JP2002068464A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JP2002068464A
JP2002068464A JP2000256152A JP2000256152A JP2002068464A JP 2002068464 A JP2002068464 A JP 2002068464A JP 2000256152 A JP2000256152 A JP 2000256152A JP 2000256152 A JP2000256152 A JP 2000256152A JP 2002068464 A JP2002068464 A JP 2002068464A
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JP
Japan
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work
driving force
transmission
buffer
transfer device
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JP2000256152A
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English (en)
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Nobuo Nakajima
信生 中島
Masahiro Hayashi
雅博 林
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第1の装置から第2の装置へとワークを順次搬
送するためのワーク搬送装置において、装置全体の大型
化、制御の複雑化を抑制し、しかもトラブル発生等に伴
う稼働率の低下を抑制する。 【解決手段】第1の装置11と第2の装置12との間に
は搬送装置1が設けられ、搬送装置1は回転可能に軸支
された多数のスプロケットに対し張設されたチェーンコ
ンベア21を備えている。通常運転時には、第2の装置
12側の第2スプロケット25が回転駆動することで、
搬送装置1はタクトコンベア装置として機能する。第2
スプロケット25の回転が停止した場合には、第1の装
置11側の電磁クラッチが接続され、第1スプロケット
23が回転駆動し、バッファ手段52のバッファコンベ
ア27,28は下限位置より右方向へスライドさせら
れ、搬送装置1はいわゆるバッファコンベア装置として
機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の装置と第2
の装置との間に設けられ、第1の装置から第2の装置へ
とワークを順次搬送するためのワーク搬送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、製造ラインでは、第1の装置に
おいて所定の原料を取り込んでワークを製造し、第2の
装置において、該ワークに所定の加工を施すことが行わ
れる。このような製造ラインにおいて第1の装置及び第
2の装置間には、第1の装置から第2の装置へとワーク
を順次搬送して受け渡すための搬送装置が設けられる。
すなわち、第1の装置において製造したワークが順次搬
送装置の方へと搬出され、搬送装置は、これを保持した
状態で、順次第2の装置の方へと搬送する。そして、第
2の装置では、搬送装置にて送られてくるワークを順次
受け取るとともに、受け取ったワークに対し所定の加工
を施す。
【0003】このような搬送装置としては、タクトコン
ベア装置及びバッファコンベア装置なるものが知られて
いる。タクトコンベア装置は、第1の装置及び第2の装
置間をダイレクトに接続する比較的シンプルな搬送装置
である。例えば、第2の装置の駆動に基づいて、スプロ
ケット等に張設されたチェーンコンベア等が動作して、
該チェーンコンベアに所定間隔を隔てて保持されたワー
クが所定速度で搬送される。
【0004】一方、バッファコンベア装置は、複数(例
えば2つ)の駆動部を備えている。そして、両駆動部を
駆動させることでチェーンコンベア等を動作させるので
あるが、その中間位置にバッファ部が備えられており、
該バッファ部が移動可能となっている。そして、両駆動
部の駆動速度を相違させることによって生じる速度差を
吸収する方向へバッファ部が移動することで、搬送の可
動率の向上が図られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記タクト
コンベア装置にあっては、第1の装置、第2の装置及び
チェーンコンベア等を全て同期させて動かす必要があ
る。このため、第1の装置又は第2の装置に何らかのト
ラブルが発生した場合には、全ての動作を停止させなけ
ればならない場合が生じ、作業効率の悪化を招くおそれ
があった。また、チェーンコンベア等の動作が停止して
しまった場合には、該コンベア上のワークを別途の場所
に排出する機構若しくは人手により取り出して貯留して
おくことが必要となってしまう。
【0006】また、バッファコンベア装置にあっては、
例えば第2の装置が停止してしまったとしても、第1の
装置からの搬出を継続することができ、ワークをバッフ
ァさせておくことができるというメリットがある。しか
し、検出センサ等の部品点数が著しく多くなってしまう
とともに、装置全体の大型化及び制御の複雑化を招いて
しまうという課題があった。
【0007】本発明は、上記各事情に鑑みてなされたも
のであり、第1の装置と第2の装置との間に設けられ、
第1の装置から第2の装置へとワークを順次搬送するた
めのワーク搬送装置において、装置全体の大型化、制御
の複雑化を抑制し、しかもトラブル発生等に伴う稼働率
の低下を抑制することのできるワーク搬送装置を提供す
ることを主たる目的の一つとしている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、
各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記
載する。
【0009】手段1.ワークを順次搬出可能な第1の装
置と、前記ワークを順次受取可能な第2の装置との間に
設けられ、前記第1の装置から順次搬出されるワークを
受取るとともに、該ワークを前記第2の装置へ順次搬送
するためのワーク搬送装置であって、前記第1の装置及
び第2の装置間に張設され、長手方向に複数のワーク保
持部を有する無端の搬送条体と、常には前記第2の装置
側の駆動に基づき、前記ワークを搬送させるべく前記搬
送条体に駆動力を伝達する主駆動手段と、所定条件が成
立した場合に、前記第1の装置側の駆動に基づき前記搬
送条体に駆動力を伝達するのを許容する副駆動手段と、
前記副駆動手段にて駆動力が伝達されることにより前記
第1の装置側から搬送されてくるワークを貯留可能なバ
ッファ手段とを備えたことを特徴とするワーク搬送装
置。
【0010】手段1によれば、第1の装置からワークが
順次搬出され、ワーク搬送装置は、そこから搬出される
ワークを受け取り、第2の装置へと順次搬送する。そし
て、第2の装置は該ワークを順次受取る。ワーク搬送装
置は、第1の装置及び第2の装置間に張設された無端の
搬送条体を備え、この搬送条体に長手方向に設けられた
複数のワーク保持部にてワークが保持される。そして、
常には第2の装置側の駆動に基づき、主駆動手段によっ
て搬送条体も駆動力が伝達され、これによりワークが搬
送させられる。また、所定条件が成立した場合には、第
1の装置側の駆動に基づき副駆動手段によって搬送条体
に駆動力が伝達されるのが許容される。このとき、バッ
ファ手段において、前記副駆動手段にて駆動力が伝達さ
れることによって第1の装置側から搬送されてくるワー
クが貯留される。従って、常にはいわゆるタクトコンベ
ア装置としての機能が発揮される。このため、全体がバ
ッファコンベア装置となっていない分、装置全体の大型
化、制御の複雑化が抑制される。また、所定条件が成立
した場合には、いわゆるバッファコンベア装置としての
機能が発揮される。従って、トラブル発生等に伴う稼働
率の低下が抑制される。
【0011】手段2.前記主駆動手段による駆動力の伝
達が不能となった場合に、前記副駆動手段により前記搬
送条体に駆動力を伝達するのを許容するようにしたこと
を特徴とする手段1に記載のワーク搬送装置。
【0012】手段2によれば、第2の装置が停止する等
して主駆動手段による駆動力の伝達が不能となった場合
に、副駆動手段により前記搬送条体に駆動力を伝達する
のが許容される。このため、第2の装置が停止する等の
トラブルが発生したとしても、第1の装置からのワーク
の搬出が継続され、貯留される。このため、第2の装置
が再起動した場合には、貯留されたワークが第2の装置
へと搬送され、ひいては稼働率の低下が抑制される。
【0013】手段3.所定の原料を取り込んでワークを
製造し、該ワークを順次搬出可能な第1の装置と、前記
ワークに加工を施すべく該ワークを順次受取可能な第2
の装置との間に設けられ、前記第1の装置から順次搬出
されるワークを受取るとともに、該ワークを前記第2の
装置へ順次搬送するためのワーク搬送装置であって、前
記第1の装置及び第2の装置間に張設され、長手方向に
複数のワーク保持部を有する無端の搬送条体と、常には
前記第2の装置側の駆動に基づき、前記ワークを搬送さ
せるべく前記搬送条体に駆動力を伝達する主駆動力伝達
手段と、前記主駆動力伝達手段による駆動力の伝達が不
能となることを必要条件に、前記第1の装置側の駆動に
基づき前記搬送条体に駆動力を伝達するのを許容する副
駆動力伝達手段と、前記副駆動力伝達手段にて駆動力が
伝達されることにより前記第1の装置側から搬送されて
くるワークを貯留可能なバッファ手段とを備えたことを
特徴とするワーク搬送装置。
【0014】手段3によれば、第1の装置では、所定の
原料が取り込まれてワークが製造され、該ワークが第1
の装置及び第2の装置間に設けられた搬送装置へと順次
搬出される。ワークを受け取った搬送装置は、該ワーク
を第2の装置へ順次搬送し、ワークを受け取った第2の
装置はワークに加工を施す。ワーク搬送装置は、第1の
装置及び第2の装置間に張設された無端の搬送条体を備
え、この搬送条体に長手方向に設けられた複数のワーク
保持部にてワークが保持される。そして、常には第2の
装置側の駆動に基づき、主駆動力伝達手段により搬送条
体に駆動力が伝達され、これによりワークが搬送させら
れる。また、主駆動力伝達手段による駆動力の伝達が不
能となることを必要条件に、副駆動力伝達手段では、第
1の装置側の駆動に基づき搬送条体に駆動力を伝達する
のが許容される。このとき、バッファ手段において、前
記副駆動手段にて駆動力が伝達されることによって第1
の装置側から搬送されてくるワークが貯留される。従っ
て、常にはいわゆるタクトコンベア装置としての機能が
発揮される。このため、全体がバッファコンベア装置と
なっていない分、装置全体の大型化、制御の複雑化が抑
制される。また、所定条件が成立した場合には、いわゆ
るバッファコンベア装置としての機能が発揮される。従
って、第2の装置が停止する等のトラブル発生等に伴う
稼働率の低下が抑制される。
【0015】手段4.前記バッファ手段にて貯留可能な
ワーク量が所定量となることを必要条件に、前記第1の
装置における所定の原料の取り込みが中止されるように
したことを特徴とする手段3に記載のワーク搬送装置。
ここで、「バッファ手段にて貯留可能なワーク量が所定
量となる」場合には、バッファ手段にて実際に貯留され
ているワーク量が所定量となる場合が含まれるととも
に、バッファ手段に貯留されているワーク量及びそれよ
りも上流側のワーク量(やがてバッファ手段により貯留
されうるワークの量)を合わせたものが所定量となる場
合が含まれる。
【0016】手段4によれば、バッファ手段にて貯留可
能なワーク量が所定量となることを必要条件に、第1の
装置における所定の原料の取り込みが中止される。この
ため、搬出されるワーク量がバッファ手段にて貯留可能
なワーク量を超えてしまうことによる不具合の発生を防
止することができる。
【0017】手段5.前記主駆動力伝達手段による駆動
力の伝達が不能となった後再度可能となった場合に、所
定の再開条件の成立に基づきそれまで中止されていた前
記第1の装置における所定の原料の取り込みが再開され
るようにしたことを特徴とする手段4に記載のワーク搬
送装置。
【0018】手段5によれば、主駆動力伝達手段による
駆動力の伝達が再度可能となった場合に、所定の再開条
件の成立に基づきそれまで中止されていた第1の装置に
おける所定の原料の取り込みが再開される。従って、貯
留されていたワークの搬送に続いて、第1の装置側で取
り込みが再開された原料から製造されたワークが搬送さ
れることとなる。そのため、所定の再開条件の設定によ
っては、貯留されていたワークの搬送に連続して、第1
の装置側で新たに製造されたワークの搬送を途切れるこ
となく行うことができ、ひいては稼働率のさらなる向上
を図ることが可能となる。
【0019】手段6.前記バッファ手段にて貯留されて
いるワーク量が所定量となっているときに、前記主駆動
力伝達手段による駆動力の伝達が再度可能となった場合
に、前記副駆動力伝達手段による前記第1の装置側の駆
動に基づく駆動力の伝達を禁止するようにしたことを特
徴とする手段3乃至5のいずれかに記載のワーク搬送装
置。
【0020】手段6によれば、バッファ手段にて貯留さ
れているワーク量が所定量となっているときに、主駆動
力伝達手段による駆動力の伝達が再度可能となった場合
に、副駆動力伝達手段による第1の装置側の駆動に基づ
く駆動力の伝達が禁止される。このため、それまでバッ
ファ手段に貯留されていたワークが徐々に減少してゆ
き、やがて通常のタクトコンベア装置としての機能が発
揮されることとなる。
【0021】手段7.前記第1の装置側の駆動が停止し
たとしても前記主駆動力伝達手段による駆動力の伝達を
継続するようにしたことを特徴とする手段3乃至6のい
ずれかに記載のワーク搬送装置。
【0022】手段7によれば、第1の装置側の駆動が停
止したとしても主駆動力伝達手段による駆動力の伝達が
継続される。このため、第1の装置側からワークが搬出
されない事態が発生した場合でも、タクトコンベア装置
としての機能が発揮されることとなる。かかる点で、バ
ッファさせるための機構を設けなくて済み、装置全体の
大型化、複雑化を確実に抑制することができる。
【0023】手段8.前記主駆動力伝達手段による駆動
力の伝達が不能となったときに、前記第1の装置側から
搬出可能なワーク量と、前記バッファ手段にて貯留可能
なワーク量とが等しくなるようにしたことを特徴とする
手段3乃至7のいずれかに記載のワーク搬送装置。
【0024】手段8によれば、主駆動力伝達手段による
駆動力の伝達が不能となったときに、第1の装置側から
搬出可能なワーク量と、前記バッファ手段にて貯留可能
なワーク量とが等しくなるようになっているため、前記
伝達不能となったときに第1の装置側での原料の取り込
みを中止すれば、バッファ手段にて貯留されるワーク量
がほぼ最大となり、かつ、貯留可能量を超えることがな
い。このため、原料取り込み停止に関する制御を行いや
すくすることができる。
【0025】手段9.前記副駆動力伝達手段は、前記第
1の装置側の駆動をラチェット機構を介して伝達可能と
なっていることを特徴とする手段3乃至8のいずれかに
記載のワーク搬送装置。
【0026】手段9によれば、ラチェット機構という既
知の機構を介して、第1の装置側の駆動を伝達すること
ができる。このため、副駆動力伝達手段、ひいては装置
全体が複雑なものとならずに済む。従って、装置全体の
大型化、複雑化をより一層抑制することができる。
【0027】手段10.前記搬送条体は複数のスプロケ
ットに張設されたチェーンコンベアであることを特徴と
する手段1乃至9のいずれかに記載のワーク搬送装置。
【0028】手段10によれば、複数のスプロケットに
張設されたチェーンコンベアによってワークが搬送され
る。このため、搬送装置全体が比較的簡素なものとな
り、効率的な搬送を行うことができる。なお、「前記チ
ェーンコンベアが所定の軌跡上を案内するためのガイド
手段(レール等)を設ける」こととしてもよい。
【0029】手段11.前記第2の装置でのワークの受
取の失敗を検出可能な検出手段を設けたことを特徴とす
る手段1乃至10のいずれかに記載のワーク搬送装置。
【0030】ここで、第2の装置においてワークの受取
を失敗した場合、ワークが再度第1の装置側へと戻って
きてしまうおそれがある。これに対し、手段11によれ
ば、第2の装置でのワークの受取の失敗が検出手段によ
って検出されるため、上記不具合を未然に防ぐことが可
能となる。
【0031】手段12.手段1乃至11のいずれかに記
載のワーク搬送装置と、前記第1の装置と、前記第2の
装置とを備えてなる製造装置。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態について、図
面を参照しつつ説明する。まず、図1に基づいて、ワー
ク搬送装置1の概略について説明する。
【0033】所定の製品を製造するべく、本実施の形態
では、製造ラインにおいて、第1の装置11及び第2の
装置12が設けられている。第1の装置11は、回転動
作される第1テーブル13及び図示しない第1自動機を
備えている。そして、該第1テーブル13においては、
図示しない原料供給装置より図2に示すようなワーク1
4を構成するための第1部材15及び第2部材16が順
次取り込まれるようになっている。また、これととも
に、第1自動機により第1部材15及び第2部材16が
組み付けられ、ワーク14が製造されるようになってい
る。
【0034】図1に示すように、第2の装置12は、同
じく回転動作される第2テーブル17及び図示しない第
2自動機を備えている。そして、該第2テーブル17に
おいては、前記ワーク14が順次取り込まれるようにな
っている。また、これとともに、第2自動機によりワー
ク14に対してさらに所定の加工が施され、その後別途
の装置へと搬出されるようになっている。
【0035】前記第1の装置11と第2の装置12との
間には、第1の装置11からワーク14を順次受け取る
とともに、これらを第2の装置12へと順次搬送して受
け渡すためのワーク搬送装置(以下、単に「搬送装置」
という)1が設けられている。搬送装置1は、搬送条体
としてのチェーンコンベア21を備えており、該チェー
ンコンベア21は回転可能に軸支された多数のスプロケ
ットに対し張設されている。本実施の形態におけるスプ
ロケットは、第1の装置11のインデックス22に設け
られた副駆動手段、副駆動力伝達手段を構成する第1ス
プロケット23、第2の装置12のインデックス24に
設けられた主駆動手段、主駆動力伝達手段を構成する第
2スプロケット25、フリー回転可能で軸移動しない複
数の従動スプロケット26、フリー回転可能で、かつ、
図1の左右方向へ一体となって移動可能なバッファスプ
ロケット27,28からなる。通常運転時には、第2の
装置12のインデックス24の入力軸が第2の装置12
の出力軸に連結されており、これにより第2スプロケッ
ト25が回転駆動するようになっている。そして、第2
スプロケット25の回転に伴って、チェーンコンベア2
1が一定方向に回転移動するようになっている。勿論、
このとき他のスプロケット23,26,27,28はチ
ェーンコンベア21の移動に伴って従動回転する。な
お、スプロケットの存在しない直線移動部分には、レー
ル29(図1,3参照)が設けられている。これによ
り、チェーンコンベア21は、その張力のみならず、該
レール29によっても所定の軌跡上を案内されつつ、移
動させられるようになっている。
【0036】図2,3に示すように、チェーンコンベア
21には、略コ字状をなす複数のワークホルダ31が所
定間隔毎に上方へ突出するようにして設けられている。
ワークホルダ31には、前記ワーク14の下部を保持す
るための保持孔32が設けられている。そして、該保持
孔32にワーク14の下部が挿入されることにより、ワ
ーク14が1本ずつ保持可能となっている。また、チェ
ーンコンベア21の下端部には、転動可能なローラ33
が設けられている。該ローラ33は前記直線移動部分に
設置されたレール29上を転がるようになっている。
【0037】さて、通常運転時には第2スプロケット2
5の回転駆動に伴って、チェーンコンベア21が回転移
動することは既に説明したが、所定条件が成立した場合
(ここでは第2スプロケット25の駆動が停止したよう
な場合)には、常にはフリー回転可能となっていた第1
スプロケット23が駆動回転するようになっている。次
には、かかる第1スプロケット23の機構について説明
する。図4に示すように、第1の装置11のインデック
ス22にはブラケット34を介して筒状の軸ホルダ35
が固定されている。軸ホルダ35の内部にはベアリング
機構を介して軸36が回転可能に設けられている。そし
て、該軸36の上端部には、前記第1スプロケット23
が軸36とともに回転可能に設けられている。
【0038】軸ホルダ35の下側には、キー37により
前記軸36とともに回転可能な筒状体38が設けられて
いる。該筒状体38の上部は、プランジャ部となってい
る。より詳しく説明すると、図4,5に示すように、筒
状部38の上部外周には所定間隔毎(45度毎)に複数
の凹部39が形成されている。また、前記ブラケット3
4に垂下固定された別のブラケット41には、ボールプ
ランジャ42が筒状体38に向けて突設されており、該
ボールプランジャ42の先端が1つの凹部39に嵌め込
まれている。従って、第1スプロケット23の回転に際
しては、所定角度ずつ「カチッ、カチッ」と位置出しが
精度よく行われるようになっており、これにより、チェ
ーンコンベア21(及びワーク14)は、所定ピッチず
つ、間欠的に搬送されるようになっている。
【0039】第1の装置11のインデックス22は通常
運転時には停止している。これに対し、第2の装置12
が停止するといった前記所定条件が成立した場合には、
該インデックス22の入力軸43に駆動力が伝達される
ようになっている。該入力軸43への動力の入切は図示
しない電磁クラッチにより行われる。入力軸43の回転
は、インデックス22の上方に延びる出力軸44へと伝
達されるようになっている。出力軸44の上端は前記軸
36の下端部近傍まで延びており、前記筒状体38の下
部は出力軸44に対しベアリング機構を介して外挿され
ている。
【0040】筒状体38の下部はラチェット部となって
いる。すなわち、図4,6に示すように、出力軸44の
周囲には、キー45を介してフランジ46を有する回転
体47が設けられており、出力軸44が回転すると、回
転体47もこれに伴って回転するようになっている。回
転体47のフランジ46には平面略L字状のラチェット
アーム48が軸支されており、その一端は前記筒状部3
8の下端外周に所定間隔毎に形成された複数の係合溝4
9のうちの1つに係合されている。また、ラチェットア
ーム48の他端はスプリング51によって引っ張られて
おり、これにより、ラチェットアーム48の先端が前記
係止溝49に対し所定の付勢力をもって押しつけられて
いる。従って、前記出力軸44が回転すると回転体47
及びラチェットアーム48が回転する。このとき、ラチ
ェットアーム48の一端が前記係合溝49に係合してい
るため、筒状体38がラチェットアーム48によって押
されて回転する。そして、筒状体38が回転することに
よって、軸36が回転し、もって第1スプロケット23
も駆動回転するようになっている。
【0041】次に、図1,7に基づいて、バッファスプ
ロケット27,28を含むバッファ手段52について説
明する。ワーク搬送装置1の中間部分には、第2スプロ
ケット25の駆動が停止し、かつ、第1スプロケット2
3が駆動されているような場合に、第1の装置11側か
ら搬送されてくるワーク14を貯留するためのバッファ
手段52が設けられている。バッファ手段52は、一対
の固定脚部53にその両端が支持された連結レール54
及びスプラインシャフト55を備えている。該スプライ
ンシャフト55には一対のガイド部材56,57が噛合
されており、図7の左右方向にスライド可能となってい
る。また、ガイド部材56,57を連結するようにして
連結プレート58が設けられている。連結プレート58
には、一対の軸59,60が上方に突出しており、該軸
59,60に対し前記バッファスプロケット27,28
がフリー回転可能に支持されている。
【0042】また、連結レール54の端部(図7の左端
部)には、ストッパ61が設けられており、通常運転時
には前記連結プレート58が該ストッパ61に当接した
位置に維持されるようになっている。そして、第2スプ
ロケット25の駆動が停止し、かつ、第1スプロケット
23が駆動された場合には、ガイド部材56,57が連
結プレート58、バッファスプロケット27,28等と
ともに図7の右方向へ、スプラインシャフト55に沿っ
てスライドするようになっている。
【0043】さらに、連結プレート58には、ドグ62
が垂下状態で取付けられている。一方、前記連結レール
54には、ストッパ61とは反対側の部位において上限
センサ63が設けられているとともに、該上限センサ6
3よりも幾分ストッパ61寄りの位置には再開センサ6
4が設けられている。両センサ63,64は共に近接ス
イッチにより構成されており、ドグ62が各センサ6
3,64の直近を通過した場合に連結プレート58等が
当該位置にきたことを検出できるようになっている。
【0044】また、図1,3に示すように、第2スプロ
ケット25の下流側には、同じく近接スイッチよりなる
残チェックセンサ65が設けられている。該残チェック
センサ65は、ワークホルダ31上のワーク14の存在
を検出することができるようになっている。すなわち、
第2の装置12において、チェーンコンベア21によっ
て搬送されてくるワーク14の受取を失敗するといった
事態が発生した場合に、ワーク14が下流側へと搬送さ
れてくるが、残チェックセンサ65は、かかる受取の失
敗を検出できるようになっている。なお、該残チェック
センサ65により受取の失敗が検出された場合には、警
報音が鳴り、該失敗が作業者に報知されるようになって
いる。
【0045】次に、上記のように構成されてなる製造ラ
インにおける動作に関し、ワーク搬送装置1における挙
動を中心として図8の動作チャート等を参照しつつ説明
することとする。
【0046】まず、通常運転時においては、搬送装置1
はいわゆるタクトコンベア装置として機能し、上述した
ように第2スプロケット25の回転駆動に伴って、チェ
ーンコンベア21が回転移動し、これによってワーク1
4が搬送される。すなわち、このときには、第1の装置
11側の電磁クラッチは開放され、インデックス22は
停止し、第1スプロケット23はフリー運転状態となっ
ている。なお、このときには、バッファ手段52の連結
プレート58はストッパ61に当接しており、バッファ
は行われない(下限位置)。
【0047】また、第1の装置11が停止した場合に
も、搬送装置1はいわゆるタクトコンベア装置として機
能する。但し、この場合には、第1の装置11が停止し
ているため、第1の装置11に対する第1部材15及び
第2部材16の原料供給は行われず、ワーク14の搬出
も行われない。このため、チェーンコンベア21の回転
移動が継続され、ワーク14が全て搬送され、第2の装
置12における加工が全て施された後は、いわゆる空運
転状態となる。このときにも、バッファ手段52の連結
プレート58はストッパ61に当接しており、バッファ
は行われない。
【0048】これに対し、第2の装置12が停止した場
合、搬送装置1はいわゆるバッファコンベア装置として
機能する。つまり、第2スプロケット25の回転が停止
した場合には、第1の装置11側の電磁クラッチが接続
され、インデックス22の入力軸43に回転駆動力が伝
達され、軸36ひいては、第1スプロケット23が回転
駆動する。これにより、バッファ手段52については、
図9,10に示すように、第1スプロケット23の回転
に伴って前記連結プレート58が下限位置より右方向へ
スライドさせられる。このとき、第2の装置12が停止
されているためワーク14の受取は行われない。従っ
て、ワーク14の継続的な搬出が行われるとバッファ量
は増大し続け、限界に達してしまう。このため、バッフ
ァ量が第1の装置11上のワーク14数を含め上限に達
するまで原料が供給されることとなっている。但し、本
実施の形態では、バッファ量と、第1の装置11上のワ
ーク14の設置数が同数となるように設定されている。
従って、第2の装置12が停止した場合には、該停止に
伴って即座に原料の供給が停止させられるようになって
おり、これにより、バッファ手段52の連結プレート5
8がほぼ右端位置に達した時点で、それ以上のバッファ
が行われることがない。
【0049】さらに、第2の装置12が復旧して再度駆
動し始めた場合には、バッファ量が再度下限に到達する
まで(連結プレート58がストッパ61に当接するま
で)搬送装置1はバッファコンベア装置として機能し、
それ以後通常運転に復帰し再度タクトコンベア装置とし
て機能する。ここで、第2の装置12が再度駆動し始め
た場合であって、そのときにバッファ量が上限に達して
いたような場合には、再起動に伴って第1の装置11側
の電磁クラッチが開放され、インデックス22は停止
し、第1スプロケット23はフリー運転状態となる。こ
れにより、バッファ量は徐々に低下してゆき、所定時間
後、バッファ手段52の連結プレート58は再度ストッ
パ61に当接し、下限位置となる。なお、かかる移動途
中で、前記ドグ62が再開センサ64を通過することと
なるが、この時点で第1の装置11側への原料の供給が
再開されることとなる。
【0050】一方、第2の装置12が再度駆動し始めた
場合であって、そのときに未だバッファ量が上限に達し
ていなかった場合(第2の装置12停止後比較的速やか
に再起動した場合)には、その時点では未だ第1の装置
11上にワーク14が存在しており、かかるワーク14
を全て搬出した後に、第1の装置11側の電磁クラッチ
が開放される。従って、第2の装置12が再起動してし
ばらくの間は、バッファ量はそのままの状態に維持さ
れ、その後徐々に低下してゆき、やがて連結プレート5
8が再度ストッパ61に当接し、下限位置となる。な
お、ドグ62が再開センサ64よりも手前側にあるとき
に再起動した場合には、第1の装置11上のワーク14
が全て搬出されバッファ量が下限に到達するまで第1の
装置11側への原料の供給は停止される。また、ドグ6
2が再開センサ64よりも上限センサ63側にあるとき
に再起動した場合には、ドグ62が再開センサ64を通
過した時点で第1の装置11側への原料の供給が再開さ
れることとなる。
【0051】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、通常運転時には第2の装置12側の駆動(第2スプ
ロケット25の駆動)に基づき、チェーンコンベア21
に駆動力が伝達され、これによりワーク14が搬送させ
られる。また、第2の装置12が故障する等して第2ス
プロケット25の回転駆動が不能となった場合には、電
磁クラッチが接続され、第1の装置11側の駆動(第1
スプロケット23の駆動)に基づきチェーンコンベア2
1に駆動力が伝達される。このとき、バッファ手段52
において、第1の装置11側から搬送されてくるワーク
14が貯留される。従って、通常運転時にはいわゆるタ
クトコンベア装置としての機能が発揮される。このた
め、全体がバッファコンベア装置となっていない分、ワ
ーク搬送装置1全体の大型化、制御の複雑化を抑制する
ことができる。また、部品点数の増大をも抑制できる。
【0052】さらに、前記所定条件が成立した場合に
は、いわゆるバッファコンベア装置としての機能が発揮
されるため、第2の装置12が停止する等のトラブル発
生等に伴う稼働率の低下を抑制することができる。
【0053】また、第2の装置12が停止等した場合に
おいて、バッファ手段52にて貯留されるワーク14数
が所定量となることを必要条件に、第1の装置11にお
ける所定の原料の取り込みが中止される。このため、搬
出されるワーク14の数がバッファ手段52にて貯留可
能なワーク14数を超えてしまうことによる不具合の発
生を防止することができる。特に、本実施の形態では、
第2の装置12が停止等した場合において、第1の装置
11側から搬出可能なワーク14の数と、バッファ手段
52にて貯留可能なワーク14の数とが等しくなるよう
に構成されているため、前記故障発生とほぼ同時に第1
の装置11側での原料の取り込みを中止すれば、バッフ
ァ手段52にて貯留されるワーク数がほぼ最大となり、
かつ、貯留可能数を超えることがない。このため、原料
取り込み停止に関する制御を行いやすくすることができ
る。
【0054】尚、上述した実施の形態の記載内容に限定
されることなく、例えば次のように実施してもよい。
【0055】(a)上記実施の形態では搬送条体として
チェーンコンベア21を採用しているが、ベルト式、或
いは、ローラ式のコンベアを用いることとしてもよい。
また、この場合、コンベアへの駆動力の伝達はスプロケ
ットに代えてローラ等が用いられる。
【0056】(b)上記実施の形態におけるワークホル
ダ31はワーク14の下部を保持するものであったが、
ワークを載置可能な構成としてもよい。
【0057】(c)上記実施の形態におけるレール29
を省略する構成としてもよい。
【0058】(d)ボールプランジャ機構に代えて、他
の位置出し機構を設けてもよい。また、第2の装置12
側においてもボールプランジャ機構を設けてもよい。
【0059】(e)第2の装置12から、再度チェーン
コンベア21にてワークを搬送可能な構成とし、該ワー
クを別途の第3の装置へと搬送可能な構成となっていて
もよい。
【0060】(f)従動スプロケット26の少なくとも
1つを移動可能な構成とし、テンション付与用のスプロ
ケットとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係るワーク搬送装置等の構成を
模式的に示す平面図である。
【図2】ワークホルダを拡大して示す正面図である。
【図3】残チェックセンサに対応する部位におけるワー
クホルダ、チェーンコンベア等を示す断面図である。
【図4】第1スプロケット等の構成を示す断面図であ
る。
【図5】プランジャ部の構成を示す断面図である。
【図6】ラチェット部の構成を示す断面図である。
【図7】バッファ手段の構成を示す正面模式図である。
【図8】ワーク搬送装置の動作チャートを示す図表であ
る。
【図9】バッファ時におけるワーク搬送装置の作用を説
明する平面図である。
【図10】バッファ時におけるバッファ手段の作用を説
明する平面図である。
【符号の説明】
1…ワーク搬送装置、11…第1の装置、12…第2の
装置、14…ワーク、15…原料を構成する第1部材、
16…原料を構成する第2部材、21…搬送条体として
のチェーンコンベア、23…副駆動手段、副駆動力伝達
手段を構成する第1スプロケット、25…主駆動手段、
主駆動力伝達手段を構成する第2スプロケット、27,
28…バッファスプロケット、31…ワークホルダ、4
2…ボールプランジャ、48…ラチェットアーム、52
…バッファ手段、58…連結プレート、63…上限セン
サ、64…再開センサ、65…残チェックセンサ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを順次搬出可能な第1の装置と、
    前記ワークを順次受取可能な第2の装置との間に設けら
    れ、前記第1の装置から順次搬出されるワークを受取る
    とともに、該ワークを前記第2の装置へ順次搬送するた
    めのワーク搬送装置であって、 前記第1の装置及び第2の装置間に張設され、長手方向
    に複数のワーク保持部を有する無端の搬送条体と、 常には前記第2の装置側の駆動に基づき、前記ワークを
    搬送させるべく前記搬送条体に駆動力を伝達する主駆動
    手段と、 所定条件が成立した場合に、前記第1の装置側の駆動に
    基づき前記搬送条体に駆動力を伝達するのを許容する副
    駆動手段と、 前記副駆動手段にて駆動力が伝達されることにより前記
    第1の装置側から搬送されてくるワークを貯留可能なバ
    ッファ手段とを備えたことを特徴とするワーク搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記主駆動手段による駆動力の伝達が不
    能となった場合に、前記副駆動手段により前記搬送条体
    に駆動力を伝達するのを許容するようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 所定の原料を取り込んでワークを製造
    し、該ワークを順次搬出可能な第1の装置と、前記ワー
    クに加工を施すべく該ワークを順次受取可能な第2の装
    置との間に設けられ、前記第1の装置から順次搬出され
    るワークを受取るとともに、該ワークを前記第2の装置
    へ順次搬送するためのワーク搬送装置であって、 前記第1の装置及び第2の装置間に張設され、長手方向
    に複数のワーク保持部を有する無端の搬送条体と、 常には前記第2の装置側の駆動に基づき、前記ワークを
    搬送させるべく前記搬送条体に駆動力を伝達する主駆動
    力伝達手段と、 前記主駆動力伝達手段による駆動力の伝達が不能となる
    ことを必要条件に、前記第1の装置側の駆動に基づき前
    記搬送条体に駆動力を伝達するのを許容する副駆動力伝
    達手段と、 前記副駆動力伝達手段にて駆動力が伝達されることによ
    り前記第1の装置側から搬送されてくるワークを貯留可
    能なバッファ手段とを備えたことを特徴とするワーク搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記バッファ手段にて貯留可能なワーク
    量が所定量となることを必要条件に、前記第1の装置に
    おける所定の原料の取り込みが中止されるようにしたこ
    とを特徴とする請求項3に記載のワーク搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記主駆動力伝達手段による駆動力の伝
    達が不能となった後再度可能となった場合に、所定の再
    開条件の成立に基づきそれまで中止されていた前記第1
    の装置における所定の原料の取り込みが再開されるよう
    にしたことを特徴とする請求項4に記載のワーク搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記バッファ手段にて貯留されているワ
    ーク量が所定量となっているときに、前記主駆動力伝達
    手段による駆動力の伝達が再度可能となった場合に、前
    記副駆動力伝達手段による前記第1の装置側の駆動に基
    づく駆動力の伝達を禁止するようにしたことを特徴とす
    る請求項3乃至5のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の装置側の駆動が停止したとし
    ても前記主駆動力伝達手段による駆動力の伝達を継続す
    るようにしたことを特徴とする請求項3乃至6のいずれ
    かに記載のワーク搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記主駆動力伝達手段による駆動力の伝
    達が不能となったときに、前記第1の装置側から搬出可
    能なワーク量と、前記バッファ手段にて貯留可能なワー
    ク量とが等しくなるようにしたことを特徴とする請求項
    3乃至7のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記副駆動力伝達手段は、前記第1の装
    置側の駆動をラチェット機構を介して伝達可能となって
    いることを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載
    のワーク搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送条体は複数のスプロケットに
    張設されたチェーンコンベアであることを特徴とする請
    求項1乃至9のいずれかに記載のワーク搬送装置。
JP2000256152A 2000-08-25 2000-08-25 ワーク搬送装置 Pending JP2002068464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128981A (ja) * 2008-04-18 2014-07-10 Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa Cooperativa 方法および装置

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JP2014128981A (ja) * 2008-04-18 2014-07-10 Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa Cooperativa 方法および装置

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