JP2002068007A - 走行車両 - Google Patents

走行車両

Info

Publication number
JP2002068007A
JP2002068007A JP2000256574A JP2000256574A JP2002068007A JP 2002068007 A JP2002068007 A JP 2002068007A JP 2000256574 A JP2000256574 A JP 2000256574A JP 2000256574 A JP2000256574 A JP 2000256574A JP 2002068007 A JP2002068007 A JP 2002068007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straight
steering
turning
hst
interlocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000256574A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sakai
透 坂井
Susumu Nochi
晋 野知
Eiichi Okamoto
栄一 岡本
Shinsuke Tani
真介 谷
Masakazu Komatsu
正和 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP2000256574A priority Critical patent/JP2002068007A/ja
Publication of JP2002068007A publication Critical patent/JP2002068007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】操作性を向上させること。 【解決手段】ステアリングホイール43に操向用HST
を操向用連動機構を介して連結し、変速レバー45に直
進用HSTを直進用連動機構を介して連結し、同直進用
連動機構の中途部に連動切断部を設けて、同連動切断部
にブレーキペダル123を連結すると共に、同連動切断
部は、ブレーキペダルの操作に連動して変速レバー45
を操作位置に保持する変速レバー保持機構と、ブレーキ
ペダルの操作に連動して旋回・直進用HSTをそれぞれ
中立状態に保持する中立保持機構と、ブレーキペダルの
操作解除後に旋回・直進用HSTをブレーキペダルの操
作直前の回転速度に復帰させる速度復帰機構とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、走行車両の一形態として、エンジ
ンに連動連結した旋回用HSTより前部ミッションケー
ス内に設けた旋回用動力伝達系に動力を伝達可能とする
一方、エンジンに連動連結した直進用HSTより前部ミ
ッションケース内に設けた直進用動力伝達系に動力を伝
達可能として、これら旋回・直進用動力伝達系の動力
を、前部ミッションケース内に設けた遊星歯車機構によ
り合流させて、その合力を左右側の駆動輪にそれぞれ伝
達するようにしたものがある。
【0003】そして、これら旋回・直進用動力伝達系に
はブレーキペダルを連動連結して、同ブレーキペダルの
踏み込み操作により、両旋回・直進用動力伝達系を介し
て旋回・直進用HSTを中立状態となすと共に、前部ミ
ッションケース内に設けたブレーキ装置を制動動作させ
て、車体を停止させることができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した走
行車両では、ブレーキペダルを踏み込み操作して車体を
停止させた後に、車体を走行させる際には、停車時にお
いて、旋回・直進用HSTも変速レバーも中立状態とな
っているために、再度、変速レバーを所望の速度に変速
操作することにより、旋回・直進用HSTを変速作動さ
せなければならないという煩わしさがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、エ
ンジンに連動連結した旋回用HSTより前部ミッション
ケース内に設けた旋回用動力伝達系に動力を伝達可能と
する一方、エンジンに連動連結した直進用HSTより前
部ミッションケース内に設けた直進用動力伝達系に動力
を伝達可能として、これら旋回・直進用動力伝達系の動
力を、前部ミッションケース内に設けた遊星歯車機構に
より合流させて、その合力を左右側の駆動輪にそれぞれ
伝達するようにした走行車両において、ステアリングホ
イールに操向用HSTを操向用連動機構を介して連動連
結する一方、変速レバーに直進用HSTを直進用連動機
構を介して連動連結し、同直進用連動機構の中途部に連
動切断部を設けて、同連動切断部にブレーキペダルを連
動連結すると共に、同連動切断部は、ブレーキペダルの
踏み込み操作に連動して直進用連動機構の上流側部をロ
ックして変速レバーを操作位置に保持する変速レバー保
持機構と、ブレーキペダルの踏み込み操作に連動して直
進用連動機構の下流側部と操向用連動機構とを中立作動
させて旋回・直進用HSTをそれぞれ中立状態に保持す
る中立保持機構と、ブレーキペダルの踏み込み操作解除
後に直進用連動機構の上流側部のロックを解除すると共
に、旋回・直進用HSTをブレーキペダルの踏み込み操
作直前の回転速度に復帰させる速度復帰機構とを具備す
ることを特徴とする走行車両を提供するものである。
【0006】また、本発明では、操向用連動機構は、ス
テアリングホイールの回動操作に連動させて旋回用HS
