JP2002069316A - 難燃性熱可塑性樹脂組成物および難燃性樹脂成形体 - Google Patents
難燃性熱可塑性樹脂組成物および難燃性樹脂成形体Info
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Abstract
させることなく高度の難燃性を得ることができ、また耐
熱性および耐水性に優れているので熱変色および配合成
分のブリードアウトがなく外観が良好な成形体を得るこ
とができ、さらにハロゲンを含んでいないので有害有毒
なガスや煙が発生せず、また成形加工機械を腐食させる
こともない難燃性熱可塑性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有す
るリン酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部
分エステル化合物(C)、および酸中和剤(D)を含む
難燃性熱可塑性樹脂組成物であって、各成分の含有割合
は、A成分60〜90重量部、BおよびC成分の合計が
10〜40重量部〔A、BおよびC成分の合計は100
重量部〕で、かつB成分/C成分の重量比が1以上であ
り、A、BおよびC成分の合計100重量部に対してD
成分0.1〜5重量部である難燃性熱可塑性樹脂組成
物。
Description
脂組成物およびそれからなる難燃性樹脂成形体に関す
る。
どに使用される樹脂には火災に対する安全性のために難
燃性が必要である。難燃性の樹脂として、特開昭60−
36542号(イギリス対応特許No.2142638
A1)には、プラスチック材料にポリリン酸アンモニウ
ムと多価アルコールを併用した難燃性樹脂組成物が記載
されている。しかし、添加剤として配合しているリン酸
塩の耐熱性が不十分であり、また多価アルコールの耐水
性が不十分である。従って、樹脂組成物としては耐熱性
が不十分であり、このため高温下では変色を生じ、製品
の外観が悪くなり、また耐水性も不十分であり、このた
め高湿下では製品の表面にブリードアウトが生じるとい
う問題点がある。
リオレフィン樹脂、窒素原子を少なくとも1つ含有する
アミン化合物とピロリン酸または縮合リン酸とのアミン
塩、および水酸基含有化合物からなる難燃性樹脂組成物
が記載されている。しかし、この難燃性樹脂組成物は耐
熱性が不十分であるという問題点がある。
剤の添加量を少量にして機械物性を低下させることなく
高度の難燃性を得ることができ、また耐熱性および/ま
たは耐水性に優れているので熱変色および配合成分のブ
リードアウトがなく外観が良好な成形体を得ることがで
き、また電気部品として使用した場合の高温高湿下にお
いても絶縁性を保持でき、さらにハロゲンを含んでいな
いので有害有毒なガスや煙が発生せず、また成形加工機
械を腐食させることもない難燃性熱可塑性樹脂組成物お
よびそれからなる難燃性樹脂成形体を提供することであ
る。
塑性樹脂組成物および難燃性樹脂成形体である。 (1) 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有するリン
酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部分エス
テル化合物(C)、および酸中和剤(D)を含む難燃性
熱可塑性樹脂組成物であって、各成分の含有割合は、
(A)成分60〜90重量部、(B)成分および(C)
成分の合計が10〜40重量部〔ここで(A)成分、
(B)成分および(C)成分の合計は100重量部であ
る。〕で、かつ(B)成分と(C)成分との配合比が
(B)成分/(C)成分の重量比で1以上であり、
(A)成分、(B)成分および(C)成分の合計100
重量部に対して(D)成分0.1〜5重量部である難燃
性熱可塑性樹脂組成物。 (2) 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有するリン
酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部分エス
テル化合物(C)、酸中和剤(D)およびトリアジン誘
導体(E)を含む難燃性熱可塑性樹脂組成物であって、
各成分の含有割合は、(A)成分60〜90重量部、
(B)成分および(C)成分の合計が10〜40重量部
〔ここで(A)成分、(B)成分および(C)成分の合
計は100重量部である。〕で、かつ(B)成分と
(C)成分との配合比が(B)成分/(C)成分の重量
