JP2002069083A - ビスシリルノルボルナン化合物の製造方法 - Google Patents
ビスシリルノルボルナン化合物の製造方法Info
- Publication number
- JP2002069083A JP2002069083A JP2000255899A JP2000255899A JP2002069083A JP 2002069083 A JP2002069083 A JP 2002069083A JP 2000255899 A JP2000255899 A JP 2000255899A JP 2000255899 A JP2000255899 A JP 2000255899A JP 2002069083 A JP2002069083 A JP 2002069083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- phosphite
- group
- palladium
- bissilylnorbornane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/12—Organo silicon halides
- C07F7/14—Preparation thereof from optionally substituted halogenated silanes and hydrocarbons hydrosilylation reactions
Abstract
(1) HSi(CH3)aCl3-a (1) (式中、aは0、1または2を示す。)で示されるハイ
ドロジェンクロロシラン化合物とを反応させ、下記一般
式(2) 【化1】 (式中、aは0、1または2を示す。)で示されるビス
シリルノルボルナン化合物を製造する方法において、触
媒として、パラジウム化合物と亜リン酸エステル化合
物、または、亜リン酸エステル化合物を配位子として持
つパラジウム錯体を用いることを特徴とするビスシリル
ノルボルナン化合物の製造方法。 【効果】 本発明のビスシリルノルボルナン化合物の製
造方法は、収率の低下を招くノルトリサイクレン化合物
の生成を抑えることができ、ビスシリルノルボルナン化
合物を収率よく製造することができる。
Description
ナジエンをヒドロシリル化し、ビスシリルノルボルナン
化合物を製造する方法に関する。
(2)
物は、分子内にノルボルナン骨格を有するため、硬度、
ひっかき抵抗性等に優れており、自動車塗装、建築塗装
等に用いられる塗料、架橋剤、接着剤などに添加するカ
ップリング剤として有用である。また、アルコキシシラ
ン系カップリング剤の中間体としても有用である。
5−ノルボルナジエンを原料とし、2,5−ノルボルナ
ジエン中の2つの二重結合にハイドロジェンクロロシラ
ン化合物を付加する方法が最適と考えられる。上記方法
としてラジカル開始剤を用いる方法(特表平11−50
0129号公報)が提案されている。しかし、特表平1
1−500129号公報に記載されている方法では、爆
発の危険性を有するラジカル開始剤を用いるため、危険
を伴い、かつ反応の制御が困難であるという欠点を有す
る。更に、ラジカル開始剤を逐次追加する必要があるた
め、工程が煩雑になってしまう。また、ビスシリル化さ
れた生成物であるビストリクロロシリルノルボルナンの
反応液中の割合が40%であり、反応性も悪く、工業的
に行うには有利ではない。
ナジエンとハイドロジェンクロロシラン化合物とを白金
触媒存在下に反応させる方法(J.Gen.Chem.
USSR.31,(4),1109)、またはパラジウ
ム触媒存在下に反応させる方法(Tetrahedro
n Lett.33(1992)7185)が提案され
ている。しかしながら、J.Gen.Chem.USS
R.31,(4),1109に記載されている方法は、
モノシリル化に関してのものであり、さらにモノシリル
体の収率も44.3%と低いものであった。このよう
に、モノシリル体の収率が低いのは、モノシリル体
(4)の他に、下記式(5)に示すノルトリサイクレン
化合物が生成してしまうためである。
シリル化するにあたり、ノルトリサイクレン化合物が生
成すると、ノルトリサイクレン化合物はそれ以上ヒドロ
シリル化されないため、ビスシリル体の収率が低下して
しまう。ビスシリル体を収率よく得るためには、ノルト
リサイクレン化合物の生成を少なくする必要がある。
