JP2002068735A - アンモニアの発生方法及び燃焼排ガスの処理方法 - Google Patents

アンモニアの発生方法及び燃焼排ガスの処理方法

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JP2002068735A
JP2002068735A JP2000253595A JP2000253595A JP2002068735A JP 2002068735 A JP2002068735 A JP 2002068735A JP 2000253595 A JP2000253595 A JP 2000253595A JP 2000253595 A JP2000253595 A JP 2000253595A JP 2002068735 A JP2002068735 A JP 2002068735A
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ammonia
alkali
exhaust gas
urea
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Masakazu Tateishi
正和 立石
Toshihiko Setoguchi
稔彦 瀬戸口
Kikuo Tokunaga
喜久男 徳永
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿素の接触加水分解によるアンモニアの発生
方法及びそれを利用した燃焼排ガスの処理方法を提供す
る。 【解決手段】 燃料を燃焼するボイラ11と、該ボイラ
11の節炭器12等の熱交換器群を配した後部煙道13
に接続される煙道14内に設けられ、別途供給されるア
ルカリ添加尿素水溶液15を供給ノズル16等を介して
噴射して接触分解によりアンモニア(NH3 )を生成す
る分解反応器17と、上記煙道14内に設けられ、燃焼
排ガス18中の窒素酸化物を分解する脱硝装置19とを
具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、尿素の接触加水分
解によるアンモニアの発生方法及びそれを利用した燃焼
排ガスの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所、自動車、各種工場等から排
出される排煙中の窒素酸化物は光化学スモッグの主原因
の一つである。その効果的な除去方法としてアンモニア
(NH 3 )を還元剤とした接触還元法が火力発電所を中
心に広く用いられている。火力発電所では脱硝に液化N
3 を使用しているが、人口密集地などに設置する民生
用の脱硝装置には液化NH3 の適用は難しい。そこで、
安全で取り扱いが容易な、分解によってNH3 を発生す
る代替還元剤として、尿素などの窒素化合物を用いる方
法が提案されている。
【0003】しかし、尿素水の添加によるアンモニア無
触媒脱硝においては、尿素からNH 3 への分解効率が悪
いため、NH3 /NOモル比率が1.0でもガス混合の
悪さもあいまって、その脱硝率はたかだか30〜40%
と低いのが現状である。
【0004】そのため、脱硝触媒を用いない場合におい
ても、脱硝効率が向上した脱硝方法の出現が望まれてい
る。
【0005】このため、本発明者等は尿素水を固体のア
ルカリ触媒層に接触させて、アンモニアを発生する方法
を先に提案した(特開平11−171535号公報参
照)が、このアルカリと尿素水との接触分解において
は、アンモニア生成に伴うシアン酸(HOCN)やイソ
シアン酸(HNCO)等の副生成物が発生するという問
題がある。
【0006】本発明は、このような従来技術における問
題点を解決し、煙道排ガス中の窒素酸化物を効率よく脱
硝させるためのアンモニアの発生方法及びそれを利用し
た燃焼排ガスの処理方法及び装置を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の[請求項1]の発明は、アルカリ金属の水酸化物,
炭酸塩及び珪酸塩からなる群から選ばれる1種以上を主
成分とするアルカリ触媒溶液を、尿素水に添加してアル
カリ添加尿素水溶液とし、150℃以上の温度で尿素水
とアルカリ触媒溶液との接触加水分解によりアンモニア
を発生させることを特徴とする。
【0008】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、上記アルカリ触媒溶液が、NaOH、KOH、Na