比で1以上であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜5重量部、(E)成分0〜5重量部である難燃性熱
可塑性樹脂組成物。 (3) 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有するリン
酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部分エス
テル化合物(C)、酸中和剤(D)およびアルコキシ金
属化合物(F)を含む難燃性熱可塑性樹脂組成物であっ
て、各成分の含有割合は、(A)成分60〜90重量
部、(B)成分および(C)成分の合計が10〜40重
量部〔ここで(A)成分、(B)成分および(C)成分
の合計は100重量部である。〕で、かつ(B)成分と
(C)成分との配合比が(B)成分/(C)成分の重量
比で1以上であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜5重量部、(F)成分0.01〜5重量部である難
燃性熱可塑性樹脂組成物。 (4) 熱可塑性樹脂(A)が、ポリオレフィン樹脂、
ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹
脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂である上記
(1)ないし(3)のいずれかに記載の難燃性熱可塑性
樹脂組成物。 (5) ポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリ1−ブテン樹脂またはポリ4−
メチル−1−ペンテン樹脂である上記(4)記載の難燃
性熱可塑性樹脂組成物。 (6) 窒素原子を含有するリン酸化合物(B)が、ピ
ロリン酸メラミン、ポリリン酸アンモニウムまたはポリ
リン酸メラミンである上記(1)ないし(5)のいずれ
かに記載の難燃性熱可塑性樹脂組成物。 (7) 水酸基含有化合物またはその部分エステル化合
物(C)が、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリ
トール、部分エステル化ペンタエリスリトールまたは部
分エステル化ジペンタエリスリトールである上記(1)
ないし(6)のいずれかに記載の難燃性熱可塑性樹脂組
成物。 (8) 酸中和剤(D)が、ハイドロタルサイト、塩基
性の金属酸化物または塩基性の金属水酸化物である上記
(1)ないし(7)のいずれかに記載の難燃性熱可塑性
樹脂組成物。 (9) トリアジン誘導体(E)が、メラミンまたはメ
ラミンシアヌレートである上記(2)、(4)ないし
(8)のいずれかに記載の難燃性熱可塑性樹脂組成物。 (10) アルコキシ金属化合物(F)が、アルコキシ
チタン化合物である上記(3)ないし(9)のいずれか
に記載の難燃性熱可塑性樹脂組成物。 (11) 上記(1)ないし(10)のいずれかに記載
の難燃性熱可塑性樹脂組成物を成形して得られる難燃性
樹脂成形体。
ては公知の熱可塑性樹脂が制限なく使用できる。具体的
なものとしては、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、変性ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ABS樹脂、ポリオキシメチレン
樹脂などがあげられる。これらの中ではポリオレフィン
樹脂が好ましい。
レフィン樹脂としては、オレフィンの単独重合体、オレ
フィンの共重合体、オレフィンと少量のオレフィン以外
のモノマーとの共重合体などが使用できる。共重合体の
場合、ランダム共重合体であっても、ブロック共重合体
であってもよい。オレフィンの具体的なものとしては、
エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4
−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテ
ン、1−デセンなどの炭素数2〜20、好ましくは2〜
8のα−オレフィンなどがあげられる。オレフィン以外
のモノマーとしては、α−オレフィンと共重合可能なビ
ニル系化合物などがあげられる。これらのモノマーは1
種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合せ
て使用することもできる。
は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ1−
