物の補強工法
JP2008038335A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Fujita Corp 既存鋼構造部材の補強工法
JP2008121211A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Fujita Corp 鋼構造の補強構造
JP2008163586A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Daiwa House Ind Co Ltd 鉄骨構造物の補強方法および補強構造
JP2009084795A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Shimizu Corp 鉄骨ブレースの補剛構造およびその施工方法
JP2010031558A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Takigami Steel Construction Co Ltd 耐震補強構造および耐震補強方法
JP2012036727A (ja) * 2011-10-21 2012-02-23 Fujita Corp 鋼構造物の補強工法
CN103741962A (zh) * 2014-01-26 2014-04-23 中国海洋石油总公司 混凝土墙体钢筋网片的加固装置
KR101807571B1 (ko) * 2015-12-22 2017-12-08 주식회사 장평건설 자립식 jp 흙막이 구조체 및 이를 이용한 흙막이 공법
JP6128574B1 (ja) * 2016-11-28 2017-05-17 株式会社フジモト H型鋼柱の耐震補強構造
JP2018087417A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社フジモト H型鋼柱の耐震補強構造
JP2019031815A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 株式会社竹中工務店 構造物耐震補強構造
JP7155488B2 (ja) 2017-08-07 2022-10-19 株式会社竹中工務店 構造物耐震補強構造
JP6284287B1 (ja) * 2017-09-20 2018-02-28 株式会社フジモト H形鋼柱とh形鋼梁からなる構造物の耐震補強構造
JP2019056205A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 株式会社フジモト H形鋼柱とh形鋼梁からなる構造物の耐震補強構造
JP2019070237A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 センクシア株式会社 斜材の補強構造、斜材の座屈防止部材および斜材の補強方法
JP7061443B2 (ja) 2017-10-06 2022-04-28 センクシア株式会社 斜材の補強構造、斜材の座屈防止部材および斜材の補強方法
KR102337872B1 (ko) * 2020-11-26 2021-12-10 부산대학교 산학협력단 국부좌굴이 발생한 h형강의 2차 변형 방지를 위한 h형강 보강재

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002070326A (ja) 鉄骨構造材の補強構造
JP2645365B2 (ja) 柱梁接合部
KR101504246B1 (ko) 단부 보강형 철골구조물
JP3849554B2 (ja) 柱梁接合部構造
JP2000170285A (ja) 鋼板コンクリート構造壁の接合方法および接合部構造
JP4052479B2 (ja) 鉄骨構造の柱・梁接合部構造
JP6283839B2 (ja) 大梁と小梁の剛接合方法
JP4696843B2 (ja) 合成梁構造
JPH0441829A (ja) 柱梁の仕口とその施工方法
JPH10331437A (ja) 既存柱梁の耐震補強構造
JP3327184B2 (ja) 鋼管構造または充填型鋼管コンクリート構造の柱とsrc構造のはりとの柱・はり接合部
JP2005264516A (ja) 鋼製柱と鋼製梁のボルト接合構造。
JP3346364B2 (ja) 柱梁接合構造
JP2001032377A (ja) 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部構造
JP6633940B2 (ja) 柱梁架構の補強構造
KR0128541Y1 (ko) 접합부 강성 및 시공성이 우수한 각형강관기둥과 에이치 형강보-기둥 접합구조
JP3208554U (ja) 柱と梁とブレースとの接合部構造
KR102296125B1 (ko) 중공형 다이어프램을 이용한 충전형 합성보와 철근콘크리트 기둥의 접합구조
CN214740331U (zh) 一种装配式钢结构加强型梁-柱节点
JP7256698B2 (ja) 段差梁の接合構造
JP2750042B2 (ja) 柱梁接合部の補強構造
KR20070052139A (ko) 이격 보강판들을 구비한 기둥 보강구조
JP4396840B2 (ja) 鉄骨構造の柱・梁接合部構造
JP2511321B2 (ja) 超高層建築物における鉄骨構造
JPH11229493A (ja) 柱梁接合部