2 CO3 、K2 CO3 、Na2 SiO3 及びK2 SiO
3 からなる群から選ばれる1種以上を主成分とする水溶
液であることを特徴とする。
【0009】[請求項3]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記尿素水とアルカリ触媒溶液との接触温度を
200〜400℃とすることを特徴とする。
【0010】[請求項4]の発明は、燃焼排ガス中の窒
素酸化物を除去する燃焼排ガスの処理方法において、ア
ルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群か
ら選ばれる1種以上を主成分とするアルカリ触媒溶液を
尿素水に添加してなるアルカリ添加尿素液を供給して接
触加水分解によりアンモニアを発生させ、該発生したア
ンモニアを脱硝装置の前流側に添加しつつ排ガス中の窒
素酸化物を脱硝することを特徴とする。
【0011】[請求項5]の発明は、燃焼排ガス中の窒
素酸化物を除去する燃焼排ガスの処理方法において、ア
ルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群か
ら選ばれる1種以上を主成分とするアルカリ触媒層に尿
素水溶液を添加し、接触加水分解によりアンモニアを発
生させると共に、その後流側において、金属酸化物触媒
によりアンモニア発生の際に副生されるシアン酸又はイ
ソシアン酸を除去し、該副生物が除去されたアンモニア
を脱硝装置の前流側に添加しつつ排ガス中の窒素酸化物
を脱硝することを特徴とする。
【0012】[請求項6]の発明は、請求項4又は5に
おいて、上記発生したアンモニアの一部を脱硝装置の後
流側に供給し、排ガス中の硫黄酸化物を中和することを
特徴とする。
【0013】[請求項7]の発明は、燃焼設備の後部煙
道内にアルカリ添加尿素水溶液を供給して接触加水分解
する加水分解装置を内装してなり、尿素水とアルカリ触
媒との接触加水分解で発生したアンモニアを脱硝装置の
前流側に供給する供給手段を設けてなることを特徴とす
る。
【0014】[請求項8]の発明は、燃焼設備の後部煙
道内に、アルカリ触媒に尿素水溶液を供給して接触加水
分解する加水分解装置を内装してなると共に、該加水分
解装置の後流側に金属酸化物触媒装置を設けてなり、ア
ンモニア発生の際に副生されるシアン酸又はイソシアン
酸を除去し、該副生物が除去されたアンモニアを脱硝装
置の前流側に供給する供給手段を設けてなることを特徴
とする。
【0015】[請求項9]の発明は、請求項7又は8に
おいて、上記発生したアンモニアの一部を脱硝装置の後
流側に供給する供給手段を設けてなることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0017】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態を図1を用いて説明する。図1は本実施の形態に
かかる脱硝システムの概略図である。図1では本実施の
形態にかかる化石燃料を燃料としたボイラ等の燃焼装置
から排出する燃焼排ガス中の窒素酸化物を効率的に生成
されたアンモニアにより脱硝するようにしたものであ
る。
【0018】本実施の形態にかかる脱硝システムは、図
1に示すように、燃料を燃焼するボイラ11と、該ボイ
ラ11の節炭器12等の熱交換器群を配した後部煙道1
3に接続される煙道14内に設けられ、別途供給される
アルカリ添加尿素水溶液15を供給ノズル16等を介し
て噴射して接触分解によりアンモニア(NH3 )を生成
する分解反応器17と、上記煙道14内に設けられ、燃
焼排ガス18中の窒素酸化物を分解する脱硝装置19と
を具備してなるものである。、また、本実施の形態で
は、上記脱硝装置19の後流側には、排ガス18の熱を
熱交換する空気予熱器20、排ガス18中の煤塵を除去
する集塵装置21とを設けてなるものである。
【0019】また、本実施の形態では、上記分解反応器
17で発生したアンモニア(NH3)を上記脱硝装置1
9の前流側に及び集塵器21の前流側に各々供給する複
数の供給ノズルを備えたNH3 散布装置22,23を設
けている。
【0020】本発明では、上記節炭器12出口から後流
側の燃焼排ガス18の温度が約200〜450℃となる
部分に上記分解反応器17を配設しており、該燃焼排ガ
ス18により加熱されることで、その反応器17の内部
を常時150℃以上と、アンモニア生成温度雰囲気とし
ている。
【0021】また、上記分解反応器17の周囲には加熱
手段17aが周設されており、起動時や停止時等の低負
荷時等排ガス温度が低い場合には、別途設けた温度調整
手段26により、作動して分解温度以上に保持するよう
にしている。
【0022】上記分解反応器17には、空気供給用のポ
ンプ24から送給される空気が供給され、発生したNH
3 、CO2 及び水蒸気を、煙道14内部に設置された、
多数の複数の供給ノズルを備えたNH3 散布装置22,
23まで搬送する。空気予熱器20より上流にある、供
給ノズルを備えたNH3 散布装置22により、煙道14
に散布されたNH3 、CO2 及び水蒸気のうち、NH3
は脱硝装置19の脱硝触媒層において排ガスに含まれる
窒素酸化物を接触還元して脱硝を行う。また、空気予熱
器19より下流にある、複数の供給ノズルを備えたNH
3 散布装置23により煙道14に散布されたNH3 、C
2 及び水蒸気のうちNH3は、煙道14内で気流混合
される間に燃焼排ガス18に含まれる無水硫酸や硫酸の
中和反応を行い例えば電気集塵装置(EP)等の集塵装
置21の防蝕、保護効果をもたらすようにしている。こ
の時生成した硫酸アンモニウムや、ボイラ燃焼時に発生
した微粉は、電気集塵装置(EP)21において脱塵さ
れる。
【0023】このように構成されたプロセスにおいて、
ボイラ11からの燃焼排ガス18は分解反応器17を加
熱した後、NH3 散布装置22からNH3 散布されて脱
硝装置19の触媒層において脱硝処理される。脱硝され
た排ガスは空気予熱器20の後流でNH3 散布装置23
から再度NH 3 が散布され、無水硫酸や硫酸を中和し、
電気集塵装置21を経て煙突25から放出される。
【0024】ここで、上記アルカリ添加尿素水溶液14
は、尿素水溶液中にアルカリ溶液を別途外部において添
加してなるものであり、送給ポンプ31により、貯蔵タ
ンク32に送られ、このタンク32から供給ポンプ33
を介してノズル16に供給して分解反応器17内に噴射
し、尿素水とアルカリ溶液とが液滴状態で両者が接触加
水分解を行うことでアンモニアを効率よく生成するよう
にしている。
【0025】上記アルカリ添加尿素水溶液15を150
℃以上の分解反応器15内に噴射することでその水分は
蒸発し、溶融した尿素(融点:132℃)が還元剤であ
るアルカリ触媒と接触して加水分解され、NH3 、CO
2 及び水蒸気が発生する。
【0026】ここで、上記アルカリ溶液としては、アル
カリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群から
選ばれる1種以上を活性成分とする触媒が使用される。
中でも固体のNaOH、KOH、Na2 CO3 、K2
3 、Na2 SiO3 及びK 2 SiO3 からなる群から
選ばれる1種以上を活性成分とする触媒が好ましい。
【0027】上記構成によれば、アルカリ金属の水酸化
物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群から選ばれる1種以上
を尿素水に添加溶解し、ガス温度が150℃以上の排ガ
ス中に投入することにより、尿素からアンモニアへの転
換効率が高まる結果、脱硝効率も40〜50%と従来に
較べて10%以上の向上を図ることができた。
【0028】上記温度は150℃以上、より好ましくは
200〜450℃とするのがよい。
【0029】これは、アルカリ溶液を尿素水溶液に添加
した場合には、図2に示すように、最初は尿素41とア
ルカリ42とが水溶液43中に分散していたものが、煙
道内の高温に晒されることで、水分が蒸発し、尿素水と
アルカリとが効率よく接触するマトリックスを形成する
ので、触媒効果が促進させ、この結果アンモニア転換効
率が高まるものと推察される。 (NH2 2 CO+H2 O→(アルカリ触媒作用)→2
NH3 +CO2
【0030】これにより、効率よくアンモニアが生成さ
れるので、該アンモニア生成に伴うシアン酸(HOC
N)やイソシアン酸(HNCO)等の副生成物の発生を
抑えることができる。
【0031】これに対して、アルカリ触媒層に尿素を添
加して反応させるような場合には、図3に示すように、
尿素41とアルカリ42との接触が面であるので、反応
に寄与しない部分が多く、そのアンモニア生成効率が、
図2に示す液液状態でのマトリックスの接触とは異な
り、低いものとなる。
【0032】また、図4に示すように、触媒の種類及び
温度に応じて、アンモニア生成率の相違を示す。図4に
示すように、触媒が溶液の場合(○,□)には、触媒が
固体の場合(●,■)と較べて、応答性が良好であるこ
とを示している。
【0033】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を図5を用いて説明する。図5は本実施の形態に
かかる脱硝システムの概略図である。図5ではアンモニ
アの生成をアルカリ触媒に接触させることにより行うよ
うにしていると共に、その後流側に副生成物を分解除去
する副生成物分解触媒層を設けて、シアン酸(HOC
N)やイソシアン酸(HNCO)等の副生成物を分解し
て、ボイラ等の燃焼装置から排出する排ガス中の窒素酸
化物を脱硝するようにしたものである。なお、第1の実
施の形態と同一部材には同一符号を付してその説明は省
略する。
【0034】本実施の形態にかかる脱硝システムは、図
5に示すように、ボイラ11の後部煙道13に接続され
る煙道14内に設けられ、別途供給される還元剤水溶液
(尿素水)51が供給されると共に、該尿素水51の供
給によりその接触分解でアンモニア(NH3 )を発生さ
せる還元剤分解触媒層52と、該触媒層52の後流側に
設けられ、アンモニア生成により発生する副生成物を分
解除去する副生ガス分解触媒層53とを備えた分解反応
器54と、上記煙道14内に設けられ、燃焼排ガス18
中の窒素酸化物を分解する脱硝装置19とを具備してな
るものである。
【0035】本実施の形態では、上記節炭器12出口か
ら後流側の燃焼排ガス18の温度が約200〜450℃
となる部分に上記分解反応器54を配設しており、該燃
焼排ガス18により加熱されることで、その反応器54
の内部を常時150℃以上と、アンモニア生成温度雰囲
気としている。
【0036】また、上記分解反応器54の周囲には加熱
手段54aが周設されており、起動時や停止時等の低負
荷時等排ガス温度が低い場合には、別途設けた温度調整
手段21により、作動して分解温度以上に保持するよう
にしている。
【0037】上記還元分解触媒層52の還元剤分解触媒
は上述の第1の実施の形態の触媒と同様であるが、これ
らの触媒に十分な強度を付与するため、例えばシリカ,
アルミナ,シリカ−アルミナ,ガラス,陶磁器用フリッ
トなどのセラミックス製担体に担持させて使用するのが
好ましく、通常は球状、中空円柱状又は円柱状などに成
形されたペレット状の形とするか、ハニカム状に成形し
て使用する。
【0038】上記副生成物の分解に使用する副生ガス分
解触媒層53の触媒としては、金属酸化物触媒が好まし
く、例えばアルミナ,シリカ,シリカ−アルミナ,チタ
ニア,カルシア等が用いられ、分解反応の促進には、固
体酸性の強いものが好ましい。このため、金属酸化物
に、例えばタングステン,バナジン,鉄,モリブデン,
銅,コバルト,スズ,ホウ素,バリウム,クロム,等の
成分を添加するようにしてもよい。この結果、上記金属
酸化物触媒の触媒効果により、アンモニア生成に伴う副
生成物であるシアン酸イソシアン酸の除去を効率的に行
うことができる。
【0039】「表1」に各種条件によるアンモニア生成
の副生成物の生成濃度を示す。第1の実施の形態及び第
2の実施の形態にかかるものは、従来の単に尿素を添加
した場合(比較例1)や固体アルカリ触媒に尿素水を添
加した場合(比較例2)と較べて、副生成物の濃度が極
めて少ないことが判明した。
【0040】
【表1】
【0041】このように、本発明では、重原油焚ボイ
ラ、石炭焚ボイラ、ガス焚ボイラ、ディーゼルエンジ
ン、ガスタービン等の排ガスの脱硝に際し、尿素からの
転換応答性が良好であると共にアンモニア生成におい
て、副生成物の発生を防止しているので、効率的な脱硝
が可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の[請求項
1]の発明によれば、アルカリ金属の水酸化物,炭酸塩
及び珪酸塩からなる群から選ばれる1種以上を主成分と
するアルカリ触媒溶液を、尿素水に添加してアルカリ添
加尿素水溶液とし、150℃以上の温度で尿素水とアル
カリ触媒溶液との接触加水分解によりアンモニアを発生
させることでアンモニアを効率よく発生することができ
る。
【0043】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、上記アルカリ触媒溶液が、NaOH、KOH、Na
2 CO3 、K2 CO3 、Na2 SiO3 及びK2 SiO
3 からなる群から選ばれる1種以上を主成分とする水溶
液であるので、アンモニアの分解効率が向上する。
【0044】[請求項3]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記尿素水とアルカリ触媒溶液との接触温度を
200〜400℃とするので、良好な接触分解が可能と
なる。
【0045】[請求項4]の発明は、燃焼排ガス中の窒
素酸化物を除去する燃焼排ガスの処理方法において、ア
ルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群か
ら選ばれる1種以上を主成分とするアルカリ触媒溶液を
尿素水に添加してなるアルカリ添加尿素液を供給して接
触加水分解によりアンモニアを発生させ、該発生したア
ンモニアを脱硝装置の前流側に添加しつつ排ガス中の窒
素酸化物を脱硝するので、副生物がなく、良好な窒素酸
化物の分解を行うことができる。
【0046】[請求項5]の発明は、燃焼排ガス中の窒
素酸化物を除去する燃焼排ガスの処理方法において、ア
ルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群か
ら選ばれる1種以上を主成分とするアルカリ触媒層に尿
素水溶液を添加し、接触加水分解によりアンモニアを発
生させると共に、その後流側において、金属酸化物触媒
によりアンモニア発生の際に副生されるシアン酸又はイ
ソシアン酸を除去し、該副生物が除去されたアンモニア
を脱硝装置の前流側に添加しつつ排ガス中の窒素酸化物
を脱硝するので、副生物がなく、良好な窒素酸化物の分
解を行うことができる。
【0047】[請求項6]の発明は、請求項4又は5に
おいて、上記発生したアンモニアの一部を脱硝装置の後
流側に供給し、排ガス中の硫黄酸化物の中和を行うこと
ができる。
【0048】[請求項7]の発明は、燃焼設備の後部煙
道内にアルカリ添加尿素水溶液を供給して接触加水分解
する加水分解装置を内装してなり、尿素水とアルカリ触
媒との接触加水分解で発生したアンモニアを脱硝装置の
前流側に供給する供給手段を設けてなるので、副生物が
なく、良好な窒素酸化物の分解を行うことができる。
【0049】[請求項8]の発明は、燃焼設備の後部煙
道内に、アルカリ触媒に尿素水溶液を供給して接触加水
分解する加水分解装置を内装してなると共に、該加水分
解装置の後流側に金属酸化物触媒装置を設けてなり、ア
ンモニア発生の際に副生されるシアン酸又はイソシアン
酸を除去し、該副生物が除去されたアンモニアを脱硝装
置の前流側に供給する供給手段を設けてなるので、副生
物がなく、良好な窒素酸化物の分解を行うことができ
る。
【0050】[請求項9]の発明は、請求項7又は8に
おいて、上記発生したアンモニアの一部を脱硝装置の後
流側に供給する供給手段を設けてなるので、硫黄酸化物
の中和が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる脱硝システムの概略
図である。
【図2】尿素水とアルカリ触媒との接触の状態を示す図
である。
【図3】尿素水とアルカリ触媒との接触の状態を示す図
である。
【図4】尿素水とアルカリ触媒とのアンモニア生成率の
状態を示す図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる脱硝システムの概略
図である。
【符号の説明】
11 ボイラ 12 節炭器 13 後部煙道 14 煙道 15 アルカリ添加尿素水溶液 16 供給ノズル 17 分解反応器 18 燃焼排ガス 19 脱硝装置 20 空気予熱器 21 集塵装置 22,23 NH3 散布装置 24 ポンプ 25 煙突 31 送液ポンプ 32 還元剤貯蔵タンク 33 供給ポンプ 41 尿素 42 アルカリ 43 水 51 還元剤水溶液(尿素水) 52 還元剤分解触媒層 53 副生ガス分解触媒層 54 分解反応器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/94 B01D 53/36 ZAB B01J 23/04 101A // B01J 7/00 (72)発明者 徳永 喜久男 長崎県長崎市深堀町五丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AA02 AA12 AC01 AC07 BA03 BA06 BA14 CA11 CA13 DA07 EA02 EA06 4D048 AA06 AB02 AC04 BA41X BA41Y CC44 4G068 DA01 DB09 DB17 DC10 DD01 DD11 4G069 AA06 BB05A BB05B BB06A BB16A BB16B BC02A BC02B BC03A BC03B CB82 DA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪
    酸塩からなる群から選ばれる1種以上を主成分とするア
    ルカリ触媒溶液を、尿素水に添加してアルカリ添加尿素
    水溶液とし、150℃以上の温度で尿素水とアルカリ触
    媒溶液との接触加水分解によりアンモニアを発生させる
    ことを特徴とするアンモニアの発生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記アルカリ触媒溶液が、NaOH、KOH、Na2
    3 、K2 CO3 、Na2 SiO3 及びK2 SiO3
    らなる群から選ばれる1種以上を主成分とする水溶液で
    あることを特徴とするアンモニアの発生方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記尿素水とアルカリ触媒溶液との接触温度を200〜
    400℃とすることを特徴とするアンモニアの発生方
    法。
  4. 【請求項4】 燃焼排ガス中の窒素酸化物を除去する燃
    焼排ガスの処理方法において、 アルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群
    から選ばれる1種以上を主成分とするアルカリ触媒溶液
    を尿素水に添加してなるアルカリ添加尿素液を供給して
    接触加水分解によりアンモニアを発生させ、 該発生したアンモニアを脱硝装置の前流側に添加しつつ
    排ガス中の窒素酸化物を脱硝することを特徴とする燃焼
    排ガスの処理方法。
  5. 【請求項5】 燃焼排ガス中の窒素酸化物を除去する燃
    焼排ガスの処理方法において、 アルカリ金属の水酸化物,炭酸塩及び珪酸塩からなる群
    から選ばれる1種以上を主成分とするアルカリ触媒層に
    尿素水溶液を添加し、接触加水分解によりアンモニアを
    発生させると共に、その後流側において、金属酸化物触
    媒によりアンモニア発生の際に副生されるシアン酸又は
    イソシアン酸を除去し、 該副生物が除去されたアンモニアを脱硝装置の前流側に
    添加しつつ排ガス中の窒素酸化物を脱硝することを特徴
    とする燃焼排ガスの処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、 上記発生したアンモニアの一部を脱硝装置の後流側に供
    給し、排ガス中の硫黄酸化物を中和することを特徴とす
    る燃焼排ガスの処理方法。
  7. 【請求項7】 燃焼設備の後部煙道内にアルカリ添加尿
    素水溶液を供給して接触加水分解する加水分解装置を内
    装してなり、尿素水とアルカリ触媒との接触加水分解で
    発生したアンモニアを脱硝装置の前流側に供給する供給
    手段を設けてなることを特徴とする排ガス処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 燃焼設備の後部煙道内に、アルカリ触媒
    に尿素水溶液を供給して接触加水分解する加水分解装置
    を内装してなると共に、 該加水分解装置の後流側に金属酸化物触媒装置を設けて
    なり、 アンモニア発生の際に副生されるシアン酸又はイソシア
    ン酸を除去し、 該副生物が除去されたアンモニアを脱硝装置の前流側に
    供給する供給手段を設けてなることを特徴とする排ガス
    処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、 上記発生したアンモニアの一部を脱硝装置の後流側に供
    給する供給手段を設けてなることを特徴とする排ガス処
    理システム。
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