Tのトラニオンアームを作動させるようにすると共に、
操向用連動機構の中途部には減速機構を設けて、同減速
機構によりステアリングホイールの回動操作量に対して
旋回用HSTのトラニオンアームの連動動作量が小さく
なるようにしたことにも特徴を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0008】すなわち、本発明に係る走行車両は、基本
的構造として、エンジンに連動連結した旋回用HSTよ
り前部ミッションケース内に設けた旋回用動力伝達系に
動力を伝達可能とする一方、エンジンに連動連結した直
進用HSTより前部ミッションケース内に設けた直進用
動力伝達系に動力を伝達可能として、これら旋回・直進
用動力伝達系の動力を、前部ミッションケース内に設け
た遊星歯車機構により合流させて、その合力を左右側の
駆動輪にそれぞれ伝達するようにしている。
【0009】そして、特徴的構造として、ステアリング
ホイールに操向用HSTを操向用連動機構を介して連動
連結する一方、変速レバーに直進用HSTを直進用連動
機構を介して連動連結し、同直進用連動機構の中途部に
連動切断部を設けて、同連動切断部にブレーキペダルを
連動連結すると共に、同連動切断部は、ブレーキペダル
の踏み込み操作に連動して直進用連動機構の上流側部を
ロックして変速レバーを操作位置に保持する変速レバー
保持機構と、ブレーキペダルの踏み込み操作に連動して
直進用連動機構の下流側部と操向用連動機構とを中立作
動させて旋回・直進用HSTをそれぞれ中立状態に保持
する中立保持機構と、ブレーキペダルの踏み込み操作解
除後に直進用連動機構の上流側部のロックを解除すると
共に、旋回・直進用HSTをブレーキペダルの踏み込み
操作直前の回転速度に復帰させる速度復帰機構とを具備
している。
【0010】しかも、操向用連動機構は、ステアリング
ホイールの回動操作に連動させて旋回用HSTのトラニ
オンアームを作動させるようにすると共に、操向用連動
機構の中途部には減速機構を設けて、同減速機構により
ステアリングホイールの回動操作量に対して旋回用HS
Tのトラニオンアームの連動動作量が小さくなるように
している。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
【0012】図1及び図2に示すAは、本発明に係る走
行車両であり、同走行車両Aは後部に昇降連結機構Bを
具備して、同昇降連結機構Bに各種作業装置Cを連結し
て昇降させることができるようにしている。
【0013】そして、走行車両Aは、図1及び図2に示
すように、左右一対のクローラ式の走行部1,1間に車体
フレーム2を介設し、同車体フレーム2上の前部に原動
機部3を配設し、同原動機部3の後方位置に運転部4を
配設し、同運転部4の後方位置に燃料タンク5を配設し
ている。
【0014】走行部1は、前後方向に伸延する走行フレ
ーム10の前端部に駆動輪11を後述する前部ミッションケ
ース25を介して取り付ける一方、後端部に従動輪12をア
イドラフォーク13を介して取り付け、これら駆動輪11と
従動輪12との間に履帯14を巻回している。11aは駆動輪
支軸、12aは従動軸、15は上部転動輪、16はイコライザ
である。
【0015】車体フレーム2は、前後方向に伸延する左
右一対の車体フレーム側部形成片20,20と、両車体フレ
ーム側部形成片20,20の前・後端部間にそれぞれ横架し
た車体フレーム前・後端部形成片21,22とを具備してい
る。
【0016】そして、車体フレーム2は、走行部1,1の
走行フレーム10,10に前部左右側連結体23,23と後部左右
側連結体24,24とを介して連結している。
【0017】また、前部左右側連結体23,23間には前部
ミッションケース25を横架し、同前部ミッションケース
25の左右側端部にそれぞれ前記した駆動輪11,11を駆動
輪支軸11a,11aを介して取り付けている。
【0018】原動機部3には、主としてエンジンEを搭
載しており、同エンジンEの前方位置に前部減速ケース
30を第1伝動シャフト31を介して連動連結し、同前部減
速ケース30の出力側に旋回用HST(静油圧式無段変速
装置)32の入力側を連動連設し、同旋回用HST32の出
力側に前部ミッションケース25の入力側を連動連設して
いる。
【0019】そして、旋回用HST32のもう一つの出力
側に前部PTO軸(図示せず)を連動連結すると共に、
同前部PTO軸を前方に向けて突出させて、同前部PT
O軸に洗車ポンプ40を着脱自在に連動連結しており、同
洗車ポンプ40は、左右一対の車体フレーム側部形成片2
0,20の間の前部に配置している。
【0020】また、エンジンEの後方位置に後部ミッシ
ョンケース33を介して直進用HST(静油圧式無段変速
装置)34を連動連設し、同直進用HST34の出力側に後
部ミッションケース33の入力側を連動連結して、同後部
ミッションケース33の出力側に前部ミッションケース25
の入力側を第2伝動シャフト35を介して連動連結する一
方、後部ミッションケース33のもう一つの出力側に車体
フレーム2の後部に配置した後部減速ケース36の入力側
を第3伝動シャフト37を介して連動連結して、同後部減
速ケース36の出力側に後部PTO軸38を連動連結して、
同後部PTO軸38を後方へ向けて突出させている。
【0021】ここで、上記した前部ミッションケース2
5、前部減速ケース30、後部ミッションケース33、及
び、後部減速ケース36の具体的な構成を、図3を参照し
ながら説明する。
【0022】すなわち、前部ミッションケース25は、ケ