ブテン樹脂、ポリ4−メチル−1−ペンテン樹脂などが
あげられる。これらの中では、ポリプロピレン樹脂が好
ましい。ポリプロピレン樹脂としては、プロピレンの単
独重合体、プロピレンと少量、例えば10モル%以下の
他のα−オレフィンとのランダム共重合体またはブロッ
ク共重合体などがあげられる。
ステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂などがあげられ
る。熱可塑性樹脂(A)として使用するポリアミド樹脂
としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン10、
ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610、ナイロ
ン611、ナイロン612、ポリアミド6T6、ポリア
ミド6T66などがあげられる。熱可塑性樹脂(A)は
一種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合
わせて使用することもできる。
酸化合物(以下、単にリン酸化合物という場合がある)
(B)としては、難燃剤として使用されている公知のリ
ン酸化合物であって、窒素原子を少なくとも1個含有す
るものが制限なく使用できる。例えば、アンモニアとリ
ン酸との塩、アミン化合物とリン酸との塩等のリン酸
塩、これらの縮合物および高分子量体などがあげられ
る。その他にも、これらのリン酸化合物の表面をメラミ
ン、メラミン樹脂またはフッ素系ポリマーなどで変性ま
たは被覆した変性リン酸化合物;メラミンで架橋した後
架橋化処理したメラミン架橋リン酸化合物などもあげら
れる。
は、リン酸アンモニウム、ピロリン酸メラミン、ポリリ
ン酸アンモニウムおよびポリリン酸メラミンなどがあげ
られる。その他にも特開平11−116744号に記載
されている公知のリン酸化合物があげられる。本発明で
使用するリン酸化合物(B)としてはピロリン酸メラミ
ン、ポリリン酸アンモニウムおよびポリリン酸メラミン
等のポリリン酸化合物が好ましい。リン酸化合物(B)
は1種単独で使用することもできるし、2種以上を組み
合せて使用することもできる。
としては、水酸基を少なくとも1個含有する化合物が制
限なく使用できるが、好ましくは水酸基を3個以上、さ
らに好ましくは4個以上含有する多価アルコールが好ま
しく使用できる。例えば、ペンタエリスリトール、ジペ
ンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリペンタエ
リスリトール、マンニトール、ソルビトール、ポリビニ
ルアルコール、ジフェノール、レゾルシン、ヒドロキノ
ン、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート、ポリト
リスヒドロキシエチルイソシアヌレートなどがあげられ
る。その他にも特開平11−116744号および特開
平3−227307号に記載されている公知の水酸基含
有化合物などがあげられる。
エステル化合物(以下、単に部分エステル化合物という
場合がある)(C)としては、上記水酸基含有化合物の
一部の水酸基がカルボン酸でエステル化された部分エス
テル化合物があげられる。部分エステル化合物(C)と
しては、水酸基を3個以上、好ましくは4個以上含有す
る前記多価アルコールの一部の水酸基がカルボン酸でエ
ステル化された部分エステル化合物が好ましい。部分エ
ステル化に使用するカルボン酸としては、酢酸、カプロ
ン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン酸、安息香酸等のモノカルボン酸;アジピン酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸等のジカルボン酸;ピロメリッ
ト酸等のトリカルボン酸などがあげられる。
有化合物(C)と上記カルボン酸とを加熱反応させるこ
とにより得られるが、部分エステル化合物(C)は予め
調製したものを本発明の樹脂組成物製造時に使用するこ
ともできるし、本発明の樹脂組成物製造時に水酸基含有
化合物(C)とカルボン酸とを反応させて部分エステル
化合物(C)とすることもできる。
その部分エステル化合物(C)としては、ペンタエリス
リトール、ジペンタエリスリトール、部分エステル化ペ
ンタエリスリトール、および部分エステル化ジペンタエ
リスリトールなどが好ましい。水酸基含有化合物または