t.33(1992)7185に記載されている方法
は、パラジウム原子の配位子として、合成に多段階を有
する高価な有機リン化合物を用いなければならない。さ
らに、この反応は、ノルトリサイクレン化合物の生成を
抑えるために低温で24時間かけて反応をおこなう必要
があり、反応時間を短縮するために温度を高くすると、
ノルトリサイクレン化合物が多く生成してしまうという
欠点を有するため、工業的に製造するには有利ではな
い。
で、上記一般式(2)で示されるビスシリルノルボルナ
ン化合物を効率よく、経済的に製造する方法を提供する
ことを目的とする。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、2,5−ノルボルナジエンと下記一般式(1) HSi(CH3)aCl3-a (1) (式中、aは0、1または2を示す。)で示されるハイ
ドロジェンクロロシラン化合物を反応させ、下記一般式
(2)
シリルノルボルナン化合物を製造する方法において、触
媒としてパラジウム化合物と亜リン酸エステル化合物を
同時に用いることにより、ノルトリサイクレン化合物の
生成を少なくすることができ、上記一般式(2)のビス
シリルノルボルナン化合物が高収率で得られることを知
見し、本発明を完成するに至ったものである。
エンと下記一般式(1) HSi(CH3)aCl3-a (1) (式中、aは0、1または2を示す。)で示されるハイ
ドロジェンクロロシラン化合物とを反応させ、下記一般
式(2)
シリルノルボルナン化合物を製造する方法において、触
媒として、パラジウム化合物と亜リン酸エステル化合
物、または、亜リン酸エステル化合物を配位子として持
つパラジウム錯体を用いることを特徴とするビスシリル
ノルボルナン化合物の製造方法を提供するものである。
イドロジェンクロロシラン化合物は、下記一般式(1) HSi(CH3)aCl3-a (1) (式中、aは0、1または2を示す。)で示される化合
物である。具体的にはトリクロロシラン、メチルジクロ
ロシラン、ジメチルクロロシランが例示される。
ン化合物と2,5−ノルボルナジエンとの配合比は特に
限定されないが、反応性、生産性の点から、2,5−ノ
ルボルナジエン1モルに対し、ハイドロジェンクロロシ
ラン化合物1.0〜3.0モル、特に1.5〜2.5モ
ルの範囲が好ましい。
は、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、塩化パラジウム
ナトリウム、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウ
ム、ジクロロ(1,5−シクロオクタジエン)パラジウ
ム、ジ−μ−クロロビス(π−アリル)二パラジウム等
が例示される。
ないが、反応性、生産性の点から、2,5−ノルボルナ
ジエン1モルに対し、0.000001〜0.01モ
ル、特に0.00001〜0.001モルの範囲が好ま
しい。パラジウム化合物が0.000001モル未満だ
と触媒の充分な効果が発現しない可能性があり、0.0
1モルを超えると、触媒の量に見合うだけの反応促進効
果がみられない可能性がある。
は、具体的にはトリメチルホスファイト、トリエチルホ
スファイト、トリプロピルホスファイト、トリブチルホ
スファイト、トリイソブチルホスファイト、トリペンチ
ルホスファイト、トリネオペンチルホスファイト、トリ
(2−エチルヘキシル)ホスファイト、トリイソプロピ
ルホスファイト、トリs−ブチルホスファイト、トリt
−ブチルホスファイト、トリt−アミルホスファイト、
トリシクロペンチルホスファイト、トリシクロヘキシル
ホスファイト、トリフェニルホスファイト、トリベンジ
ルホスファイト、トリス(トリメチルシリルメチル)ホ
スファイト、トリス(1−トリメチルシリルエチル)ホ
スファイト、トリス(2−トリメチルシリルエチル)ホ
スファイト、トリス(3−トリメチルシリルプロピル)
ホスファイト等が例示されるが、特に反応性、選択性の
点から、下記一般式(3)で示される化合物が好まし
い。
なる炭素数1〜10の非置換もしくは置換一価炭化水素
基であり、少なくとも1つは分岐状脂肪族一価炭化水素
基、環状脂肪族一価炭化水素基、またはトリアルキルシ
リル置換脂肪族一価炭化水素基を示す。)
基としては、直鎖状、分岐状または環状の脂肪族一価炭
化水素基、特に直鎖状、分岐状または環状のアルキル
基、アリール基、アラルキル基などや、これらの基の水