ーシング体50内に左右方向に伸延する左右一対のリング
ギヤ伝動軸51,51を横架し、両リングギヤ伝動軸51,51の
内側端部に旋回用HST32の出力軸52を入・出力側ベベ
ルギヤ53,53,54を介して連動連結する一方、各リングギ
ヤ伝動軸51,51の外側端部に取り付けた出力ギヤ57,57
と、後述するサンギヤ伝動軸56の左右側端部に回転自在
に取り付けた遊星歯車機構55,55のリングギヤ58,58とを
噛合させて旋回用動力伝達系Mを形成している。
【0023】そして、前部ミッションケース25は、ケー
シング体50内に左右方向に伸延するサンギヤ伝動軸56を
上記リングギヤ伝動軸51,51と平行させて横架し、同サ
ンギヤ伝動軸56の中央部に直進用出力軸59を入・出力側
ベベルギヤ60,61を介して連動連結する一方、同サンギ
ヤ伝動軸56の外側端部にそれぞれ遊星歯車機構55,55の
サンギヤ62,62をスプライン嵌合して取り付けて直進用
動力伝達系Hを形成しており、直進用出力軸59は、直進
用HST34に第2伝動シャフト35と後部ミッションケー
ス33とを介して連動連結している。63はブレーキ装置で
ある。
【0024】遊星歯車機構55は、サンギヤ62を取り付け
たサンギヤ伝動軸56に、リングギヤ58を回転自在に取り
付ける一方、同サンギヤ伝動軸56と同一軸線上に配置し
かつ入力ギヤ65を取り付けた駆動軸66に、キャリヤ67を
上記リングギヤ58と対向状態に回転自在に取り付けて、
同キャリヤ67とリングギヤ58との間に複数(例えば、三
個)の遊星ギヤ68を遊星ギヤ支軸69を介して回転自在に
架設し、同遊星ギヤ68にサンギヤ62と噛合する大径ギヤ
68aと、上記入力ギヤ65と噛合する小径ギヤ68bとを一体
成形して構成している。
【0025】また、駆動軸66の外側端部は、駆動輪支軸
11aに入・出力ギヤ73,74を介して連動連結している。
【0026】このようにして、エンジンE→第1伝動シ
ャフト31→前部減速ケース30→旋回用HST32→前部ミ
ッションケース25に動力が伝達される旋回用動力伝達系
Mと、エンジンE→直進用HST34→後部ミッションケ
ース33→第2伝動シャフト35→前部ミッションケース25
に動力が伝達される直進用動力伝達系Hとが形成される
ようにして、これら旋回用動力伝達系Mと直進用動力伝
達系Hの動力を前部ミッションケース25内に設けた遊星
歯車機構55,55により合流させて、その合力をそれぞれ
駆動輪支軸11a,11aを介して駆動輪11,11に伝達するデフ
装置Dを構成して、同デフ装置Dにより車体を直進走行
させることも、また、左右いずれかの方向に旋回操向さ
せることもできるようにしている。
【0027】前部減速ケース30は、図3に示すように、
上下方向に伸延させて形成したケーシング体80内に、入
力ギヤ81と中間ギヤ82と出力ギヤ83とを上下方向に噛合
させて配置し、入力ギヤ81に入力軸84の前端部をスプラ
イン嵌合し、同入力軸84の後端部と第1伝動シャフト31
の前端部とを連動連結する一方、出力ギヤ83に旋回用H
ST32の入力軸85をスプライン嵌合している。86は中間
軸である。
【0028】後部ミッションケース33は、ケーシング体
92内に、エンジンEの出力軸93を突出させる一方、直進
用HST34の入力軸94を突出させて、両軸93,94を入・
出力ギヤ95,96を介して連動連結し、また、同直進用H
ST34の出力軸97を突出させて、同出力軸97と変速軸98
とを変速ギヤ99,100を介して変速切替自在に連動連結し
ている。そして、変速軸98は、前記した第2伝動シャフ
ト35に連動連結している。
【0029】また、ケーシング体92内には中間軸101と
後方出力軸102とを横架しており、直進用HST34の入
力軸94に後方出力軸102を中間軸101を介して連動連結し
ている。そして、後方出力軸102には第3伝動シャフト3
7を連動連結している。103は出力ギヤ、104は中間ギ
ヤ、105は入力ギヤである。
【0030】後部減速ケース36は、ケーシング体106内
に入力軸107と中間軸108と後部PTO軸38と油圧ポンプ
駆動軸109とPTOクラッチ作動用ポンプ駆動軸110とを
左右方向に平行させて横架している。111はPTOクラ
ッチ部、112は第1出力ギヤ、113は第2出力ギヤ、114
は中間ギヤ群、115は第1変速ギヤ群、116は第2変速ギ
ヤ群、117は油圧ポンプ入力ギヤ、118は作動用ポンプ入
力ギヤである。
【0031】運転部4は、左右一対の車体フレーム側部
形成片20,20の中央部間に床部41を張設し、同床部41上
の前部にステアリングコラム42を立設し、同ステアリン
グコラム42の上端部にステアリングホイール43を取り付
け、同ステアリングホイール43の後方位置に座席44を配
置し、同座席44の右側方位置に変速レバー45を起立状に
配置し、同変速レバー45の後方位置に各種作業装置Cを
操作するための第1・第2作業装置操作用レバー46,47
をそれぞれ起立状に配置している。48は、運転部4を被
覆するキャビンである。
【0032】そして、図4及び図5に示すように、ステ
アリングホイール43は、操向用HST32に操向用連動機
構120を介して連動連結する一方、変速レバー45は、直
進用HST34に直進用連動機構121を介して連動連結
し、同直進用連動機構121の中途部には連動切断部122を
設けて、同連動切断部122にブレーキペダル123を連動連
結している。
【0033】また、連動切断部122は、ブレーキペダル1
23の踏み込み操作に連動して直進用連動機構121の上流