その部分エステル化合物(C)は1種単独で使用するこ
ともできるし、2種以上を組み合せて使用することもで
きる。2種以上を使用する場合は、水酸基含有化合物と
部分エステル化合物とを併用することもできる。
酸化合物(B)から発生するリン酸および/またはポリ
リン酸を中和するために配合する添加剤であり、その酸
を中和することができる化合物が制限なく使用できる。
例えば、高温下にリン酸化合物(B)が長期間さらされ
るとリン酸および/またはポリリン酸が発生するので、
この酸を中和するために酸中和剤(D)を配合する。具
体的な例としては、リン酸化合物(B)としてポリリン
酸アンモニウムを使用した場合、ポリリン酸アンモニウ
ムが120℃以上の温度に長期間さらされるとアンモニ
ウムイオンが脱離し、ポリリン酸が生成する。このよう
にして生成したポリリン酸の分子内および分子間の縮合
反応により変色が生じるので、このポリリン酸を中和す
るために酸中和剤(D)を配合する。
タルサイト、塩基性の金属酸化物および塩基性の金属水
酸化物などがあげられる。酸中和剤(D)の具体的なも
のとしては、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化
亜鉛、酸化アルミニウム等の金属酸化物;水酸化マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム等の金
属水酸化物などがあげられる。
イト、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムおよび水
酸化マグネシウムが好ましい。酸中和剤(D)は1種単
独で使用することもできるし、2種以上を組み合せて使
用することもできる。
しなくても難燃性に優れた熱可塑性樹脂組成物が得られ
るが、トリアジン誘導体(E)を配合することにより、
より難燃性に優れた熱可塑性樹脂組成物を得ることがで
きる。
としてはメラミン、メラミンシアヌレート、メラム、メ
レム、メロン、メラミン樹脂などがあげられる。これら
の中ではメラミン、メラミンシアヌレートが好ましい。
トリアジン誘導体(E)は1種単独で使用することもで
きるし、2種以上を組み合せて使用することもできる。
配合しなくても耐水性に優れた熱可塑性樹脂組成物が得
られるが、アルコキシ金属化合物(F)を配合すること
により、より耐水性に優れた熱可塑性樹脂組成物を得る
ことができる。
(F)としてはアルコキシチタン化合物などがあげら
れ、具体的にはテトラメトキシチタン、テトラエトキシ
チタン、テトライソプロポキシチタン、テトラブトキシ
チタン等のテトラアルコキシチタンなどがあげられる。
アルコキシ金属化合物(F)は1種単独で使用すること
もできるし、2種以上を組み合せて使用することもでき
る。トリアジン誘導体(E)とアルコキシ金属化合物
(F)とは併用することができる。
割合は、(A)成分60〜90重量部、(B)成分およ
び(C)成分の合計が10〜40重量部〔ここで(A)
成分、(B)成分および(C)成分の合計は100重量
部である。〕で、かつ(B)成分と(C)成分との配合
比が(B)成分/(C)成分の重量比で1以上、好まし
くは1〜30であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜5重量部である。好ましくは(A)成分65〜85
重量部、(B)成分および(C)成分の合計が15〜3
5重量部〔ここで(A)成分、(B)成分および(C)
成分の合計は100重量部である。〕で、かつ(B)成
分と(C)成分との配合比が(B)成分/(C)成分の
重量比で1〜5であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜1重量部である。
本発明の樹脂組成物における各成分の含有割合は、
(A)成分60〜90重量部、(B)成分および(C)
成分の合計が10〜40重量部〔ここで(A)成分、
(B)成分および(C)成分の合計は100重量部であ
る。〕で、かつ(B)成分と(C)成分との配合比が
(B)成分/(C)成分の重量比で1以上、好ましくは
1〜30であり、(A)成分、(B)成分および(C)
成分の合計100重量部に対して(D)成分0.1〜5
重量部、(E)成分0〜5重量部である。好ましくは
(A)成分65〜85重量部、(B)成分および(C)
成分の合計が15〜35重量部〔ここで(A)成分、
(B)成分および(C)成分の合計は100重量部であ
る。〕で、かつ(B)成分と(C)成分との配合比が