素原子の1又は2個以上がトリアルキルシリル基で置換
されたトリアルキルシリル置換一価炭化水素基、特にト
リアルキルシリル置換脂肪族一価炭化水素基などが挙げ
られ、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、
n−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、フェニル基、
ベンジル基、イソプロピル基、イソブチル基、s−ブチ
ル基、t−ブチル基、ネオペンチル基、イソアミル基、
t−アミル基、2−エチルヘキシル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、トリメチル
シリルメチル基、1−トリメチルシリルエチル基、2−
トリメチルシリルエチル基、3−トリメチルシリルプロ
ピル基等が例示される。
つは、分岐状脂肪族炭化水素基、環状脂肪族炭化水素
基、またはトリアルキルシリル置換脂肪族炭化水素基で
あり、例えばイソプロピル基、イソブチル基、s−ブチ
ル基、t−ブチル基、ネオペンチル基、イソアミル基、
t−アミル基、2−エチルヘキシル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、トリメチル
シリルメチル基、1−トリメチルシリルエチル基、2−
トリメチルシリルエチル基、3−トリメチルシリルプロ
ピル基等が挙げられる。
体的には、トリイソプロピルホスファイト、トリs−ブ
チルホスファイト、トリシクロヘキシルホスファイト、
トリス(トリメチルシリルメチル)ホスファイト、トリ
ス(1−トリメチルシリルエチル)ホスファイト、トリ
ス(2−トリメチルシリルエチル)ホスファイト、トリ
ス(3−トリメチルシリルプロピル)ホスファイトが好
ましく、特にトリイソプロピルホスファイト、トリs−
ブチルホスファイトが好ましい。
定されないが、パラジウム化合物のパラジウム原子1モ
ルに対し1〜4モルの範囲が好ましい。有機リン化合物
の使用量がパラジウム化合物のパラジウム原子1モルに
対し1モル未満だと、反応の選択性が低下する可能性が
あり、4モルを超えると、触媒活性が低下する可能性が
ある。
ステル化合物を用いるに際し、あらかじめパラジウム化
合物と亜リン酸エステル化合物を混合、反応させ、錯体
としたものや、必要なら単離精製したものを用いてもよ
い。
ストリエチルホスファイトパラジウム、ジクロロビスト
リイソプロピルホスファイトパラジウム、ジクロロビス
トリs−ブチルホスファイトパラジウム、ジクロロビス
トリシクロヘキシルホスファイトパラジウム等が例示さ
れる。なお、上記錯体の配合比はパラジウム化合物の場
合と同様である。
ロジェンクロロシランとの反応に際し、反応温度は特に
限定されないが、常圧または加圧下で0℃〜200℃、
特に10℃〜140℃が好ましい。
を用いることもできる。用いられる溶媒としては、ペン
タン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、アセトニ
トリル等の非プロトン性極性溶媒、ジクロロメタン、ク
ロロホルム等の塩素化炭化水素溶媒等が挙げられる。ま
た、これらの溶媒は単独で使用してもよく、あるいは2
種以上を混合して使用してもよい。
式(2)
ケイ素化合物を得ることができる。具体的には、ビス
(トリクロロシリル)ノルボルナン、ビス(メチルジク
ロロシリル)ノルボルナン、ビス(ジメチルクロロシリ
ル)ノルボルナンである。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
ート及び温度計を備えたフラスコに、2,5−ノルボル
ナジエン92.1g(1.0mol)、ジクロロ(シク
ロオクタジエン)パラジウム28.6mg、トリs−ブ
チルホスファイト50.1mgを仕込み、80℃に加熱
した。内温が安定した後、トリクロロシラン271.0
g(2.0mol)を5時間かけて滴下した。滴下終了
後、反応液を80℃で1時間撹拌した。反応液を蒸留
し、ビス(トリクロロシリル)ノルボルナンを沸点11
0−115℃/27Paの留分として283.1g得た
(収率78%)。
ート及び温度計を備えたフラスコに、2,5−ノルボル
ナジエン92.1g(1.0mol)、ジクロロ(シク
ロオクタジエン)パラジウム28.6mg、トリイソプ
ロピルホスファイト41.6mgを仕込み、80℃に加
熱した。内温が安定した後、トリクロロシラン271.