側部124をロックして変速レバー45を操作位置に保持す
る変速レバー保持機構125と、ブレーキペダル123の踏み
込み操作に連動して直進用連動機構121の下流側部126と
操向用連動機構120とを中立作動させて旋回・直進用H
ST32,34をそれぞれ中立状態に保持する中立保持機構1
27と、ブレーキペダル123の踏み込み操作解除後に直進
用連動機構121の上流側部124のロックを解除すると共
に、旋回・直進用HST32,34をブレーキペダル123の踏
み込み操作直前の回転速度に復帰させる速度復帰機構12
8とを具備している。
【0034】ここで、操向用連動機構120は、上端部に
ステアリングホイール43を取り付けたホイール支軸とし
ての上部操向軸130と、同上部操向軸130の下端部に上端
部を減速機構131を介して連動連結した中途部操向軸132
と、同中途部操向軸132の下端部に上端部を第1ユニバ
ーサルジョイント133を介して連動連結した下部操向軸1
34と、同下部操向軸134の下端部に上端部を第2ユニバ
ーサルジョイント135を介して連動連結した揺動支軸136
と、同揺動支軸136を左右方向の軸線廻りに支持する第
1揺動体137と、同第1揺動体137を介して上記揺動支軸
136の外周面廻りに揺動自在に取り付けた第2揺動体138
と、同第2揺動体138に上端部を連動連結した操向用上
下摺動ロッド139と、同操向用上下摺動ロッド1 39の下
端部に先端部を連動連結した操向用上下揺動アーム140
と、同操向用上下揺動アーム140の基端部を支持する操
向用ボス部141と、同操作用ボス部141に基端部を取り付
けた操向用連動アーム142と、同操向用連動アーム142の
先端部に後端部を連動連結しかつ操向用HST32のトラ
ニオンアーム(図示せず)に前端部を連動連結した操向
用連結ロッド143とから構成している。
【0035】そして、上記した上部操向軸130と減速機
構131と中途部操向軸132と下部操向軸134は、ステアリ
ングコラム42上に立設した支持体144に支持させてい
る。
【0036】また、第1揺動体137は、前壁145と左右側
壁146,147とを具備するステアリングコラム42の右側壁1
47の中途部に、基端部枢軸148を枢支ブラケット149を介
して左右方向の軸線廻りに揺動自在に枢支しており、同
第1揺動体137の中途枢支部150に、第2揺動体138を揺
動中心線が第1揺動体137の揺動軸線と直交するように
配置して枢支し、同第2揺動体138に上下方向に軸線を
向けた揺動支軸136の下端部を連動連結している。
【0037】前記した操向用上下摺動ロッド139は、第
2揺動体138の先端連結部151に上端部を操向用ユニバー
サルジョイント152を介して連結している。
【0038】ステアリングコラム42の左右側壁146,147
の下部間には、左右方向に伸延する筒状支軸153を左右
一対の枢支用ボス部154,155を介して回動自在に横架
し、同筒状支軸153の外周面に前記した操向用ボス部141
を回動自在に嵌合しており、同操向用ボス部141の外周
面前部より操向用連動アーム142を前方へ向けて突設し
て、同操向用連動アーム142の先端部に操向用上下摺動
ロッド139の下端部を連結し、また、操向用ボス部141の
周面上部より操向用前後回動作動アーム156を前上方へ
向けて突設して、同操向用前後回動作動アーム156の先
端部に操向用連結ロッド143の後端部を連動連結してい
る。
【0039】直進用連動機構121は、変速レバー45に上
流側部124を連動連結し、同上流側部124に連動切断部12
2を介して下流側部126を連動連結し、同下流側部126に
直進用HST34のトラニオンアーム(図示せず)を連動
連結している。
【0040】そして、上流側部124は、前記した筒状支
軸153中に回動支軸160を回動自在に貫通させ、同回動支
軸160の右側端部より上流側前後回動作動アーム1 61を
下方へ向けて突設し、同上流側前後回動作動アーム161
の下端部と変速レバー45との間に直進用前後摺動ロッド
162を介設している。
【0041】また、下流側部126は、前記した筒状支軸1
53の外周面に直進用ボス部163を嵌合すると共に、同筒
状支軸153にキー164を介して一体的に連結し、同直進用
ボス部163の外周面前部より直進用上下作動アーム165を
前方へ向けて突設し、同直進用上下回動アーム165の先
端部と第1揺動体137より後方へ突設した揺動作動アー
ム166の先端部との間に第1直進用上下摺動ロッド167を
介設している。
【0042】しかも、下流側部126は、ステアリングコ
ラム42の左右側壁146,147間で、かつ、前記した筒状支
軸153の直上方位置に、左右方向に伸延する直進用筒状
支軸169を左右一対の枢支用ボス部170,171を介して回動
自在に横架し、同直進用筒状支軸169の外周面に直進用
ボス部172を回動自在に嵌合すると共に、同直進用ボス
部172は、直進用筒状支軸169に設けたクラッチ機構173
を介して直進用筒状支軸169に接続・切断可能としてお
り、同直進用ボス部172の外周面前部より直進用連動ア
ーム174を前方へ向けて突設し、前記した第2揺動体138
の先端連結部151に第2直進用上下摺動ロッド168の上端
部を操向用ユニバーサルジョイント157を介して連動連
結すると共に、上記した直進用連動アーム174の先端部
に第2直進用上下摺動ロッド168の下端部を連動連結し
ている。
【0043】さらには、直進用筒状支軸169の右側端部
に上下方向に伸延する下流側前後回動作動アーム175の
上端部を取り付け、同下流側前後回動作動アーム175の
下端部と直進用HST34のトラニオンアームとの間に直
進用連結ロッド176を介設している。
【0044】また、図6にも示すように、ステアリング
コラム42の上部前方位置には左右方向に伸延するブレー
キペダル支軸180を左右一対の枢支体181,182を介して回
動自在に横架しており、同ブレーキペダル支軸180の左
側端部にブレーキペダル支持アーム183の上端部を左側
連結用ボス部184を介して取り付け、同ブレーキペダル
支持アーム183の下端部にブレーキペダル123を取り付け
る一方、同ブレーキペダル支軸180の右側端部に右側連
結用ボス部185を取り付け、同右側連結用ボス部185と前
記したブレーキ装置63とをブレーキ装置連動機構186を
介して連動連結して、ブレーキペダル123を踏み込み操
作することにより、ブレーキ装置63をブレーキ装置連動
機構186を介してブレーキ制動させて、車体を停止させ
ることができるようにしている。197は連動機構作動ア
ームである。
【0045】変速レバー保持機構125は、図6にも示す
ように、前記した回動支軸160の左側端部に拡張式のブ
レーキ部187を取り付け、同ブレーキ部187に設けたブレ
ーキ制動アーム188の先端部と、前記した左側連結用ボ
ス部184より前下方へ向けて突設している左側連動機構
作動アーム198との間に、左側連動機構189を介設して、
ブレーキペダル123を踏み込み操作することにより、ブ
レーキ部187をブレーキ制動させることができるように
している。
【0046】従って、かかるブレーキペダル123の踏み
込み操作により、回動支軸160の回動をロック(固定)
させて、直進用連動機構121の上流側部124をロックする
ことにより、変速レバー45を操作位置に保持することが
できる。
【0047】中立保持機構127は、図7にも示すよう
に、前記した筒状支軸153の右側端部に、上下方向に伸
延する作用体190の中途部を一体的に取り付け、同作用
体190の上端部と、前記した右側連結用ボス部185より前
下方へ向けて突設した右側連動機構作動アーム199との
間に、右側連動機構191を介設する一方、同作用体190の
下端部より右側方へ作用体側係合ピン192を突設して、
同作用体側係合ピン192に回動支軸160の右側端部に巻回
したトルクバネ193の一側端部194を係合させると共に、
上流側前後回動作動アーム161より左側方へアーム側係
合ピン195を突設して、同アーム側係合ピン195に上記し
たトルクバネ193の他側端部196を係合させている。205
は、右側連動機構191の下端部に形成した連結用長孔、2
06は、作用体190の上端部に突設した連結ピンであり、
同連結ピン206を上記連結用長孔205中に摺動自在に挿通
している。
【0048】このようにして、上流側前後回動作動アー
ム161の前後回動作動すると、作用体190がトルクバネ19
3を介して連動して前後回動作動するようにしている。
【0049】そして、図7に示すように、ブレーキペダ
ル123が初期位置(イ)からロック位置(ロ)まで踏み
込み操作されて回動支軸160がブレーキ部187によりロッ
クされると、上流側前後回動作動アーム161もロックさ
れた状態となり、さらに、ブレーキペダル123を限界位
置(ハ)まで踏み込み操作すると、右側連動機構191を
介して作用体190がトルクバネ193の弾性付勢力に抗して
中立位置(b)まで回動作動されるようにしている。
【0050】すなわち、作用体190が、図7の実線で示
すように、前進操作位置(a)にある場合には、同作用
体190は反時計廻りに回動されて中立位置(b)まで回
動される一方、作用体190が後進操作位置(c)にある
場合には、同作用体190は時計廻りに回動されて中立位
置(b)まで回動されるようにしている。
【0051】この際、作用体190に筒状支軸153を介して
連動連結している第1直進用上下摺動ロッド167が、第
1揺動体137を揺動作動アーム166を介して中立姿勢とな
すため、同第1揺動体137に連動連結している操向用上
下摺動ロッド139と第2直進用上下摺動ロッド168も中立
状態に強制復帰されて、旋回・直進用HST32,34を中
立状態に保持する。
【0052】速度復帰機構128は、図4及び図5に示す
ように、前記した直進用ボス部163の外周面上部より作
動片200を上方へ向けて突設する一方、前記したクラッ
チ機構173の一部を形成するボス部201より受動片202を
下方へ向けて突設して、同受動片202の先端部に形成し
た係合用長孔203中に、作動片200の先端部に突設した係
合ピン204を挿通して係合させている。
【0053】このようにして、ブレーキペダル123の踏
み込み操作を解除すると、トルクバネ193の弾性力によ
り作用体190が中立位置(b)からブレーキペダル踏み
込み操作直前の操作位置に復帰されて、同作用体190に
連設している直進用ボス部163が一体的に回動され、直
進用ボス部163に連設している作動片200と、同作動片20
0に連動連結している受動片202とを介してクラッチ機構
173のボス部201が回動されると共に、同ボス部201を介
して連動連結している直進用筒状支軸169も一体的に回
動されて、同直進用筒状支軸169に第2直進用上下摺動
ロッド168を介して連動連結している第2揺動体138が、
ブレーキペダル踏み込み操作直前の操作姿勢に復元され
るようにしている。
【0054】また、直進用ボス部163に連動連結した第
1直進用上下摺動ロッド167が、第1揺動体137を、ブレ
ーキペダル踏み込み操作直前の操作姿勢に復元させるよ
うにしている。
【0055】従って、同第2揺動体138に連動連結して
いる操向用上下摺動ロッド139も、ブレーキペダル踏み
込み操作直前の操作姿勢に復元され、その結果、旋回・
直進用HST32,34の各斜板は、ブレーキペダル踏み込
み操作直前の操作姿勢に復元される。
【0056】クラッチ機構173は、直進用筒状支軸169中
に挿通した操作ロッド210と、同操作ロッド210に貫通ピ
ン211を介して連結したボス部201と、操作ロッド210を
仮止めすべく直進用筒状支軸169に取り付けた仮止め体2
12とを具備しており、ボス部201の内側端面と直進用筒
状支軸169の内側端面とにそれぞれ噛合用凹凸部(図示
せず)を形成して、両噛合用凹凸部を操作ロッド210を
操作することにより噛合・離脱自在としている。
【0057】減速機構131は、図8〜図10に示すよう
に、上部操向軸130と中途部操向軸132とを同一軸線上に
配置すると共に、両操向軸130,132の後方位置に減速支
軸215を軸線を平行させて配置して、上部操向軸130に取
り付けた操向出力ギヤ216に、減速支軸215に取り付けた
大径ギヤ217を噛合させると共に、同減速支軸215に取り
付けた小径ギヤ218に、中途部操向軸132に取り付けた操
向用入力ギヤ219を噛合させている。220は上部操向軸ケ
ース、221は減速機構支持枠体である。
【0058】このようにして、かかる減速機構131で
は、ステアリングホイール43の回動操作角度を360度
程度となすようにギヤ比を設定している。
【0059】そして、操向用連動機構120は、ステアリ
ングホイール43の回動操作に連動させて旋回用HST32
のトラニオンアームを作動させるようにすると共に、操
向用連動機構120の中途部には減速機構131を設けて、同
減速機構131によりステアリングホイール43の回動操作
量に対して旋回用HST32のトラニオンアームの連動動
作量が小さくなるようにしている。
【0060】このようにして、ステアリングホイール43
の回動操作に対して、それに連動して作動する旋回用H
ST32のトラニオンアームの反応を小さくすることがで
きて、ステアリングホイール43の回動操作に車体の旋回
動作が過度に反応するという不具合の発生を防止するこ
とができる。
【0061】従って、車体を所望の方向へスムーズに旋
回させることができて、車体の蛇行走行(いわゆる、尻
振り現象)を防止することができ、その結果、特に、耕
耘作業時の未耕地の発生を防止することができる。
【0062】また、中途部操向軸132には回動規制体222
を操向入力ギヤ219と同軸的に取り付けており、同回動
規制体222は、外周面において、ステアリングホイール4
3の中立操作位置(直進操向操作位置)と符合する位置
に形成した中立位置係合用凹部223と、同中立位置係合
用凹部223を中心に円周方向に180度対向する位置に
外方へ張り出し状に形成した当接片224,225とを具備し
ている。
【0063】そして、減速機構支持枠体221に仮止め用
アーム226の基端部を上下方向に軸線を向けた枢支ピン2
27により枢支し、同仮止め用アーム226の中途部に仮止
め用ローラ228を取り付けて、同仮止め用ローラ228を前
記した回動規制体222の中立位置係合用凹部223に係合さ
せると共に、仮止め用アーム226の先端部を引張スプリ
ング229により引張して、仮止め用ローラ228を中立位置
係合用凹部223に係合する方向に弾性付勢している。230
はスプリング係止ピンである。
【0064】このようにして、ステアリングホイール43
を中立操作位置となした際には、仮止め用ローラ228が
中立位置係合用凹部223に係合することから、オペレー
タはその感触により中立操作位置を容易に確認すること
ができる。
【0065】そして、ステアリングホイール43を左右い
ずれかの方向に回動操作すると、ある程度の遊びの後に
ゆっくりと車体が旋回操向され、同ステアリングホイー
ル43を略360度回動操作したところで回動規制体222
の回動操作側の当接片224(225)が減速軸に当接して、ス
テアリングホイール43の回動が規制させるようにしてい
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0067】請求項1記載の本発明では、ステアリン
グホイールに操向用HSTを操向用連動機構を介して連
動連結する一方、変速レバーに直進用HSTを直進用連
動機構を介して連動連結し、同直進用連動機構の中途部
に連動切断部を設けて、同連動切断部にブレーキペダル
を連動連結すると共に、同連動切断部は、ブレーキペダ
ルの踏み込み操作に連動して直進用連動機構の上流側部
をロックして変速レバーを操作位置に保持する変速レバ
ー保持機構と、ブレーキペダルの踏み込み操作に連動し
て直進用連動機構の下流側部と操向用連動機構とを中立
作動させて旋回・直進用HSTをそれぞれ中立状態に保
持する中立保持機構と、ブレーキペダルの踏み込み操作
解除後に直進用連動機構の上流側部のロックを解除する
と共に、旋回・直進用HSTをブレーキペダルの踏み込
み操作直前の回転速度に復帰させる速度復帰機構とを具
備している。
【0068】このようにして、ブレーキペダルを踏み込
み操作して車体を停止させた後に、車体を走行させるべ
くブレーキペダルの踏み込み操作を解除すると、速度復
帰機構により、直進用連動機構の上流側のロックが解除
されると共に、旋回・直進用HSTがブレーキペダルの
踏み込み操作直前の回転速度に復帰されるため、発進
後、速やかに元の車速に自動復帰させることができる。
【0069】従って、例えば、走行車両に連結した作業
装置を所定の位置まで下降させる場合には、車体を一旦
停車させた状態にて、かかる作業装置の下降作業を行
い、その後に車体を発進させるようにしているが、発進
に伴って変速操作を逐一行う必要性がなくなることか
ら、操作性と作業性とを向上させることができる。
【0070】そして、路上走行時にも、同様に停車後の
再発進に伴って変速操作を逐一行う必要性がなくなるこ
とから、操作性を向上させることができる。
【0071】請求項2記載の本発明では、操向用連動
機構は、ステアリングホイールの回動操作に連動させて
旋回用HSTのトラニオンアームを作動させるようにす
ると共に、操向用連動機構の中途部には減速機構を設け
て、同減速機構によりステアリングホイールの回動操作
量に対して旋回用HSTのトラニオンアームの連動動作
量が小さくなるようにしている。
【0072】このようにして、ステアリングホイールの
回動操作に対して、それに連動して作動する旋回用HS
Tのトラニオンアームの反応を小さくすることができ
て、ステアリングホイールの回動操作に車体の旋回動作
が過度に反応するという不具合の発生を防止することが
できる。
【0073】従って、車体を所望の方向へスムーズに旋
回させることができて、車体の蛇行走行(いわゆる、尻
振り現象)を防止することができ、その結果、特に、耕
耘作業時の未耕地の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる走行車両の側面図。
【図2】同走行車両の平面図。
【図3】概念的動力伝達図。
【図4】操向操作機構の側面図。
【図5】同操向操作機構の背面図。
【図6】減速機構の断面側面図。
【図7】図6のI−I線断面図。
【図8】図6のII−II線断面図。
【図9】ブレーキペダルの左側面図。
【図10】同ブレーキペダルの右側面図。
【符号の説明】
A 走行車両 1 走行部 2 車体フレーム 3 原動機部 4 運転部 5 燃料タンク 10 走行フレーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05G 11/00 G05G 11/00 3J070 13/00 13/00 // B60K 23/00 B60K 23/00 C (72)発明者 野知 晋 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 岡本 栄一 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 谷 真介 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 小松 正和 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 Fターム(参考) 3D036 DA01 DA09 GB15 GD01 GG53 GH16 GJ01 3D040 AA14 AA22 AB04 AB08 AC27 AC50 AD13 AD15 AE09 AE11 3D052 AA05 BB13 DD03 EE01 FF01 FF02 GG03 HH01 JJ08 3J027 FB13 GC15 GC24 GD03 GD04 GD09 3J053 AA03 AB01 AB04 DA21 DA22 FC02 3J070 AA02 AA32 BA90 CC02 CD06 CD11 DA01 EA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)に連動連結した旋回用HS
    T(32)より前部ミッションケース(25)内に設けた旋回用
    動力伝達系(M)に動力を伝達可能とする一方、エンジン
    (E)に連動連結した直進用HST(34)より前部ミッショ
    ンケース(25)内に設けた直進用動力伝達系(H)に動力を
    伝達可能として、これら旋回・直進用動力伝達系(M,H)
    の動力を、前部ミッションケース(25)内に設けた遊星歯
    車機構(55,55)により合流させて、その合力を左右側の
    駆動輪(11,11)にそれぞれ伝達するようにした走行車両
    において、 ステアリングホイール(43)に操向用HST(32)を操向用
    連動機構(120)を介して連動連結する一方、変速レバー
    (45)に直進用HST(34)を直進用連動機構(121)を介し
    て連動連結し、同直進用連動機構(121)の中途部に連動
    切断部(122)を設けて、同連動切断部(122)にブレーキペ
    ダル(123)を連動連結すると共に、 同連動切断部(122)は、ブレーキペダル(123)の踏み込み
    操作に連動して直進用連動機構(121)の上流側部(1 24)
    をロックして変速レバー(45)を操作位置に保持する変速
    レバー保持機構(125)と、ブレーキペダル(123)の踏み込
    み操作に連動して直進用連動機構(121)の下流側部(126)
    と操向用連動機構(120)とを中立作動させて旋回・直進
    用HST(32,34)をそれぞれ中立状態に保持する中立保
    持機構(127)と、ブレーキペダル(123)の踏み込み操作解
    除後に直進用連動機構(121)の上流側部(124)のロックを
    解除すると共に、旋回・直進用HST(32,34)をブレー
    キペダル(123)の踏み込み操作直前の回転速度に復帰さ
    せる速度復帰機構(128)とを具備することを特徴とする
    走行車両。
  2. 【請求項2】 操向用連動機構(120)は、ステアリング
    ホイール(43)の回動操作に連動させて旋回用HST(32)
    のトラニオンアームを作動させるようにすると共に、操
    向用連動機構(120)の中途部には減速機構(131)を設け
    て、同減速機構(131)によりステアリングホイール(43)
    の回動操作量に対して旋回用HST(32)のトラニオンア
    ームの連動動作量が小さくなるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の走行車両。
JP2000256574A 2000-08-28 2000-08-28 走行車両 Pending JP2002068007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000256574A JP2002068007A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 走行車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000256574A JP2002068007A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 走行車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002068007A true JP2002068007A (ja) 2002-03-08

Family

ID=18745164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000256574A Pending JP2002068007A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 走行車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002068007A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006008051A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Iseki & Co Ltd 作業車両のクルーズコントロール装置
JP2009085402A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Yanmar Co Ltd 作業車両の変速装置
JP2015209873A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 井関農機株式会社 トラクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006008051A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Iseki & Co Ltd 作業車両のクルーズコントロール装置
JP4720113B2 (ja) * 2004-06-29 2011-07-13 井関農機株式会社 作業車両
JP2009085402A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Yanmar Co Ltd 作業車両の変速装置
JP2015209873A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 井関農機株式会社 トラクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4362431B2 (ja) トラクタの変速操作構造
US11021056B2 (en) Work vehicle
JP2007069763A (ja) 作業車両
JP3936854B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP4098909B2 (ja) 作業車の走行速度解除装置
JP2002068007A (ja) 走行車両
JP2007298050A (ja) 作業車両の変速制御装置
JP2009132309A (ja) 作業車両
JP2002254939A (ja) 走行車両
JP2002302061A (ja) クローラトラクタのステアリング機構
JP6733472B2 (ja) 作業車両の操作ガイダンスシステム
JP3708576B2 (ja) 油圧走行農作業機の操作部構造
JP3597576B2 (ja) 農業用トラクタの操作部構造
JP4749588B2 (ja) クローラトラクタのブレーキ装置
JP7471099B2 (ja) 位置制御機構及び車両
JP3581187B2 (ja) 油圧走行農作業機の操向制御装置
JP4347720B2 (ja) トラクタ
JP2002036900A (ja) 作業車
JP2002002525A (ja) 走行車両のステアリング装置
JPH11115527A (ja) 作業車の変速操作装置
JP4908687B2 (ja) クローラトラクタの駆動機構
JP2007224985A (ja) 速度制御装置
JP4454134B2 (ja) 作業車両の中立復帰機構
JP2000280766A (ja) 作業車両の動力伝達装置
JP3596686B2 (ja) 油圧走行農作業機の操作部構造