(B)成分/(C)成分の重量比で1〜5であり、
(A)成分、(B)成分および(C)成分の合計100
重量部に対して(D)成分0.1〜1重量部、(E)成
分0.1〜2重量部である。
合、本発明の樹脂組成物における各成分の含有割合は、
(A)成分60〜90重量部、(B)成分および(C)
成分の合計が10〜40重量部〔ここで(A)成分、
(B)成分および(C)成分の合計は100重量部であ
る。〕で、かつ(B)成分と(C)成分との配合比が
(B)成分/(C)成分の重量比で1以上、好ましくは
1〜30であり、(A)成分、(B)成分および(C)
成分の合計100重量部に対して(D)成分0.1〜5
重量部、(F)成分0.01〜5重量部である。好まし
くは(A)成分65〜85重量部、(B)成分および
(C)成分の合計が15〜35重量部〔ここで(A)成
分、(B)成分および(C)成分の合計は100重量部
である。〕で、かつ(B)成分と(C)成分との配合比
が(B)成分/(C)成分の重量比で1〜5であり、
(A)成分、(B)成分および(C)成分の合計100
重量部に対して(D)成分0.1〜1重量部、(F)成
分0.1〜1重量部である。
〜40重量部で、かつ(B)成分/(C)成分の重量比
が1以上であるので、機械物性を低下させることなく優
れた難燃性を付与することができる。また酸中和剤
(D)の配合量が(A)成分、(B)成分および(C)
成分の合計100重量部に対して0.1〜5重量部であ
るので耐熱性および耐水性に優れており、このため熱に
よる変色が抑制されるとともにブリードアウトが抑制さ
れ、外観に優れた製品を得ることができる。
分、(B)成分および(C)成分の合計100重量部に
対して5重量部以下配合した場合、より難燃性に優れた
樹脂組成物を得ることができる。またアルコキシ金属化
合物(F)を(A)成分、(B)成分および(C)成分
の合計100重量部に対して0.01〜5重量部配合し
た場合、より耐水性に優れた樹脂組成物を得ることがで
きる。
有するリン酸化合物(B)の窒素原子およびリン原子に
起因する極性基が(C)成分の水酸基含有化合物のブリ
ードを抑制するので、(C)成分として水酸基含有化合
物、例えば多価アルコールを使用しているにも関わらず
耐水性に優れており、このため高湿下においても多価ア
ルコールのブリードアウトが抑制され、外観に優れた製
品を得ることができる。さらに(C)成分として部分エ
ステル化合物を使用した場合、部分エステル化により
(C)成分のブリードが抑制されるので、耐水性により
優れており、このため高湿下においても配合成分のブリ
ードアウトが抑制され、外観に優れた製品を得ることが
できる。
分の他に必要に応じて、本発明の目的を損なわない範囲
で、通常樹脂に配合される充填剤、滑剤、酸化防止剤、
帯電防止剤、紫外線吸収剤、顔料などの他の添加剤を配
合することができる。
の方法で溶融混練することにより製造することができ
る。例えば、ヘンシェルミキサー等の高速攪拌機、単軸
または二軸押出機、ロールミキサーなどを用いて溶融混
練することにより製造することができる。
量でも高度の難燃性(UL94V、1/8インチ、V−
0)を得ることができ、また添加剤の添加量が少量なの
で機械物性を低下させることはない。また耐熱性が良好
で熱変色が防止されるとともに、耐水性が良好で高湿下
においても配合成分のブリードアウトがなく、このため
外観が良好な成形体を得ることができる。さらに、ハロ
ゲンが含まれていないので、有害有毒なガスや煙が発生
せず、また成形加工機械を腐食させることもない。
形して難燃性の成形体を得ることができる。成形方法は
特に限定されず、押出成形、射出成形、ブロー成形、押
出ブロー成形、射出ブロー成形、インフレーション成
形、モールドスタンピング成形などの公知の成形法が採
用でき、成形法に応じて押出成形体、射出成形体、ブロ
ー成形体、押出ブロー成形体、射出ブロー成形体、イン
フレーション成形体、モールドスタンピング成形体など
が得られる。成形方法としては射出成形法が好ましい。
脂成形体は難燃性が要求される分野で好適に利用するこ
とができる。例えば、家電製品、OA製品、自動車分野
などの外装材料(ハウジングなど)、および内部部品
(コネクター、基板ホルダーなどの電気部品)などとし
て好適に利用することができる。
樹脂(A)に、窒素原子を含有するリン酸化合物
(B)、水酸基含有化合物またはその部分エステル化合
物(C)および酸中和剤(D)を特定量配合しているの
で、機械物性を低下させることなく高度の難燃性を得る
ことができ、また耐熱性および耐水性に優れているので
熱変色および配合成分のブリードアウトがなく外観が良
好な成形体を得ることができ、また電気部品として使用
した場合の高温高湿下においても絶縁性を保持でき、さ
らにハロゲンを含んでいないので有害有毒なガスや煙が
発生せず、また成形加工機械を腐食させることもない難
燃性熱可塑性樹脂組成物を得ることができる。またトリ
アジン誘導体(E)を特定量配合した場合、より難燃性
に優れた樹脂組成物を得ることができる。またアルコキ
シ金属化合物(F)を配合した場合、より耐水性に優れ
た樹脂組成物を得ることができる。また上記難燃性熱可
塑性樹脂組成物を成形することにより、難燃性および機
械物性に優れ、また熱変色および配合成分のブリードア
ウトがなく外観が良好であり、さらに焼却する際に有害
有毒なガスや煙が発生しない難燃性樹脂成形体を得るこ
とができる。
に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって限定
されるものではない。
クノベル社製)を用いて、190℃で溶融混練を行っ
た。得られた樹脂組成物を射出成形機(株式会社日本製
鋼所製)を用いて、加熱温度190℃、冷却温度60℃
の条件で射出成形し、長さ5インチ、幅1/2インチ、
厚さ1/8インチの試験片を作成した。この試験片につ
いて各種試験を行った。結果を表1に示す。
と同じ方法で試験した。結果を表1〜表3に示す。
ドポリマー(株)社製、J105、商標、ASTM D
1238に準じて230℃、2.16kg荷重下で測
定されるメルトフローレート=12g/10min *2 J705:ポリプロピレンブロックポリマー、グ
ランドポリマー(株)社製、J705、商標、ASTM
D 1238に準じて230℃、2.16kg荷重下
で測定されるメルトフローレート=12g/10mi
n、プロピレン含有量=88重量%、融点=162℃ *3 ポリリン酸アンモニウム:クラリアントジャパン
社製、AP422、商標 *4 ピロリン酸メラミン:三井化学ファイン社製、プ
ラネロンNP、商標 *5 ポリリン酸メラミン:三和ケミカル社製、MPP
−A、商標 *6 ペンタエリスリトール:東京化成社製 *7 部分エステル化ジペンタエリスリトール:味の素
ファイン社製、ST−210、商標 *8 ハイドロタルサイト:協和化学社製、DHT−4
A、商標 *9 水酸化マグネシウム:協和化学社製、キスマ5
A、商標 *10 フェノール系酸化防止剤:チバスペシャリティ
ーケミカル社製、イルガノックス1010、商標 *11 リン系酸化防止剤:チバスペシャリティーケミ
カル社製、イルガフォス168、商標
5インチ、幅1/2インチ、厚さ1/8インチの試験片
を用いて、UL94V試験法に準じて試験を行った。ま
ず、試験片を垂直に立て、真下に脱脂綿を置き、試験片
の下から炎長3/4インチの炎を10秒間接炎し、有炎
燃焼時間を測定した。消炎後直ちに10秒間再び接炎
し、有炎および無炎燃焼時間を測定した。同じ方法で5
個の試験片について繰り返した。難燃性の評価は次の判
断項目に従って3基準に分けて判定した。 V−0 A;各回の有炎燃焼時間は10秒以下である。 B;5回の試験の合計有炎燃焼時間は50秒以下であ
る。 C;クランプまで有炎または無炎燃焼しない。 D;脱脂綿を発火させない。 E;第2回目の無炎燃焼時間は30秒以下である。 V−1 A;各回の有炎燃焼時間は30秒以下である。 B;5回の試験の合計有炎燃焼時間は250秒以下であ
る。 C;クランプまで有炎または無炎燃焼しない。 D;脱脂綿を発火させない。 E;第2回目の無炎燃焼時間は60秒以下である。 V−2 A;各回の有炎燃焼時間は30秒以下である。 B;5回の試験の合計有炎燃焼時間は250秒以下であ
る。 C;クランプまで有炎または無炎燃焼しない。 D;脱脂綿を発火させてもよい。 E;第2回目の無炎燃焼時間は60秒以下である。
験片を120℃または150℃の条件下に7日間放置
し、その後試験片の色差(ΔE)をスガ試験機(株)製
SMカラーコンピューターSM−4(商標)を用いて測
定した。試験前と試験後の色差の変化率(%)により熱
変色性を評価した。 *14 耐水性(1):射出成形により得た試験片を8
0℃、90%RHの条件下に48時間放置し、その後試
験片の触感および拡大顕微鏡(×200)にて難燃剤の
ブリードを観察した。 ○;ブリードによる試験片のざらつき、および試験片か
らの抜けのどちらも発生しない。 △;ブリードによる試験片のざらつき、または試験片か
らの抜けのどちらかが発生する。 ×;ブリードによる試験片のざらつき、および試験片か
らの抜けのどちらも発生する。 *15 耐水性(2):圧縮成形により得た厚さ1mm
の試験片を85℃の温水中に7日間浸漬し、その後試験
片の体積固有抵抗率を測定した。 ○:体積固有抵抗率が109Ω・cm以上である。 ×:体積固有抵抗率が109Ω・cm未満である。 *16 機械物性:射出成形により得た試験片を、23
℃でASTMの規格に準じて試験を行った。 ○;難燃剤を添加してもポリプロピレン樹脂の物性を低
下させない。 ×;難燃剤を添加するとポリプロピレン樹脂の物性を低
下させる。
クノベル社製)を用いて、190℃で溶融混練を行っ
た。得られた樹脂組成物を射出成形機(株式会社日本製
鋼所製)を用いて、加熱温度190℃、冷却温度40℃
の条件で射出成形し、難燃性および耐熱性試験用の試験
片を作成した。また上記樹脂組成物を圧縮成形機を用い
て、加熱温度190℃、冷却温度40℃の条件で圧縮成
形し、耐水性試験用の試験片を作成した。結果を表4に
示す。
例6と同じ方法で試験した。結果を表4または表5に示
す。
井化学(株)製 *4 ピロリン酸メラミン:表1の*4参照 *5 ペンタエリスリトール:表1の*6参照 *6 部分エステル化ジペンタエリスリトール:表1の
*7参照 *7 ハイドロタルサイト:表1の*8参照 *8 水酸化マグネシウム:表1の*9参照 *9 水酸化アルミニウム:和光純薬社製 *10 メラミン:東京化成社製 *11 テトラブトキシチタン:和光純薬社製 *12 フェノール系酸化防止剤:表1の*10参照 *13 リン系酸化防止剤:表1の*11参照 *14 難燃性:表1の*12参照 *15 熱変色性:表1の*13参照 *16 耐水性(1):表1の*14参照 *17 耐水性(2):表1の*15参照 *18 機械物性:表1の*16参照
Claims (11)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有す
るリン酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部
分エステル化合物(C)、および酸中和剤(D)を含む
難燃性熱可塑性樹脂組成物であって、 各成分の含有割合は、(A)成分60〜90重量部、
(B)成分および(C)成分の合計が10〜40重量部
〔ここで(A)成分、(B)成分および(C)成分の合
計は100重量部である。〕で、かつ(B)成分と
(C)成分との配合比が(B)成分/(C)成分の重量
比で1以上であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜5重量部である難燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有す
るリン酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部
分エステル化合物(C)、酸中和剤(D)およびトリア
ジン誘導体(E)を含む難燃性熱可塑性樹脂組成物であ
って、 各成分の含有割合は、(A)成分60〜90重量部、
(B)成分および(C)成分の合計が10〜40重量部
〔ここで(A)成分、(B)成分および(C)成分の合
計は100重量部である。〕で、かつ(B)成分と
(C)成分との配合比が(B)成分/(C)成分の重量
比で1以上であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜5重量部、(E)成分0〜5重量部である難燃性熱
可塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】 熱可塑性樹脂(A)、窒素原子を含有す
るリン酸化合物(B)、水酸基含有化合物またはその部
分エステル化合物(C)、酸中和剤(D)およびアルコ
キシ金属化合物(F)を含む難燃性熱可塑性樹脂組成物
であって、 各成分の含有割合は、(A)成分60〜90重量部、
(B)成分および(C)成分の合計が10〜40重量部
〔ここで(A)成分、(B)成分および(C)成分の合
計は100重量部である。〕で、かつ(B)成分と
(C)成分との配合比が(B)成分/(C)成分の重量
比で1以上であり、(A)成分、(B)成分および
(C)成分の合計100重量部に対して(D)成分0.
1〜5重量部、(F)成分0.01〜5重量部である難
燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項4】 熱可塑性樹脂(A)が、ポリオレフィン
樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテ
ル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂である請
求項1ないし3のいずれかに記載の難燃性熱可塑性樹脂
組成物。 - 【請求項5】 ポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ1−ブテン樹脂またはポ
リ4−メチル−1−ペンテン樹脂である請求項4記載の
難燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項6】 窒素原子を含有するリン酸化合物(B)
が、ピロリン酸メラミン、ポリリン酸アンモニウムまた
はポリリン酸メラミンである請求項1ないし5のいずれ
かに記載の難燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項7】 水酸基含有化合物またはその部分エステ
ル化合物(C)が、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール、部分エステル化ペンタエリスリトールま
たは部分エステル化ジペンタエリスリトールである請求
項1ないし6のいずれかに記載の難燃性熱可塑性樹脂組
成物。 - 【請求項8】 酸中和剤(D)が、ハイドロタルサイ
ト、塩基性の金属酸化物または塩基性の金属水酸化物で
ある請求項1ないし7のいずれかに記載の難燃性熱可塑
性樹脂組成物。 - 【請求項9】 トリアジン誘導体(E)が、メラミンま
たはメラミンシアヌレートである請求項2、4ないし8
のいずれかに記載の難燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項10】 アルコキシ金属化合物(F)が、アル
コキシチタン化合物である請求項3ないし9のいずれか
に記載の難燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
の難燃性熱可塑性樹脂組成物を成形して得られる難燃性
樹脂成形体。
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---|---|---|---|
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JP2000-182329 | 2000-06-13 | ||
JP2000182329 | 2000-06-13 | ||
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---|---|---|---|---|
JPWO2003106554A1 (ja) * | 2002-06-14 | 2005-10-13 | 三井化学株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物、重合体組成物、該組成物からなる成形体 |
JP2009013280A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Yazaki Corp | 難燃性樹脂組成物の製造方法 |
JP2013528693A (ja) * | 2010-06-16 | 2013-07-11 | フェデラル−モーグル パワートレイン インコーポレイテッド | 難燃性混合物、それから形成される連続材料および製品、ならびにその製造方法 |
JP2016156009A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-09-01 | 住友化学株式会社 | 熱可塑性エラストマー組成物 |
CN114874616A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-08-09 | 金旸(厦门)新材料科技有限公司 | 一种抗黄变低模垢无卤阻燃聚酰胺复合材料及其制备方法 |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001170422A patent/JP2002069316A/ja active Pending
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