0g(2.0mol)を5時間かけて滴下した。滴下終
了後、反応液を80℃で1時間撹拌した。反応液を蒸留
し、ビス(トリクロロシリル)ノルボルナンを沸点11
0−115℃/27Paの留分として268.7g得た
(収率74%)。
ート及び温度計を備えたフラスコに、2,5−ノルボル
ナジエン92.1g(1.0mol)、ジクロロ(シク
ロオクタジエン)パラジウム28.6mg、トリエチル
ホスファイト33.2mgを仕込み、80℃に加熱し
た。内温が安定した後、トリクロロシラン271.0g
(2.0mol)を5時間かけて滴下した。滴下終了
後、反応液を80℃で1時間撹拌した。反応液を蒸留
し、ビス(トリクロロシリル)ノルボルナンを沸点11
0−115℃/27Paの留分として235.7g得た
(収率65%)。
ート及び温度計を備えたフラスコに、2,5−ノルボル
ナジエン92.1g(1.0mol)、ジクロロ(シク
ロオクタジエン)パラジウム28.6mg、トリフェニ
ルホスフィン52.5mgを仕込み、80℃に加熱し
た。内温が安定した後、トリクロロシラン271.0g
(2.0mol)を5時間かけて滴下した。滴下終了時
には、未反応のトリクロロシランによる還流がみられ
た。滴下終了後、反応液を80℃で1時間撹拌した。反
応液を蒸留し、ビス(トリクロロシリル)ノルボルナン
を沸点110−115℃/27Paの留分として15
9.7g得た(収率44%)。
ート及び温度計を備えたフラスコに、2,5−ノルボル
ナジエン92.1g(1.0mol)、ジクロロ(シク
ロオクタジエン)パラジウム28.6mg、2−(ジフ
ェニルホスフィノ)−2’−メトキシ−1,1’−ビナ
フチル93.7mgを仕込み、80℃に加熱した。内温
が安定した後、トリクロロシラン271.0g(2.0
mol)を5時間かけて滴下した。滴下終了時には、未
反応のトリクロロシランによる還流がみられた。滴下終
了後、反応液を80℃で1時間撹拌した。反応液を蒸留
し、ビス(トリクロロシリル)ノルボルナンを沸点11
0−115℃/27Paの留分として165.3g得た
(収率46%)。
ノルボルナンの合成 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えたフ
ラスコに、実施例1で合成したビス(トリクロロシリ
ル)ノルボルナン181.6g(0.5mol)、トリ
エチルアミン364.4g(3.6mol)、トルエン
1000mlを仕込み、50℃に加熱した。内温が安定
した後、メタノール115.2g(3.6mol)を5
時間かけて滴下した。滴下終了後、反応液を70℃で2
時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、生成した塩を
ろ過により除去し、ろ液を蒸留した。ビス(トリメトキ
シシリル)ノルボルナンを沸点113−117℃/27
Paの留分として154.3g得た。(収率92%)
の製造方法は、収率の低下を招くノルトリサイクレン化
合物の生成を抑えることができ、ビスシリルノルボルナ
ン化合物を収率よく製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 2,5−ノルボルナジエンと下記一般式
(1) HSi(CH3)aCl3-a (1) (式中、aは0、1または2を示す。)で示されるハイ
ドロジェンクロロシラン化合物とを反応させ、下記一般
式(2) 【化1】 (式中、aは0、1または2を示す。)で示されるビス
シリルノルボルナン化合物を製造する方法において、触
媒として、パラジウム化合物と亜リン酸エステル化合
物、または、亜リン酸エステル化合物を配位子として持
つパラジウム錯体を用いることを特徴とするビスシリル
ノルボルナン化合物の製造方法。 - 【請求項2】亜リン酸エステル化合物が下記一般式
(3) 【化2】 (式中、R1、R2、R3は、同一または異なる炭素数1
〜10の非置換もしくは置換一価炭化水素基であり、少
なくとも1つは分岐状脂肪族一価炭化水素基、環状脂肪
族一価炭化水素基、又はトリアルキルシリル置換脂肪族
一価炭化水素基を示す。)で示される化合物である請求
項1記載の製造方法。 - 【請求項3】上記一般式(1)で示されるハイドロジェ
ンクロロシラン化合物が、トリクロロシランである請求
項1または2記載の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255899A JP3856088B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | ビスシリルノルボルナン化合物の製造方法 |
US09/935,659 US6426427B1 (en) | 2000-08-25 | 2001-08-24 | Preparation of bissilylnorbornane compounds |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255899A JP3856088B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | ビスシリルノルボルナン化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002069083A true JP2002069083A (ja) | 2002-03-08 |
JP3856088B2 JP3856088B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=18744608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255899A Expired - Fee Related JP3856088B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | ビスシリルノルボルナン化合物の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6426427B1 (ja) |
JP (1) | JP3856088B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009110A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 2−トリクロロシリルノルボルナンの製造方法 |
WO2017146103A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | Jxエネルギー株式会社 | シラン化合物ならびに、これを含んでなるゴム組成物、シーリング剤組成物、接着剤組成物およびタイヤ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070156208A1 (en) * | 2005-11-08 | 2007-07-05 | David Havell | Method and Apparatus for Bi-Axial Light Treatment |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69016465T2 (de) * | 1989-01-13 | 1995-06-22 | Agency Ind Science Techn | Organsilikonverbindung und Herstellungsverfahren dafür. |
US5527936A (en) | 1995-02-17 | 1996-06-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Hydrosilylation of unsaturated compounds |
NZ303624A (en) * | 1995-03-08 | 1999-01-28 | Du Pont | Reactive organosilicons as coatings, adhesives, and sealants |
DE69605416T2 (de) * | 1995-06-05 | 2000-06-21 | Du Pont | Funktionelle silangruppen enthaltende beschichtungszusammensetzung |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255899A patent/JP3856088B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-08-24 US US09/935,659 patent/US6426427B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009110A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 2−トリクロロシリルノルボルナンの製造方法 |
WO2017146103A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | Jxエネルギー株式会社 | シラン化合物ならびに、これを含んでなるゴム組成物、シーリング剤組成物、接着剤組成物およびタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6426427B1 (en) | 2002-07-30 |
JP3856088B2 (ja) | 2006-12-13 |
US20020035286A1 (en) | 2002-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102008593B1 (ko) | 저밀렌 유래 유기 촉매를 사용하는 히드로실릴화 방법 | |
JP3864070B2 (ja) | オルガノシランの製造方法 | |
JP3856081B2 (ja) | ハロプロピルジメチルクロロシラン化合物の製造方法 | |
EP0405560B1 (en) | Preparation of tertiary-hydrocarbylsilyl compounds | |
CA2099791C (en) | Method for the preparation of 1-aza-2-silacyclopentane compounds | |
JP3856088B2 (ja) | ビスシリルノルボルナン化合物の製造方法 | |
JPH01132591A (ja) | 二量体化されたビニルビシクロヘプチル基含有ケイ素化合物およびその製造方法 | |
JPH11209384A (ja) | 特定のγ−アミノプロピルシリル基を有する有機ケイ素化合物の製造方法 | |
JPH06157554A (ja) | トリオルガノクロロシランの製造方法 | |
JP3856090B2 (ja) | 5−ビニルノルボルニルトリクロロシランの製造方法 | |
Rhörig et al. | Syntheses of Phosphinine‐Based Tripodal Ligands | |
JP2004075650A (ja) | アルケニルリン化合物及びその製造方法 | |
JP2000086675A (ja) | シランの製造法 | |
US9518069B2 (en) | Catalytic method for obtaining substituted (triorganosilyl)alkynes and their derivatives | |
JPS6396192A (ja) | アルコキシシラン類の製造方法 | |
JP4863258B2 (ja) | リン化合物およびその製造方法 | |
JPS6059917B2 (ja) | シス−1,2−ジシリルアルケン化合物 | |
WO2002072592A1 (fr) | Ester d'acide alcenylphosphinique et son procede d'obtention | |
JP3052841B2 (ja) | テキシルジメチルクロロシランとトリオルガノクロロシランの併産方法 | |
JP6020410B2 (ja) | [3−(2−ノルボルニル)−2−ノルボルニル]シラン化合物及びその製造方法 | |
JP3592534B2 (ja) | 有機けい素化合物 | |
JP4288463B2 (ja) | クロロ原子含有有機ケイ素化合物の製造方法 | |
JPH09295986A (ja) | アルキニルシラン類の製造方法 | |
Li et al. | Selective mono-and di-allylation and allenylation of chlorosilanes using indium | |
Li et al. | Controlled introduction of allylic group to chlorosilanes |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150922 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |